1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/25 23:35:53.02 ID:pOu08JpJ0
リンゴ〜ン♪
八幡「は?何の音だ今の・・・ってお前今撮ったか?」
いろは「はい〜♪先輩の寝顔激写です!」
八幡「寝てたんじゃねぇよ、考え事だ」
いろは「あーそうですか〜」フムフム
八幡(いや聞けよ、つーか何勝手に撮ってるわけ?写真撮るなら声かけがマナーでしょうが!)
いろは「・・・先輩ってもしかしてイケメンなんですか?」
八幡「・・・は?」 由比ヶ浜「えっ」 雪ノ下「・・・」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/25 23:42:55.89 ID:pOu08JpJ0
八幡「ふっまぁな」
由比ヶ浜「うわ自分で言ってるし・・・」
雪ノ下「一色さんその写真すぐに消した方が良いわ、どうなってもしらないわよ」
八幡「いやいやおかしいでしょ、俺の事呪物か何かだと思ってるの?」
いろは「え〜だってこれ見て下さいよぉ」
由比ヶ浜「えー・・・・うわぁ///」
八幡「うわぁって何?え?まさか何か映っちゃってるの?マジで?」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/25 23:56:56.83 ID:pOu08JpJ0
そこには超絶イケメンの写真が表示されていた
携帯カメラの技術革新と斜光の妙である
八幡「こっこれが・・・私?」ウットリ
由比ヶ浜・いろは「うわぁ・・・」
八幡「やめてそれ本気のうわぁだよね刺さるからほんと」
雪ノ下「・・・比企谷君、遊んでいる場合じゃないと思うのだけれど」ニコ
八幡「えっなんで俺だけ怒られてるの?つーかその笑顔超コワイんですけど」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 00:04:16.28 ID:H/YGzDh50
いろは「っあーそろそろ私部活いかないと!それじゃ皆さん選挙の事お願いしますねー」トトト
八幡(ほんと慌ただしい奴・・・)
八幡「あっ写真消させるの忘れてたな」
由比ヶ浜「あははーそうだね(後で送ってもらわないと///」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 00:12:11.76 ID:H/YGzDh50
翌日
いろは(はぁ・・・比企谷先輩って実物はアレだけどこの写真カッコいいなぁ・・・)
いろは(・・・・・・///)
女子「おーっすいろはーってうわああいろはが男の画像待ち受けにしてるゥ!!」
女子B「えー嘘ぉ彼氏できたん!?」
いろは「あっちょちが違うからぁ」
女子C「うっわ超イケメン・・・つかうちの制服!先輩!?」
キャー葉山先輩トイイコノガッコウハイッテヨカッター!!
いろは「はわわ」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2013/11/26 00:24:36.37 ID:H/YGzDh50
葉山「えっいろはに彼氏が?」
女子グループ「そぉなんですぅ〜わたしたち応援するっていうかぁ」
葉山「どれどれ・・・!(これは・・・比企谷・・・?」
女子A「葉山くん知ってる人?」
葉山「うん・・・同じクラスだよ」
キャー葉山センパイノクラスレベルタカスギィ!!!
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 01:13:14.58 ID:ik72m4ta0
葉山「えーっと、やぁ比企谷」
八幡「んだよ、なんか用か?選挙の事なら俺は知らん、雪ノ下と」
葉山「いや、そうじゃないんだ・・・ちょっと」クイ
八幡「・・・(耳を貸せってか?お前の傍に寄るなんてゴメンだね」
葉山「・・・ふぅ」ヤレヤレ
葉山「あまり大きな声じゃ言えないけどさ」グイ
八幡(うおおっ!近っ!近い!) 海老名「」ガタン!
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 01:19:01.35 ID:ik72m4ta0
葉山「比企谷、いろはと・・・付き合ってるんだって?」ボソボソ
八幡「はっはああ!付き合う?俺といっs」
葉山「こ、声が大きいぞ・・・!」
八幡「モゴモゴ」
海老名「つ、つつつ突き合う!?今確かにそう聞こ」
三浦「いやんなわけねぇし擬態しろし」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 01:28:01.69 ID:ik72m4ta0
女子A「ほらぁ早くいこうよぉ」
いろは「い、いやぁなんか気乗りしないっていうか・・・」
女子B「運が良かったら葉山先輩と比企谷先輩同時に見れるかもよ!」
いろは「だからその比企谷・・・先輩は違うんだって」
女子「またまた〜ほら教室ここだよね」
八幡「はああ!?付き合う?俺とっ」
葉山「 (お、おい!」ギュウ
いろは「えっ」 女子「えっ」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 01:40:16.40 ID:ik72m4ta0
いろは「う、ウソ・・・葉山先輩って・・・そうだったの?」
女子「でもこれはこれで・・・っていうかあれ比企谷先輩?雰囲気違くね?」
いろは「っ!」ダッ
女子「ちょ!いろは!?」
八幡(いろは?一色?来てたのか・・・何か嫌な予感がする)
海老名「うぐっ!くふぅ」ドバドバ 三浦「ちょっと何これヤバくねぇ?」
八幡(海老名サマが喜んでおられるし・・・)
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 01:49:43.59 ID:ik72m4ta0
いろは(そんなっそんなっ葉山先輩が・・・だったなんて)
いろは(そんなのに言い寄るなんて私のキャラじゃないよ・・・)
いろは「はあっはぁっ・・・」スッ
携帯<比企谷八幡奇跡の1枚
いろは「・・・・」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 02:16:45.07 ID:ik72m4ta0
それから数日後、雪ノ下が選挙に立候補すると言い出した
それが最善なのだと
由比ヶ浜「ヒッキー・・・奉仕部どうなっちゃうの・・・かな」
八幡「さぁな・・・」
八幡(手が無い事も無かった、でも一色が葉山と険悪になってしまった今・・・)
八幡(完全に手詰まりだろこれ、まいったわ)
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 02:37:21.64 ID:ik72m4ta0
図書室
いろは「」ジー
いろは「・・・」
いろは「ニヤニヤ」
いろは「っ・・・」ハァ
八幡(なにあれこわっ!なんなの?最近の携帯って表情で操作できるの?)
いろは「あ、先輩・・・」
八幡「あ、ひゃい(クッソ急に気付くなよ・・・」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 03:01:03.31 ID:ik72m4ta0
いろは「それで・・・話ってなんでしょう」
八幡「ああ、単刀直入に言う、一色・・・お前会長になってくれないか?」
いろは「嫌です」
八幡(即答かよ!まぁ予想通りだったけど)
八幡(しかしここは土下座をしたって引くわけには・・・)
いろは「でもぉ・・・」
八幡「?」
いろは「先輩も一緒に役員してくれるなら・・・わたし、良いですよ?」
八幡「は?え、は?」
114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 03:16:46.35 ID:ik72m4ta0
八幡(明らかにこんなの一色のキャラじゃない・・・こいつの考えが読めねぇ)
いろは「・・・先輩って、イケメンですよね〜」
八幡「?!(こいつマジでさっきから何言ってんだ?とにかく話をするんだ・・・」
八幡「お、おぅ、まぁな」
いろは「あははっ」
八幡「それで
いろは「じゃあ先輩、目瞑って下さい・・・///」トコトコ
八幡「ふえっ!?」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 03:25:10.36 ID:ik72m4ta0
八幡(いやいや俺にこの手は通じないから!)
八幡(ほいほい目を閉じた所キス顔を校内掲示板に張り出されたHくという奴が昔いてだな・・・)
いろは「///」トコトコ
八幡(俺はもうそんな手には・・・)
いろは「///」
八幡「く、うう」グッ
いろは「やっぱ先輩は目を閉じてるとカッコいいですぅ・・・///」
いろは「くっ ひヒ」ブン!
八幡「えっ」パチ
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 03:28:17.70 ID:TTU2yhOq0
ブン!?
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 04:07:39.75 ID:ik72m4ta0
八幡「うおっ!」スッ
いろは「きゃっ」バタン カランカラン
アイスピック<コロコロ
八幡(ゴクリ)サー
いろは「・・・チッ ふえぇ先輩〜!!転んじゃいました助けて下さい!><」
八幡「お、お前・・・!」
八幡(ヤンデレルートだと・・・どうしてこうなった?どうしてこうなった!マジで!)
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 04:27:07.59 ID:ik72m4ta0
いろは「・・・・・・・」
いろは「わたし・・・」スクッ
いろは「わたし会長やりますよ」
八幡「・・・えっ」
いろは「だから先輩、わたしの事ずーっと支えていて下さいね」スタスタ
八幡「あっ・・・おい・・・」
八幡(拒否権なんてないってか)
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 04:46:30.28 ID:T+xukv290
その後一色いろはは生徒会長に就任した
俺も生徒会で雑務をこなす日々だ
2人になった奉仕部がどうなったかは知らない
部員との接触は、いろはに禁止されているから
クラスで会う由比ヶ浜も無視するうちに自然と疎遠になった
まぁ俺がいなくなっても雪ノ下は上手くやっていくだろう
俺が守りたかった物はちゃんと守れた・・・よな?
終
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 04:53:40.76 ID:jQEOU1pH0
最後の文字が読めない
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 04:58:58.75 ID:fml2cAhg0
いや普通に違う奴だろ
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2013/11/26 05:19:49.55 ID:Au4MiMMB0
ここからでしょ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 -妄言録(モノローグ)- (3) (ビッグガンガンコミックス)
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