カテゴリー  [ リトルバスターズ! ]

理樹「もう席替えの時期か」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/08(木) 13:29:17.20 ID:uGKjRuHR0



教室

キーンコーン

ガラッ

理樹「ふぅ、ギリギリセーフ!」

真人「…………………」

謙吾「…………………」

来ヶ谷「…………………」

クド「…………………」

生徒「「「…………………」」」

理樹「……なにこれ?」

理樹(教室はとても静かだった。普通ならガヤガヤとうるさいみんなが、休んでいる人がいる訳でもないのに、今日は誰1人喋っていない。例えるならテストの最中に携帯のメロディが鳴った瞬間がずっと続いているような、そんな雰囲気だった)

理樹「ねえ真人。みんないったい…」

真人「シッ……今はダメだ…俺たちは集中してるんだ」

理樹「えぇ……」

理樹(確かにみんなピリピリしている。あのクドや来ヶ谷さんまでいつもと様子が違う。前の鈴はそもそもこの緊迫した状態に気付いていなさそうだし、西園さんは興味なさそうだった。僕と同じくこの非常に静かな圧迫感に戸惑っているのは小毬さんだけだった)

ガラッ

理樹(そして間もなく前の扉から先生が入ってきた。教卓に出席簿を置くと、なにやらティッシュ箱程の金属で出来た缶を掲げた。そしてやっと僕もみんなの様子の正体を理解出来た)

理樹「!」

ザワザワ……

先生「どうやらこの雰囲気だと、既にどこかしらから情報が漏れていたようだな……」

理樹(不敵に笑う先生の持つ”ソレ”は雪山の絵をバックに白い恋人という文字がプリントされていた。それも最初はホワイトチョコレートのお菓子が詰まった魅力的な箱だったんだろう。だが、恐らく今はその代わりに数字を書いた数十枚の紙が入っているに過ぎないはずだ)

理樹(しかし、その紙がこのHRの間だけ、とても重要な意味を持つのだ)

理樹「ああ、もう席替えの季節か」
 
リトルバスターズ!EX / LITTLE BUSTERS EX
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理樹「小毬さんと付き合ってる実感がない」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 22:34:54.81 ID:e0mgKKZT0



理樹部屋

理樹(日曜日の夜。僕はみんなに数週間近く悩んでいる事をとうとう打ち明けた)

恭介「なに、実感がないだって?」

理樹「うん……」

理樹(事故の後、記憶をおぼろげながらにも思い出した僕は、恭介達と行った二度目の修学旅行の後、小毬さんに想いを伝えた。小毬さんにも『あの時』の記憶があったかは知るところではないが、僕の告白を聴いて3日目に返事をもらい、めでたく付き合ったのだけど……)

真人「ま、まさかもう小毬と何か喧嘩でもあったのか!?」

理樹「い、いやそういう訳じゃないんだけど……」

謙吾「倦怠期という訳だな?ううむ、流石の俺もそういう問題は少し荷が重いな……」

理樹「だから違うってば!」

鈴「じゃあなんなんだ?」

理樹「ただ……小毬さんと付き合ったのは良いけど、付き合う前から何も変わってない気がするんだ」
 
リトルバスターズ! Converted Edition
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佐々美「な、棗鈴と仲良くしたいですって!?」取り巻き達「「「はい!」」」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/07(金) 22:41:10.88 ID:+qI2Qhf10



佐々美部屋

佐々美「急に話があるからと聞いてみれば、いったい何を言ってらっしゃるの?棗鈴はこの私、笹瀬川佐々美のライバルにして宿敵!まさか貴方達、寝返ろうとでも思って!?」

渡辺「そ、そんなこと微塵も思っていませんわ!あくまでこの身はすべて佐々美様のために……!!」

川越「でも、私達はそういうのではなくただ友達としても接したいと思いましたの」

中村「……だから、いつもの様に闘うのではなく、たまには彼女と話し合い、理解を深めたいなと……3人で話し合いました」

佐々美「そ、そんなこと言ったって……!」

渡辺「お願いします佐々美様!どうか、一度だけ停戦協定の申し入れだけでも!もしかしたら棗鈴もそろそろ闘いに疲れているかもしれませんわ!」

佐々美「で、でも、そんな彼女を倒してこそのライバル……」

川越・中村「「佐々美様!!」」

佐々美「く、くぅ…………」
 
リトルバスターズ! Last of Refrain(1) (電撃コミックスNEXT)
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理樹「多分ルート間違えた」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/12(土) 22:34:14.84 ID:nrRDQfZN0

インタビューより一部抜粋

____「Refrain」の終盤に、病室で理樹と鈴が2人だけで終わるエンディングが挿入されていますよね?もしかしたら、あそこでストーリーが終わる予定だったとか?

麻枝:世間では、俺があの寂しいエンドで終わらそうとしたのを、都乃河君が止めたってことになってるんです(笑)
都乃河:違いますよね。以前のインタビューで「麻枝さんの初期案ではもっとひどい結末だった」みたいな話をしたら、ユーザーさんが病室エンドと結びつけちゃったみたいで。そもそも本当の初期案はあんな生易しいものじゃなかった(笑)
麻枝:時期でいえば青春とかテーマを考える以前の、もっともっと初期の案だよね。しかもメインルートというよらサブルートの話で。誰か1人がみんなを皆殺しにして回るとか(笑)そういうひどいネタもあったというだけの話です。




誰か1人がみんなを皆殺しにして回るとか(笑)

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理樹「次に目を開けると深夜を徘徊する老人となっていた」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/23(日) 21:04:00.89 ID:91/sq7P+0

早朝

理樹・真人部屋

真人「ええと……これは……ふむふむなるほど」

理樹「………………」

真人「ほうほう…そういう事か……」

理樹「………………」

真人「ん~…ふんふん……」

理樹「………ねえ真人」

真人「おっ、なんだ理樹?」

理樹「いかにもって感じで合点いってる所悪いんだけど僕のノート盗み見するのやめてよ」

理樹(月曜日。僕らは日曜日に騒ぎすぎた宿題という借金を早朝にこなすことで返していた)

真人「うっ……べ、別にいいじゃねえかっ減るもんじゃないだろ!」

理樹「減りはしないけど意味もないよ。真人が自分で解かなくちゃね」

真人「り、理樹様ぁぁ~!!」

理樹「だめだめ」

真人「はぁ………ちくしょう、早く爺さんになりてえなあ…」

理樹「えっ?」

真人「いや、早く爺さんになって隠居生活がしてえなってさ。そしたら勉強も働く必要もないから時間の全てを筋肉に充てられるだろ?」

理樹(か、考えがダメ人間のそれだ……)

理樹「それは結構だけど真人がお爺さんになったら既にその筋肉もしわくちゃになってるんじゃないかな」

真人「なにぃーーっっ!?や、やっぱ今の無しだ!」

理樹「ふふっ、それじゃそろそろ朝ごはんに行こう。続きは教室でやろうか」


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理樹「杉並さんと付き合ったら皆から祝われた」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/24(土) 20:05:05.66 ID:Caf71Stf0

教室

キーンコーン

生徒「起立、礼!」

真人「んがーーっ……」

理樹「もう起きなよ真人!学校終わったよ!」

真人「むにゃむにゃ………」

謙吾「そっとしておけ。昨日あんなにはしゃいだんだ、並大抵のことで起きるはずがない」

理樹「いや、まあ確かに………」

理樹(昨日、リトルバスターズのメンバーで行った2度目の修学旅行は最後まで騒ぎ倒した。特に真人はエネルギーが有り余っていたからか、帰り道の終盤には走りで僕らの乗る車と競争していたくらいだ)

鈴「いつまで寝とるんじゃボケーーッ!!」

ドゴォッ!

真人「ぐはぁ!?」

理樹(そこで鈴のハイキックがかまされた。並大抵の事ではない)

理樹「ほら行こう真人」

真人「ふあぁ……ああ。やっと疲れが取れたぜ……」






下駄箱

理樹(これからまた騒がしい日常が始まる。そんなことを考えながら靴箱を開けると、何かがそこから落ちた)

理樹「んん?なんだこの紙……」

真人「おっ、どうした?」

理樹(紙にはこう書かれていた)


『放課後、誰もいなくなった教室で待っています。杉並睦実』
 
リトルバスターズ! Last of Refrain(1) (電撃コミックスNEXT)
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理樹「杉並さんと付き合ったら皆から襲われた」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/18(日) 20:45:24.58 ID:V79FuTf40

放課後

教室

理樹「…………………」

理樹(下駄箱には『放課後、教室に来てほしい』と、杉並さんからの手紙が入っていた。僕だってそこまで鈍感じゃない。もしも勘違いなら恥ずかしいだけで終わるけど、もし想像通りなら……)

ガラッ

理樹「!」

杉並「あっ……」

理樹「す、杉並さん……」

杉並「えと……その……」

理樹「ご、ごほん!……や、約束通り……」

杉並「あっ、うん………」

理樹「……………」

杉並「……………」

理樹(お互いに何も喋らない。そのため外のソフトボール部の声がよく聞こえた。とても気まずい)

理樹「杉並さん……あの手紙はどういう意味かな…?」

理樹(言った!)

杉並「……えっ?」

理樹(しかし、その勇気とは裏腹に本人の反応は妙だった)

理樹「えっ?」


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理樹「もう席替えの時期か」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/08(木) 13:29:17.20 ID:uGKjRuHR0



教室

キーンコーン

ガラッ

理樹「ふぅ、ギリギリセーフ!」

真人「…………………」

謙吾「…………………」

来ヶ谷「…………………」

クド「…………………」

生徒「「「…………………」」」

理樹「……なにこれ?」

理樹(教室はとても静かだった。普通ならガヤガヤとうるさいみんなが、休んでいる人がいる訳でもないのに、今日は誰1人喋っていない。例えるならテストの最中に携帯のメロディが鳴った瞬間がずっと続いているような、そんな雰囲気だった)

理樹「ねえ真人。みんないったい…」

真人「シッ……今はダメだ…俺たちは集中してるんだ」

理樹「えぇ……」

理樹(確かにみんなピリピリしている。あのクドや来ヶ谷さんまでいつもと様子が違う。前の鈴はそもそもこの緊迫した状態に気付いていなさそうだし、西園さんは興味なさそうだった。僕と同じくこの非常に静かな圧迫感に戸惑っているのは小毬さんだけだった)

ガラッ

理樹(そして間もなく前の扉から先生が入ってきた。教卓に出席簿を置くと、なにやらティッシュ箱程の金属で出来た缶を掲げた。そしてやっと僕もみんなの様子の正体を理解出来た)

理樹「!」

ザワザワ……

先生「どうやらこの雰囲気だと、既にどこかしらから情報が漏れていたようだな……」

理樹(不敵に笑う先生の持つ”ソレ”は雪山の絵をバックに白い恋人という文字がプリントされていた。それも最初はホワイトチョコレートのお菓子が詰まった魅力的な箱だったんだろう。だが、恐らく今はその代わりに数字を書いた数十枚の紙が入っているに過ぎないはずだ)

理樹(しかし、その紙がこのHRの間だけ、とても重要な意味を持つのだ)

理樹「ああ、もう席替えの季節か」


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恭介「直枝理樹女の子説」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 00:22:11.64 ID:efMH7a0+0

ある日




理樹部屋

恭介(俺はこの日、とうとう意を決して密かに疑っているこの事を3人に話した。だが、反応はあまり好ましくなかった)

恭介「………どうだ?」

鈴「こいつはなにを言っている」

真人「俺にもよく分からねえ」

謙吾「…………同意見だ」

恭介「いいか?この話が出来るのは理樹が風呂に入ってる間だけなんだ。真面目に聞いてくれっ」

恭介(テーブルを軽く叩いて弁を振るったが、鈴と真人はそれ以上に食いかかってきた)

真人「そもそも内容がふざけまくってるじゃねえか!」

鈴「見ろ。真人までツッコむくらいなんだぞ!」

恭介「ええい、やはり反対意見は出たか。なら仕方がない。順を追ってお前らに説得してやる。何故俺が、理樹を女の子と思ったかを!」


ブロッコリーキャラクタースリーブ リトルバスターズ!「朱鷺戸 沙耶」
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恭介「理樹のベッドの下が鈴の写真だらけだった……」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 22:01:39.80 ID:39dE9Dev0



理樹部屋

恭介(部屋に入ると、理樹は制服に着替えている最中だった)

理樹「あれ。どうしたの恭介?」

恭介「真人にハンドグリップを持ってくるよう頼まれたのさ。せめて腕だけでも鍛えたいらしい」

理樹「えっ、今から行くの?」

恭介「ああ。今日は休みなんだ」

恭介(本当は嘘だった。今日はただサボりたかっただけで、これから真人のお見舞いがてら映画を観に行くつもりだ。この計画を話すには理樹は少し真面目過ぎる)

理樹「そっか、それじゃあ真人によろしく言っておいてよ」

恭介(理樹は、鏡に映った男の身だしなみをチェックしながら言った)

恭介「分かった」

理樹「それじゃあ僕はもう出るよ。土曜日、また一緒に行こうね」

バタン…

恭介(そう言うと理樹は食堂に向かって行った。もしも昨日、男子寮の階段全段飛びなんて挑戦しなければそこに真人も付いていったんだろうが、お陰様で奴は病院の飯を食うハメになっていた。今頃、カツ丼を恋しがっているに違いない)

恭介「さて……」

恭介(今、部屋には俺の他に誰もいない。当分帰ってくることもないだろう。という事は少しくらい部屋を漁ってもバレたりはしないという訳だ)

恭介「ふっ、少し拝見させてもらうぜ☆」

恭介(あいつらの兄貴分である以上、色々と知っておくべき事がある。趣味趣向なんかがそうだ)

恭介「さあて、まずは理樹のベッドでも確かめさせてもらうかな!」

恭介(理樹はああ見えてませているからな。案外とんでもないモノが見つかるかもしれない。あまり知られてはいないが、この学校から支給されたベッドには、マットレスの下に物入れが付いている。隠しものをするにはおあつらえ向きだ)

恭介「……っしょと」

恭介(マットレスを引っぺがし、蓋を開けた)

恭介「さあ理樹は何フェチ…………だ?」

恭介(そこには写真があった。あらゆる角度から”ソレ”が写っていた。どれも鮮明で、一目見ただけで何が目的なのか分かる程だった。これもフェチの一種なのだろうか?もしそうだとするならば、もし、それに名前をつけるならば、理樹はまさしく”鈴フェチ”だった)

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理樹「二木さんでもとりあえずナルコレプシーのせいにしたら許してくれた」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 22:39:09.27 ID:TWUEfI3CO

アパート

居間

理樹(事件が起きたのは、いつものように3人で朝食を取っている時だった。その日はフォークと陶器がぶつかる音くらいしか聴こえないほど静かだったのを覚えている)

葉留佳「ねーねー、あとどのくらいで学校戻れるのかな」

佳奈多「さあね。最低でもあと一ヶ月はかかるかしら」

葉留佳「はあ、最初は学校サボれるなんてラッキー!とか思ってたけどこうも続くと寂しくなりますナァ……」

理樹「僕も、そろそろ食堂のご飯が恋しくなってきたよ」

理樹(僕らは休学届けを出してからこのアパートで暮らすようになってから既に一ヶ月が経っていた。その間に二木さん達の両親や”彼ら”の内部にいた味方の人達によって一族の人間は順当に法的措置が講じられていった。しかしまだ裁判で粘って外にいる人達がいる。どんな手段を取っても勝てないのはあちらも承知のはずだが、それでも時間稼ぎをしているのは、きっと僕らを探すためだろう。つまり、その人達が然るべき場所に移るまでは僕らもまだ安心して学校には戻れないというわけだ)

佳奈多「……なに、私の料理にはもう飽きたって?」

理樹「あっ、いや、決してそういう意味ではなくて……」

佳奈多「葉留佳もちゃんと勉強してる?もしも学校に早く戻れたら中間テストには間に合うだろうし、その時になって『うわー!テスト勉強やってなーい!』なんて言っても言い訳にはならないわよ」

葉留佳「…………や、やっぱりしばらく戻りたくないなー……なんちて」

理樹(とはいえ、ここの暮らしも苦ではない。急いで決めた割には良い街だった。静かでのんびりとした僕向けの田舎で、学校やあの家からはかなり遠い場所にあるので見つかることはまずないだろう。一つ不満があるとすれば映画館が遠いということくらいだ)


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恭介「夏と言えば?」理樹「海!」恭介「そう、ホラーだ」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/24(日) 23:12:22.91 ID:TQvr5+dc0



理樹部屋

理樹(今日は恭介の号令のもと、珍しくバスターズのメンバー全員が僕の部屋に集合していた)

理樹「な、なに言ってるの恭介…?」

恭介「ホラーだよ。やっぱ夏の定番と言えばこれだな」

クド「わ、わふー!?ま、また”アレ”をやるんですか!?」

理樹(クドが青ざめながら叫んだ)

恭介「いや、アレはしない。第一、準備が面倒だからな」

葉留佳「ノリノリで『第1回』とか付けちゃったのに!?」

理樹(恭介達の言うアレとは『第1回ホラー・NO・RYO大会』という平たく言えば学校を使った肝試しだ)

真人「じゃあどうやってホラーするんだよ恭介?」

恭介「肝試し以外にも肝を冷やす手段はある。そう、例えば怪談話とかな」

謙吾「なるほど。だから全員ここに集めたのか」

理樹(どうやら恭介はここでその怪談を繰り広げるつもりのようだ)

鈴「あたしお腹いなくなってきた」

恭介「おっと鈴!1人で帰っていいのか?こんな夜中に1人で外を出歩いていると”出る”かもしれないぜ……?」

鈴「ヒクッ……!」

理樹(恭介が大人気なく先回りして釘を打った)

美魚「明かりを消しましょうか?」

恭介「そうだな。ここは携帯のライトだけでいいだろう」

理樹(西園さんが珍しくノリノリだ)

小毬「り、鈴ちゃん…一緒に帰……っ」

来ヶ谷「念のため私が扉の前に立っておこう」

理樹(来ヶ谷さんがここで初めて口を開いた。どうやら恭介の催しに賛成らしい)

小毬「ふ、ふぇぇ……」
 

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理樹「学校をサボりたくなる瞬間」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/03(日) 01:18:24.76 ID:bVYZzUg40

理樹(今日は雨の音で目が覚めた)

真人「スゥ……ハァ…」

理樹「……………………」

理樹(まだ朝の6時、朝練の生徒もいないので静かな朝だった)

理樹「ううん……」

理樹(どんよりとした雲が空を憂鬱な色に染めげている。涼しくなっているのだけはありがたいけど)

理樹(薄暗い部屋だったが、真人が珍しくまだ起きてないので電気を点けるのはやめておいた)

理樹「……………………」

理樹(ポリポリと頭をかいた。最近授業はテスト勉強の自習だけで面白くない。雨なので野球の練習もないだろう)

理樹(…………金はある。よし)

理樹「今日はサボるか」


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理樹「な、なんだか身体能力が随分と高いぞ!?」 【リトルバスターズ!】

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/03(日) 16:27:17.63 ID:GYFg5b+N0

理樹「やっぱ昼休みに駅前のパン屋までパン買いに行くなんてムチャだったんだよ!」

謙吾「くっ!抜け出したことがバレたら停学まであるぞ!」

真人「うおおおおお!まだ、まだだ!俺の筋肉はもっと速く走れる!」

恭介「くそっ、正門まで回ってる時間はねえ!この塀を乗り越えるぞ!」


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鈴「恭介!助けてくれ!理樹が泣きながら追ってくる!」恭介「どういうことだ」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/25(土) 00:58:57.72 ID:o52bN3mO0

裏庭

恭介(鈴が凄い形相で読書中の俺の元に駆け寄ってきた。全力で走ってきたんだろう。既に肩で息をしている)

鈴「どーもこーもない!今日、中庭で猫の世話してたらなんかあたしを見つけるなり近づいてきたんだ!」

恭介(今の説明だけだとまったく問題がないように感じる)

恭介「おいおい、そりゃ理樹はお前の彼氏なんだし近寄るくらい当たり前だろ。むしろなんで逃げてくるんだよ」

恭介(もしや、もう倦怠期という奴なのか。最近の若者はませてるなあ)

鈴「だって……あっ、来た」

「……ぅ……ぐす……」

恭介「ん?………うおっ!?」

恭介(鈴が走ってきた道からノロノロと己の体を引きずるような歩きでこちらに近づいてくる生徒がいた。よく見ると、それは俺もよく知っている男だった)

理樹「鈴…鈴……なんで僕の元から離れるのさ…僕はこんなにも鈴のことを愛してるのに……!」

恭介(何故か理樹がボロ泣きで鈴に愛を囁いている。その言葉は呪いの呪文のようで、全身から悲しみのオーラが湧き出ている。いったいどうしたらこんな事になるんだ)

鈴「……恭介はあんな状態の理樹が追ってきても逃げないのか?」

恭介「いや…えっと……」

恭介(確かに俺だったら一旦部屋に籠って、震えながら真人達に助けを要請するだろうな)
 

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理樹「ハグ魔と化すおまじない?」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/13(月) 03:46:20.06 ID:ZLrJpvY20

裏庭

理樹(僕は来ヶ谷さんからここのベンチに呼び出されていた)

来ヶ谷「そうだ。美魚君から興味本位で借りてみたんだがまさかこんなことまで書かれているとはな」

理樹(と、来ヶ谷さんは膝の上に乗せてある『おまじない100』をポンポンと叩いてみせた)

理樹「えーと…それで僕を呼び出した訳というのは?」

来ヶ谷「そのハグ魔と化すおまじないを実際に理樹君で試してみようと思ってな」

理樹「ごめん、ちょっとトイレ」

来ヶ谷「逃がさん」

理樹(強い力で手を掴まれた。もうダメだ、おしまいだ)

理樹「だ、誰かー!!助けてーー!!」

来ヶ谷「えっとなになに?掛けたい相手に『ハグガシタイオナズン』と唱える…か」

グワングワン

理樹「ぐあっ!」

理樹(その瞬間、全身に電流が走ったかのような衝撃を受けた。まさか、本当になってしまったのだろうか?そのハグ魔というやつに)

理樹「うっ………」

来ヶ谷「どうした理樹君?」

理樹(来ヶ谷さんがめちゃくちゃ嬉しそうな声で聴いてきた)

理樹「な、なんだか身体が火照ってきた……なんだかとってもオギオギする!」

来ヶ谷「ようし、その調子だ!そのまま誰かに抱きついてくるんだ!」

理樹「僕は…………」


(>>3を抱きしめに行く)


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理樹「ちっくしょー!!」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/30(月) 21:30:44.76 ID:rcEyHt1q0

…………………………………………


……………………




理樹(気がつくと沙耶が隣にいた。ぼくらは裏庭のベンチに仲良く座っていた)

沙耶「ねえ理樹くん。今日はお弁当持ってきたわよ!毎日の戦いで疲れたろうなーっと思って、特別に用意してきたんだからありがたく食べなさいっ」

理樹「沙耶!?」

理樹(僕がびっくりすると沙耶も少し困惑した)

沙耶「どうしたの?大声あげて」

理樹「あっ、いや、なんでもない…もらうよ」

理樹(変な目で見られてしまった。しかし、僕はそんなことを気にしていられるほど冷静ではなかった。なぜなら沙耶が僕の隣にいるから!)

理樹(沙耶!なんで生きているんだろう!?めちゃくちゃ嬉しいよ。とても現実とは思えない!でも、沙耶が現にここにいる。別にそれでいいじゃないか。他に何も考える必要はない)

理樹「うわぁ美味しそう」

沙耶「えっ……そ、そう!?」

理樹「うん。とっても!」

沙耶「えへへ……」

理樹(沙耶の笑顔は美しい。最後に思い出せる彼女のそれとなんら変わりない。また、間近でこれに出会えるとは)

理樹「沙耶、ごめん。食べる前にちょっといいかな?」

沙耶「なに?」

理樹「抱きしめさせて!沙耶がいなくて今まで寂しかったんだ。いきなり気持ち悪いと言われるかもしれないけど、とにかくそうしたくてたまらないんだ!」

理樹(沙耶は空を見ながら少し困った顔をした)

沙耶「うーん………」

沙耶「ま、理樹くんの性格はだいたい分かってるつもりだし。……いいわ」

理樹「!」

理樹(もはや言う言葉が見つからない。餓死寸前の人間が食べ物でいっぱいの袋を見つけた時のように、夢中で沙耶を包み込み、体温を感じることだけを考えていた)

理樹「沙耶!」









ピピピピピピ…………

理樹「………………」


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「来ちゃった♪」理樹「……えっ」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/22(日) 23:16:45.64 ID:rBs3LffE0

怪しげな研究室


マッド鈴木「では力んでみてくれたまえ」

美魚「んっ……………どうでしょうか?」

マッド鈴木「どうだ?」

科学部部員「ダメっぽいッス!基準値を下回っているッス!」

マッド鈴木「チッ……そのエネルギー保存液も捨てておけ。微弱なNYPを含んでいるとはいえ危険である事は変わりない」

科学部部員「ハッ!」

美魚「……もう、帰ってもよろしいでしょうか?」

マッド鈴木「ま、待ってくれ!くそうっ!どうして『なんだかよく分からないパワー』通称”NYP”は発動しない!」

美魚「はぁ」

マッド鈴木「ええい、仕方がない!NYP拡大装置の設定を最大限まで上げろ!」

科学部部員「し、しかし……」

マッド鈴木「やれと言ったらやれ!」

科学部部員「サ、サーイエッサー!」

パチンッ

ボボボボボ………

マッド鈴木「さあ西園君!」

美魚「はい…………はっ」

ピピピピピピピ……

マッド鈴木「こ、これは!?」

科学部部員「部長!メーターが振り切ってるッス!こ、このままじゃ……」

ドドドドドドォォォオーーーーーッッ!!!

「「「うわぁぁあああーーーっっ!!!」」」



シューーッ………

科学部部員「部長!起きて下さい!部長!」

マッド鈴木「……………ハッ!ここは…」

科学部部員「しっかりしてください!あなたは先ほどの機械の爆発で気を失っていたんですよ!」

マッド鈴木「…西園君は……?」

科学部部員「ああ、それならさっき研究室から出て行きましたが………」

マッド鈴木「な、なんだと!?」




西園「………フフフ…」




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「来ちゃった♪」理樹「……えっ」の続きを読む

理樹「二股かけちゃった……」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/15(日) 10:10:54.24 ID:4UiLS8og0

理樹「>>3と>>4を二股かけちゃった……」

理樹「バレないようにそのまま付き合っていたいなぁ」

理樹「よし、>>6をしよう!」

(リトルバスターズのキャラクターでお願いします)


リトルバスターズ! 2 (初回限定版) [Blu-ray]
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謙吾「………」理樹「どうしたの謙吾?」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 22:23:27.38 ID:6FLS+PWf0

古式「おはようございますっ」

謙吾「ん?ああ、古式か。おはよう」

古式「お怪我は大丈夫でしたか?例の事故の……」

謙吾「ふっ…この通り腕も治った。まだ野球は続けるが理樹と鈴が居なかったら俺はここにいる事も出来なかっただろう」

古式「そんな悲しいこと言わないで下さいっ」

謙吾「悪い。流石にシャレにならんな……しかし今日はいつにも増して早い登校だな?俺はこれから朝練だが…」

古式「実は宮沢さんに頼みたいことがありまして…」

謙吾「俺か?」

古式「今週の日曜日…わ、私とデートしに行きませんかっ!」

謙吾「なにぃ!?」


ラジオCD リトルバスターズ!R Vol.1
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