ルビィ「ねぇ、おねがぁい」ダイヤ「駄目です」

1: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 18:03:47.26 ID:yy/9TMfy

ルビィ「だってぇ……」


ダイヤ「貴女のためなのですよ」


ルビィ「……お姉ちゃん」


ダイヤ「そんな声出してもダメです」


ルビィ「おねがぁい……」


ダイヤ「だめです」


ルビィ「なんでもするからぁ……」


ダイヤ「……それでもだめです」


ルビィ「…………」

ルビィ「……お願い……します……」













ルビィ「ここから、出して……ください……」グスッ



ダイヤ「駄目です」


コードマスコット ラブライブ!サンシャイン!!(BOX)

6: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 18:10:09.08 ID:yy/9TMfy

………………


千歌「ルビィちゃん、まだ遠くの病院から帰ってこられないの?」


ダイヤ「えぇ、容体がひどいようでして……」


花丸「だったら……私もそっちに……」ブツブツ


果南「マル……」ナデナデ


花丸「うぅ……ルビィちゃぁん……」ギュゥゥ


ダイヤ「…………」

ダイヤ(すみません花丸さん……いくら貴女といえど、それは許されないのです)




(ルビィは私が守るんですから)


9: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 18:22:34.80 ID:yy/9TMfy

梨子「……ところで千歌ちゃん、曜ちゃん」


曜「うん?」


梨子「最近、ダイヤちゃん、帰るの早くない?」


千歌「ルビィちゃんが心配だからじゃないの?」


梨子「でも……遠くの病院に入院してるんだったら、早く帰っても意味ないだろうし……」


曜「たしかに、ダイヤちゃんなら『ルビィがいないからこそ!』ってタイプだよね」

曜「最近のダイヤちゃんはちょっと変だけど……」


千歌「うーん……」


梨子「どうなんだろう……」


11: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 18:33:40.00 ID:yy/9TMfy

………………

ダイヤ「ルビィ、帰りましたよ」


ルビィ「……グスッ……ヒック……」


ダイヤ「またこんなに濡らして、掃除するのは私なんですよ」フキフキ


ルビィ「……グスッ……なら、この手錠解いてよぉ……」グスッ 



ダイヤ「ふふ、ルビィは面白いことを言いますね」

ダイヤ「それを外したら、ルビィは外に出てしまうではありませんか」

ダイヤ「ルビィが怪我をしてはいけませんからね」


ルビィ「……ヒック……グスッ」


ダイヤ「もう少ししたら食事を持ってきますからね、大声を出してはいけませんよ」


ルビィ「…………ヒック」コクン


ダイヤ「いい子です♪」


ルビィ(だって……ここは人があまり来ない場所……声を出しても気づいてもらえないよ……)


22: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 19:16:12.95 ID:yy/9TMfy

ダイヤ「……ということなのです」


ダイヤ母「わかりました、そういうことでしたら……」

ダイヤ母「国木田さんのお寺に、お電話しておかなきゃ、しばらくお世話になるんですものね……」


ダイヤ「いえ、それは私が済ませておきました」

ダイヤ「何度も電話するのは迷惑でしょう」


ダイヤ母「……それもそうね」


ダイヤ「そうですね」








ダイヤ「ふふ」

 


25: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 19:30:00.65 ID:yy/9TMfy

………………

善子「もうルビィが来なくなってから一週間……」


鞠莉「ニネェンブリデスネェ」


善子「嫌よ、そんなことになるのは……」


鞠莉「オゥ…」


果南「おい」


鞠莉「ごめん」


善子「どうかしたのかしら……」


果南「ただの病気、だといいんだけど……」


善子「そうね……」


26: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 19:42:50.51 ID:yy/9TMfy

善子「というか、ただの病気っていうか……」


果南「うん?」


善子「なんの病気なのか……」

善子「ダイヤ、教えてくれた……?」


果南「それが、教えてくれないんだよね」


鞠莉「教えてくれない?」


果南「うん、前に聞いたんだけど、はぐらかされて……」


27: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 20:03:49.05 ID:yy/9TMfy

………………


ルビィ「…………」グスッ


ダイヤ「ルビィ、どうしたの?」


ルビィ「……ヒック……ねぇ、お姉ちゃん」


ダイヤ「もう、ルビィったら……」


ルビィ「…………お願い」


ダイヤ「…………」

ダイヤ「ほら、食事ですよ」

ダイヤ「……ルビィ、ルビィ」


30: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/04(月) 20:14:12.77 ID:yy/9TMfy

………………


善子「もう直ぐ二週間……」


花丸「ルビィちゃん……ルビィちゃん……」ブツブツ


善子「ま、マル……」


果南「大丈夫、ルビィちゃんならダイヤが付いてるから……」


千歌「もうすぐ、帰ってくるよ」


花丸「じゃあ、なんで、LINEも、帰ってこないの……?」フラフラ


梨子「そっ、それは……」


曜「スマホって、病院じゃ使えないんじゃ……」

曜「それか、壊れてるとか……」


34: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 14:48:11.19 ID:hc/IbhFN

花丸「…………」ズラ…ズラ…


鞠莉「大丈夫」


果南「!?」


鞠莉「ダイヤが付いてるから……ね?」


花丸「……うん」


千歌「鞠莉ちゃんの言う通りだよ!」

千歌「だから、一緒に待とう!」


梨子「だ、だね」


36: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 14:57:02.62 ID:hc/IbhFN

………………


ダイヤ「ルビィ?」


ルビィ「…………もういや」グスッ


ダイヤ「……もう、ルビィったら」


ルビィ「…………たすけて」ヒック


ダイヤ「服を着替えましょうか」


ルビィ「…………」


ダイヤ「手が使えませんから大変ですね……」ヌギヌギ


ルビィ「…………お姉ちゃん」グスッ


ダイヤ「ふふ」


37: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 16:06:06.34 ID:hc/IbhFN

………………


善子「ねぇ、リリー」


梨子「なに、よっちゃん」


善子「……どう思う?」


梨子「どう思う、って……」


善子「そりゃ、ルビィのことよ」

善子「だって、流石にこれは……」


梨子「…………」

梨子「……うん、私も、ちょっと変だと思う」


善子「そうよね、もう二週間……」


梨子「流石に、連絡の一つくらいは……」











「……………………」


38: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 17:57:14.14 ID:hc/IbhFN

梨子「マルちゃんなんか、あんなに気にしてるんだし……」


善子「そうよ、声の一つくらい聞かせてくれても……」

善子「……それか、よっぽど容体が酷いのか」


梨子「まあ、何というか……」

梨子「明らかに怪しい気はするよね……」


善子「まあね、最近の、ダイ……」
















ダイヤ「どうかなさいました?」


 


42: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/05(火) 20:03:41.09 ID:hc/IbhFN

善子「ひっ……」


梨子「ダっ……ダイヤ、ちゃん……」


ダイヤ「ルビィなら心配いりませんよ?」


善子「わ……え、えっと……」


ダイヤ「私がいますから?」スッ


善子「ダ、ダイヤ、それ何……?」オロオロ


梨子「よっちゃん、こっち……」ダキッ


善子「リ、リリー……」ギュッ…


ダイヤ「ルビィが危ないなら、貴女達二人も、ね?」カチャ…バチッ


梨子「ダ、ダイヤちゃん、それ、一旦置こう……?」

梨子「そんなの持ってたら、危ないよ……」ギュゥ…












ダイヤ「ふふ」


46: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 00:29:26.73 ID:6C+J9XC7

………………


ダイヤ「ルビィ、やはり外は危険でした」


ダイヤ「あぶなかったです」


ルビィ「…………もうやだよぉ」グスッ


ダイヤ「もうあんなところに行かなくてもいいのですよ」


ルビィ「…………おねがいだからぁ」ボロ…


ダイヤ「お姉ちゃんがいますからね」


ルビィ「………グスッ……ヒック」


ダイヤ「ルビィ、大丈夫ですよ…………」ナデナデ


ルビィ「や……やめて……っ」ブンッ


ダイヤ「おや」





















ダイヤ「おや?」


 


53: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 16:38:01.58 ID:6C+J9XC7

………………


千歌「ルビィちゃん来たって!?」


曜「うん! マルちゃんから連絡きた!」


千歌「いこいこ!」


曜「あれ、梨子ちゃんは?」


千歌「風邪でお休みだって!」

千歌「善子ちゃんも!」


曜「……え?」


千歌「きっと心配しすぎたんだよー、それよりほら、ルビィちゃんのとこ行こうよ!」タタッ


曜「……え、う、うん」タッ…









「……………………」


54: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 16:56:38.07 ID:6C+J9XC7

花丸「ふふ、ルビィぢゃんったら」


果南「…………」


花丸「でね、この間……」


千歌「マルちゃん! 果南ちゃんも!」タタッ


曜「あれ、ルビィちゃんは……」キョロキョロ


果南「そ、それが……」


花丸「あ、ルビィちゃんもそう思う?」













花丸「うん、ルビィもそう思う!」


 


58: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 22:03:32.73 ID:6C+J9XC7

千歌「え?」


曜「…………」ゾワァ


花丸「ふふふ、ふふ」

花丸「久しぶりだもんね、マルちゃん」


果南「あ、朝から、この状態で……」


千歌「ル、ルビィちゃんなんて、どこにも……」


鞠莉「Oh……」


曜「ま、鞠莉ちゃん……」


鞠莉「これはマズイですねぇ……」


果南「見ての通り……」


61: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 23:05:48.77 ID:6C+J9XC7

花丸「だからね、ルビィちゃんは帰ってくるよーって!」

花丸「うん、だってルビィ、帰ってきたもん!」

花丸「元気そうでよかった!」

花丸「うん!」

花丸「うん!」

花丸「う゛ん!」

花丸「う゛ん!」


千歌「まっ……マルちゃんっ!」


花丸「…………」ピタッ


曜「ち……千歌ちゃん?」


果南「突然叫ぶと……」


鞠莉「…………」


62: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/06(水) 23:46:17.42 ID:6C+J9XC7

千歌「どうしちゃったの……?」

千歌「ルビィちゃんは、まだ……」


花丸「ル……」


















花丸「ルビィ、授業のノートとってないんだった! 善子ちゃんは休みみたいだし、マルちゃん、見せてもらえる? うん! もちろん! ルビィちゃんのお願いなら何だっ
 て! えへへ、マルちゃん大好き! えへ、マルもだよ! あ、そういえば、ダイヤちゃん見てないんだけど……え? お姉ちゃんならさっきお家出てったよ? あれ、す
 れ違っちゃったのかなぁ、ちょっとだけ疑っちゃったこと謝ろうと思ったのに……え、疑う?
 うん……もしかしたらルビィちゃんは嫌な目にあってるのかなー、なんて、考えちゃって……ごめんねううんそんなことないよ心配してく
れてありがとうマルちゃんでもわたしはげんきがからだいじょうぶだよそうだよねつ
ぎにあったらきちんとあやまるようにするよそうだねそうしよううんでもつぎからはれんらくちょうだいねうんもちろんつぎからきをつけるねそういえばこのあいだのことなんだけど」


千歌「…………!」ビクッ


65: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 19:13:05.58 ID:Aaw7xB3d

果南「ふ、二人は先生呼んできて!」


曜「え、えっと」


果南「早く!」


曜「は、はい!」

曜「千歌ちゃん! 行こ!」


千歌「う、うん……」


花丸「はなしてっ」グイッ


果南「鞠莉、手伝って!」ガシッ


鞠莉「……うん」コクン










「……………………」


66: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 22:48:44.70 ID:Aaw7xB3d

………………


千歌「マルちゃん、とりあえずお家に帰ったって……」


曜「らしいね……」

曜「鞠莉ちゃんから聞いたよ……」


千歌「どうしちゃったんだろう……」


曜「やっぱり、不安すぎて……」


千歌「…………」

千歌「……こうなったら、ダイヤちゃんに聞き出そう!」ガバッ


曜「え?」


67: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 22:49:31.71 ID:Aaw7xB3d

千歌「だって、ルビィちゃんが不安でマルちゃんはあんなに不安定になっちゃったんでしょ?」

千歌「だったら、元気な姿を見せてあげれば!」


曜「で、でも、どうやって……」


千歌「無理矢理にでも病院を聞き出すんだよ!」

千歌「そうと決まったら、生徒会へ!」タタッ


曜「ちょ、千歌ちゃん!」


68: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 22:50:13.99 ID:Aaw7xB3d

果南「帰っちゃったよ」ガララ


千歌「え?」


果南「ダイヤ。先に帰っちゃったよ」


曜(やっぱり、前に比べてかなり早くなってる……)


千歌「そんなぁ、ルビィちゃんの病院聞き出そうと思ったのに……」


果南「……いま、鞠莉が聞きに行ってるよ」


千歌「え? 鞠莉ちゃんが?」


69: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 22:50:51.18 ID:Aaw7xB3d

果南「うん、あの子だったら黒澤家が網元なのも気にせずに家に入れるし」


千歌「あー……」


果南「だから、今日のところは早めに帰りな」


千歌「はーい」


曜「…………」


果南「曜も」


曜「……うん」


果南「…………」


70: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 22:51:41.07 ID:Aaw7xB3d

………………


鞠莉「ダイヤ、お留守なのー?」ピンポ-ン


鞠莉「…………」


ダイヤ「……いますわよ」ガララ

ダイヤ「どうかなさいました?」


鞠莉「今日のマルちゃん、みた?」


ダイヤ「マルチャン、ですか」

ダイヤ「すみません、今日も早く帰ったので、見かけてはないのですが……」


鞠莉「……そう」


ダイヤ「どうかなさったのですか?」


鞠莉「…………」





鞠莉「……ううん、なんでもない!」


71: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 22:52:16.63 ID:Aaw7xB3d

鞠莉「それより、一つ聞いてもいーい?」


ダイヤ「なんですの?」


鞠莉「……ルビィちゃん」


ダイヤ「」ピクッ


鞠莉「……なんの病気?」


ダイヤ「……それは、聞かないほうがよろしいかと」


鞠莉「…………ふぅん」


72: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 22:53:12.97 ID:Aaw7xB3d

鞠莉「……だったらぁ」


ダイヤ「まだなにか……」


鞠莉「ルビィちゃんは、今どこ?」


ダイヤ「」ピタッ


鞠莉「ね、hospitalなんてこのあたり、あんまりないわよね」

鞠莉「でも、マルちゃんが行ったところには、どこにもルビィちゃんはいなかった」


ダイヤ「…………」


73: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 22:53:38.30 ID:Aaw7xB3d

鞠莉「ねぇ……」


ダイヤ「…………」


鞠莉「こう言いたくは、ないけど……」


ダイヤ「…………」


鞠莉「impri……」




















ダイヤ「…………」バチバチッ


81: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 20:36:03.95 ID:nDvGdjnn

………………


ルビィ「…………」


ダイヤ「ルビィ、調子はどう?」


ルビィ「…………」


ダイヤ「そう、元気そうでなによりね」


「……あんた」


ダイヤ「ん?」
















善子「もうこんなことやめなさいよ……」


82: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 20:43:30.08 ID:nDvGdjnn

ダイヤ「こんなこと?」キョトン


善子「わかるでしょ……っ」


ダイヤ「???」


善子「ルビィが日に日に弱っていくのをみて辛くないの!?」


ルビィ「…………」グッタリ


善子「私にまでこんな手錠つけちゃって……」ジャラ…


ダイヤ「だって、それを離せばあなたはルビィの近くまで行ってしまうではありませんか」


善子「当然じゃない……いくら堕天使でも、こんな状況は好きじゃないわ」


ダイヤ「ふふふ、成り切れてませんわねぇ」


83: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 20:55:09.24 ID:nDvGdjnn

ダイヤ「ですが、ルビィが寂しがってはいけませんから、あなたに倒れられても困ります」



ルビィ「…………」ダラン…


善子(ルビィ……)


ダイヤ「はい、あーん」グイッ


善子「いらないわよ……!」ベチャッ


ダイヤ「…………」














ダイヤ「………………………………はぁ」


善子「っ」ビクッ


88: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 13:46:53.91 ID:6OP4IzS/

………………


果南「…………」


曜「…………」


千歌「…………」

千歌「……え?」

千歌「私たち三人だけ?」


曜「ル、ルビィちゃんは相変わらず手間、梨子ちゃんと善子ちゃんは昨日と同じ、マルちゃんはお家……」


果南「そして、鞠莉は昨日から帰ってないって……」


千歌「だよね……」

千歌「ヘリと黒服の人がいっぱいいるもん」


曜「うん」


89: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 13:55:33.87 ID:6OP4IzS/

千歌「退屈だなぁ……」

千歌「マルちゃんのお家、まだ行ったらまずいかなぁ……?」


曜「ま、まだまずいんじゃ……」


果南「そうだね……」


千歌「そっかぁ……」


千歌「……じゃあ、ダイヤちゃんのお家は?」


曜「」ビクッ


果南「ち、千歌……」


91: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 17:47:35.02 ID:6OP4IzS/

千歌「だって、ダイヤちゃんとルビィちゃんだけ、連絡が帰ってこないんだもん……」

千歌「マルちゃんはお家の人から連絡してくれたし、梨子ちゃんと善子ちゃんはLINEの返信が来た」

千歌「でも、ダイヤちゃんとルビィちゃんは連絡くれないし……」


曜「千歌ちゃん……」


千歌「心配なんだよ、私だって」

千歌「だから……」


果南「千歌」


千歌「!」ピクッ


果南「……一緒に、行ってみようか」


千歌「果南ちゃん!」パァァ


92: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 18:07:40.57 ID:6OP4IzS/

曜「かっ、果南ちゃん!」

曜「その、なんというか……危ないんじゃ……」


果南「……大丈夫、三人でいけば、平気だよ」


千歌「行こ行こ!」


果南「善は急げ、だね」


曜「うーん……」


94: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 19:37:53.08 ID:6OP4IzS/

………………


曜「ダイヤちゃんのお家、着いたけど……」


果南「……正門から行こうか」


曜「えぇ!?」


果南「大丈夫、別にやましいことするわけじゃないんだし」

果南「休んだ理由を聞きに来ただけだよ」


千歌「ねぇねぇ、なんであそこにスコップなんか……」


果南「いまは関係ないでしょ」

果南「じゃ、いくよ……」


曜「う、うん……」ゴクリ


97: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 19:52:29.77 ID:6OP4IzS/

ピンポ-ン……




果南「…………」


曜「…………」


千歌「…………」


曜「や、やっぱりお留s……」














ダイヤ「……どうかなさいました?」ガララッ


99: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 20:06:12.61 ID:6OP4IzS/

曜「ひっ!」ビクッ


果南「……ダイヤ、その髪」


ダイヤ「あぁ……すみません、寝起きなもので……失礼しました」


果南(寝起き、ってよりは掴みあったような……)

果南「……風邪でも、ひいてたの?」


ダイヤ「えっ……ええ、まあ」


千歌「あれ?」


ダイヤ「」ビクッ


千歌「ダイヤちゃん、ポケットから出てるの……」

















千歌「梨子ちゃんのスマホのストラップ……?」


103: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 20:22:31.51 ID:6OP4IzS/

曜「え?」


果南「…………!」


ダイヤ「ストラップ、ですか」

ダイヤ「たまたまでは?」


千歌「……じゃあ、そのスマホ、ポッケから出してみてくれない?」


ダイヤ「いやです」


千歌「……お願い」


ダイヤ「だめです」


曜「…………」


果南「……ダイヤ」ガシッ


104: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 20:43:15.12 ID:6OP4IzS/

果南「ごめんっ」スッ


ダイヤ「!…………」


曜「あっ……」


千歌「り、梨子ちゃんの……!」


果南「……これ、パスワードは」


ダイヤ「…………」


105: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 20:58:50.72 ID:6OP4IzS/

千歌「たしか、最近はロック外したって言ってた気が……」


果南「……本当だ、ひらく」


ダイヤ「…………」ゴソ…



曜「ん?」

曜「ダイヤちゃん、何を……」ハッ


ダイヤ「…………」ゴトン…


曜「……果南ちゃんッ!」


ダイヤ「…………」ブンッ


果南「え……ってうおっ!」サッ

果南「なに!?」


ダイヤ「……避けると危ないですよ」ゴトッ


106: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 21:04:17.04 ID:6OP4IzS/

千歌「え、え……?」オロオロ


曜「漬物石……!?」


ダイヤ「…………」ブンッ


果南「うわっ」サッ

果南「ふ、二人とも、走って!」


曜「千歌ちゃん!」ガシッ


千歌「う、うん……!」タタッ


ダイヤ「…………」ブンッ


果南「ダ、ダイヤ、どうしちゃったの!」サッ

果南「一旦落ち着いて、それ置いて!」

果南「これ返すから……」ス…




ダイヤ「…………」ブンッ










果南「づッ」ガツンッ



 


 


114: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 21:51:05.25 ID:6OP4IzS/

………………


千歌「はぁ、はぁ……」ゼェゼェ


曜「ここまで来れば、大丈夫かな……」

曜(少し離れた、塀に囲まれた細い道の奥に隠れた……ここなら見つからないはず)


千歌「かっ、果南ちゃん!」タタッ


曜「いっちゃだめ!」ガシッ


千歌「離して!」


曜「ダメだよ!」

曜「ダイヤちゃん、明らかに様子がおかしかった……」


千歌「でも、果南ちゃんは……!」


曜「誰か、大人を呼んでこないと!」


115: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 22:00:58.69 ID:6OP4IzS/

曜「おかしいよ……おかしいよ!」

曜「だって今、私と千歌ちゃん以外、みんな無事かどうかわからないもん!」


千歌「……え?」

千歌「どういうこと……?」


曜「だって考えてみてよ……ダイヤちゃんが梨子ちゃんのスマホを持ってたってことは、つまり……」


千歌「!」











千歌「梨子ちゃんのフリをして連絡ができる……!」


117: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 22:31:31.61 ID:6OP4IzS/

曜「うん……だから、今、梨子ちゃんが本当に風邪で家にいるのかどうかは、梨子ちゃんのお母さんに聞いてみないとわからない」

曜「もしかしたら、梨子ちゃんも、鞠莉ちゃんと同じように……」


千歌「ど、どこにいるのか、わからないかもしれない……」


曜「…………」コクン


千歌「だったら、善子ちゃんも!」


曜「危ないかも……」


120: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 22:58:31.34 ID:6OP4IzS/

>>119


曜「たしかに!」


千歌「よし! 通報だ!」

千歌「スマホって便利!」


モシモシケイサツデス


曜「あの、すみません!」



ーー完ーー


122: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:07:07.14 ID:6OP4IzS/

>>117

千歌「だったら、果南ちゃんも!」


曜「このままだと危ないかもしれない!」

曜「だから、早く知らせないと……」


















ダイヤ「何をですの?」





千歌「ひっ」ビクッ


曜「ダイヤちゃん……っ」ビクッ…


123: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:14:47.61 ID:6OP4IzS/

ダイヤ「まったく……二人とも突然走って逃げるんですから、追いかけるのに苦労しましたわよ」


曜「…………!」

曜(まずい……壁際に追い詰められた……このままじゃ、千歌ちゃんと私まで……!)

曜(しかも、ダイヤちゃんがここにいるってことは……!)


千歌「かっ……果南ちゃんは!?」

千歌「果南ちゃんはどこにいったの!?」


ダイヤ「あぁ、果南さんでしたら」

ダイヤ「ルビィと同じ部屋に連れて行って差し上げましたわ」


曜「!!」


千歌「!?」


124: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:20:52.75 ID:6OP4IzS/

千歌「そ、それって……」


ダイヤ「おっと、場所を教えて差し上げることはできませんわ」

ダイヤ「ルビィを攫われると困りますものね」

ダイヤ「それに、今日は小原家の方がたくさんいらっしゃいますし……見つかったら困りますからね」


曜「!」

曜「ま、鞠莉ちゃんもいるの……?」


ダイヤ「えぇ、昨日から目を覚ましませんがね」


千歌「……?」


125: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:27:50.91 ID:6OP4IzS/

千歌「ま、まって……?」


曜「ちっ、千歌ちゃん?」


ダイヤ「どうかされましたか?」


千歌「えっと……ダイヤちゃんは、ルビィちゃん、善子ちゃん、梨子ちゃん、鞠莉ちゃん、それから……果南ちゃんを、お部屋に入れてるんだよね?」


ダイヤ「いいえ?」


千歌「え?」


曜「!」

曜(千歌ちゃん、そういうこと……?)


ダイヤ「梨子さんは今どこにいるのかわかりませんねぇ……」


千歌「り、梨子ちゃんのスマホはある、のに……?」


曜(時間を稼いで、助けを待つ、ってこと……!?)


千歌「じゃあどこに!?」


126: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:32:51.19 ID:6OP4IzS/

ダイヤ「そうですねぇ……」


千歌「…………」ゴクリ


曜(だったら、私がスマホで……助けを呼ばないと……!)ソロ-ッ


ダイヤ「人数は多いほうがルビィも楽しいですよねぇ……」ブツブツ


曜(見つからないように……ポケットの中で……!)ゴソ…


千歌「…………!」















ダイヤ「……曜さん?」


曜「ッ!」ビクゥッ


127: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:41:39.54 ID:6OP4IzS/

ダイヤ「無駄な動きをすれば、千歌さんの後ろの壁が爆発しますよ?」


千歌「えっ」ビクッ


ダイヤ「おっと、動かさないでくださいね」

ダイヤ「私がスマホを操作すれば、そのコンクリートは一瞬で爆発しますよ?」


曜(……嘘だ、そんなのハッタリに)


ダイヤ「ハッタリだと思いますか?」


曜「!」


ダイヤ「そうですねぇ、ハッタリです」


千歌「え……?」


ダイヤ「……ハッタリではないかもしれません」


曜「……?」


128: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:45:28.07 ID:6OP4IzS/

ダイヤ「考えてください……もし、わたくしの家で、『何か』あって……」

ダイヤ「お二人が逃げなければならないことになった場合……」

ダイヤ「なるべく人目のつかない、隠れやすそうな場所に逃げますよね?」


曜「あぁ……!」


ダイヤ「それがわかっているのなら、何もしないはずがない……そう思いませんか?」

ダイヤ「大事なことには、予備と準備が大切ですよ」


千歌「つ……つまりどういうこと……?」


曜「先に私たちが逃げられないように、何か仕掛けてるかも、ってこと……!」


千歌「そんな……!」


ダイヤ「ふふふふ」


129: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:53:07.42 ID:6OP4IzS/

曜「う……!」

曜(どうしよう……ほぼ間違いなく、爆発する、なんてハッタリだろうけど……)

曜(もし万が一のことがあれば……っ)


千歌「…………」


曜(千歌ちゃんが……!)


ダイヤ「……で、千歌さん、梨子さんの話でしたか?」


千歌「!」

千歌「り、梨子ちゃんは、今どこに……?」


ダイヤ「そうですねぇ……」

ダイヤ「千歌さんのスマホを渡していただけるのなら、お話ししましょう」


131: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:57:43.33 ID:6OP4IzS/

千歌「……え」


ダイヤ「と言っても、聞いて気持ちのいい話ではないでしょうし、わたくしもなるべく人に聞かれたくはありませんが……」


曜「…………」

曜(間違いない……渡すときに、千歌ちゃんを襲う気だ……)

曜(でも……そうしなくてもこのままじゃ……!)


千歌「…………」チラ


曜「…………」コクン


千歌「わ、渡すよ……」ソ-ッ…


132: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 23:58:25.77 ID:6OP4IzS/

ダイヤ「ふふふふ、いい子です」…ス


曜「!!」

曜(ダイヤちゃんが背中に回してる方の手に、何か握られてる……あれは……)


ダイヤ「では、こちらに持ってきてください……」


千歌「……うん」ソロ-ッ…


ダイヤ「…………」バチバチッ


曜(スタンガン!?)

曜「千歌ちゃん、離れ……っ」


千歌「!?」


ダイヤ「……ふふふふ」ブンッ
















バチバチッ


 


138: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:08:43.60 ID:ovOs7Lt7

曜「…………えっ」


千歌「…………ッ」





ダイヤ「………………おや、こんなところで、奇遇ですね」バチッ…















梨子「…………こちらこそ」グイッ


143: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:41:24.39 ID:ovOs7Lt7

千歌「梨子ちゃん!」


曜「どうしてこんなところに……!」


ダイヤ「てっきり海の底かと思っていましたが……」


梨子「私があの程度で死ぬと思った?」


ダイヤ「……ふふふふ」


千歌「え、えっと……」


144: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:52:47.72 ID:ovOs7Lt7

………………

>>42に遡る


梨子「…………」

梨子(ここ……波止場なら人に聞かれることはないよね)

梨子「……明らかに怪しい気はするよね」


善子「まあね、最近の、ダイ……」


ダイヤ「……どうかなさいました?」


善子「ひっ……」ジャリッ


梨子「ダっ……ダイヤ、ちゃん……」

梨子(どこから出てきたの……!?)


145: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 18:10:07.03 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「ルビィなら心配いりませんよ?」


善子「わ……え、えっと……」オロオロ


ダイヤ「私がいますから?」スッ


善子「ダ、ダイヤ、それ何……?」オロオロ


梨子(……スタンガン? ……いや、まさかね?)

梨子「よっちゃん、こっち……」ダキッ


善子「リ、リリー……」ギュッ…


梨子(……様子がおかしい?)

梨子(でも、ここじゃ逃げられない……どうしよう……)


147: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 18:23:28.08 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「ルビィが危ないなら、貴女達二人も、ね?」カチャ…バチッ


梨子(やっぱりスタンガン……! どこでそんなもの……!)

梨子「ダ、ダイヤちゃん、それ、一旦置こう……?」


ダイヤ「…………」ジリ…ジリ…


梨子「そんなの持ってたら、危ないよ……」ギュゥ…

梨子(どうしよう……どうしようどうしよう!)


ダイヤ「ふふ」バチバチッ…


148: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 18:52:37.46 ID:ovOs7Lt7

善子「ダ、ダイヤ……っ」


ダイヤ「避けると髪が焦げてしまいますよっ!」ブンッ


梨子(よっちゃん!)グイッ


善子「えっ……」グラッ


ダイヤ「っ」バチッ


梨子「づ……ッ」ビリッ

梨子(冷たいっ……いや熱い……!?)バチバチッ


ダイヤ「庇ったのですか……流石ですね」


梨子「づぅ……」ヨロッ


ダイヤ「……ですが、そんなにフラフラしてると、手元がガラ空きですね」ヒョイッ

ダイヤ「携帯は頂きますわね」


梨子「ぅ……っ」グラッ

梨子(あ……海に、落ち……)


善子「リリーッ!」スカッ

善子「…………ぁ」


梨子(よっちゃん……)

梨子(にげて……千歌ちゃんたちに、知らせて……!)















ボチャンッ……


149: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 19:08:23.07 ID:ovOs7Lt7

………………


ダイヤ「……どうしてここがわかったのですか?」


梨子「当然でしょ?」


千歌「…………」


曜「……ど、どうして?」


梨子「私はあなたたちのやり取りを遠くから見ていた……それに」

梨子「……『考えてください……もし、わたくしの家で、『何か』あって……』」

梨子「『お二人が逃げなければならないことになった場合……』」

梨子「『なるべく人目のつかない、隠れやすそうな場所に逃げますよね?』」


ダイヤ「…………」


千歌「なるほど……!」


150: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 19:44:03.48 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「……それにしても、よく生きていましたね」


梨子「舐めないで、私は都会育ちの桜内よ?」

梨子「体が痺れて海に沈んだくらいじゃ、そうそう死なないわよ」


千歌「!!」

千歌「都会育ち……すごい……!」


曜「今はそんな場合じゃないでしょ……!」


梨子「…………」クスッ


ダイヤ「……?」


梨子「えぇ、もちろん」


ダイヤ「……ほぅ?」


曜「り、梨子ちゃん……?」


151: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 19:59:49.68 ID:ovOs7Lt7

千歌「…………?」


ダイヤ「……ふんっ」ブンッ


梨子「いづ……ッ」ガシッ


曜「り、梨子ちゃん!?」


千歌「手が……!」


ダイヤ「……おや?」バチッ…


梨子「だって、それ、半分壊れてない……?」ビリビリ…

梨子「だって……」ビリッ













梨子「さっき、スコップで掘り返したやつでしょ?」


ダイヤ「…………」


153: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 20:37:40.38 ID:ovOs7Lt7

曜「スコップ、って……」


千歌「あ! さっきの!」


ダイヤ「……見てたのですか?」


梨子「ううん?」

梨子「私は後から追いかけただけ、だけど……」

梨子「鞠莉ちゃんの後のこと、見てたからね」


ダイヤ「……覗きですね」


梨子「これは失礼」


曜「…………?」


154: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 20:41:41.59 ID:ovOs7Lt7

千歌「りっ、梨子ちゃん、鞠莉ちゃんを見たの!?」


梨子「うん……っていっても、海に流されて、やっと陸に上がったって時だったから、隠れているので精一杯だったんだけど……」

梨子「それに、その後また気を失っちゃって……」

梨子「鞠莉ちゃんの胸の部分を、コレで……」


曜「む、胸の部分って!」


千歌「……!?」


曜「そんなことしたら、心臓が……!」


千歌「……!?」


梨子「……うん、その後、意識を失ってたみたいで」


ダイヤ「お部屋に連れて行きましたねぇ……」


千歌「…………」

千歌「…………!?」


155: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 20:42:35.26 ID:ovOs7Lt7

曜「なら……」


梨子「ううん、残念だけど、どこに連れて行ったか、までは……」


ダイヤ「……まぁ、見つかるような真似はしませんわ」

ダイヤ「鍵も、毎回、埋めて隠してますし……」

ダイヤ「もちろん、掘り返した跡なんて見つからないように、ふふふふ」


千歌「だ、だったら!」


梨子「……千歌ちゃん?」


千歌「……へっ、部屋を教えてくれるまで、梨子ちゃんが、ダイヤちゃんを離さないよ!」


梨子「え?」


曜「……?」


ダイヤ「……ふむ」


156: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 20:44:55.63 ID:ovOs7Lt7

千歌「そ、そしたら、ルビィちゃんのご飯とか……みんなのご飯も、できなくなっちゃうでしょ!」

千歌「でも、場所を教えてくれないとダイヤちゃんはそこへは行けないよ……!」


梨子「……なるほど」グググ…


ダイヤ「…………」ググ…


千歌「ど、どうだ……!」


曜「……ん?」


ダイヤ「…………」

ダイヤ「それ、差し上げますわ」パッ


梨子「ぅ、えっ?」スカッ


157: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 20:48:43.03 ID:ovOs7Lt7

曜(スタンガンを手放した……?)


ダイヤ「…………」ガサゴソ


曜(ポ、ポケットの中に何かあるの……?)


ダイヤ「…………」ガシッ


曜(何か掴んだ……?)


『大事なとこには、予備と準備が大切ですよ』



曜(……まさか!)












曜「梨子ちゃん! 離れ……!」




ダイヤ「少し痛いですよ!」ブンッ




梨子「えっ…………」


158: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 20:53:12.91 ID:ovOs7Lt7

梨子「う゛っ、あ゛ッ」バチバチッ


千歌「梨子ちゃんっ!」


曜「千歌ちゃん! 今触ったら……!」ガシッ


ダイヤ「改造してありますからね、少し火傷しますよ……」

ダイヤ「心配はいりません、服を着れば外からは目立ちませんわ」


梨子「ぁ゛……」フラッ…

梨子「…………」バタン…


千歌「梨子ちゃん!」タタッ


梨子「…………」


千歌「梨子ちゃん、しっかり……!」


曜「梨子ちゃん……!」


梨子「…………」


159: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 20:53:56.51 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「ふぅ……」バチバチッ…

ダイヤ「わたくしまで痺れてしまいましたわ」ビリ…


千歌「ど、どうしてそんなもの……!」


ダイヤ「言ったでしょう? 予備と準備が大切、と」


曜「くぅ……!」


ダイヤ「ですが、これは本当は使った形跡は残したくなかったんですよね……」

ダイヤ「もし鞠莉さんのことで疑われたとき、証拠になってしまいますから」


千歌「しょ、証拠って……!」


ダイヤ「土に埋めたものは、まあ弱ってるからいいとしましても」


曜「めちゃくちゃだ……!」


160: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 21:04:37.53 ID:ovOs7Lt7

梨子「…………」


ダイヤ「梨子さんは、あとで運ぶとしても……」チラッ

ダイヤ「お二人も、同じようしませんと、助けを呼ばれては困りますね」


千歌「そんな……!」


曜「…………」

曜「……千歌ちゃん、逃げて」ボソッ


千歌「……え?」


曜「逃げて、助けを呼んできて!」ガバッ


ダイヤ「!」タジッ


161: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 21:07:17.41 ID:ovOs7Lt7

千歌「よ、曜ちゃん!?」

千歌(一人で向かっていったら危ないよ……!)


曜「早く!」ガシッ


ダイヤ「くっ……手首を……!」ググ…


曜「これでスタンガンも使えないでしょ……!」ギュゥ…


千歌「え、で、でも……!」


曜「私、鍛えてるから!」


ダイヤ「……あー、曜さんには勝てそうにありませんー」グググ…


千歌「わ、わかった!」

千歌(よ、曜ちゃんなら……!)タタッ


162: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 21:10:38.55 ID:ovOs7Lt7

曜「……ダイヤちゃん、それ、本気じゃないでしょ?」ギュゥゥ…


ダイヤ「……どうしてそう思うのですか?」グググ…


曜「だって、まだ余裕そうだもん」ギュゥ…


ダイヤ「ふふふふ、そうですね」ググ…

ダイヤ「わたくしにかかれば、これくらい……っ」ググッ


曜「…………」ギュゥゥゥ……


ダイヤ「…………おや」


曜「ゆ……油断した果南ちゃんならともかく、本気の私に勝てると思った……?」ギュゥ…


ダイヤ「……ふふふふ」ググ…


曜「笑ってられるのも今のうちだよ……?」ギュゥゥ…


曜(千歌ちゃん……急いで……!)


163: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 21:12:34.12 ID:ovOs7Lt7

………………


千歌「はぁっ、はぁっ」タッタッ


千歌「果南ちゃん……!」


千歌(や、やっぱりダイヤちゃんの家の前にいない……)

千歌(ってことは、ダイヤちゃんの言う通り、あの部屋に……)


千歌「だっ、だったらなおさら!」アタフタ


千歌(急いで警察に連絡しないと……!)


千歌「…………」ピタッ


千歌(……警察に、なんていうの?)


164: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 21:13:44.25 ID:ovOs7Lt7

千歌(『友達が襲ってきたんです!』?『友達が襲われたんです!』?)


千歌(そんなことで警察って動いてくれるのかな……というより、そんなことしたらダイヤちゃんは……)


千歌(でも、曜ちゃんが不安だし、他のみんなも……!)


千歌(ああもう! 頭がこんがらがって……!)



千歌「…………」プツン




千歌「………………わ、私が」









千歌「私がなんとかしないと……」フラフラ


165: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:13:10.27 ID:ovOs7Lt7

………………


千歌「…………」コソ…


千歌(この道の角……ここからなら、さっきの場所の様子が見える)

千歌(二人は……)ソロ-ッ



曜「くぅ……ッ」プルプル


ダイヤ「ふふふふ、そろそろ限界ですか」


曜「そ、そんなことは……っ」プルプル


ダイヤ「いつまでもちますかねぇ……」グッ…



千歌「…………!」

千歌(まずい……曜ちゃんが危ない……!)

千歌(な、何か、手に持てるもので……)キョロキョロ


千歌「!」


千歌(あ、あの、畑の石……)

千歌(漬物石で果南ちゃんがやられたなら……ダイヤちゃんも……!)グイッ…


166: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:13:49.60 ID:ovOs7Lt7

千歌(こ、これを……!)ヨタヨタ



曜「うッ……」ガクッ


ダイヤ「わたくしの勝ちですわね……!」バチッ


曜「ち……千歌ちゃん!」


千歌「!」

千歌(だ、だめ、距離が遠すぎて、声しか聞こえない……!)


ダイヤ「今更助けを求めても無駄ですよ!」バチバチッ


曜「あ゛ッ、あ゛……ッ」ビグッ


千歌「………………っ!」クチビルカミシメ

千歌(ようちゃん…………ッ!)

千歌(でも……今飛び出たら、曜ちゃんの頑張りがムダに……!)


曜「…………」バタンッ


ダイヤ「……ふぅ」


167: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:14:58.20 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「とりあえず……」


梨子「…………」


曜「…………」


千歌「…………」コソ…

千歌(曲がり角から、だけど……少しだけ見える)


ダイヤ「千歌さんを追うのが先ですね」

ダイヤ「まだ遠くへ入っていないでしょうし……」


千歌「…………」

千歌(私には、気づいていないみたい……)


ダイヤ「お二人にはここで待っていていただきましょう」

ダイヤ「幸い、ここは人目にはつきませんしね」ザッ


千歌「!」バッ


ダイヤ「…………」ザッザッ


千歌(こっちに向かってきた……!)ドクンドクン


168: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:15:34.57 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「…………」ザッザッ


千歌「…………」ドクンッ


ダイヤ「…………」ザッザッ


千歌「…………!」ドクンッ


千歌(ダ、ダイヤちゃんが曲がり角を曲がろうとした時……)

千歌(思いっきり振りかぶって……!)

千歌(頭を……!)ギリッ…



ダイヤ「…………」ザッザッ


千歌(あと一歩……!)


ダイヤ「…………」クル…


千歌「うっ……」グイッ

















千歌「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」ブンッッ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


169: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:19:12.36 ID:ovOs7Lt7

………………


果南「…………ん」パチッ


善子「果南!」ジャラ…


果南「よ……善子、ここは……」ズキッ

果南「いてっ……」ズキズキ


善子「頭でもぶたれたの……?」


果南「わ……わからない……ダイヤの家に来たところまでしか思い出せなくて……」


善子「まぁ、気を失う直前のことは忘れる、っていうし……」

善子「私も、よく覚えてないし……」


170: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:19:56.12 ID:ovOs7Lt7

果南「……というか、ここは?」

果南「私、手錠かけられてるし……」ジャラ


善子「私もよ」ジャラ…

善子「それに……」クイッ


果南「ん……?」


果南「!」


ルビィ「」

鞠莉「」


果南「鞠莉! ルビィも!」


171: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:21:18.40 ID:ovOs7Lt7

善子「ルビィはここに閉じ込められてたみたいね……」

善子「意識はあるみたいだけど、ここしばらく喋ってない……」


果南「あぁ……!」


善子「それに、鞠莉は……」


鞠莉「」


善子「呼吸はしてるけど、運ばれてから一度も目を覚まさないのよ……」


果南「ま、鞠莉……!」


善子「そ、それに……」


172: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:22:50.57 ID:ovOs7Lt7

善子「かく言う私も、そろそろ限界……」コクンッ…


果南「!」

果南「し、しっかり……私が付いてるから!」


善子「そ……そうね……」

善子「あとふたつ……わかってること……」


果南「何か、わかってるの……?」


善子「そりゃ……私だって、自力で出ようとする努力はするわよ……」

善子「ただ……わかったのは……」

善子「ひとつは……ここは鍵が三つ以上は掛けられている、ってこと……」


果南「三つ以上……?」


173: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:23:42.17 ID:ovOs7Lt7

善子「えぇ……あくまで、ガチャガチャ聞こえる音で判断したものだけど……」


果南「ガチャガチャって……そんな」

果南「じゃあ、扉は開きそうにない、ってこと……」


善子「そうね……」


果南「……それから、二つ目は?」


善子「二つ目……」

善子「ここに近づく物音と、足音から判断するに……ここはどこかの部屋の地下室ね……」


果南「地下室……?」

果南「ダイヤの家の……?」


174: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:24:13.40 ID:ovOs7Lt7

善子「たぶんね……」

善子「でも、ルビィは知らなかったみたいだから……ダイヤの部屋か、相当隠れた場所にあるか」


果南「そんな……」


善子「ダイヤが来る時以外の足音は聞こえないから、あまり人は来ないところでしょうね……」


果南「だったら、ダイヤが来た時にしか……」


善子「出るチャンスはない……わね……」コクッコクッ


175: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:24:46.65 ID:ovOs7Lt7

果南「……善子?」


善子「善子じゃないわよ……ヨハネよ……」


果南「ほ、本当に大丈夫……?」


善子「むりみたい……一旦、寝るわね……」


果南「わ……わかった、私がいるから安心して眠りな」


善子「あり……ありがとう……」ポロポロ…

善子「…………」カクンッ


果南「…………」


果南(大丈夫……任せて)

果南(次にダイヤが来た時に、必ず説得してみせる……)

果南(もし説得できなかったら……そのときは……!)


176: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:25:26.92 ID:ovOs7Lt7

………………



千歌「…………」ハァッハァッ


ダイヤ「」


千歌「…………」

千歌(やった……やられるまえにやれた……!)


ダイヤ「」


千歌「……ダイヤ、ちゃん?」


ダイヤ「」


千歌(き、気を失ってる……だけだよね?)


ダイヤ「」


千歌(ま、まさか、そんなことは……)











ダイヤ「」ドロッ


千歌「ひっ」ビクンッ


千歌(こ、これ……血……?)

千歌(そ……そんな……)


177: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:26:14.74 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「」


千歌「みゃ……脈、とか……」

千歌(たしか……腕の……)ピトッ


ダイヤ「」


千歌(……気のせいかな、動いてない)

千歌(いやいやいや、きっと気を失ってるから……心臓は動いてるはず)ピトッ


ダイヤ「」


千歌「…………」


千歌「…………」







千歌「……………………………………」サァ…


千歌(どうしよう……動いてない……!)


178: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:26:57.16 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「」


千歌「……ってことは」


ダイヤ「」


千歌「わ、わたし……」


ダイヤ「」


千歌(ダイヤちゃんの目は、薄っすらと開いていた)

千歌(気をつけなければ気づかない程だけど、その瞼は、確かに薄く開いていた)

千歌(そして、そこから見えるわずかな眼球は、間違いなく、わたしの顔を…………)



















千歌「私、殺しちゃったの………………?」


179: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:28:04.04 ID:ovOs7Lt7

ダイヤ「」


千歌「……ひっ……ひっ、ひぃっ」

千歌「ぁ…………ぅぁああ、あぁぁぁ……」

千歌「ダっ、ぅあっ、えっ……あぁぁ……」

千歌「!」

千歌「ダっ…………」

千歌「ダイヤちゃんがいないと、部屋の場所がわからない……!」


千歌(果南ちゃんも鞠莉ちゃんも善子ちゃんもルビィちゃんも、閉じ込められたままに……!)


千歌「お……起きて! 起きてダイヤちゃ……」ユサッ



ドロォ……



千歌「ぇ゛ッ……」パッ



千歌(見たことないような……濃い血が……)
















千歌「……………………………………ぁ」フラッ







バタン……


180: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:28:47.44 ID:ovOs7Lt7

………………


ルビィ「お姉ちゃん、おねがぁい」


ダイヤ「駄目ですか」


ルビィ「……どうしても?」


ダイヤ「……だめです」


千歌「今迷ったよね!」


ダイヤ「ま……迷ってませんわ!」


曜「ち、千歌ちゃぁん……流石にこの台本は……」


花丸「オラがルビィちゃんの夢の内容を書いたの、だめだったずら……?」


善子「いや、ダメってわけじゃないけど……」


鞠莉「どうして?」

鞠莉「とってもexciting!」


果南「いやいや、エキサイティングすぎでしょ」


梨子「それに、私タフ過ぎるよ……」


181: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:29:43.48 ID:ovOs7Lt7

梨子「いくらお金がないからって、ドラマはそもそも無理があるんじゃ……」バチバチッ


千歌「えー」


曜「そうだよ、それに、やるにしてももっと台本を練るとか……」ビリビリッ


ルビィ「だ、だめかなぁ……夢で見るとハラハラしたんだけど……」ギュゥゥ……


花丸「ところどころ補填もしたよ……?」ルビィルビィ


鞠莉「んー、でもちょーっとダークかしら?」バチバチッ


善子「ダークすぎでしょ、流石に……」バチッ…ビリッ


果南「ほんとだよ……やるならもっと明るめのがいいかな」ガツンッッ


ダイヤ「そうですわよ……」ドロォ…ドクドク…


千歌「でも、こっちの方も……」ガンッガンッガンッガンッガンッ



ワ-ワ-ガヤガヤ
ワ-ワ-ガヤガヤ










ルビィ「……さて」


ルビィ「どっちがルビィの観てる、本当の『夢』か、わかるかな?」






「ふふふふ」


182: 名無しで叶える物語(ふく)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:30:08.77 ID:ovOs7Lt7

おしまい。


183: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:38:25.49 ID:S3lz5lyQ




184: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 22:39:50.61 ID:JZ8lcHK1

ホラーなのか




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