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纏流子「朝まで待てない」

83 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 00:41:57 ID:rYhAot6o

――放課後・この間の場所――



流子「……んっ……あっ、ぁっ、あんっ! ……く、…………あだっ!?」

流子「……い”……っ、は、入っちまった……」

美木杉「…………しまった」

キルラキル 設定資料集

84 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 00:43:14 ID:rYhAot6o

美木杉「…………済まなかった」

流子「…………」

美木杉「いやぁ、素股というのは実に危険な行為だねぇ。うっかりお互い興に乗り過ぎたらもののはずみでこの有様」

流子「こっちは興になんか乗っちゃいねぇ! 畜生、約束が違うじゃねぇかよ!!」

流子「ううっ……まさかこんな状況でうっかり処女を失うことになろうとは」

美木杉「あー……その辺は多分ダイジョーブダイジョーブ。先っぽは入ったけど奥までは入ってないからきっとノーカンノーカン。君は…………処女だ」

流子「今程その台詞が嘘臭く聞こえたことは無ぇな。あと目ぇ逸らすな」

美木杉「まぁ落ち着いて、これは事故のようなものだよ流子くん。不可抗力だったんだ」

美木杉「それとも……嫁に来ないか? 僕のところへ」

流子「…………は?」

85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 00:44:31 ID:rYhAot6o

美木杉「僕だって男だ。約束を破ってしまった以上責任は取る」

流子「……本当お前、冗談は顔だけにしろよっ!? 帰るっ、もう帰る!!」

美木杉「おやおや流子君、一世一代のプロポーズを冗談で片付けるつもりかい?」

流子「こんなノリで言われたって誰が本気にとるかよ!? 腐って落ちろバーカバーカバーカ!!!」



バタン!!  ドドドド……ウワァァァン…………



美木杉「全く、毎度毎度お約束な流れだな」

美木杉「…………」

美木杉「……かなり本気だったんだがねぇ」

86 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 00:46:28 ID:rYhAot6o

――深夜・満艦飾家――




流子「ひっく……ぐすっ」ジュー…

鮮血「……泣くな、流子。涙はアイロンの霧吹き代わりにはならんぞ」ジュオーム

流子「だって……まさか灼熱アバンチュールやら覚悟完了と同様の流れであんな、プ……プロポーズなんて! 乙女の純情を何だと思ってるんだアイツは!!」

鮮血「確かに冗談としか思えないノリではあったが、強ち冗談ではないかもしれんぞ。……初めてだろう? あの男があんなことを言うなんて」

鮮血「あとな……言っちゃなんだが、お前らしたことよりしてないことを数え上げる方が早いじゃないか。それで処女と言い張るにはかなり無理があるぞ」

流子「言うなぁ! その辺は自分でもかなり気にしてんだから!!」

マコ「んー……、流子ちゃん、プロポーズされて胸騒ぎの腰つき? みたいな?」ムクリ

流子「マコ! 起きてたのかよっつーか聞いてたのかよ!?」

マコ「六畳一間で雑魚寝してるんだし聞くなって方が無理だよぉ」

マコ「ちょっと外で話そうか? ……父ちゃんや又郎にはあんまり聞かれたくないよね?」

87 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 00:48:35 ID:rYhAot6o

マコ「……で? 最後の一線は越えない約束で今迄色々してきたけれど」

マコ「何の因果か越えちゃって、まるで仕方ないかのように求婚されたのが流子ちゃんとしては非常に不愉快だ、と」

流子「諸事情により相手の名前は言えねぇが……端的に纏めればそういうことだ」

流子「くっそー……事故なんて嘘に決まってる! あいつはハナっから食い散らかすつもりだったんだよ」

流子「やだもう、私ばっかりマジんなって……馬鹿もいいとこだ」

マコ「しかしまぁ、美木杉先生も凄いねぇ意外だねぇ紳士だねぇ。こんな流子ちゃんのわがままボディを目の前にして最後の一線を守り通していたとは」

流子「紳士ならそもそも手ぇ出してないと思うんだがなぁ……ってオイ!」

流子「…………なぁマコ、いつから気づいてた?」

マコ「最初っから。だって、マコ見てたもん。流子ちゃんが転校してきたその日から、マコは流子ちゃんのことずっと見てたもん」

マコ「流子ちゃんの目線は、いつでもずーっと美木杉先生の上で止まってた」

マコ「……待ってたんだよ? 流子ちゃんが相談してくれるの、ずーっと」

流子「……ごめん。あまりにあんまりな関係過ぎて、言うに言えなかった」

88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 00:50:10 ID:rYhAot6o

マコ「知ってるよ。流子ちゃんは、自分が思ってる以上にずっとずっと純粋な子」

マコ「そんな流子ちゃんが本気で好きになった相手なら、いっそ思い切って飛び込んじゃえばいいんだよ!」

マコ「やっちゃいなやっちゃいな! やりたくなったらやっちゃいなよ流子ちゃん!!」

流子「マコ……」

マコ「それとも私、親友の恋は応援させて貰えないのかな?」

流子「恋ねぇ……恋と呼ぶにはあまりにも行動が生々し過ぎて」

マコ「恋なんてそんなもんだよ流子ちゃん」


89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 00:52:32 ID:rYhAot6o

流子「……ちょっと、行って来る」

マコ「もう夜も遅いし、明日にしたら?」

流子「……朝まで待てない」

マコ「……そっか。今ならまだ、ケーブルカー出てるよ」

マコ「朝には帰ってきてね。この行動がどっちに転んだとしても」

マコ「帰ってきたら思いっきり抱き締めてあげるから」

流子「ありがとな。あと、本当にごめん。……じゃ、着替えてくる」

マコ「うん……いってらっしゃい、流子ちゃん」

90 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 00:53:58 ID:rYhAot6o

――無星生徒用ケーブルカー内――



鮮血「お前……本当に、無鉄砲にも程があるぞ」

流子「これはもう、持って生まれた業のようなもんだと思う」

鮮血「今あの部屋に行ったところで、あの男が必ず居るという保証もない」

鮮血「居たとしても、もしかしたらすげなく追い返されるかも知れない」

流子「そん時ゃそん時で、大人しく帰って涙で枕を濡らすよ」

流子「……で、もうあいつとの関係は終了。それだけの話」

鮮血「……雨が降ってきたな。どうする、帰るか? このままだとあの部屋に着く頃には全身濡れネズミだ」

流子「……あいつに、今すぐ逢いたい」


95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 22:11:14 ID:rYhAot6o

コンコン




ガチャ


「…………!」

「…………?」

「…………」




……バタン

96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 22:14:14 ID:rYhAot6o

美木杉「……全く、君の無鉄砲さにはほとほと呆れるよ」

流子「似たようなことを鮮血にも言われたよ。……タオル、ありがとな」

美木杉「ここに僕が居たから良かったものの……居なかったら、一体どうするつもりだったんだ?」

流子「場末の飲み屋街も探してみようかなと思ってた」

美木杉「あんな所、君みたいな娘が行くもんじゃないよ。万が一何かあったら」

流子「へぇ……心配してくれるんだ。てっきり『君なら不逞の輩も軽くぶちのめすだろうな』なんて言われるかと思ってた」

美木杉「君は一体僕をどんな奴だと思ってるんだ」

流子「そういう奴だと思ってた。あとド変態」

美木杉「それは心外だなぁ」

流子「……おいコラ先公、何いきなりシャツ脱ぎだしてんだよ?」

美木杉「生憎今日は替えのシャツが無くてね。僕が着ていたやつで悪いけど、神衣が乾くまでの間着ていてくれ」

美木杉「今コーヒー淹れてくるけど……着替え終わるまでここで見守っていようか?」

流子「針を貸せ。その目を縫い合わせてやるから」

美木杉「17歳の女の子にはこんなにも冗談が通じないのか」

97 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 22:16:07 ID:rYhAot6o

美木杉「……あの時と同じだ」

流子「?」

美木杉「君が素肌に僕のシャツを着て、僕のカップでコーヒーを飲んでいる」

流子「間接キス一つに慌てふためいていたあの日の初心な私は何処に行ってしまったんだろう」

美木杉「君は今でも十分初心だと思うけどね」

流子「いーや汚れちまった。知らなくていいことも、知らなくていい感情も、みーんなあんたに教えられちまった」

流子「……全く以て、とんだ先公だよ。これから先、まかり間違っても恩師だなんて言うもんか」

美木杉「……あのね流子くん」

美木杉「言っても信じて貰えないだろうが……あれは、本当にアクシデントだったんだ」

美木杉「君との約束でもあったし、一応教師と教え子という間柄でもあるしね。君の卒業まで待って、きちんと求婚して、それからって」

流子「…………マジで?」

美木杉「いくら僕でも、こんなこと冗談で言えないよ?」

98 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 22:19:46 ID:rYhAot6o

美木杉「考えてもみなよ。こっちだって、その気になれば無理にでもできる状況にずっと置かれていたんだ」

美木杉「それを、敢えてしなかったのは一体どういうことか」

美木杉「その辺は汲んでもらえると、こっちとしては有難いね」

流子「だったらそもそも色々すんなって話だが」

美木杉「そこはそれ、僕だって身も心も健全な男性だし。つまみ食いの20回や30回位許されても良いだろう」

流子「あんたが散々つまみ食いしたお陰で、こっちは最早処女とは名ばかりだ」

美木杉「好物は最後のお楽しみに取っておく質なんだ」

流子「……つまみ食いなんかしてないで、食うならいっそ全部食えっての!」

美木杉「…………それは、どういうことかな流子くん?」

99 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/15(金) 22:23:23 ID:rYhAot6o

流子「……まぁ、つまりはそういうことかな。その辺は汲んでもらえると、こっちとしては有難ぇ」

美木杉「なんて婉曲的なお誘いだ」

流子「じゃあこれなら分かりやすいか? ……ん」チムン

美木杉「……よもや君の方から首に腕を回してキスする日が来ようとは」

美木杉「でも、初めてがこんなベッドも無いような部屋でいいのかい? 女の子ならそういう憧れが無くもないだろうに」

流子「さんざっぱらここで色々して来たくせに何を今更」

流子「…………ここがいい。ここで、したい」


102 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/16(土) 00:20:34 ID:1eiNu.TE

流子「…………んっ、……ふ……」

美木杉「……ようやく、息継ぎを覚えたか」

流子「覚えてたけど、余裕無くて発揮する機会がなかっただけだよ」

流子「……これでも、物覚えはそこまで悪くないんで」チュ

美木杉「その割に、成績の方は世界史と体育以外散々だな」チュ

流子「あんたの授業以外は子守唄だから」チュ

美木杉「喜んでいいのか悪いのか」

流子「喜んどけよ……っ、ぁん」

103 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/16(土) 00:22:41 ID:1eiNu.TE

美木杉「身体が冷たいな……やっぱりコーヒー一杯程度じゃ温まらないか」

流子「あんたの身体はあったかいな。なんかこう……、安心する」

美木杉「……仕方がない。流子くん、服を脱いで。温め合おう」

流子「仕方なくなんか……ぁ、無いくせに……」

美木杉「バレていたか」

104 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/16(土) 00:24:06 ID:1eiNu.TE

流子「はぁ……あっ! ぁっ、んっ……く、ぁふ」

美木杉「どうしたんだい? 今日は……やけに積極的なんだけど」

流子「んっ……どうしちまったんだろうな、は、あっ」

流子「やってることは今迄と変わんないのに、なんか……全然違う」

美木杉「今迄は、よくなかった?」

流子「なんだろ、上手く言えないけど……いっぱいいっぱいで、それどころじゃないっていうか」

流子「どうしようもない位苦しくって、私ばっかり余裕無くって」

美木杉「……今は?」

流子「凄く……気持ちいい。あんたの手も声も唇も、全部」

流子「…………駄目かな? こんなんなっちゃったら」

美木杉「……大歓迎だ」

流子「あっ! は、あぅっ、……んっ……!」

105 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/16(土) 00:25:55 ID:necomimi

流子「あ、あと、その、今はちょっと……くそっ、言いにくいなこれ」

美木杉「その辺は安心してくれ。教え子を孕ませて淫行教師と後ろ指差されるのは本意じゃない」

流子「今している行為は淫行以外の何だって言うんだ」

美木杉「さあ、何だろうね?」

106 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/16(土) 00:28:02 ID:1eiNu.TE

流子「……何笑ってんだよ」

美木杉「ごめん。昨日の君の声を思い出してしまって、つい」

流子「あー……、うん、ありゃねーわ」

美木杉「僕が知る限りで、最も色気のない喘ぎ声だった」

流子「予告もなしにぶち込まれりゃ色気のねぇ声の一つも出るわ」

美木杉「だから今回はちゃんと予告してるじゃないか。……もうちょっと、力抜いて」

流子「……さすがに、ちょっとどころじゃなく緊張するな」

美木杉「怖い?」

流子「怖いのとはちょっと違うかな……ん、くっ」

流子「初めてがあんたなら……怖くない」


111 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 00:54:24 ID:SnxTknHc

流子「あっ……! く、いっ、たぁ……」

美木杉「……大丈夫?」

流子「んっ……ちょっと。けど……昨日程じゃ、ない」

美木杉「……君に、一つ謝らなければいけないことがある」

美木杉「もうバレているかもしれないね。あの時、入ったのは先っぽだけと言っていたけど……あれ、嘘なんだ」

流子「……やっぱりな」

112 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 00:56:06 ID:SnxTknHc

流子「あっ、……は、ぁんっ、……えっと、どうしたもんかな……」

美木杉「? どうした?」

流子「んー……さすがにこの状況下で先公やらてめぇ呼ばわりはねぇな、と」

美木杉「ここは可愛く『愛九郎さん』なんて呼んでくれてもいいんだよ?」

流子「……いやいやいやそれはこっ恥ずかし過ぎて無理無理無理」

流子「……ここはひとつ、…………先生……で、勘弁してくれ。イヤ本当マジで」

美木杉「……無星から一気に二つ星へランクアップした気分だよ」

流子「三つ星じゃねぇのかよ……って、うわっ!?」

流子「なんか、中で急に……あ! っん、んっ……やだっ、先っ、生……!」

113 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 00:57:35 ID:SnxTknHc

流子「あっ……ぁ、……あぁ! ……はぁ……っ」

流子「……っと、危ねっ! ……悪い、ソファーから落ちちまいそう」

美木杉「やっぱりソファーじゃちょっと無理があったか。流子くん、悪いけど体勢直すから一旦抜くよ」

流子「あっ……んっ……?」

美木杉「流子くん、僕の上に乗ってみて。……ソファー、倒れないといいけど。まぁ、大丈夫だろう」

流子「ち……ちょっとこの体勢は、初心者にはハードルが高いというか……ぁ、んっ……」

美木杉「この密着度がいいんじゃないか。……流子くん、自分で動いてごらん?」

114 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:00:26 ID:SnxTknHc

流子「はぁ!? う、動けと言われましても、一体どのように動けばいいのか皆目検討もつかないのですが……?」

美木杉「何故いきなり敬語?」

流子「だって分かんねぇんだもん! 無茶ぶりすんなよ!!」

美木杉「無茶なんかじゃないよ。じゃあ、前後に動かしてごらん」

流子「こう……かな? って、ぁ、やだ、何、これ……奥が、あっ、ん、」

美木杉「流子くん……気持ちいい?」

流子「んっ……はぁ、なんか、ぁんっ……すごい、奥まで、っく、来てて」

美木杉「それは何よりだけど……、ごめん、こっちもそろそろ余裕が無いんだ」

流子「は、あっ、ん……いいよ、先生も……気持ちよくなって?」

美木杉「じゃあ動くから……僕に掴まってて」

115 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:01:47 ID:SnxTknHc

流子「あんっ、やだ、……っ! どうしよ、先生、も、ダメ……あ、ぁあっ……!」

美木杉「い……つっ、流子く……んっ…………!」

流子「…………っ……!! ……はぁ……っ、は……ぁ、っ」








流子「…………1%、か……」

美木杉「? 何か言ったかい?」

流子「何でもねぇ……こっちの話」

116 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:03:22 ID:SnxTknHc

流子「……うっわ、何だよそれ……?」

美木杉「何が?」

流子「……背中……なんか凄いことになってんだけど?」

美木杉「これ? 君がつけた爪痕だけど。覚えてない?」

流子「……全然覚えてねぇ」

美木杉「あんまり良過ぎたか……こっちも痛かったけど、止めちゃったら興醒めだしねぇ」

流子「うわぁ言うなこっ恥ずかしい!」

美木杉「背中の爪痕は男の勲章だよ」

117 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:05:50 ID:SnxTknHc

流子「雨……上がったようだな。そろそろ、帰らねぇと」

美木杉「夜明けのコーヒーも飲まずに帰るのかい?」

流子「マコが心配してる。居候先に迷惑掛けらんねぇからな」

美木杉「きぬぎぬの別れはもう少し情緒が欲しいところだけどね。……後悔してない?」

流子「……してない。そっちこそ、後悔すんなよ?」

流子「なんせ私は冗談の通じねぇ17歳だからな」

美木杉「知ってるよ……んっ」チュ

流子「……それじゃ、また学園でな。先公」

美木杉「二つ星から無星に逆戻りか」

美木杉「三つ星にランクアップ出来るのは一体いつなんだろう」

流子「さあ、いつなんだろうな?」

118 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:07:25 ID:SnxTknHc

――無星生徒用ケーブルカー内――



流子「……鮮血?」

鮮血「どうした、流子?」

流子「よかった……ちゃんと話が出来てる」

鮮血「もしかして、生娘でなくなってしまったら私と意思の疎通が出来なくなるのではないかと思っていたか?」

流子「どうやら杞憂に終わったみたいだな」

鮮血「それに、もしそうだとしたら、昨日の時点でもう意思の疎通は不可能だろう」

流子「それもそうだった」

鮮血「……本当に、後悔していないんだな?」

流子「反省はしちゃいるが後悔はしていない」

119 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:09:53 ID:SnxTknHc

流子「……本当は、怖かった。あんなこと経験してしまったら、溺れに溺れて私を取り囲む世界がガラリと変わってしまうんじゃないかって」

流子「ところがどうだ、いざ経験したところで相変わらず雨上がりの朝焼けは綺麗だし腹は減るし寝不足でだりぃし」

鮮血「経験ひとつでガラリと変わるほど世界は小さくないか」

流子「ま、それでも私には一生忘れられそうもない経験だけどな」

流子「……とりあえず、目下一番の心配事は満艦飾一家だ」

鮮血「世界の大きさに比べるとあまりに小さな心配事だな」

流子「朝帰りだもんなー……怒られるか、あるいは物凄い勢いで囃し立てられるか」

鮮血「私はそのどちらでもないと見た」

流子「?」

120 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:12:13 ID:SnxTknHc

――早朝・満艦飾家――


流子「…………ただいま」

マコ「お帰り流子ちゃん。あとおはようそしてお疲れさま!」ギュムー

流子「がはっ! 息の根が止まる!?」

好代「お帰りなさい流子ちゃん。さあ、朝ごはんしっかり食べて体力を取り戻さないとね」

流子「……朝から赤飯ですか……」

薔薇蔵「…………」バチコーン☆

流子「無言で内診台出すな! ウインクすな!!」

又郎「…………母ちゃんの赤飯はうめぇなぁ」ニヨニヨ

流子「なんだその生あったか~い笑顔は」

ガッツ「……ガッツ?(小声)」

流子「てめぇは何が言いたいんだ!?」

流子「……満艦飾一家の優しさが、何故だろう、凄く凄く居た堪れない」

流子「これならいっそ物凄い勢いで囃し立てられた方がなんぼかマシだ……!」

鮮血「私の見立て通りだったぞ、流子」

121 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:13:47 ID:SnxTknHc

マコ「その後、紆余曲折を経た末に、美木杉先生は卒業を待たずして流子ちゃんに求婚」

マコ「求婚を承諾した流子ちゃんは、思い切り良く先生のもとへお嫁に行きました」

マコ「その際、何処でどう話が捻じ曲がったのか、あの纏流子がうだつの上がらぬもっさい世界史教師を脅して結婚に漕ぎ着けたという噂が広まって流子ちゃんが赤っ恥をかいたり」

マコ「求婚の際に持ち込まれた百万本のバラによって猿投山先輩が重度の花粉症を発症したりもするのですが」

マコ「……それはまた別のお話」

122 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 01:17:11 ID:SnxTknHc

おしまい いい練習になったよ
あと別のお話オチ超便利

それではまた、どこかのキルラキルスレで

123 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/11/18(月) 23:46:50 ID:9fey9I6s

おつです!!!



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