1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/11(日) 17:09:23.25 ID:eGcRe0eG0
承太郎「教えてくれ。あのスーツを直すように言ったやつの名前は何だ?」
店主「覚えてるけど・・・」カキカキ
店主「これ、なんて読むんだい?」つ『吉良』
承太郎「む、それは・・・『キラ』だな。」
店主「そうかい。この人が依頼客だよ」
康一(この店主の人、オレンジジュース飲んでる・・・そういえば、さっき仗助君が間違えて買ったコーンスープ押し付けられたんだよなァ~~~)
康一(ま、いいや。)
承太郎「そうか・・・ありがとう。・・む、康一君、それは・・・?」
康一「ああ、さっき仗助君に押し付けられたんですよ・・・二本も。」
承太郎「丁度よかった。一本くれないか?」
康一「ああ、どうぞ!」
吉良「まさかこの吉良吉影のスーツを追っている者がいたとは・・・まあいい。この第二の爆弾『シアーハートアタック』で・・・」ビューン
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/11(日) 17:25:59.83 ID:eGcRe0eG0
承太郎「ありがとう。これで後はこの辺に住んでいる吉良姓の人間を調べればいい。」
承太郎「! 康一君、離れろ!!!!!」ドンッ
康一「!? 承太郎さん?・・・・!!!!」
スタープラチナ「オラァッ!!!」オラオラオラオラオラ
SHA「コッチヲミロ~!!」
康一「このスタンド・・・まさか連続殺人鬼・・キラの!?」
承太郎「だろうな・・・このスタンドパワーに頑丈さ・・本体はすぐ近くにいる・・いや。」
康一「承太郎さん! 証拠のスーツが!!」
吉良「ここはシアーハートアタックに任せて去ろう・・・シアーハートアタックに弱点はない。」
承太郎「いや、別に放置していいだろう。」
康一「確かにそうですね。」
店主「お宅ら何の話をしてるの? スタ・・・ンド?」
承太郎「いや、こっちの話だ。それより早く逃げな・・・」
店主「?・・・その顔、事情は分からないが大変なことが起きてるんだね?分かった。私は逃げるとしよう。」
康一「承太郎さん!仗助君に電話しました!五分で来るそうです!!」
承太郎「ああ・・・いいか、康一君、犯人の名前が分かった以上もうヤツを追う必要はねぇ。それよりいまはこいつを何とかするほうが先だ」
康一「このスタンドパワー・・・本体は近くにいるんじゃあないんですか?」
承太郎「最初は俺もそう思ったがな・・・このスタンド、自動操縦型だ。」
康一「自動操縦?」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/11(日) 17:38:21.36 ID:eGcRe0eG0
承太郎「ああ、遠隔操作型の射程距離と近距離型のパワーを併せ持つスタンドだ。」
康一「そんな、じゃあ手の施しようがないじゃあないですか!」
承太郎「いや、自動操縦型というのは動きが単純なんだ。俺や康一君のようにスタンドに命令できるわけじゃあねえ」
承太郎「恐らく・・・何かしらの法則があるはずだ。それを探るぞ。」
康一「はい!」
仗助「億泰Z!急ぐぞ、後もう少しだ!」
億泰「ああ!重ちーの敵を討つぞ仗助!・・・ところでムカデ屋ってどこだ?」
仗助「・・・あ」
店主「おい!そこの奇抜な髪形の高校生!『ジョウスケ』か?」
仗助「あぁ!? てめえ今俺の髪のこと・・・何?」
店主「私の店に今、『コウイチ』とかいう高校生と『ジョウタロウ』という若者が来てる!!何かは分からんが、何かヤバいらしい!!!」
億泰「!?あんたがムカデ屋の主人?ちょうどよかった!!案内してくれ!!」
仗助「グレート・・・最高にラッキーだぜ。」
億泰(髪をけなされて怒らないのは初めて見るな。)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/11(日) 17:53:49.79 ID:eGcRe0eG0
承太郎「分かったぞ・・こいつは、熱を自動で追尾するんだ。そして獲物をチリ一つ残さず爆破する・・・」
康一「さっき僕のコーンスープを狙ったからもしかしたらと思ったら・・・」
承太郎「俺のを狙って疑惑が確信に変わったな。だがどうするか・・・」
康一「僕に任せてください!エコーズ!Act2!!」
承太郎「なるほど・・・尻尾文字の『ドジュー』をヤツのスタンドに取り付ける、なかなかうまいやり方だ。」
康一「この間に仗助君が来てくれれば・・・」
仗助「康一!承太郎さん! 大丈夫ッスか!!」
億泰「間一髪・・・ってわけじゃあねえみてえだな。」
康一「仗助君!億泰君!!」
承太郎「仗助、こいつがヤツのスタンドだ。熱を自動追尾する自動操縦型のスタンドだ。かなり頑丈で俺でも壊せない。」
承太郎「とりあえずは康一君のスタンドで足止めしてある。」
億泰「いっくら頑丈っつってもよォ~~・・・俺のスタンドでダメージは受けるんじゃあないか?」
承太郎「そうだな。自動操縦とはいえ削り取れば幾分かはダメージがあるはずだ。近辺の病院を張れば捕まるだろう。」
億泰「それじゃあ遠慮なくいくぜぇ! ザ・ハンド!!」ガオン
SHA「コッチヲミr」ガオン
吉良「遅いぞ・・・シアーハートアタック。何をしていr」ガオン
吉良「っウオアアアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!!!」
吉良「私の・・・私の左手が・・うぐぅ・・」
ウオァァァアアアアアアアアア!!!!
億泰「どうやら、ダメージはあったみたいだな。」
承太郎「これで一件落着か。」
仗助「店の内装、元に戻しときましたよ。」
店主「ああ、ありがとう。・・・なんで壊れたものまで元通りに?」
吉良「」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/11(日) 17:57:06.72 ID:eGcRe0eG0
終わりです。
億泰Zってなんだ・・・orz
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/11(日) 18:00:13.98 ID:+hRMBgPao
ドラゴンボールZみたいなもんじゃねえの乙
スタチューレジェンド 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 30.吉良吉影 <原型・彩色監修/荒木飛呂彦>
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