1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:14:59.026 ID:tB9qwjf20
シャロ「いつも金魚の糞みたいにココアとベタベタしてるよねw」
チノ「シャロさんの分際で何言ってるんですか?」
シャロ「接客は任せきりだし…友達だっていないんでしょw」
チノ「………」プルプル
シャロ「ココアが下宿して来なかったらどうなってたのかしら(笑)」
チノ「…もう許しません!ココアさんに言いつけます!」
シャロ「アンタがクソレズだってことばらすわよ?」つカセットテープ
チノ「!!??」ビクッ
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:15:47.456 ID:tB9qwjf20
『はぁ…はぁ…今日もココアさんに抱きつかれてしまいました…』クチュクチュ
『ココアさん…ココアさん…』クチュクチュ
『はぁ…はぁ…気持ちいいです…はぁ』クチュクチュ
『あっ…あっ…ッ!コッ!ココアお姉ちゃん!!!!!!』プシュー
チノ「なっ…なっ…!」
シャロ「チノちゃんって本当はココアに発情する変態だったのね」ニヤリ
チノ「っ………」ギロッ
シャロ「何その目は?ココアにばらしてもいいの?」
チノ「………うぅ」
シャロ「♪」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:16:34.237 ID:tB9qwjf20
~ラビットハウス~
チノ「………」ドンヨリ
リゼ「どうしたチノ?何かあったのか?」
チノ「い…いえ」
ガラッ
ココア「ただいまー♪」
チノ「!!」ビクッ
リゼ「おうココア!」
ココア「お待たせ!今から着替えてくるね、チノちゃん♪」
チノ「………」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:17:18.271 ID:tB9qwjf20
ココア「今日はお客さんが入ってるね!」
チノ「あの…お手洗いに行くので少しだけ任せてもいいですか?」
リゼ「わかった」
~ココアの部屋~
チノ「………いくら探しても見つかりません」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シャロ「アイツが私から持っていったお金を私に返しなさい」
チノ「でも…あのお金はココアさんが持っていて」
シャロ「黙って取り返せばいいじゃない!もともと私のお金なのよ!」ギロッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チノ「………」
ガラッ
ココア「あれー!?チノちゃん何してるの!?」
チノ「!?」ビクッ
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:17:49.228 ID:tB9qwjf20
ココア「私の部屋で何を探してるの?」
チノ「あの…えっと…」ドキドキ
ココア「?」
チノ「わっ!私の服が一着なかったので!間違えてココアさんの部屋に入れちゃったのかと思って」ドキドキ
ココア「そう?じゃあ一緒に探そうか?」ニコッ
チノ「は…はい」ホッ
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:18:28.682 ID:tB9qwjf20
ココア「見つからないね」ゴソゴソ
チノ「………そうですね」ゴソゴソ
チノ「私の勘違いかも…あれ!?」
ココア「あっ!?」ドキッ
チノ「これ…私の下着…ですよね」チラッ
ココア「ほ!本当だ!…間違えてたんだね!」
チノ「(どうしましょう…お金)」ハアッ
ココア「あはは♪見つかって良かったねチノちゃん♪」
チノ「あの…ココアさん」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:19:42.553 ID:tB9qwjf20
チノ「シャロさんからこの間巻き上げたお金ですが…」
ココア「?」
チノ「どうでしょう?シャロさんに返してあげるというのは…」
ココア「…?何で?」
チノ「あの………えっと」
ココア「………アイツに何か吹き込まれたの?」
チノ「あっ!そういうわけではなくて…」
ココア「………ふ~ん」
チノ「その…流石にお金を巻き上げるのは可哀想な気がして」
ココア「いいじゃない♪シャロちゃん何だし☆彡」ニコッ
チノ「………」
ココア「そろそろ戻ろ?リゼちゃん一人じゃ大変だよ?」
チノ「………はい」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:20:25.953 ID:tB9qwjf20
~翌日~
チノ「それで…お金は見つけることが出来ませんでした」
シャロ「役立たず!!!!このクソレズ!!!!」腹パンドゴオッ!
チノ「いっ!痛…っ」ギロッ
シャロ「何よその目は?あんたたちがいつも私にやってることでしょ?」腹キックドゴオッ!
チノ「ぐうっ…絶対に許さないです」
シャロ「何よ?暴露していいの?アンタが毎日ココアのことを下衆な目で見てること」
シャロ「ココアが知ったら失望するでしょうね!可愛い妹が本当は頭のおかしい同性愛者だったなんて」
シャロ「きっとすっかりココアはアンタから離れていくんでしょうねwww」
チノ「っ!………そんな…」グスッ
チノ「ごめんなさい!ココアさんには…ココアさんだけには…」ポロポロ
シャロ「だったらお金を持ってきなさい!わかった?」
チノ「………」コクッ
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:21:43.229 ID:tB9qwjf20
チノ「…持ってきました」スッ
シャロ「そう」ガシッ
チノ「………」
シャロ「…違う」
チノ「!?」
シャロ「これ…私の1万円札じゃないわ」ギロッ
チノ「お…お金が戻ってきたんだからいいじゃないですか!」
シャロ「駄目よ!私は「ココアからお金を取り返してこい」って言ったんだから」
チノ「そんなこと出来ないです!」
シャロ「大好きなココアお姉ちゃんに嫌われちゃうから?w」
チノ「…っ」
シャロ「しょうがないわね、だったら…」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:23:51.694 ID:tB9qwjf20
~日曜日~
ココア「今日はいい天気だね♪」
チノ「…そうですね」
シャロ「あら?ココアとチノちゃんじゃない!」ニコニコ
チノ「…!」
ココア「シャロちゃん?今日はバイトじゃないんだw」
シャロ「ええ」
ココア「ふ~ん。貧乏なくせに日曜に遊んでるなんて生意気だね」
シャロ「………」
ココア「そうだ!じゃあお友達料金を払ってよ!」
チノ「!…ココアさん!」バシッ
ココア「え…チ、チノちゃん?」
チノ「………」
シャロ「ニヤリ」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:25:27.556 ID:tB9qwjf20
チノ「ココアさん…もうそういうのはやめてください」
ココア「な…何で!?シャロちゃんだよ!今までだって」
チノ「私気づいたんです。社会生活を営む人間として、こういう行為は良くないと」
ココア「………チノちゃん」
シャロ「クスクス」
チノ「と、とにかくシャロさんからお金を奪うのはもうやめましょう!失礼します!」ダッ
ココア「チノちゃん!ちょっと待ってよ!」
シャロ「あ~あ!ココア…チノちゃんに嫌われちゃったわね」
ココア「………」ギロッ
シャロ「何よ?アンタが夜な夜なチノキチの淫乱行為をしている証拠は掴んでいるのよ?」ニヤリッ
ココア「…!?」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:26:58.296 ID:tB9qwjf20
シャロ「ほら。アンタがチノちゃんの部屋に侵入して下着を物色してる写真よ」
ココア「な…どうして!?」
シャロ「ココアって年下の女の子で己の性欲を満たすような変態だったのね!」
ココア「調子に乗るな!クソシャロの分際でっ!」ググッ
シャロ「いいのかしら?ボタン一つで簡単にあんたの正体を添付したメールを送れるのよ」
ココア「くっ………」
シャロ「私の言うことを聞きなさい」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:28:41.737 ID:tB9qwjf20
~数日後・シャロの家~
シャロ「は…離せ!このクソレズ共!」
ココア「ふふふ…シャロちゃん足が震えてるよ?」
シャロ「あっ…あんたたち!秘密をばらすわよ!」
チノ「………ココアさん」
ココア「うん」
シャロ「えっ………」
ココアとチノは私の目の前で突然キスをし始めた。
お互いに舌を混ぜながら私に見せつけるようにした濃厚なキスだ。
私は青ざめながらその様子を見ていた。私の計画は失敗したのだ。
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:29:41.039 ID:tB9qwjf20
シャロ「気持ち悪い!何やってんのアンタたち!」
ココア「フンヌッ!!!!」顔パングシャアッ!!!!
シャロ「ブギョッ!!??」
チノ「百合は神聖で貧乏人には決して介入できない聖域なんです」
ココア「茶番はもう終わりだよ。ここからはいつもの拷問の始まりだからね♪」
シャロ「ご…拷問!?」ゾッ
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:30:46.432 ID:tB9qwjf20
ココア「どれがいい?たくさん用意しておいたよ♪」
チノ「指折り器に焼き土下座台…ユダのゆりかごですか」
シャロ「いっ!いやあああああああああああああああああ!!!」
シャロ「ゆっ!百合してください!助けてえええええええええ!!!」
チノ「言い間違えてますよ?」クスクス
ココア「どれにする?」ニコッ
シャロ「どれも嫌です!!!!もういやああああああああああああ!!!!」
ココア「アンタには聞いてないよ。チノちゃんどうする?」
チノ「これなんていいんじゃないですか?」
ココア「ああ…確かに」
シャロ「なにその注射器っ!?なに!?なに!!???」
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:33:45.393 ID:tB9qwjf20
ココア「シャロちゃんは私たちに嘘を付いてるよね?」
シャロ「…!?」
チノ「私たちを気持ち悪がっていましたが…貴方だってレズでしょう?」
シャロ「わっ!私は…!」
ココア「自分へのコンプレックスのために私たちを弄んでたんでしょ?」
シャロ「………」
チノ「貴方は私たちの愛を弄びました」
ココア「二度と恋愛なんて出来ないように、シャロちゃんを改造してあげるね♪」
シャロ「ち…近寄らないで!!」
ココア「それっ」プスッ
シャロ「っ!!!何!?何これ!?」
チノ「………」ニヤリ
シャロ「…あ゛っ!!??あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!??何か来る!?何かくるううううううううううう!!」ビクンビクン
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:34:21.613 ID:tB9qwjf20
シャロ「な…なにこれ…!?あたまが…ひっ…ひっ…スッキリして…っ!」ゾクゾク
ココア「この変態レズ!!!!」鞭バシッ!!!!
シャロ「はひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいんんん!!!」ビクンビクン
チノ「どうですか…気持ちいいんでしょう?」
シャロ「おっ…おかひい…なんか…おかひい…」ブルブル
ココア「あはは♪あははははははははははははははははははははは♪」バシッバシッ
シャロ「ふっ…ふうううううううううううん!!!はぁ…はぁ…!?」ハアハア
シャロ「な…何をしたの…!?わたっ…しに」ブルブル
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:35:08.381 ID:tB9qwjf20
シャロ「はぁ………はぁ………」
チノ「落ち着いてきたみたいですね」
ココア「今日はこれぐらいにしとこうか?」
シャロ「えっ…もう帰してくれるの…!?」
ココア「あははwどうしたの?もっと酷いことされると思ったの?」
シャロ「!」ゾッ
チノ「それではさようなら」ガラッ
バタンッ
シャロ「………」
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:36:25.508 ID:tB9qwjf20
~翌朝~
トントン
シャロ「………?」
<シャロちゃーん!遅刻するわよ!
シャロ「千夜…か。学校…行かないと」
シャロ「………」
シャロ「何か…だるい」
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:36:48.567 ID:tB9qwjf20
~授業中~
先生「え~であるからしてマルクスは…」
シャロ「………」
シャロ「(どうしよう…全然頭に入らない…)」
シャロ「(それよりも…昨日の鞭打ちのことがどうしても…)」
シャロ「(また…打たれたい)」
シャロ「………はっ!!!」ガタンッ
先生「おい特待生!集中しなさい!」
クスクスクスクスクスクスクスクス
シャロ「何笑ってるのよ」ギロッ
先生「…えっ!?」
シャロ「………」プイッ
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:38:18.723 ID:tB9qwjf20
~ラビットハウス~
ガラッ
リゼ「いらっしゃいませー!あれ!?シャロ!?」
チノ「あっ」
シャロ「あの…ココアにちょっと話が…」
ココア「また打たれたいの?w」
シャロ「!………ぅん」
リゼ「………?」
チノ「ココアさん、お店は私たちに任せてくれていいですよ!」
ココア「ありがとう!じゃあいこうかシャロちゃん♪」ニコニコ
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:38:48.776 ID:tB9qwjf20
~シャロの家~
ココア「シャロちゃんこれからバイトでしょ?大丈夫なの?」
シャロ「まだ少し時間あるから………それよりも」
ココア「はいはいシャロちゃんはどMだねー♪」つ鞭
シャロ「!!」ゾクッ
ココア「じゃあまずはまたこの注射器だね」ニコッ
シャロ「ちょ…!ちょっと待って!その注射器って何なの!?」
ココア「鞭打ちが気持ちよくなるお薬だよ」プスッ
シャロ「あっ!」
シャロ「っ…!………あ゛っ!?これ!?これ…これなのおおおおおおおおおおおお!!!!」ゾクゾクゾクゾク
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:39:33.507 ID:tB9qwjf20
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
シャロ「ひいっ!ひいっ!ひいいいいぃぃぃぃイイイイイイイイイイ!!!!」ガタガタ
ココア「気持ち悪っ!」バシンッ!
シャロ「っ!!あ゛っ!?あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ジョロジョロ
ココア「うわっ!汚!」バシバシ!
シャロ「………っ!………っ!」ビクビク
ココア「…何か反応薄くなっちゃったね」シラッ
シャロ「!」シュン
ココア「何その顔?まだ続けて欲しいの?」
シャロ「お………お願いします!」ハアハア
ココア「じゃあもう一本打つけど、いい?…シャブ」
シャロ「………えっ」
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:41:47.572 ID:tB9qwjf20
シャロ「しゃぶ…?って何だっけ…?」ハアハア
ココア「………」
シャロ「…あぁ…シャロ?シャロって言ったのよね…?」
ココア「………」
シャロ「…はっ!早く打ってください!お願いしますぅ!」足ガシッ!
ココア「あはは♪…私の足にしがみついてんじゃねえよ!!!!!!」鞭バシッ!
シャロ「べぶっ!」
ココア「………」プシュ
シャロ「あ゛っ!また来たっ!またキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ゾクゾクゾクゾク
バシッ!バシッ!
シャロ「ヒヒィィン!ヒヒィィン!ヒヒィィィィィン!!!」ビクッビクッ
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:43:26.203 ID:tB9qwjf20
シャロ「………………」グッタリ
ココア「シャロちゃんは哀れだね」
シャロ「………?」
ココア「私とチノちゃんの愛を弄んだ罪…しっかり償ってもらうよ」
シャロ「な…何を言って…」
ココア「これはシャブ。わかってるの?薬物乱用だよ?」
シャロ「や…薬物…!?」ゾッ
ココア「………」鞭バシッ!
シャロ「っっっ!!!………あ」バタッ
ココア「あ~あ…気絶しちゃった♪」
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:44:09.973 ID:tB9qwjf20
シャロ「………」
シャロ「………ハッ!!!」ガタッ
シャロ「今何時!?」ブルブル
シャロ「………無断でバイト休んじゃった」
シャロ「………置き手紙?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
To.シャロちゃん
今後はお薬が欲しかったら私から買いに来てね! 待ってるよ♪
From.ココア♪
―――――――――――――――――――――――――――――――――
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:45:26.179 ID:tB9qwjf20
~学校~
シャロ「………」グッタリ
モブ子「ねえ?最近アイツおかしくない?」
モブ美「ずっと寝てるわよね…特待生のくせに、勉強大丈夫なのかしら?」
シャロ「………?」ピクッ
シャロ「うるさいわね!誰よ私の悪口を言ってるの!!!!」ギロッ!
モブ子「きゃ!?何この子!?」
モブ美「怖っ…頭おかしいんじゃないの」
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:47:19.660 ID:tB9qwjf20
シャロ「(何なのこれ…イライラが収まらない)」イライラ
コワイヨネーザワザワ
シャロ「悪口言ってる奴、誰よ!!ぶん殴るわよ!!」ドンッ
キャーキャーガヤガヤ
シャロ「………お薬」ボソッ
『気分が優れないときはいつでも来てね!売ってあげるから♪』
シャロ「(…駄目よ!アレは金輪際飲んじゃ…)」
シャロ「(でも、少しぐらいなら?)」
シャロ「(…駄目駄目)」イライライライラ
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:48:37.498 ID:tB9qwjf20
~ドラパン・バイト中~
ココア「………」ニコニコ
シャロ「(何でバイト先に来るのよ)」イライラ
シャロ「(いくら誘われたって絶対に私は…)」イライラ
シャロ「はい!コーヒー!」コトッ
ココア「あれ…私が頼んだのは紅茶なんだけど?」
シャロ「えっ…!?」クラッ
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:50:36.207 ID:tB9qwjf20
シャロ「(め…目眩…?)」ゴシゴシ
ココア「早く紅茶持ってきてよー!」
シャロ「わ!わかったわよ!」ガシッ
シャロ「………あ」ポロッ
ガシャーン!!!
シャロ「(う…腕が震えて…)」
店長「おい!何やってんだお前!」
シャロ「ご、ごめんなさい!すぐ片付けます!」
シャロ「(…頭が痛い どうして…!?)」
ココア「シャロちゃん♪…大丈夫?唇が真っ青だよw」
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:51:30.626 ID:tB9qwjf20
シャロ「………」ブルブル
ココア「ちょっとだけなら大丈夫だって♪気分が優れるよ♪」ニコニコ
シャロ「で…でも…」ブルブル
ココア「しょうがないなあ♪今回は特別にたった1000円で打ってあげるよ♪」ニコニコ
シャロ「えっ!?本当…!?」
ココア「………」ニコニコ
シャロ「(これで最後…ちょっとだけなら…)」コクッ
ココア「いい子だね!早速トイレにおいで♪」
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:52:08.757 ID:tB9qwjf20
シャロ「な…なにこれ…っ!スゴイ…視界が全然違う…!!」ゾクゾク
ココア「どう?お薬って最高でしょ?」ボソッ
シャロ「これなら…っ!お仕事なんて楽勝じゃない!ふふ…ふふふ…」ゾクゾク
ココア「じゃあバイト終わったら1000円貰いに行くね♪」
シャロ「ふふふ…ふふふ…」ゾクゾク
ココア「…w」
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:53:14.907 ID:tB9qwjf20
~シャロの家~
シャロ「あの…何かさっきより体調が…」クラクラ
ココア「さっきのは軽めだったからね♪中途半端だったんじゃない?」
シャロ「あ…あぁ…」ブルブル
ココア「まいどありー!じゃあ私は帰るね♪」
ガシッ
シャロ「もっと…もっと打ってください…お願いします」ブルブル
ココア「www」
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:54:00.396 ID:tB9qwjf20
~数日後~
ココア「お金が無い?じゃあ駄目だよ!我慢してね。」
シャロ「む…無理です…お薬が無いとわたひ…わたひ…」ガシッ
ココア「私に触るな!!!」腹パンドゴオッ!
シャロ「ぐえっ!」ゴロゴロ
ココア「また給料が入ったらいくらでも売ってあげるよ♪」ガラッ
バタンッ
シャロ「そ…そんな…!!」ブルブル
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 01:57:42.752 ID:tB9qwjf20
~学校~
シャロ「………」
モブ子「ねえ聞いた、あいつバイト首になったんだって」コソコソ
モブ美「このままだと、特待生から降格になるみたいよ」クスクス
シャロ「…ぅるさい」ガタッ
モブ子「まー授業中寝てばっかだし?自業自得よねーw」
モブ美「あ…ちょっとモブ子」
モブ子「え?」
シャロ「うるさい!うるさい!うるさあああああああああああああい!」ドカバキドゴオッ!
モブ美「きゃああああああああああああああああああああああああ」
64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:00:44.945 ID:tB9qwjf20
~シャロの家~
ドンドンドンドン
シャロ「うるさいな…」ガラッ
千夜「…シャロちゃん」ポロポロ
シャロ「何だ、千夜か…何の用よ!」イライラ
千夜「病院に行きましょう!私が面倒見てあげるから…」ポロポロ
シャロ「病院…!?」ハッ
『間違っても病院で検査を受けたりしたら駄目だよ?二度とお薬使えなくなっちゃうだろうから』
千夜「ほら、ついてきて?」ガシッ
65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:01:47.268 ID:tB9qwjf20
シャロ「………離せ!!!」バッ
千夜「シャロちゃん!無理しないで!」ポロポロ
シャロ「…金だ」
千夜「…!?」
シャロ「金を持って来い…お薬を買うんだ」ブルブル
千夜「駄目よ!病院に行かないと!」ポロポロ
シャロ「黙って言うことを聞け!お金だお金!金金金金金金金金金金」ブルブル
千夜「ううっ………シャロちゃん」ポロポロ
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:02:34.142 ID:tB9qwjf20
シャロ「お金が手に入ったわ…早く薬を…」ブルブル
ココア「何?その口の聞き方は?」
チノ「………ゴッ!」腹キックドゴオ!!!
シャロ「グヘ…グヘヘ…気持ちいい…」ハアハア
チノ「とうとうここまで落ちぶれましたか」ゲシゲシ
ココア「はい♪特別に飛びっきりのを打ってあげるよ♪」チクッ
シャロ「お…おおおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」
シャロ「目が…目がチカチカするぅぅぅぅぅぅうううううううううううううう!!!」
ココア「オラッ!!!」鞭ビシッ!!!
シャロ「あひぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!」
68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:03:43.094 ID:tB9qwjf20
~数日後・シャロの家~
ガラッ
シャロ「………?」
千夜「病院に連れて行くわ」ガシッ
シャロ「せ…先輩じゃないですか…お金下さいよ」グヘグヘ
千夜「………?」
シャロ「お金持ちなんだから…少しくらい良いじゃないですか…リゼ先輩」グヘヘ
千夜「何言ってるの…私は…!」
シャロ「ニヤニヤ」
千夜「………っ」ポロポロポロポロポロポロ
69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:06:11.677 ID:tB9qwjf20
千夜「ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ
シャロ「………?」
千夜「私がもっと早く、病院に連れて行ってあげれば!」ポロポロ
シャロ「病院…?」ピクッ
シャロ「ウガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ブンブン
シャロ「やめろ!!!離せ!!!離せええええええええええええええ!!!」ブンブンブンブン
私は変わり果てたシャロちゃんを必死の思いで病院へ連れて行った
シャロちゃんは様々な体内の器官が衰弱しており、余命1ヶ月を宣告された
あらゆる薬物の乱用で幻覚に囚われており、私の知っているシャロちゃんの精神は戻らないということだった
何で…どうしてシャロちゃんが…何で…
71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:08:43.220 ID:tB9qwjf20
~病室~
千夜「シャロちゃん」
シャロ「………」
リゼ「うぅ…うぅ…」ポロポロポロポロ
ココア「ひっく…ひっく…」ポロポロ
チノ「ぐすん…ぐすん…」ポロポロ
千夜「私たちは、シャロちゃんといつまでも友達よ」
シャロ「………」
千夜「シャロちゃん…ごめんね」ポロッ
リゼ「そんな!何とかならないのかよ!」ポロポロ
ココア「シャロちゃん!どうして…!」ポロポロ
チノ「うぅ…一体何でシャロさんが…!」ポロポロ
74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:11:49.027 ID:tB9qwjf20
千夜「私…決めたの。悲しんでいるだけじゃ前に進めない」グスッ
リゼ「…千夜は強いな」ゴシゴシ
千夜「シャロちゃんがどうしてこんなことになったのか…絶対に突き止めて見せるわ」
リゼ「私、私も…もっと強く生きていくよ」
ココア「私…シャロちゃんとは短い付き合いだったけど…毎日楽しかったよっ!」ポロポロ
チノ「もっともっと…シャロさんで遊びたかったです」 ポロポロ
シャロ「………」
シャロ「」
ビービー
『シャロちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!』ポロポロポロポロ
75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:12:32.490 ID:tB9qwjf20
シャロちゃんの死によって4人は一層硬い絆で結ばれていった。
ココアちゃんはチノちゃんと、千夜ちゃんはリゼちゃんと結婚した。
4人は今もシャロちゃんの不幸を胸に刻みながら楽しくこの街で暮らしている。
おわり
76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/27(火) 02:12:56.818 ID:bWPREKFyd
チノが何気に酷いこと言ってる
ご注文はうさぎですか?? 第5巻 (初回限定版) [Blu-ray]
- 関連記事
-
Powered By 画RSS