1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 01:28:09.96 ID:6QVx+/oS0
千枝「おふぁ〜よ〜…」
雪子「眠そうだね、千枝」
千枝「深夜やってたカンフー映画が面白くってさー。ついつい最後まで見ちゃったのよ」
雪子「夜更かしはお肌に悪いよ?」
千枝「気をつけますです」
雪子「……」
千枝「……」ボー
雪子「鳴上君ってホモだよね」
千枝「あーそーかもねー……ってはいぃぃ!?」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 01:40:57.43 ID:6QVx+/oS0
千枝「えーと、あたしの聞き間違いかなぁ」
雪子「?」
千枝「雪子さ、今鳴上君がホモだって言った?言ってない、よねぇ…?」
雪子「言ったよ」
千枝(聞き間違いじゃなかったー!)
雪子「千枝もやっぱりそう思う?」
千枝「…な、何が?」
雪子「だから鳴上君がホモだって」
千枝「ちょ、ちょい待ち!一旦落ち着こう!落ち着かせて!!」
雪子「え?うん…」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 01:44:15.12 ID:6QVx+/oS0
千枝「はっは〜ん……」
千枝(これはあたしの夢ね!起きたと思ったけど、実はまだ夢の中だったのだー!)
雪子「千枝?」
千枝「よーし、そーと決まれば…」
雪子「……」
千枝「あだだ!!」
雪子「どうしたの?いきなり自分のほっぺたをつねるなんて…」
千枝(あれ?普通に痛い…これ、夢じゃない…?)
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 01:50:45.25 ID:6QVx+/oS0
千枝「あ、あのさ、雪子はなーんで鳴上君がホモだと思うの?」
雪子「彼、誰とも仲いいけど、とくに男子と仲がいいと思わない?」
千枝「まー、そりゃ男の子だかんねー。うちらより話しかけやすいとかそーゆーのじゃない?」
雪子「……」
千枝「雪子が思ってるようなことはないと思うよ。あくまで友情の延長だよ」
雪子「千枝、あの噂聞いたことない?」
千枝「…噂?」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 01:54:31.71 ID:6QVx+/oS0
雪子「鮫川河川敷で花村君と鳴上君が抱き合ってたって…」
千枝「あー、そんな話もあったねぇ…」
雪子「間違いなくヤッてるよね」
千枝「誰が!?何を!?」
雪子「ふふ、分かってるくせに。千枝のおませさん♪」
千枝「いやいやいや!!」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:01:18.73 ID:6QVx+/oS0
雪子「すごいよね、野外でなんて」
千枝「ないないない!絶対ないから!鳴上君はそんな人じゃないし!」
雪子「でも火のないところに煙は立たないって言うし」
千枝「噂話に尾ひれがついたんだよ!」
雪子「そうかな」
千枝「絶対そう!抱き合ったっていうのも、アホの花村がコケて鳴上君に抱きついたように見えたんだよ」
雪子「それから、いい雰囲気になって押し倒しちゃったんだね!」
千枝「ストーップ!!」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:07:48.01 ID:6QVx+/oS0
陽介「うおっと!おもむろにつまづいちまったぁ!!」
鳴上「おっと、危ない…」
陽介「…ぁ」
鳴上「俺の顔に何かついてるか?」
陽介「……好き」
鳴上「うん?」
陽介「な、なんでもねーよ!ばーか!」
鳴上「恥ずかしがらずに教えてくれないか」
陽介「あ、相棒?」
鳴上「お前の全てを…俺に…」
陽介「…嗚呼」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:11:18.17 ID:6QVx+/oS0
雪子「たぶんこんな感じ」
千枝「……」
雪子「間違いないよ」
千枝「もうなんと言っていいやら…」
雪子「完二君とも怪しい関係だよね」
千枝「二股なんだ…」
雪子「完二君ガチホモだし」
千枝「それ本人に言ったらパンチ飛んでくるよ!?グーパンチ!」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:17:45.35 ID:6QVx+/oS0
雪子「千枝は花村君と完二君が戦ってる所見た?」
千枝「マヨナカアリーナのこと?あたしは見てないなぁ」
雪子「私ね、二人が戦ってる教室の近くにいたから声だけは聞こえたんだけど……」
千枝「?」
雪子「…すごかった」
千枝「……」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:22:28.48 ID:6QVx+/oS0
完二「オラァ!!」
陽介「無理矢理はやめてぇ〜!!」
完二「まだ終わりじゃねーぞ!!」
陽介「完二ぃ!!完二ぃ!!」
完二「そろそろシマイだ!!」
陽介「完二ぃ〜〜!!」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:26:52.36 ID:6QVx+/oS0
雪子「…ね?」
千枝「ごめん、雪子が何言ってるか分からない」
雪子「つまり、激しい肉と肉のぶつかり合い」
千枝「指立てるのおよしなさい!」
雪子「飛び散る汗と何かしらの汁」
千枝「汁って」
雪子「ここでの汁はね…」
千枝「説明しなくていいから!!」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:34:50.77 ID:6QVx+/oS0
陽介「そりゃねーだろー」
鳴上「ははは」
千枝「!」
陽介「お、里中と天城じゃん。おっす」
鳴上「お早う、二人とも」
千枝「お、おはよ〜」
雪子「肩組んだりして、二人は仲いいね」
陽介「こいつとは切っても切れねー仲だしな!」
鳴上「それより聞いてくれ。さっき陽介が…」
陽介「うおぃ!それ言うなっつったろ!」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:39:20.92 ID:6QVx+/oS0
鳴上「そうだったか?」
陽介「そーだよ!とくに女子の前で言うのは禁止!」
鳴上「しょうがないな」
陽介「しょーがなくねー!お前ぜってーワザとやってんだろ!」
雪子「……グッ!」
千枝(雪子がこっち見ながら満面の笑みで親指立ててる…)
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:45:48.92 ID:6QVx+/oS0
千枝(あんな話聞いたあとだから話しかけづらい)
鳴上「どうしたんだ、二人とも。これからジュネスに行くんだろ?」
陽介「んなとこでボーっとしてっと、置いてっちまうぞ」
千枝「う、うん……」
陽介「?」
雪子「実はね、寝不足で千枝具合が良くないんだって」
千枝「……へ?」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 02:50:52.40 ID:6QVx+/oS0
陽介「おいおい、マジかよ」
鳴上「熱は?」
雪子「ないみたい。少し休めばよくなると思う」
陽介「無理すんなよ」
鳴上「今日は家に帰ったほうがいいかもな」
雪子「少し休んで治らなかったらそうしよっか、千枝?」
千枝「えーとぉ…」
雪子「…………」ギロッ
千枝「う、うん!そだね!」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 03:01:17.26 ID:6QVx+/oS0
陽介「とりあえず大丈夫そうだな。んじゃ先行ってんぞ」
鳴上「何かあったらすぐ連絡してくれ」
雪子「うん、また後でね」
千枝「……行っちゃった」
雪子「私のアイコンタクト伝わったんだね、よかった」
千枝「…あれだけ睨まれたらね」
雪子「何か言った?」
千枝「何でもごぜーません」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 03:13:41.02 ID:6QVx+/oS0
千枝「一応聞いとくけど、あの二人を先に行かせたのはなんで?」
雪子「勿論気を使ったの」
千枝「……」
雪子「私たちもこっそり後を追いかけよう」
千枝「えー…」
雪子「私の推理が正しければ、二人きりなら行動を起こすと思うの」
千枝「これから行くのフードコートだよ?どう推理したらそーゆー方向に行くのさ」
雪子「フードコート、屋上、照りつける太陽」
千枝「……」
雪子「…焼いて行かない?」
千枝「……うん?」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 03:20:00.75 ID:6QVx+/oS0
もういい!寝る!ホモすみなさい!!
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 03:20:27.97 ID:0CFX4gz40
>>78
おい
おい
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 03:20:54.88 ID:RQnul1KZ0
>>78
あ?
ケツ出せよ
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/08/30 03:21:29.56 ID:wECEqbsZ0
>>78
串刺しだぁ!
Half Age Characters ペルソナ4 (BOX)
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