千歌「曜ちゃんなんで眼鏡かけてるの?」 花陽「え?」

1: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 22:48:48.38 ID:9cIns6wh0

花陽「うん、うん、・・・そういうわけだから・・・」

花陽「ごめんね真姫ちゃん、そっちに着くのは夜にナッチャウヨ・・・」

花陽「今?ええとね、沼津市の・・・内浦ってところにいるよ。」



花陽「はあ・・・」

花陽「3年生の卒業とμ’s解散記念の旅行で、御殿場にある真姫ちゃんの別荘に行くはずだったんだけど、
私だけ電車間違えてこんなところに来ちゃったよお。」

花陽「駅員さんに聞いて正しい路線は分かったけど、次の電車が来るのは2時間後かあ・・・」

花陽「この町、ちょっと散歩してみようかな。」



テクテク
花陽「きれ~い。かわいい町~。ここなら楽しく・・・」

千歌「曜ちゃん!」

花陽「え?」

千歌「曜ちゃん、どうしたの眼鏡なんかかけて?」

花陽「はい?」

千歌「あ~スカートだ!曜ちゃんスカート履いてる~いつもズボンなのに~~~」

ヴァイスシュヴァルツ エクストラブースター ラブライブ!サンシャイン!! BOX

2: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 22:50:52.78 ID:9cIns6wh0

花陽「あの、人違いじゃないですか。私は小泉と言って・・・」

千歌「またまた~曜ちゃんwwwごまかさなくていいんだよwww」

千歌「そのかっこで街に出てナンパされようとしてたんでしょ。
前から思ってたけど曜ちゃんはムッツリだなあ~」

花陽「いえ、ホントに人違いで・・・」

千歌「はいはいOKOK。そういうことにしときましょ。行くよ曜ちゃん。」

花陽「え、行くってどこへ・・・」

千歌「今日は私のステージ見てくれる約束だったでしょ。男あさりはまた今度ね。」

ズルズル

花陽「だから、ヨウチャンじゃないですって!ダレカタスケテ~」


4: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 22:53:45.23 ID:9cIns6wh0

千歌「さて、私の練習場に到着。」

花陽「うわあ・・・素敵な砂浜だね。きれいな海!」

千歌「?なにはしゃいでんの曜ちゃん。」

花陽「小泉です・・・」

千歌「はいはい、じゃあ今日は小泉さんて呼ぶよwwwぷぷwww」

千歌「さて・・・」

千歌「知っての通り、私は春から我が浦の星女学院に新しい部活を立ち上げるつもりです。」

花陽「初耳です・・・」

千歌「その部活とはアイドル研究部!そう、スクールアイドルに私はなる!」

花陽「え・・・」

千歌「だからさー何度も言ってるけど、曜、じゃなくて小泉さん。一緒にやってみない?スクールアイドル!ね!」

花陽(―――!)


5: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 22:56:34.65 ID:9cIns6wh0

穂乃果『ね、小泉さん!スクールアイドル、やってみない?』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

花陽(ふふ、あの時の事思い出しちゃったよ・・・)

千歌「どうしたの?」

花陽「ううん、なんでもないよ。」

花陽「えーと、貴女もスクールアイドルなんだね。」

千歌「始めたばっかだけどね~」

花陽「お誘いはありがたいけど、私はここの地元の子じゃないから。東京から旅行に来たんだ。」

千歌「は~そういう設定なんだwwwwじゃあ小泉さんはどこの学校に通っているのかな?」

花陽「秋葉原にある音ノ木坂学院だよ。」

千歌「ぶはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


6: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 22:58:42.25 ID:9cIns6wh0

千歌「曜ちゃんwwwwいくら何でも音ノ木坂ってwwww日本一有名な女子高の名前ださんでもwwwwww」

花陽「いえ、だから本当に・・・・・・」

千歌「まあ曜ちゃんでも知ってるお洒落な高校なんて音ノ木とUTXくらいだよね。」

花陽(音ノ木はべつだんお洒落でもないけどなあ・・・)

千歌「ま、それはさておき、私、曜ちゃんは絶対いいアイドルになれると思うんだ。センター投票でも1位狙えるよ!」

花陽「そうなの?(曜ちゃんって子はそんなに凄いのかな)」

千歌「そうだよ!曜ちゃん可愛いし、キャラ立ってるし、なにより運動神経が抜群!アイドルとして大きな武器だよ!」

花陽「へえ。(私とは正反対だなあ)」

千歌「曜ちゃんならμ’sの星空凛みたいになれるよ!」

花陽「え、凛ちゃんみたいに?」

千歌「お、さすがに曜ちゃんでも星空凛は知ってるかー」

花陽「知ってるっていうか、友達だよ」

千歌「ぶはあああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


8: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:01:06.15 ID:9cIns6wh0

千歌「曜ちゃんwwwwwまさかwwwwwμ’sのメンバーと友達ってwwwwwwそこまで話盛ってくるとは思わなかったよwwww」

花陽「小泉です・・・」

千歌「・・・ふーおかしかった。今日の曜ちゃんのギャグはキレッキレだなあ」

花陽「だから、ホントに人違いですってば。そうだ、学生証があるからこれを見てもらえば・・・」

千歌「この雑誌を見て!曜ちゃん!」ズイッ

花陽「話聞いてくれない・・・」


10: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:02:33.23 ID:9cIns6wh0

千歌「ほら、スクールアイドルの特集記事、ここに星空凛がアクロバティック決めてる写真のってるでしょ。
曜ちゃんもこんな風に踊ってみたいと思わない?」

花陽「そんなの出来るの凛ちゃんくらいだと思うけど・・・」

千歌「いやいや、曜ちゃんには必殺のアレがあるじゃない。」

花陽「アレ?」

千歌「前逆宙返り3回半抱え型だよ!」

花陽「まえさかさ・・・なに?」

千歌「そうだ、ちょっとやって見せてよ!前逆宙返り3回半抱え型!」

花陽「ええっ!?」

千歌「失敗したら首の骨折って死ぬくらい危険な技だけど曜ちゃんなら楽勝だよね!」


11: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:06:06.91 ID:9cIns6wh0

千歌「さあさあ、あの防波堤から飛び込んで!」

ズルズル・・・

花陽「ダレカタスケテ~~!!」



果南「お~~~いチカ~~~!」

花陽(絵里ちゃん!?)

千歌「果南ちゃん!」


12: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:07:42.87 ID:9cIns6wh0

果南「こんなとこで何やってんのよ千歌、捜したわよ!」

花陽(ああ、この子の名前が千歌ちゃんって言うのかあ)

千歌「曜ちゃんに前逆宙返り3回半抱え型を・・・って、そうだ果南ちゃん、今日の曜ちゃん凄い面白いんだよ。」

千歌「曜ちゃん、さっきのネタもう一回やってよwww小泉さんのやつwww」

花陽「だから私は・・・」

果南「?」

果南「じ~~」

千歌「どうしたの果南ちゃん?」

果南「千歌、この人、曜じゃないわよ」

千歌「え?」

花陽(話の通じる人が来てくれた!)


13: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:10:02.46 ID:9cIns6wh0

果南「ごめんなさいね、小泉さん。千歌が迷惑かけたみたいで。ほら、千歌も謝りなさい。」

千歌「うう、ごめん小泉さん。もう少しで殺しちゃうとこだったよ・・・」

花陽「いえ、分かってもらえればいいんです。」

千歌「そう言えば果南ちゃん、私のこと探してたとか言ってたけど?」

果南「あんたが約束の時間過ぎても来ないから、捜しに来たのよ。」

千歌「え、時間って?」

果南「今日、学校の校庭でアイドル研究部の部員募集のステージをやるって言ってたじゃないアンタ。」

千歌「そうだけど、それは3時からでしょ?まだ時間は・・・」

果南「3時じゃなくて、13時、よ」

千歌「アハハハまたまた~ちゃんと私、スケジュール帳に・・・」テチョウカクニン

千歌「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」

果南「バカ・・・」


14: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:12:07.93 ID:9cIns6wh0

千歌「私やっちゃった?」

果南「はあ・・・こんなことなら朝からアンタの事見張ってるんだったわ。今ならまだ間に合うから、急いで学校に行くよ!」

千歌「うん!」

花陽(穂乃果ちゃんと海未ちゃんみたいだなあ・・・)

千歌「曜ちゃん・・・じゃなくて小泉さんも一緒に!」ガッシ

花陽「え?」

千歌「せっかくだから、小泉さんにも私のステージを見てほしいもん!」

果南「千歌、あんまり迷惑をかけたら・・・」

花陽「・・・いえ、私も見たいです。千歌ちゃんのステージ。」

千歌「やったあ!決まり!」

果南「それじゃ全力ダッシュで学校まで行くよ!」


15: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:14:34.76 ID:9cIns6wh0

ダダダッ

花陽「浦の星女学院っていうのはこの坂の上にあるんですか?」

果南「そうだよ。私はそこの2年生、千歌は1年生。」

花陽「あ、私も今1年生です。」

千歌「そっか、じゃあ同い年だね。ちなみに曜ちゃんも1年生だよ。」

果南「曜もステージ見に来てるよ。」

千歌「そっか、自分には似合わない~なんて言ってたけど、曜ちゃんもなんだかんだでアイドルに興味があるのかな。」

花陽(そういうところも凛ちゃんっぽいなあ)

千歌「他に誰が来てるの?」

果南「アンタが誘ったルビィと花丸はちゃんと来てるよ。あと、津村善子が来てる。」

千歌「善子ちゃんかあ。あの子面白いよね。」


17: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:18:35.83 ID:9cIns6wh0

果南「面白いっていうのかしらね、あれは。それと、私が声かけた鞠莉が来たわ。
部活には入る気ない、ステージ見に来ただけだ、って言ってたけどね。」

千歌「うんうん、それでも大歓迎だよ。」

果南「それとあと一人、意外なゲストが来たわ。」

千歌「へえ、誰なの?」

果南「・・・ダイヤ」

千歌「うそお!?」

果南「浦の星全校生徒が来てもあの子だけは来ないと思ってたけどねえ・・・」

千歌「明日の駿河湾は大荒れかな?どんな心境の変化だろ?」

果南「妹のルビィが必死に説得して連れ出したらしいよ。
『絶対に失望させない、10分だけでいいから千歌ちゃんのステージを見てほしい』ってさ」

花陽(ダイヤとルビィって、人の名前なの!?)

果南「あの金剛石頭も妹には甘いところがあるみたいね」

千歌「ルビィちゃん、ありがとう!貴女のくれたチャンス、無駄にはしないよ!」

果南「まあアンタが遅刻したせいで10分はとっくに過ぎてるんだけどね」


18: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:21:29.25 ID:9cIns6wh0

~浦の星女学院 校庭~

ダイヤ(イライライライライライライライライライライライライライライラ
イライライライライライライライライライライライライライライライイラ・・・・・・)

ルビィ(ガクガクブルブル・・・)

ダイヤ「ルビィ」

ルビィ「ひゃい!」

ダイヤ「ステージは13時からだったはずね」

ルビィ「う、うん・・・」

ダイヤ「わたくしの腕時計はいま13時20分を示しているわ」

ルビィ「えと・・・」


19: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:23:52.11 ID:9cIns6wh0

ダイヤ「あなたは言ったわ。10分だけでも時間をもらえればきっと千歌さんが最高のステージを披露してくれる。
それを見ればわたくしの気も変わるはずだと。」

ルビィ「うん・・・・・・」

ダイヤ「ところが20分経ってもそのステージ自体が一向に始まる気配を見せない。これはどういうことかしらね。」

ルビィ「あう・・・・・・」

ダイヤ「千歌さんはどうして遅刻したのかしら?」

ルビィ「ごめんなさい・・・」

ダイヤ「ルビィ、わたくしは謝罪を求めているのでなく、理由を聞いているの。どうして千歌さんは遅れているの?」

ルビィ「千歌ちゃんは、その、おうちの・・・旅館の手伝いとかで忙しいから・・・・・・」

ダイヤ「言い訳はおよしなさい!」

ルビィ「ひいっ!(千歌ちゃ~ん!はやくきて~!)」


20: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:28:22.60 ID:9cIns6wh0

花丸「千歌さんはなんで来ないずら?」

曜「なにやってんのかなあ千歌ちゃんは。どうせ13時を3時と間違えたとかそんな事だろうけど。」

鞠莉(シャンシャンシャン・・・)

鞠莉「よし、3連続フルコンだわ。今日は調子いいかも~☆」

花丸「あ、鞠莉さんだずら」

曜「鞠莉さん、スクフェスやってるんですか?」

鞠莉「あら曜ちゃん、花丸ちゃん、チャオ~☆」

鞠莉「今回はことりちゃんのイベントだから何とか2枚取りしたいのよね♪」

曜「鞠莉さんは南小鳥推しなんですか。」

鞠莉「ひらがなでこ・と・りよ。漢字じゃないとこが萌えポイントなのよねえ。
もう、ことりちゃんったらディモールト・ラブリィ~♪」

花丸(ディモールトはイタリア語でラブリィは英語ずら)


21: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:29:51.73 ID:9cIns6wh0

曜「やっぱイタリアハーフの鞠莉さんはカッコイイなあ・・・お嬢様ってかんじ!」

鞠莉「ふふっありがと♪チャオ~♪」

花丸「あれ?鞠莉さん、前はアメリカンハーフだって言ってなかったずら?」

鞠莉「そうね。」

曜「え、じゃあ結局どっちなんですか?」

鞠莉「だから、私はアメリカ人とイタリア人のハーフなの♪」

曜「あ、そっか~」

花丸(なして日本にいるずらか)


22: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:31:31.78 ID:9cIns6wh0

善子「はあ、待ちくたびれたわ・・・いつになったら宴の幕は上がるのかしら」

善子「!もしかして、これは奴らの・・・天界の意思!?堕天使ヨハネを打ち据えようという神の手がついにここまで届いたの?」

善子「お、落ち着きなさいヨハネ・・・漆黒の翼の羽を数えて落ち着くのよ・・・1、2、3・・・」

ガクッ
善子「あ。」

ドンガラガッシャーン

善子「ああ、転んでチョコレートジュースをこぼしちゃった・・・どうしてヨハネはこうついてないの・・・
これも闇を纏わされ逆十字を背負わされた薔薇乙女最凶の・・・」

ダイヤ「貴女・・・」

善子「ん、ヨハネの事?」

ダイヤ「己の不運を嘆く前に、自分がこぼしたジュースのとんだ先に気を配っていただけませんこと?」

ルビィ「あわあわわわ・・・・・・」


24: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:34:31.04 ID:9cIns6wh0

善子「?あなた、どうして頭からチョコレートジュース被ってるの?」

ダイヤ「どうしてかしらね・・・わたくしには津島善子という方の手から飛んできたように思えましたけど・・・」

善子「善子?」

ダイヤ「ええ!視力2.0のわたくしの目に狂いがなければね・・・!」

ルビィ(善子ちゃん謝って!はやくあやまっテ!!!)

善子「なんだ~じゃあヨハネには関係ないわね!ヨハネはヨハネだもの!
てっきりヨハネのジュースがメテオストライクしたのかと思っちゃった。よかった~」

ダイヤ(ブチ!)

ルビィ(いやあああああああああああああああああ!)


26: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:38:29.28 ID:9cIns6wh0

ダイヤ「この寒空の下、わたくしの頭上にチョコレートジュース(つめたい)をぶちまける後輩・・・」

善子「あ、本当だ、これアイスじゃない。こんなの飲んだらおなか冷えて痛くなっちゃうとこだったわ。よかった~」

ダイヤ「生徒会長たるわたくしの目の前で校則違反のゲームに興じる同級生・・・」

鞠莉「なによ~相変わらずおかたいダイヤちゃんねえ♪そんなだから金剛石頭なんて言われるのよ~」

ダイヤ「約束の時間を30分すぎても現れない千歌さん・・・」

曜「まあ千歌ちゃんにはいつものことだよね」

ダイヤ「そして、こんな場にわたくしを連れ出した愚妹!!!」

ルビィ「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい・・・・・・」

ダイヤ「はじめてですわ・・・このわたくしをここまでコケにしたお馬鹿さんたちは・・・」


ダイヤ「ぜ っ た い に ゆ る さ ――――――






千歌「みなさーーーん!お待たせしましたーーーーーーーーーー!!!」


27: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:42:09.02 ID:9cIns6wh0

千歌「はあっはあっ・・・よかった、みんな帰らず待っててくれてたんだ。」

ルビィ「千歌ちゃーーん!やっと来てくれたんだね!うわーーん!」

千歌「ゼイゼイ・・・ふふ、ルビィちゃんたら、私が来たのが泣くほどうれしいのかな?」

果南「泣くほど追い詰められてたんでしょ・・・ハアハア・・・」

花陽「ここが浦の星女学院かあ・・・」

果南「ヒイヒイ・・・ふ~、疲れた・・・」

花陽「うわあ、校庭から富士山が見えるんだ。素敵な学校ですね。」

果南(あれ・・・)

果南(小泉さん、全然息を切らしてない・・・)


28: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:43:25.31 ID:9cIns6wh0

曜「千歌ちゃん、おっそいよ!どんだけ待ったと思ってんのさ。」

千歌「ごめん、ごめん、曜ちゃんには特別にサプライズゲストを連れてきたから許してよ。」

曜「ゲスト?」

千歌「じゃーん!東京から旅行に来た小泉さんだよ!曜ちゃんとそっくりでしょ!」

花陽「は、初めまして・・・エヘヘ・・・。」

曜「・・・」

花陽(この子が曜ちゃんかあ・・・確かに私に似てるかも・・・)

曜「・・・?貴女、どっかで会ったことある?」

花陽「え、いえ、ないと思いますけど。」

千歌「だから、毎日鏡で見る自分の顔でしょ。」

曜「う~ん、そうかな?まあいいや。」


29: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:45:34.27 ID:9cIns6wh0

ヌッ
ダイヤ「千歌さん。おしゃべりはもうよろしいですか?」

ルビィ「ひゃあ!」

千歌「わあダイヤさん!本当に来てくれたんですね!」

ダイヤ「来たことを激しく後悔していますけどね。」

千歌「えへへ、待たせちゃってごめんなさい。でも、私のステージを見たことは後悔させませんから!
あとほんのちょっとだけ付き合ってください!」

ダイヤ「・・・・・・」

千歌「・・・フンス!」

ルビィ(ハラハラ・・・)

ダイヤ「自信はあるようね。あの破廉恥なスクールアイドルとやらがわたくしを感動させてくれるとは到底思えませんが、
まあ偶にはゲテモノにも目を向けてみましょうか。」

ルビィ「ほっ・・・」

花陽(あのルビィちゃんって子、なんだか他人とは思えないなあ・・・)

ルビィ(・・・あの眼鏡の人、どこかで見たような・・・)


30: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:47:01.58 ID:9cIns6wh0

千歌「さて、正念場だよ。ここで私がすっごいパフォーマンスしてスクールアイドルの良さを伝えることが出来れば、
みんなもアイドル研究部に入ってくれる!」

千歌「ラジカセにCDをセットして、と・・・」

花陽「それが今日千歌ちゃんが歌う曲?なんてタイトルなの?」

千歌「ふふ、これだよ。μ’sのデビュー曲『START:DASH!!』!!!」

花陽「えっ・・・」

果南「やっぱそれか~。アンタμ’s大好きだもんね。」

千歌「うん、しかもこれはμ’sの始まりの歌!まさに今日この日にふさわしい曲!」

千歌「この日のために憧れの高坂穂乃果ちゃんの振り付けを死ぬほど練習して来たんだから!」

千歌「観客にも恵まれた・・・客数8人は想定の倍だよ!ダイヤさんや鞠莉さんが来てくれる僥倖!小泉さんと出会えた幸運!」

千歌「ふふふ・・・勝ったね・・・!」

花陽「・・・・・・」


31: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:49:01.81 ID:9cIns6wh0

鞠莉「あら~ようやく始まるのね♪」

ルビィ「マルちゃん、席に着こう。」

花丸「うん。」

善子「クス・・・貴女の唄はこの堕天使ヨハネに届くかしらね」

曜「千歌ちゃん、ビシッと決めてよね!」

ダイヤ「ふん・・・」

果南「じゃあ小泉さん、私たちも座ろう。」

花陽「はい・・・」


32: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:50:43.40 ID:9cIns6wh0

千歌「みんな~~~~こ~~んに~~ちは~~!!!」

7人「こ~~んに~~ちは~~!!!」

千歌「あれれ~?一人だけ元気のない人がいるぞお~?」

ダイヤ「・・・・・・」

千歌「ダイヤさ~ん!こ~~んに~~ちは~~!」

ダイヤ「こんにちは」ボソッ

千歌「は~い!よくできました!」

果南(こういうところの千歌の心臓は凄いわよね)


35: 名無しで叶える物語 2015/12/19(土) 23:57:02.19 ID:9cIns6wh0

千歌「みなさん初めまして!高海千歌です!」

曜「知ってるぞ~~!」

千歌「えへへ~じゃあこれは知ってるかな?千歌は4月から、浦の星女学院アイドル研究部を設立します!」

果南「それも知ってるよ~!」

ダイヤ「お待ちなさい、まだ公認ではないわ。部活動の新設には最低5人の入部希望者が必要よ。」

千歌「その通り!だから、皆さんの協力が必要なんです!
浦の星女学院のみんな、そして、来年度から入学するルビィちゃん、花丸ちゃん、善子ちゃん!一緒にアイドルやろうよ!」

善子「ヨハネよ!」

千歌「今この場にいる全員が入部してくれれば、アイ研は5人どころか9人になります!9人ですよ、9人!何か運命感じませんか?」

ルビィ「μ’sだね!」

千歌「その通り!あの伝説のスーパーアイドルユニットμ’sと同じ人数です!これはもう神の導き!?悪魔の陰謀!?」

善子「そこに気付くとは・・・」

ダイヤ「小泉さんはうちの生徒ではないでしょう。なに都合よく人数に数えてるのよ。」

千歌「それじゃあみんな、アイ研に入ってくれるかなーーーー?」


36: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:02:03.28 ID:eaVnqAam0

8人「・・・・・・」

千歌「あれ~・・・ここは元気よく『いいともー!』っていう場面じゃないのかな・・・」


ルビィ「アイドルは好きだけど・・・私なんかにできるかどうか・・・」

花丸「オラも・・・こんなカッペが舞台に上がったりしたら笑われるずら・・・」

鞠莉「私こう見えても硬派なのよねえ・・・音楽はロック以外認めないっていうかあ~」

善子「この最高に可愛い堕天使ヨハネが輝くステージが学校の部活ごときに収まるものかしら・・・」

曜「水泳部があるからねえ・・・兼部ってのは・・・」

果南「私、来年は受験だし、家の手伝いもしなきゃいけないし・・・」

花陽「私はもともと部外者だし・・・」


37: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:04:12.98 ID:eaVnqAam0

ダイヤ「やれやれですわ・・・」

ダイヤ「千歌さん、ここでOKを出すような人なら、とっくに貴女に入部の意思を伝えているはずでしょう?」

千歌「うぐ・・・」

ダイヤ「迷っているから今日ここに来た。スクールアイドルとやらが青春をかけるに値するか、見極める為に。
小泉さん以外の皆さんはそういう心境でしょう。」

6人「(コクン)」

ダイヤ「さあ、もうMCは十分。そろそろ、貴女の語るスクールアイドルの素晴らしさとやらを見せてくださいな。」


千歌「・・・わかりました。」


千歌「高海千歌、歌います!」


38: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:05:42.12 ID:eaVnqAam0

花陽「果南さん。」

果南「ん、なに小泉さん。」

花陽「千歌ちゃんのMCはあらかじめ台詞を考えてあったんですか」

果南「まさか。台詞考えても千歌にはろくに覚えられないよ。全部アドリブ。」

花陽「アドリブであれだけ喋れるなんて凄いですね。アイドルとして凄い才能ですよ。」

果南「・・・?スクールアイドルはダンスと歌が全てでしょ?
   MC入れるのは自由だけど、それが評価の対象にはならないんじゃない?」

花陽「たとえ評価にはつながらなくても、ああいう人がチームにいてくれると他のメンバーは凄く救われるんです。特に、弱い者は。」

果南「ふーん・・・」

花陽(惜しいなあ・・・)



千歌「いきます・・・」

千歌「曲は、μ’sで・・・『START:DASH!!』!!」


39: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:07:45.73 ID:eaVnqAam0

千歌「うぶ毛の小鳥たちも~いつか空に羽ばたく~♪」

千歌「大きな強い翼で~~  (・8・)ト・ブ♪」

花陽(へえ・・・歌上手いなあ・・・)

千歌「~ 明日よ変われ~ 希望に変われ~」

花陽(ダンスもしっかりしてる・・・そっか、あの砂浜で練習してたんだもんね。
砂浜で動くのはバランス感覚と柔軟性が身に付くし、転んでも怪我しにくい、いい環境だよ。)

千歌「熱い胸 きっと未来を~ 」

花陽(穂乃果ちゃんのパート踊ってると、ホントによく似てる。)

千歌「~閉ざされて~~」

花陽(始めたばっかりでこれだけ出来るなんて、凄いよ)

花陽(ああ、ほんとうに・・・)

千歌「動かすチカラ~~」

花陽(ほんとうに、惜しいなあ・・・)


40: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:10:01.04 ID:eaVnqAam0

パチパチパチ・・・・・・

千歌「ありがとうございました!」

千歌「ね!みんな、どうだった!?」

曜「うん・・・よかったよ。」

果南「上手かったよ、千歌。感心した。」

千歌「あ、うん・・・ありがと。(あれ?イマイチ盛り上がってない?)」


41: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:11:25.35 ID:eaVnqAam0

ダイヤ「ルビィ」

ルビィ「え?」

ダイヤ「貴女はどう思った?正直に感じた事を言ってごらんなさい。」

ルビィ「えと・・・すごく上手だったよ、千歌ちゃん。
『START:DASH!!』はあの手の動きを滑らかにするのが難しいのに、綺麗にできてたし・・・」

ダイヤ「それは技術の批評でしょう。わたくしは感心したことではなく、感動したことを聞いているのです。」

ルビィ「・・・・・・」

千歌「ルビィちゃん・・・」

花丸(じーちゃんの言ってた仏作って魂入れず、ってこういうことなのかな)


善子「(テテテテテン・・・ピコン!ピコン!)やったわSR!11連で毎回SRを引けるなんてヨハネってばなんてラッキーなのかしら!」

鞠莉「凄いわね~ヨハネちゃん♪うらやましいわあ♪」


42: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:14:22.01 ID:eaVnqAam0

ダイヤ「どうやら時間の無駄だったようですね。ルビィ、帰りますわよ。」

ルビィ「お姉ちゃん・・・」

ダイヤ「わたくしは貴女がこのような軽薄なアイドル活動などに参加することを許しません。もちろん、わたくし自身も参加しませんわ。」

千歌「そんなあ・・・」

鞠莉「私も帰ろっと、ここじゃ電波悪いんだもの。千歌ちゃん、今日はお誘いありがと。バーーイ♪」

千歌「鞠莉さん!」

善子「やはり堕天使ヨハネは孤高の存在、人と交わろうなどと迷ってしまったのは間違いだったわ。さようなら千歌さん・・・」

善子(なんて言って去って行けば、千歌さんはきっと泣きながら縋り付いてくるわね・・・ふふ・・・これでヨハネの僕たるリトルデーモンがまた一人・・・)


千歌「花丸ちゃん、曜ちゃん、果南ちゃん、お願い!アイドル部に入ってください!」

果南「わあ、泣き落としできたよ。」

花丸「オラには、千歌さんみたいにうまくできる自信ないずら・・・それにルビィちゃんが参加できないんじゃ・・・」

曜「とりあえず、まだ保留ってことに・・・」

ダイヤ「しょせん、スクールアイドルなど浮ついた破廉恥な遊び。おげれつな同人誌のネタにされるだけの存在ですわね。」




花陽「まってください。」


44: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:18:13.92 ID:eaVnqAam0

ダイヤ「小泉さん?」

花陽「皆さん。もう一曲だけ、聞いてもらえませんか。」

善子「え?まだ曲あるの?」

鞠莉「もういいじゃない~いいかげん寒くなって来たし~」

花陽「お願いします。あと5分だけ、どうか。」

千歌「小泉さん、私、他の曲なんか用意してないよ!?」

花陽「うん、曲は『START:DASH!!』でいいよ。」

千歌「え・・・」

花陽「千歌ちゃん、次は私に歌わせて。」


45: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:20:12.85 ID:eaVnqAam0

千歌「小泉さん、歌えるの!?」

花陽「うん、振り付けもできるよ。」

曜「小泉さんもμ’sのファンなんだ。」

花陽「え~と、ファンていうか・・・なんていうか・・・」

千歌「?よくわかんないけど、小泉さんがやりたいなら、いいよ。」

果南「・・・よし、ほらダイヤも鞠莉も座って!まだ続きがあるんだから!」

鞠莉「・・・。」

ダイヤ「なんですの、いったい・・・ブツブツ」


鞠莉「今度は小泉さんが踊るの?」

曜「らしいよ。あの大人しそうな子にダンスなんてできるのかな?」

ルビィ「小泉さん・・・」

花丸「ルビィちゃん、どうしたの?」


ルビィ「小泉さん・・・コイズミ・・・?」


46: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:21:38.88 ID:eaVnqAam0

花陽「千歌ちゃん、私の眼鏡、持っててもらってもいいかな?」

千歌「あ、うん。眼鏡かけたまま踊ったら危ないもんね。」

千歌「頑張ってね、小泉さん。」

千歌(あれ・・・小泉さんって・・・あれ?)

ルビィ「小泉・・・」


花陽(スチャ・・・)メガネキャストオフ

千歌&ルビィ「あーーーーーーーーーーー!!!!」




花陽「小泉花陽、歌います!」


47: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:24:24.00 ID:eaVnqAam0

.          ∨ |: : : : : :¨\j                 / : : : /
            八: : : : : : : :ト、         ′  .:.:.:.: /:|: : :./--、
             \{\: : :.|i \    「    ァ     /:.:.|(___ ィ ’、       I say ─────!
                   ): :人   \    -       / : : |: : / l_,  \
               /ン |      \     -=≦: ノ:/j:∧:.ハ'´    ’
                  /       7フ^i:/ (:/⌒ ¨´   〈 〈  /  l
           ─- /         l ─<⌒\__    '} V「 r   !
          /   \            (     \ 八 ` } ノ  |
      /        ⌒\─-      ̄ r'      ’  \ /    |




ダイヤ「!?」

鞠莉&善子「!!」


51: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:26:35.08 ID:eaVnqAam0

Hey, hey, hey, START:DASH!!

  Hey, hey, hey, START:DASH!!

            |  /. . . . \. . ヘ .:.:.:. `    ¬  /../ V. .|. ./jノ/
                   ′. . . ./|. . . ∧    く(  ノ  ⌒  /. /jル' 
              |i.ト. . . . 八. . . ..\     ̄   / /⌒     
              Ⅳ 、. ..|   、. . .{./|/>--   イ  __ ',丶    
                 \{   \.|  ,. ', '  _ノ<´     \\   
                      ,. ',  '  /r‐ 、    \ `ヽ、 ノ 





曜&果南&花丸「!!!」


52: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:27:42.54 ID:eaVnqAam0

                                       /ヘ
                                      ///,〉
  うぶ毛の小鳥たちも                       ///ノλ
                                    ///彡イ
    いつか空に羽ばたく                    /;;;. -‐彡イ
                                  /;;;;;;; 三ニ:,'
      大きな強い翼で飛ぶ                ,!;;;;;;;;;,ニ三'
                              _,.,;;;;- /;;;;;;;;;;, ミミ;
                              \''/;:'"``ヾミヾ'
                               ノ;;',,、   `ヽ、
                              /;;;;;;;;;;;::ミヽュ、,,_ `ヽ;;,,_
                             /;;;;::'''ヽ\シ′  `ヾ:;;;ト``
                            //爪ヽ\シ゛       ``
                           厶//J-'`"






曜(すご・・・)

果南(なんてきれいな声・・・)

花丸(声が大きいわけじゃないずら。それなのに、校庭全体に響くような深い歌・・・)


54: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:28:35.47 ID:eaVnqAam0

     |: : : : : : :\.: : :.\  .:.:.:.       ┐   /: :(\        諦めちゃダメなんだ
    /.: : : : : : : :.|\: : :.:\_     r   ノ   人 ー\\
     |: : : : : : : : 人_ー─'⌒           / j:/⌒ヽ\`ヽ       その日が絶対来る
.     从:乂: : : : : : : : : ⌒¨^:.ト--   __,//   ⊂ニニ    \
     \_\: 人: : : :/⌒ヽL__  ├‐ミ      ⌒\     \
         `  ¨⌒「 ̄ ̄     ‐└ \\_/⌒>   丶\    ヽ
              |___       \」ヘ\\´ ̄)  ー┐   l
             /----=ミ   、     ⌒’ \\⌒)  /¨ヘ   i|



善子(引き込まれる・・・この堕天使ヨハネが逆に魅了されるなんて・・・)

鞠莉(目が離せない・・・あ、コンボ切れちゃった。)

ダイヤ(ふ、ふん、これくらい・・・)


55: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:29:41.83 ID:eaVnqAam0

            ⌒ア: : :/:.: :. : :.八: : : : : :、_,〃.、:、:、      '     |: : ⌒
               /:.// : : : : : : : : \(\: :.\          ‐┐   ′:.|:}
            j:/ ,j/|: : : : : : : : :八  > : \    「    ノ   /: :/j/
                   |: : /|: : : : : : : \___¨⌒     ー     イ:.:/     君も感じてるよね ?
               八:/ !: ト、 : : /´   `\^^} _    / jン
                   人_\>        丶ヽ^^ヘ_7 ̄            始まりの鼓動 ────
                        /          Vヘ\_}^ア
                  /´              ト、 \ノ r/ ̄ ̄ ̄`i
                ノ/  r-ー-、           ーイ \jr ¨ ̄   |
                / ,」-/   ⌒ヽ__        | 8 \/⌒)ハ─   !
 /⌒ヽ           l  { r─=====ミ ⌒Y^     | 8  (⌒) 弋¨   !
. l   ,         八 r─‐=彡==ミ   匕 }i    /  ○     \  」
.人   、        r─┤ア^⌒ヘ  ハ、 r'⌒}  /    ○      }  j|
  丶   \      乂/     ゝ-、 ハl |  /  |           \/!
   \   \ _ /´          { j/ー彡  /              \
.      \   ⌒\          /弋___ イ
  /¨   `       \         /^ー=^
        /      ー‐、__∠
    l   |              )




ダイヤ(ドクン!)


ダイヤ(・・・・・・か、感じてなんかいないんだから!)


56: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:31:13.23 ID:eaVnqAam0

.       ∨ |: : : : : :¨\j                 / : : : /      明日よ変われ!
         八: : : : : : : :ト、         ′  .:.:.:.: /:|: : :./--、
          \{\: : :.|i \    「    ァ     /:.:.|(___ ィ ’、      希望に変われ!
               ): :人   \    -       / : : |: : / l_,  \
            /ン |      \     -=≦: ノ:/j:∧:.ハ'´    ’      眩しい光に照らされて変われ ───
               /       7フ^i:/ (:/⌒ ¨´   〈 〈  /  l
        ─- /         l ─<⌒\__    '} V「 r   !       START !!!
       /   \            (     \ 八 ` } ノ  |
   /        ⌒\─-      ̄ r'      ’  \ /    |





千歌(小泉・・・花陽さん・・・)


57: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:33:33.81 ID:eaVnqAam0

   。      .     。          '                 . ゚   。   ゚
       ゚  .    。            ゜    +   ゜      。     。    ゚  。    ゚
 悲しみに閉ざされて

   泣くだけの君じゃない

     熱い胸 きっと未来を切り開く筈さ

     。          ,;/   '   ゜             o     ゚   ゚        .

 悲しみに閉ざされて

      泣くだけじゃつまらない

       ゚  .    。            ゜    +   ゜      。     。    ゚  。    ゚
。   ' o ゜                    ゜    +.      ;/    ゜         。   '

   きっと (きっと) 君の (夢の)

    チカラ (いまを) 動かすチカラ

     信じてるよ…だから START!!


58: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:35:30.22 ID:eaVnqAam0

花陽「μ’sのファーストライブは」

千歌&ルビィ「!」


花陽「学校の講堂でした」


花陽「その時、あの人は言ったんです」


花陽「『いつの日か、ここを満員にして見せる』って」


花陽「私たちは頑張って、その夢をかなえました!」


花陽「千歌ちゃん、ルビィちゃん、みなさん、貴女達も駆け出して」



花陽「貴女達の夢に向かって────────――─――─――


59: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:36:35.94 ID:eaVnqAam0

花丸「小泉さん・・・」

鞠莉「あの子、何者なの・・・?」

ルビィ「μ’sだよ!μ’sの小泉花陽さんだよ!」

曜「ええええっ!マジ!?」


61: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:41:53.32 ID:eaVnqAam0

                       |  /. . . . \. . ヘ .:.:.:. `    ¬  /../ V. .|. ./jノ/ |          / : : : ∧
                         ′. . . ./|. . . ∧    く(  ノ  ⌒  /. /jル'    、      /: : : : : : ::∧  /
                         |i.ト. . . . 八. . . ..\     ̄   / /⌒       、    /: : :    : : ∧
雨上がりの気分で  高まる期待のなか  Ⅳ 、. ..|   、. . .{./|/>--   イ  __ ',丶       、 ,/          ヘ
                            \{   \.|  ,. ', '  _ノ<´     \\    クく                ハ
躓いたことさえも  思い出にしよう             ,. ',  '  /r‐ 、    \ `ヽ、 ノ      丶、           /
                           __   ,. ',  '     ノ /   \.    \    〉       \        /
                        __r‐/ i },. ', '     // ′    丶    \ 」ヽ         丶.      /
                      (⌒! { /ノ',. 'ノ      // ' |       \      ノ          \    ,′
                   _   し (ノ イ  }!     / ,′ i|        丶 ___,{                \ ./
                ,. '" ノ, '^(_´'  ′ 〈    /  .′  ノ      ∧      |                  ク
              / /´'" , '"  ゝ-、ー  \ /    |  /     /  }.      |






千歌(躓いたことも、思い出に・・・)

千歌(今日のことも、いい思い出にできるかな・・・)


62: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:43:00.93 ID:eaVnqAam0

       / .:.::l:.:.:.::{ { \:.:.:.::、´、、、       '    イ:i  / L/ / ,ハ   明日が咲くよ!
       ,゙/{.:.:l:.:.:.::ハ l、L \:.:ト、        -┐    八i / / { { / . l
       l {.:.:{:.:.:.:{:.:.`''ー-  _ ー-     (   ノ   イ::::::j/  l `ーL/     希望が咲くよ!
       {  \\:.{.:.:.\ :.::::r」 .._     `   ´ /:::ハ:::::{     /   /
.ノ ̄`ヽ-、    \ / ̄ \弌冖=≧‐- ..__ イ::::::/ ノ::八        /      楽しいメロディー口ずさみ咲いた
」 _ \_} \   /      マ\  / ̄ハ 「[,_ノ_/-─- .ヽ     ,′
{_ \」 ヽ  ヽ  ,゙       ∨|\ r=‐-∨[/ ̄{{_\\ l    l         ──────── DASH!!
{ _\_}  {   ', |        } |o {{  -‐{_]    }}  }::::\ヽ|    l





ルビィ(μ’sのライブを始めて見た時、一番目を奪われた人・・・)

ルビィ(私とどこか似ていて、でも全然違う人・・・)

ルビィ(その人が目の前にいるなんて・・・)


64: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:45:45.36 ID:eaVnqAam0

   。      .     。          '              . ゚   。   ゚

      喜びを受けとめて  君と僕つながろう

               迷い道  やっと外へ抜けだした筈さ
       ゚  .    。            ゜    +   ゜      。     。    ゚  。    ゚



ルビィ「あ!いま目が合った!花陽さん私のこと見てる!きゃーーー!」

ダイヤ「静かになさいルビィ!聞こえないでしょ!!」

ルビィ「ひいっ!ごめんなさい!」


ダイヤ(貴女だけじゃなく、小泉さんはこの場の全員を見てるのよ。
一人一人、目を合わせて語り掛けるように歌っている。だからこれほど心を打つんだわ。)

鞠莉(まあ、そういう技術ってのもあるんでしょうけど、それだけじゃないわよね。
スーパースターのカリスマ・・・理屈では説明できないオーラってやつ?)


曜(これが、μ’s・・・本家本元の)

果南(こんなのがあと8人いるっての?冗談じゃないわよ)

善子(伝説になるわけだわ・・・)


66: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:47:54.17 ID:eaVnqAam0

     |: : : : : : :\.: : :.\  .:.:.:.       ┐   /: :(\          喜びを受けとめて
    /.: : : : : : : :.|\: : :.:\_     r   ノ   人 ー\\
     |: : : : : : : : 人_ー─'⌒           / j:/⌒ヽ\`ヽ        君と僕 進むだろう
.     从:乂: : : : : : : : : ⌒¨^:.ト--   __,//   ⊂ニニ    \
     \_\: 人: : : :/⌒ヽL__  ├‐ミ      ⌒\     \     それは ─────
         `  ¨⌒「 ̄ ̄     ‐└ \\_/⌒>   丶\    ヽ
              |___       \」ヘ\\´ ̄)  ー┐   l
             /----=ミ   、     ⌒’ \\⌒)  /¨ヘ   i|



千歌&ルビィ(それは)


  遠い───

千歌&ルビィ (夢の)

   カケラ─────

千歌&ルビィ (だけど)

   愛しいカケラ ─────────


68: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:50:05.35 ID:eaVnqAam0

.       ∨ |: : : : : :¨\j                 / : : : /     
         八: : : : : : : :ト、         ′  .:.:.:.: /:|: : :./--、
          \{\: : :.|i \    「    ァ     /:.:.|(___ ィ ’、      彼方へと…僕は DASH ─── !
               ): :人   \    -       / : : |: : / l_,  \
            /ン |      \     -=≦: ノ:/j:∧:.ハ'´    ’     
               /       7フ^i:/ (:/⌒ ¨´   〈 〈  /  l
        ─- /         l ─<⌒\__    '} V「 r   !  
       /   \            (     \ 八 ` } ノ  |
   /        ⌒\─-      ̄ r'      ’  \ /    |




千歌&ルビィ「イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ!!!」






パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
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パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


69: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:52:27.26 ID:eaVnqAam0

花陽「ありがとうございました!」

8人「ブラボオオオオ!!!おーブラボオオオーーーー!!!」


曜「すっごーーーーーい!小泉さん超凄いよ!」

鞠莉「エレファント!私、感動しちゃったわ!」

花陽「えへへ、ありがとうございます。」

善子「ひぐ・・・ううう・・・小泉さん・・・」

花丸「善子ちゃん、なんで泣いてるずら?」

善子「知らないわよ、でも涙が止まらないの・・・」

花丸(善子って呼んでも怒らないずら)


70: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:53:56.26 ID:eaVnqAam0

ルビィ「あ、あの花陽さん!」

花陽「ルビィちゃん」

ルビィ「私、μ’sの、特に小泉花陽さんの大ファンなんです!」

花陽「ほんと?嬉しいなあ」

ルビィ「あの、握手してもらっていいですか!」

花陽「あ、でも・・・今汗でべとべとだから・・・」

ルビィ「それがいいんです!(構いません!)」

花丸(ルビィちゃん、本音と建前が逆になってるずら)


71: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:56:46.18 ID:eaVnqAam0

ルビィ「ペロペロ・・・ああ、憧れの花陽さんに握手してもらえるなんて・・・幸せだよお・・・」

ダイヤ「ルビィ、手のひらを舐めるのはおよしなさい」

千歌「まさか小泉さんがμ’sの小泉花陽だったなんて・・・もう、どうして言ってくれなかったの?」

花陽「千歌ちゃんが聞いてくれなかったんだよお・・・」

ダイヤ「小泉さん(ズイッ)」

花陽「ひゃう!な、なんでしょうか?」

果南「あら、眼鏡かけたらまた弱気な子に戻っちゃった。」

ルビィ「ルビィはそんな花陽さんも好きだよ。」


72: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 00:58:41.93 ID:eaVnqAam0

ダイヤ「小泉さん、千歌さん、ごめんなさい。スクールアイドルを軽薄な遊びだと言ったことは取り消しますわ。」

花陽「ダイヤさん・・・」

ダイヤ「私はうぬぼれていたようね。今日小泉さんに会わなければ、いつか人前で
『スクールアイドルなんてみんな素人にしか見えない』などと口走り、恥ずかしい思いをしていたかもしれませんわ。」

ダイヤ「ありがとう、小泉さん。」

花陽「いえ、そんな・・・恐縮デス・・・テレテレ」

ダイヤ「ルビィ、今度貴女が持ってるμ’sのCDを聴かせてもらってもいいかしら?」

ルビィ「お姉ちゃん・・・うん、一緒に聴こうよ!ルビィがμ’sのこと教えてあげるね!」

千歌「じゃあダイヤさん!アイドル研究部に入ってくれるんですか!?」

ダイヤ「はあ?そんなわけないでしょう」

千歌「え~」


74: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:03:40.83 ID:eaVnqAam0

ダイヤ「スクールアイドルのことは見直しましたけど、千歌さんのステージが見るに堪えないものであったことは事実。
小泉さんに誘われたのなら考えますけど、今の貴女と一緒にやる気にはなれませんわ。」

千歌「そんなあ~」

果南「まあ、まあ。ねえダイヤ、『今の』ってことは次があるってことでしょ?」

ダイヤ「ふっ・・・まあ、もう少し上手くなったらまた呼んでくださいな。」

千歌「ダイヤさん」

鞠莉「そうねえ~アイ研のこと、もうちょっとくらい考えてみてもいいかな?」

曜「休み明けの新歓でもステージやるんでしょ?その時はまた見に行くよ」

善子「その時にいいステージを見せてくれたら、千歌さんのカンパニーに加わってあげてもいいわよ?」

千歌「いいステージってどれくらい?」

7人「小泉さんと同じくらい」

千歌「無理!」


75: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:06:23.85 ID:eaVnqAam0

千歌「はあ、小泉さんのおかげでみんなアイドルに興味は持ってくれたみたいだけど、ハードル上がりすぎだよ~」

花陽「そうかな?」

千歌「そうだよ!小泉さんダンスも歌もメチャクチャ上手いじゃん!
しかもなんかすっごいオーラ出してるし!才能が違いすぎるよ!」

花陽「う~ん、アイドルの才能って言うなら私より千歌ちゃんの方がずっと凄いよ。」

千歌「へ・・・」

花陽「花陽の全国スクールアイドルデータベースの個人ランキングのカテゴリー基準でいうならば、
私はBランク、千歌ちゃんはSランクに相当します。
Sランクはアイドルとして最高位のランクであり、これに該当するのは全国でもわずかに10名以下、
我がμ’sのメンバーでもこの域に達しているのは高坂穂乃果、絢瀬絵里の2人だけであり・・・」

花丸「なんか小泉さんから第3の人格が出てきたずら」

ルビィ「ルビィはこの花陽さんも好き!」

果南「・・・って、いくら何でも持ち上げすぎでしょ、小泉さん。千歌がSランクなんて・・・」

花陽「いいえ。花陽の見立てに狂いはありません。」キリッ

花陽「ダンスや歌の技術も、私の方が長くやってる分ちょっと上手いってだけの話。千歌ちゃんならすぐ追いつけるよ」

千歌「小泉さん・・・」

花陽「でもね、千歌ちゃん。大事なのはそういうことじゃないんだよ。」


77: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:08:54.74 ID:eaVnqAam0

花陽「千歌ちゃんは、どうして今日このステージをやろうと思ったの?」

千歌「それは、スクールアイドルの素晴らしさをみんなに知ってもらいたいと思って。」

花陽「だよね。伝えたいことがあるから歌ったんだよね。」

花陽「だったら、それは貴女の言葉で、あなた自身の歌で伝えなきゃいけないんだよ。μ’sの歌じゃダメなの。」

千歌「私の、歌・・・」

花陽「他のアイドルの曲を踊るのも楽しいし、練習にはなると思う。
でも、本当に大事なステージはオリジナルをやらなきゃだめだよ。」

千歌「あう、私、作曲とか作詞なんてできないよ~。」

花陽「衣装も必要だよ。」

千歌「うひゃあ~」


78: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:10:48.83 ID:eaVnqAam0

ルビィ「あの・・・衣装なら、私が作ろうか?」

千歌「ルビィちゃん!いいの!?」

ルビィ「お裁縫なら得意だし、簡単な衣装なら出来ると思うよ。・・・お姉ちゃん、いいよね?」

ダイヤ「別にわたくしの許可を求める必要はないでしょう。好きになさい」

千歌「やったあ!ありがとうルビィちゃん!」

善子「曲はこのヨハネが担当してもよくてよ?
悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い・・・そんなラブリィ・ソングを・・・」

曜「まあ作詞なら私たちも協力するからさ。」

果南「そうね、みんなで考えれば何とかなるんじゃない?問題は作曲ね。」

千歌「曜ちゃん、果南ちゃん、ありがとう!」

善子「ちょっと!聞きなさいよ!」

花陽(善子ちゃんの芸風はにこちゃんみたいだなあ・・・)


79: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:13:02.72 ID:eaVnqAam0

花陽「あ、もうこんな時間かあ・・・」

千歌「小泉さん、どうしたの?」

花陽「もうすぐ電車が来る時間なの。私、これで失礼するね。」

ルビィ「ええっ!もう帰っちゃうんですか!?」

千歌「せっかくだから、今日は泊って行ってよ。うち、旅館なんだよ」

曜「おお、スーパースターが宿泊するなんて、千歌ちゃんの旅館にも拍がつくね。」

ダイヤ「内浦町総出を挙げて歓迎いたしますわよ、小泉さん。そうだ、町長を呼んで挨拶させましょう。」

花陽「あはは・・・ごめんなさい、そういうわけにもいかないんです。友達が待ってますから。」

千歌「え~」

果南「まあ、そういうことなら残念だけど仕方ないね。」

ダイヤ「でしたら、せめてみんなで駅までお見送りしましょうか。」

7人「さんせ~い!」


80: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:15:46.09 ID:eaVnqAam0

テクテク・・・

花陽「皆さんは全員お友達なんですか?学年が違うのに仲がいいんですね。」

果南「友達っていうか、この田舎じゃ子供同士はみんな小さい頃から顔見知りなんだよね。
例外は高校から引っ越してきた鞠莉くらいかな。」

千歌「浦の星女学院は全校生徒合わせても100人もいないし、あんまり学年関係ないんだよ。」

花陽「へえ・・・いいなあ。私は、μ’sの先輩以外とはあんまり喋ったことないから。」

ダイヤ「もう少し年上への礼儀をわきまえてほしい方もいますけどね。」

善子(生徒会長がこっちをチラチラ見てるわ。ふふ、ヨハネに魅了されちゃったのかしら?)


81: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:17:35.47 ID:eaVnqAam0

千歌「あ、小泉さん!あそこ見て!あそこ!」

花陽「あそこ?なんなの千歌ちゃん」

千歌「ほらスタバだよ!先月出来たの!すごいでしょ!」

曜「いやあ、とうとうこの内浦にもスタバがねえ・・・」

果南「私、先週2時間並んで入ったよ!」

ダイヤ「ふふ、わたくしなど開店日にVIPとして招かれましたわよ。」

花陽(なんでスタバでこんなに盛り上がれるんだろう・・・)

花陽「あっ」

花陽「海だ!ここからも見えるんだ!すごーい!きれ~い!」

8人(なんでただの海で喜ぶんだろ・・・)


82: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:19:07.99 ID:eaVnqAam0

曜「駅にとうちゃ~く!よーそろー!」

果南「次の電車は5分後だね。ちょうどいい時間だよ」

花丸「あれ?なんかホームに人がいっぱいいるずら。」

鞠莉「ホントだわ。しかも女の子ばっかり。何なのかしら?」

花陽「あ・・・」



「かよちん!」


「「「「花陽!」」」」


「「花陽ちゃん!」」


「花陽ちゃん!迎えに来たよ!」


83: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:22:22.52 ID:eaVnqAam0

花陽「みんな!?」

花陽「ミンナドウシチャッタノオ!?なんでここに・・・!」

穂乃果「花陽ちゃんがいないとつまらないし、せっかくだからみんなで迎えに行こうって!」

穂乃果「どう、驚いた!?」

花陽「すっごく驚いたよお!」



ダイヤ「あの人たちが、小泉さんのお友達かしら?」

ルビィ「μ’sだ・・・」

花丸「え?」

千歌「あれがμ’sだよお!」


84: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:24:25.43 ID:eaVnqAam0

ズダダダッ
凛「か~よちん!かよちん!やっと会えたにゃ~~~!」

海未「待ちなさい凛!改札から出たらお金を払わないといけませんよ!」

凛「にゃ~!ストーーープ!!!海未ちゃん、それ先に言って!」
ズザザザザ!!

海未「何度も言いました!」


曜(なに、今の!?なんか空中でムチャクチャ回ったよ!?あれ人間の動き!?)

花陽「ごめんね凛ちゃん、お待たせ」

曜(凛・・・あれが千歌ちゃんが言ってた星空凛か・・・)


果南(あの黒髪の子が園田海未かあ・・・たしか私と同じ高校2年なのよね。)

果南(μ’sの参謀役で作詞担当。その詩があまりに見事だから、
実はプロのゴーストライターがいるんじゃないかとまで噂されている・・・)


85: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:25:23.39 ID:eaVnqAam0

花陽「あれ、ことりちゃんはいないの?」

ことり「いるよ~ここに~」ニョキ!

花陽「ひゃう!もう、また斜め下から出てくるんだから・・・」


鞠莉(わお~~生ことりちゃんだわ~♪眼福眼福♪)

鞠莉(ってゆーかナニアレ?人間が一番不細工に見えるアングルであれだけ可愛いとか反則じゃないの?)


87: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:27:50.60 ID:eaVnqAam0

絵里「もう、次期部長がこれじゃあ、安心して卒業もできないわね。」

花陽「えへへ・・・ごめんね、絵里ちゃん。」

絵里「罰として花陽はジュースおごりね!」


ルビィ「ほら、お姉ちゃん!いま花陽さんが話してるのが絢瀬絵里さんだよ。」

ダイヤ「あの金髪の方が?」

ルビィ「μ’sで一番かしこい完璧超人で、音ノ木坂学院の元生徒会長なんだよ!お姉ちゃんみたいだよね!」

ダイヤ(・・・あれは一見完璧に見えて、案外抜けてるタイプね。わたくしの目はごまかせないわ。)


88: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:34:45.31 ID:eaVnqAam0

真姫「それにしても、電車が4時間に一本しか来ないなんてイミワカンナイ!車使えない子供はどうやって移動するのよ!?」

にこ「まあ、こういうとこの子は自転車がメインの移動手段でしょ。あ、アンタ自転車乗れないんだっけ?ププww」



善子「あそこの黒髪ツインテールがμ’s1年生の天才作曲家ね。ふふ、ヨハネったらなんだかシンパシー感じちゃうわ。」

千歌「違うよ!赤髪の背の高い方が1年生の西木野真姫さんで、
黒髪の小さい人は3年生の矢澤にこさんだよ。にわかはすぐ間違えるんだから!」

善子「なあんだ、じゃあ、あれはオチ担当の汚いあずにゃんかあ。
μ’sの小悪魔とか言われてるけど、この堕天使ヨハネの方がずっと可愛いわよね~」

ダイヤ「はあ・・・ほんっとうに馬鹿ね貴女は。彼女がヨゴレ役だというなら、それは自ら進んで泥をかぶっているのよ。
あの人の目を見て、その覚悟も情熱も感じ取れないようだからネタキャラなのよ、善子さんは。」

善子「善子じゃないわよ!」

花丸(あの赤い髪の人が真姫さんなのか・・・オラと一つしか違わないはずのに・・・
凄い美人で大人っぽいずら。お洒落で、カッコよくてオラとは全然違うなあ・・・)


89: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:36:15.42 ID:eaVnqAam0

穂乃果「ところで花陽ちゃん、あそこの人たちは?」

花陽「この町の地元の子たちだよ。友達になったんだ。」

にこ(むむ・・・田舎の癖にレベル高い女子が揃ってるわね)

花陽「あそこにいる千歌ちゃんも、スクールアイドル始めるんだって。
しかも、穂乃果ちゃんの大ファンなんだよ。」

穂乃果「え、本当?」

千歌「ふぁ、ふぁい!」


90: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:37:47.27 ID:eaVnqAam0

穂乃果「わあい嬉しいな!はじめまして、私、高坂ほ・・・」

海未「ですから、穂乃果、改札から出てはいけません。」

穂乃果「あう、残念。」

千歌「あ、あの、高海千歌です!私、穂乃果さんに憧れて、スクールアイドルはじめるんです!」

にこ(ふん、そういう浮ついた気持ちで始めて、途中で投げ出すやつは山ほどいるわ)

希(にこっちのトラウマが発動しとる・・・)

にこ(憧れは理解から最も遠い感情なのよ)


92: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:41:41.11 ID:eaVnqAam0

穂乃果「そっかあ、じゃあ私たちはライバルだね!」

千歌「ライバルなんて、そんな・・・穂乃果さん達は全国一のアイドルで、私は・・・」

海未「それはもう過去のことですよ。」

穂乃果「私たちはいつだって、『今この時』一番輝いていたい、そう思ってるからね」

ことり「おたがい頑張ろうね、千歌ちゃん。」

穂乃果「けど、私たちは負けないぞ!」

千歌「穂乃果さん・・・」


93: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:45:09.79 ID:eaVnqAam0

凛「あっ!電車来たにゃー!」

花陽「それじゃあ、私行くね。千歌ちゃん、みなさん、さようなら!」

果南「さようなら、小泉さん!」

鞠莉「元気でね~♪」

ルビィ「また遊びに来てください!花陽さん!」

千歌「・・・あ、あの、」


千歌「穂乃果さん」

千歌「小泉さん」

千歌「μ’sのみなさん!」

μ’s「ん?」


94: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:47:10.52 ID:eaVnqAam0

千歌「私たちも、負けません!」

千歌「来年のラブライブ!私たちが優勝します!」

7人「ちょwww」

穂乃果「・・・・・・・・・・・」

穂乃果「・・・ふふ、あなたって面白い人だね。」

にこ「そのクソ度胸だけは認めてあげるわ。」

絵理「ねえ、貴女たちのグループの名前は、なんて言うの?」

千歌「え、グループ名?」

千歌(メンバーも集まってないのにグループ名なんて決めてないよお~)


95: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:49:59.60 ID:eaVnqAam0

千歌(ど、どうしよ、何かいい名前ないかな・・・?)

善子(お困りのようね。このヨハネがアイデアを出してあげてもいいわよ?)

千歌(ほんと!?お願いします!堕天使ヨハネちゃん!)

善子(ふふ・・・オッケ~)

善子「μ’sが天界に住む9人の女神なら、我々はそれを打倒する地獄よりの使者・・・」

善子「私たちは、『AKUMA~アクマ~』 よ!」ドヤア…

絵理「そう、『AQUA~アクア~』ね。ラテン語で「水」・・・この海の町のアイドルに相応しい名前だわ」ドヤア・・・

穂乃果「じゃあアクアのみんな!来年のラブライブ本戦で会おう!」


96: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:55:52.43 ID:eaVnqAam0

ガタンゴトン・・・

鞠莉「行っちゃったわね~」

曜「ちょっと千歌ちゃん!なんてこと言うのさ!」

果南「あれ、絶対μ’sに私たち全員グループだと思われたわよ?しかもみんなでラブライブ優勝しますって!」

千歌「えへへ、ごめん、つい~」

ルビィ「あ、あああ・・・」

花丸「ルビィちゃん、どうしたずら?」

ルビィ「μ’sに向かってなんて失礼なことを・・・私たち、絶対仕返しされるよぉ~」

花丸「小泉さんたちがそんな事するかな?」

ルビィ「花陽さんたちがしなくても!今日のことをμ’sがブログに書いたりしたら、それを読んだ狂信者が発狂するんだよ!」

ダイヤ「そういうものなの?」

ルビィ「もうだめだあ・・・ルビィ達みんな名前も住所も突き止めて晒されるんだあ・・・
キモオタが大挙して押し寄せて内浦町丸ごと炎上だよぉ・・・せっかく受かった浦の星女学院も退学になるかも・・・」


97: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 01:57:45.75 ID:eaVnqAam0

ダイヤ「では、我々が取るべき道はひとつですわね。」

ルビィ「え?」

ダイヤ「千歌さん、わたくしを貴女のアイドル研究部にいれてください。」

千歌「え・・・えええええええええええええええええ!?」

ルビィ「お、おね、おねねねnお姉ちゃん!?」

果南「いきなり、どうしたのよアンタ・・・」

ダイヤ「仕方がないでしょう?μ’sに宣戦布告してしまった以上、内浦の炎上を食い止めるためには、
私たちが本当にラブライブとやらで優勝するしかありませんわ。」

曜「そ、そういうものかな・・・?」

ダイヤ「それに何より・・・」

ダイヤ「我々がラブライブに出なければ、μ’sに我々が逃げたと思われますわ。
そのような屈辱、この黒澤ダイヤにはとても耐えられません。」ギリィッ…


99: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:00:26.46 ID:eaVnqAam0

ダイヤ「さあルビィ、貴女はどうするの?」

ルビィ「お姉ちゃん・・・」

ダイヤ「ラブライブに出場して、小泉さんと対等なアイドルとしてもう一度会いたいと思わないの?」

ルビィ「・・・会いたい。会いたいよ!」

ルビィ「千歌ちゃん!私もアクアのメンバーにしてください!」

千歌「ルビィちゃん・・・!(あれ、グループ名はアクアで決定?)」

花丸「ルビィちゃんがやるんなら、オラもやろうかな・・・」

千歌「花丸ちゃん!わあ、これで4人になった!あと一人で部活設立できるよ!」

善子(チラッチラッ)

千歌「果南ちゃん、曜ちゃん、鞠莉さん!みんなも入ってよ!」


100: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:03:14.99 ID:eaVnqAam0

曜「なんか盛り上がってきたねえ・・・このビックウェーブに乗っちゃおうかな?」

果南「私も・・・」

鞠莉「練習は一日30分にしてね♪」

千歌「やったー!これで七人になったよ!」

善子「八人よ!私を入れて!」


101: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:04:29.91 ID:eaVnqAam0

鞠莉「で、とりあえず何から始めるのかしら?」

果南「小泉さんの話ではまずオリジナルの曲が必要だよね」

曜「作曲か~」

千歌「出来る人、いる?」

7人「・・・・・・」

千歌「あう、前途多難だなあ~」


103: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:06:41.39 ID:eaVnqAam0

梨子「・・・・・・」ピョコッ


キョロキョロ

梨子「みんな、行ったよね・・・」

梨子「はああ~~~疲れた・・・」

梨子「どうしてこんなところにμ’sがいるのぉ・・・
休みの日に学校の外でリア充グループに出くわすとすっごい気まずいんだから・・・・・・」

梨子「おんなじ電車になっちゃったから、隅っこで必死にうつむいてやり過ごそうとしたら・・・降りる駅まで同じだし」

梨子「みんな行っちゃってから改札出ようと思ってたら、なぜかホームから動かないし・・・」

梨子「おかげでずっと出ていけなかったよ・・・」

梨子「ここで何してたのかな?まさか私と同じように転校して来るわけじゃないだろうし・・・」


104: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:09:48.51 ID:eaVnqAam0

駅員「あ、ちょっと君」

梨子「え、私ですか?」

駅員「さっきまでここにいた女の子がね、君に渡してくれってメモを置いていったよ。」

梨子「ええっ?」

梨子「一体何かしら・・・」


『 桜内さんへ

 音ノ木坂3年の東條希です。
 ホームに長く居座っててゴメンな。気まずくて出てこれんかったやろ? 』


梨子「バレてるーーーーーー!?」


107: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:14:11.77 ID:eaVnqAam0

梨子(東條先輩はμ’sのメンバーで生徒会の元副会長・・・)

梨子(部活の予算会議でちょっとだけ話したことがあるけど・・・私のこと覚えてたんだ)


『桜内さんは静岡に転校するって聞いてたけど、この町やったんね。奇遇やわあ。』

『ウチも小さい頃はよく転校してた。転校って新しいとこに馴染めるか不安やろ?
そこで、おせっかいやけど転校の経験者として、桜内さんにアドバイスや。』

『この子と友達になりたいって、そう思える子と出会ったら行動あるのみ!自分から話かけるんやで!』

梨子(東條先輩・・・)


108: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:15:40.87 ID:eaVnqAam0

ヤハリココハヨハネノデバンネ
アナタハダマッテナサイ!
サッキョクデキルメンバーヲイレナイト
ダレカココロアタリアル?
ナイ…


梨子「駅前にも女の子達が集まってる・・・みんな可愛い子たちだなあ・・・」

梨子「あの制服、浦の星女学院のだ。私の同級生になるのかなあ・・・」


梨子「・・・・・・・積極的に・・・」


110: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:17:42.86 ID:eaVnqAam0

梨子「あの、みなさん!浦の星女学院の方ですか?」

果南「ん?そうだけど、誰?」

梨子「私、4月から浦の星女学院に編入する桜内梨子です!」

ダイヤ「ああ、聞いていますわ。貴女が桜内さんですの。」

梨子「はい、新2年生です!身長160cm、乙女座A型!」

梨子「好きな食べ物はサンドイッチとゆでたまご!」

梨子「趣味は絵画・手芸・料理、それと、作曲です!」


梨子「どうかお友達になってください!」


111: 名無しで叶える物語 2015/12/20(日) 02:20:07.88 ID:eaVnqAam0

8人「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

梨子(うわあああ・・・なんで静まっちゃうのお~。私、外しちゃった!?)

8人「・・・・・・・。」

梨子(なんとか言ってよお・・・)

千歌「あの、桜内さん」

梨子「ひゃい!」

梨子「な、なんでしょうか!?」



千歌「ね、アイドルやってみない?」




~~~ おわり ~~~


168: 名無しで叶える物語 2015/12/29(火) 23:58:48.75 ID:J3ODa6aA

続き書きます。今回の主役はにこにーです。


169: 名無しで叶える物語 2015/12/29(火) 23:59:50.95 ID:J3ODa6aA

~4月 某芸能プロダクション~

にこ「地方巡業ですか?」

社長「そうだ。君には静岡県に行ってもらいたい。」

社長「沼津市の内浦という町で開かれる『町内のど自慢大会』の特別ゲストとして参加してもらいたいのだよ。」

にこ「えっ、内浦?」

社長「うむ。内浦も地方の例にもれず過疎化が激しく、自治体は何らかの形で町おこしを考えている。そのためのイベントだね。
わが社からアイドルを一人派遣し、地元のスクールアイドルと一緒にユニットを組んでステージを披露してくれとのことだ。」

にこ「スクールアイドル・・・」

社長「この話を聞いて私はティンと来た!」

社長「矢澤君、君もスクールアイドル出身なんだから、彼女らと話は合うだろう。地元の学生たちと一緒に素晴らしいステージを作り上げてくれたまえ!」

社長「今回のイベントで先方が君を気に入れば、今後もCMや雑誌にイメージキャラクターとして起用していくとのことだ。君にとってもチャンスだよ!」

にこ(内浦って・・・あそこよね、春休みに行った・・・)

にこ(で、地元のスクールアイドルってことは・・・)


170: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:02:16.17 ID:EZreeC+A

にこ「やっぱアンタたちだったか。」

千歌「うわ~~!にこちゃんだあ~!」

曜「うおお・・・またしてもμ’sがこの町に・・・」

にこ「アンタたち・・・えーと、『Aqua』(アクア)だっけ?」

果南「いえ、調べたら『Aqua』って名前のグループは既にあったので『Aqours』にしました。」

ダイヤ「今回のライブはわたくしたちにとって初めてのステージですの。いたらぬ点もあるかとは思いますが、何卒ご指導をよろしくお願いいたしますわ、矢澤コーチ。」

ルビィ「あ、あの矢澤さん・・・この間はμ’sに大変失礼なことを(千歌ちゃんが)言っちゃって、ごめんなさい・・・どうかルビィ達を晒さないでください・・・」

にこ「・・・別に気にしてないわよ。」

にこ「私のことは、にこでいいわ。それに、私はただの駆け出しアイドルだから、もっと気楽に喋ってくれていいわよ。」

鞠莉「ほんとに?よかった~よろしくね、にこちゃん♪ふふっ、それにしてもにこちゃんって、ちっちゃくてカワイイ♪ほんとに年上なの~?」つんつん

善子「にこちゃんも、この堕天使ヨハネの忠実なる下僕の一人にしてあげるわ。私のことはヨハネ様って呼んでね、にこちゃん。」つんつん

にこ「気楽になりすぎでしょ!」


171: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:05:16.52 ID:EZreeC+A

にこ「ライブまであと1か月!それまでにアンタたちど素人8人をいっぱしのアイドルに鍛え上げてやるわ!
言っとくけど私は花陽みたいに甘くないからね!覚悟しときなさいウジ虫ども!」

8人「はい!」

にこ「まずは、アンタたちにテストをするわ!」

千歌「テスト?」

にこ「これはアイドルとしての基礎中の基礎、それが出来るかどうかの試験よ。この入門試験に合格した奴から実技指導に移ってやるわ。」

果南「入門試験か~何やらされるんだろ?」

ダイヤ「ふっ・・・わたくし、音楽や舞踊は幼いころから一通り嗜んでいますの。自信はありますわよ。」

鞠莉「あら~私だってスポーツは結構得意なのよ~♪」

花丸(いつも聖歌隊で合唱やってるから、歌ならそれなりに・・・)


172: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:07:27.19 ID:EZreeC+A

にこ「じゃあテスト開始よ!今から私がやることを繰り返してやってみなさい!」

にこ「いくわよ・・・」

8人「ごくり・・・」

にこ「にっこにっこに~☆みんなのハートににこにこに~☆笑顔届ける矢澤にこにこ~(^▽^)/」

ダイヤ「!?」

鞠莉「!?」

花丸「!?」

にこ「あん、だめだめダメ~~☆ にこにーは~皆のもの、なんだから~☆」キラッ

曜「・・・。」

果南「・・・。」

善子「・・・。」


174: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:10:13.89 ID:EZreeC+A

にこ「さあ!リピートアフターミー!」

千歌&ルビィ「にっこにっこに~!みんなのハートににこにこに~!笑顔届ける矢澤にこにこ~」

千歌&ルビィ「あん、だめだめダメ~~!にこにーは~皆のもの、なんだから~☆」

千歌「キラッ」

ルビィ「キラッ」

6人「・・・・・・・・・。」

にこ「ふむ・・・」

にこ「そこのオレンジ、アンタこの間私たちにケンカ売ったやつよね!名前は!?」

千歌「はい、高海千歌です!いちおーリーダーです!」

にこ「赤毛のロリ!アンタは!?」

ルビィ「はひぃ!く、黒澤ルビィです・・・」

にこ「あんたら二人は合格!ほかは不合格よ!」


175: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:13:12.87 ID:EZreeC+A

曜「なにさ、それ!あんなのがテストなの!?」

ダイヤ「こんなわけのわからない事で不合格とされるのは納得いきませんわ!」

6人「ぶーぶー!」

にこ「囀るなヒヨコどもがあー!アイドルへの第一歩はまず羞恥心を捨てることなのよ!
この程度のことを恥ずかしがって出来ない奴がステージに立てると思ってんの!?」

果南「恥ずかしいっていうか・・・呆然としてたんだけど・・・」

善子「ちょっと寒くないかしら~?」

にこ「ぬわんですって!?」

善子「クスクス・・・みんなを魅了するチャームの魔法なら、このヨハネの方がずっと凄いわよ?」

にこ「よはね・・・?ダイヤだのルビィだの、この町はキラキラネームが流行ってるの?」

ダイヤ「この人と一緒にしないでくれます?」


176: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:16:50.03 ID:EZreeC+A

善子「ふふん、ヨハネはね、人間じゃなくてア・ク・マ、なの。だから、ヨハネって名前なの。
あまりの美貌に神からの嫉妬を受けて天界から落とされた悲しき堕天使・・・それがこのヨハネなのよ」ドヤア…

にこ「・・・・・・。」

ルビィ「だ、ダメだよ善子ちゃん。初対面の人の前でそのキャラやったら、お医者さんよばれちゃうよお。」

善子「私はヨハネ!戸籍に書いてあるのは偽りの名前よ!」

にこ「・・・・・・アンタ。」

善子「ん?なにかしら、リトルデーモンちゃん?」

果南(うわあ・・・やばいよ、にこちゃん怒ったんじゃない?)

にこ「あんたも合格でいいわ。」

善子「やったあ!さすがμ’sの小悪魔!話が分かる!」

果南(あれでいいんだ!?)


177: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:19:50.62 ID:EZreeC+A

にこ「不合格になった5人は、まずアイドル精神を作り上げることから始めなさい!全員、『感謝のにこに~』1万回よ!始め!」

5人「にっこにっこに~!にっこにっこに~!にっこにっこに~!」

にこ「合格の3人はまずヴォーカル訓練よ!『にこぷり女子道』を歌ってみなさい!」

善子「私、μ’sの歌は有名どころしか知らないのよね。ネタ系の電波ソングはちょっと・・・」

にこ「ぬわんですって!?」

ルビィ「あわわ・・・ル、ルビィが歌います!」

ルビィ『ぴょんぴょこぴょんぴょん! かーわいいっ 髪の毛がはねて ぴょんぴょこ』

にこ「全然ダメ!処女膜から声が出てないわ!」

ルビィ「はひぃ!」

にこ「千歌!アンタが歌ってみなさい!」

千歌「はい!」

千歌『ぴょんぴょこぴょんぴょん! かーわいいっ 髪の毛がはねて ぴょんぴょこ』

にこ「!」

ルビィ(やっぱり、千歌ちゃんはうまいなあ。)

にこ(ふーん・・・花陽が褒めるだけはあるわね・・・)


178: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:23:53.60 ID:EZreeC+A

にこ「よし、今日の練習はここまで!」

8人「はひ~・・・あ、ありがとうございました・・・」ハアハア…

果南(ああ・・・つっかれた・・・)

ルビィ(もう動けないよ~)

千歌(けど、一番声を張り上げて動き回っていたにこちゃんは平然としてる・・・やっぱ凄い・・・)

にこ「そういえば、ライブの衣装と曲の方はどうなってるの?あんた達の方で用意するって聞いてるんだけど?」

千歌「あ~それは・・・」

ダイヤ「衣装はルビィが用意しますわ。けど曲の方は・・・」

曜「何というか、いま交渉中でして・・・」

にこ「?よくわかんないけど、早めに決めなさいよ。」


179: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:29:46.90 ID:EZreeC+A

~浦の星女学院 2年生教室~

千歌「・・・って感じなんだよ。」

梨子「へえ、矢澤先輩がこの町に・・・」

曜「そういうわけだから、どうしても曲が必要なんだよね~」チラッ

梨子「ギクッ」

千歌&曜「桜内さん!一緒にアイドルやろーよ!!!」

梨子(あ~やっぱり・・・)

梨子「あの、もう何度も言ったけど、こんな私がアイドルなんて、無理ですから」

曜「そんなこと言わずにさあ、私達には桜内さんしか頼れる人がいないんだよ。」

千歌「桜内さん、音ノ木坂出身で、しかもμ’sの小泉さん達とクラスメイトだったんでしょ!?凄いじゃない!」

梨子「たしかに、μ’sの人達とは同じクラスだったけど、ほとんど喋ったことないし・・・私なんか全然、地味で・・・」

曜「そんなことないって!桜内さん超かわいいよ!のんのんびよりのほたるんみたいだって、みんな言ってるよ!」

千歌「一緒にスクールアイドルになって、ラブライブ優勝めざそうよ!」

梨子「・・・~~~っ!・・・ごめんなさい、他の人をあたってください!」スタコラサッサ

千歌「ああ~桜内さん~~~!」

曜「今日もふられちゃったかあ・・・」


180: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:32:33.23 ID:EZreeC+A

~ ファミレス ~

曜「ってわけで、作曲できるメンバーを入れようと交渉中なんだけど・・・」モグモグ

千歌「なかなかOKしてくれないんだよ~」モグモグ

にこ「ふ~ん・・・にしても、美味いわね、この店のハンバーグ・・・」モグモグ

曜「そうでしょにこちゃん!さわやかのハンバーグは世界一イイイ!!!」

曜「それなのに、ダイヤさんは今日もコーヒーしか頼まないし!」

ダイヤ「わたくし、ハンバーグとかグラタンとか、子供っぽい料理は苦手ですの。」

曜「信じられないよ!静岡県民なのにさわやかアンチだなんて反逆罪だよ!?」

千歌「曜ちゃんはさわやか信者だからなあ・・・」

曜「ハフッハフッ・・・さわやかのハンバーグを食べて、今日もさわやか!が静岡県民のモットーなのに・・・モグモグ・・・」

ダイヤ「400グラムの肉塊にかぶり付いている貴女の姿は爽やかからほど遠いですけどね。」


181: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:35:20.92 ID:EZreeC+A

にこ「話を戻しましょう。結局、作曲が出来る人間はアンタたちの中に誰もいない、と。」

千歌「うん。」

果南「あ、そうだ、にこちゃんは出来ないの?」

にこ「一応できることは出来るけどね。高校時代、私一人でアイ研やってたこともあるから、作詞・作曲の経験はあるわ。」

ダイヤ「なら、今回はにこさんに作曲してもらえば・・・」

にこ「けど、それはただやり方と道具の使い方を知ってるだけ。」

にこ「私って創造力がないのよね。自分で考えてるつもりでも、出来上がったものは流行の歌の劣化コピーでしかない・・・。」

にこ「私は、アイドルっていうのは才能だけが全てじゃないと思っている。
けど、作詞とか作曲とか、そういう創作ってやつはね・・・天性のセンスってのが求められる領域なのよ。」

にこ(真姫や海未みたいな・・・本物の天才ってやつがね・・・)


184: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:41:31.35 ID:EZreeC+A

善子「じゃあやっぱり、あの桜内さんをヨハネ達が誘惑して、我がカンパニーの僕へと堕としてあげなきゃいけないわけね☆」

ダイヤ「いえ、そもそも今のにこさんの話からすると、あの桜内さんに作曲のセンスがあるか、ということが問題じゃありませんこと?」

千歌「きっとあるよ!桜内さんの作る曲はきっと凄いよ!」

果南「根拠は?」

千歌「なんとなく、かな・・・」

果南「アンタねえ・・・」

ダイヤ「やれやれですわ。」

花丸「・・・オラもそう思うずら。」

ダイヤ「え?」

花丸「オラも、桜内さんには凄い作曲の才能があると思うずら。」

ルビィ「マルちゃん・・・」

にこ(はじめて喋ったわねこいつ・・・)


185: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:46:27.57 ID:EZreeC+A

ダイヤ「花丸さん、貴女はどうしてそう思うんですの?」

花丸「同じだから。」

ダイヤ「同じ?」

花丸「桜内さんは、春休みに会ったμ’sの西木野真姫さんとおなじ雰囲気がするんだ。」

曜「モグモグ・・同じ・・・?確かに赤毛のツリ目で、外見は似てるかもしれないけど・・・雰囲気は・・・ムシャムシャ・・・」

千歌「同じかなあ・・・あの大人しくて引っ込み思案な桜内さんが、スター西木野と同じタイプだなんて・・・」

にこ(・・・『同じタイプ』・・・)

にこ(『同じタイプのアイドル』・・・?)


にこ「千歌、その桜内って子は放課後は音楽室でピアノ弾いてるのよね?」

千歌「うん、そうだけど。」

にこ「じゃあ、明日の放課後、その子にこう言いなさい」ゴニョゴニョ

千歌「ふん、ふん・・・そんなのでうまくいくのかなあ?」

にこ「確証はないけどね、とりあえず試してみなさい。(もし桜内梨子が真姫と同じタイプなら・・・)」


186: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:49:08.93 ID:EZreeC+A

~ 放課後 ~

梨子「~♪~♪」ポロン…ポロン…

梨子「・・・ん?」

千歌「パチパチパチ!!!」

梨子「ヴェエエエエエエ!」

千歌「凄い凄いすご~い!桜内さん歌上手だね!」

梨子「べ、べつに・・・」

千歌「歌上手だね!ピアノも上手だね!それにやっぱり桜内さん、アイドルみたいに可愛いよ!」

梨子「―――――――///」チョロ~ン


188: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:51:37.16 ID:EZreeC+A

千歌「ね、桜内さん、アイ研の話だけど・・・」

梨子「だから、私には・・・アイドルなんか・・・」

千歌「うん、わかってる。だからさ、今回だけ私たちのこと試してくれないかな?」

梨子「え?」

千歌「桜内さんに作ってもらった曲を、私たちが歌って、それに桜内さんが納得できないならすっぱり諦めるよ。」

梨子「高海さん・・・」

梨子「わかった、今回だけだよ。」

千歌「本当!うわあい!ありがとう梨子ちゃん!」

梨子「梨子・・・」

千歌「名前で呼ばれるの、嫌かなあ・・・?」

梨子「べ、別にそんなことないから・・・///」チョロ~ン


190: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:56:24.47 ID:EZreeC+A

千歌「って、わけで、梨子ちゃんが曲を作ってくれたよ!」

みんな「やったーーーーーー!」

にこ(まさか、こんなにちょろいとは・・・本当に真姫と同じタイプね)


千歌「さっそくみんなで聴いてみよう!」

~~~~~~~~~~~~~~~♪

~~~~~~~~~~♪

~~~~~~~~~♪

千歌「・・・・・・・・・おお・・・」

ルビィ「凄い・・・」

曜「いいよ、この曲!すごくいい!にこちゃんもそう思うでしょ!?」

にこ(・・・・・・・こりゃ、真姫に匹敵する才能だわ・・・
なによこれ・・・去年の音ノ木1年には、同じクラスに天才が二人もいたの?)

曜「にしても、一晩でこれだけの曲作ってきてくれるなんて、やっぱ桜内さんって凄いんだねえ」

にこ「くくっ・・・」

曜「にこちゃん?」

にこ(こんなに手の込んだ曲を一晩で作れるわけないじゃない・・・
ずっと前、千歌に初めて誘われた時から考えてあったんでしょ・・・そういうめんどくさいとこもそっくりだわ。)


191: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 00:59:05.48 ID:EZreeC+A

果南「とにかく、これで一番不安だった曲の問題は解決したね。」

千歌「あとは、みんなで考えて歌詞を付けて・・・」

ルビィ「衣装ももうすぐ出来上がるよ!」

鞠莉「ライブが楽しみね~♪」



バタン!

ダイヤ「・・・・・・。」

ルビィ「あ、お姉ちゃん。聞いてよ、とうとう曲が・・・」

ダイヤ「大変なことになりましたわ。」

ルビィ「え?」

ダイヤ「アイドル研究部設立の申請が職員会議で却下されました。」

千歌「ええっ!どうして!?」

にこ「はあ?あんたら、まだ部活できてなかったの?」

果南「先週、新学期開始直後に申請書を出して、いまは検討中の扱いだったのよ。
けど、規定の部員数5人は超えてるから、許可は間違いなく下りるはずだったんだけど・・・」

鞠莉「なのに、どうして却下されちゃうのよ~」

ダイヤ「・・・浦の星女学院の廃校が決まったからです。」

みんな「ええええええええーーーーーーーーーーーーーーー!!???」


192: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:03:19.68 ID:EZreeC+A

~ 校長室 ~

千歌&ダイヤ「どういうことなんですか、校長先生」

校長「内浦も地方の例にもれず財政が厳しくてねえ・・・生徒数の少ない浦の星女学院はもう維持できなくなったのよ。」

ダイヤ「だから、廃校と・・・」

校長「安心してね、今の1年生が卒業するまでは学校は存続する予定だから。ただ、廃校になる以上、新しい部活なんて認められないわあ。」

校長「だから悪いけど・・・」

千歌「・・・・・・校長先生、学校を・・・いえ、内浦を救ういいアイデアがありますよ。」

ダイヤ「千歌さん?」

校長「アイデア?それはなにかしら?」

千歌「それは・・・私たちがアイドルになることです・・・!」


193: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:06:47.01 ID:EZreeC+A

校長「えーと、高海さん、話を聞いてたかしら?
廃校になるから、アイドル研究部は認可できないって言ってるんだけど・・・」

千歌「先生はμ’sって知っていますか?」

校長「もちろんよお。スクールアイドルの全国大会で優勝したチームよね。」

千歌「μ’sの在籍する音ノ木坂学院も、1年前までは廃校寸前だったんです。
でも、μ’sの人気が爆発したおかげで、入学希望者は数倍に増えて、学校は存続することになったんです!」

校長「貴女達が同じことをして見せるって?ただの学生のアイドル活動でそんなことできるものかしら?」

ダイヤ「校長先生、わたくしも高海さんと同意見ですわ。」

校長「黒澤さん・・・」

ダイヤ「本物のスクールアイドルには、それほど人を引き付ける魅力がある。私自身がそれを体験して確信しています。」

校長「ふーむ・・・」


校長「いいでしょう、ただし条件があります。」

千歌「条件?」

校長「貴女達がスクールアイドルとしてどこまでやれるか、そのテストをさせてもらいます。」

千歌(またテストかあ~)


195: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:10:39.48 ID:EZreeC+A

校長「貴女達は来月の町内のど自慢大会で、ゲストの矢澤にこさんと一緒にステージをする予定でしたわね?」

ダイヤ「はい。」

校長「その場には、矢澤さんの他にもう一組、プロのアイドルが招かれています。それは知っていますね?」

千歌「初耳で・・・」
ダイヤ「知っています。」ズイッ

千歌(ええ、聞いてないよ!?)

ダイヤ(嘘おっしゃい!何度も説明されたはずです!)

校長「で、その場で貴女達ともう一組のアイドルとで、どちらのステージがよかったか、
観客の投票による勝負をすることになっている。これは知っていますか?」

千歌「も、もちろん知っていま」
ダイヤ「初耳ですわ」ズイッ

校長「でしょうね。これは、大人の諸々の都合が絡んだ話ですから、貴女達には内緒にしていたことです。」


197: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:14:36.13 ID:EZreeC+A

ダイヤ「・・・つまり、自治体としては、矢澤にこと地元の学生達を中心としたグループか、
もう一つのアイドルグループか、どちらか優れた方を内浦のイメージキャラクターとして起用したい。
今回のイベントは、そのためのコンペなのですね?」

校長「そういうことです。」

千歌(・・・ええと・・・?)


校長「そのコンペで勝つこと。それが、貴女達のアイドル研究部設立を認める条件です。」

ダイヤ「・・・もう一つのグループは、純粋にプロのアイドルだけで構成されたユニットだと伺っておりますけど。」

校長「ええ、貴女達のグループは矢澤さんがいるとはいえ、残り8人は素人の学生。
厳しい条件だというのは分かっています。ですが、この学校を廃校から救うというのなら、
この程度の条件はクリアしていただかなければ困りますね。」

校長「それに、貴女達が地元のイメージキャラクターとして起用されれば、私としても貴女達に便宜をはかる口実になりますし。」

ダイヤ「わかりました。」

千歌「ダイヤさん、結局、どういうことなの・・・?」

ダイヤ「要するに、勝てばよいということですわ。」

千歌「そっか!勝てばいいんだね!」


199: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:20:19.79 ID:EZreeC+A

果南「簡単に言わないでよ!相手はプロなんだよ!?」

鞠莉「オフェンスしか頭にないこの二人を交渉に行かせたのは失敗だったわね~」

ダイヤ「何をやる前から弱気になっていますの、貴女方は!」

ルビィ「けど、さすがにプロのアイドルに勝つなんて・・・」

にこ「ふっ・・・あんた達、この私を誰だと思っているのかしら?私は、宇宙No.1アイドルにこにーよ!」

千歌「そうだよ、私達にはにこちゃんがいる!」

果南「そ、そうだよね!にこちゃんがいれば・・・」

にこ「正直言って、曲を聴くまでは不安もあったわ。いくら私でも、クソダサい曲を歌わされたんじゃ勝ち目がないからね。
けど、その心配はなくなった。あとは、アンタたち素人共が私の足を引っ張らなければ勝利は確実よ!」

8人「さすがにこね!」

にこ「相手もプロったって、こんなド田舎に興行に来るようなアイドルなんて、どうせ弱小事務所の3流アイドルよ。安心なさい。」

花丸(ものすごい特大ブーメランずら。)




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「いやあ・・・驚きました。まさか、あなた方のようなトップスターに、
このような田舎に来ていただけるとは。駄目元でも打診してみるものですな。」

あんじゅ「お褒めにあずかり恐縮ですわ。」

英玲奈「ご期待に沿えるよう、力を尽くします。」

ツバサ「最高のステージを披露することをお約束します。私達、A-RISEが・・・!」


200: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:24:32.22 ID:EZreeC+A

にこ「じゃあ、今日の練習の仕上げに海岸ダッシュ10本!始め!」

8人「うおおおおおお!!!」

にこ(浦の星女学院の廃校の話が出てから、こいつら気合入ってきたわね。予想以上の成長速度だわ)

鞠莉「あら~・・・ダイヤちゃーん♪動きが鈍ってるわよ・・・疲れちゃったの?」ハアハア

ダイヤ「何をおっしゃいますの・・・鞠莉さんこそ、息が上がっていてよ・・・」フウフウ

にこ(3年生の黒澤ダイヤと小原鞠莉・・・正反対の性格だけど、ともに容姿・ヴォーカル・身体能力全てが高水準・・・
どちらも表に出すタイプじゃないけど、内心ライバル意識が高く、それが向上心に繋がってる・・・)

曜「おおおおお!!!いっちばーーん!!!」スダダダダッ

にこ(けれど、身体能力だけならその二人を大きく引き離すのがこの2年生、渡辺曜・・・巨乳もポイント高いわね・・・)

善子「もうやだあ~・・・なんでこんなに苦しい事しなきゃいけないの・・・ヨハネ、地獄に帰る!」

ルビィ「善子・・・ちゃん、わがまま・・・言わずに・・・」ヒイイヒイ

善子「善子じゃ、ない・・・わよ・・・」

花丸「ずらあ・・・」

にこ(1年生の黒澤ルビィ、津島善子、国木田花丸・・・
こいつらは軒並みインドア派だけど、キャラが立ってるのは幸いね・・・ロリコンを釣れそうだわ・・・)


201: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:27:43.93 ID:EZreeC+A

果南「ほら、みんな頑張りな!あと少しだよ!」

にこ(3年生、松浦果南・・・常に周りに気を配り、後輩たちのフォローに回る・・・希みたいなタイプね)

千歌「ふう・・・今日も疲れた~」

にこ(そして、2年生、リーダー高海千歌・・・)

にこ(いいチームだわ・・・これなら余程の相手でない限り、負けない!)



千歌「はあ・・・お腹すいたよお・・・」

曜「じゃ、今日もみんなでさわやかに行こう!ハンバーグ!ハンバーグ!」

ダイヤ「また、あそこですの?」

にこ「ま、練習した後にたんぱく質取るのはいいことよ。」

ダイヤ「にこさんがそうおっしゃるのなら・・・」

曜「よーし、決まり!肉!にく!」


202: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:30:39.62 ID:EZreeC+A

曜「げんこつハンバーグ250グラム×2!あとライス大盛り!
焼き加減はレアとミディアムレアの中間でね!
ハンバーグは半分だけオニオンソースで、もう半分は塩でお願い!」

千歌「曜ちゃん、いままでにも増してよく食べるようになったね。」

曜「こんだけハードな特訓してるんだもん!お腹すいて当然だよ!」

果南「ま、私もお腹すいたし、ライス大盛りで頼もうかな?」

千歌「私も~!」

ルビィ「ルビィはいいや・・・とても喉を通らないよ・・・」バテバテ

善子「私も・・・」バテバテ



カランコロン・・・

店員「いらっしゃいませ~あいにく、ただ今満席となっておりまして・・・」

「あら~完全にフルハウスってわけね~」

「残念ね。静岡に来たらまずはこの店って決めてたのに。」

「『炭焼きレストランさわやか』・・・静岡県のみにチェーン店を持つステーキ、ハンバーグレストラン。
特徴は、備長炭によって焼き上げたハンバーグを中身がレア状態のまま客席に提供すること。
名実ともに静岡県民のソウルフードとして親しまれている。」


204: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:34:37.32 ID:EZreeC+A

曜「ちっ、新参かあ・・・観光客かな?さわやかのレベルが落ちるから、ああいうミーハーには来ないで欲しいんだけどなあ・・・」

鞠莉「あらあ~曜ちゃんがさわやか信者の暗黒面を発揮してるわあ。」

果南「あの~!ここの席、私達が詰めて座りますから、よかったらどうぞ。」

曜「果南さん、そういう風に新参を甘やかしちゃだめだよ。さわやかには序列と礼儀ってものがあるんだから。」

「ふふっ、ありがとう。お言葉に甘えるわね。」

果南(うわあ何この3人・・・すっごい美人・・・)

「ふむ・・・私はげんこつハンバーグ、デミグラスソースで」

「私もそれで。」

曜(プギャーwwwwデミグラスソースとかwwwにわか丸出しwwwwwww
さわやかのハンバーグにはオニオンソース一択でしょwwwwwwwwww)

「うーん、私は・・・ミートドリアにしよっと」

曜(wwwさわやかに来てwwwドwリwアwwwあwりw得wねwwえwwwwうえっwwうえっwwwwww)


205: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:36:19.92 ID:EZreeC+A

曜(ねえねえww千歌ちゃんwwwあの3人超笑えるよねwwww)

千歌「・・・・・・。」

曜(・・・千歌ちゃん?)


ルビィ「・・・・・・・・・。」

ダイヤ「ルビィ?どうしたの?」


にこ「・・・なんで・・・・・・」

果南「にこちゃん?」


にこ「なんで、アンタたちがここにいるのよ・・・!?」

にこ&千歌&ルビィ「A-RISE!」


207: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:38:56.29 ID:EZreeC+A

ツバサ「あら、矢澤にこさん。こんばんは。あのアキバの路上ライブ以来だから、一か月ぶりくらいかしら?」

英玲奈「奇遇だな。こんなに早く再会できるとは思っていなかった。」

あんじゅ「できればコンペ当日に会ってびっくりさせたかったんだけど。」

にこ「コンペって、まさか・・・」

あんじゅ「ふふっ、こんな狭い町に東京からアイドルが2グループ来てるなんて、偶然のはずないでしょ?」

ツバサ「3週間後の『内浦町のど自慢大会特別企画』、貴女達と対戦するのは私達よ。」

にこ「!」

ダイヤ(『A-RISE』・・・わたくしでも名前くらい知っていますわ・・・)

果南(μ’sと並ぶスクールアイドルのカリスマ・・・
卒業後はプロに転向、デビューから一か月で早くも人気爆発のトップアイドル・・・)

鞠莉(なんでそんなのがやってくるのよお~。ってゆうか、私たちはこれに勝たなきゃいけないの?)


208: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:40:54.68 ID:EZreeC+A

ツバサ「ごちそうさま。ふう、美味しかったわ。」

英玲奈「うむ、新鮮な肉とジューシーな焼き加減が絶妙・・・噂にたがわぬ味だ。」

曜(新参が何分かったような口きいてるんだか。さわやかを語るなんて10年早い!ケッ!! )

ツバサ「それじゃ、失礼するわね。にこさん。当日はお互いベストを尽くしましょう。」

にこ「・・・待ちなさいよ。」

ツバサ「ん?」

にこ「この店、裏にゲームセンターがあるのよね。小さい店だけど、ダンス対戦ゲームが置いてあるわ。」

ツバサ「・・・それで?」

にこ「前哨戦、といこうじゃない」


209: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:43:54.47 ID:EZreeC+A

ザワザワ…

にこ「いっちにさんっし・・・」

ツバサ「よっほっほ・・・」

千歌「にこちゃん、大丈夫なの?勝てる?」

にこ「・・・さあ、わかんないわね。」

ルビィ(大丈夫、だよね・・・)

果南(正直言って・・・私達ど素人集団にとって、頼みの綱はにこちゃんだけ・・・)

鞠莉(そのにこちゃんが敵わないようなら、コンペでも私たちに勝ち目はないわよね)

にこ「あんたら、私とツバサのダンスをよく見て、勉強するのよ。・・・特に、ツバサの方をね。」

千歌「にこちゃん・・・」

にこ「さあ、行くわよ。ツバサさ・・・」

にこ「・・・綺羅ツバサ、勝負よ!」

ツバサ「オーケー、矢澤にこ!」


210: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:46:52.17 ID:EZreeC+A

――――――――――――♪

―――――――――――♪

――――――――――♪

にこ(!?)

にこ(・・・そんな・・・!)

にこ(勝てるなんて思ってなかった・・・けど、いくらなんでも・・・!)

にこ(いくらなんでも、これはないでしょ・・・!)

にこ(高校時代より・・・差が広がっているなんて・・・!)


ツバサ(♪)


――――――――――♪

―――――――――♪


善子(・・・信じられない・・・・・・)

曜(にこちゃんのダンスも、春休みに見た小泉さんのステージと同じくらい・・・ううん、それ以上かもしれないのに・・・!)

果南(それなのに・・・)

ダイヤ(μ’sの二人のダンスが・・・児戯にすら思えるほどに・・・)

鞠莉(この綺羅ツバサのパフォーマンスは次元が違う・・・!)


212: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:49:16.43 ID:EZreeC+A

『WIN TUBASA! PERFECT!!!』



ツバサ「私の勝ちね。」

にこ「そうね・・・」

ツバサ「それじゃあこれで・・・」

チャリーン

ツバサ「!」

にこ「連コイン・・・もう一回よ。」

にこ「それとも、勝ち逃げする気なの?次は負けるかもしれないから?」

ツバサ「・・・クス。そういわれちゃ引き下がれないわね。」



あんじゅ「あ~あ、ツバサったらはしゃいじゃって。」

英玲奈「やれやれ。これでは、宿に戻れるのは夜中になりそうだな。」


213: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 01:57:13.39 ID:EZreeC+A

『WIN TUBASA! PERFECT!!!』
『WIN TUBASA! PERFECT!!!』
『WIN TUBASA! PERFECT!!!』

にこ「くそっ・・・もう一回よ!」

ルビィ「もういいよお・・・にこちゃん・・・。やめようよお・・・」

にこ「うっさい!いま流れは私に来てる!次は勝てる気がするのよ!」

花丸(破滅する人間の常套句ずら)


234: 名無しで叶える物語 2015/12/30(水) 20:13:45.41 ID:EZreeC+A

『WIN TUBASA! PERFECT!!!』

にこ「金がなくなったわ!あんたら全員、財布だしなさい!」

8人「えええーーーー!!!」


242: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 00:22:54.36 ID:I88Etvcd

『WIN TUBASA! PERFECT!!!』


にこ「ハアッ・・・ハアッ・・・ハア・・・!」

ダイヤ(もう、見てられませんわ・・・)

果南(強すぎる・・・!)


243: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 00:24:43.39 ID:I88Etvcd

『WIN TUBASA! PERFECT!!!』


「当店は閉店時間となりました~またのご来店をお待ちしています~~」

ツバサ「ここまでね。」

にこ「くっ・・・」

英玲奈「ようやく終わりか。待ちくたびれたぞ。」

ツバサ「ごめんごめん。それじゃあ、にこさん、Aqoursのみんな、おやすみなさい。」

あんじゅ「次はコンペで会いましょ。じゃあね。」




ダイヤ「あれが・・・A-RISE・・・」

果南「シャレにならないでしょ・・・あんなのが相手なんて・・・」

ルビィ「・・・無理だよお・・・A-RISEに勝てるのなんて、μ’sだけだよ・・・」


にこ(そのμ’sは、もういない。)


244: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 00:30:21.13 ID:I88Etvcd

千歌「いやあ~凄かったねツバサさん!PVで見ても十分凄いと思ってたけど、やっぱり直に見ると全然違うよ!」

ダイヤ「・・・・・・。」

曜「・・・・・・。」

果南「千歌、あんた、能天気もそこまで行くと病気だよ・・・」

ダイヤ「千歌さん、あの綺羅ツバサを見て何とも思いませんの?私たちの勝利がいかに困難か・・・」

千歌「?困難は、初めから分かってたことでしょ?」

ダイヤ「え・・・」

千歌「私たちの目標はラブライブ優勝でしょ?それこそ、A-RISEに勝つくらいのミラクルを何連発もしないと叶わない夢じゃない。」

千歌「今回は、その夢のための第一歩だよ!」

ダイヤ「・・・・・・。」


245: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 00:36:42.66 ID:I88Etvcd

千歌「ツバサさんのダンスは、特にこのお尻フリフリがかわいかったなあ・・・
で、ここからこういうふうに流れるようにつないで・・・こう!」

千歌「あー、ここからどうするんだっけ?何度も見たのに忘れちゃったよ・・・。」

花丸「千歌さん、よかったら動画見るずらか?」

千歌「え、動画?」

花丸「オラ、スマホでさっきのツバサさんのダンスを録画してたずら。参考になるかと思って。」

千歌「わあ、見たい見たい!」

にこ「でかしたわよ!ズラ丸!」

花丸「にこちゃんがツバサさんのダンス見て勉強しろって言ってたから・・・あと、花丸です。」


ダイヤ「・・・・・・・・・っ!」


246: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 00:41:38.57 ID:I88Etvcd

ダイヤ「ルビィ」

ルビィ「え・・・なに、お姉ちゃん。」

ダイヤ「わたくしを殴りなさい。」

ルビィ「え、ええええええ!?」

ダイヤ「早くなさい。思いっきり。」

ルビィ「そ、そんなことできないよお。お姉ちゃん怒るもん。」

ダイヤ「怒らないから。」

ルビィ「嘘、嘘うそ!ぜったい怒るよ!」

ダイヤ「怒らないって言ってるでしょ!早くしなさい!!」

ルビィ「うわーーーん!やっぱり怒ったあ~~」


バキイッ!!!





鞠莉「・・・・・・これでいいかしら、ダイヤちゃん。」

ダイヤ「・・・ええ、ありがとう鞠莉さん。おかげで目が覚めましたわ。」


247: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 00:48:06.49 ID:I88Etvcd

ルビィ「はわわわわわ・・・お姉ちゃん、鼻血が・・・」

ダイヤ「かまいません、こんなもの。そんなことより・・・」

ダイヤ「この、わたくしとしたことが!敵を恐れて目を逸らすなど・・・!なんという腐抜けたことを!」ギリッ・・・

ダイヤ「にこさん、千歌さん、花丸さん・・・謝罪いたしますわ。わたくしにはあなた方に比べて、あまりに覚悟が足りていなかった。」

ダイヤ「黒澤家の家名にかけて誓いますわ。死んでもA-RISEを倒す、と。」

千歌「ダイヤさん・・・」

ダイヤ「もし敗北した場合・・・その時は両の目をくり抜いて、あなた方に差し出します。」

にこ「いらんわ」

果南「けど・・・うん、そうだよね。とんでもなく高い目標だってのは、はじめから分かってたことだもんね。今さらビビる方がおかしいか。」

曜「覚悟が足りなかった・・・確かにその通りかもね。」

8人「やってやる!やってやんよ!」

にこ(ふふっ・・・なんだかμ’sを思い出すわね、こいつらといると。)


248: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 00:58:15.08 ID:I88Etvcd

~次の日~

~1年生教室~

ルビィ「うんしょ・・・と」

花丸「ルビィちゃん、なにしてるずら?」

善子「それ、パンドラの箱(パソコン)?」

ルビィ「うん、これでA-RISEの強さを解析してみようと思って。」カタカタ

善子「ん・・・これってμ’sの幻神聖堂(ホームページ)じゃない?
こんな聖域(ところ)で私達が求める知恵の実(じょうほう)が手に入るの?」

ルビィ「μ’sのHPではね、花陽さんが作ったスクールアイドルランキング測定ソフトが公開されてるの。」

善子「なによそれ?」

ルビィ「このソフトにアイドルのライブ映像を読み込ませると、
自動的にそのアイドルのダンス・ヴォーカル・ルックス・その他諸々を解析して、
全国のスクールアイドルの中でどのくらいのレベルにいるか判定してくれるんだ。」


249: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:02:59.26 ID:I88Etvcd

善子「へえ、面白いじゃない。試しにこのヨハネのランキングを測ってみてよ。」

ルビィ「うん、いいよ。練習の時に撮った動画をロードして・・・と」カタカタ…ターンッ!

善子(ドキドキ・・・今の私って何位なのかしら・・・いきなり全国一位です、なんて言われちゃったらどうしよお~。きゃー!)


『津島善子 スクールアイドルランキング:Fランク(圏外)』ピッ

善子「きーーーー!何よこれ!圏外ですって!?こいつ壊れてるんじゃないの!?」バンバン

ルビィ「や、やめてよお・・・善子ちゃん」

花丸「オラは・・・」


『国木田花丸 スクールアイドルランキング:Fランク(圏外)』ピッ

花丸「あう、オラも圏外ずら・・・」

ルビィ「私は・・・」


『黒澤ルビィ スクールアイドルランキング:Eランク 11658位』ピッ

花丸「あ、ルビィちゃんはEランクだ。さすがアイドル通ずら。」

ルビィ「こんなのどんぐりの背比べだよお」


250: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:10:00.93 ID:I88Etvcd

ルビィ「まあ、私たちがド底辺なのはわかりきったことだよね・・・」

ルビィ「試しに、にこちゃんを測定してみようか。」

善子「ふふっ、にこちゃんがヨハネより下だったらどうしよう~」

花丸(どうやったら圏外より下になるずらか)


『矢澤にこ スクールアイドルランキング:Aランク 45位』ピッ

ルビィ「わっ、Aランクだ!やっぱりにこちゃん凄い!」

花丸(けど、そのにこちゃんですら、昨日のツバサさんには歯が立たなかった・・・)


ルビィ「で、ここからが本題だよ。マルちゃん、昨日撮ったツバサさんの動画、持ってきてくれた?」

花丸「ん、CDに焼いてきた。」

善子(マルがスマホとか動画とか使いこなしてるのって違和感あるなあ。)

ルビィ「じゃあ、この動画をソフトに読み込ませて、っと・・・」カタカタ…ターンッ!


251: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:17:34.15 ID:I88Etvcd

『解析中です・・・』


ルビィ「なかなか出てこないね・・・」

カリカリカリカリ…

善子「なんか、変な音がしない?」

ガリガリガリ!ゴゴゴゴ!

花丸「パソコンが凄く熱くなってる!?」

ルビィ「ね、熱暴走してるんだ!うわあああーーー!強制終了!強制終了!とまってえええええ!!!」

ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリッッッッッ!!!


ドガ―――ン!!!


プシュ~~

ルビィ「・・・・・・うそ」

花丸「爆発したずら・・・」

善子「これ、中国製だったの?」

ルビィ「うわーーーーん!ルビィのパソコンがーーー!!!」


252: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:24:47.73 ID:I88Etvcd

にこ「なにやってるの、あんた達は。そんなちゃちなネットブックでツバサのランクを測定できるわけないでしょ。」

ルビィ「にこちゃん!?どうして学校に、ていうか・・・その制服、うちのだよね・・・」

にこ「千歌のお姉さんたちが昔使ってたのを借りたのよ。ふふっ、ど~お?
にこってば、まだまだ余裕でじょしこーせーで通用するでしょ?」

花丸(というか、中学生に見えるずら)

善子「にこちゃんたちは、綺羅ツバサのアイドルランクを測定したことあるの?」

にこ「ええ。その時は、音ノ木坂学院の情報教室にある一番でかいデスクトップを使ったわ。」

ルビィ「結果は?」

にこ「Sランク1位。穂乃果を押さえて堂々の全国トップよ。」

ルビィ「全国一位・・・しかも高坂穂乃果さんより上・・・」

にこ「ちなみに他の二人、優木あんじゅと統堂英玲奈もほぼ同格と考えていいわ。」


254: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:29:35.86 ID:I88Etvcd

ルビィ「駄目だあ・・・やっぱり勝てるわけないよお・・・」

善子「もう、こうなったらあの3人に悪魔の呪いをかけるしかないわ・・・あいつらの宿に隕石が落ちますように・・・」

花丸(・・・・・・・・・。)

にこ「ねえ、花丸。あんたはどう思う?」

花丸「え、オラ?」

にこ「たまには自分の意見を言ってみなさい。アンタも、私たちには勝ち目は全くないと思ってる?」

花丸「・・・・・・思わないずら。」

ルビィ&善子「え?」

花丸「というより現状オラたちとA-RISEは、6対4くらいでオラたちの方が有利だと思うずら。」

ルビィ&善子「えええええええ!?」

にこ「・・・やっぱりアンタはかしこいわ。μ’sにはいなかったタイプね。」


255: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:45:16.84 ID:I88Etvcd

ルビィ「あんなに凄いA-RISEより私たちの方が有利って、マルちゃん、どういうこと?」

にこ「根拠を話してみなさい。」

花丸「ええと・・・たしかに、普通のスクールアイドル同士の競争みたいに、
ネットを通じて全国規模で人気を競うなら、オラたちはA-RISEに敵いっこない。」

花丸「けど、今回のイベントが開催されるのは内浦町内限定、つまりオラたちにとってホームグランドずら。
トップスターが相手でも、地元のオラたちの方を応援したいって思ってくれるお客さんは多いはずだ。」

ルビィ「あ、確かに・・・」

にこ「うん、他には?」

花丸「オラたちの二つ目の有利・・・今回のイベントでは、両グループが歌う曲は地元の人間が作ることになってるとこ。」

花丸「たぶん、A-RISEが歌う曲は町内会の音楽サークルのばあちゃん達が用意するんだろうけど、
それが桜内さんが作ってくれたオラたちの曲以上のものとは思えないずら。
ヴォーカルの技術ではボロ負けしても、曲自体の良し悪しではオラたちに利があるずら。」

善子「なるほどね~」

花丸「あとひとつ・・・オラたちの中で、にこちゃん以外でA-RISEに対抗できる人が一人だけいるずら。」

にこ「千歌ね。」

花丸「うん。小泉さんは、千歌ちゃんの才能はSランクに相当するって言ってたずら。」


256: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:49:20.21 ID:I88Etvcd

にこ「もうひとつ、私たちがA-RISEに差を付けられる部分があるわよ。」

善子「それは?」

にこ「作詞よ。」

にこ「歌詞は全員で考えるって話だったけど、アンタたちのレベルでそれは難しいわ。
それより、詩の才能がある奴ひとりにやらせた方が上質でまとまりのある歌詞が出来ると思う。」

善子「ふっ・・・仕方がないわねえ。そういうことならこの堕天使ヨハネが・・・」

にこ「花丸、歌詞はアンタが書きなさい。」

花丸「オラが・・・?」

にこ「ええ。アンタが普段心の中で思って、感じて、でも口に出さないでいたこと。ぜんぶ詩に込めなさい。」


257: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:55:18.33 ID:I88Etvcd

~3年生教室~

果南「ねえ、本当にやるの?」

ダイヤ「当然です。A-RISEに勝つためには、わたくしたちを応援してくださる観客を一人でも多く増やすことが重要ですわ。
そのためには、まず同級生の皆さんを味方に付けませんと。」


ダイヤ「みなさん!お聞きください!」

「なにー、どしたのダイヤー?」

「また金剛石頭のお説教が始まるのかしら」

「もうホームルーム終わったんだし早くしてよね~」


ダイヤ「・・・・・・スーハー・・・」

クラスメイト「・・・?」


ダイヤ「にっこにっこに~☆」

クラスメイト「!?」


259: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 01:57:55.70 ID:I88Etvcd

ダイヤ「あなたのハートににこにこに~☆黒澤ダイヤですっ!」

ダイヤ「ダイヤたちAqoursは~来月の町内のど自慢大会でライブやるニコ!」

ダイヤ「みんな応援してね!ラブにこっ☆」

ダイヤ「以上です。」


クラスメイト「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



ダイヤ「ふっ」

果南「なに『やり遂げた!』みたいな顔してんのよアンタは!?」

ダイヤ「言ったはずですわ、死んでもA-RISEを倒すと。
そのためにはキャラ作りが恥ずかしいなどと言ってられませんわ。」

鞠莉「見てるこっちが恥ずかしいんだけど~。クラスのみんなドン引きじゃない。」

ダイヤ「そんな筈ありませんわ。わたくしのような普段は生真面目で面白みのない人間が、
ふと可愛らしいキャラを見せると萌えるとルビィに借りた本に書いてありました。ギャップ萌えと言うそうですわ。」

鞠莉「ダイヤちゃんって普段からかなり面白いわよ。」


260: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 02:02:27.08 ID:I88Etvcd

~2年生教室~

千歌「ってわけで、A-RISEと対決することになったんだ。」

梨子「へえ・・・A-RISEと・・・」

千歌「でも、私達には梨子ちゃんが作ってくれた曲があるから、きっと勝てるよ!」

梨子「そんな・・・大したものじゃないから・・・///」チョロ~ン

曜「今、9人でやるフォーメーション考えてるんだ。」

梨子「9人って、私はステージには・・・」

曜「分かってるって。9人ていうのは、私たちとにこちゃんのことだよ。」

梨子「あ、うん、そうだよね。」

曜「安心して。もう梨子ちゃんを強引に誘ったりはしないから。」

梨子「え。」

千歌「うん、今までごめんね梨子ちゃん。嫌がってるのにしつこく付きまとって。もう二度と梨子ちゃんにAqoursに入れなんて言わないよ。」

梨子「あ、うん・・・そう・・・・」

曜(ぷぷwwww効いてる効いてるwww)

千歌(にこちゃんの言ったとおりだねwwww)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

にこ「今後、その桜内って子にはわざとそっけない態度取ってみなさい。押してだめなら引いてみろ、よ。」


261: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 02:06:05.93 ID:I88Etvcd

千歌「梨子ちゃんが作ってくれた最初で最後の曲、大事に歌わせてもらうからね。」

梨子「え、最後って。」

千歌「何度も作曲クレクレ厨になったら悪いもんね。今回限りにするよ。」

梨子「いや、作曲くらいならこれからも協力しても・・・」

曜「いやいや、気にしないで。次からは私達で何とかするからさ。」

千歌「さ、練習の時間だね。行こう、曜ちゃん!」

曜「おう、よーそろー!それじゃ、梨子ちゃんバイバイ!」

千歌「ライブには『お客さん』として見に来てね~~!」

梨子「・・・・・・・・・。」


千歌(うわ~見てる見てるwww梨子ちゃんったら、捨てられた子犬みたいな目でこっち見てるよwwww)

曜(ふふふ、落ちるのも時間の問題だねwwww)


262: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 02:13:18.49 ID:I88Etvcd

ルビィ「みんなの衣装完成したよー!」

8人「わーぱちぱち!」

鞠莉「いいじゃないこれ、素敵だわ♪パパがイタリアで買ってきてくれるシャネルのドレスにも負けないかも~♪」

花丸(シャネルはフランスのブランドずら)

ルビィ「そんなあ・・・褒めすぎだよ鞠莉さん・・・」テレテレ

千歌「そんなことないよルビィちゃん!この衣装すっごく可愛いもん!」

にこ「そうね、十分及第点をやれる出来だわ。」

善子「この魅了の悪魔ヨハネの美貌を100万%引き出す見事な衣装だわ。」

花丸「可愛いずら」

曜「衣装もかわいい!ルビィちゃんもかわいい!」

果南「ルビィかわいいよ!」

鞠莉「ルビィちゃん可愛い!」

ダイヤ「ルビィ可愛いわ!」

8人「え?」

ダイヤ「・・・・・・(; ̄з ̄) ピュ~ 」


264: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 02:21:37.95 ID:I88Etvcd

花丸「歌詞、作ってみたずら。」

8人「わーぱちぱち!」

にこ「よし、この場で読んでみなさい。」

花丸「え、オラが読み上げるの?」

鞠莉「自作の詩をみんなの前で朗読とかどんな罰ゲームよそれ~」

にこ「黙れひよっこ!本番では大声でその詩を歌うのよ!この程度のことが出来んでどうするのよ!」

花丸「えと・・・じゃあ読みます。」

花丸「―――――――」

花丸「―――――――――」

花丸「――――――――――――」

にこ(・・・この歌は・・・・・・)


267: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 02:27:15.34 ID:I88Etvcd

にこ「よーし!いよいよライブは明日!最後の総仕上げよ!」

8人「はい!」

~~~~♪

~~~~~♪

~~~~~~♪

梨子「・・・」ジー


曜「千歌ちゃん、あそこ。梨子ちゃんが私達のこと見てるよ。」

千歌「ほんとだ。あれで隠れてるつもりかな?」

曜「結局、今回のライブには梨子ちゃんの加入は間に合わなかったね。」

千歌「そうだね。でも明日、私たちが最高のライブを梨子ちゃんに見せることが出来れば、きっと・・・」


268: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 02:31:28.72 ID:I88Etvcd

千歌(明日のライブに勝たないと、アイドル研究部は作れない。
部活じゃないサークルでも、アイドル活動は出来るかもしれないけど・・・ラブライブには出られない。)


千歌(穂乃果さん達との約束を果たすためにも・・・)

千歌(浦の星女学院の廃校を阻止するためにも・・・)

千歌(梨子ちゃんに私たちのことを認めてもらうためにも・・・)


千歌「うおおお!!!やるぞおお――――――――――!」

にこ「千歌うっさい!」


269: 名無しで叶える物語 2015/12/31(木) 02:38:31.56 ID:I88Etvcd

ツバサ「・・・・・・。」

英玲奈「Aqoursの動画を見ているのか、ツバサ」

ツバサ「ええ。かなりやるわよ、あの子たち。」

あんじゅ「ホントだ~。初めて1か月でこれ?ルックスもレベル高いわねえ。」

英玲奈「だが、今のところ公開している動画はすべてμ’sをコピーした『踊ってみた』だな。
オリジナルでどこまでやれるものか。私の見たところ、このメンバーの中に作曲のセンスを持つ者はいない。」

ツバサ「曲は他にそれ専門のメンバーがいるかもしれないわよ。」

英玲奈「まあな。」

ツバサ「そして、このメンバーを率いるのが矢澤にこ・・・」

あんじゅ「この町は私たちにとってアウェーだし~」

英玲奈「明日は手強い戦いになりそうだな。」

ツバサ「ええ、だからこそ・・・」



ツバサ「明日は、楽しくなりそうね――――――――――」


289: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 21:19:56.07 ID:eDXH9DEv

ザワザワ・・・

司会「みなさーん!大変長らくお待たせしましたーーー!!!
内浦町のど自慢大会スペシャルイベント、『Aqours』対『A-RISE』!間もなく開始します!」


わーわー!


梨子「わあ、結構人来てるんだなあ。この町、こんなに人がいたんだ・・・」

ドン!

「おう、姉ちゃん、痛いやないか!」

梨子「ご、ごめんなさい・・・」

「ごめんで済んだら警察いらんわい!お詫びにそのおっぱい揉ませてもらうで!」

梨子「い、いやああー!」

希「・・・なんてな。ウチやウチ。」

絵里「こんにちは。」

梨子「東條先輩、絢瀬先輩!」

梨子「どうしてここに・・・あ、そうか、矢澤先輩の応援に来たんですね。」

絵里「ええ。本人は『来るなー』って言ってたけどね。」

希「それにしても、まさかA-RISEも来てるとは思わんかったよ。」

梨子「大丈夫なんでしょうか、Aqoursは・・・初ライブでトップスターと対決なんて・・・」

希「んーまあ心配ないよ。にこっちのあきらめの悪さはμ’s一や。」


290: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 21:31:09.24 ID:eDXH9DEv

善子「あーん、間違えてみかんジュース買っちゃった!てゆーか、この自動販売機、全部みかんジュースじゃない!?ナニコレ?」

ダイヤ「このイベントは町の特産品の販促も兼ねてますもの。善子さん、貴女も沼津市民ならみかんが嫌いなどと言ってたらいけませんわ。」

ルビィ「あ、当たりが出てるよ!」

善子「ホントだわ!自動販売機のくじで初めて当たったの初めて!今日のヨハネはラッキーガールね!」

善子「って、またみかんジュースじゃない!」

曜「善子ちゃんは相変わらず不幸だなあ。なんか呪われてるんじゃないの。」

花丸「一度、うちのじーちゃんに御払いしてもらうずらか?」

善子「ああ、もう・・・こんなの2本もどうしろってのよ・・・」


291: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 21:34:21.86 ID:eDXH9DEv

英玲奈「不要なら、我々に売ってくれないか?」

あんじゅ「今日は暑いわね。喉乾いちゃった。」

ルビィ「A-RISE・・・!」


善子「・・・べつに、タダであげるわよ。堕天使ヨハネは人間と違って資本主義の鎖になど縛られないんだから。」

善子「はい。」

英玲奈「ありがとう。」

あんじゅ「うん、おいしいわね。この町のみかん。」ゴクゴク

ダイヤ「統堂英玲奈さんと優木あんじゅさんですわね。本日はよろしくお願いいたしますわ。」

英玲奈「ああ、お互いベストを尽くそう。」

鞠莉(この人たちにベストを尽くされたら勝ち目ないのよね~失敗しろ~失敗しろ~)


292: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 21:39:53.99 ID:eDXH9DEv

司会「それでは、綺羅さん、矢澤さん。本日はよろしくお願いします。」

にこ&ツバサ「はい。」

司会「勝敗は、本日この会場にいる全員の投票により決定します。一人一票で、すでに投票券は配布し終えてあります。」

司会「で、ステージを発表する順番ですが・・・両者で話し合って決めていただくか、合意が出来なければじゃんけんということで。」


ツバサ「にこさん、お好きな方をどうぞ」

にこ「か~、いちいち格の差を見せつけてくるわね・・・」

にこ(普通ならトリの方が有利だけど・・・今回は2グループだけのライブだから、観客への印象にはほとんど差はない・・・)

にこ(むしろ、A-RISE先攻で連中のムードを作られる方が嫌ね。うちのメンバーが萎縮しかねないし・・・)

にこ「Aqoursが先攻でお願いします。」

司会「わかりました。では10分後、Aqoursからスタートです。」


293: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 21:44:44.16 ID:eDXH9DEv

にこ「出るわよアンタら!準備はいいわね!」

ルビィ「は、はいいい・・・」

にこ(やっぱり、一番ビビってるのはこいつかあ・・・)

ルビィ(だ、だいじょうぶ・・・大丈夫・・・ルビィは出来る・・・失敗しないように・・・)

にこ「ルビィ」

ルビィ「は、はい。」

にこ「失敗しなさい。」

ルビィ「え、えええ・・・!?」

にこ「『失敗しないだけ』のステージなんかなんの魅力もないわ。アンタはまず、失敗して開き直りなさい。そこからよ。」

ルビィ「・・・・・・。」

にこ「花陽もね、始めたばっかの頃はほんとトロかったわ。何度もこけた。だからこそ、今は一流のアイドルになったのよ。」

ルビィ「花陽さんが・・・」

にこ「だから、アンタも、このステージ、全力で踊って、全力で失敗しなさい!」

ルビィ「はい!」


294: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 21:47:42.67 ID:eDXH9DEv

曜「ようし、やるぞお・・・A-RISEをぶっ潰してやる・・・!」

ダイヤ「勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ」ブツブツ

にこ(案の定、超攻撃型の二人は力みすぎだし・・・)

にこ「曜、ダイヤ!」

曜「はい!」

ダイヤ「はい。」

にこ「あんたらは気負いすぎよ。もっと気楽になりなさい」

ダイヤ「気楽になどなれませんわ。この戦いにどれほどのものが掛かっているか!
勝たなきゃゴミ・・・!クズ・・・!勝たなければ・・・!勝たなければ・・・!」

ペシッ

にこ「だから~、それがだめなんだって。今のあんたらみたいな野獣の眼光した奴らを、観客が応援してくれるわけないでしょ?」

ダイヤ「・・・・・・。」

にこ「あのね、観客のみんなは今日、このステージを楽しみに来てるの。なのに、肝心のあんた達がステージを楽しんでなくてどうするのよ?」

曜「ステージを楽しむ・・・」

にこ「アイドルはね、笑顔を見せる仕事じゃない。みんなを笑顔にする仕事なの。そのために歌いなさい!」

曜&ダイヤ「はい!」


295: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 21:51:43.87 ID:eDXH9DEv

千歌「・・・・・・。」

鞠莉「千歌ちゃんさっきから喋らないわね~緊張してるのかしら?」

果南「千歌、あんた大丈夫?」

千歌「・・・・・・・。」

花丸「千歌ちゃん?」

千歌「・・・うん大丈夫。」

千歌「ワクワクして、たまらなかったんだ。」

千歌「μ’sに憧れて、スクールアイドルを初めて、3か月・・・。初めてのライブ。」

千歌「すっごく楽しみだよ!」


にこ(ふふっ、こいつにはアドバイスの必要なさそうね。)


296: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 21:58:22.58 ID:eDXH9DEv

司会「お待たせしました!ただ今よりライブスタートです!まずはAqoursから!」


梨子「Aqoursが先かあ。楽しみですね。」

希(こういう時の先攻って、だいたい敗北フラグやん。にこっち大丈夫かなあ。)

絵里「おっと。みんなに生中継で見せる約束だったわね。スマホの準備しないと。」

梨子「生中継・・・見せる人たちって、もしかして・・・」





千歌「みなさん、こんにちは!Aqoursです!」

8人「こんにちわー!」


観客A「おおう、千歌っちじゃあー!」

観客B「高海旅館の末っ子かあ・・・今日はキレ―な服着とるのお。」

観客C「おう、黒澤さんとこのルビィちゃんじゃ。相変わらずめんこいのお。ペロペロしたいのお」

観客D「わしゃーダイヤちゃんに踏んでほしいのお」

観客E「わしゃ曜ちゃんにはさんでほしいのお」

観客F「果南ちゃんじゃあー」


ツバサ(うーん、想像してた以上にアウェー感があるわね・・・)


298: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:02:45.71 ID:eDXH9DEv

千歌「聞いてください、私たちの歌。」


千歌「『Step! Zero to One』!!!」




~~~~~~~~~♪

~~~~~~~♪



梨子(え・・・?)

絵里(これは・・・)

希(なんやて!?)


300: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:07:07.89 ID:eDXH9DEv

千歌&果南&ダイヤ&鞠莉&曜&ルビィ&花丸&善子

「 冒険に出るんだ 最初は1人 」♪


 「 やがてみんなと巡り会えるかも 」


♪ 「 ゼロから一歩は勇気が必要  変わりたいStep All Right!!! 」 ♪









梨子(矢澤先輩が・・・歌ってない・・・)

希(てゆーか、にこっちが一番後ろに・・・あれじゃバックダンサーやん)

絵里(そういうことか・・・)


301: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:11:49.02 ID:eDXH9DEv

~~~~~~~~~~~~~~~~~

~ 3週間前 ~

8人「にこちゃんが歌わない!?」

にこ「ええ、ダンスでも前に出ないわ。まあ、バックダンサーみたいな役目ね。」

千歌「どうして・・・?」

にこ「今回の歌詞をよく読んで、そうするのが一番いいと思ったからよ。」

花丸「お、オラの歌詞、どこかまずかった?」

にこ「違うわ。あんたの歌詞は凄くいい。けど、これはアンタたちの詩よ。
これからアイドルとしての一歩を踏み出す、あんた達のための歌。私には、もうこの歌は歌えない。」

曜「だから、前に出ずバックダンサーに?けど・・・」

果南「にこちゃん抜きで、私達だけで初ライブなんて・・・」

にこ「できるわ。」

にこ「あんた達なら、きっとできる。」


302: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:14:14.91 ID:eDXH9DEv

      , .. .    +      。         ’‘        :: . ..      ::::
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 ’‘     +   ,..       . ..; ',   ,:‘         :::::::’’  。...::::’’
:::::  :                                     +  :::
 悩みの種の葉っぱ育った   摘んでしまえ、そんなの!

  もっと素敵な種を蒔きましょう  夢鳴るような
,:‘.    ..::..           。            ...         .....
           + , .. .              +          ’。  .......
  ,   ,:‘.   ..           .   . .... ..   ..; ', . . :::  ' ,:‘.
 街を歩けば季節の音が誘いをかけてくる

  足がかってに新しいstep 君のもとへ
                            ,   ,:‘.         ....
,:‘. 。   .. . .                                 , .. .
 :::::::’’  。...::::’’                    ,   ,:‘.        ..’
......                              ’‘  .......       ::::::
      ..:::                           。   .. . . :::  ' ,:‘.
  刺激を求めながら不安を数える矛盾だね  ah!もやもやの心
; ', . . : ,:‘.                              ,:‘. 。   ..
                                      ,:‘. 。   ..
 ,:‘.  .                               . ..   ..; ', . .
      どうやったらすっきりするのかなって教えて――――――――
...     ::                              . ..   ..; ', . .
 :::::                                  ...::..    ......
 ,   ,:‘.                       ,:‘. 。   ..    。...::::


303: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:18:55.62 ID:eDXH9DEv

希(あえてにこっちじゃなく、Aqoursを前面に出す・・・)

絵里(地元の強みを最大限に生かすフォーメーションね。)

梨子(けど・・・一番うまい矢澤先輩を前に出さないなんて、
こんな奇策でA-RISEに対抗できるの・・・?)

























穂乃果「ううん、奇策じゃないね―――――」


305: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:28:01.83 ID:eDXH9DEv

海未「ええ、これは奇策などといった苦し紛れではありません。」


真姫「なぜならAqoursには、にこちゃんの代わりにセンターを務められる人間がいるのだから。」


凛「高海千歌、にゃ。」


ことり「この子の力を信頼して、にこちゃんは裏方に回った。」


花陽「さあ、千歌ちゃん。そしてAqoursのみなさん。私達に見せてください。」


穂乃果「あなた達のパフォーマンスを――――――――――」





穂乃果「って、ああ!ブレてるブレてる!絵里ちゃん、ステージ映ってないよ!?」


306: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:36:23.59 ID:eDXH9DEv

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

  変われそうで変われない時だって  感じてるから

   今度こそ今度こそ   ゼロからイチの扉を開けよう

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;


穂乃果(上手い・・・!)

花陽(あの時より、はるかに上達してる・・・凄いよ千歌ちゃん!)


307: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:38:50.54 ID:eDXH9DEv

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

 変わりたいときなんだ

    多分この先の未来は謎のままだね

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;


花陽(それに、この歌・・・今度こそ『あなたたちの歌』だよ、千歌ちゃん)

海未(作詞は国木田花丸・・・あの小さい子ですか)

真姫(作曲は・・・)

真姫「ヴェエエエエエエエエエエ!!?」

海未「なんですか、うるさいですよ真姫」

真姫「作曲者が・・・桜内梨子、だって・・・」

凛「桜内さん!?」

花陽「そういえば、桜内さんは静岡に転校するって言ってたけど・・・」

真姫(桜内さん・・・貴女にこんな曲が作れたなんて・・・。聞いてないわよ・・・!)


308: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:44:49.72 ID:eDXH9DEv

   ゚  .    。            ゜    +   ゜      。     。    ゚  。    ゚

  Zero to One, Zero to One, Zero to One Step!

     Zero to One Steppin'my heart!

。   ' o ゜                    ゜    +.      ;/    ゜         。   '


凛(高い―――!)

海未(この巨乳、凛と同じくらい跳びましたね・・・)

凛(渡辺・・・曜・・・)

凛(なんかかよちんに似てるにゃ。)


309: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:50:51.50 ID:eDXH9DEv

,:‘. 。   .. . .                                 , .. .

  迷えどハナは朝のひかりを   待ち望むよ、咲くよ!

 :::::::’’  。...::::’’              ,   ,:‘.        ..’


ルビィ(次はルビィのパートだ・・・失敗を怖がらず、思いっきり・・・!)



絵里(あの赤髪の子・・・危なっかしいわね。)

希(ん?)

絵里(さっきから足下が不安定だわ。このままだと・・・)





ツルッ!


ルビィ(あっ!)

ダイヤ(ルビィ!?)

ルビィ(ああ・・・やっぱりこけちゃったあ・・・)


どたーーーん!


311: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:54:09.99 ID:eDXH9DEv

    ガシッ!
                     , -/`ヽ
                        _/,   ー' ⌒>― 、
                  //    ′      人|              _,.  -‐..::::´
                〈_,./     , ――<  `丶、   __  -r へ:::::::::::::::::::::::::
                / |     /_,ノ _       丶.ヘ、  \::::::ヽ  ヽ:::::::::::::::::::
                  `て}   ヽ--‐'´   }ヽ、      `~ヽ、  ヽ:::::::',   ,:::::::::::::::::
                 〈|         八:::\_         ',    ',::::::',  ':::::::::::::::::
                   〉          /               l    ':::::::!  !::::::::::::::::
                 /       / 丶.. _     _,,. --|     |::::::|  |::::::::::::::::
              ,  ´        ノ´         ̄ ̄   V/,|     |::::::| __,ノ_;;::: -‐
    /` 丶、_,,.    ´           /               ヽ.|    ノ_/´
 ̄ ̄´    \           /                   ̄ ̄
`ヽ、       ヽ        /
   \     il   }       /








ぐるん!




ルビィ(!?)


312: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 22:57:32.31 ID:eDXH9DEv

にこ「だから綺麗なハナになりましょうか♪夢見るような♪」



ルビィ(にこちゃん!)

にこ(オーケーよ、ルビィ。アンタは今、ひとつ壁を超えた。)



ウオオオオオオオオオオオ!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!



梨子(矢澤先輩・・・倒れたルビィちゃんを一瞬で抱え上げて復帰させた・・・!)

希(アクシデントを逆に利用して、パフォーマンスに変えたやん。)

絵里(さすがにこね。)


314: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:04:15.63 ID:eDXH9DEv

生徒A「いま・・・すっごい速さだったよね、矢澤にこさん。」

生徒B「そりゃあ元μ’sだもん。伝説のアイドルの一人だよ。」

生徒C「でもさ、その矢澤さんと一緒に踊ってるうちらのクラスメイトも・・・」

生徒D「うん、すごいよね・・・」





      , .. .    +      。         ’‘        :: . ..      ::::
,   ,:‘.          。             +   ,..
 ’‘     +   ,..       . ..; ',   ,:‘         :::::::’’  。...::::’’
:::::  :                                     +  :::

 夢見るような 明日へ急ぎながら、今を楽しく過ごしたい

  ah!ふわふわの心 どうやったらしっかりするのかなって教えて

 :::::::’’  。...::::’’                    ,   ,:‘.        ..’
......                              ’‘  .......       ::::::



ことり(それにしても、かわいい衣装だなあ・・・ことりもこんなの作ってみたいよお・・・)


315: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:07:58.72 ID:eDXH9DEv

., ...:.. ,.. .. . ..,...::,,::.:;:;;:..:;:.;:;;:,.,,,:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;


 動きそうで 動かない時だって

  開き直って 今度こそ今度こそ

   ゼロからイチの 段差を超えよう!

::.,.;:;..,:.:;;:,,.;.;::;:;;:;;:,;,,;:;:;;;;;;;;;;;;;;,;,;;;;;;;;;; ,.. .. . ..,...




観客A(ええのお~ええ歌じゃのお~)

観客B(わしらの町にも、『あいどる』ちゅーのがおったんじゃのお~)

生徒A「みんな~がんばって―――!!!」

生徒B「かっこいいよーーー!!!」

校長(ここまでの舞台を披露してくださるとは思わなかったですよ、みなさん・・・)


316: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:11:25.48 ID:eDXH9DEv

9人「ありがとうございました!!!」


パチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパパチパチ!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!




梨子「凄い!凄いよ、千歌ちゃん、曜ちゃん!」パチパチパチ

希「どや、絵里ち、感想は?」

絵里「うん・・・90点ね。」

希「あら、100点やないん?ケチやね。」

絵里「まだまだ粗削りよ。それに、このAqoursはまだ未完成だわ。」

梨子「未完成?」

絵里「大切な最後のピースが埋まっていない。そんな気がするわ。」

希「そやねえ。最後のその欠片は、にこっちじゃ埋められない。あそこにいるべき人間が、一人足りへんのかもしれんね。」

梨子「東條先輩・・・」


318: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:18:49.81 ID:eDXH9DEv

希「桜内さんもAqoursに誘われてたんやろ?なんで入らなかったん?」

梨子「・・・千歌ちゃん達は勘違いしてるんですよ。」

希「勘違い?」

梨子「私が音ノ木坂の転校生で、μ’sとクラスメイトだったからって、私のことまで凄いと思い込んでるんです。」

梨子「同じクラスっていっても、μ’sの3人は学校中の人気者。
私は友達もいなくて、放課後はいつも独りぼっちで、
ピアノを弾いていたような地味な子なんです。西木野さんみたいな人とは違う。」


希&絵里「・・・・・・・・・」

希&絵里「ぶはwwwwwww」

梨子「え?な、何がおかしいんですか?」

希「だってwww」

絵里「ぼっちでピアノ弾いてるって、それ、真姫がまさにそうだったからよw」

梨子「ええ!?」

希「入学してから一か月くらいの間やと思うけどね。桜内さんだって覚えてるんやない?」

梨子「・・・・・・。」


320: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:25:58.89 ID:eDXH9DEv

梨子(そうだ・・・音ノ木坂に入学してすぐの頃は・・・よく音楽室で西木野さんを見たような・・・)

梨子(・・・放課後に音楽室をのぞいて・・・西木野さんがいるときは、私はそのまま帰ったんだ・・・)

梨子(きっと、私が音楽室を使ってる日は西木野さんもそうしてたんだよね・・・)


梨子「そう、あの頃は、私と西木野さんが半分半分で音楽室を使ってたんです。
5月くらいになったら西木野さんは音楽室に来なくなったから、すっかり忘れてました。」

希「それは、真姫ちゃんがμ’sに入ったからやね。放課後は屋上で練習するようになったんや。」

絵里「真姫がひとりでピアノを弾いてるところを穂乃果が見つけて、強引に勧誘したのよね。」

梨子「そうだったんですか・・・」


梨子「もし・・・」

梨子「もし音楽室で高坂先輩と会っていたのが私だったら、私がμ’sに入っていたんでしょうか。」

希「それはないな~」

絵里「ないわね。」

梨子「あう」


322: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:35:59.04 ID:eDXH9DEv

絵里「μ’sの9人には、誰一人代わりなんていないわ。
真姫がいてこそμ’sだし、真姫がいなければμ’sじゃない。」

希「真姫ちゃんが穂乃果ちゃんと出会うのは運命だったんよ。」

梨子「・・・そうですよね。すみません、変なこと言ってしまって。」

希「そして、桜内さんが穂乃果ちゃんと出会わなかったのも、また運命や。」

梨子「え?」

希「この内浦で、Aqoursと出会うために。そのために、貴女はμ’sとは出会わなかった。」

希「カードがうちに、そう告げている。」ピッ

梨子「そのカードは・・・」

希「μ’sを示すカードは『星』やった。その意味は『夢が叶う』。」

希「このAqoursは・・・・・・」



梨子「『太陽』・・・」

希「その意味は、『輝く未来』」


323: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:44:29.40 ID:eDXH9DEv

穂乃果「いやーよかったよー!感動しちゃった!」パチパチパチ

海未「はしゃぎすぎですよ、穂乃果」

花陽「でも、本当にいいステージだったよ。みんな・・・」グスン

凛「絵里ちゃんの生中継に感謝にゃ」


穂乃果「この次はツバサさん達のステージかあ・・・そっちも楽しみ。」

真姫「これ、A-RISEと対決するんでしょ?どっちが勝つと思う?」

海未「普通に考えればA-RISEでしょうけど、Aqoursには地元の強みがありますからね。」

ことり「花陽ちゃんはどう思う?」


花陽「確実にA-RISEです。」キリッ


324: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:49:31.26 ID:eDXH9DEv

真姫「厳しいわね花陽・・・Aqoursはあなたの友達でしょ・・・」

凛「ドルオタモードに入ったかよちんは私情に流されないにゃ。」

花陽「地の利をAqoursがおさえているといっても、それはA-RISEも十分承知の事。
必ずそれを凌駕するパフォーマンスを披露してくるでしょう。」

花陽「よっぽどの不運に見舞われない限り、A-RISEが遅れを取ることはないと思うよ。」

ことり「じゃあ、Aqoursは負けちゃうのか~」

凛「まーこれは別にラブライブの予選でもないし、凛たちみたいに廃校がかかってるわけじゃないし、気にすることないにゃ。」


穂乃果(うーん・・・惜しいなあ・・・)

穂乃果(このAqoursが完全だったら、勝負は分からなかったのに・・・)


325: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:52:20.19 ID:eDXH9DEv

観客A「千歌っちーーーー!果南ちゃーーーん!曜ちゃーーーーん!」

観客B「ダイヤちゃ―――ん!ルビィちゃ―――ん!」

観客C「マルちゃ――ん!鞠莉ちゃーーん!善子ーーーー!」

観客D「にこにーーーーーーーーーーー!!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!



パチパチパチ
ツバサ「いいステージだったわよAqours。」

ツバサ「今日はここにきて本当によかった。こんなに心が沸き立つのは久しぶり・・・」

ツバサ「素晴らしい曲、素晴らしいステージ、素晴らしいアイドル達・・・・・・」


ゴゴゴ…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!



ツバサ「そのすべてを凌駕して、私たちが勝つ!!!」


326: 名無しで叶える物語 2016/01/02(土) 23:56:14.08 ID:eDXH9DEv

ツバサ「・・・はずだったんだけどなあ・・・。」


ツバサ「ねえ、二人とも大丈夫?」

あんじゅ「・・・大丈夫じゃ・・・ない・・・」ピーゴロロ

英玲奈「は、腹が・・・痛い・・・」ピーゴロロ

ツバサ「いったい、どうしたのよ急に・・・」

あんじゅ「Aqoursの子から貰ったジュースを飲んだら・・・急にお腹が・・・」

ツバサ「・・・これ、消費期限切れてるじゃない。」

英玲奈「そうだったのか・・・」

ツバサ「もしかして、謀られた?」

英玲奈「まさか・・・ジュースを譲ってくれと言ったのは私達だぞ・・・」

あんじゅ「でも、なんかあの時・・・ジュースと一緒に厄というか、不運の塊のようなものを移された気がする・・・」

ツバサ「で、もう私たちのステージ始まるんだけど・・・出れる?」

あんじゅ&英玲奈「無理!」


ツバサ「はあ・・・やれやれ。直前でこんなアクシデントに見舞われるなんてね。」

ツバサ「ま、仕方ないか。」

ツバサ「私が3人分踊ってくるわ――――――」


327: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:00:07.96 ID:TjE9fVFi

~~~~~~~~~♪

~~~~~~♪

ツバサ「ありがとうございました!」


ウオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!


曜「うそお・・・」

果南「あれ、ほんとうに全部アドリブなの?」

ルビィ「そのはず・・・なんだけど・・・」

鞠莉「飛車角落として、まだハンデ足りないっていうのお~?」


にこ(ヤバイヤバイヤバイ!!!)

にこ(あんじゅ・英玲奈がアクシデントで欠場するって聞いた時は、確実に勝ったと思ったのに・・・
ぶっつけのアドリブでソロに変更して、ここまで仕上げて来るなんて・・・!)


ヤッパA-RISEダナー
イヤAqoursダロー

にこ(会場の評判は半々・・・これ、相当競るわよ・・・!)


司会「それでは、ただ今より投票に移ります!
お手元の投票券で、AqoursかA-RISE、いずれかのグループを選んで投票してください!」


328: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:04:46.74 ID:TjE9fVFi

司会「会場の皆さん、投票は終わりましたかー?まだ投票していない方はいませんねー?」

千歌「いよいよだね。」

ルビィ「あうう・・・ドキドキだよお・・・」

花丸「神さま仏さま・・・どうかオラたちを勝たせてください・・・」

司会「それでは投票を締め切り・・・」

ツバサ「待ってください」

司会「はい?何ですか、綺羅さん。」

ツバサ「規定では、今日この会場にいる全ての人間に投票権があるとのことですよね?」

司会「はあ・・・そうですが。」

ツバサ「じゃ、私も投票します。はい。」


329: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:07:23.11 ID:TjE9fVFi

千歌「えええーーーーーー!何それ!?ズルい!!!」

曜「じゃあ私達だって自分に投票しちゃうもんね!」

果南「無理だよ。投票券の配布はもう終わってる。」

千歌「ひ、卑劣な投票だ・・・」


司会「おい・・・どうする?」ゴニョゴニョ

役員「まあ、一票くらいいいんじゃね」ゴニョゴニョ


司会「えー、ではこの綺羅さんの票を持って、投票を締め切ります!」

司会「それでは、開票いたします!」


トウヒョウバコ ズサー


330: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:11:20.75 ID:TjE9fVFi

司会「えーまず一票目・・・『A-RISE』」

司会「二票目・・・『A-RISE』」

司会「『A-RISE』」

千歌「あ、あああ・・・」

果南「まずい・・・かも・・・」



司会「『Aqours』」

司会「次も『Aqours』・・・」

曜「やったーーーー!」



司会「『Aqours』」

司会「『Aqours』」

善子「きゃはっ!いい感じ!」

鞠莉「そのまま、そのまま♪」



司会「『A-RISE』」

司会「『A-RISE』」

ダイヤ「くっ・・・」


331: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:14:19.80 ID:TjE9fVFi

司会「『Aqours』」

司会「『A-RISE』」


梨子「接戦ですね・・・」

絵里「希、占いではどっちが勝つって出てる?」

希「うーん・・・わからんわあ・・・」


333: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:16:58.74 ID:TjE9fVFi

司会「『Aqours』」

司会「『A-RISE』」


役員A「おいおい、これ、マジで引き分けもあるんじゃないか?」

役員B「いや、投票数は全部で335票で奇数だから必ず決着はつく。」


335: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:19:48.61 ID:TjE9fVFi

Aqours:167票

A-RISE:167票


千歌「うわあ・・・とうとうここまで来ちゃったよ・・・」

果南「残るは一票・・・」


336: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:22:55.68 ID:TjE9fVFi

司会「え~・・・最後の一票を開票します・・・」

みんな(ドキドキドキドキ)


司会「最後の一票は・・・」

















 『Aqours』












司会「『Aqours』です!勝ったのは『Aqours』!!!」


337: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:26:02.54 ID:TjE9fVFi

8人「やったああああああああああああああ!!!」


千歌「勝った!私達の勝ちだよ!!!」

果南「信じられない・・・」

曜「けど、夢じゃないよね!」

ダイヤ「ふっ・・・当然の結果ですわ。」

鞠莉「とか言って、ダイヤちゃん顔が緩んでるわよお~♪」

善子「ぶえ・・・ぶええええーーーん!よかったーーー!」

花丸「善子ちゃん、泣くことないずら・・・ぐすぐす・・・」

善子「マルだって泣いてるじゃない・・・うわーーん!」

千歌「これで、アイドル研究部が作れる!ラブライブを目指せるんだ!」

ルビィ「にこちゃんのおかげだよお!ありがとう、にこちゃん!」


ルビィ「・・・あれ?にこちゃんは?」


338: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:30:10.12 ID:TjE9fVFi

ツバサ「ご期待に応えることが出来ず、申し訳ありません。」

「と、とんでもない!会場の飲み物に消費期限切れが混入していたのは、完全に我々の手落ちです!」

「優木さんと統堂さんには、なんとお詫びしてよいか・・・」

「お二人は大丈夫ですか?よろしければ救急車をお呼びしますが」

ツバサ「いえ、ただの下ピーですから、すこし経てば回復すると思います。
周りが騒ぐとあの二人にとって恥ずかしいでしょうから、どうかそっとしておいてやってください。」

「そうですな・・・では、これで失礼します。」




ツバサ「ふう・・・」


にこ「やっ」

ツバサ「あら、にこさん。勝利おめでとう。これで高校時代に続いて貴女には2連敗ね。」

にこ「あの投票箱・・・」

ツバサ「ん?」

にこ「投票が終わった後、シャッフルもせずに箱をひっくり返して開票してたわよね。」

ツバサ「そうね。」

にこ「ってことは、投票箱の上にあった票は開票時には下になる。あとから投票された票ほど、あとから開票されることになる。」

ツバサ「ええ。」

にこ「一番最後に開票された『Aqours』の票は、アンタが入れたんじゃない?」

ツバサ「・・・・・・・・・。」


339: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:35:09.55 ID:TjE9fVFi

にこ「敵に塩を送ったの?」

ツバサ「この町にとって一番いい方法を選んだだけよ。」

にこ「?」

ツバサ「今回のコンペで勝ったグループは、後々この内浦のキャンペーンガールとして起用されていくことになるでしょ?」

にこ「ええ。」

ツバサ「けど、私達A-RISEはこれから芸能界を頂点まで駆け上がる。
必然、ギャラの値段も跳ね上がるわ。それは、後々この町の自治体にとって大きな負担になるでしょう。」

ツバサ「半面、Aqoursはスクールアイドルだから格安で起用できる。
と、いうより彼女たちがスクールアイドルとして存在しているだけで、この内浦の大きなイメージアップに繋がるわ。」

ツバサ「私は、この町の人たちが一番笑顔になれる選択をしたまでよ。」

ツバサ「けど、勘違いしないでね。貴女達があまり不甲斐ないようなら、当然譲る気なんかなかったわ。
そもそも、どっちにしろ私が入れたのは一票だけなんだから。そこまで競り合ったのは紛れもなくあなたたちの実力。」


にこ「・・・一応、お礼を言っとくわ。」

にこ「じゃあね。」

ツバサ「また、どこかで勝負しましょうね。にこさん。」

にこ「二度とごめんよ、化け物め。」


340: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:40:30.72 ID:TjE9fVFi

絵里「さ、それじゃあ私達はこれで失礼するわ。」

梨子「え?矢澤先輩に会っていかないんですか?」

希「まー元から来るな来るなって言われてたからなあ」

絵里「あの子達のために自らバックダンサーを引き受ける優しいお姉ちゃ~ん・・・な所を見られたくなかったんでしょ。」

希「まあ、きっちり録画してるんやけどね。」

希「それより桜内さん、貴女こそ行かなくていいん?」

絵里「そうよ。Aqoursの皆に、言うべきことがあるんじゃない?」

梨子「・・・・・・。」


341: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:45:44.60 ID:TjE9fVFi

千歌「ええええええええ!?にこちゃん、もう帰っちゃうの!?」

にこ「そうよ。もうイベントは終わったしね。」

曜「いくら何でも早すぎるよ。まだ打ち上げもしてないのに・・・」

ダイヤ「そうですわ。せめて今日くらいは滞在して行っていただきたいわ。」

にこ「あいにくと、弱小事務所の駆け出しアイドルには予算も時間も限られててね。」

鞠莉「μ’sはいっつも忙しなく帰っちゃうんだから~」

にこ(これ以上なれあうと情が移っちゃうでしょ・・・)

ルビィ「にこちゃあん・・・」

にこ「よし、荷造り終わりっと。じゃあね、あんたら。元気でやんなさい。」



千歌「にこちゃん!」

にこ「ん?」

千歌「今回の仕事は終わりでも、にこちゃんはずっと私たちのコーチだよね!?」

にこ「はあ?なに寝ぼけたこと言ってんの。」

千歌「え~・・・」


342: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:50:58.77 ID:TjE9fVFi

にこ「忘れたの?私は元μ’sのメンバー。音ノ木坂学院の卒業生。
あんた達が倒そうと思っている、穂乃果達の側の人間なのよ。」

8人「!」

にこ「なれ合いは今回限りよ。」

にこ「これから先は、私とあんた達は敵同士になる・・・!」


千歌「にこちゃん・・・」

にこ「千歌、あんたは春休みに私たちに向かって何て言ったっけ?あの時の言葉は嘘だった?」

千歌「そんなこと、ない・・・!」

にこ「じゃあ、もう一回聞かせてもらうわ。あんた達の目標は?」

8人「ラブライブ優勝です!」


にこ「なら来年、必ず本戦に勝ち進んできなさい。」



にこ「そうすれば、私達はまた会える ――――――――――――」


343: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:56:13.55 ID:TjE9fVFi

梨子「・・・。」

にこ「ああ、アンタが桜内さんね。」

梨子「矢澤先輩・・・」

にこ「あいつら、まだ控室にいるわ。行ってあげなさい。」

にこ「Aqoursに欠けた最後の1ピース。それを埋められるのは私じゃない。」

梨子「ありがとうございます!」ダダダッ



にこ(海未、ことり。)

にこ(真姫、凛、花陽。)

にこ(穂乃果。)

にこ(手強いわよ、Aqoursは・・・)

にこ(まあ、あんただったらこう言うでしょうね。『だからこそ・・・)


344: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 00:59:49.83 ID:TjE9fVFi

穂乃果「今年も、楽しくなりそうだね。」


海未「ええ、ぜひ本戦で競い合いたいものです。」

花陽「私もまた、みんなと会いたいなあ・・・」

真姫「桜内さん・・・本戦で会えたら、話してみたいわ」

凛「コミュ障の真姫ちゃんが話してみたいって・・・病気かにゃ?」

真姫「うっさい!凛!」

穂乃果「まあ、その前に、私たちが予選通過しないとね。」

花陽「その通りだよ。今年のUTXの新チームも、相当強力だって噂だし。」

ことり「それ以前に、今年はラブライブへのエントリー枠を賭けた校内選抜があるからね。亜里沙ちゃんと雪穂ちゃんに、まず勝たないと。」

海未「というわけで、さっそく特訓です!うさぎ跳び100回から!」

5人「ぎゃーーーー!」


345: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 01:03:35.23 ID:TjE9fVFi

梨子「みなさん!」

8人「!」

千歌「梨子ちゃん・・・」

曜「梨子ちゃん、どうしたの?」

梨子「あ、あの・・・入れてください・・・」

千歌「え?」

梨子「私を、Aqoursに、入れてください!!!」




梨子「・・・・・・。」

梨子「・・・・・・ダメ、ですか・・・?」

千歌「そんなことない・・・待ってたよ。梨子ちゃん。」

梨子「千歌ちゃん・・・」

曜「うん、私もずっと待ってた。」

梨子「曜ちゃん・・・」

花丸「オラも、桜内さんが入ってくれたら嬉しいずら。」

ダイヤ「わたくし以外に常識人が増えてくれて助かりますわ。」

果南「おい。」

梨子「みなさん・・・よろしくお願いします!」

8人「ようこそ、Aqoursへ!」


346: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 01:06:15.78 ID:TjE9fVFi

果南「じゃ、とりあえずみんなで打ち上げに行こうか。」

千歌「そうだね、ちょうど9人で予約してあるし。」

梨子「え、私も行ってもいいんですか?」

鞠莉「もちろんよお♪桜内さんの曲のおかげで勝てたんだし♪」

花丸「お祝いしたら、後はぐっすり眠りたいずら。」

ダイヤ「明日になったら、みんなで校長先生のところに行きましょうか。」

ルビィ「アイドル研究部の許可を貰わないとね。」

善子「いよいよ、ヨハネたちの伝説が開幕するのね。」

千歌「私たちの夢、ラブライブ優勝に向けて・・・」

曜「抜錨!直進!よーそろーー!」



Aqours「おーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」




~ おわり ~


347: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 01:08:37.76 ID:/G/q5w6V

おつ、よかった


348: 名無しで叶える物語 2016/01/03(日) 01:18:50.10 ID:GpKPU61c

おつ
よかったけど……なんか違う
ミューズとアクアはやっぱあんま絡ませすぎると微妙なんかなとおもた




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