悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 12:35:11.23 ID:++YRsfmfO

悟空「超一星龍を倒したと思ったら見たこともない街に来たぞ」

悟空「一体ここは何処なんだ?」

悟空「お?なんか見かけねえ奴がいるな」

流動的敵「約45秒で楽になる…心配は要らないよ」

緑谷「~!」

悟空「ありゃ襲われてんのか!」

流動的敵「ちっ!見られた!?」

悟空「放せ!」

悟空「波ぁぁぁあああっ!!!」

ボォォ…

流動的敵「!?」

流動的敵「ぐおおっ…」

緑谷(だ、誰…)




オールマイト「もう大丈夫だ少年!」ドガンッ

オールマイト「私が…」

オールマイト「私が…」

オールマイト「わた…」


オールマイト「Nooooo!敵を逃してしまったあああ!」


僕のヒーローアカデミア Vol.2(初回生産限定版) [Blu-ray]

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 12:50:06.09 ID:++YRsfmfO

ペシペシ…

緑谷「……?」

悟空「お、気がついたみてえだな」

緑谷「あなたは…」

悟空「オラか?オラは孫悟空だ!」

緑谷(?孫悟空なんてヒーローいたっけ…)

緑谷(というか助けたんだからこの人ヒーローだよな?)

緑谷(Mt.レディみたいに最近デビューしたとか…)

悟空「いやーおでれえた。後ちょっとで死ぬとこだったぞおめえ」

緑谷「はぁ…」

悟空「っにしてもこの街の奴らはすげえな。でっけえ気が一つ二つじゃすまねえぞ」

緑谷(気ってなんだろう…)

緑谷「あの…貴方の個性ってのは…」

悟空「……」

悟空「?」

緑谷「え?」

悟空「個性ってなんだ?」

緑谷「えええええ!?貴方個性知らないでヒーローになったんですか!?」

悟空「ヒーローじゃねえぞオラは」

緑谷「ええ…………」




悟空「へー。要するにグレートサイヤマンみてえなもんか」

緑谷(グレートサイヤマン?)

悟空「実はオラ別の世界からここに来ちまったみたいで…」

緑谷「え…な、なんですかそれ…」

悟空「ああ。オラの世界には個性なんて無かったぞ」

緑谷「はぁ…」

緑谷(でもさっきこの人…)

緑谷(あの敵を吹っ飛ばした…)

緑谷(……気づいてないだけで個性があるのかな…それとも…)

ドオオオンッ

悟空 緑谷「!?」



オールマイト「くっ…間に合わん…っ!」シュゥゥ…


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 13:20:56.64 ID:++YRsfmfO

爆轟「オ゛オ゛オ゛オ゛!!!」

<ワーワー

シンリンカムイ(くっ…炎系の個性は私には無理がある…)

Mt.レディ「通れない…」

「仕方ない!とりあえずあの子には耐えてもらおう!」

「きっと誰かが来てくれるだろう!」

オールマイト「くっ…」

オールマイト(もうトゥルーフォームに…)

オールマイト(やばい…このままではあの子が…)

緑谷「あれは…」

悟空「野郎!まだ懲りねえか!」

緑谷「……あ、あれは…」

爆轟「……」

緑谷「かっちゃん…」

ダダダダダッ

悟空「お、おめえ!」

「馬鹿!戻ってこい!」

緑谷「こ、ここここういう時は…」

緑谷「ていっ!」ブンッ

爆轟「デグゥゥゥ…」

爆轟「なんで…」

緑谷「君が…助けを求める顔してた…」

オールマイト 悟空「!?」

流動的敵「邪魔するなぁ!」

「無駄死にだ!自殺志願かよ!」






ガシッ

流動的敵「なっ…」

悟空「……」

緑谷「悟空さん…」

悟空「よく見とけ緑谷…」




悟空「龍拳!!!」

ドゴォォッ!!

オールマイト「!?」

ゴオオオオッッッ…


7: >>5皆死ぬわ… 2016/06/27(月) 14:21:35.39 ID:++YRsfmfO

ザァァァ…

「な、なんだありゃ…」

「一振りで天候変えやがった…」

「スゲェェエエエ!!」

悟空「……」

緑谷(今の…幻覚…?まさか…)

オールマイト「一瞬…龍が見えた…」




緑谷「はぁ…今日はついてないなぁ」

緑谷「ノートは焼かれるし変な人と会うしでもう沢山だ」

緑谷「…雄英か…」

フッ

悟空「あ、見っけた」

緑谷「ご、ごごご悟空さん!?さっきまで取材陣に囲まれて…」

悟空「オラああいうの苦手だぞ…」

悟空「瞬間移動してきた」

緑谷(て、テレポート…)

緑谷「本当に個性ないんですか…?」

悟空「オラにはねえって言ってるだろ…」

緑谷「…」

緑谷「どうしたらそんな強くなれるんですか?」

悟空「…?」


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 15:28:27.02 ID:++YRsfmfO

悟空「おめえそういやヒーロー目指してんだっけか」

悟空「おめえもその個性っちゅうのはあんのか?」

緑谷「………」

緑谷「あくまで…多くの人間に超常が見られてきただけで…」

緑谷「世界には無個性の人間も数百万、数千万居ます…」

悟空「……」

緑谷「今まで無個性でヒーローに就職した人は居ない…そうです」

緑谷「でも…僕は昔から憧れているヒーローがいるんです…」

緑谷「だからヒーローになりたかった…でも現実はそう甘くも行かなかった…」

緑谷「…しょうがないですよね。そういう風に生まれたんじゃ…」

緑谷「無個性がヒーローには…なれないから…」

悟空「……緑谷」

緑谷「?」

悟空「おめえは一つ勘違いしてっぞ」

悟空「個性はできるもんじゃねえ…」

悟空「作るもんなんだ」

緑谷「え……」

悟空「無個性がヒーローになれねえんなら…」

悟空「《無個性でもヒーローになれる》個性を作りゃいいだろ」

緑谷「……」

緑谷(僕は…あの時から間違っていたんだ…)


緑谷『どんなに困ってる人でも笑顔で助けちゃうんだよ…』

緑谷『超かっこいいヒーローさ…』

緑谷『僕も…なれるかなぁ…』



緑谷(そうさ。誰かに問いかけたって駄目に決まってるじゃないか…)

緑谷(答えは…自分で探さなきゃ…)

緑谷「…悟空さん…」

悟空「?」

緑谷「僕に…稽古をつけてください…!」ポロポロ…


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 15:49:34.25 ID:++YRsfmfO

緑谷(それから数日後…悟空さんの厳しい厳しい修行が始まった…)

悟空「よし。まずは…」

緑谷「ふんぎぎぎ…」

悟空「まずその10kgの服を着て生活できるようにしてみな」

緑谷(動けな…)

悟空「とりあえず体操服と制服も同じ柄で作ったから持って帰りなよ」

緑谷「地味に持って帰るのが一番難っ!」

悟空「あ、そうそう。慣れてきたら10kgずつ上げて50kgまで上げるから」

緑谷「ええええっ!?」

緑谷(…というか服作るとかなんでもありだな…)



緑谷「はぁ…はぁ…」

先生「すげえ遅くなったな緑谷…」

生徒「あと足音うっせえ」


~7ヶ月後~

悟空「まさか半年で50kgまで慣れるとは思わなかったぞ…」

緑谷「は、はは…」

悟空「流石オラの見込んだ男だ!」

悟空「一旦それ外してみな」

ドサッ

緑谷「……」

悟空「思いっきし飛んでみろ!」

グッ

ドォォッ

緑谷「………え」

ヒューン…

シュタ…

悟空「軽く100mは行ったな」

緑谷「ひゃ、ひゃひゃひゃく!?」

悟空「順調じゃねえか」

悟空「よし。残りの3ヶ月はオラが鍛えてやる!」

緑谷「い!?」

悟空「つっても技を伝授するだけだけどな」

悟空「教えたいのは主に3つ!」







15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 16:22:06.62 ID:++YRsfmfO

~試験1週間前~

悟空「よくやった!無事1週間前に全部の技を教え切れたぞ!」

悟空「ほら!見てみろ!」(鏡

緑谷「…oh……」

悟空「見違える程肉体が逞しくなったぞ!」

悟空「後の1週間は休養を取るなり更に高みを目指すなり好きにしろ!」

悟空「ただ一つ…」

悟空「最後に教えた技は無闇矢鱈に使うなよ?」

緑谷「はいっ!」

悟空「それじゃあ…」

悟空「帰るか」

緑谷「……」

緑谷(悟空さんは1年前から家に居候している)

緑谷(助けてくれたヒーローって言ったら住ませてくれた)

緑谷(緩いなぁ)



~試験当日~

緑谷「ふう…間に合った…」

緑谷「改めて見るとでっかいなぁ…」

爆轟「……」

緑谷「あ…かっちゃん…」

爆轟「前に立つなデク殺すぞ」

緑谷「」

スタスタ…

緑谷(……あれからかっちゃんは僕に嫌がらせをしなくなった)

緑谷(嬉しいといえば嬉しいけど複雑…)

緑谷「まぁいいか…」

緑谷「……」ブルブル…

緑谷(何今になって怖気付いてるんだ僕…)

緑谷(1年前とは違うんだ!あの時の僕とは!)

緑谷(踏み出せ…)

緑谷(ヒーローへの第一歩を!)ピョン

緑谷(おおう)

フワッ

緑谷(あれ?浮いてる…)

「ごめんね?私の個性」

緑谷「!!」

「転んだら縁起が悪いもんね」

「それじゃお互い頑張ろうねー」

緑谷「………」

緑谷(女子と話しちゃった!)キュン!






18: >>16よし考える…(アニ?/b> ◆C0yIipqsZo 2016/06/27(月) 16:46:17.44 ID:++YRsfmfO

マイク「受験生のリスナー!今日は俺のライヴにようこそ!」

マイク「実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!Are you ready!?」

緑谷(わぁ~プレゼントマイクだ!生で見るの初めてだ!」

「……」

マイク「この後10分間の模擬市街地演習を行ってもらうぜ!持ち込みは自由、プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな」

爆轟(へーん…なるへそなるへそ)

爆轟(ちゃんとダチ同士で協力できねえよう分けてるんだな)

爆轟(……潰せねえな…)

マイク「演習場には仮想ヴィランを3種多数配置してありそれぞれの攻略難易度に応じてポイントを設けてある」

マイク「仮想ヴィランを行動不能にしポイントを稼ぐのがリスナーの目的だ」

マイク「勿論他人への攻撃などアンチヒーローな行為はご法度だぜ?」

マイク「以上だ。質問ある奴は?」

「よろしいでしょうか?」

マイク「オーケーオーケー」

飯田「プリントには4種のヴィランが記載されております」

飯田「誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!」

飯田「我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めこの場に座しているのです!」ギロッ

飯田「ついでにそこの縮れ毛の君…」

飯田「先ほどからボソボソと気が散る!物見遊山のつもりなら即刻雄英から去りたまえ…」ゴゴゴ…

緑谷「……すみません…」

マイク「受験番号7111君ナイスなお便りサンキューな」

マイク「4種目のヴィランは0ポイント!そいつはいわばお邪魔虫!」

マイク「スー○ーマリ○やった事あるか?」

マイク「あれで言う所のドッ○ンさ」

マイク「まぁただ結構面倒だから避けた方がいいかなー、…とだけ言っとくよ」

マイク「俺からは以上だ」

マイク「最後にリスナーへ我が校校訓をプレゼントしよう」

マイク「かの英雄ナポレオン・ボナパルトは言った。真の英雄とは人生の不幸を乗り越えてゆく者と…」

マイク「更に向こうへ!PlusUltra!!!」


20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 17:20:23.12 ID:++YRsfmfO

緑谷「……」

緑谷「うっ…」

緑谷(どいつもこいつも…)

緑谷(曲者ばっかりだなぁ…)

緑谷(…まぁ僕より強い気は無さそうだけど…)

緑谷(あ、さっきの女の子…)

「ふう…」

緑谷「…?」ガシッ

「あの女子は精神統一を図っているんじゃないか?」

緑谷「!?」

飯田「君は妨害目的で受験してるのか?」

「あいつ校門前でこけそうになってたヤツだよな」
「注意されて萎縮しちゃったヤツ」
「少なくとも1人はライバル減ったんじゃね?」

(ラッキーーー)

緑谷(って思ってるんだろうなぁ…)

マイク「はいんじゃスタート」



ヴィラン「ッッ!」

ダダダダッ

緑谷「っ!」

飯田(は、速っ!?)

「凄い…」



悟空『これはついでに教えとくぞ』

悟空『まぁ別に名前叫ばずに打ってもいいんだけど…』



緑谷「ジャン拳……」

ヴィラン「!?」

緑谷「グーー!」ドゴォォッ

ドオオオンッ

緑谷「よし…7ポイント…!」




~某室~

「へー。中々やるじゃん今年のルーキー」

「例年よりポイントが高くつくなこりゃ」

「この実技試験は受験生にヴィランの総数も配置も伝えていない」

「限られた時間と広大な敷地そこからあぶり出されるのさ」

「状況をいち早く把握するための情報力」

「あらゆる局面に対応する機動力」

「どんな状況でも冷静でいられる判断力」

「そして純然たる戦闘力」

「市井の平和を守るための基礎能力がポイント数という形でね」


22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 17:39:48.35 ID:++YRsfmfO

緑谷(よしこれで54!)ドゴッ

緑谷(後念のために20は欲しいな…)

緑谷「……」

「うっ…」

緑谷(大丈夫かな…あの子…てか吐きそう)

ズシン…

緑谷「!?」

飯田「なっ…」



ドッスン「………」

緑谷(名前バラしたーーーーー!?)

ドッスン「ンン!」

ドゴォォォ

「で、デケエエッ!避けろったって無理あるぜ!」

緑谷(うーん…倒してもいいけど後1分ぐらいだからなぁ…)

緑谷「とりあえず僕も逃げるか…」

「痛っ」

緑谷「っ!?」

緑谷「あの子は…」

「いたた…」

緑谷「………」

ドッスン「……」

マイク「ほらほら!後50秒だぜー!」

緑谷「……全く…」

緑谷「自分の阿呆…」



「……あのヴィランを倒してメリットは何もない」



「はっ…!?」

緑谷「危ないじゃないか」

緑谷「転んだら縁起悪いんでしょ?」

「な、なんで…」



「だからこそ色濃く、眩く…」




ドッスン「…」ズシン…

緑谷「……か……め……」

「駄目っ!逃げて!」

緑谷「は………め……」

ボボォッ




「浮かび上がるものがある…」


23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 17:53:43.50 ID:++YRsfmfO

ドッスン「ンンンッ!!」ブンッ

緑谷「波あああっっっ!!!」

ギュオオオッッ!!

ドッスン「!?」

ボォォォオオオ…

「きゃっ!?」

飯田「お…」

「おおおお!!?」




「終了!そこまでだ!」





緑谷「ふう…」

リカバリガール「ハリボーだよハリボーをお食べ」

緑谷「ありがとうございます」ペコ

「」アタフタ…

緑谷「大丈夫?」

「いや、その…私は…でも…」

緑谷「?ああ僕の事は心配しなくてもいいから」

「…」

緑谷「じゃあね!」ダッ…

「……お礼…言えなかったなぁ…」





~数日後~

緑谷「……」

デクママ「出久?」

緑谷「っ!?か、母さんどうしたの?」

デクママ「それはこっちの台詞よ…魚じっと見つめてどうしたの…」




緑谷「……」

悟空「どうした緑谷?」

悟空「試験の事か?」

緑谷「…いえ…別な心残りも悔いもないです…」

緑谷「でも…」

悟空「………」


デクママ「いいいいずいずく出久!」

緑谷 悟空「!?」

デクママ「来た!」(結果)


25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/27(月) 18:21:57.31 ID:++YRsfmfO

オールマイト『私が投影された!』

緑谷「わあっ!?」

オールマイト『HAHAHA!驚かせてすまない!私の事は知っているかな!?』

オールマイト『そう!オールマイトさ!』

緑谷(お、オールマイトだぁぁぁつ!なんで!?なんで話してるの!?)

緑谷(え、え、これはまさかそういう?)

オールマイト『実は来年度からこの雄英高校に勤める事になったのだ!』

緑谷「ktkrrrrrrr!!!」

オールマイト『…さてそれじゃあ君の試験結果を発表しよう』

オールマイト『筆記は合格』

オールマイト『だが実技はギリギリ合格した最下位の人より1P少なかった』

緑谷「……」

オールマイト『惜しい!後一体倒せてたら!』

緑谷(嫌な予感はしてたよ…そりゃ…)

緑谷(でも…こんなのあんまりじゃないか…)

オールマイト『筆記で合格ラインとっていようが実技で抜かれてしまったものは仕方あるまい』

緑谷(ヒーローは助けるのが仕事なんだろ!?)

緑谷(助けたせいで落ちたって…)

オールマイト『………レスキューPを含めなければね』

緑谷「!?」

オールマイト『まさかあのヴィランを一発で倒すとは!こりゃたまげた!だが残念ながらポイントが無いため0!』

オールマイト『ただし!ヴィランPはね!?』

オールマイト『君は1人の命を救った!』

オールマイト『正しい事した奴排斥するヒーロー科などあってたまるかって話だよ!』

オールマイト『綺麗事!?上等さ!命を賭して綺麗事実践するお仕事だ!』

緑谷「嘘だろ…」

オールマイト『レスキューP!しかも審査制!雄英が見ていたもう一つの基礎能力!』

オールマイト『緑谷出久70P!!!』

緑谷「め、滅茶苦茶だよ…」

オールマイト『合格だってさ』

オールマイト『来いよ緑谷少年!』

オールマイト『ここが君のヒーローアカデミアだ!!!』

緑谷「…」ポロポロ

緑谷「はいいっ!」




麗日「うちギリギリ落ちんかった…」<本編とは違ってレスキューもらっとらんからな


49: >>44 100年後は大人になってるじゃん?(適当) 2016/06/28(火) 10:31:57.92 ID:6JKDI+saO

デクママ「出久出久!ちり紙持った!?ティッシュ持った!?Do you have tissue!?」

緑谷(なんでティッシュしか心配しないんだよ)

デクママ「…」

デクママ「出久…」

緑谷「?」

デクママ「超カッコいいよ…」

緑谷「……行ってきます」





緑谷「教室デカっ」

緑谷(クラスになった人の発表はされてないからなぁ)

緑谷(ほっぺの人いるかな…あの真面目君はやめてほしいなぁ…)

緑谷(またかっちゃんと一緒って事は…)ガラッ

飯田「何机に足をかけているんだ君は!」

飯田「先生や先輩方に失礼だと思わないのか!?」

爆轟「るせぇエリ高が!ぶっ殺すぞ!」

緑谷「」

「あ、地味めの人!」

緑谷「?」

麗日「よかった…合格したんだね…」

緑谷「あ、ほっぺの人」

麗日「いやー凄かったよ!?あのヴィランをビームでビビーって!」

緑谷「そんな大した事やってないよ…」

麗日「今日は入学式とかガイダンスで終わりかな…」

緑谷「そうじゃない?」




「友達作りに来たなら他所でやれ」

皆「!?」


51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 13:04:05.00 ID:6JKDI+saO

相澤「……ここは…」

相澤「ヒー」ジュッ

相澤「ロー科だ」

皆(一気飲み…)

相澤「はい。静かになるまで8秒かかりました」

相澤「時間は有限。君達は合理性に欠けるね」<んしょ

相澤「担任の相澤だ。皆よろしくね」

皆(寝袋でここに来るなぁぁぁぁ!?)

相澤「さて早速だが体操服着てグラウンドに行け」

緑谷「え?」

麗日「式は行かなくていいのかな…」



相澤「今から個性把握テストを行う」

皆「ええええ!?」

麗日「入学式は!?ガイダンスは?」

相澤「ヒーローになるんだったらそんな悠長な行事出る時間なんて無いよ」

相澤「雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り」

相澤「中学までやってたろ?個性禁止の体力テスト」

相澤「国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている」

相澤「実に合理的じゃない…ま、文部科学省の怠慢だな」

相澤「おい爆轟。これ投げてみ」

爆轟「お?」

相澤「好きに個性使っていいから早よ」

爆轟(好きにねぇ…)

爆轟(んじゃ思っきし爆風を……)ブンッ

爆轟「死ねぇぇぇっ!!」ボォゥッ!

「……しね?」

相澤「ほうほう。700越えか。まあいいな」カチッ

「何これ!スッゲー面白そうじゃん!」

「個性使い放題か!!」





52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 14:22:18.82 ID:6JKDI+saO

相澤「面白そう…か」

相澤「君達はヒーローになる為のこの3年間を…」

相澤「そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」ギロッ

「!?」

相澤「よし。8種目トータルで最下位の者は除籍処分としよう」

「はあああああ!?」

麗日「そ、そんな!?入学初日に…いや…」

麗日「そうでなくても理不尽すぎる…!」

相澤「常日頃から理不尽は潜んでいる。いつどこで敵が襲ってきてもおかしく無い世の中だ」

相澤「更に向こうへ…Plus Ultraさ」

飯田(これが最高峰…予想はしていたがこれ程とは…)

相澤「放課後マックで団欒したかったのならお生憎」

相澤「雄英高校は3年間君達に苦難を与え続ける」

緑谷(マジかよ…!)

相澤「生徒の如何は俺達の自由」

相澤「ようこそこれが雄英高校ヒーロー科だ」


オールマイト(相澤君か~)

オールマイト(こりゃいきなりどでかい受難…!)




50m走

ダダ…

飯田「…ふう」

飯田(3.04…まぁまぁか)



麗日「ひぃ…ひぃ…」ダダ…

麗日「あ、中学の時より速くなった…」

麗日(まぁ服軽くしただけやしな…)



八百万「」ブロロロ…

峰田「乗り物は無しだろ!」

相澤「あり」



相澤(これは個性の創意工夫に繋がる)

相澤(個性の良さ悪さがはっきりするからな)

緑谷「か…め…は…め…」

爆轟「?」

緑谷「」クルッ

緑谷「波ぁぁあああっ!」

ボボォッ

爆轟(なっ…!?)

緑谷「っと…」

緑谷「5秒…もっと行けるかな…」


57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 15:37:06.58 ID:6JKDI+saO

立ち幅跳び

優雅「」ボボボ…


緑谷「よっと」ピョン

フワッ…

緑谷「」フワフワ…

相澤「∞」

「ありなの!?」



ハンドボール投げ

麗日「ほれ」ブンッ

相澤「∞」

「またか!?」


緑谷「波ぁぁあああ!!!」ボボォッ!

相澤「これまた700か」

爆轟「」

麗日(kmなんだよなぁ…」




相澤「それじゃあトータル発表するぞ。詳細は面倒だから省かせてもらう」

緑谷(1つは∞だしまぁどれも悪いって感じじゃないしいいかな…」

ブゥゥ…

緑谷(あ、1位だ)

轟「……」

爆轟(な、なんでデクが…)

麗日「凄い…」

峰田「…!」

緑谷「あ…」

峰田「オイラ…」

相澤「……」


72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 17:51:07.55 ID:6JKDI+saO

相澤「…というわけだ」

相澤「先述の通り、今日をもって峰田実は退学だ」

峰田「そ、そんな…」

峰田「まっ、待ってくれ!お金ならいくらでも払うから!今回は!」

相澤「ほう…金に縋るヒーローか…」

相澤「尚更要らなくなったな…」

峰田「なっ…」

相澤「全く…あの試験は合理的じゃ無い…」

相澤「こんな奴まで入学出来るほど緩くなってしまっている」

相澤「よかったじゃないか…入学は出来たのだから…」

相澤「これを踏まえて…」

相澤「来年…またここの学校に来てくれる事を心から願う…」

峰田「う…うう…」

スタスタ…

爆轟「っ!?」

飯田「なっ…」

相澤「どうした…泣いてる暇があるなら早く立て…」

轟「……」

麗日「ちょっ…き、君…」

相澤「……なんだ。話し中だ」

ブンッ

ガシッ





相澤「……何のつもりだ…?」ググ…

相澤「緑谷…」

緑谷「………」ググ……

緑谷「彼だって…必死になって入学した…!」

緑谷「確かに…敵は気付かぬ内に奇襲してくる時もある!」

緑谷「だけど…流石に今回のは例外だろ…!」

相澤「……ほほう。クラス1位なら俺に勝てると思ったか」

相澤「俺も舐められたものだ」

緑谷「………8種目だけで人の真価が出るかなんて分かる訳ないだろっ!」ググッ…

ズズッ…

轟(押されてる…?)

相澤「それは8種目もの間違いだ」

相澤「お前は100回に1回出るものを真価と言うのか?」

緑谷「……」

緑谷「確かに最初から上手くは行かないかもしれない…」

緑谷「けど…」

緑谷「皆ヒーローになりたい一心でここに来てるんだ!」

緑谷「それをお前1人で勝手に踏みにじるのは許せないぞ!」

緑谷「イレイザーヘッド!!!」ゴォッ!!


73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 18:36:50.24 ID:6JKDI+saO

相澤(っ…衝撃が…)

飯田(ここまでとは…か、彼は只者なんかじゃなかった…!!)

切島「つ、つーかイレイザーヘッドて…」

常闇「まぁ知らないのも無理はない」

常闇「イレイザーヘッドはメディア嫌いで有名なヒーロー…」

常闇「テレビや新聞に出ない為、知名度が低いヒーローだ…」

常闇「だがまさかこんな機会で出喰わすとは…」

緑谷「」バッ



相澤「……一応聞くか…その根拠はなんだ…」

緑谷「……な、なんとなく雰囲気で…」

相澤「……」

緑谷「それにさっき目薬してましたよね?」

緑谷「貴方の個性は見た相手の個性を消す能力」

緑谷「それで確信がつきました」

相澤「無駄に推理力は高いな」

相澤「じゃあ…なんで俺に攻撃を仕掛けてきたのか…説明してもらおうか…」

緑谷「……」

緑谷「勝てるから…」

相澤「!?」

相澤「……ここまで生意気な青二才を見るのは初めてだ…」

相澤「いいだろう…その話のった…」

麗日「え…」

飯田(緑谷君…つまり僕が勝ったら峰田君の除籍は免除しろって魂胆だろうが…)

優雅(無理あるでしょ)

相澤「ただし…プロヒーローに喧嘩を売ったんだ。それ相応のリスクを背負ってほしいな」

相澤「……よし。負けたら今年度1年A組全員を除籍処分とする」

切島「なっ…!?」

相澤「……今ならお前と峰田だけで済ませてやるが…」

峰田「……」

緑谷「………それは無理な話ですね」

相澤「…よく言った。なら…最初で最期の憧れの高校生活のフィナーレを飾ってやる…」





悟空「………緑谷…」



74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 19:02:31.34 ID:6JKDI+saO

緑谷「」ザッ…

相澤「……」

相澤「来ないならこっちから行くぞ…」

ダッ

緑谷「…」

ブンッ

緑谷(今だ!)

ブゥッ…

相澤「!?」

悟空「おお…緑谷残像拳を取得してたんか…」

悟空(教えたつもりはねえんだけどな…)

悟空(いやまぁ…)

緑谷「…」ブンッ

悟空(教える必要がなかったから教えなかったんだけど…)

ブゥッ…

緑谷「っと…」

相澤「生徒にできて先生にできない物があると思うか」

緑谷「くっ…」クルッ

シュルッ

ギュッ

緑谷(っだこれ硬…)

相澤「捕まえた」

ギンッ

緑谷(やばっ…まばたき…)

常闇「まずいな…これであの妙なエネルギー砲が撃てなくなったぞ…」

麗日「デクくん…」

緑谷(うーん…撃てるんだけど個性のフリしてた方がいいよなぁ…)

緑谷(…さぁ…どうしよう…両腕捕まっちゃったけど…)

グイッ

緑谷(考えろ…考えろ緑谷出久…!)

緑谷(……目薬…!)

緑谷(……賭けだがやってみる価値はある!)

緑谷(動け腕…)

ググッ…

相澤「無駄だ。これは炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ捕縛武器…」

相澤「容易く切れたりは…」

相澤「?」

緑谷「太陽拳!!」

カッーーー!

相澤「ぐっ…)

爆轟(まぶっ…)

悟空(オラあれ模擬戦闘で一回しかやってねえけど…)

悟空(入試後もなんだかんだ修行してたかんな…)


76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 19:20:00.16 ID:6JKDI+saO

相澤「成る程…ドライアイを見抜いたか…」

相澤「だがそれがどうした…?」

相澤「お前は俺に捕られられている!」

相澤「俺の視力を無くしたところで場所は特定されてるから意味無いぞ!」

緑谷(……まぁ…そうだな…)

緑谷「10…いや…20かな…」

相澤「?」

緑谷「まぁ…この位なら…」

緑谷「はぁぁぁ…」

ゴゴォォッ…

梅雨「な、なんだかすごい赤いオーラが見えたわよ」

耳郎「半端ない気迫…!」

緑谷「界王拳だぁぁあああっ!!」

相澤(界王拳?)

緑谷「はぁぁあああっっ!!」ガッ

緑谷「はっ!はっ!はぁっ!」ガガガ…

相澤(大方手刀で斬ろうとしてるんだろうが無理だとあれ程…)

緑谷「……だぁぁあああっ!」ブチィィッ

相澤「何っ!?」

ガシッ

緑谷「ぐぎぎ…」グググ…

ブチイッ!!

相澤(くっ…捕縛武器が取れた…!)

相澤「視界を無くした程度に俺を…」

フッ…

緑谷「っ!」

切島「み、見えねぇっ…」

飯田「速い…」

ドゴォッ!

相澤(重い…)

麗日「吹っ飛ばされてる…」

ガッ

バッ

相澤「何とか体制

緑谷「ジャン拳…」

相澤「をっ!!!」ドガァァッ!!!

ヒュゥゥ…

ズズズ…

<ダダッ

相澤「ちっ…」ブンッ

ガッ…

峰田「手刀を二本指で止めやがった…」



77: >>76 程度で 2016/06/28(火) 19:35:24.16 ID:6JKDI+saO

緑谷「パーーーーーッ!!!」

バチィッッ!

相澤「」バキッ…

相澤(ほ、骨…)

相澤「がっ…」ヒュゥゥ…

ズドォォォッ…

緑谷「……」

爆轟「…で、デクの野郎…」

麗日「勝っちゃった…」

ドサッ

皆「!?」

相澤「……ふ。この位で倒したと思われちゃ困るな…」ググ…

緑谷「やっぱり効かないか…」

飯田「なっ…あの攻撃が…」

相澤(いやまぁ痛いけど)

緑谷「まだ相澤先生は本気を出していないはずです」

緑谷「貴方は手を抜いて負けるような人じゃないでしょう?」

相澤「…さあ。どうだろうな?」

ゴゴゴ…

峰田「ひぇぇ…」

優雅(これはヤバイ)

梅雨「いつまで続くのかしら?これ」

常闇「知るか」

切島「き、キリねぇ~」

ザッ…

「キリはある。何故かって?」

皆「!?」

オールマイト「私がスーツで来た!」

轟(オールマイト…)

上鳴(来てたって話は本当だったのかよ!)

オールマイト「相澤君…それと緑谷少年…」

シュゥゥ…

緑谷「……」

相澤「……」

オールマイト「これ以上被害が出れば君達は確実に退学・退職だが?」

相澤「…不満でも?」

オールマイト「HAHAHA!あるわけないだろう!君の担当のクラスは君に委ねられたんだ!」

オールマイト「僕は君の提案に不服はないよ」

オールマイト「だが緑谷少年の言う通り峰田少年は入試の時よりも更に逞しくなったと見る」

オールマイト「そのガッツは評価できないかい?」

相澤「……」



78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 19:50:29.47 ID:6JKDI+saO

相澤「いいでしょう…」

相澤「今回の除籍処分…無しだ」

皆「や、やったぁぁぁっ!」

峰田「よ、良かった…」

オールマイト「……」

オールマイト(危なかったな…)

オールマイト(後ちょっとで病院行きだったぞ?)

オールマイト(相澤君…)

相澤「……分かってますよそんな事…」



相澤「それじゃ各自解散。お疲れ様」

<ガヤガヤ…

切島「いっやーすげえよおめえ!まさかプロヒーローとタメ張るなんてよ!」

梅雨「個性が無くてもあれ程の力持ってるなんてどんな天才よ」

峰田「あ゛り゛か゛と゛お゛お゛お゛!!!」

緑谷「あ、ああうん…僕…それじゃ帰るから…」

麗日「あ、デク君。一緒に帰ろ?」

緑谷「え、あ、ああうん!いいよ!」

緑谷(相変わらず可愛い)

飯田「お、∞組は帰るのかい?」

緑谷 麗日(ああ僕〈私〉達の事?)

爆轟「……」

八百万「……」



飯田「…それにしてもまさか個性無しでも戦えるよう訓練していたとは…」

飯田「君には毎回驚かされるよ…」

緑谷「そんな事ないよ…ちょっとトレーニングしただけ…」

麗日「いやいや!初めから分かってたよ?デク君なら勝てるって!」

緑谷「…あれ…そういえば麗日さん。なんでデクって…」

麗日「え?ああ。爆轟君と幼馴染なんでしょ?爆轟君がそう呼んでて…」

麗日「なんか私(響きが)好きだ」

緑谷「ハイッ!デクです!」

飯田「緑谷君!?」



ヒョコ…

オールマイト「……」

オールマイト「……あの子は確か1年前私が追いかけていた敵に襲われた少年…」

オールマイト「爆轟少年を助けた時あんな個性使わなかったが…」

オールマイト「うーむ…」

オールマイト「……ワンダフル…」


85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 21:45:29.03 ID:6JKDI+saO

緑谷(あれから数日…)

緑谷(徐々にクラスの皆と打ち解けていった)

緑谷(特に麗日さんと飯田君とは毎日一緒に昼ご飯を食べたり帰ったりして仲を深めていった)

緑谷(勿論嬉しいさ。皆と仲良くなれて…)

緑谷(……ただ僕にはまだ不安要素が一つ残っていた…)



<キーンコーンカーンコーン

上鳴「おっしゃ!とうとう待ちに待ったヒーロー基礎学だ!」

葉隠「オールマイトが来るんでしょ?楽しみだなー…」

オールマイト「わーたーしーがーーー!」

緑谷「来t
オールマイト「普通にドアから来た!」ガラ…

緑谷「」

梅雨「シルバーエイジのコスチュームね…」

尾白「画風が違いすぎて鳥肌が…」

オールマイト「私の担当はヒーロー基礎学!ヒーローになる為の素地を作る教科だ!」

オールマイト「単位数も最も多いぞ!」

オールマイト「早速だが今日やる事はこれ!」

オールマイト「戦闘訓練!」
緑谷「戦闘訓練…?」

オールマイト「そして…そいつに伴ってこちら!」

オールマイト(入学前に送ってもらった個性届とそれぞれの要望に合わせて誂えたコスチューム!」

皆「おおおお!!」

緑谷「コスチューム…!」

オールマイト「各自着替えたらグラウンドβに集合だ!」




オールマイト「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!!」

オールマイト「自覚するのだ!」

オールマイト「今日から自分は…」

オールマイト「ヒーローなんだとっ!!!」


ダダッ…

緑谷「皆早い…」

スチャ…


オールマイト「さあ始めようか!有精卵共!!」


86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 22:46:08.38 ID:6JKDI+saO

緑谷(雄英高入学前に個性届身体情報デザイン等の要望を提出すると)

緑谷(学校専属のサポート会社が最新鋭のコスチュームを用意してくれる素敵なシステム)


デクママ『ただいまー!』

緑谷『お帰り。母さん』

緑谷『…何それ…?』

デクママ『?ああこれ?』

デクママ『じゃーん!入学祝!少し早とちりかもしれないけど!』

緑谷『ジャンプスーツ!?』

デクママ『勉強寝落ちしてた時に出久のノート目に入っちゃってさ…』

デクママ『本当…あの時は悪い事しちゃったなって…』

デクママ『お母さんね、ずっと引っ掛かってたの。あのとき私は諦めちゃった。なのに出久は諦めないで夢を追い続けてたんだよね』

デクママ『ごめんね出久…これからは手放し全力で応援するからね!』






緑谷(……母さんが作ってくれたコスチューム…)

緑谷(これを着ずして何を着る…)

緑谷(便利じゃなくたって最新鋭じゃなくたっていい!)

緑谷(これが僕のコスチューム!)

麗日「うわ~カッコいいね!地に足着いた感じ」

緑谷「?麗日さっ!?」

麗日「要望ちゃんと書けばよかったよ。パツパツスーツんなった…」

麗日「恥ずかしい…」

峰田「…雄英…最高!」

オールマイト(分かりやすっ!)プルプル…


オールマイト「君らにはこれからヴィラン組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦をしてもらう」

梅雨「基礎訓練もなしに?」

オールマイト「その基礎を知る為の実践さ!」

オールマイト「ただし!今回はただぶっ壊せばいいロボとは違うってのがミソだ」

八百万「勝敗のシステムはどうなりますか?」
爆轟「ぶっ飛ばしてもいいんすか?」
麗日「また相澤先生みたく除籍とかってあるんですか?」
飯田「分かれるとはどの様に分かれればよろしいのでしょうか!?」
優雅「このマントヤバくない?」

オールマイト「ンンンッー!聖徳太子ーーっ!!」

オールマイト「じゃあ簡単に状況設定を説明するぞ!」

オールマイト「ヴィランはアジトのどこかに核兵器を隠しておりヒーローはそれを処理しようとする」

オールマイト「ヒーローの勝利条件は時間内にヴィランを捕まえるか、核兵器を回収する事!」

オールマイト「ヴィランの勝利条件は時間内にヒーローを捕まえるか、核兵器を守る事!」

オールマイト「以上だ!」

オールマイト「コンビはくじで決めるぞ!」

飯田「え?くじ…ですか?」

緑谷「プロは他事務所ヒーローと急造チームアップする事が多いし…そういう事じゃないかな…」

飯田「成る程…!」


87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 23:10:17.54 ID:6JKDI+saO

A 緑谷出久 八百万
C 峰田実 麗日お茶子
D 爆轟勝己 飯田天哉

オールマイト「はい後割愛!」

他「はぁぁぁぁああああ!?」

オールマイト「しょうがないだろ!行足りないんだから!」

オールマイト「残りのメンバーは原作見てくれ!」

緑谷(この茶番によって行が稼がれてるなんて言えっこない)

緑谷「…八百万さんとか…」

八百万「……」

オールマイト「ヴィランチームは先に行ってセッティングだ!」

オールマイト「ヒーローチームは5分後に潜入!」

オールマイト「他の皆はモニターで観察するぞ」

オールマイト「飯田少年、爆轟少年は敵の思考を学ぶように!」

オールマイト「これはほぼ実戦!怪我を恐れず思いっきりな!」

<度が過ぎたら中断するけど…

緑谷 爆轟「……」



飯田「むぅ…訓練とはいえ敵になるのは心苦しいな…」<まぁハリボテだよな

爆轟「…デクは…個性…使えるのか?」

飯田「?あのレーザー砲見ただろう?それより個性無しでのあのカイオウケンが気になるが…」

飯田「それにしても君はよく緑谷君に突っかかるな」

爆轟(俺を…騙していたのか?)

爆轟「クソナードが…」




八百万「…この見取り図は覚えておきませんと…」

緑谷(うわ…あまり喋った事ない人と当たった…)

緑谷(理想は飯田君か麗日さんだけどそんなうまい話ないよな~)

八百万「まさかトップの貴方と組めるなんて光栄ですわ…」

八百万「宜しくお願いいたします」

緑谷「ふ、ふぁい!」プルプル…

八百万「……どうしたのですか?さっきから震えて…」

緑谷「いやぁ…まさか爆轟君と飯田君に当たるとは思わなかったからさ…」

緑谷「身構えっちゃって…」

八百万「そういえば同じ中学でしたわね」

緑谷「…爆轟君は僕の幼馴染なんだ…」

緑谷「昔からクラスの中で突出していて僕より何倍もの目標、成績、体力、個性を持っていた…」

緑谷「でも…」

八百万「?」

緑谷「だから今は…負けたくないなって…」


88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/28(火) 23:31:36.79 ID:6JKDI+saO

~モニタールーム~

切島「ここもここでスゲー」

オールマイト「皆もちゃんと考えて見るんだぞ!」

オールマイト(さぁ…緑谷少年…)

オールマイト(君の実力…確かめさせてもらうぞ!)




緑谷「」バッ…

緑谷「こっち…」

八百万「はい…」

緑谷「……」

緑谷(さてどうしような…)

緑谷(多分かっちゃんの事だ。かめはめ波位じゃ死なないだろう)

緑谷(だけどこれは実戦…)

緑谷(余計に被害が出ればマイナスになる…)

緑谷(できれば被害を最小限に…そして早急に終わらせたい…)

緑谷(けど…)

ボォゥッ

緑谷「っ!?」

爆轟「デクゥゥッ!!」

切島「ちょ…奇襲て…」

オールマイト「あっちはヴィランだ。奇襲の戦略の可能性も十分ある」

緑谷「八百万さん!今だっ!!」

八百万「は、はいっ!」ゴォッ

創造 バイク

八百万「」グッ…

緑谷「あっ!!!」ブオッ…

爆轟「らああっ!」ブンッ…

ズドォォォッ…

ブロロロロ!

ギュオオオッッ…

爆轟「ちっ…1人逃しちまった…」

爆轟「……デク…お前…」

爆轟「奇襲するって分かってたのか…?」

緑谷「じゃなきゃかすってるよ…」

爆轟「」ブチブチ…

ブオッ

爆轟(中断されねえ程度にぶっ飛ばし…

ガシッ

爆轟「何っ!?」

緑谷「……っはありゃぁぁぁあああ!!!」グオッッ!!

ドゴォォ…

爆轟「ガハッ」



90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 00:00:51.83 ID:SX254T48O

オールマイト(的確にガードして投げ技をお見舞いした…!)

爆轟「なんでえ…読めたんだ?」

緑谷「君が焼いたノートには…」

緑谷「凄いと思ったヒーローの分析をまとめている!」

緑谷「かっちゃんは大抵最初に右の大振りだからね…」

常闇「だからってあんな奇襲されて1秒足らずで考えられるものじゃないぞ」

オールマイト(元々状況判断と反射神経は長けている方だった)

オールマイト(それにプラスでヒーローの情報をこれでもかというほどに頭の中にインプットしている)

オールマイト(成る程…これは恐ろしい…」




飯田「全く…爆轟君は急に居なくなってどうしたんだ…?」

飯田「仕方ない…核だけでも僕が守ろう」

飯田「爆轟君はナチュラルに悪いが今回の訓練では的に射ている訳だ」

飯田「ふむ…ならば僕もヴィランに徹するべきなのだ」

飯田「これも飯田家の名に恥じぬ立派な人間となるための試練!」

飯田「なりきれ!ヒーローになる為に悪に染まれ!!」

飯田「俺は至極悪いゾォ~」<グヘヘ…

バァンッ

飯田「銃撃音!?」

飯田「誰だ!?」

ウィィ…

飯田「なんだ…ラジコンか…」

飯田「……ラジコン?」

カッッ

飯田「ぐおおっ…」

飯田(ラジコンにスタングレネードが…)

八百万「計画通り!」ダダッ

飯田「なんちゃって」ガシッ

ダダッ

八百万「なっ…」

飯田「緑谷には感謝しないとな…相澤の二の舞にならん様に遮光ゴーグルを追加した」

飯田「そちらは奇襲でケリをつけようとしてた様だが残念だな」

飯田「このまま時間いっぱいまで粘らせてもらうぜ!グヘヘ!」

八百万(くっ…すみません緑谷さん…)



芦戸「これって制限時間が15分って伝えてないんだよね?」

オールマイト「ああ。いかに早く的確な判断をして実行できるかもこの訓練では重要点だ」

梅雨「緑谷ちゃんと爆轟ちゃんがヤバそうね…」

オールマイト(一応確保テープ巻き着ければ確保した事になるんだけどなぁ…)


91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 00:25:56.26 ID:SX254T48O

ドゴォォ…

緑谷「とと…」

爆轟「逃げんなクソナード!!」

緑谷「っ!!」ダダッ…

緑谷(さてと…あ、あそこ広そうだな…)

緑谷(あそこなら被害を極力抑えられる!)

キキーーッ

オールマイト(止まった…?)

爆轟「……なんで個性使わねえんだ?」

爆轟「個性使わなくても勝てるってか?あ?」

緑谷「……」



爆轟『出久ってさ~デクって読むんだぜ!』

『へーかっちゃん漢字読めるの!?』

爆轟『読めねえの?』

爆轟『んで、デクってのは何もできねえ奴の事言うんだぜ!』


先生『こりゃまた凄い個性だな…』

先生『爆轟君はヒーロー向きな派手な個性ね…』

爆轟(なんで皆できねえの?俺はできるのに)

爆轟(あ、そっか)

爆轟(俺がすごい。俺以外皆すごくないんだ)


ザバァッ

『わあっ!かっちゃん!』

『大丈夫でしょかっちゃん強いんだし』

爆轟『ぶはっ!』

緑谷『立てる?』

爆轟(あの時俺は大丈夫だったんだ!)

緑谷『頭打ったら危ないよ?』

爆轟(そんな目で俺を見下すな!)


爆轟(俺が上なんだ!!!)



爆轟(そろそろか…)スッ…

緑谷「?」

爆轟「デク…俺の個性って知ってるよな?」

オールマイト(!?ば、爆轟少年…まさか…)

爆轟「俺ァ手のひらの汗腺からニトロみてえなの出して爆発させてる」

爆轟「要望通りいってんならこの籠手はそいつを内部に溜めて…」

オールマイト「Noooo!ストップだ!爆轟少年!」

爆轟「当たらなきゃ死なねえよ…」

グッ…

ボボボォォオオオッッッ!!


92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 00:46:53.58 ID:SX254T48O

爆轟「……ほれ見ろ」

爆轟「ピンピン生きてるじゃねえか」

緑谷(危ない危ない…)

緑谷(今の食らってたら気絶じゃ済まないぞ…)

緑谷(かっちゃん…ちゃんと遠距離にも対応できる様にしたんだな…)

爆轟「この籠手に溜めれば溜めるほど威力は強くなる」

爆轟「なぁ…デク…個性使えよ?」

爆轟「全力のテメェをねじ伏せる」




ボォオオッ!!

緑谷「っ…」

爆轟「どうしたデク…当ててねえからまだ動けるだろ々」

緑谷(そろそろ時間が押してきてるぞ…)

緑谷「八百万さん!状況は!?」

爆轟「ハハハ無視かよスッゲエなぁ」

緑谷「……え?捕まった…?」



八百万「くっ…」

飯田「ふふふ…これでヒーローは1対2という不利な状況に陥った…」

飯田(さぁどうする緑谷君…)

飯田(この位で諦めきれる人じゃないだらう?)



切島「お、おい!先生止めた方がいいって!」

切島「爆轟相当クレイジーだぜ!殺しちまう!」

オールマイト(……)

オールマイト(妙な部分では冷静だ…みみっちいというかなんというか…)

オールマイト「爆轟少年それ次撃ったら君達の強制負けとする」

オールマイト「屋内戦での大規模な攻撃は守るべき牙城の損害を招く」

オールマイト「ヒーローにせよ敵にせよ愚策だそれは!大幅減点だからな!」

オールマイト(ここは教師として止めるべき…)

オールマイト(だが…)

爆轟「ああもうっしゃあねえ!」

緑谷(窓側柱に…て事は…)

緑谷 爆轟「殴り合いだ!」



93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 01:12:17.49 ID:SX254T48O

緑谷「くっ…」

緑谷(避けられない!反撃…タイミング…)

緑谷「ここっ!?」.ボオッ!

緑谷「いっ…」

ドゴォッ!

緑谷「が…」

轟「目眩しを兼ねた爆破で軌道変更…即座にもう一発」

轟「考えるタイプには見えねえが意外と繊細だな」

梅雨「慣性を殺しつつ有効打を加えるには左右の爆発力を微調整しなきゃならないものね」

峰田「才能マンだ…才能マンヤダヤダ…」

爆轟「ほら行くぞ!」

緑谷「!?」

爆轟「テメェの大好きな右の大振り!」

ゴッ!!!

緑谷「た゛…」

ガシッ

爆轟「テメェは…」ボボボ…

爆轟「俺より下だ!!」ズドォッ…

麗日「ちょ…あれリンチだよ!テープを巻きつければ捕らえた事になるのに…」

常闇「ヒーローの所業に非ず…」

上鳴「緑谷もすげえと思ったけどよ…」

上鳴「戦闘能力面で言えば間違えなくセンスの塊だぜ」

爆轟「おいデク!なんで個性使わねえんだ!?」

爆轟「俺を舐めてんのか!?」

爆轟「ガキの頃からそうやって!」

爆轟「俺を舐めてたんかぁ!?」

オールマイト「……」

緑谷「違う!」

爆轟「?」

緑谷「君が凄いから…勝ちたいんじゃないか…」

緑谷「勝って!!越えたいんじゃないかぁあっ!!」

爆轟「その面やめろやクソナード!!!」

オールマイト(……君の見据える未来にこれは必須なんだろう ?」

緑谷「来いっ!君の全力を受けてやる!」

爆轟「結局舐めてんじゃねえかよ…」

グッ

切島「先生!マジやばいって!止めてよ!」

オールマイト「……」




ボボボォォオオオッッッ!!

皆「!?」

麗日「デク君!!??」


94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 01:34:27.93 ID:SX254T48O

爆轟「はぁ…はぁ…」

ゴォッ…

緑谷「……」

爆轟「っ!?」

緑谷「ありがとうかっちゃん…」

緑谷「本気で闘ってくれて…」

爆轟「て、てめ…」ブンッ…

ドガァァァッッ!!!

オールマイト(容赦なしにアッパーカット!!!)

ゴゴゴ…

飯田「なんだ!?」

ドゴォォッ!!

飯田「下から!?」

爆轟「が…」

飯田「爆轟君!君という奴はいった…

緑谷「……」

飯田「なっ…逃げ…」

緑谷「させるか!」

シュルッ

ギュッ

ギュッ

飯田「なっ…」

八百万「2人とも…捕らえた…」

オールマイト「……残り10秒…ギリギリだったな…」




オールマイト「ヒーローチーム…WINNNNN!!!」




オールマイト「いやー全く皆凄いよ!爆轟少年以外は特に怪我した人もなし!」

オールマイト「初訓練にしちゃ上出来だ!」

オールマイト「では私はこれから爆轟少年に講評を聞かせねば!それじゃあ皆着替えて教室にお戻り!」

ビュンッ!

上鳴「オールマイトすっげえ…」

尾白「なんであんな急いで…」

峰田「かっけえ…」

オールマイト「」ダダッ…

オールマイト(…爆轟少年…自尊心の塊…膨れ切った心ほど弱いもの…)

オールマイト(しっかりカウンセリングせねば…!)


95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 01:55:10.74 ID:SX254T48O

緑谷「……」

切島「いやっはー!さすが個性把握テスト1位!伊達じゃねえな!」

芦戸「よく避けたよ!」

梅雨「正直間に合わないかと思ったわよ…」

緑谷「う、うう…そんな、おだて上げなくても…」

麗日「にしても良かったよ…怪我がなくて…」

緑谷「あ、ありがとう麗日さん…」

常闇「ったくわいわいと…」

飯田「机に座るな常闇君!」

ガラッ…

皆「!?」

爆轟「……」ガシッ

グイッ…

皆「……」

爆轟「」スタスタ…

緑谷「ま、待ってかっちゃん!」ダダッ

八百万「……」



緑谷「はぁ…はぁ…かっちゃん…」

爆轟「」スタスタ…

緑谷「かっちゃん!!!」

爆轟「ああ?」

緑谷「……その…少し…勘違いがあるから…誤解を解いてもらいたいんだ…」

緑谷「個性はもれなく4歳まで…」

緑谷「今までやった技は全部個性なんかじゃあないんだ」

爆轟「…」

緑谷「この1年間…ずっと修行してきたんだ。毎日重りつけながら学校行ったし休日にはある人から技の伝授もした…」

緑谷「だから…決してかっちゃんを騙した訳じゃない…」

緑谷「……よ?」

爆轟「…はいはい。そういうお世辞は要らねえんだよクソが」

爆轟「個性だろうがなかろうが俺がテメェに負けたには変わらねえだろ…」

爆轟「……」プルプル…


オールマイト『ヒーローチームWINNNNN!』

轟『……』


爆轟「氷のやつ見て敵わなんじゃねえかって思っちまったよ!」


八百万『爆轟さんは私慾丸出しの独断』

八百万『常に下学上達。一意専心にやらなければトップヒーローになどなれませんわ』


爆轟「くそっ!ポニーテールの奴の言う事を納得しちまった!」


98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 02:09:52.61 ID:SX254T48O

爆轟「くそがっ!クソックソッ!おいデクテメェもだ!」

爆轟「こっからだ!俺はこっから!俺はここで1番になってやる!」

緑谷「かっちゃん…」

爆轟「俺に勝つなんて二度とねえからな!クソが!」

ダダダダダッ…

緑谷「おっと」ヒョイ

オールマイト「いたああああああ爆轟少年!!!」ガシッ

オールマイト「言っとくけど自尊心ってのは大切なもんだ…君は間違いなくプロになれる能力を持っている!」

オールマイト「君はまだまだこれから…
爆轟「放してくれオールマイト歩けねえ…」

オールマイト「え?」

爆轟「言われなくても…俺は…あんたを超えるヒーローになる…!」

オールマイト「あ、ああうん…」

スタスタ…

オールマイト(立ち直ってる~…)

オールマイト(……教師って難しい!!)

緑谷(これが僕の不安要素…幼馴染の仲だ)

緑谷(…まぁ多少は解消したのかな…)

緑谷(でもかっちゃん…)

緑谷(次も…僕が勝つよ…)





緑谷(……だが僕達は知らなかった…)

緑谷(僕達に黒い闇の手が迫っている事を…)




「…見たか?これ…教師だってさ…」

「なあ….どう思う?もし…平和の象徴が…」







死柄木「ヴィランに殺されたら……!」


126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 16:44:31.06 ID:SX254T48O

緑谷(……とその前に…)

緑谷(ある人が委員長になったお話をしよう…)



レポーター「オールマイトの授業はどのような感じですか?」

緑谷「あいたた…お腹が…すみません保険室…(適当)」


レポーター「平和の象徴が教卓に立っている様子を聞かせて!」

麗日「え、えーっと…」

麗日「筋骨隆々です!」



レポーター「ここの学校をどの様にお思いで?」

飯田「最高峰の教育機関に自分は在籍しているという事実をことさら意識させられますね。威厳や風格はもちろんですが他にもユーモラスな部分など我々学生は常にその姿を拝見できるわけですからトップヒーローとは何をもってしてトップヒーローなのかを直に学べるまたとないk
レポーター「次次」

飯田「ハアッ☆」


レポーター「オールマイトについて…てあれ」

レポーター「君ヘドロの時の」

爆豪「そんな事知るか」


レポーター「オールマイトの…って小汚っ!」

レポーター「なんですか貴方は!」

相澤「彼は今日非番です。授業の妨げになるんでお引き取りください」

「オールマイトに直接お話伺いたいのですが!」
「なんか見たことあるようなないような…」
「あなた小汚すぎませんか!」
「消え失せろ!二度とその面見せるな!」

相澤(見れなくしてやろうか)

レポーター「少しでいいのでオールマイトに」
ゴォッ!!
レポーター「うわぁぁぁ!?」

「雄英バリアーだよ。俺らはそう呼んでる」

レポーター「ダッサ!なんすかそれは?」

「学生証とか通行許可IDを身に着けてない者が門をくぐるとセキュリティーが働くんだ」

「校内の至る所にセンサーがあるらしいぜ」

レポーター「何それ!お高くとまっちゃって!」



緑谷(オールマイトが雄英の教師に就任したってニュースは全国を驚かせ連日マスコミが押し寄せる騒ぎになっていた)

緑谷(誰もがそのことを知っている)

緑谷(そう…誰もが…)


128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 17:14:16.17 ID:SX254T48O

<キーンコーンカーンコーン

相澤「HRの本題についてだが…」

相澤「急で悪いが今日は君らに」

皆(ま、また臨時テスト…?)

相澤「学級委員長を決めてもらう」

皆(学校ぽいのキターーー!)

切島「へいへい!俺やりてえ!」

上鳴「俺もやってみたかったんだよねこれ」

耳郎「あたしも…」

爆豪「俺だ!」

緑谷(みんなやる気あるなぁ…)

緑谷(何より僕もやりたいんだけどね)

緑谷(普通科なら雑務って感じでこんなことにならないと思うけど)

緑谷(ここヒーロー科では集団を導くっていうトップヒーローの素地を鍛えられる役なんだ)

<ワイワイガヤガヤ

飯田「静粛にしたまえ!!!」

飯田「多を牽引する責任重大な仕事だぞ!やりたい者がやれるものではないだろう」

飯田「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務!」

飯田「民主主義にのっとり真のリーダーをみんなで決めるというのならこれは投票で決めるべき議案!!」ガタガタ…

皆「腕そびえ立ってるじゃねぇか!」

飯田「どうでしょうか?先生」

相澤「時間内に決めりゃなんでもいいよ」<俺寝るし

飯田「ありがとうございます!」

皆(寝るなよ)


結果

飯田「おお…僕に2票…」

八百万「私にもありますわ」

爆豪「ちっ…なんで誰も入れねえんだよ?」

尾白「お前本気で言ってるの?」

緑谷「…?」

麗日(…あれ…デク君…入れなかったの?)

飯田「うーむ…ここで困ったのが同票で1位が2つあるって事だが…」

梅雨「決選投票をやればいいんじゃないかしら?」

飯田「それだ!」


結果

飯田天哉 11票
八百万百 9票

飯田「お、おお…!」

相澤「んじゃ委員長が飯田、副委員長は八百万って事で」

切島「頼んだぜ学級委員!!!」

<ワァァ…

八百万(…っ)ギリッ


129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 17:44:03.02 ID:SX254T48O

~食堂~

<ガヤガヤ…

麗日「お米がうまい!」パクッ

緑谷「良かったじゃないか飯田君。委員長になれて」

飯田「止めてくれ…自分で言っときながら自分に入れた僕をこれ以上いじめないでくれ…」

緑谷 麗日(結局入れたんだ)

緑谷「別にいいと思うよ?八百万さんだって自分に入れていたかもしれないし)

緑谷「少なくとも1票は誰かが飯田君を推薦した事には変わりないし」モグモグ…

緑谷「どんな時でも冷静に分析して判断するのに長けているから僕は適役だと思うけどな…」

飯田「そ、そうか…?」

麗日(…デク君飯田君に入れたんだ…)

麗日(…あれ?)

麗日「そういえば飯田君…今僕って…」

飯田「?」

麗日「もしかして…坊ちゃん?」

飯田「…そう言われるのが嫌で一人称を変えていたのだが…」ざわ…ざわ…

飯田「僕の家は代々ヒーロー一家なんだ」

緑谷(ヒーローー家?)

麗日(ヒーロー1家やな)

飯田「ターボヒーローインゲニウムは知っているかい?」

緑谷「もちろんだよ!東京の事務所に65人もの相棒を雇ってる大人気ヒーローじゃないか!」

緑谷「あ、もしかして…」

飯田「それが俺の兄さ!」

緑谷「わっ!すごいや!」

飯田「規律を重んじ人を導く愛すべきヒーロー」

飯田「俺はそんな兄に憧れヒーローを志した…」

飯田「…しかし…」

緑谷「?」

飯田「いや…なんでもないさ」クスッ

麗日「なんか初めて笑ったかもね飯田君」

飯田「そうだったか?笑うぞ俺は」

緑谷(僕にとってのオールマイトが飯田君にはインゲニウムなんだ…)

ウィンウィン…

緑谷「!?」

飯田「なんだ!?」

《セキュリティー3が突破されました。生徒の皆さまは速やかに屋外へ避難してください》

飯田「セキュリティー3…何なんですかそれは…」

「屋内に誰かが侵入したって事だよ!」

「こんなの3年間なかったぞ!」

ダダダダダッ…


130: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 18:53:27.50 ID:SX254T48O

グイグイ…

飯田「さ、さすがは最高峰!迅速な対応だ…!」

麗日「んっ…」

緑谷「迅速すぎてパニックが…」

<押すな!

ベタ…

飯田「ぎぎ…い、一体何が…」

飯田「はっ!?あれは…」



レポーター「オールマイト出してくださいよ!」

マイク「だから非番だっての…今日はいねえよ」

レポーター「ひと事頂ければ帰りますから!」

相澤「ひと言貰ったら二言貰いたいのがあんたらだ」

飯田(何かと思えばマスコミか!迷惑な事この上ない!)

マイク(なぁおい。こいつら敵だぜ。とりあえずぶっ飛ばしちゃ駄目?)ヒソヒソ…

相澤(やめろマイク。ある事ない事書かれるぞ)ヒソヒソ…

相澤(警察来るまで待つしかない)

飯田「み、皆さっ…落ち着っ…」

ググッ…

飯田(駄目だ!皆逃げる事に必死だ!)

飯田(くっ…こういう時…彼なら…兄なら…!)

飯田「麗日君!!!」

麗日「飯田君!?ど、どこ!?」

飯田「ここだ!」ググッ…

飯田(1ミリでも近づければ…)

麗日「うわっ!」ゴォッ

飯田(っ…届かないどころかこれじゃあ離れていく一方だ…)

飯田(くそっ…!)

緑谷(皆さん!落ち着いてっ!!)

飯田「え?」

麗日「で、デク君…?」

緑谷(侵入したのはただのマスコミです!何もパニックになる事はありません!)

緑谷(ここは最高峰の人間に相応しい対応をしましょう!)

ざわ…ざわ…

「なぁおい今のって…」

「幻聴…?」

「おい…あれ見ろ!」

「ほ、本当だ!報道陣じゃねえか!」


133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 19:09:46.32 ID:SX254T48O



飯田「…では他の委員決めをして行きたいと思います」

飯田「その前に一つ…私から…」

スタスタ…

緑谷「?」

スッ…

飯田「……委員長…やってくれるか?」

皆「いっ!?」

葉隠「飯田君!委員長やりたかったんじゃないの?」

上鳴「な、なんで1、2回で止めちまうんだよ?」

飯田「この間のトラブルを見れば一目瞭然だ。緑谷君は…本校生徒…いや雄英を救ってくれた…」

飯田「クラスさえも守れないこの俺に…やる資格はない…」

緑谷「でも…」

飯田「それに人を導く立場はまだ俺には早いのだと思う」

飯田「俺と違って実技入試の構造に気付いていた上手の緑谷君が就任するのが正しい」

飯田「…駄目か?」

緑谷「…委員長のご指名だ。断れるわけないじゃないか」

ガシッ

<ワァァ…

切島「改めて頼むぜ!新委員長!」

相澤「時間が勿体無い。早くしろ」

飯田 緑谷「はい…」

八百万「…ふふ」




「…どうしたらただのマスコミにこんな事が出来る?」

校長「唆した者がいるね」

校長「邪な者が入り込んだか…」

校長「もしくは宣戦布告の腹積もりか…」


139: >>136 もう直ぐ出てくるからもちっと待っとくれ 2016/06/29(水) 19:40:37.53 ID:SX254T48O

<キーンコーンカーンコーン


相澤「今日のヒーロー基礎学だが俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」

麗日「何するんですか?」

相澤「災害水難なんでもござれ」

相澤「レスキュー訓練だ」
上鳴「レスキュー…今回も大変そうだな」

芦戸「ねえ~」

切島「バッカ!おめぇこれこそヒーローの本分だぜ」

切島「鳴るぜ腕が!」

梅雨「水難は私の独壇場」<ケロケロ

相澤「おい話途中」ギロッ

相澤「今回コスチュームの着用は各自の自由でいい」

相澤「コスチュームによっては今回活動が限定される可能性があるからな」

相澤「訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗って行く」

相澤「以上、準備開始」



麗日「あ、デクくん体操服だ。コスチュームは?」

緑谷「戦闘訓練でボロボロになっちゃったからサポート会社の修復待ちなんだ」

常闇「まぁあんな戦いしたのだから当然だな」

爆豪「……」

緑谷「1-Aは揃ったかな?」

飯田「はい!委員長!」

緑谷「それじゃ早速行こうか!レスキュー訓練!!」


ブゥゥ….

緑谷「……」

梅雨「ねえ、緑谷ちゃん。私思った事なんでも言っちゃうの」

緑谷「え?あ、ああはい!?蛙吹さん?」

梅雨「梅雨ちゃんと呼んで」

緑谷「う、うん…」

梅雨「あなたの個性オールマイトに似てる」

緑谷「え、えええ!?」

切島「おいおい違うぜ梅雨ちゃん。こいつの個性はレーザー砲だ」

切島「全くもってして類似してないぜ」

飯田「だが見たところパンチなどの威力が常人以上あるが…」

切島「相澤先生が個性発動させないようにしてたんだからありゃ素のパワーなんだろ」

切島「本当羨ましいぜ。俺は硬化で対人戦にゃ持ってこいだが」

切島「いかんせん地味で迫力にかける」

切島「派手で強えっつったらやっぱ爆豪と轟だよなぁ!」


144: >>143 テレパシー。クリリンにやってたから悟空にも可能な筈 2016/06/29(水) 20:01:36.48 ID:SX254T48O

梅雨「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ」

爆豪「んだとコラァ!出すわ!!」

梅雨「ほら」

上鳴「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるって凄えよおめえ」

爆豪「てめえのボキャブラリーはなんだコラ!殺すぞ!」

緑谷(やば…かっちゃんがいじられてる…信じられん)

八百万「低俗な会話ですこと…」

麗日「でもこういうの好きだ私」

飯田「爆豪君、君は本当に口悪いな!」

相澤「そろそろ着くぞ…いい加減にしとけよ…」




バンッ!!

尾白「す、すげぇ…」

砂藤「USJかよ!」

「水難事故…土砂災害…火事…etc…」

「あらゆる事故や災害を想定し。僕が作った演習場です…」

「その名も…」

13号「ウソの災害や事故ルーム!」

皆「USJだったーー!?」

緑谷「スペースヒーロー13号だ!」<うぉぉ…

緑谷「災害救助で目覚ましい活躍をしている紳士的ヒーロー!」

麗日「わーー!私好きなの13号!」

相澤「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせる筈だが」

13号「先輩….それが」ヒソヒソ…

緑谷「?」

13号「通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで…」スッ…

緑谷(…3?何の話をしているんだ?)

13号「今は仮眠室で休んでいます」


オールマイト『すまん!終わりがけなら少しだけ顔出せるから!』

オールマイト『本当申し訳ない!』


相澤「不合理の極みだなおい…」

相澤(まぁ…)

相澤(念の為の警戒態勢…か)

相澤「仕方ない。始めるか」


145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 20:27:38.55 ID:SX254T48O

13号「えーそれじゃ始めるまえにお小言を一つ二つ…」

13号「……えと三つ程」

皆(どんどん増えてくなぁ)

13号「あいや四つかな」

13号「皆さんご存知だと思いますが僕の個性はブラックホール」

13号「どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」

緑谷「その個性でどんな災害からでも人を救い上げるんですよね!」
麗日「」コクコクコク

13号「ええ…」

13号「しかし簡単に人を殺せる力です」

13号「皆の中にもそういう個性がいるでしょう」

皆「!」

13号「超人社会は個性の使用を資格制にして厳しく規制する事で一見成り立っているように見えます」

13号「しかし一歩間違えれば容易に人を殺せる《いきすぎた個性》を個々が持っていることを忘れないでください」

13号「相澤先生の体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り」

13号「オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います」

13号「この授業では心機一転!」

13号「人間の為に個性をどう活用するかを学んでいきましょう」

13号「君達の力は人を傷つける為にあるのではない」

13号「助ける為にあるのだと心得て帰って下さいな」

緑谷(13号…)

緑谷(カッコいい!!)

13号「以上!ご静聴ありがとうございました!」

皆「ブラボー!ブラーボー!」パチパチ…



146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 20:35:11.25 ID:SX254T48O

相澤「そんじゃあまず…」

ズズ…

相澤「!!」

相澤「一かたまりになって動くなっ」

緑谷「え?」

相澤「13号!生徒を守れ!」


緑谷(奇しくも)

緑谷(命を救える訓練時間に僕らの前に現れた)

切島「何だぁ?また入試ん時みてえなもう始まってんぞパターン?」

相澤「動くな!あれは」

相澤「敵だっ!!!」

黒霧「…イレイザーヘッドと13号…」

黒霧「先日頂いた先生側のカリキュラムではオールマイトもここにいる筈ですが…」

相澤「やはり先日のはクソ共の仕業だったか…」

死柄木「どこだよ…せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさ」

死柄木「オールマイト…平和の象徴…いないなんて」

死柄木「子供殺せば来るのかな?」

緑谷(プロが何と戦っているのか)

緑谷(プロが何と向き合っているか)

緑谷(それは)

緑谷(途方もない悪魔)


147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 22:17:07.86 ID:SX254T48O

切島「敵ンンンッ!?バカだろ!」

切島「ヒーローの巣窟に入り込んで来るなんてアホすぎるぞ!」

八百万「先生!侵入者用センターは!?」

13号「勿論ありますが…!」

轟「現れたのはここだけか学校全体か…」

轟「何にせよセンサーが反応しねぇんなら向こうにそういうこと出来る個性がいるって事だな」

轟「校舎と離れた隔離空間…そこに少人数が入る時間帯」

轟「馬鹿だか阿呆じゃねえ」

轟「これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」

相澤「13号避難開始!学校に連絡試せ!」

相澤「センサーの対策も頭にある敵だ!」

相澤「電波系の個性が妨害している可能性もある」

相澤「上鳴!!お前も個性で試せ!」

上鳴「っす!!」

緑谷「先生は!?一人で戦うんですか!?」

緑谷「あの数じゃいくら個性消すって言っても…」

緑谷「イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ!」

緑谷「正面戦闘は…」
相澤「緑谷」

相澤「一芸だけではヒーローは務まらん」

相澤「13号!任せたぞ!」バッ

「射撃隊行くゾォ!」

「情報じゃ13号とオールマイトだけじゃなかったか!?ありゃ誰だ!」

「知らねえ!…が一人で正面突っ込んでくるとは…」

「大間抜け!!!」

シーン……

「あ、あれ…出ねえ…!?」シュルル…

グイッ

ゴッッ!

「馬鹿野郎!あいつは見ただけで個性を消すっつうイレイザーヘッドだ!」

「消すぅぅ~?へっへっへ…俺らみてえな異形型のも消してくれんのか?お?」

相澤「いや無理だ」バキッ

ゴォッ

「ぶほぉっ!?」シュルル…

相澤「発動系・変形系に限る」ギュッ

「テンメ…」ブンッ

相澤「が」<危ない危ない

グイッ

相澤「お前らみたいな奴の旨みは統計的に近接戦闘で発揮される事が多い」

「何を…!」

「ぉぼ…」

「や、止め…こっちに」
ズドォォォッ

相澤「だからその辺の対策はしている」


148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 22:38:07.35 ID:SX254T48O

死柄木「肉弾戦も強く、その上ゴーグルで目線を隠されては《誰の個性を消しているか》分からない…」

死柄木「集団戦においてはそのせいで連携が遅れをとるな…」

死柄木「成る程…嫌だなプロヒーロー」

死柄木「有象無象じゃ歯が立たない」

緑谷「すごい…多対一こそ先生の得意分野だったんだ!」

飯田「何冷静に分析しているんだ委員長!早く避難を!」

ゾワッ

黒霧「させませんよ」

緑谷「!?」

13号「っ!!」

相澤(しまった…一瞬瞬きした時に…)

相澤(一番厄介そうな奴を…)

黒霧「初めまして。我々は敵連合」

黒霧「僭越ながらこの度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは」

黒霧「平和の象徴…オールマイトに息絶えて頂きたいと思っての事でして…」

緑谷「は…?」

黒霧「本来ならここにオールマイトがいらっしゃる筈ですが…」

黒霧「何か変更あったのでしょうか?」

黒霧「まぁそれとは関係なく…」ユラ…

13号(やむを得ん…!)ボコッ!

シャッ

黒霧「ぬっ」

切島 爆豪「っらぁあ!!」ドゴォォッ!!!

切島「その前に俺達にやられる事は考えてなかったか!?」

ユラ…

黒霧「危ない危ない…そう…生徒といえど優秀な金の卵…」

13号「駄目だ!どきなさい2人共!!」

黒霧(散らして)ズォォッ…

皆「!?」

黒霧(嬲り)

爆豪「ちっ…!」

黒霧(殺す)


ゴォォォ………


149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 22:59:03.27 ID:SX254T48O

緑谷「皆……」

緑谷「!?」

緑谷「すすすす水難んんん!?」ヒュゥゥ…

緑谷「なんつって」キキーッ

緑谷「馬鹿め。僕が舞空術使えるなんて思ってもいないんだろうな」

緑谷(そもそも舞空術なんて知らないだろうけど)

ビュッ!

緑谷「なっ!」ヒョイ…

緑谷「…ああまぁ…」

緑谷「遠距離の一人や二人はいるよねー…」

ビュビュビュビュビュ…

緑谷「ああもうっ!」ヒュンヒュン…

緑谷「皆探さないと行けないのに…」

緑谷「っ!!蛙吹さん!!」<と峰田君

梅雨「…」

峰田「う、うう…カエルの割に…なかなかどうして…おっぱいが…くっ…」

梅雨「黙れしばくぞ」

峰田「サーセンw」

緑谷「……蛙吹さんっっ!!」ゴォッ

梅雨「あら、緑谷ちゃん奇遇ね。それと梅雨ちゃんと…」クルッ

バシャァッ!

「うおおおおっ!!!」ブンッ

梅雨「えっ…」

バキッッ!

「ぐほぉぉっ!!」

緑谷「うちの友達に手出すなぁぁ!敵ンッ!!」

「おい!!逃げるぞ!」

「捕まえろ!!」




緑谷「なんとか船に隠れたものの…」

梅雨「ありがとう緑谷ちゃん。お陰で助かったわ」

緑谷「そんな事ないさ」

峰田「よ、よかった…緑谷と一緒だぁぁぁぁ!」

峰田「もう何も怖くなぃぃいいい」

梅雨「頼むから死亡フラグだけは立てないでほしいわね峰田ちゃん」

梅雨「しかし大変な事になったわね」

緑谷「カリキュラムが割れてた…!単純に考えれば先日のマスコミ乱入は情報を得る為に奴らが仕組んだって事だ」

緑谷「轟君が言っていたように…虎視眈々と…準備を進めていたんだ」

峰田「でもよでもよ!オールマイトを殺すなんて出来っこねえさ!」

峰田「オールマイトが来たらあんな奴らケッチョンチョンだぜ!」

150: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 23:15:32.03 ID:SX254T48O


梅雨「峰田ちゃん…」

梅雨「これ…殺せる算段があるから連中無茶してるんじゃないの?」

梅雨「そこまで出来る連中に私達、嬲り殺すって言われたのよ?」

峰田「!!……」

梅雨「オールマイトが来るまで持ちこたえられるかしら…」

梅雨「オールマイトが来たとして…無事に済むかしら…」

峰田「………」

峰田「もう駄目だ。おしまいだぁ…」

緑谷(なんで殺したいんだ…?)

ガシッ

梅雨「何寝言言っているの。ふてくされている暇があるなら生き抜く方法を考えなさい」

緑谷(敵…悪への抑止力になったから…?)

峰田「駄目だぁ…お前らには分からないのか」

緑谷(一人で平和の象徴と呼ばれているから…?)

梅雨「分からないわ」

緑谷(いや…ていうか…理由…)

峰田「偉そうに言っといて何諦めてんじゃゴラァァ!?」

緑谷「2人共!落ち着いてっ!!」

梅雨 峰田「!?」

緑谷「…奴らにオールマイトを殺す術があるというなら…」

緑谷「今…僕らがすべき事は…」



ビキビキ…

「ぐおっ…」

「子供一人に情けねえな……

轟「しっかりしろよ…大人だろ?」



ズゥゥ…

麗日「はぁ…はぁ…」

13号「皆!無事ですか!?」

飯田「大丈夫か!?八百万君!」

八百万「い、今…」


緑谷『八百万さんっ!!』ドンッ

八百万『きゃっ…!?』


八百万「……緑谷さん…」



緑谷「戦って…阻止する事ッ!!!」






耳郎「ここ2人とか…」

上鳴「ほぼ無理ゲーな」


151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/29(水) 23:55:17.38 ID:SX254T48O

オールマイト「13号君にも相澤君にもつながらない…」

オールマイト「いかなる理由であれ勤務時間外の都合で教鞭を放り出す…」

オールマイト「とても愚かしいことをしていた」

オールマイト「終わりがけに行って何を語れよう」

オールマイト「後10分程なら体ももつだろうし…」ムキムキ…

オールマイト「私が行ぐぼごぉっっ!?」

オールマイト「ごほっ…ごほっ…」

オールマイト「こりゃあれかい?年か?年なのか?」

オールマイト「確かにそりゃもういい歳してヒーローやってるおじさんだぞ!?」

オールマイト「だからといっておじさんだぞ!?おじいちゃんじゃないぞ!?50未満だぞ!」

オールマイト「……」

オールマイト「…あの人なら…なんて言ってくれるかな…」

オールマイト「……いつも笑顔…か」

オールマイト「さあ今度こそ!」ニカッ

オールマイト「私が行k
校長「待ちなよ」

オールマイト(……どうしよ相澤君)



13号「障子君!皆いるか確認できますか!?」

障子「散り散りになっていますが…皆無事です」

13号「委員長!……は飛ばされてしまいましたか…」

八百万「……」

緑谷(八百万さん八百万さん!)

八百万「!?み、緑谷さん!」

緑谷(今テレパシーで君にだけ声を送っている!)

八百万「テレパシー…?何故そんな事が…」

緑谷(いいかい!?よく聞いてくれ!恐らくそいつらはオールマイトに勝つ算段がある!)

緑谷(最悪のシナリオ…オールマイト殺害から逃れる為にはこれしかない!)

緑谷(誰かが外へ出て先生達に伝える…!)

八百万「…は、はい!」

緑谷(勿論一筋縄じゃいかないが成功すればオールマイトだけじゃなく他の援護も来てくれる!)

緑谷(僕自身もこっちの敵がいるから協力してあげられない…)

緑谷(副委員長!僕の代わりに皆に指示を出してくれ!)

八百万「…!」

緑谷(君が好きな様に考えてみて!多分こういう作戦練りは僕より八百万さんが得意だと思うんだ!)

八百万「…で、でも…」

緑谷(きっと八百万さんならできる!自分を信じろ!)

八百万「…緑谷さん…」

八百万「先生…私…副委員長から提案があります…」

13号「!?なんですって…」

八百万「…飯田さん…」

飯田「?」

八百万「貴方…この距離何秒で走れますの?」


153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 00:39:17.30 ID:rQ0UqNIoO

峰田「何が戦うだよバカかよぉ!」

峰田「オールマイトぶっ倒せるかもしれねー奴らなんだろ?」

峰田「矛盾が生じてんぞ緑谷ぁ!!」

峰田「雄英ヒーローが助けに来てくれるまでおとなしくが得策に決まってらい!」

緑谷「僕らの個性が分からないからこそ…きっとバラバラにして数で攻め落とすって作戦にしたんだよ」

緑谷「数も経験も劣る!つまり勝利の鍵は…」

緑谷「僕らの個性が相手にとって未知であること!!」

緑谷「そして!敵が船に上がらない事がこの仮説を裏付けている!」

緑谷(……まぁ…相手も完全に舐め切っているって訳じゃなさそうだけど…)

緑谷(こっちだって全くこのケースを想定していなかったって訳じゃないんだ…!)




悟空『…今日確かおめえの学校に侵入者が来たんだろ?』

緑谷『ええ…でも結局敵じゃなくてただのマスコミだったし…』

緑谷『お陰で潰されかけた…』

悟空『…でもあの壊れ方は尋常じゃねえだろ…只者じゃねぇ』

緑谷『え?見たんですか?』

悟空『ああ。たまにおめえの学校見に行ってんかんな』

悟空『でも…』

悟空『ドアが半分以上粉々になっていた』

緑谷『…!』

悟空『並みのやつが武器使ってもああはならねえぞ』

悟空『最近おかしな気をいくつか感じる…』

悟空『もしかしたらおめえ達…』

悟空『狙われてっかもしんねえぞ…』



緑谷(まさか悟空さんの勘が的中したとは…)

緑谷(ある意味オールマイト以上に恐ろしい…)

緑谷(さてこの状況は…)

緑谷「…よし。出来た」

梅雨 峰田「え…」

緑谷「峰田君…」ヒソヒソ

峰田「!?」

峰田「……わ、わかった…」

緑谷「梅雨ちゃん。2回、めという文字が聞こえたらジャンプしてくれ」

梅雨「ええ」

緑谷「思いっきりね」

ズドォォォッ

3人「!?」

「じれったい…さっさと終わらせるぞ…」

梅雨(あっちゃ…完全に壊れた…もう直ぐ沈む…)

緑谷「時間が無いな…」




154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 00:58:28.23 ID:rQ0UqNIoO

ゴォッ

「飛んだ!」

「ちっ…飛行できる個性の奴が居たなんてな…」

「だが…飛び道具ならこっちだって…」

緑谷「…っ」ゴォッ…

緑谷(…中心……ここ辺りか…)

「?」

緑谷「か…め…」

「亀?」

緑谷「は…め…」ボボォッ…

梅雨「ケロッ!!」ゴッッ

峰田「うほおっ!?」

「もう2人も船から出やがった…/!?」

緑谷「波ぁぁあああ!!!」

ギュオオオッッ!

「いい!?」

「ビームなんてありかよ…!」

ザバァァァッッ!


ゴゴゴ…

「畜生!渦ができた!」

「クソ…こんなんで吸い込まれると…」

峰田「だだだだだだだだだ!!!!」

ブンッブンッ

「っだこれ取れねえ!」

「くそっ!邪魔して泳げねえ!」

「うわぁぁぁ…」

峰田「消えてなくなれぇぇえええ!」ブンブンブンッ

ゴゴゴオオオッッ………


ガシッ

緑谷「大丈夫?梅雨ちゃん」

梅雨「ええ。大丈夫よ。だからお願い」

梅雨「お姫様抱っこは…」

緑谷「あ///」

峰田「緑谷の裏切り者ォォォ!!」

緑谷「ちょらめ…」

梅雨(…なんやかんや第一難関突破ね…)

梅雨(さて…次は…)

梅雨「……無理に態勢立て直さなくていいわよ」

緑谷「ご、ごめん梅雨ちゃん」ゴォォォ…,

緑谷(待ってろ敵連合!今行ってやるからな…!)


164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 13:21:46.43 ID:rQ0UqNIoO

轟「散らして殺す…か」

轟「言っちゃ悪いがあんたらどう見ても《個性を持て余した奴》以上に見受けられねえよ」

「こいつ…!移動してきた途端に…」

「本当にガキかよ!?いってて…」

轟(……初見は精鋭を揃え数で圧倒するかと思ったが…)

轟(フタを開けりゃ生徒用のコマ)

轟(チンピラの寄せ集めじゃねえか)

轟(見た感じ本当に危なそうな人間は4、5人ぐれえか)

轟(とすると…)

轟「なぁ…」

轟「このままじゃあんたらじわじわと身体が壊死していくわけだが…」

轟「俺もヒーロー志望」

轟「そんな酷えことはなるべく避けたい」

轟「あのオールマイトを殺れるっつう根拠…策ってなんだ?」






上鳴「っと…うおっ!」ヒョイ

「ちぃっ!」

上鳴「あらよっと!!」

バチィッッ!!

耳郎「あ゛あ゛っっっ!!!」

キーーーン

「ぐぁああ!?」

「耳が!!」

耳郎「キリないわったく!」

耳郎「つーか上鳴!あんた電気男でしょ?ビリビリってやっちゃってよ」

上鳴「だーっ前も見た事あんだろ?」

上鳴「俺は電気を纏うんだ!そりゃ放電出来るがそしたらお前にも被害が出る!」

上鳴「ほら轟みてえな感じよ!」

上鳴「助け呼ぼうにも特別電子変換無線今ジャミングヤベェしさ」

上鳴「いいか?今俺は頼りになんねえ!頼りにしてるぜ耳郎!」

耳郎「男の癖にグダグダと…」

耳郎「あっ!?」ガシッ

上鳴「じ、耳郎!」

「さあどうする?これで俺を殺さん限りこいつは助からんぞ」

「だが俺を殺せばこいつも死ぬ」

「困 っ た な ぁ ?」ニヤ…

耳郎「ぐあ…」ギリギリ…

上鳴「くっ…」


166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 15:31:36.24 ID:rQ0UqNIoO

死柄木「23秒…」

相澤「本命か」ヒュッ

死柄木「24秒」ガシッ

死柄木「20秒」

相澤「ちっ!」ダッ…

死柄木「17秒」

ドゴオォッ!

死柄木「動き回るので分かりづらいけど…」ググ…

相澤(くっ…紙一重でガードしたか…!)

死柄木「髪が下がる瞬間がある」

死柄木「1アクション終えるごとだ」

死柄木「そしてその間隔が段々短くなっている…」

死柄木「無理をするなよ…イレイザーヘッド」ポロッ…

バコォッ!!

相澤「つっ…」

相澤(肘が…なんて個性だよ)

「ふんっ!!」ブンッ

相澤「ぐおっ…」ヒョイ…

シュルル…

ギュッ

相澤「…ふう…」

死柄木「その個性じゃ集団との長期決戦には向いてなくないか?」ムク…

死柄木「普段の仕事と勝手が違うんじゃないか?」

死柄木「君が得意なのはあくまで《奇襲からの短期決戦》じゃないのかな?」

死柄木「それでも真正面から飛び込んで来たのは生徒に安心を与えるためか…」

相澤(一秒でも多く稼げはオールマイトが来る可能性だって…!)

死柄木「かっこいいなかっこいいなぁ…」

死柄木「…ところでヒーロー」

相澤「!?」

死柄木「本命は俺じゃない」

ガシッ…


167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 16:05:48.52 ID:rQ0UqNIoO

飯田「…10秒……いや8秒あれば…」

八百万「成る程。ならば…こちらに賭けた方がいいですわね」

八百万「副委員長指示です。飯田君はここから学校へ駆けて先生達を!」

八百万「他の方々は全力でサポートを!」

皆「おう!」

飯田「ま、待て!何故皆を置いて行かなければ…」

13号「警報も鳴らず、電話も圏外になっていました」

13号「ここの警報は赤外線式です」

13号「下で先輩…イレイザーヘッドが個性を消し回っているにもかかわらず無作動…」

13号「これは恐らく誰かそれらを妨害可能な個性が居て、即座に隠したのでしょう」

13号「それらを見つけ出して倒す…という方法にはかなりのリスクがかかる」

13号「八百万さんの作戦が一番最善な策だと思います」

飯田「し、しかし…」

砂藤「早く行け!外には警報がある!だからこいつら中だけで事を起こしてんだろう!?」

瀬呂「逃げ切れりゃこっちのもんだ!お前の脚でモヤを振り切れ!」

13号「救う為に…個性を使ってください!」

飯田「!……」

麗日「私達…サポートなら出来るから…!する!から!!」

麗日「お願いね元委員長!!!」

飯田「っ!!」

黒霧「手段がないとはいえ…」ゴォッ…

黒霧「敵前で策を語る阿保が居ますか!!」

13号「バレても問題ないから語ったんでしょうが!!!」ゴゴォッ…


爆豪「これで全員か…弱えなぁ…」

切島「っし!早く皆助けに行こうぜ.!俺らがここにいることからして皆USJ内にいるだろうし!」

切島「何より攻撃手段少ねぇ奴等が心配だ…」

切島「俺らが先走ったせいで13号先生が後手に回った…」

切島「先生があのモヤ吸っちまえばこうはならなかった…男として責任取らなきゃ…」

爆豪「行きてえなら1人で行け。俺はあのワープゲートぶっ殺す」

切島「は、はあ!?」

切島「何ガキみてえな事言ってんだ!?この期に及んで!それにあいつに攻撃は…」

爆豪「うっせえ!!敵の出入口だぞ?逃げ出せねえように元を締めとくんだよ!」

爆豪「それにモヤの対策もねえって訳じゃねえ」

(さっきからペチャクチャ喋りやがって…!)ブンッ

爆豪「つーか」ドゴォォォッッ!!

爆豪「敵がこんな三下なら大概大丈夫だろ」

切島(反応速度速え…)

切島「つーかお前そんな冷静な感じだっけか?」

爆豪「俺はいつも冷静だ!クソ髪野郎!!」

爆豪「じゃあな。行っちまえ」

切島「待て待て!ダチを信じる…男らしいぜ爆豪!!」

切島「ノッたよおめえに!」


170: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 17:03:05.96 ID:rQ0UqNIoO

ゴォッ…

皆「せ、先生ーーー!!」

13号「うっ…」

黒霧「13号…災害救助で活躍するヒーロー…」

黒霧「やはり戦闘経験では一般ヒーローに比べ半歩劣る」

13号(ワープゲート…!やられた!)

麗日「…っ!!」

瀬呂「飯田ぁあ!走れってっ!!」

飯田「っ…」

飯田「くそうっ!!」ダダッ!!

黒霧「喰らい漏らした子供…待つべきはあくまでオールマイトのみ…」

ゴォッ…

飯田「なっ…!」キキーーッ!

黒霧「他の教師の方々も呼ばれてはこちらも大変なので」

飯田(皆を!僕が!任された!)

飯田(クラスを!僕が!!!)

ガバッ

障子「行け!!」

飯田「!?」

障子「早く…」

飯田「…すまない!」ダダッ!!

障子「ぐおっ…」ゴォッ…

黒霧「ちょこざいな…!」

飯田(後30m…!)

黒霧「外には出させない!!」

麗日「待てっ…!!」ダダッ…

芦戸「麗日!どうしたの!?」

麗日「皆!あれ見て!!」

芦戸「何…」

芦戸「!?」

砂藤「ありゃ…」

飯田「…」ダダッ…

飯田(ドア…!蹴破るか!?蹴破れる厚さなのか!?)

飯田(くっ…当たって砕けろだ!)

黒霧「生意気だぞ…メガネ」

飯田「!?」

黒霧「消えろ!!」ゴォッ…

スカッ…

黒霧(何っ…!)

麗日「理屈は知らへんけどこんなん着とるなら実体があるって事じゃないかなぁぁああっ!」グイッ

黒霧「しまった!!」ゴォッ

ピタッ

瀬呂「これで動けねえだろ?」


171: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 17:14:23.69 ID:rQ0UqNIoO

皆「行けぇぇぇっ!!飯田ああああっっ!!!」

飯田(皆…!)

ダダダ…

飯田(後は数m!!)

飯田(このまま振り切れる!)

芦戸「行けぇぇぇ!」

麗日「よ、良かった………」

















麗日「あ…あかんっ!離れて飯田君!!!」

飯田「え?」シャッ

バキィィッ!!!

皆「なっ……!」

「……」

ヒュゥゥ…

ズドォォォッ…

飯田「…あ…あ…」

ガクッ

八百万「い、飯田さんっ!」

八百万(おかしい…他の敵ならさっきまで相澤先生が…)クルッ

八百万(!!?)




相澤「……」ポロポロ…


八百万「嘘…イレイザーヘッドが…」


死柄木「そいつこそ本命…」

死柄木「対平和の象徴…改人…その名も…」

死柄木「脳無」


175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 17:39:26.14 ID:rQ0UqNIoO

脳無「……」

死柄木「おい脳無。黒霧頼むわ」

シャッ

瀬呂「マジかよ…!」

ドゴオォッ!!

瀬呂「ぐはっ…?」

麗日「瀬呂君!!」

黒霧「人の心配をしてる場合ですか?」

黒霧「今度は貴方ですよ?」シャッ

脳無「……」

麗日「ひっ…!」

砂藤「させるか野郎!!」ダダッ

障子「くそったれ!!!」ダダッ…

砂藤 障子「っあああ!」ブンッ

ドゴッ

脳無「……!」

障子(ビクともしない!)

砂藤「じょ、冗談じゃね゛ぼお!?」バキィィッ

メキメキ…

障子(どんな馬鹿力だよ…!あの脚どれだけめり込んでいるんだ…)

ヒュゥゥ…

ドガァァァッッ…

障子「砂藤!!」

ブンッ

グシャッ!!

障子「ぶ…」

麗日「あ…」

死柄木「顔面がミンチになったよ。やったねモブちゃん」

ドサッ…

麗日「皆…!」

ズドォッツ!!!

麗日「がはっ…!!」

麗日「おえっ…」ドバッ

ガクッ…

脳無「」ガシッ

ブンッ

ドサッ


178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 18:16:18.87 ID:rQ0UqNIoO

芦戸「ひ…」

死柄木「うーん…正直そこの2人殺したってあまり意味ないからなぁ…」

八百万「……くっ!」

死柄木「でもできれば奴の悔しがる所を見たい気持ちもある」

死柄木「絶望のどん底に叩き落とす…なんて残酷な殺し方…」

死柄木「素晴らしい…!」

ドッ…

芦戸「や、止めて…」

芦戸「来ないで…!!」ガクガク…

脳無「……!」

バキュンッ!!

芦戸「!!」

芦戸「ふ…」

芦戸「副委員長!!」

八百万「これ以上…クラスの皆には手を出させませんわ!」

脳無「」シュゥゥ…

脳無「……」スタスタ…

八百万(っ…予想はしていたけどデザートイーグルのヘッドショットでも傷一つないとは…)

八百万「止まりなさい!!」バキュンッバキュンッ

ドッドッ…

脳無「……」シュゥゥ…

スタスタ…

八百万(な、なんとかしないと…このままだと殺される……!!)

バキュンッバキュンッバキュンッ…

脳無「…」ザッ…

八百万「っ…!」ジャキ…

ガシッ

八百万「!!」

バキバキバキッ!

八百万「け、拳銃が…」

グシャッ

脳無「……」

八百万「あ…ああ…」

芦戸「逃げてええええ!八百万ぅぅぅうううっ!!!」

黒霧「残念…時間切れだ。惜しかったな…」

死柄木「……GAME OVERだ…」

ブオオッッ…

八百万「あああああ…」



八百万(あーあ…結局役立たずで終わっちゃった…)

八百万(緑谷さんが私の事信じてくれたのに…)

八百万(思えば私あの人の役に立った事なんかあったっけ…)

八百万(出来損ないの娘でごめんねお母さん…お父さん…)


180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 18:20:34.72 ID:rQ0UqNIoO


































































シャッ

脳無 死柄木 黒霧「!!!???」

八百万「…?」




緑谷「離れろよクソヴィラン…!」ブンッ

ドガッッッッッッッ!!!!!

脳無「っ!!」ゴォッ



ドゴオオオオオオオ…


183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 18:37:01.16 ID:rQ0UqNIoO

八百万「……み、緑谷…さん…」

梅雨「間一髪で間に合ったわね…」

峰田(ヤオヨロッパイ…)

芦戸「み、皆…良かったよぉ~…」

緑谷「八百万さん!大丈夫!?」

八百万「ええ…でも他の方は…」

ゴッッ!

皆「!?」

ドッッ!!

脳無「……」メキメキ…

峰田「お、おいおいおい!?着地した足が膝まで地面に埋め込んでいらっしゃいますが!?」

緑谷「…あちゃ…」

脳無「」ポキポキ…

緑谷「全っ然効いてないね」

峰田「逃げるんだぁ…勝てるわけがないよ」

梅雨「そこまで性根が腐っていたとは…」

死柄木「少しは骨のある奴が来た様だけど…」

死柄木「こいつはオールマイトの100%すら耐えられる仕様」

死柄木「ただただその骨を精神ごと…ズタズタに…ポキポキに折るだけさ」

緑谷「………飯田君…」

飯田「……」

緑谷「………麗日さん…」

麗日「……」

緑谷「ゆ……ゆ……!」ギュッ

緑谷「許さないぞ貴様らぁあああっ!!!」ボォッ!

ゴォッ…

黒霧(なんだあれは…!赤いオーラ?)

脳無「」バッ…

芦戸「こ…こっちに飛んでくる…!」

脳無「!!!」ブンッ

ドゴオオッ!!

梅雨「な、なんて速さなの…」ミシ…

死柄木「当たり前だろう?オールマイトを倒せる数少ない生物」

黒霧「いえ死柄木、違います…あの娘が言っているのは…」

緑谷「…」シャッ

黒霧「あの地味な子の事です」

緑谷「ジャン拳…!」

脳無「!?」クルッ

ズドォォォッ!

緑谷「ダブルグーーーー!」

ビュンッ…

ドオオオオンッッ…


184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 19:06:27.03 ID:rQ0UqNIoO

ズド…

峰田「ひ、ひぇ…なんだよなんだ地震でも起きてんのか!?」

峰田「もう大分USJ崩壊してるんですが!?瓦礫一つ二つじゃないんですが!?」

緑谷「八百万さん!!」

八百万「はい!?」

緑谷「頼む!今の内に助けを呼んでくれ!」

緑谷「こいつは僕が時間稼ぎするから!」

八百万「!!…」

峰田(こいつでも時間稼ぎが精一杯ってどんな化け物なんだよ…いや悪魔の間違いか)

八百万「でも…」

緑谷「急げ!コンマ一秒でも無駄にしちゃいけない!」

緑谷「君の個性なら乗り物が出せる!そう時間はかからない筈だ!」

八百万「……分かりましたっ!」

ダダッ…

黒霧「学習をしない子達ですね…」ゴォッ

ヒュッ

黒霧「な!?」ギュッ

梅雨「子供の私が言える事じゃないけど予習も大事だと思うのよ」

死柄木「ちっ…やられた…」

ゴッ…

八百万「行ってまいります!皆さん!」

ギィ……



緑谷「………さてと…」

ガラ…

脳無「……」

緑谷(そう長くはもたないぞ…?界王拳はあれ程使うなって念押しされたからな…)

緑谷(…まぁ満更守る気はないけど…!)ギュッ

脳無「……」ボキッ…ボキッ…

緑谷(今の僕ならどれぐらいできる?正直2倍ぐらいがいいところだろ)

緑谷(いや…150%でもあんなピンピンしてるんだ…)

脳無「!!」ダダッ!

緑谷(限界突破!300%の力をお見舞いしてやる!!)

緑谷「はぁぁああああ!」

グォォッ!!

脳無「!?」ズズッ…

バキバキ…

芦戸「地割れが…!」

峰田「ぎぃゃあああ!頼むから!誰でもいいから!止めてくれぇええ!」

死柄木「そんな…何だってんだ…!」

緑谷「だああああああっっ!!!」シュゥゥゥ…

ボッッッ!

緑谷「身体もってくれよ!三倍界王拳だああっ!!!!!」


191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 20:28:05.03 ID:rQ0UqNIoO

ビュンッ…

脳無「っ!!?」

梅雨「い、今…何やったの?」

峰田「脳無が…吹っ飛んでいる?」

死柄木(あんなの常人の肉眼じゃ見えないに決まっている…!)

死柄木(腹パン3回とアッパーカット!)

死柄木(トータルで0.5秒って所か…)

シャッ

芦戸「わっ!脳無の吹っ飛んだ先に…」

緑谷「だりゃあ!」バキィィッ!

脳無「……っ」ゴォッ…

ズドッ!

峰田「か、壁に着地しやがった…」

ゴォッ

緑谷(来る!)

脳無「」ブンッ

緑谷「っと!」ガッ

緑谷「だぁっ!」ブンッ

脳無「!」ガシッ

緑谷「…ぐぐぐ…」

脳無「………っっ!!!」

バッ

緑谷「だだだだ!!!」ドガガガ…

脳無「!!!」ガガガガッ!!

梅雨「凄い空中戦ね…プロっていつもあんなレベルの戦いしてるのかしら?」

脳無「っ!」ブンッ

スカッ

死柄木「なっ…避けただと!?」

緑谷「足元がお留守だよ!」ガシッ

脳無「!!?」ブンッ

ブンブンブンブンッ…

峰田「な、なんて高速回転してんだ…」

緑谷「うおおおおっ!!!」ブオオッッ

ズドオオオンッ…



緑谷「ふう…」シュタ…

脳無「」ゴキッゴキッ…

緑谷くっ…あまり効いてないみたいだな…)

死柄木「効かないのはショック吸収だからさ。脳無にダメージを与えたいなら…」

死柄木「ゆぅっくりと肉を抉り取るとか効果的だね…」

緑谷「成る程…わざわざどうも!」

緑谷「ショック吸収…という事は」

緑谷「吸収量にも限界がある筈だ!!」ダダッ


194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 20:47:04.76 ID:rQ0UqNIoO

脳無「」ブンッ

スカッ

死柄木(また頭伏せて避けやがった…)

緑谷「ふんっ!」

ブスッ

脳無「ーっ!?」

緑谷「ラビットピース…なんつって」

死柄木「あいつ…目潰し…!」

死柄木「というかラビットピースは叩く技だぞ…」

シャッ

緑谷(1秒でもいい!反応を送らせろ!)

脳無「!?」クルッ

緑谷(命懸けの戦いでその一瞬は…)

緑谷(命取り!!)ドガッ!

脳無「!?」

緑谷「らっ!」ガッッ!

脳無「っ!!」

緑谷「背筋ピーンと!!」ドゴォッ!

脳無「っ…!」

緑谷「はああっ!!」ズドオオオッ!!

ズズズ…

ガクッ…

芦戸「脳無が膝ついた…!」

緑谷「……」

死柄木「背後に回って腹部にエルボー、さらに追い討ちをかけるかのようにかかと落としとアッパーと最後に後ろ蹴り…」

死柄木「何という軽やかな動き…」

死柄木「だが…」

ムク…

脳無「……」

緑谷(…あ、あれ?目が治っている?)

緑谷(こいつ…吸収する上に回復するのかよ…!)

死柄木「無意味だ」

緑谷「…」シュゥゥ…

ズキズキ…

緑谷「……あ、これ本格的にやばい…」


196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 21:07:54.35 ID:rQ0UqNIoO


緑谷 脳無「っ!!!」

ドゴオオオオッ!!

緑谷「くっ…!」ググ…

脳無「……」

ガッ!

緑谷「っ…態勢が…」

脳無「」ブオッ

緑谷「くっそ!」ズギャッ

ズドオオオッ!!

緑谷(掠った!けどギリギリ…)

シュタッ…

バッ

緑谷「うおおおおおっ!」ブンッ

ガシッ

緑谷「うあ?」

脳無「…!」

ドゴォォ!

緑谷「ぐはっ…」

死柄木「破れ。脳無」

ズドドドドドド…

芦戸「も、もう止めてよ!!」

峰田「リンチかよ…!」

バッ

緑谷「あ…」

脳無「」グッ

ブンッ

ドガァァァッッ!!!

ビュンッ

ドドドドド…

緑谷「…うぐあっ!ガッ!」ドバッ

梅雨「緑谷ちゃん!」

緑谷「駄目だ!来るな!」

梅雨「…!」

緑谷「はぁ…はぁ…」シュン…

緑谷「くそ…!」

死柄木「あっちゃ…とうとう300%が終わってしまったか…」ボリボリ…

死柄木「よくここまで耐えたよ…って言っても3、4分だけど」

死柄木「さあ、脳無。とどめを刺してあげよう」

脳無「……」スタスタ…


197: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 21:24:39.43 ID:rQ0UqNIoO


峰田「ひ、ひいいい!ここまでかよぉおお!」

芦戸「やっぱり私達みたいな子供じゃ敵わないんだよぉ~!」

梅雨「っ…何とかしてあげたいけど…これは流石に万策尽きたわね…」

緑谷「……」

梅雨「緑谷ちゃん…」

緑谷「……」


緑谷「いいや…まだだ」ニカッ

3人「!?」

峰田「な、何言ってんだ緑谷ぁ…もうお前ボロボロじゃねえか…」

峰田「そんな体で何を…」

緑谷「…オールマイトが言っていただろ…」

緑谷「ピンチを覆していくのがヒーローだって…!」

梅雨「でも…」

緑谷「……」スク…

脳無「…」スタスタ…

緑谷(おそらく発動できるのは…10秒ぐらいだろう…)

緑谷(10秒あれば…できるか?)

緑谷(だがこんな体で三倍使ったって結局脳無程の戦闘力を得れない…)

緑谷(……なら…)

脳無「…っ」ダダッ

緑谷(壊れたっていい!今は今の事だけ考えろ!)

緑谷(後先なんてどうでもいい!)

緑谷「か、界王拳…」ググッ…

緑谷「4倍だぁああああっ!!!」シュウウ…

死柄木「くっ…」

死柄木(300%が駄目なら400%とか?考えが単純すぎる)

死柄木(負担が大きくなるだけだ!後数秒で何ができる!?)

緑谷「っりゃああ!!」

バキィィッ!!!

脳無「!!」

緑谷(上段蹴り…!)

シャッ

緑谷(狙いは頭…!)

脳無「…!?」

緑谷「ここだ!!」ズドオオッ!

ヒュゥゥ…

ガッッ!

芦戸「四つん這いになって綺麗に…」

黒霧「上から勢いよく落下させコンクリに埋めようとしたのでしょうか?」

黒霧「何にせよこれで奴らは力を使い果たして…」

黒霧「…?どうしました?死柄木」

死柄木「……なあおい…あれって…」


199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 21:44:10.18 ID:rQ0UqNIoO

プゥン…

黒霧「!?ざ、残像!?」

シャッ

緑谷「……」ボォォッ…

脳無「?」クルッ

死柄木「脳無!避けっ…

緑谷「波あああああああっっっっ!!!!」ボオウッッッ!!!

ゴオオッッ…



緑谷「はぁ…はぁ…はぁ…」

脳無「……」

ドサッ…

緑谷「はぁ…ちゃんと…名前通り…脳を…破壊してやったぞ…」

死柄木(あいつ…さっきの頭発言はレーザー砲の事だったか…!)

死柄木(あの一瞬でどこに落としたら移動しやすいか計算していたのか…!)

緑谷「……」ドサッ…

峰田「緑谷!」

梅雨「緑谷ちゃん!」ダダッ

芦戸「ま、待って2人とも!まだ敵が残って…」

芦戸「!!」

ガッ…

緑谷「!?」

ググッ…

峰田「う、嘘だろ…?頭ふっとばしたんだぞ?」

グチャ…

ゴッ…

梅雨「脳…破壊しても死なないのこいつは?」

脳無「……」ボンッ!

脳無「…」

緑谷「さ、再生…した…」

死柄木「……傑作だな。まさかここまで足掻いてくるとは…」

死柄木「ここまで脳無にダメージを与えた奴を見るのは初めてだ…」

緑谷「あう…く…」

死柄木「だが言ったろう?オールマイトの100%をも耐えると」

死柄木「だからってオールマイトの200%パワーや300%パワーならねじ伏せられるなんて誰も言ってないだろう?」

死柄木「…君らには敬意を表し…脳無の初披露の…」

死柄木「フルパワーを体感して逝ってもらおう」

脳無「……」ニタァ

緑谷(い、今まで本気を出していなかったってのか…!)

脳無「……」ビキビキ…

緑谷(も、もう無理だ…ここまでだっ!!)

脳無「っ!!」ブオオッッ…

緑谷(…悟空さん…お母さん…オールマイト!)


203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 22:50:36.63 ID:rQ0UqNIoO

ゴオオッッ…

脳無「!?」

死柄木「なんだっ!?」

緑谷「………っ…」

緑谷「はっ!!」




「すまねぇ…緑谷…来るの遅くなっちまって…」

悟空「…オラを呼ぶ声がした…!」

緑谷「悟空さん…!」

悟空「……」

悟空「…いねえな…」

悟空「3秒待ってろ緑谷」

フッ…

緑谷「は?」

死柄木「な、なんだ今の奴…」

黒霧「あれは確か…ヘドロの時の…」

黒霧「!?」

フッ…

上鳴「あ、あれ…ここって…」

耳郎「げほげほ…」

爆豪「ん?」

轟「っ…あいつらは…」

死柄木(嘘だろっ…全員…連れてきやがった…たった3秒で…?)

黒霧「…な、なんですかあの人は…超能力者か何なんてすか…」

死柄木「…個性ある奴が超能力者って言うのはどうだ…」

悟空「とりあえず…」フッ

死柄木「なっ!?」

悟空「緑谷を離せ」

バコッ!!

脳無「…っ!」ズズッ…

悟空「へえ…あんまし加減しなかったつもりだったけどな」

切島「っそ…全然状況が把握できねえ…」

尾白「飯田や麗日は…?」

悟空「そうそう」

切島「い!?」

悟空「こいつら怪我してっから担いで離れててくれ」

葉隠「怪我してるって…」

優雅「相澤先生…13号先生も…!」

死柄木「何が一体どうなってる…一体どうしたら1秒足らずで怪我人をあっちに運べるんだ…」

死柄木(それに足音も何もせずに移動しやがる…)


204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 23:19:58.78 ID:rQ0UqNIoO

悟空「…」ザッ…

悟空「おめえがあいつらを傷つけた奴か…」

死柄木「果たしてお前は誰なのかな?どうやらヘドロの事件の解決者だった気がするな」

悟空「ヘドロ…?ああ。緑谷が襲われた時のか」

死柄木「で、プロヒーローが何しに来た?」

悟空「オラプロでもヒーローでもねえぞ」

死柄木「……じゃあなんで敵を倒せる程の力を持っている…」

悟空「……」

悟空「修行したから?」

爆豪「!?」

悟空「別にオラはヒーローをやりたいともなろうとも思ってねえ」

悟空「ただ緑谷の友達が傷ついていたらほっとく訳にも行かねえだろ…」ギュッ

悟空「おめえらには随分酷え事されたみてえだからな…」

悟空「オラが許さねえよ…」

死柄木「……ヒーローでもなんでもないニートがここに来られてもなぁ…」

死柄木「とりあえず退場してもらおうか。脳無」

死柄木「フルパワーで」

シャッ

悟空「!?」

緑谷(速い…!あんなのと僕は戦おうとしていたのか…!?)

ドゴォッ!

悟空「…」シュゥゥ…

悟空「……」

脳無「!!?」

死柄木「…微動だにしなかった…!」

悟空「いや~おめえすげえよ!よくこんなパンチ打てんな!」

悟空「余りにも遅えからあくびが出そうになっちまったぞ」

皆「!?」

梅雨「あ…あれってジョークかしら…」

峰田「あのパンチを…遅いって…」

悟空「おめえと戦うならまだラディッツの方が強えな」

脳無「っっ!!」ドガガガ…

悟空「おっ!オラもやっぞ!」ドガガガ…

ズドドドドドドッ…

死柄木「脳無のフルスピードに追いついてるだと…!?」

悟空「よしっ!もっと早くしてみっか…」

ドガガガガガッ!

脳無「っ…」ズドドドドドド…

悟空「おめえやんじゃねえか!まだついていけそうだぞ?」

黒霧(しょ、勝負が一方的過ぎる…は、反則だこれは…!)

悟空「そうだなぁ…そんじゃ今の…」

悟空「10倍だ」ゴォッ

緑谷(10倍界王拳!?)


212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/30(木) 23:41:28.11 ID:rQ0UqNIoO

悟空「だだだだだだだだ」

ズドドドドドドォォッ!

脳無「っ!!!!!」ドドドドド…

悟空「だぁぁああああっ!!」ズドオオッ!!

脳無「……!!」ゴォッ

悟空「…っ」スッ…

脳無「……?」

悟空「おめえは強えよ…たから…今度は悪い事すんじゃねえぞ…」ブンッ

悟空「龍拳っ!!!」ドゴオオオッッッ!!!

脳無「☆○♪♥%°#=々〆!!?」



ドオオオオンッッ……

皆「……」

切島「な、なんでい…今のは…」

轟「龍が見えた…あいつを貫く所を…」

悟空「……見た所おめえ達はこいつより弱そうだな」

死柄木「…うーん…困ったなぁ…」ボリボリ…

悟空「もう大分戦力を無くした筈だ。さっさと帰れ」

皆「!?」

緑谷「悟空さん!?なんで捕まえないんですか!」

悟空「…?なんでこいつら捕まえねえといけねえんだ?」

皆(はいー?)

死柄木「うーん…後は黒霧と僕だけだが…」

黒霧「死柄木…少し残念な事に…」

死柄木「?」




黒霧「このタイミングでオールマイトが来てしまいました」


オールマイト「はぁ…はぁ…」

八百万「…緑谷さん…これは一体…」

緑谷「八百万さん!話は後だ!とりあえず今h
ゴォッ…

緑谷「い!?」

オールマイト「貴様ら…よくも生徒達をぉっ!!」ダダッ

死柄木「うーん…もう少し早く来てほしかったな…」

死柄木「仕方ない…退くか…」

オールマイト「DETROIT …」

オールマイト「SMASHHH!!!」ドゴォォォッッッ!!





213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 00:19:07.24 ID:U7/A2Gj5O

緑谷(………結局敵連合には逃げられてしまった)

緑谷(とりあえず麗日さん達の怪我は大した事なさそうだったけど…)

緑谷(その中で酷かったのは相澤先生と13号先生だった)

緑谷(更に相澤先生は意識不明の重体。今でも意識がない)

緑谷(その間…)




~保健室~

ガチャ…

悟空「緑谷ー?大丈夫…」

オールマイト「………」

悟空「……」

オールマイト(…トゥルーフォームの時に来てほしくなかった…「

悟空「おめえオールマイトか?」

オールマイト「ぶほぉっ!?」ドバッ

悟空「やっぱしそうかぁ!道理で気が似てたんだ」

オールマイト「……あの…前々から気になっていましたが…その《気》というのは…」

悟空「……」

悟空「気は気ってしか言えねえよなぁ」<?

オールマイト「💦」

オールマイト「…先日は本当にありがとうございました…」

オールマイト「貴方が居なければこの子達は…」

悟空「そ、そんな事言わなくたっていいって…」

悟空「オラだって後ちょっとでも遅れてたら緑谷達は御陀仏だったぞ」

悟空「……ある意味今回は緑谷のお陰…かもな」

オールマイト「…そろそろ…話して下さいませんか?」

悟空「?」

オールマイト「貴方の過去について…」

悟空「………ああ。いいぞ」


215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 00:44:01.76 ID:U7/A2Gj5O

~数日後~

<ガヤガヤ…

緑谷「おはよう」

飯田「ああ!おはよう緑谷君!」

麗日「デク君!怪我は大丈夫?」

緑谷「随分痛くなくなったよ」

緑谷「2人は?」

麗日「勿論!すっかり治ったよ!」

飯田「君にはとんだ迷惑をかけてしまったな…

緑谷「いいんだよ…皆生きてたから良かったじゃないか…」

緑谷「それより相澤先生は…」

麗日 飯田「……」

緑谷(あんな怪我じゃまだ復帰できるわけないか…)

<キーンコーンカーンコーン

オールマイト「私が来た!」ガラッ

皆「ええ!?オールマイト!?」

オールマイト「やあ皆おはよう!先日の救助訓練はご苦労!」

オールマイト「あの事態に迅速に対応出来なかったのは我が校に責任がある」

オールマイト「改めて謝罪をさせてくれ」ペコッ…

切島「別にいいんすよ!あんなの対応のしようがない」

オールマイト「…まぁそれはそれとして…」

オールマイト「皆も知ってる通り未だ相澤君は意識不明の重体…いつ戻ってくるか分からない状況にある」

オールマイト「だから今回は特例としてこの人が君達の担任を受け持ってもらう事とした」













スタスタ…

皆「い!?」

悟空「えーオッス!皆!オラ孫悟空だ!」

悟空「皆で仲良くやれたらいいなぁーって思ってるぞ」

悟空「よろしく!」

緑谷(な、なんで悟空さんが…)

悟空「えーこないだみてえな敵がいつ出てくるか分からねえ!」

悟空「だからオラは1人でも立派に敵と戦える戦士に鍛えてやっぞ!」

皆「おお~!」

緑谷(え、ええ…え?)ピクピク…




218: >>217 大体そんな感じ 2016/07/01(金) 01:31:53.74 ID:U7/A2Gj5O

緑谷(これか僕と悟空さんとの短い学園生活の始まりだ)

緑谷(まさかこの時思わなかったであろう…)

緑谷(あんな事がを起きるとは…)

悟空「そうそう。皆に伝いてえことが一点」




悟空「そろそろ体育祭だからそれぞれで準備をしてくれ!!」

皆「クソ学校ぽいのきたぁぁぁあああ!!」





~一旦完~





220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 01:49:16.46 ID:U7/A2Gj5O

とりあえず終わった…なんかオチがあっさりし過ぎとか言わんといて…こっちうとうとしながらやってるから…

先述の通り恐らくTVアニメ第2期が終わりかけたらこのスレまた立てるかも

どこまで行くかなぁ。体育祭まではやめて欲しい。

まぁとにかくこのクソを下水で煮込んだようなスレをまた見たいという方はしばらく待ってね

「いつかは見れるといいなぁ…」

ダニィ!?


221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/01(金) 01:58:21.35 ID:WU8k3Ji3O


暫くしたら原作で続き書いてもええんやで?



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