1 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 22:16:14.02 ID:+xN9S6TSO
バタンッ カチッ
シャルル「もう大人しく僕に捕まってよ?」
シャルル「一夏が悪いんだよ?僕をその気にさせといて」
シャルル「責任とってよね…」
一夏「待て!シャルル落ちつくんだ…!」
一夏「(どうしてこうなったんだ…)」
2 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 22:27:44.75 ID:+xN9S6TSO
~1週間前~
シャルル「シャルル・デュノアです」
シャルル「宜しくお願いします」
\キャー カッコイィー/
山田「デュノアさんは織斑君と同じ男性のIS操縦者でフランスの代表候補生です」
山田「皆さん仲よくしてあげて下さいね」
一夏「(おぉ男か!女の子ばっかりだったから気軽に話せる男友達が欲しかったところに…)」
一夏「(友達になってくれるといいなぁ)」
4 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 22:46:14.84 ID:+xN9S6TSO
___________
~一夏の部屋~
コンコン
一夏「は~い」
ガチャッ
シャルル「えぇ~っと今日からこの部屋でお世話になるシャルル・デュノアです」
一夏「おぉ~。シャルルか(まぁ男だし当然か)」
シャルル「織斑君宜しくね」ニコッ
一夏「あぁこちらこそ宜しく(ヤベェ男なのにめっちゃかわいい)」
一夏「あと俺のことは一夏でいいぜ。先生と被るからな」
シャルル「うん!わかったよ一夏!」
5 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 22:56:39.94 ID:+xN9S6TSO
~>>1の4日前~
ガチャッ
一夏「(なんだかんだでシャルルとは仲よくできてるな)」
シャー
一夏「(シャルルはシャワーか…)」
一夏「(ISの練習を早めに切り上げて今日は休もうと思って帰ってきたけど)」
一夏「(まぁシャルルが入ってんじゃ仕方ないな)」
一夏「(ん?なんだあれ。シャルルのベッドの上に何かあるぞ?)」
一夏「(ノートみたいだな…)」
一夏「(何書いてあるんだろ?)」
ペラッ
7 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 23:08:38.41 ID:+xN9S6TSO
……………………………
一夏「(おいおい…これ俺のことじゃねぇか)」
一夏「(白式のことまで詳しく書いてあるぞ)」
シャルル「見ちゃったんだ…」
一夏「うわぁぁ!ごめん!ちょっと出来心で…」
一夏「でもこのノートに書いてあることって…」
シャルル「そうだよ。一夏……世界で唯一の男性IS操縦者のデータだよ」
一夏「何の為にこんなことを…」
シャルル「僕はねIS操縦者であると同時にフランスのスパイなんだよ」
シャルル「フランスにこのデータを送るためにここへ来たんだ」
シャルル「でもバレちゃったら仕方ないよね」
8 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 23:25:09.87 ID:+xN9S6TSO
シャルル「もう僕はここには居られない」
シャルル「フランスに帰るしかないみたいだね」
一夏「でもスパイがばれて帰っちゃったら…」
シャルル「あぁ一夏の考えてる通りだよ」
シャルル「僕は帰ったらきっと満足には生きていけなくなるね」
シャルル「でも仕方ないんだよ。ばれちゃったからね」
シャルル「少しの間だったけど楽しかったよ一夏…」グスッ
9 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 23:26:21.84 ID:+xN9S6TSO
……………………………
一夏「嫌だ…」
シャルル「えっ?」
一夏「せっかくできた友達なんだ…俺はシャルルと離れたくない」
シャルル「でっでも…」
一夏「このことなら俺が黙ってればいい話だ」
シャルル「いつかはみんなにばれるよ」
一夏「なら俺が守ってやる。俺は絶対に帰らせない」
……………………………
シャルル「……ふふっ」
シャルル「ありがとね…一夏」
シャルル「僕IS学園に残るよ」
10 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 23:46:15.13 ID:+xN9S6TSO
___________
シャルル「一夏!一緒にご飯食べよ!」
一夏「あぁいいぜ」
シャルル「ねぇ一夏が食べさて?」
一夏「えっ?」
シャルル「僕まだ箸に慣れてなくて…」
一夏「あぁわかったよ」
___________
シャルル「一夏!一緒にISの練習しよ?」
一夏「あぁいいよ」
一夏「いや~シャルルは強いなぁ」
シャルル「はい。これ!」
一夏「ん?飲み物か。サンキュー」
シャルル「僕の飲みかけだけどいいよね?」
一夏「あぁ…構わないよ」
11 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/01(水) 23:48:04.24 ID:+xN9S6TSO
___________
シャルル「ねぇ?一緒に寝よ?」
一夏「えっ?でも…」
シャルル「別に男どうしなんだから大丈夫でしょ?」
一夏「まぁいいけど…(普通男どうしでも一緒には寝ないだろ…)」
___________
ネェ… イチカ… イチカ…
……………………………
___________
セシリア「それでは一夏さん、また明日」
一夏「じゃあなセシリア」
シャルル「ねぇ一夏…さっきセシリアと何話てたの?」
一夏「ISのことについて教わってたんだよ」
シャルル「本当にそれだけ?」
一夏「あぁそれだけだよ」
シャルル「ならいいや。それより今日も一緒に寝よ?」
一夏「……あぁ」
15 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/02(木) 17:54:07.77 ID:loxawKSSO
ギュッ
一夏「(シャルルに抱きつかれて寝ようにも寝れない…)」
シャルル「いちかぁ…」
一夏「(ん?あぁ寝言か)」
………………………………………
一夏「(結局あんまり寝れなかったな)」
シャルル「おはよう!一夏!」
一夏「…おはよう」
シャルル「今日も一緒に朝ごはん食べに行こ?」
一夏「…わかった」
16 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/02(木) 19:03:04.15 ID:loxawKSSO
_______________
鈴「一夏!お昼一緒に食べよ!」
一夏「おう!いいぜ。どこで食べる?」
鈴「屋上で二人で食べない?お弁当作って来たんだ///」
………………………………………
~放課後~
一夏「(今日の鈴の弁当美味しかったな)」
シャルル「一夏?」
一夏「おうシャルルか。どうした?」
シャルル「ねぇ今日お昼一緒に食べよって約束したよね?」
一夏「そうだったっけ?(そんな約束した覚えねーぞ)」
一夏「まぁたまには違う人と食べるのも…」
18 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/02(木) 20:40:04.75 ID:loxawKSSO
シャルル「知ってるんだよ?」
シャルル「最近僕のこと避けてるでしょ?」
一夏「避けてなんかないよ(むしろいつも一緒にいる気がする)」
シャルル「今日だって約束破って二組の人お昼一緒に食べてたし」
シャルル「ねぇなんで避けるの?」
一夏「だから避けてなんか…」
シャルル「わかったよ。一夏」
一夏「わかってくれたか」
シャルル「もう一夏を僕の物にするしかないね」
一夏「えっ?」ガバッ
19 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/02(木) 20:46:32.33 ID:loxawKSSO
チュッ
一夏「なっ!?何すんだいきなり!!」
シャルル「一夏を僕の物にするんだよ」
一夏「(ヤバイこのままでは…)」ダッ
シャルル「あっ!逃げないでよ」
…………………………………………
バタンッ カチッ
シャルル「もう大人しく僕に捕まってよ?」
シャルル「一夏が悪いんだよ?僕をその気にさせといて」
シャルル「責任とってよね…」
一夏「待て!シャルル落ちつくんだ…!」
一夏「(どうしてこうなったんだ…)」
21 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/03(金) 19:16:10.15 ID:GTnIKrnSO
ダキッ
シャルル「ねぇ僕のこと嫌い?」
一夏「嫌いなんかじゃな…」
シャルル「ならいいよね」サワッ
ビクッ
シャルル「ほら一夏のここもこんなになっちゃって//」サワサワ
一夏「や…めろ…」
シャルル「そういえば一夏に言ってないことがあったんだ」
シャルル「実はね僕>>25」
1…男の娘なんだ
2…女の娘なんだ
※一応どちらもやる予定なのでどちらが先ということで
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/03(金) 19:35:40.91 ID:WKYpMpvQ0
2
28 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/03(金) 22:40:20.12 ID:GTnIKrnSO
シャルル「実はね僕女の娘なんだ」
一夏「何!?」
シャルル「ほらおっぱいだってあるんだよ?//」グニュ
一夏「(やわらけぇ…これは本物だ)」
シャルル「ん!//…あぁ…//」
一夏「(やばいこのままでは…)」
バァーン!!
箒「一夏!!」
一夏「箒!?」
箒「怪しいから跡をつけてみれば…」
箒「シャルル・デュノアお前女だったんだな」
シャルル「だからどうしたの?それに跡をつけてくるなんて気持ち悪いよ?」
箒「黙れ!!最近一夏の様子がおかしかったからな。お前が犯人だな?」
29 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/03(金) 22:42:45.11 ID:GTnIKrnSO
シャルル「犯人?何のこと?一夏と僕は愛しあってただけだよ」
シャルル「それに約束したからね。一夏は僕とずっと一緒にいるって」
箒「…一夏それは本当か?」
一夏「いや…何と言うか…」
バァーン!!
千冬「うるさいぞお前ら!!」
千冬「お前らは静かに生活できんのか?」
千冬「それにそろそろ消灯時間だ。お前らは早く寝ろ!!」
千冬「あとシャルル・デュノア。お前には話がある。ついてこい」
30 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/04(土) 21:25:51.19 ID:KT24Ra+SO
~翌日・HR~
シャル「シャルロット・デュノアです。改めて宜しくね!」
セシリア「聞いてないですわよ!」
山田「実はデュノアさんは男の子ではなく女の子だったということでして…」
ドゴォ
鈴「こら~!!一夏~!」
鈴「どういうことか説明し…」
シャキーン
鈴「うわぁ!!」
シャル「僕の一夏に手を出すなんて許さないよ?」
鈴「だからってあんた刃物を…」
31 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/04(土) 21:39:42.83 ID:KT24Ra+SO
シャル「ISで無防備な人に殴りかかろうとしたのによくそんなこと言えるね?」
鈴「だって…一夏が…」ウルウル
シャル「一夏が何かしたの?何もしてないよね?」
鈴「………」グスッ
シャル「次はないよ?」
千冬「次がないのはお前もだぞ?」
シャル「チッ………わかりました」
千冬「お前も二組に帰れ」
鈴「……はい」メソメソ
千冬「お前は昨夜の話を忘れたのか?」
32 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/04(土) 21:51:20.06 ID:KT24Ra+SO
~昨夜~
千冬「お前のことは女と気付いてはいたが特に害はないだろうと放っておいた」
千冬「しかしこういう状況になった以上然るべき対処をせざる得ない」
シャル「つまり何が言いたいんですか?」
千冬「お前の強制帰国も辞さないということだ」
シャル「……………」
千冬「これ以上問題を起こすようならばその時は覚悟しておけ」
シャル「……わかりました」
_________________
シャル「……覚えてますよ。織斑先生」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/02/04(土) 23:07:27.25 ID:Jw5pv1pao
しえん
http://amzn.to/1bHXkf734 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/05(日) 18:51:56.90 ID:HlKNyc3SO
~夕飯~
シャル「ねぇ一夏?」
一夏「ん?どうした?」
シャル「今まで騙しててごめんね?」
一夏「あぁいいよその事なら(むしろ良かったよ女で)」
シャル「それでさ、これからは僕のことシャルロットって呼んで欲しいな?」
一夏「シャルロット…シャルロット……う~ん少し長いな」
一夏「シャルってのはどうだ?」
シャル「うん!いいねそれ!」パァァ
シャル「シャル…かぁ…/// ふふっ// 嬉しいよ一夏!!」ニコッ
35 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/05(日) 20:00:52.86 ID:HlKNyc3SO
一夏「良かったよ喜んでくれて」ドキッ
一夏「(普通にしてれば凄く可愛いんだけどな)」
一夏「じゃあ改めて友達 として宜しく」
シャル「"友達"として?」ピクッ
一夏「やっぱり今まで男として接してきた訳だし俺としては新しい女友達というか…」
シャル「おかしいよ一夏。僕達は愛しあってたはずだよね?今さら友達なんて変だよ」ゴゴゴ
シャル「もしかして他に好きな人がいるの?」
シャル「あの暴力女?それともメシマズイギリス人?酢豚臭いチャイニーズ?もしかして…」
シャル「織斑先生ってことはないよね?」
36 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/05(日) 20:02:07.40 ID:HlKNyc3SO
一夏「おっ落ち着けシャル!あいつらはともかく千冬姉はお姉ちゃんだぞ?そんなことあるわけないだろ」
シャル「本当?」
一夏「あぁ本当だって」
シャル「なら許してあげる」
一夏「(なんとか助かったな)」
スタスタ
一夏「(ん?あれは…)」
一夏「千冬姉どうしたの?」
千冬「学園では織斑先生と呼べといってるだろう」
千冬「それとシャルロット・デュノアお前は部屋を替えてもらう」
シャル「今のままでいいですよ」
37 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/05(日) 21:19:05.18 ID:HlKNyc3SO
千冬「何言ってるんだ!男女が同室というのは本来認められるものではない」
千冬「それにお前には前科がある。別室に移動になるのは当たり前だ」
一夏「俺からも頼むよ」
シャル「んん…まぁ一夏が言うなら仕方ないかな」
シャル「でも一夏毎日逢いに行きてよね?」
一夏「ははは…わかったよ」
シャル「ところで誰と相部屋なんですか?」
千冬「今のところはいない…だが転校生が来たらそいつに一緒になってもらう予定だ」
39 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/06(月) 19:05:04.44 ID:ffabwLtSO
~数日後・朝~
一夏「ふわぁ~ 朝か…」
一夏「ん?今日はシャルが起こしに来てこなかったな」
一夏「あの日以来毎日朝起こしに来てたのに…頼んでないけど」
一夏「どうしたんだろう。風邪でもひいたかな?」
一夏「たまには俺が起こしにいくか」
………………………………………………
コンコン
一夏「お~いシャル~起きてるか~?」
40 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/06(月) 19:06:24.54 ID:ffabwLtSO
ガチャッ
シャル「ごめんね?…ゲホゲホ ちょっと風邪ひいちゃったみたい」
シャル「一夏がいつ夜ばいに来てもいいように全裸で待ってたんだけど…」
シャル「一夏が来なかったからね…ゲホゲホ」
一夏「(俺のせいなのか?)」
シャル「だから…一夏の温もりで暖めてほしいな?//」
一夏「そんなこと言ってる場合じゃないだろ?」
一夏「とりあえずベッドに寝たほうがいいよ」
シャル「いきなりベッドで寝よって…一夏のエッチ///」
一夏「わかったわかった…とりあえず今日は安静にしてろよ?」
シャル「もう無視しないでよ!」
一夏「とりあえず先生には病欠って伝えとくから」
シャル「はぁ~い」
41 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/06(月) 21:11:40.40 ID:ffabwLtSO
~HR~
山田「今日は転校生を紹介しま~す」
ラウラ「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。ドイツでは織斑教官に鍛えてもらっていた」
ラウラ「これから宜しく頼む」
\キャー カワイイ-/
一夏「(そういえば千冬姉はドイツの女の子の話をしてたが…)」
一夏「(ラウラのことだったのか)」
ラウラ「それともう一つ…」
ラウラ「お前が織斑一夏だな?」ゴゴゴ
一夏「えっ?あぁそうだけど…」
43 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/07(火) 19:08:00.72 ID:NtVOpLdSO
ズキュュュューン!!!
一夏「んんん!?」
一夏「(俺キスされてる!?)」
プハァ~
ラウラ「ふふふ//お前のことはよく織斑教官から話を聞いていた…」
ラウラ「お前の写真を見てからこの想いを抑え切れずにいた」
ラウラ「…どうやら一目惚れしてしまったらしい//」
箒「おい一夏!お前また女の子をたぶらかして」
セシリア「一夏さん!どういうことか説明してくださるかしら?」
一夏「(俺が説明してほしいくらいだ)」
44 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/07(火) 19:09:23.89 ID:NtVOpLdSO
~放課後~
一夏「ふぅ~今日もひどい目に会ったな」
一夏「シャルの様子でも見に行くか」
コンコン
一夏「シャル~俺だけど入っていいか?」
シャル「いいよ~」
ガチャッ
一夏「調子はどうだ?」
シャル「うん。だいぶ良くなったよ」ニコッ
一夏「(相変わらず可愛いな…普通にしてれば)」
シャル「明日は授業に出れそうだよ」
一夏「夕飯はもう食べたか?」
シャル「ううん。まだだよ」
一夏「なら俺が作ってやろうか?消化の良いものがいいからな」
シャル「本当!?ふふっ//嬉しいなぁ」
45 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/07(火) 19:11:05.19 ID:NtVOpLdSO
…………………………………………………
一夏「お粥だけどいいか?」
シャル「一夏の作ってくれたものならなんでもいいよ」
シャル「あとお願いがあるんだけど…」
シャル「……一夏が食べさせて?//」
一夏「あぁいいぜ。はいあーん…」
シャル「あ~ん」パクッ
シャル「う~んとっても美味しいよ」
一夏「なら良かった」
シャル「一夏だったら良いお嫁さんになれるよ!」
一夏「それを言うならお婿さんだろ?」
46 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/07(火) 19:12:03.29 ID:NtVOpLdSO
シャル「そしたら僕がお嫁さんだね!」
一夏「えっ?……//」
シャル「それとも僕がお嫁さんなのは嫌?」
一夏「(シャルがお嫁さんかぁ)」
一夏「(最初の頃は男として見てて、女ってわかってから数日たった)」
一夏「(この数日間シャルの俺への気持ちはよく伝わってきている…病的なまでに)」
一夏「(実際俺も戸惑うことが多かったが今はむしろシャルの事が気になってしかたがない)」
一夏「(俺はシャルのことが好きになったのかもしれないな…)」
シャル「どうしたの一夏?黙っちゃって」
一夏「えっ?あぁなんでもない」
47 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/07(火) 23:26:42.78 ID:NtVOpLdSO
一夏「そうだ!今日転校生が来たんd…」
バタンッ
ラウラ「失礼するぞ」
ラウラ「お前がシャルロット・デュノアか?」
シャル「あぁそうだけど((チッ…邪魔が入ったか)」
ラウラ「これからこの部屋に住むラウラ・ボーデビッヒだ。宜しく頼む」
シャル「宜しくね」
ラウラ「あと織斑一夏!お前の部屋に案内しろ」
一夏「あぁいいけど…」
シャル「ん?どうして?」
一夏「ラウラは千冬姉の知り合いでどうやら知ってる人が俺しかいないらしい」
シャル「ふーんそうなんだ…」
一夏「まぁこれから仲よくなってけば俺に相談したりする必要はなくなるだろう」
48 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/07(火) 23:33:16.40 ID:NtVOpLdSO
一夏「特にシャルは相部屋なんだから仲良くしてやって」
シャル「うんわかったよ一夏」ニコッ
一夏「じゃあラウラ案内するよ」
バタンッ
…………………………………………………
シャル「(あの女の子一夏に惚れてるみたいだね)」
シャル「(まぁ僕の一夏が浮気することはないと思うけど…)」
シャル「(もしもの時のことを考えておいたほうがいいね)」
51 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/09(木) 22:17:46.62 ID:IH0mmKhSO
~翌朝~
シャル「一夏!朝だよ~」
ガバッ
シャル「なっ!?」
ラウラ「……Zz…」スピー
一夏「……おぅシャルかぁ~ おはよぅ」
シャル「ねぇ一夏?なんで僕以外の女の子と一緒に寝てるの?しかも裸の」
一夏「えっ?……わぁっ!? ラウラなんでここに?」
シャル「白々しいよ。どうせあの後この女に迫られてヤったんでしょ?」
一夏「ちっ違うぞ!シャル!ラウラには俺の部屋を教えた後別れたんだ!その以降ラウラには会ってないんだ!」
シャル「じゃあなんで一緒にいるの?」
52 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/09(木) 22:18:42.81 ID:IH0mmKhSO
一夏「俺にもさっぱりわからないんだ…今起きたらラウラがベッドの中に」
シャル「そんな嘘ついて僕を騙せると思ってるの?だいたいラウラは昨日僕の部屋に帰って来なかったよ?」
ラウラ「その件についてだが…」
一夏「起きたのか…って服を着ろ!なんで裸なんだ!」
ラウラ「ふむ…着替えるとしよう」
スッ バッ
一夏「一瞬だ…と…?」
ラウラ「さっきの話だが実はあの後迷子になったのだ…」
ラウラ「自分の部屋がわからなくなってな仕方ないから織斑一夏の部屋に忍び込んだのだ」
シャル「じゃあなんで裸なのさ!」
ラウラ「就寝用の服を部屋に置いてきてしまってな…」
53 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/09(木) 23:46:45.18 ID:IH0mmKhSO
シャル「ふ~んそうやって二人で口裏合わせて僕を騙そうとするんだ」
シャル「一夏はこの女に脅されてるんじゃない?そうだよね。僕の一夏が浮気なんてするわけないもんね」
シャル「大丈夫だよ一夏」ニコッ
シャル「僕がちゃんと片付けておくから……フン!」
シュッ バッ
シャル「へぇ~これを避けるなんてやるね君」
一夏「おいやめろ!シャル!刃物なんて投げたら危ないだろ!」
ラウラ「ドイツ軍の訓練に比べたらどうってこともない」
54 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/09(木) 23:47:52.10 ID:IH0mmKhSO
シャル「そんなこと言ってられるのも今の内だよ!」
シュッ シュッ
スッ スッ
シャル「ならこれはどうかな?」
シュン
カキンッ
一夏「(ISの部分展開だと!?)」
ラウラ「もう終わりか?」
千冬「馬鹿者!!!」
千冬「お前ら何やってるんだ!!」
千冬「お前ら3人指導室に来い!」
56 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/10(金) 19:58:52.09 ID:8m2TZIkSO
~指導室~
一夏「………っていうわけなんです」
千冬「そうか、わかった。とりあえずラウラは下がれ」
ラウラ「わかりました」
スタスタ
千冬「………ふぅ」
千冬「シャルロット・デュノア……次はないと言ったはずだが?」
シャル「………………」
千冬「…もう少し理解ができるやつだと思ってたがな」
千冬「だがこれ以上見逃すわけにはいかない」
千冬「お前にはフランスに帰ってもらう」
シャル「…………………」
シャル「……………いやです」
57 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/10(金) 20:00:05.77 ID:8m2TZIkSO
シャル「…僕は一夏と離れたくありません」
千冬「だがな…お前が取り返しのつかないことを起こすのも時間の問題だ」
一夏「俺からもお願いできないかな?」
千冬「お前にとっても悪い話じゃないだろう。何故だ?」
一夏「俺もシャルが女ってわかった当初は少し迷惑に思うこともあった」
一夏「実際今も対応に困ることがある。時々怖い目をして迫っときたりするし」
58 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/10(金) 20:00:47.94 ID:8m2TZIkSO
一夏「でもシャルと過ごしてる内に少しずつシャルが気になり始めた」
一夏「時折見せる笑顔やISを操縦してるときの凛々しい顔」
一夏「褒めたときの照れた顔。気付いた時にはいつもシャルばかり見ていた」
一夏「俺は他の女の子に対する感情とは違う感情をシャルに対して抱いている」
千冬「お前自分が何を言ってるのかわかってるのか?」
一夏「あぁわかってるよ」
59 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/10(金) 20:02:35.48 ID:8m2TZIkSO
一夏「俺はシャルロット・デュノアのことを愛している」
60 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/10(金) 20:03:21.42 ID:8m2TZIkSO
千冬「(真っ直ぐとした目…)」
千冬「(どうやら今の言葉は一夏の本音らしいな)」
千冬「後悔しないな?」
一夏「当たり前だろ?誰の弟だと思ってるんだ?」
千冬「ふふっ言うようになったな」
シャル「………いちかぁ……」グスン
一夏「ごめんな?色々誤解させちゃって」
シャル「ううん。こっちこそごめんね。僕が一夏を信じてあげなくちゃいけないのに」
一夏「それとシャルの返事が聞きたいな?」
シャル「えっ?…………………///」
チュッ
シャル「僕も織斑一夏のことを愛してるよ//」
61 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/10(金) 20:04:20.53 ID:8m2TZIkSO
__________________
一夏「(あの事件以来シャルが刃物を振るったりすることはなくなった)」
一夏「(ラウラと仲直りをしてその後ルームメイトとして仲良くし今ではシャルの1番の親友だそうだ)」
一夏「(そして俺たちは付き合いあい始めた)」
一夏「(箒たちに色々と文句を言われたりしたがなんだかんだで認めてくれた)」
一夏「(その後無事ISが学園を卒業した)」
一夏「(シャルの父親の会社が経営難に陥りシャルを引き戻す余裕がなくなったらしい)」
一夏「(そして月日が流れ俺とシャルは結婚した)」
62 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/10(金) 20:05:16.11 ID:8m2TZIkSO
~卒業から10年後~
セシリア「ではまたお会いしましょう」
一夏「あぁ、またな」
一夏「(まさか街中でセシリアに会うとは思わなかったな)」スタスタ
一夏「(俺の結婚式以来だったから実に5年ぶりかぁ)」
一夏「(セシリアはちっとも変わらないな)」
ガチャッ
一夏「だだいまー!」
63 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/10(金) 20:17:27.44 ID:8m2TZIkSO
シャル「お帰り。あなた」
娘「お父ーさんお帰り~」
一夏「おぉ~今日も元気にしてたか~?」
娘「うん!…あれ~?お父ーさん良い臭いする~!」
ピクッ
娘「女の人の臭いがするよ~?」
シャル「どういうこと?あ・な・た?」ゴゴゴ
一夏「あぁたまたまさっきセシリアとあって…」
シャル「まさか浮気じゃないよね?」
一夏「久しぶり立ち話をしただけだって!(相変わらず怒らせると怖いなぁ)」
シャル「そっかぁ。ならいいけど。今夜が楽しみだね☆」
一夏「ははは…(やっぱりシャルには敵わないなぁ)」
HAPPY END
71 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/11(土) 22:55:43.06 ID:mmdc+nuSO
~>>60の日の放課後~
シャルル「ごめんねラウラあんなことしちゃって」
ラウラ「まぁわたしにも非があったからな」
シャルル「あと報告しなきゃいけないことがあるんだ…」
ラウラ「ふむ。なんだ?言ってみろ」
シャル「実は僕一夏と付き合ってるんだ」
ラウラ「なっ!?それは本当か?」
シャル「本当だよ」
ラウラ「……そうか」ションボリ
シャル「こういうことははっきりさせとかないとね」
ラウラ「………だがわたしにもまだチャンスはあるはずだ!!」
72 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/11(土) 22:57:00.52 ID:mmdc+nuSO
ラウラ「わたしのプロポーションで織斑一夏をメロメロにしてやる!!」ペターン
シャル「ふふっスタイルだったら僕も負けないよ?」プルンッ
ラウラ「わたしには敵うまい」
シャル「そんなことないと思うけどなぁ…」
ラウラ「なら本人に聞いてみるか?」
シャル「えっ!?」
ラウラ「女同士の話を盗み聞きするなんて趣味が悪いぞ」
ラウラ「部屋に入ってきたらどうだ?」
一夏「なんだ…バレてたのか」
73 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/11(土) 23:41:47.56 ID:mmdc+nuSO
一夏「朝あんなことがあったからな一応心配になって」
ラウラ「それで盗み聞きしてたのか」
一夏「…すみません」
ラウラ「まぁいいなら話は早いどっちの方がスタイルがいいんだ?」
一夏「ん~悩むけどこっちかな」ピシッ
ラウラ「なん…だと…?」
一夏「それに彼女だしなぁ」
シャルル「えへへ…ちょっと恥ずかしいな//」
ラウラ「ぐぬぬ……ところで二人はどこまでいってるんだ?」
74 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/11(土) 23:42:34.54 ID:mmdc+nuSO
シャル・一夏「えっ!?」
一夏「なっ何言ってるんだよラウラ!」
シャル「それに付き合い出したのは今朝なんだよ?」
ラウラ「そうなのか…てっきりもう長いのかと」
一夏「(まぁ実のところキスまでしちゃったんだけど…)」
シャル「(…それは秘密にしといたほうがいいね)」
一夏「(でもよくよく考えてみると付き合ってるんだからそういうことするんだよな//)」
シャル「(一夏はどう思ってるんだろ?やっぱりシたいのかな//)」
ラウラ「どうした?二人とも顔が赤いぞ」
75 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/13(月) 22:21:00.06 ID:ehdUpzkSO
~翌日~
キーンコーン
山田「じゃあ今日の授業はここまで!あと授業中に指示した宿題明日までに解いて来て下さ~い!」
一夏「うわ~明日までに終わるかな~?」
セシリア「わっわたくしが教えて差し上げてもよろしくてよ?//」
一夏「ありがとうセシリア」
一夏「でも自分一人でやってみたいんだ(本当はそんなことシャルが許してくれそうにないからな)」
セシリア「まぁ!一夏さん立派ですわ!」
一夏「ははは…宿題を自分でやるのは当たり前だって」
76 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/13(月) 22:29:26.60 ID:ehdUpzkSO
~放課後~
一夏「とは言ったものの…」
一夏「全然わかんねーぞ!」
一夏「セシリアにあぁ言った手前誰かに頼る訳にはいかないからなぁ」
コンコンッ
一夏「は~い。どうぞ~」
ガチャッ
シャル「一夏宿題終わった?」
一夏「いや全然終わってない」
シャル「そっか。なら僕が手伝ってあげようか?」
一夏「おぉそれは助かる!というかシャルは宿題終わったのか?」
シャル「うん。終わったよ。そんな難しくなかったからね」
77 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/13(月) 22:30:07.42 ID:ehdUpzkSO
一夏「シャルは頭がいいんだなぁ」
シャル「そんなことないよ//」
一夏「じゃあ早速頼む」
シャル「うん!一緒に頑張ろ!」
ココハコウデ…… ナルホド!
…………………………………………………
一夏「ふぅ~なんとか終わった~」
一夏「いや~シャルのおかげだよ。本当ありがとう!」
シャル「えへへ// どういたしまして」
一夏「今お茶だすよ」
…………………………………………………
コトッ
シャル「一夏のいれるお茶はいつも美味しいね」ズズ…
一夏「まぁ普通のお茶だけど」
78 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/13(月) 22:30:44.48 ID:ehdUpzkSO
シャル「そういえばさ。昨日話覚えてる?」
一夏「えっ?……あぁ覚えてるよ」
シャル「やっぱり一夏もそういうことしたいの?//」
一夏「うっ…何と言うか…どちらかと言えばしたいです//」
シャル「ふ~ん。やっぱり男の子だね。一夏のエッチ//」
一夏「ごっごめん!そうだよなシャルだっていきなりこんなことは…」
チュッ
一夏「!?」
シャル「一夏がしたいなら僕はいいよ?//」
79 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/15(水) 19:28:08.69 ID:TY3U1koSO
一夏「………シャル…」
シャル「……いちかぁ…//」
バァーン
セシリア「一夏さーん!!今日の宿題を一緒に…」
セシリア「あらっ!?シャルロットさんもいらしてたんですの?」
シャル「(どうしていつも邪魔されんだろ…)」
一夏「セシリア、実はもう宿題は終わらせたんだ」
セシリア「まぁ!そうだったんですの。流石一夏さんですわ」
セシリア「なら一夏さん、私の宿題を手伝ってくれませんか?」
一夏「セシリアなら一人で出来そうな気がするけど…」
80 : ◆mL2ZRk1cK. :2012/02/15(水) 19:29:45.38 ID:TY3U1koSO
セシリア「そうですわよね…私なんかに手伝う暇なんてないんですわよね……」グスン
一夏「わわっわかったよセシリア!」
セシリア「まぁ!嬉しいですわ!」パァァ
一夏「(ごめんシャルまた今度な?)」
シャル「(まったく一夏は他の女の子に甘すぎるよ)」
一夏「(学園内でするのは無理そうだな…)」
おわり
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/02/15(水) 20:08:18.73 ID:Em/Kf8id0
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