1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 06:33:02.05 ID:QFZdJbFCo
セイバー「もう…もう…!」ハァハァ
士郎「耐えるんだセイバー…!」
士郎「この『柱に括り付けられた状態からの脱出マジック』用の縄をほどけば…!」グイグイ
セイバー「士郎…!早く…逃げないと…!」ハァハァ
セイバー「もう…エクスカリバーを…押さえ切れません…!」ハァハァブルブル
エクスカリバー「」ゴォォォォォォ
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 06:37:13.46 ID:QFZdJbFCo
セイバー「まさか突然暴走するなんて…!」
士郎「セイバー…あと少しだ…縄が緩んできた…!」グイグイ
セイバー「は…早く!」プルプル
???「フッ、無様だな衛宮士郎」
士郎「お前…アーチャー…!」
アーチャー「よもやこんな滑稽極まりない姿を拝めるとはな」
士郎「言ってる場合か!そんな事より、縄をほどくのを手伝ってくれ…!」グイグイ
アーチャー「断る」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 06:42:02.39 ID:QFZdJbFCo
アーチャー「何故私がお前を助けなければいけない?」
士郎「お前ッ…!」
セイバー「アーチャー…お願いです…士郎を…ッ!」プルプル
カリバー「ウッチャウヨー」ゴォォォォォォォォ
アーチャー「お前もだセイバー。その様では騎士王の名が泣くぞ」
アーチャー「騎士王の名を名乗るならば、聖剣の一つや二つ御してみせろ」
セイバー「──!」
セイバー「そうでした…私は…!」
セイバー「嘗てブリテンを背負った王──!」
セイバー「このてい、あっ」ツルッ
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 06:48:41.38 ID:QFZdJbFCo
アーチャー「えっ」
士郎「あっ」
カリバー「───」
輝けるかの剣こそは
過去現在未来を通じ
戦場に散っていった全ての兵達が
今際の際に抱く懐く哀しくも尊きユメ
『栄光』という名の祈りの結晶
~以下略~
カリバー「カリバァァァァァァァァ!!!!」ゴゴゴゴゴゴ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 06:54:24.20 ID:QFZdJbFCo
アーチャー「セ、セイ──」ジュッ
士郎「なんでs──」ジュッ
セイバー「うわぁぁぁぁ!!」ゴォォ
セイバー「二人がぁぁぁぁぁ!!」
セイバー「それに止まらないぃぃぃ!!」
カリバー「ココヲケシテヤル」ゴォォォォォォォォ
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/01(火) 06:55:26.17 ID:QFZdJbFCo
その後冬木市は滅んだ
~完~
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 4<Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ> (単行本コミックス)
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