1: 言い忘れたけど、本編とは全く関係ない妄想になります 2016/10/09(日) 23:50:10.41 ID:ooqKHVHC0
久美子「取ります」
優子「取れない」
晴香「大きいから難しいと思うなぁ……」
久美子「でも欲しい欲しい欲しい!」
優子「はぁ~……ま、じゃあ頑張ってね」
久美子「頑張ります!」
40: ◆smf.0Bn91U 2016/10/09(日) 23:51:04.41 ID:ooqKHVHC0
~~~1000円使用後~~~
久美子「…………」
優子「…………」
晴香「…………」
優子「……うん」
晴香「どんまい、久美子ちゃん」
久美子「くっそ~~~~~……!」
41: ◆smf.0Bn91U 2016/10/09(日) 23:54:59.43 ID:ooqKHVHC0
優子「っていうか久美子ってユーフォでしょ? チューバじゃないじゃん」
久美子「ユーフォのキャラもできたんですけど、まだキーホルダーでしか見たこと無いんですよ……」
優子「それでチューバで代用ってこと?」
久美子「まあ……そういうことです」
晴香「そっか……そのシリーズ、ユーフォできたんだ……バリサクちゃんはいつ出るんだろうなぁ……」
優子「サックスじゃダメなんですか?」
晴香「まあ、久美子ちゃんと一緒でそっちで代用してるけど……」
久美子「やっぱ自分の楽器が良いですよね~……」
晴香「やっぱりそうだよね~……」
優子「ふ~ん……あ、ペットはあるんですか?」
久美子「無いとお思いでか、この人は」
42: ◆smf.0Bn91U 2016/10/09(日) 23:57:38.94 ID:ooqKHVHC0
久美子「は~……とりあえず、今は諦めるか……」
優子「ふっふっふ……しゃあないね~、久美子は」
久美子「あ、優子先輩は絶対無理だからやらなくていいですよ」
優子「決めつけんな!」
優子「500円で三プレイでしょ? 余裕余裕」
優子「それだけあれば取れるっての」
久美子「晴香先輩、これが“ふり”ってやつですよ」
優子「違うわっ!」
43: ◆smf.0Bn91U 2016/10/09(日) 23:59:00.58 ID:ooqKHVHC0
~~~2000円使用後~~~
優子「この機械壊れてんじゃないのっ!?」
久美子「やっぱり」
晴香(優子ちゃんには悪いけど、正直そんな気はしてた)
優子「やっぱりって言うな!」
???「あの~……」
優子「はひっ!?」
店員「よろしければ、商品の方ズラしましょうか?」
優子「あ、あはい! よろしくおねがいします!」
店員「では――」
44: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:01:04.66 ID:FuUrhCxv0
~~~~~~
優子「というわけで、店員さんのおかげで取りやすくなった訳だけど……久美子、私に言うことは?」
久美子「やっぱり取れませんでしたよね」
優子「じゃなくて! お礼でしょ! お礼!」
優子「私のおかげでこうしてチューバくんが取れやすくなったんだからねっ」
優子「私の! 2000円の! おかげでっ!」
久美子「次、晴香先輩いきます?」
優子「おい聞けよ!」
45: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:03:47.47 ID:FuUrhCxv0
晴香「う、う~ん……でも私、やったことないから……」
久美子「そうなんですか? なんだか意外です」
晴香「え、そうかな?」
久美子「ゲームセンター来てドラムマ○アばっかやってるイメージがありました」
晴香「久美子ちゃんの中での私ってどんなの……?」
久美子「冗談ですって。ポッ○ンですよね」
晴香「ゲームの話じゃなくてね」
優子「Q○A?」
久美子「それですね」
晴香「いや、こういう所自体来たこと無いからね?」
46: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:06:28.17 ID:FuUrhCxv0
久美子「でもドラムマ○アとか分かりましたよね?」
晴香「ドラムのゲームだよね……? だってあれは目立つし」
優子「ってことは、来たことはあるんですか?」
晴香「ううん。ドラムを知ってるだけで、他のは……」
晴香「ぽっぷ……? とか、きゅーえむえー……? とかはちょっと……」
久美子「う~ん……優子先輩は来たことあるんですよね?」
優子「まあ、友達と遊びには来るし」
晴香「あ、でも、プリクラ撮りにだったら来たことあるっ」
久美子「あ~……なるほど」
優子「じゃあ、深淵は覗いてないってことですね」
晴香「し、深淵……?」
久美子「格闘ゲームのエリアとか、見てるだけで怖いですもんね……」
優子「音もスゴイしね……アレは面白半分で行くべき所じゃないわ……」
久美子「それを言い出したら、音楽ゲームのところも大概ですけどね」
久美子「っと……とりあえず、晴香先輩がやらないなら、私やっちゃいますね」
優子「うん。ちゃっちゃっと取っちゃいなさいよ」
47: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:07:20.59 ID:FuUrhCxv0
~~~取れた~~~
晴香「じゃあ――」
久美子「中に入りましょうか、優子先輩」
優子「そうね」
晴香「――ってえぇっ!?」
48: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:09:10.50 ID:FuUrhCxv0
久美子「まあまあ、ちょっとだけちょっとだけ」
優子「せっかくなんですから、ほら」
晴香「な、なんでそんな勧めるの……?」
久美子「ゲームセンターほとんど初めての晴香先輩に色々とさせて楽しもうって魂胆ですよ」
晴香「こんな時まで正直な久美子ちゃんは素晴らしいと思うけど、私あんまり気が進まないなぁ~……」
晴香「奥に行けば行くほど煩くなってきたし」
優子「そこは否定しませんけど……でも晴香先輩。聞いたことありませんか?」
晴香「なにが?」
優子「はい、久美子」
久美子「え、わたしっ!?」
優子「いつものお洒落な感じをお願い」
久美子「いつもって……そんなことした覚えありませんけど……」
49: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:10:09.51 ID:FuUrhCxv0
久美子「う~ん……まあでも先輩? 私たちと一緒なら、どんなことでも楽しくなる。そう思いませんか?」
晴香「久美子ちゃん……」
優子「ふぅ~! 久美子かっけぇ!」
久美子「優子先輩が言わせたくせにっ!」
優子「いやいや、純粋に褒めてるって。ホントホント」
久美子「絶対ウソだ……」
50: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:12:55.36 ID:FuUrhCxv0
晴香「ま、まあじゃあ……ちょっとだけだよ?」
優子「よっし!」
久美子「よっし!」
優子(これで可愛い晴香先輩見放題!)
久美子「これで可愛い晴香先輩見放題!」
晴香「いやちょっと久美子ちゃん?」
久美子「はっ……! い、いやいや! これは優子先輩も思ってることですって!」
晴香「……そうなの?」
優子「私は、香織先輩一筋だから、そんなことありませんよ……?」
久美子(それもそれで失礼な気もするけど……)
晴香「わざとらしい……もしかして、慌てる私が見たいとか、そういうのが狙いだった?」
優子「いやいや、そんなそんな」
久美子「いやいや、そんなそんな」
晴香「む~……」ジト~…
久美子「そ、それよりもほら、まずはこれでもどうです?」
51: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:14:42.41 ID:FuUrhCxv0
~~~太鼓の○人~~~
晴香「なにこれ? 太鼓?」
久美子「はい。こう、リズムに合わせて周りを叩いたり、真ん中を叩いたり、連打したり……そんな感じです」
晴香「へえ~……あ、これがさっき言ってた音楽ゲーム?」
優子「まあ、そんなところですね」
久美子「二人プレイ出来るので、優子先輩と一緒にどうですか?」
晴香「あ、うん。じゃあ……」
優子「なんだかんだ言って、私これ結構好きなのよね~」
久美子「へ~……私はやったこと無いからな~……」
優子「じゃあ晴香先輩。とりあえずまずは、簡単な曲からしてみましょうか」
52: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:16:17.12 ID:FuUrhCxv0
~~~終了~~~
晴香「あ~……面白かった!」
久美子「…………」
優子「…………」
晴香「……あれ? 二人共、どうしたの?」
久美子「あ、いえ……別に……」
久美子(なんだろ……最後の方、ストレスを発散するかのように強く叩いてたのは……)
優子「さすが晴香先輩、巧いなぁ、と思っただけです」
優子(それなのにちゃんと叩けてるし……本当に初めて……?)
久美子(晴香先輩って自分のこと過小評価し過ぎだと思うな……)
優子(あすか先輩や香織先輩が凄すぎるだけで、この人も絶対スゴイ人だもんね……)
久美子(……でも確かにあの部をほぼ一人でまとめてるのはストレス溜まるよなぁ~……)
優子(……でもあの部をほぼ一人でまとめてるのは確かにストレス溜まるよなぁ~……)
53: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:18:20.87 ID:FuUrhCxv0
晴香「そ、そんな……なんか照れちゃうな……」
晴香「あ、そうだ。何か吹くやつで、こういうの無い?」
久美子「吹くやつ、ですか……?」
晴香「バリサクみたいなのがあれば良いんだけど……」
久美子「確かにあったら面白そうですけど……でも口をつけるのってやっぱり衛生面がありますからね~……」
晴香「そっか~……みんなもマウスピース持つようになったら流行るかな……?」
久美子「いやそれは……どうでしょ」
優子「あ、じゃあギターのゲームとかどうです?」
晴香「え、どれどれ?」
優子「これですよ。ドラムとセッション出来るんです」
晴香「へぇ~……」
優子「じゃあ次は久美子がやってみてね」
久美子「えぇっ!? 私これもやったことないな~……」
優子「まあまあ。麗奈と来た時の練習だと思って」
久美子「麗奈がギターやる姿も想像できませんけど……」
54: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:20:43.44 ID:FuUrhCxv0
久美子「……あれ?」
優子「なによ」
久美子「もしかして優子先輩、いつか香織先輩と来た時のためにって思って太鼓やってたんですか……?」
優子「な、なんでよっ。普通に友達と来た時にやるでしょ?」
久美子「いやだって、そんな急に麗奈の名前すんなり出すのって」
晴香「あ、確かに」
優子「も、もう! 晴香先輩まで! ホント、そういうのじゃないですから!」
優子「ただその……いつか、そういう日が来たら良いなぁ……って考えたことはありますけど……」
久美子「……誘えないのに?」
優子「うっさい!」
優子「ほら、ぬいぐるみ持っててあげるから、さっさとやりなさい!」
久美子「は~い」
晴香「照れてるね」ヒソヒソ…
久美子「図星突かれましたから」ヒソヒソ…
優子「ほら二人共! コソコソ話ししてないで、さっさと曲決める!」
55: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:23:16.66 ID:FuUrhCxv0
~~~色々と遊んで~~~
晴香「う~ん……遊んだ遊んだ」
久美子「遊びましたね~……」
優子「だね~……って、あ!」
久美子「どうしました? 優子先輩。本体ならちゃんと頭にありますよ?」
優子「じゃなくて! ほら! プリクラ!」
晴香「プリクラ?」
久美子「ってああ!」
晴香「ん?」
久美子「晴香先輩、戻りましょう!」
晴香「戻ろうって……もうだいぶ歩いたけど……」
優子「でもでも! この三人でプリクラ撮ったことなんて無いじゃないですか!」
晴香「あ~……まあ、そう……かも」
久美子「だから! 戻って、撮りましょう!」
56: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:25:00.55 ID:FuUrhCxv0
晴香「う~ん……私はいいかな」
久美子「えっ!?」
優子「どうしてですかっ!?」
晴香「だってほら……そうした方が、また二人と遊べるじゃない? だから」
久美子「…………」
優子「…………」
晴香「……って、あれ……?」
久美子「ああ、もう……晴香先輩には敵わないな~……」
優子「ホントよね~……」
晴香「え、えっ?」
久美子「そんな嬉しいこと言われたら、納得するしか無いってことですよ」
優子「また今度、暇が出来たら次こそは撮りましょうね」
晴香「……うん、そうだね」
終わり
57: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:26:53.04 ID:FuUrhCxv0
~~~オマケ~~~
優子「また来る時は、久美子のあの下手なドラムがちゃんと出来るようになってたら良いけどね~」
来る「え~? でもあの足で踏むのすごい難しいんですけど」
来る「そういうなら優子先輩がやってみたら良かったじゃないですか」
優子「アレは出来る気がしない」
久美子「だったらバカにしないで下さいよ……」
晴香「あはは……」
久美子「でも案外、晴香先輩ならあっさりと出来ちゃいそうですけどね」
晴香「えぇ~? そんなことないって。あすかこそ上手くやりそう」
久美子「あの人と比べること自体間違えてる気がしますけど……」
優子「香織先輩は……」
晴香「やってたらやってたでカッコイイだろうけどね」
優子「あのおしとやかな先輩が堂々とドラムを叩く……あぁ! なんて素敵な光景!」
久美子「それなら麗奈がやってもスゴイことになりそうだけど……」
優子「それは……結構シュールな映像になるんじゃ……?」
58: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:32:59.04 ID:FuUrhCxv0
~~~~~~
麗奈「久美子、任せて。私がキレイにドラム叩いてみせるから」
麗奈「ほら、足はこのタイミングで、こう踏むの」
麗奈「スティックを持つ時はこう。それで叩くと同時にもう一回叩けるようになるから」
~~~~~~~
久美子「……いやいや、結構カッコ良く無いですか?」
優子「惚気か……」
優子(でも……夏紀だったら……)
~~~~~~
夏紀「全く……こんなことも出来ないの? 貸してみて」
夏紀「ダッサ。こんなのも出来ないの?」
夏紀「ほら、こうだからこう。分かる?」
夏紀「大丈夫だって。いくらでも教えてあげるから。ゆっくりやってこ」
~~~~~~
優子(……うん、悪くない……)
久美子「夏紀先輩のこと、考えてたでしょ」
優子「えぇっ!? な、なんでアイツのことなんて考えないといけないのよ!」
晴香「まあ、分かりやすいよね」
優子「晴香先輩までっ!?」
今度こそ終わり
59: ◆smf.0Bn91U 2016/10/10(月) 00:35:49.63 ID:FuUrhCxv0
ここまで全部妄想。
全て投下出来ました。
ありがとうございました。
また妄想が形になったらスレ立てます。
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/10(月) 02:35:00.84 ID:L4u36u8Ao
おつ
響け!ユーフォニアム サンフェス アクリルチャーム 田中あすか ストラップ
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