1: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:08:43.10 ID:6wejy6q30
野崎「これ以上再生し続けるとCDプレーヤーが壊れてしまうかもしれない」
野崎「CDプレーヤーが壊れてしまうと漫画の作業用のBGMが流せなくなってしまうんだ」
野崎「そうならない為にも今すぐディスクの再生をやめてくれ」
野崎「……」
野崎「そうだ、今度の『恋しよっ』はセガサターンネタにしよう」
2: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:09:25.71 ID:6wejy6q30
佐倉「ちょっと待って!! これってセガサターン用のCD-ROMだよ!!?」
佐倉「このままだとCDプレーヤーが大変なことになっちゃうよ!!」
佐倉「だから今すぐ再生を止めよう!! ねっ!!?」
佐倉「……あれ、待って……もしここで私が再生を止めたら……」
佐倉「……野崎くんに褒められるかも!!」
佐倉「や、やっぱり私が止めるね!!」
佐倉「……えいっ!! ……えいっ!!」
佐倉「……」
佐倉「CDプレーヤーが高い所にあって止めれない……」
佐倉「……お願いします」
3: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:09:57.47 ID:6wejy6q30
御子柴「おいおい……何やってんだお前?」
御子柴「……その顔……自分が何をしたか分かってねぇ顔だな。 いいぜ、教えてやるよ」
御子柴「お前は今、セガサターン用のディスクを再生してんだ」
御子柴「そんで再生してる機械はCDプレーヤー……」
御子柴「つまりこのまま流してるとCDプレーヤーが壊れちまうってわけだ」
御子柴「……だからさっさと止めな」
御子柴「さもないと……俺がお前を壊しちまうぜ?」
御子柴「……」
御子柴「……くぅ///」
御子柴「は、早く止めろぉ!!///」
4: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:10:29.02 ID:6wejy6q30
鹿島「やぁお姫様。 私は可愛い君のやることはなんでも許せちゃうんだ」
鹿島「けどね……そんな私でも許せないことが一つだけあるんだ」
鹿島「それはね……セガサターン用のCD-ROMをCDプレーヤーで再生することなんだよ」
鹿島「ずっと再生し続けるとスピーカーが壊れちゃって大変なことになっちゃうんだ」
鹿島「私は君に悪いことをしてほしくないんだ……だからやめてもらえるかな?」
鹿島「けど……再生はやめても……私の元を離れるのはやめてほしくないな」
鹿島「これからも一緒だよ……お姫様」
5: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:11:01.95 ID:6wejy6q30
堀「鹿島あああああああああ!! どこ行ったああああああああ!!!」
堀「あの野郎……また部活サボりやがって……ん?」
堀「こんなところにCDプレーヤーが……手紙も置いてあるな」
堀「なになに……『堀先輩へ。 先輩の為にセガサターンのソフトをCDプレーヤーで再生しときました。 ゲームのBGMを流しながら部活頑張ってください 鹿島』」
堀「……あの馬鹿……セガサターン用のCD-ROMをCDプレーヤーで再生したらどうなるか知らねえみてえだな」
堀「……こうなったら蹴りと同時にそんなことするとCDプレーヤーが壊れるってことを言っとかねえといけねえな」
堀「……おい!! そこのお前!! 悪いけど俺の代わりにCDプレーヤー止めてくれねえか!?」
堀「俺はこれから急いで鹿島捕まえに行かねえといけねえから!! 頼んだ!!」
堀「……鹿島あああああああ!!!」
6: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:11:34.80 ID:6wejy6q30
瀬尾「うっわ!! 何やってんのお前!! 馬鹿じゃねえの!?」
瀬尾「これさ、よく見なよ。 CDプレーヤーじゃん」
瀬尾「お前CDプレーヤーがセガサターンに見えたの?」
瀬尾「セガサターン用のディスクをこれで流したらスピーカー壊れるに決まってんじゃん」
瀬尾「壊れる前に早く再生止めた方がよくね?」
瀬尾「いや、私も最初はさ。 どうなるんだろうと思ってやってみたんだよ、爆発とかすんのかなって思って」
瀬尾「そしたら音楽聴けなくなってさ。 しかも若のCDプレーヤーだから若にめちゃくちゃ怒られてさ」
瀬尾「だからさ、早く再生止めて私とどっか行こうぜ? な? ゲームとかよりも外で遊ぶ方が楽しいって」
7: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:12:04.16 ID:6wejy6q30
若松「あああああああああ!! ちょっと!!! 何やってるんですか!!?」
若松「これはセガサターン用のCD-ROMですよ!!? これをCDプレーヤーで再生したら壊れちゃうじゃないですか!!」
若松「そしたら……ローレライさんの歌も聴けなくなりますよ!!!」
若松「……へっ? ローレライさんを知らないんですか?」
若松「あの人は女神ですよ!! 美声の持ち主で……あんな綺麗な歌声は心が綺麗じゃないと出せないです!!」
若松「……って熱く語ってる場合じゃなかった!! 兎に角、今すぐ止めてください!! お願いしますよ!!」
8: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:12:43.03 ID:6wejy6q30
前野「あっれー!! 見て見て宮前くん!! セガサターンのディスクがCDプレーヤーで再生されてるよー!!」
宮前「そうっすね。 でも確かこれって……」
前野「知ってる!? こんなことするとCDプレーヤーが壊れて音楽がちゃんと聴けなくなっちゃうんだよ!!!」
宮前「はい、知ってました」
前野「まった嘘ついちゃってー!! その顔、『初めて知った』って顔してるよ!!?」
宮前「してねえよ。 それに今俺、言おうとしてただろ」
前野「もう!!! そんな知ったかぶりしなくてもいいのに!! 素直じゃないなー!!」
前野「ここはちゃんと僕に『教えてくれてありがとう』って言わないとね?」
前野「社会人なんだからそこら辺はちゃんとしないと駄目だよ?」
宮前「前野おおおおおおおおおお!!!!」
9: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:13:09.29 ID:6wejy6q30
マミコ「見て見て鈴木くん!!! セガサターン用のディスクがあるわ!!」
鈴木「そうだねマミコ!!!」
マミコ「ねぇ……これってCDプレーヤーで再生するとどうなるのかしら?」
鈴木「!! ま、待ってくれマミコ!! それだけは駄目だ!!」
マミコ「ど、どうして……?」
鈴木「そんなことをしちゃうとCDプレーヤーが壊れちゃうんだ」
マミコ「そんな!! ……そんなの嫌よ私!!!」
鈴木「だろ? 僕も嫌な思いをするマミコを見たくないんだ。 だからやめよう」
マミコ「ええ、分かったわ。 鈴木くん……教えてくれてありがとう。 私、もう少しで危ないところだったわ」
鈴木「マミコ……///」
マミコ「鈴木くん……///」
野崎「よし、いいのができた」
宮前「どこがいいんだよ」
10: ◆LYNKFR8PTk 2016/06/01(水) 21:13:42.88 ID:6wejy6q30
真由「……」
真由「……」
真由「……」
真由「……」
真由「……」
ガリガリガリガリガリガリ!!!!
男「CDプレーヤー壊れた」
〜終わり〜
TVアニメ「 月刊少女野崎くん 」エンディングテーマ「 ウラオモテ・フォーチュン 」
- 関連記事
-
Powered By 画RSS