ネコミミss速報クリスタ「ＭＡＴＥＲＩＡＬＧＩＲＬ」

クリスタ「ＭＡＴＥＲＩＡＬＧＩＲＬ」

1 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 22:57:09 ID:ToY82ETA

※キャラ崩壊注意

――訓練所

ジャン「あーあ対人格闘かよ
かったりいなあ」

エレン「お前まだそんな事言ってんのかよ」

アルミン「まあまあ抑えて
……ん？」

～♪

サシャ「何か音楽が聴こえてきましたね」

ミカサ「あれは……クリスタ？」

2 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:03:55 ID:ToY82ETA

クリスタ「Some boys kiss me,some boys hug me～♪」

エレン「何か歌いながら登場してきたな」

サシャ「私達の知らない言語ですね」

アルミン「腰まで揺らして何だかノリにノってるね」

ミカサ「……あっ鼻唄に切り換えた」

ジャン「後の方の歌詞知らなかったんだな」

3 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:09:09 ID:ToY82ETA

エレン「…おっキース教官の後ろに移動したな」

サシャ「教官は気付いてませんね」

ジャン「……そこから助走を付けて」

ミカサ「飛び上がって」

アルミン「教官の頭を引っぱたいたーー！！」

4 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:14:17 ID:ToY82ETA

ミカサ「教官が放心してる」

エレン「何が起こったか解ってないんだろうな」

アルミン「…まあそうだろうね」

ジャン「俺達だって今目の前で起こっている事が現実かどうか判ってないからな」

サシャ「夢なら醒めて欲しいですよね」

5 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:20:48 ID:ToY82ETA

ジャン「…ユミルは何処行ったんだよ
こんな事になってんのに黙ってるなんてアイツらしくねえな」

ミカサ「……あそこ」

エレン「…ん？」

ユミル「」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

アルミン「……何か凄い痙攣してるね」

エレン「目の焦点も定まってないし」

ミカサ「ユミルのあんな蕩けた顔初めて見た」

サシャ「一体何したんでしょうね」

6 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:31:01 ID:ToY82ETA

アルミン「…あっ今度はライナーの所に移動したね」

エレン「そしてライナーの目の前に立って」

ジャン「腰を激しく振り始めたな」

アルミン「…うわぁライナーガン見してるよ」

エレン「……気持ち悪ぃ」

サシャ「あの絵面は完全にＯＵＴですね」

ミカサ「通報した」

7 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:36:49 ID:ToY82ETA

サシャ「…おっと？クリスタが思いっ切り振りかぶって…」

ジャン「拳をライナーの鼻に叩き込んだー！」

アルミン「…そこでライナーが怯んだ隙に…」

エレン「顎にアッパーを決めていったーー！！」

ミカサ「…そして体が浮いて
がら空きになった鳩尾に…」

サシャ「渾身の一撃を見舞ったーーー！！！」

8 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:41:10 ID:ToY82ETA

ジャン「流れる様な攻撃だったな」

アルミン「流石のライナーも悶絶してるね」

サシャ「でも心なしか嬉しそうな顔をしていますね」

エレン「消さなきゃ……」

9 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:46:28 ID:ToY82ETA

エレン「てめぇはこの世にいちゃいけねぇ奴だ
一体何考えてたんだ？」

エレン「本当に気持ち悪いよ」

エレン「お前の正義感に溢れたあの面構えを思い出すだけで…」

エレン「吐き気がしてくんだよ」

ミカサ「使い所が違う」

10 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:51:03 ID:ToY82ETA

ﾜ-ﾜ-

エレン「…ん？何だか騒がしいな」

サシャ「大勢の人がこっちに向かって歩いて来ますね」

ジャン「…おいあれ憲兵じゃねえか？」

アルミン「えっ？ミカサ本当に通報したの？」

ミカサ「うん」

12 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/21(土) 23:56:56 ID:ToY82ETA

エレン「…あーあライナーの奴
顔中涙と鼻水でベトベトにして」

アルミン「正直見るに耐えないね」

ミカサ「『俺は悪くない！』って必死に釈明している様だけど…」

ジャン「…まあアレはなあ…」

サシャ「アレは流石に言い逃れ出来ませんよね」

17 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 19:26:07 ID:EhoOgkno

ミカサ「ライナーが無事連行された後もこの狂宴は続く」

ジャン「今度の標的はベルトルトか」

アルミン「…クリスタがベルトルトにしゃがむ様要求してるね」

ジャン「それで素直にしゃがむベルトルトもベルトルトだけどな」

エレン「あいつには自分の意志が無いからな」

サシャ「もう嫌な予感しかしませんね」

18 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 19:29:33 ID:EhoOgkno

ミカサ「ベルトルトがしゃがんだ所に」

アルミン「クリスタがベルトルトの髪の毛を引っ掴んで」

サシャ「あっこれはもう未来が見えましたね」

エレン「ベルトルトの髪を毟ったーー！！」

19 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 19:32:25 ID:EhoOgkno

ジャン「毟って」

サシャ「毟って」

エレン「毟って」

アルミン「さらに毟って」

ミカサ「そして毟ったその髪を」

ジャン「思いっきりベルトルトの顔に叩き付けたーーー！！！」

20 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 19:38:32 ID:EhoOgkno

エレン「…あーあベルトルトの奴
顔中涙と鼻水と髪の毛でベトベトにして」

アルミン「やっぱり見るに耐えないね」

ミカサ「『僕が何したって言うんだ！』って猛烈に抗議している様だけど…」

ジャン「…まあ自分からしゃがみにいってるからなあ…」

サシャ「アレは流石に同情出来ませんよね」

23 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 21:34:02 ID:EhoOgkno

サシャ「…あっ去り際にまた少し毟っていきましたね」

エレン「追い討ちにも容赦が無いな」

ミカサ「…今度はアニに目を付けたみたい」

アルミン「アニにどんどん近付いていくね」

ジャン「さあアニはどう出るか？」

サシャ「…無視しましたね」

24 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 21:44:29 ID:EhoOgkno

ミカサ「まあ賢明な判断」

ジャン「流石にアニもそこまで迂闊じゃなかったか」

エレン「でもクリスタはまだ諦めてないっぽいぞ」

アルミン「…何かアニの周りをグルグル回り始めたね」

サシャ「アレは鬱陶しいでしょうね」

ジャン「…おいアニの顔が険しくなってきたぞ
大丈夫か？」

ミカサ「…あっアニが地面を足で思いっきり『ドンッ！』ってした」

25 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 21:48:38 ID:EhoOgkno

エレン「…クリスタがアニから離れていくな」

サシャ「流石に察したんでしょうね」

ミカサ「ちょっと怯えた様な顔をしている」

ジャン「でも鼻唄は止めないんだな」

アルミン「(かわいい)」

26 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 21:53:24 ID:EhoOgkno

エレン「…おっ今度はコニーの所に行ったな」

アルミン「まあコニーなら何かしらのリアクションは返してくれるだろうからね」

サシャ「クリスタも頭を使いましたね」

ジャン「もっとマシな所に頭を使えよ…」

サシャ「私に言われても…」

27 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 21:59:17 ID:EhoOgkno

ミカサ「コニーの所に到着した」

ジャン「正直コニーの反応は予測出来ないな」

サシャ「何をしでかしても不思議じゃありませんからね」

アルミン「さあどんな化学反応を起こすのか…！」

エレン「…コニーがクリスタの真似をし始めたな」

アルミン「そっちかー」ﾊﾟﾁﾝｯ

28 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:03:53 ID:EhoOgkno

ジャン「同じ様に腰を振って」

アルミン「同じ様に鼻唄を唄って」

エレン「同じ様に何とも言えない顔をしているな」

ミカサ「しかも腰の動きがシンクロして」

サシャ「鼻唄も綺麗にハモってますね」

アルミン「何処かの民族の伝統儀式に見えなくもないね」

29 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:08:46 ID:EhoOgkno

エレン「…でも男が公衆の面前であんな風に腰振ってちゃダメだろ」

ミカサ「女でもダメ」

アルミン「…多分あの動きにどんな意味があるか知らないんだろうね」

ジャン「まあバカだからな」

サシャ「まあバカですもんね」

30 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:12:22 ID:EhoOgkno

ミカサ「…あっクリスタがコニーから離れていった」

サシャ「何だか満足したみたいな顔してますね」

ジャン「何かムカつく顔だな」

アルミン「(でもかわいい)」

31 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:20:42 ID:EhoOgkno

エレン「でもクリスタにマトモに対応して何も被害を受けなかったのって
コニーが初めてじゃないか？」

ジャン「アレはマトモな対応って言うのか？」

アルミン「…いやもしかしたら
コニーはそこまで計算してあんな事をしたのかもしれない」

エレン「もしそうだとしたら
アイツは本当に天才なのかもしれないな…」

ミカサ「…クリスタが去った後もまだ続けてる…」

ジャン「…やっぱりバカだったか…」

サシャ「…やっぱりバカでしたね…」

32 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:22:08 ID:UhhO2.eQ

不思議な面白さだな
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33 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:27:34 ID:EhoOgkno

アルミン「…次はマルコか…」

ミカサ「何だか意気揚々とマルコに近付いていってる」

アルミン「(チョーかわいい)」

エレン「これまではクリスタの４勝１敗か？」

サシャ「３勝２敗じゃないですか？」

ジャン「勝ち負けの基準が解らねえよ」

34 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:35:39 ID:EhoOgkno

ジャン「まあマルコなら無視するっていう選択肢は除外していいかもな」

サシャ「マルコは協調性を大事にしてますからね」

ミカサ「でも今までマトモに取り合った人間は皆悲惨な目に遭っている
その性格が命取りになるかも」

エレン「(いや通報したお前が言うなよ)」

アルミン「コニーとはまた違った意味で予測出来ないね…
あっマルコと対峙した」

エレン「さあどうなるか…」

ジャン「…マルコがクリスタの頭を撫で始めたな」

ミカサ「(キュン)」

35 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:43:46 ID:EhoOgkno

エレン「…どうしてああなったんだ？」

アルミン「…マルコはクリスタが何か悩みを抱えていると思い到ったみたいだね」

ジャン「どんな悩みを抱えてても
あんな行動には繋がらないと思うけどな」

ミカサ「(私もエレンに頭を撫でてほしい
いやむしろエレンを撫でたい)」

サシャ「ああいうのをマトモな対応って言うんでしょうね」

ジャン「それでも何かズレてる気はするけどな…」

36 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 22:54:26 ID:EhoOgkno

アルミン「マルコは本当に穏やかな顔をしているね」

サシャ「父性に満ち満ちていますね」

エレン「うぅっ… 何処行ったんだよ親父ぃ…」ｸﾞｽｯ

ミカサ「エレン……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ジャン「(…今回だけは見逃してやるよ)」

ジャン「それに対してクリスタは顔が真っ赤だな」

アルミン「(モーレツかわいい)」

37 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 23:01:19 ID:EhoOgkno

アルミン「あっクリスタの方から離れたね」

サシャ「何だか居た堪れなさそうな顔をしていますね」

エレン「此処に来て自分のやってる事が恥ずかしくなってきたんだろうな」

ミカサ「鼻唄のボリュームも小さくなっている」

ジャン「それでもやっぱり鼻唄は止めないんだな…」

アルミン「(やっぱりかわいい)」

38 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 23:07:17 ID:EhoOgkno

～♪

アルミン「あっ鼻唄が終わった」

サシャ「これで終わりなんですかね？」

ミカサ「多分そう
今のクリスタは凄く達成感に満ち溢れた顔をしてる」

ジャン「…やっぱり何かムカつく顔だな」

アルミン「(結婚した)」

エレン「でもアイツ一体何が目的だったんだろうな」

ジャン「今更それ言うのかよ」

39 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 23:13:16 ID:EhoOgkno

エレン「…あっいつの間にか教官が復活してる」

アルミン「クリスタの所に向かって行くね」

――――
――

クリスタ「……ふうっ」

キース「……レンズ訓練兵」

クリスタ「はいっ？」ｸﾙｯ

キース「開拓地行き」ﾎﾟﾝｯ

クリスタ「」

40 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 23:14:30 ID:EhoOgkno

終わり

41 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 23:25:48 ID:EhoOgkno

御支援有難う御座いました

クリスタに板尾の嫁っぽい事をさせてみたかったんですが
いざ書いてみるとキャラが明後日の方向に駆けて行ってビックリしました

余談何ですが自分の書くベルトルトは何かハゲる率が高いです
これまでにも２回ハゲてます

42 ：以下、名無しが深夜にお送りします：2013/09/27(金) 23:29:18 ID:iA/Ku0Xw

乙
板尾の嫁ワロタ
ベルトルトに何の恨みがあるんだよｗｗｗ