1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/07/25(木) 22:02:06.49 ID:MYAISNOc0
アニ「悪いね、こんな時間まで付き合ってもらっちゃって」
アルミン「ううん、全然問題ないよ、それよりもアニの課題が終わってよかったよ」
アニ「アルミンのおかげだよ、ありがとう」
アルミン「エヘヘ…アニがそんなこと言うなんて珍しいね」
アニ「? そうかい?」
アルミン「あ、僕ちょっとトイレ行ってくるね」
アニ「あぁ、分かったよ」
アニ「……ふぅ」
アニ(アルミンも只の軟弱かと思ったら、案外……ん?)
ダッダッダッダッ
アルミン「うわああああ! もう外真っ暗じゃないかぁぁ!!」ダキッ
アニ「!?」
アニ「えっ、な… アルミン… どうしたんだい!?」
アルミン「暗いのこわいよおおぉ!」ギュー
3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/25(木) 22:05:05.02 ID:MYAISNOc0
アニ「……」
アルミン「うぅ……」ギュー
アニ「……これは…何かい、朝までこうしてればいいのかい?」
アルミン「ごめんね、アニ……」ギュー
アニ「……本気かい?」
アルミン「………」ギュー
4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/25(木) 22:09:22.32 ID:MYAISNOc0
アニ「……別に良いんだけどさ、前から抱きつかれると……」
アルミン「……?」ムギュー
アニ「………まぁ、いいや」
アルミン「ごめんね、ごめんね」ムギュムギュ
アニ(……わざとじゃないだろうね)
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/25(木) 22:14:29.65 ID:MYAISNOc0
アニ「それにしても、いつまでもこうしてるわけには行かないだろ」
アルミン「何…?」ムギュ
アニ「帰るんだよ」
アルミン「えっ…えぇ!?」
アニ「……付いててあげるから、さっさと帰るよ」
アルミン「う、うん…」
アニ「離れてくれないと歩けないんだけど?」
アルミン「あっ…うん……」
アルミン「……手繋いでてもいい?」ギュッ
アニ「………はぁ」
アニ「じゃあ、明かり消すからね」
アルミン「う、うん…!」ギュウゥ
アニ「……痛いんだけど」
アルミン「あ、ごゴメン!」パッ
アルミン「あっ」ギュ
アニ「……」
アニ「暗いから気をつけなよ」
アルミン(アニって、普段ツンツンしてるのに、今日はなんだか優しいなぁ)
アニ「聞いてるのかい?」イラッ
アルミン「う、うん」
アニ「行くよ」
アルミン「アニ、そういえば、あの……その……」
アニ「…何だい」イライラ
アルミン「……トイレ」
アニ「」
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/25(木) 22:32:01.51 ID:MYAISNOc0
アニ「もう行ってくればいいじゃないか」
アルミン「やだっ 怖いよぉ…」
アニ「…待っててやるからさ」
アルミン「……付いてきて?」
アニ「……」
アニ「男子トイレに入るのはヤだよ私」
アルミン「えぇっ!?」
アニ「ここで待っててやるから早くシなよ」
アルミン「本当に、本当に待っててよ!?」ギュウ
アニ「いいから早く済ませなよ」
アルミン「どこも行かないでね!?約束だよ!?」ギュウ
アニ「いい加減に手を…」イラッ
アルミン「アニぃ……」ウルッ
アニ「……」
14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/25(木) 22:41:46.45 ID:MYAISNOc0
アニ「こっちならいいよ」
アルミン「じょ、女子トイレ……?」
アニ「ホラ、早く」グイッ
アルミン「だ、駄目だよ!女子トイレなんて!」
アニ「…じゃあもう好きにしなよ」ペイッ
アルミン「あっ、やだ!待って!」ガバッ
アニ「!?」
アルミン「アニ!一人にしないでぇ!」ムギュムギュモミモミ
アニ「あ、アンタ! いい加減に…あっ」
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/25(木) 22:49:21.30 ID:MYAISNOc0
アニ「………~~///」
アルミン「…アニ?」ムギュウ
アニ「…」ドンッ
アルミン「あうっ」
アニ「」ダッ
アルミン「あっ…待って!アニ!待ってぇ!」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/25(木) 23:26:10.02 ID:MYAISNOc0
アルミン「アニッ!」ドンッ
アニ「ッ!?」ドサッ
アルミン「はぁ、はぁ、アニ…」
アニ「………どいてくれるかい?」
アルミン「あ、ごめ…」
ガタンッ
アルミン「うわぁ!?」ギュムッ
アニ「あっ!」
アルミン「何か音がしたよぉ!?」グリグリ
アニ「この、いい加減に……」
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/26(金) 00:09:09.06 ID:wKEuqQay0
アニ「!」ピクッ
アルミン「……アニ?」
アニ「な、なんでもないよ、さっさと降りな」プルプル
アニ(ヤバッ…お腹に乗られたせいで……)
アルミン「ご、ごめん」
アニ(早く…トイレ……)
アルミン「……大丈夫?」
アニ「いいからトイレだろ!?早くしなよ!」
アルミン「わっ」ビクッ
27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/26(金) 00:11:45.82 ID:wKEuqQay0
アルミン「ごめんね、ごめんね」
アニ「良いから早くしなって、ホラ」
アルミン「あ、でも…やっぱり女子トイレは……」
アニ「男子のほうでいいよもう!」
アルミン「アニ…?怒ってる?」
アニ(早く早く早く早く早く)
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/26(金) 00:18:14.10 ID:wKEuqQay0
アルミン「えっ…個室?」
アニ「私が見てるわけにもいかないだろ」
アルミン「でも……」
アニ「何?」
アルミン「手…離さないでね?」
アニ「……」ビキビキ
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/26(金) 00:23:51.22 ID:wKEuqQay0
ジャーゴボゴボ
アルミン「ごめんアニ、こんなことさせちゃって……」
アニ「………」プルプルプル
アルミン「……アニ?」
アニ「……私も」
アルミン「? 私も?」
アニ「……私もシたいんだよ…!」プルプル
アルミン「えっ あっ、でも、僕女子トイレは…」
アニ「いいよもうここで!早く…」プルプル
アルミン「手離さないでね?」
アニ「」ビキィ
33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/26(金) 00:32:16.96 ID:wKEuqQay0
アニ「絶対こっち見るんじゃないよ!」
アルミン「うん」
アニ「……」モゾ
アルミン「あ、片手で脱げる?」
アニ「うるさい!」
アニ「んっ……」チョロッ
ジョロロ…
アルミン「……」
アニ「……」
ジョロロロ…
アルミン「……長いね」
アニ(殺す殺す殺す殺す殺す……)プルプル
35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/26(金) 00:44:53.73 ID:gKP10Oj+0
支援
http://amzn.to/11BFPXn37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/26(金) 00:58:38.58 ID:wKEuqQay0
アルミン「……戸が開けっ放しだと結構音って響くね」
アニ(いつ殺そう)
カサカサ
アルミン「?」
蜘蛛「ヤァ」
アルミン「」
38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/26(金) 01:05:02.06 ID:wKEuqQay0
アルミン「うわああああ!!!?」グンッ
アニ「えっ あっ!」グンッ
ドサッ
アルミン「あ……」
アニ「」
ショロロ ジワァ…
アニ「」
アルミン「ズボン……」
アニ「」
アニ「」
アニ「」
アニ「コロス」
42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/07/26(金) 01:30:39.20 ID:wKEuqQay0
アルミンは死なない程度にアニにボコボコにされた
後にアルミンが発見され、事件に発展したために、周りから状況説明を求められた
アルミン「……それで、つい僕が手を引っ張っちゃって、アニが男子トイレの床に後ろ向きで転んでしまったんだ」
アルミン「僕に大股開きで、その、全部見られた事と、それに、アニはまだ途中だったみたいで、彼女のパンツとズボンがビショビショに……」
アルミンの話は男子全員の前で行われた、アルミンいわく「アニではなく僕が悪いんだ」と証明するために必要だったと言う
アニは再度アルミンをボコボコにしようとしたが
もう一度やれば事件に発展し、大勢の前で今の話をすることになる、という説得により、アニは拳を引いた
43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/07/26(金) 01:38:43.86 ID:wKEuqQay0
ミーナ「…アニ、起きてる? ご飯ここに置いとくから…… 何か必要なことがあったら言ってね?」
それ以来アニは部屋から一歩も出ようとしない
ユミルが笑い話にすることで深刻化を避けようと、アニをからかったのがトドメとなったらしい
友人思いのクリスタは毎日扉越しにアニを励ましている、だが、それは逆効果である、と私は思う
ちなみにアルミンは、最近サシャに勉強を教えているらしい
とにかく、エレンがアルミンの話に興味を持っていなかった用で安心した
終わり
45 : 忍法帖【Lv=33,xxxPT】(1+0:15) [] 投稿日:2013/07/26(金) 01:49:38.50 ID:5hTChF5B0
だが待って欲しい、これはミカサによる狡猾な計略である可能性があるのではないか?
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/07/26(金) 01:49:39.59 ID:hrFheAKP0
え・・・なにこの展開は・・・
日笠陽子 Collaboration Album Glamorous Songs(通常盤)
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