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島風「おっねえちゃーん!」電「おはよっ!」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/28(月) 18:04:04.42 ID:NQhkMYyG0

どうもお待たせいたしました、『響「さて、今日も張り切って行きますか」』の人です。
今回は前回書いたssの続きを書こうと思います、よろしくね!(ドラ●もん風)
今回も書き留めじゃないんで、気長に書こうと思います。
先ずは登場人物のお浚いから、長いので見たく無い人は飛ばしておk

ーーーー登場人物ーーーー


第六駆逐隊の一人にして末っ子、普段は温厚だが姉達のことを何よりも大切にしており。
姉達の事を馬鹿にされたり虐められたりするとキレてしまい、姉達に手を出した者に制裁を加える。(特に龍田に対しては容赦が無い)
普段のキレ方は眉間に皺を寄せて表情が険しくなる程度、
しかし潜鮫ヱ級に電を丸呑みされてしまった時には地獄からやって来た怪物のような顔と唸り声をしていた。
その時の戦闘力は凄まじく、潜鮫ヱ級をたった三発で大ダメージを与えた程。
途中で潜鮫ヱ級に弾かれるも膨らんだ腹を見て当初の目的を思い出し、そのまま潜鮫ヱ級を捌いてしまった。
その時に姉達に振る舞った料理はフカヒレやキャビア、大トロなどの豪華料理。
姉達にも好評だったことから、料理の腕前もあるようだ。
初めてピカチュウを見た時にはその可愛さに目を奪われ、何時もからは想像できない程そわそわしていた
なぜキレる時にここまで尋常じゃないパワーを発揮するかというと、ロシアにレンタルされてた時に出会ったウサギの兄弟に鍛えられたという。
第六駆逐隊の共通装備の碇を装備しているが、余り攻撃に使うことは無い。
最近島風という新しい家族が出来てご満悦のご様子。


第六駆逐隊の一人、妹に響が居る。
恥ずかしがり屋で気が小さく、何時もおどおどしている。(作中では余り描写されていないが)
いつも龍田にからかわれ、からかった龍田が響に制裁を加えられるのがオチとなっている。
電自身も響の事が好きで、ピカチュウを見てそわそわしている響に対して心の中で可愛いと思ったらしい。
当初は自分は足を引っ張ってないかと不安になっていたが、
カラマネロに誘拐された時にはこのまま足を引っ張ったままで終わりたく無いという強い信念が生まれ、最後は自らカラマネロを拘束した(逃げられてしまうが)
その後からメキメキと精神が強くなり、対峙した敵に乗って隙を作る他、提督からの衝撃の事実を明かされても挫けなかった。
包容力もあり、黒逐ゼ級の過去を知った時は拒絶されて生きて来たんだと察し最後は海亘ゼ級の事を受け入れる。
戦闘では共通装備の碇を積極的に使う。


第六駆逐隊の一人、面倒見の良いお母さんポジション。
姉妹の中では一番肝がすわっており採掘中にウラガンキンを見ても怯えない等、精神面は固い。
しかし突然の事には弱く、提督から衝撃の事実を伝えられた時には嘘だッ!!!と叫んでいた。
が、直ぐに心を落ち着かせ、提督から伝えられた事を飲み込む等やはり精神は強い模様。
容姿が似ている電とも中が良く、戦闘では電とのコンビネーションを見せていた
戦闘では碇と砲をバランス良く運用する。


第六駆逐隊の一人、背伸びをするお年頃。
ボーキサイトを採掘する時にピッケルを忘れるなど間抜けな面もある、
子供扱いされるのが嫌で、何時もレディーのように振る舞おうとする。
黒逐ゼ級と最初に対峙した際はどこからか爆弾を設置し、電が作った隙で爆破させた。
どういうわけか深海棲艦と仲が良くなっており、ケータイのメアドや電話番号を交換していた。(話す時は基本タメ口)
砲撃を優先的に行なう。

龍田
天龍の妹、ヤンデレ。
よく電達をからかっては響に制裁を加えられている。
コンビナートに遠征に向かっている時に黒逐ゼ級に奇襲され、大怪我を負ってしまう。
天龍に担がれてそのまま帰投するが、翌日にはケロっとしている辺り、やはり尋常では無い体力のようだ。

天龍
龍田の姉、面倒見の良い姉貴。
龍田とは仲が良く、戦いの際にはかなり良いコンビネーションを見せてくれる。
戦闘馬鹿と称される程戦いを好んでいたが、皐月達との遠征の途中で黒逐ゼ級に龍田をズタボロにされてからは少し自重している。
同時に良く入渠を嫌がっていたが、最近では大人しく入渠する姿が見られる

北上
通称、スーパー北上様
良く調子に乗るが、調子に乗るのも納得の実力を有している。
見えない所から隠視マ級にクロスボウで的確に撃ち抜くなど、まさに論より証拠を地で行ったような存在。

提督
とある海軍の提督、描写されていないが艦娘にいじられたりもする。
艦娘の事を大切に思っており、一人が中破したらすぐに撤退がポリシーとの事。
轟沈した艦娘は深海棲艦成るという事実を知っており、長い間艦娘に話せないでいた。
海亘ゼ級との戦いに第六駆逐隊を送り出す時は、震える手を隠して送り出した。

ピカチュウ
響達がボーキサイトを採掘している時にやって来たポケモン。
何故か古びたお守りを持っていた、基本的にはモブ

艦これオーケストラ!

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/28(月) 18:46:11.70 ID:NQhkMYyG0

空母ヲ級
ヲとしか喋れないが、れっきとした深海棲艦の若き頭領。
響達が黒逐ゼ級に襲われた時、巨大な駆逐イ級に乗って救出した。
時折英語を喋るが気にしてはいけない。

装甲空母姫
深海棲艦の一人、言葉を話せるが全てカタカナ表記。
暁とはメアドと電話番号を交換している。
日常ではヲ級の世話をしている。

南方棲鬼
深海戦艦の一人、普通に喋れる。
暁のメアドは装甲空母姫を介して入手していたようで、挑戦状を送って来た。
自分の大声を使ったデスボイス(本人曰くチャーミングデスボイス)など力強い戦法が目立つと思いきや、
鋭い爪で攻撃すると思わせての砲撃など、中々にズルい戦法も使うが如何せん息が合っている第六駆逐隊にフルボッコにされてしまう。
しかし抵抗力が弱まった所為で、感染していた謎のウイルスが体全体に回り、凶暴化して襲って来た。
が、攻撃して来た龍田に反撃しようとした際に誤って龍田の胸を鷲掴みにしてしまい再びフルボッコにされてしまう、哀れ…

隠視マ級(いんしまきゅう)
深海棲艦の一体、世間でいう所のアラクネの姿をしている。(間違ってもブレイブルーの奴では無い)
海上と海中を行ったり来たりする、口の中に鋏角を隠し持っており、これで獲物をまっぷたつにする。(龍田に圧し折られてしまうが)
また自分に危機が迫ると、背中の水晶を使って自分の幻影を大量に生み出す。

潜鮫ヱ級(もぐりざめえきゅう)
深海棲艦の一体、鮫と付いているが、イルカのような外見をしている。(だけどフカヒレやキャビアが採れる、紛らわしい…)
第六駆逐隊との戦闘中、電を丸呑みしてしまったため響の怒りを買い、そのまま活躍らしい活躍をする事無く料理にされてしまった。

黒逐ゼ級(こくちくぜきゅう)
謎の深海棲艦、黒い外套のような翼や黒くて無骨な頭部など、他の深海棲艦と一致しない外見から、長い間拒絶されて生きて来た。
初登場は第六駆逐隊達がボーキサイトを採掘して帰投する所に突然とやって来た。
無尽蔵に涌くウイルスを吐き出すほか、翼腕を使った攻撃を多用する。
二回目では皐月達と遠征に行っていた天龍一行を強襲し、龍田を手負いにした。
その後は駆けつけた第六駆逐隊と交戦するが、逃走しようとした時に電が弾いた亀の甲羅で討伐されたと思われていたが。
倒れた現場であるコンビナートで脱皮を行ない、海亘ゼ級へと変異する。

海亘ゼ級(かいせんぜきゅう)
黒逐ゼ級が変異した姿、外見は翼腕はそのままに(色だけ純白にして)体を艦娘にしたような姿。
黒逐ゼ級の頃には制御できていなかったウイルスを完全に制御し、ウイルスのエネルギーを凝縮した後、横方向に爆発を起こすだけでは無く。
再度エネルギーを凝縮し、目の前に叩き付けて大爆発を起こすなど黒逐ゼ級の単調な戦法とは打って変わって変則的な戦法をしている。
沖ノ島海域の最深部にある小島で第六駆逐隊と最後の決闘をし、電に受け入れられる事で元の姿(島風)に戻ることで決着がついた。

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/28(月) 19:08:17.17 ID:NQhkMYyG0

ーーー横須賀鎮守府ーーー

島風「おっねえちゃーん!」ダキッ

電「おはよっ!今日も元気だね?」

島風「当たり前だよ!今日は皆でお出かけするんだもん!」

電「どこに行くのかなぁ?」

島風「どこだっていいよ、だってお姉ちゃん達と居ればどこでも楽しいもん!」

電「あははっ!島風ちゃんいつもそれだよね!」

響「おはよう!今日は早いね!」

暁「昨日は良く眠れたの?」

島風「うん!」

電「大丈夫、良く眠れたから!」

響「はは、元に戻った後の生活はどうだい?」

島風「まだ……良く分かんない事もあるけど、とにかく楽しいから!」ニコッ

響「そいつは良かった」

暁「響ったら、今日はいつもより活き活きしてるじゃない!」

響「そうかな?」ルンルン

暁「現金な子ねー…自分に妹が出来たからってはしたない」

響「♪」

暁(まるで聞いてすら居ない…)

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/28(月) 19:27:38.23 ID:NQhkMYyG0

天龍「おう、起きてたのか」

電「あ!おはようございます!」

島風「天龍、おはよっ!」

響「ダメじゃないか、天龍さんの事を呼び捨てにしちゃ」

ピカチュウ「zzz…」

天龍「ははっ、気にすんなって!」

島風「にひひ」

響「全く……すまないね」

天龍「別に良いよ、余り気にしてないし」

雷「みんなー!」

提督「お前ら、良く眠れたか?」

島風「うんっ!!」

電「良く眠れました!」

響「同じく」

暁「きちんと眠れたわよ?子供扱いしないでよね!」

雷「今日は皆でお出かけするのよ!司令官、どこに行くの?」

提督「ああ、今日は……」


>>6
どこに行く?

1:第3新東京市
2:学園都市
3:見滝原市
4:奥東京市

好きなの選べ


6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/28(月) 19:57:30.76 ID:NQhkMYyG0

なかなか>>6の安価が出て来ないので学園都市にしますね

提督「学園都市に行こうと思う!」

島風「学園都市ってなに?」

暁「しらないの?数々の能力者を産出している場所なのよ?」

響「人口のほとんどは学生だって聞くよ」

電「今日はそこに行くんですか?」

提督「ああ、今日は日帰りだからな?」

雷「りょうかーい!」

島風「学園都市……一体どんな所なんだろ……」


7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/28(月) 20:36:03.34 ID:NQhkMYyG0

ーーー学園都市ーーー

雷「さぁーて!やってきました!」

電「ここ、学園都市に!」

響「YES!!!」

島風「ここが学園都市?おっきなたてものがいっぱいだ!!」

天龍「あれは、ビルってやつだ!」

島風「びる?」

天龍「まあ広くて高いのがビルと言った方が良いんじゃね?」

島風「へぇー!」

提督「天龍、適当教えるなよ……ん?」

「~♪~♪」

提督「誰かが歌ってる……?」

響「……奇麗な歌だね、聞いて行こうか」

http://www.youtube.com/watch?v=_yx7bQdtz1g

アリサ「~♪」

響「……」

島風「おお……」

電「大丈夫?寒く無い?」

島風「大丈夫だよ、ちゃんとコート着て来たから!」

電「だったら良いんだけど……」

パチパチパチ

アリサ「皆、ありがとう!」

島風「上手だったよ!」

アリサ「えへへ、ありが……きゃっ!」

電「!危ないっ!」

ドタッ

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/28(月) 21:05:01.74 ID:NQhkMYyG0

響「だ……大丈夫ですか?」

アリサ「あ……うん…」

電「痛たた……」

アリサ「!ごめんなさい!」

電「ううん……無事で良かったのです…」

雷「あなたは……だれ?」

アリサ「私?私は……鳴護アリサ」

雷「アリサちゃんね?分かったわ!」

電「い、いきなり名前で呼ぶのは……」

アリサ「ううん、名前で呼んでくれたら嬉しいな」

電「そうですか?じゃあ…アリサさん」

提督「すいません…」

アリサ「いえ、大丈夫だから…」

響「ところでアリサさん、どうしてあんなに歌が上手いんですか?」

アリサ「う~ん……私にも良く分からないかな…ただ、歌が歌えて良かったと思ってる」

アリサ「能力なんか持ってたら、きっとそれに頼ってばっかだったと思うし」

響「能力?」

アリサ「知らない?皆の中にもあると思うんだけど……」


9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/28(月) 21:46:46.74 ID:NQhkMYyG0

ーーーアリサ、能力について解説中ーーー

アリサ「って事なんだけど、分かったかな?」

提督「まあ…大体は」

暁「それにしても、アリサさんはここに住み始めて何年目になるの?」

アリサ「私でも覚えてないかな…ただ、2年ぐらい前にここに来たと思うんだけどな……?」プルルルル

アリサ「あの……良いかな?」

電「…どうぞどうぞ」

アリサ「あ……はい、えぇ!?ホントですか!?」

提督「?」

アリサ「有り難う御座います!……はい、分かりました!」

島風「何だって?」

アリサ「オーディション……受かっちゃった……」

響「え?」

アリサ「私、デビュー出来るんだって!!」

響「おぉ?」

島風「デビュー?……て事は、テレビに出れるの!?凄いよ!」


10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/28(月) 22:02:21.00 ID:NQhkMYyG0

島風「ねえねえ!これ絶対お祝いしなくちゃダメだよ!」

提督「そうだな、じゃあ昼飯にでもするか?」

雷「良いわね!さんせーい!」

響「……ふふ」

ーーーレストランーーー

電「わぁぁ!!これ全部食べちゃっていいの!?」

島風「アリサさんの分もあるから、全部食べちゃダメだよ?」

電「あはは……でも美味しそう…!」

響「……」ガツガツ

暁「こらっ!そんなレディーにあるまじき食べ方をしちゃダメでしょうっ!」

島風「へえ、アリサさんが受かったオーディションってエンデュミオンっていう所に関係した物なの?」

アリサ「うん、キャンペーンソングに使う歌に、私の歌が選ばれたの」

提督「たしか宇宙エレベーターだって話だぞ、アリサさんは宇宙に行くのか?」

アリサ「それはまだ分からないけど、オープニングセレモニーがあるから…」



11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 10:02:07.09 ID:bBmrt/Pn0

島風「ぷはー……でもさ、アリサさんの思いが神様に届いたんだね!」

アリサ「そう……なのかな?」

島風「そうだよ!だって歌を歌い続けて来たんだもん、その努力が実ったんだよ!」

アリサ「努力が実ったっていうか…運が良いだけっていうか…」

響「……ゴクン、どちらでも良いじゃないか、アリサさんは歌を歌う事には変わりない」

アリサ「んー…それで良いのかな…」

暁「そうよ、そんなに難しく考える事は無いんじゃないの?」

アリサ「そう……だよね、うん!そんなに難しく考える事は無いよね!」

電「なのです!」

アリサ「ところで……皆の事、テレビで見たような気がするんだけど…」

響「……?」

アリサ「たしか、とある海軍が保有している船だっていう噂があるけど……どうなの?」

提督「それについてはここで話すよりも、公園で話す方が良いでしょう」


12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 10:34:30.21 ID:bBmrt/Pn0

ーーー夜 公園ーーー

アリサ「へえ、そんな子が……」

提督「本来ならば、軍事機密ですけどね」

アリサ「…ごめんなさい、そんな重大な事を聞いちゃって」

提督「ははっ…大丈夫、気にしてませんよ」

アリサ「ふぅー……今日は楽しかったな!…こんな事ってなんだか久しぶり」

提督「そいつは良かった」

島風「…やっぱり未来に向かって進む人を見ると、元気になるよね!」

響「ははっ…こりゃこっちも頑張らなくちゃね…ね、姉さん?」

暁「…?何よ、子供扱いしないでよ!」

響「一人前のレディーになるんだったら、もう少し御淑やかにしてないとね」

暁「…子供扱いしないでよ……」グスッ

アリサ「~~♪」

アリサは何かのメロディーのような物を歌いだした。
歌詞自体は決まってないものの、現時点でも心が奪われる。

響「…素敵な旋律だね、まだ歌詞は決まって無いのかい?」

アリサ「…今作ってるとこ、今日は本当にありがとう!デビューライブ決まったら……必ず知らせるね!」

電「…うん!」

響「今起きたのかい…楽しみにしてるよ」

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 11:04:10.91 ID:bBmrt/Pn0

メアリエ「ウンディーネ……杯の象徴により、万物から抽出されし者よ…」

正面の水場から、メアリエ=スピアヘッドが出現した。
メアリエは水のエレメントを使役する術式を生成する。


暁「?」

アリサ「な……何?」

響「ここは危ないっ!下がってて!」

メアリエは水の槍を生成する、その近くの土から出現したマリーベート=ブラックボール。
そして風と共に現れるジェーン=エルプス。

メアリエ「マリーベート!足止めして!」

メアリエは生成した水の槍を飛ばす、それを響は躱すがマリーベートによって足止めされてしまう。

マリーベート「ジェーン!」

そしてジェーンは水の槍を風で響に向けて飛ばす。
全ての槍は響に命中した。

響「……?」

メアリエ「なっ……!?」

したのだが、当の本人は全くと言っても良い程傷がついていない。
響は水の槍を飛ばしたジェーンの方を向く。

響「……!!」

響は自分に刺さっている水の槍をジェーンに向けて投擲した。


14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 11:35:00.05 ID:bBmrt/Pn0

ジェーン「っく…!」

飛ばされた槍をジェーンは風で遠方へと吹き飛ばす。

響「っく!!」ガシッ

マリーベート「えっ!?」

響は近くに居たマリーベートを掴み、そのままジェーンへ投げ飛ばす。

ジェーン「ぎゃいん!!」

ジェーンは寸前で術式を解いてしまい、そのままマリーベートと激突する。
そして下に落下してしまう、刹那、響の眼前で爆煙が巻き起こる。

響「……?」

そこにはジェーンとマリーベートを担いだ男が居た。

響「…あなたは誰ですか?」

ステイル「…僕の名前?ステイル=マグヌスだが、何か?」

響「ステイルさん、何故アリサさんに手を出したんですか?」

ステイル「それを……君が知る必要は無いっ!!」

ステイルはここで魔女狩りの王を召還する。


15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 12:12:46.20 ID:bBmrt/Pn0

響(炎の巨人!?)

ステイル「何を惚けている!確保しろ!」

響「ちっ…」

魔女狩りの王の爆熱で石柱が溶けてしまい、響の頭上にコンクリートが落ちる。

アリサ「ダメっ……止めてぇー!!」

アリサがそう叫んだ時、魔女狩りの王を生成していたルーンが破壊され、響の頭上のコンクリートも真っ二つになってしまった。

ステイル「イノケンティウス!?」

電「今のは…?」

アリサは突然倒れてしまう。

響「…!」

響は何かの存在に気づき、自分の足下から煉瓦を抜いて投げ飛ばす。
その煉瓦は何かに当たる、その何かの光学迷彩が解除される。

シャットアウラ「…」

黒いメカはワイヤーをステイルに向けて射出する、ステイルはそれを躱す。

ステイル「っ…今度は何だ?」

黒いメカの周りを走る護衛のメカのような物からアースペレットが射出される。

シャットアウラ「…!」

黒いメカはアースペレットに向けてワイヤーを射出する。

ステイル「躱せっ!!」

ワイヤーに貫かれたアースペレットは全て爆発する。

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 12:53:16.75 ID:bBmrt/Pn0

響「っ……くそ!」

爆煙から黒いメカに向かって響が飛び出す。

シャットアウラ「ふん…」

シャットアウラは躱そうとするが、しがみつかれてしまう。

シャットアウラ「何っ!?」

響はそのまま黒いメカを拳で殴打する。
黒いメカも響を振り落とそうと暴れ回る。

響「くっ!」

メアリエ「はぁぁっ!!」

メアリエは水道管から水を出し、そのまま黒いメカに向けて水の槍を射出する。
黒いメカもそれを躱そうと滑走する。
護衛のメカがアースペレットを射出し、黒いメカもワイヤーを射出し、そのまま爆破させる。

ステイル「くっ…」

撤退するステイルを追おうする黒いメカ、しかしマリーベートの魔術によって拘束されてしまう。
その隙に響が黒いメカの装甲を引き剥がす。

シャットアウラ「っ……」

引き剥がされた所為で黒いメカは機能停止してしまう。


17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 14:12:35.19 ID:bBmrt/Pn0

響「あなたは……誰ですか?」

シャットアウラ「……名前を名乗れと?」

響「…」コクッ

シャットアウラ「……シャットアウラ=セクウェンツィアだ」

響「アウラさん、どうしてアリサさんを狙うのですか?」

シャットアウラ「……彼女に関わるな、貴様が死ぬぞ」

響「何を言ってんだか……!危ないっ!!」

シャットアウラ「うわっ!?」

響は咄嗟にシャットアウラを連れてメカから降りた、
刹那、もう一体謎のロボが黒いメカを叩き潰す。

響「なんだ……こいつは?」

シャットアウラ「!……まさか、メタルギアRAY?」

響「め、メタルギア?」

シャットアウラ「二足歩行型の核兵器だ、アイツはアメリカで開発されたのを更に改良した機体だ!」

「よぉ子猫ちゃん達?楽しそうに話してるじゃねぇか!」

響「?」

木原「俺は木原数多、テメェらアリサって奴知らねぇか?」

響「…何が目的だ?」

木原「…テメェのようなガキが知る事じゃねぇ、さっさと教えろ」

響「……断るッ!!」ゴソゴソ

シャットアウラ「っ!?何をっ…」

響はシャットアウラが持っていたアースペレットを投げつけた。

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 14:37:26.96 ID:bBmrt/Pn0

木原「あぁ…?ぎゃっはっはっはっは!!全然当たってねぇじゃんか!!」

響「アウラさん」サワッ

シャットアウラ「ひゃん!?」ビクンッ

響はシャットアウラの首筋を愛撫した、シャットアウラは無意識に能力を発動させてしまう。
発動した能力の所為で、設置されたアースペレットは爆破される。

木原「うおっ!?」

響「……よし!」

シャットアウラ「えー…」

しかし、爆煙から木原が突進してくる。

木原「こんのクソガキがぁぁぁぁ!!」

響「甘いよ」

響は足下の煉瓦を引っこ抜いてパンチしてくる木原に向ける。
当然木原は煉瓦に思い切りパンチしてしまう。

木原「っがぁぁぁぁ!!痛ッてぇーなおい!!」

響「…何も考えずに突進する方が悪い」

木原「っち…舐めんなよ?クソガキ!」

メタルギアRAY「『@:;」!!」

響「…!きゃあっ!!」

電「!!」

メタルギアの腕を用いた殴打を突然食らってしまった響。
突然の攻撃に対応できず、そのまま吹っ飛んでしまう。

シャットアウラ「っ!?」

木原「おいおい……あっけねぇじゃんかよ…所詮、ガキはガキって事かよ…なぁ?」

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 14:51:41.73 ID:bBmrt/Pn0

響「っ……」

木原「ど~れどれ、このガキの無様な姿を拝んでやりますか……あ?」

木原は倒れているアリサを見つけた。

木原「っ…おいおい、目的達成ってか?あ?」

木原がアリサを連れ去ろうとしたとき、二つの影がアリサの前に立つ。

雷「っ…」

暁「あなた、アリサさんに何をする気なの!?」

木原「だからテメェらが知る事じゃねぇっての……退けよ」

暁「嫌!退かないわ!」

雷「年下の女の子を攫おうだなんて、あなたってロリコンなのね!」

木原「あ〝?」

止めに入る雷達に、木原は殺意を覚えていた。

木原(殺してぇわぁ……無茶苦茶ぶっ殺してぇわぁ…)

傍らでは、ステイル達がアリサを確保しようと忍び寄っていた。

ステイル(良いか?1、2、3で確保するからな)ボソボソ

マリーベート(はい、ししょー!)ボソボソ

木原(っち……荷物を増やしやがって…俺とて小せぇガキ嬲って悦に浸る程変態じゃねぇしよ…)

木原「おいメタルギア、アリサを確保しろ。ついでにこの小五月蝿ぇガキもだ」

暁「何ですって!?」

雷「やっぱりあなた、そっちのケが…?」

木原(ヤベぇ、スゲェムカつく。)

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 15:12:23.25 ID:bBmrt/Pn0

マリーベート「っ…させるかっ!」

木原「邪魔だよ、ガキ」

木原はアリサを確保しようとしたマリーベートを蹴りで一蹴する

マリーベート「うあっ!」

ステイル「マリーベート!」

メタルギアRAY「『@^¥」!」

メタルギアRAYはアリサと雷、暁を確保した。

暁「離しなさいよっ!これがレディーに対する仕打ちなの!?」

木原「よーしご苦労さん、そのままエンデュミオンまで運べ」ナデナデ

メタルギアRAY「『♪♪♪」!」

木原「はっはっ、可愛い奴だなぁおい!」

シャットアウラ「…貴様、鳴護アリサを如何する気だ?」

木原「ったく……そんな事知っちゃってどうすんの?俺にでも殺されるかぁ?ぎゃはっ!」

シャットアウラ「…」

木原「んじゃ、行くか!」

メタルギアRAY「『ー@F」!」

木原はメタルギアに乗り、そのままエンデュミオンまで飛び去って行ってしまった…


21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 17:15:45.45 ID:bBmrt/Pn0

ーーー何処かの家ーーー

響「んっ……?」

ここは……?さっきまで…木原って奴と戦って……それから…

???「あ!きがついたよってミサカはミサカは報告する!」

響「電…」

電「響ちゃっ…ひっくっ…グスン…うええん!!」ダキッ

ああ、負けてしまったんだ。
なんて無様なんだ、私は。

電「響ちゃんっ…アリサさんと暁ちゃんと雷ちゃんが攫われちゃったのですっ…」

響「…!誰に攫われたっ…つつ」

???「あわわ、無理しちゃダメだよってミサカはミサカは慌てて止めてみる!」

響「っ……君は…御坂って…?」

打ち止め「厳密には二万体以上居るお姉様のクローンで一番最後に建造されたクローンで、正式名称はラストオーダーだよ!」

響「っ…ラストオーダー、アウラさんは…?」

打ち止め「アウラ…?シャットアウラだよねってミサカはミサカは聞いてみる!」

響「…そうだけど?」

打ち止め「やっぱり、その人リビングに居るから呼んでくるねーってミサカはミサカは走る!」

響「ちょ、待って…私も行く…!」

電「あ、響ちゃん!まだ動いちゃダメだよっ」

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 17:46:54.37 ID:bBmrt/Pn0

ーーーリビングーーー

打ち止め「皆ぁ!気がついたよ!」

シャットアウラ「…」

響「アウラさん…」

打ち止め「紹介するね!一方通行だよってミサカはミサカは大事な人を紹介する為に注意を逸らしてみたり!」

一方通行「おう、やっと気がつきやがったかァ…って…ン?」グデーン

響「あ……久しぶりだね」

一方通行「あァ…お前かァ」

打ち止め「なんだ、知ってたんだってミサカはミサカはちょっとむくれてみる」

一方通行「まァなァ」ゴロゴロ

シャットアウラ「…気がついたのか、良かった…」

響「アウラさん、アリサ達は?」

シャットアウラ「…木原数多に連れ去られたよ、エンデュミオンにな」

響「…!ねえ、エンデュミオンってどこにあるんですか?」

シャットアウラ「……知りたいのか?」

響「…はい」



23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 18:12:02.82 ID:bBmrt/Pn0

ーーーエンデュミオン前ーーー

シャットアウラ「……ここがエンデュミオンだ」

響「…大きい…」

電「でっかいのです…!」

シャットアウラ「ここに恐らくアリサ達が囚われている……行くのか?」

響「……はい!」

電「とらわれた人の中には…私の家族も居るのです、だから絶対助けないと!」

シャットアウラ「……ああ」

響「…行ってくる!」

シャットアウラ「……待て…名前は何だ」

響「名前…?ああ、そう言えば喋ってませんでしたね…私の名前は響です」

電「電なのです!」

シャットアウラ「そうか……響!」

響「?」

シャットアウラ「…無茶はするなよ」

響「…分かってます!」

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 18:31:28.98 ID:bBmrt/Pn0

シャットアウラ「行ってしまったか……」

一方通行「はァ…ここまで送るのにバッテリー使ったんだぞォ?」

シャットアウラ「…分かっている、…すまないね」

一方通行「けどよォ…良かったのかァ?あいつらの保護者と島風って奴を寝かせといてよォ」

シャットアウラ「………言うな、制作者が忘れてただけだ」

一方通行「メタ発言禁止ィ」ブン

シャットアウラ「」ベチャ


ーーーエンデュミオン内ーーー

???「………」

木原「おい…ガキ、あいつらが侵入して来たぞ?」

???「良いわよ、もうあたしの物じゃないし」

木原「へっ…この期に及んで自分は関係ありませんというつもりかよ?」

???「……私から会社を奪ったのは誰だったかしら?」

木原「…あーそうだったねーごめんねごめんねー…とでも言うと思ってたのかよ?あぁ?」

???「……」

木原「ったく…不死身のテメェを誰が殺してやるって思ってんだよ?」

???「はぁ?」

○木原「この木原数多様だよ、テメェの糞つまんねぇ人生終わりにしてやるってんだ、そんな態度二度と取るんじゃねぇぞ?」

???(何様のつもりよ…私自身は只宇宙に行ってみたかっただけなのに、途中から押し掛けて来た奴が何を言ってんのよ…)

???「はいはい…それと私をガキとか言わないで、私にはレディリー=タングルロードって言う名前があるんだから」

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 19:13:08.27 ID:bBmrt/Pn0

レディリー「でも、何であなたは私の事を分かったような態度を取っているの?」

木原「あ…?」

レディリー「私に態度の改正を求めるなら、あなたはどうして私の事を知っているか、教えてくれない?」

木原「…教えねぇよ、クソッタレ」

レディリー「はぁ…相手に改正を求めて自分はそのままだなんて、それじゃ横暴じゃない」

木原「……お、あいつらこっちに向かって来てるみたいだなぁ?」

レディリー「…ダメねコイツ」

木原「あ?なんだよ」

レディリー「ちょっと散歩行ってくる、探さないでよ」

木原「ちっ……さーてと、何時裏切っても良いように狂犬部隊呼んどくか…」

ーーーーーー

電「…広いね」

響「…うん、ここが中継ステーションのようだ」

「あら……侵入者ってあなた達の事だったの?結構可愛いじゃない」

響「誰だ!」

レディリー「心配しないで、敵じゃないわ」

電「…あなたは?」

レディリー「レディリー=タングルロ=ドよ、レディリーで良いわ」

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 19:47:13.13 ID:bBmrt/Pn0

響「…何の用でここに来たのかい?」

レディリー「……木原打倒、と言ったら分かるかしら?」

響「!どうして…?」

レディリー「…ちょっとした愚痴よ、聞いてちょうだい」

ーーー愚痴り終了ーーー

響「そ、それは……あんまりだったね」

電「酷すぎるのです……!」

電「1000年以上も生き続けて、会社って言うものに手を出してみたら途中からやって来た木原って言う人に会社を奪われて」

電「挙げ句の果てに自分が宇宙に行ってみたいって気持ちで建造した物で殺されそうになってるなんて…酷すぎるのです!」

レディリー「…視聴者の皆に向けた解説ありがとうね」

響「しかし…不老不死になってしまうなんてね……[ピーーー]ない気持ちは、察するに余りあるよ」

レディリー「私自身もこんな事になるなんて夢にも思わなかったわ、痛いし、苦しいし…」

レディリー「…でもね、最近楽しいって思えるようになって来たのよ、どうしてかは知らないけど」

響「…」

レディリー「それで…関係ないようだけど、宇宙に行きたいって思うようになったのよ」

響「それを…木原に……」

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 19:59:36.74 ID:bBmrt/Pn0



レディリー「そうなのよ…私の旺盛なる知識欲はふみじっ」

レディリー「…」ジワッ…

響「うわ…痛そう」

電「大丈夫だからね?私が付いてるから…」

レディリー「っ…ありがとうっ……」

響(……デジャブ!?)

レディリー「グスッ……そうなのよ、私の旺盛なる知識欲を踏み躙られたのよッ!!」

響「そこはどうしても言いたいんだね?」

レディリー「こういうのって大事だと思うのだけれど?」

ーーーーーーー

木原「やっぱり裏切りやがったか…ま、天に召させてどうにかなる相手じゃねえけどな?」

暁「……表現が優しくなったのは、>>27の反省ね?」

木原「ああ…こればっかりはどうにもなんねぇ…」

雷「規制って怖いわねー…」

木原「まあいい、天に召させてどうにもなんねぇのは金髪のガキだけだし、二人は天に召せるからなぁ」

雷「させないわ!」

木原「テメェらに何が出来んだよ!」

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 20:14:42.85 ID:bBmrt/Pn0

狂犬部隊Z「おい、あそこだぞ!」

レディリー「!拙い!ここまで来られちゃったわね…!」

響「どうしたら?」

電「任せるのです!私最近機械いじりが得意なのです!」ガチャガチャ


狂犬部隊ZZ「どこっスか?」

狂犬部隊Z「…?」

「……」カシャンカシャンカシャン

狂犬部隊ZZ「あれだ!撃て撃てぇ!!」

もの凄い銃声が響き渡る、それでも尚現れたロボ?は傷つく事は無かった。

狂犬部隊s「あわわわ…」

そしてそのロボ?の目が光り、ぎこちなく狂犬部隊を追う、

狂犬部隊s「!?」

狂犬部隊達は堪らず逃げてしまう。
そして…

レディリー「ふう……取り敢えずこれで良かったの?」

電「なのです!」

ロボの格好をしていたレディリー、ロボのコスチュームは電が速攻で作ったらしい。
コスチュームのクセに意外と固い。

レディリー「じゃあ、上に行きましょうか?」

響「何階なんかい?」

レディリー「多分50階よ、付いて来てらっしゃい」

注意:中継ステーションは40階です。

30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 20:32:16.35 ID:bBmrt/Pn0

ーーーコンサート会場ーーー

レディリー「あらら?」

響「もしかして…間違えたのかい?」

レディリー「…そうみたいね……?アレって…」

響「!」

メタルギアRAY「・・・」

レディリー「メタルギアRAYの改良型よ!」

電「…!」

響「あれが…?」

そうか……私は、あれに……!!

木原「さぁてと……出来るだけ面白いスクラップにしてやんよぉ!」

メタルギアRAY「『?:t」

響はもの凄い瞬発力でメタルギアRAYに接近し、そのまま蹴り伏せる。
メタルギアRAYもそのまま体勢を立て直す

メタルギアRAY「『K/i/l/k/1/l/」!」

響「てやぁぁっ!!」

木原「チッ!」

響は追撃しに掛かるが、木原が暁達の様子を移した映像を流す。

響「…!姉さん…!」

電「響ちゃぁんっ!」

レディリー「あ!こら、待ちなさぁい!」

響の注意は完全に映像に行っていた。
そこに容赦なくメタルギアRAYの拳が突き立てられる。


31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 21:20:45.41 ID:bBmrt/Pn0

響は吹き飛ばされ、自分の軌道上に居るレディリー達も巻き込んでしまう。

電「んむっ…!」

レディリー「危ないっ…!」

そしてそのまま宇宙に放り出され、地球に真っ逆様に落ちて行く。

ーーーエンデュミオン前ーーー

シャットアウラ「……!あれは!?」

電「きゃああああああ!!!!」ヒュルルル

レディリー「下に参りまぁーーーーーっす!!!」ヒュルルル

シャットアウラ「そんなっ…!」

一方通行「チッ!!」

一方通行は空気のベクトルを操作し、レディリー達の落下速度を和らげた。

響「…」ヒュルルル

一方通行「何ィ!?」

しかし、響の落下に対しては対応が間に合わず、響はそのまま地面に落ちてしまった。

電「痛たたた……ありがとう」

レディリー「っく……!響は!?」

シャットアウラ「っ…」

電「!あそこ!」

レディリー「…!!」

電とレディリーは横たわっている響に駆け寄る。

レディリー「ねえ…!起きてよ!」ユサユサ

電「…響ちゃん!響ちゃんっ!!」ユサユサ


32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 21:49:13.37 ID:bBmrt/Pn0

電「響ちゃんっ!目を覚ましてっ!」

シャットアウラ「…無理だ…あの高さでは、もう…」

しかし、そのアウラの言葉を否定するかのように響は起き上がる。

レディリー「…!響っ!」パァァ

電「響ちゃんっ!」ダキッ

しかし、響は激昂していた。
自分を討ち果たしてアリサを攫うのみならず、自分の家族を攫う木原に対して激昂していた。
その時の響は怪物のような顔をしていただろう。
そして、遥か上空の悪に対して怒りの声を上げる。

電「響…ちゃん…?」


響「…木ィィィィィィィィ原ァァァァァァァァ!!!!!」

レディリー「!?」

響は怒りの声を上げた後、エンデュミオンに接近した。
そのまま駆け上がるかと思いきや、あろう事かエンデュミオンをだるま落しの要領で崩し落として行く。

暁「響はどうしたの!?」

雷「答えて!」

アリサ「……?」

木原「はっはっは……もうスクラップにうおぉっ!!?」

雷「っ!?」

暁「きゃあ!?」

エンデュミオンの最上部も落ちて行く。

響「ッ!!ッ!!!ッ!!!!」

尚も響はエンデュミオンを崩し落として行く。

レディリー「…嘘……あのエンデュミオンを…」

電「響ちゃん…!?」

シャットアウラ「嘘だろう……?」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 22:20:40.03 ID:bBmrt/Pn0

木原「!?う、うわぁぁぁぁぁあ!?」

暁「きゃああああっ!」

その内に、コンサート会場がある階も吹き飛ばされるが、メタルギアRAYはそのまま残った…つまりそういう事である。

メタルギアRAY「『???y」グシャ

メタルギアRAYは上から落ちて来た最上階に押しつぶされてしまった。

電「……」

レディリー「」

響「はぁ…はぁ…はぁ…」

自我を取り戻した響、そのまま落ちて来た最上階に侵入する。

ーーーエンデュミオン 最上階ーーー

響「……どこだ、どこにいるんだ?」

電「あ、あの……だれかいますかー?」

レディリー「怪我をした人は居ないかしら!?」

アリサ「!電ちゃん、響ちゃん!」

雷「響っ!」

暁「私達はここよ!」

響「姉さんっ!!」ダッ

電「ふふ…良かった……むぐっ!?」ガシッ

木原「おいテメェら!!このガキがどうなっても良いのか!?」

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 22:53:53.94 ID:bBmrt/Pn0

雷「電っ!」

響「…!」

木原「オラ、そのピンクの女を渡せ。さもないとこのガキの命はねぇぞ?」

アリサ「…っ」

電「くっ……」

響「…」

木原「……あ?テメェ……何処かで…」

響「っ!電を離せ!」

電「っ!」

電は高速で木原が持っている銃を改造した。

木原「オラァ!!……ん??」パァン

響は木原から電を掠め取る。

木原「チィッ!待ちやがれクソがっ……」ガツン

後ろからレディリーが気絶させる。

レディリー「…これでチェックメイトよ」

響「…電、大丈夫かい?」

電「…うん」


35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 23:57:06.92 ID:bBmrt/Pn0

ーーー翌日ーーー

提督「今日は、お世話になりました」

アリサ「いえいえ、また来てください!」

響「…君の歌、また聞かせてくれるかい?」

島風「また聞きたいな!」

アリサ「…うんっ!」

シャットアウラ「……アリサは私が世話をする、心配する必要は無い」

電「アウラさんも元気で!」

ステイル「……」

響「……?」

雷「何よ」

ステイル「その……昨日は、済まなかった」

マリーベート「ごめんなさい…」ペコッ

メアリエ「…ごめんなさい」ペコ

ジェーン「ごめんなさいですの!」ペコッ

響「…もう良いよ…終わり良ければすべて良し、だから」



レディリー「それではアリサさん、また会いましょう」

シャットアウラ・響「ちょっと待て」

レディリー「?どうかしたの?」

響「いやいやなんであなたが私達の所に住むって流れになってんですか!」

レディリー「何か問題でもあるのかしら?」

響「え…いや……無いです…」

レディリー「でしょ?私も住んでも問題は無いわよ」

シャットアウラ「まあ…良いか…」

電「はは…じゃあ、お元気で!」

アリサ「お元気で!」


一体なんで途中から艦これ×とあるスレになっちまったんだよ…と思いのお方が大半だと思います、申し訳ありません…。


37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 10:36:37.34 ID:FA5+xX1S0

前回までのあらすじ
学園都市に赴いた提督と艦娘達は、そこで不思議な少女の鳴護アリサと出会う。
奇蹟の歌声をもつ彼女を攫おうと現れたステイル=マグヌス(+3)、彼と交戦していると突如もう一つの勢力が!
シャットアウラ=セクウェンツィアと名乗るその女性は、鳴護アリサに関わるな、関わると貴様は死ぬと響に向けて放つ。
しかしそこにもまた乱入が!そこにやって来たのは木原数多。メタルギアRAYを操って響を蹴散らし(不意打ちで)。
鳴護アリサ(+雷&暁)を攫ってしまう…一方通行の家で目を覚ました響は木原から暁達を救出しようとアウラさん(+α)と共にエンデュミオンに赴いた。
響達はエンデュミオンに入る事が出来た、そこでレディリー=タングルロードと名乗る不死身の少女が現れる。
彼女も響達に同行し、木原討ち果たすべくエンデュミオンの最上階に向かうのだが、
レディリーがボタンを間違えて押してしまった所為でコンサート会場に着いてしまう。
そこにはメタルギアRAYが!響は一時はメタルギアRAYに優勢だったがまたもや一瞬の不意をつかれてレディリーと電と共に地球に落ちて行く。
一方通行の能力によって難を逃れたレディリーと電、しかしそのまま落ちてしまった響は木原に対して激しい怒りを伴っており。
最早暁や雷の事も忘れ、木原を倒したい一心でエンデュミオンを倒壊させてしまう。
そのまま木原に打ち勝ち、雷と暁とアリサを救出した。
そして大事になる前に事件を解決?し鎮守府に帰る事となった、済し崩し的に鎮守府に住み着くレディリー…
そして忘れ去られた天龍と島風、提督……
彼女達の運命や如何に!?

ーーーーーーーーーーー

提督「たーだいまー!」

金剛「oh!テートクゥ!昨日に帰ってくるって聞いてたケドー、やっぱり誰かと浮気してター?」

提督「いや、事件に巻き込まれちゃってね、帰るのが遅くなっちゃったんだよ」

レディリー「…じー」

金剛「じゃあ、そのロリっ子は何デスカー?正直に答えて下サーイ!」

提督「コイツが勝手に付いて来た」

レディリー「私が勝手に付いて来たのよ」

金剛「oh……女の子連れてくるのは良いんだけどさー…もうちょっと場所と時間弁えなヨー!」

金剛「…ところで、第六駆逐隊の皆は?」

提督「ああ、その子達なら皆リビングに居るよ」

レディリー「!!」

金剛「テートクゥ…資材が有り余ってるからって安易に色々部屋を増設しないで下サーイ!」

提督「いやー…資材も有り余っちゃったし、必要だからと思ってね」

金剛(実際そうだから文句が言えない)

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 11:01:03.97 ID:FA5+xX1S0

レディリー「ねえ、そのリビングって何処にあるのかしら?」

提督「ん?そこの角を曲がったとこにあるが…」

レディリー「ありがと!」ダダッ

提督「あ……」

ーーーリビングーーー

天龍「……」ベソベソ

島風「大丈夫だからね、私も忘れられちゃったもん」

天龍「……」ベソベソ

雷「それにしても、昨日は散々だったわ」

暁「ホントね!」

電「…」ブルブル

響「木原に攫われたしね」

雷「攫った動機も分からないままだし…」

暁「?電どうしたの?そんなに震えて…」

電「え?ああうん、ちょっとね…ブチギレてエンデュミオンを倒壊させた響ちゃんが怖くて…」

響「あの時は我を忘れていたからね、反省している」

レディリー「やっほう、遊びに来たわよ」

電「レディリーさん!」

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 11:37:39.66 ID:FA5+xX1S0

暁「あなたが……レディリーさんね?」

雷「初めまして、私は雷よ!」

レディリー「私はレディリー=タングルロードよ、気さくにレディリー様と呼んでもらっても構わないわよ?」

雷「な、なんで気さく…?」

レディリー「…ちょっとしたギャグよ、忘れてちょうだい」

響「そんなに恥ずかしがらなくても…」

レディリー「う…うるさいっ///」カァァ

雷(可愛い)

電「可愛いね!」

レディリー「や、やめなさいよぉ…」

響「あんまり虐めちゃダメだよ…」

ピカチュウ「チュウ!」

暁「あ」

レディリー「…何これ…可愛い!!」

響「だろう?私の家族でもある」

レディリー「なんて言うの?なんて言うの?」フリフリ

電(なんだろう……レディリーさんに猫耳と尻尾が見えたような…)

響「ピカチュウ」

レディリー「ぴかちゅう?」

ピカチュウ「ピカチュ!」

レディリー「ピカチュウ!」

雷「な、何なんだ一体…」

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 12:08:48.88 ID:FA5+xX1S0

天龍「……あ、そう言えば龍田は?」

電「……?」

提督「龍田なら、一人でキス島沖に出かけたって皐月から聞いたぞ?」

天龍「まさか轟沈してないよな?」

暁「ちょっと待っててね……はいもしもし?」

南方棲鬼『ひっさしぶりー♪元気にしてたかしら?』

暁「そりゃあもう!ってそうじゃなくて!あなた達の所に龍田さん来なかった!?」

南方棲鬼『龍田?』

暁「そうよ!龍田さん来なかった?」

南方棲鬼『…そういや何で私達に聞くのよ』

暁「龍田さんが沈んで、深海棲艦になってるかもしれないでしょ?」

南方棲鬼『ああ成る程、そう言えばなんか物々しいオーラを漂わせた人が私達の所に来たような…』

暁「本当!?何て言ってたの!?」

南方棲鬼『良く聞き取れなかったけど……天龍ちゃんがどうのこうのって言ってたからそのまま集中治療室に運ばれてったけど…』

暁「集中治療室?」

南方棲鬼『私達ね、沈んだ艦娘を助けようと日々集中治療室に運んでは治療してるんだけど…』

暁「だけど?」

南方棲鬼『いっつもね~何処を間違えるのか深海棲艦にしちゃうのよ~……何でかね?』

暁「!!…情報ありがとう!」

深海棲艦『あ、ところで島風は元気?声だけでも聞かs』ピッ

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 13:05:39.11 ID:FA5+xX1S0

暁「龍田さん!キス島沖に向かいましょう!」

天龍「おお?どうしたんだ?」

暁「龍田さん、もしかしたら轟沈して深海棲艦になってるかも!」

天龍「何だって!?クソっ!」

響「だったら早くキス島沖に行かないと!」

レディリー「……???なんだか分からないけど…気を付けてね?」

ピカチュウ「チュウ!」

暁「皆!行ってくるわ!」

ーーーキス島沖ーーー

天龍「龍田はどこに居るんだよ……」

電「とりあえず分かれて探すのです!」

響「そうだね」

ーーー10分後

天龍「ぜ…全然見つかんねぇ」

電「もうどっかに行っちゃったのかな…?」

雷「それは無いでしょ…」

暁「……!あそこよ!!」

天龍「!?」

暁が指差した方向には何も無かった、しかし海面には何かが写っていた。
四つん這いで着物を着ている女性のような何かが写っていた。

天龍「……そこだ!」

天龍が撃った砲はその何かに当たる

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 13:37:09.14 ID:FA5+xX1S0

そして、何かは姿を現す。
その姿は着物を着て前が角のようにのびた三度笠を被った四つん這いの女性……の顔をおぞましくした物が現れる。
どんなおぞましい顔なのかと言うと、頭の両端(丁度耳がある所)にカメレオンのようなギョロ目が二つあり、口はドラゴンのように裂けている顔だ。
そして口から出てる首にマフラーのように巻き付けた舌、以上の奇妙な外見とモロクトカゲのような歩き方が相まって非情に気持ち悪い。

天龍「な…なんじゃこりゃあああああああ!?」

響「お…おぞましい…」

電「……えー」

暁「あれが…龍田さんよ!」

天龍「いやいや…あんなすっげぇキモいデザインの奴が龍田な訳無いだろう!?」

暁「あなた……実の妹に向かって何て事を…」

雷「…み、見損なったわ???」

天龍「あれ?なんでオレが悪い事になってんの?あと雷は無理すんな」

暁「だって、そんな姿は倒せば良いだけの事でしょ」

天龍「あ…なるほ、んじゃまそういう事で……」

響「行くよ…?」

暁「お子様言わないでよね?」

雷「私達、司令官の為に…」

天龍「抜錨だッ!!!」

電「なのです!!」

久々の戦闘、開幕である。

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 14:06:26.66 ID:FA5+xX1S0

響「さて、新調した弾の味はどうかな?」

響が打ち出した弾は霞隠ラ級に被弾するが、ラ級は怯む素振りを見せなかった。

ラ級「…」ボケ~

天龍「オラオラ、なにボケ~っとしてんだよ!」

雷「雷様に叶うとでも思ってるのかしら!?」

電「なのです!」

天龍と雷、電はラ級を攻め立てる、それでも尚ラ級は痛がる素振りも見せずにそのまま歩いているだけだった。

ラ級「…」ボケ~

天龍「こ、ここまで来るとさすがに聞いてるのかどうか分かんなくなって来たぜ…」

暁「大丈夫よ、効いているわ!」

天龍「そうかい、それを聞いて安心したぜ!」

ラ級「……!」

それを証明するかのようにようやくラ級が動いたと思いきや、今度は二足歩行になり、素早さもアップした。

天龍「遂に本気を出しやがったか!それでこそ龍田だぜ!」


44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 14:32:02.90 ID:FA5+xX1S0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=YmJ9VOn3rpo

霞隠ラ級「ーー!!」

ラ級は口から毒液を吐き出す。

響「うわっ!?」

電「きゃあっ!?危ないのです!」

ラ級は舌を使ってを天龍の刀を掠め取る。

天龍「あっ!クソっ!返せよ!」

ラ級は天龍を舌で搗ち上げ、そのまま上空で舌を鞭のように使って天龍をしばきまくる。

天龍「ぐあぁっ!!」

電「天龍さんっ!」

響「くっ!」

搗ち上げた天龍をラ級は拘束し、舌で天龍の血を生きたまま吸う。

天龍「あ……がっ!」

電「…!」

暁「い……嫌…」

天龍(が……龍田…)

…一方その頃

島風「……!」

レディリー「どうしたの?」

島風「…なんだか嫌な予感がする、すぐ戻ってくるから!!」ダッ

レディリー「ちょ、待ちなさい!」


45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 14:52:47.84 ID:FA5+xX1S0

霞隠ラ級「…」ヂュルル

天龍「んっ……はぁ…んっ…はぁっ…」

響「な、なんか音だけ聞いたらエロいけど…」

電「実際は命が落ちる一歩手前なのです…!」

雷「暁が失神しちゃったわよ…どうするの…」

天龍(た…つた……)

天龍が命を落としそうになるその瞬間。
ラ級に砲弾が直撃し、ラ級は天龍を離してしまった。

天龍「がっ…」

響「天龍さんっ!」

電「っ!」

天龍「がふっ……お前ら…?」

電「一体、誰が……」

「皆、お待たせ!」

響「……!島風っ!」

島風「にひひ、私が来たからにはもう大丈夫!」

46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 19:09:55.62 ID:FA5+xX1S0

天龍「バカ……死ぬぞ……がはっ!」

島風「大丈夫!だって早いもん!」

ラ級は舌で島風を捕らえようとする。
しかし島風はそれを躱し、ラ級の真上に居た。

島風「行くよっ!連装砲ちゃん!」

島風は設計班に速攻で作らせた連装砲ちゃんでラ級を攻撃する。

ラ級「っ!」

雷「す……すごい!」

響「……私達も行こうか!」

電「なのです!」

島風「てぇいっ!」

島風は背中に取り付けた砲台でラ級を攻撃するが、ラ級は姿を消す。

島風「っ……出てきてよ!そう言うのはズルいんだから!!」

島風の後ろにラ級が現れ、舌で島風の服を掠め取る。

島風「ひゃっ!?やーめーてーよー!」

響「島風!待ってろ!」

電「ぼかん!」

雷「ってー!」

ラ級が島風に気を取られている隙に響達がラ級を総攻撃した。

ラ級「ーー……」

ラ級は堪らず倒れてしまった、このラ級は姿を消す能力などには長けているが、如何せん体力が低いのが難点だったようで…
蛹からずり落ちるかの様にラ級の体から龍田が出てくる。


47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 19:41:22.86 ID:FA5+xX1S0

響「やった……」

天龍「た……龍田は…」

響「心配無い、ただ寝ているだけだ」

天龍「そうかい……良かった……」

電「良かったね!」

響「じゃあ島風、帰ろうか」

島風「ま……待って…」

響「どうしたんだい?」

島風「ふ……服///」

響「………」

島風「服が無いの…裸を見られちゃう……///」

響「……帰ろうか」

島風「えぇ!?ちょ、無視しないで!」

響「さあ、早く天龍さんと龍田さんをドックに入れなきゃ」

島風「むーしーしーなーいーでー!」ポカポカポカ

ーーー横須賀鎮守府ーーー

レディリー「あら、おかえrんむぅ!?」

響「なーんで君が迎えてるのかな?」グリグリ

レディリー「むぐぐ!やめて!頬をぐりぐりしないで!」

電「あの……龍田さんと天龍さんと島風ちゃんをドックに入れて欲しいのです」

レディリー「?龍田さんと天龍さんって人はともかく、何で島風が?まさかやられたんじゃ…」

電「島風ちゃんの服が無いのです…」

レディリー「……は?」

48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 20:19:44.19 ID:FA5+xX1S0

レディリー「なるほどね…島風ちゃんのたった一着の服がぬれちゃって着る服が無いのね?」

島風「////」コクコク

レディリー「それで、どうしたら良いの?」

電「レディリーさんが羽織ってるマントを貸してくれれば……」

レディリー「分かったわ……ちょっと待ってて…」

島風「よ、良かった///」

電「やったね島風ちゃん!」

レディリー「はい、後で返してよね?」

島風「う、うん///」

天龍「オレは……歩けるから大丈夫だ、それより龍田を…」

レディリー「じゃ…行きましょうか、龍田さんを貸して?」

天龍「よし、ちょっと我慢してくれよ…?」

レディリー「どんとこーい…って重ぉ!!?」

響「力が無さ過ぎだよ…これを機にもうちょっと鍛えた方が良さそうだね…w」

電「…もう」

レディリー「うぉぉぉっ!負けるかぁぁ!!私は不死身の人間なのよぉぉ!!」

天龍「おいおい……オレが持つよ……」

ーーードック(風呂場)ーーー

レディリー「ぜぇっ…ドックって…お風呂場のっ…ぜぇっ…事だったのねっ……ぜぇっ……」

天龍「すまねぇ…知ってるって思ってたからつい……」

レディリー「絶対…ぜぇっ…許さない…ぜぇっ…から……あ…乳酸が…」ドサッ

島風「だ、大丈夫!?ねえ!!」

天龍「しょうがねぇ……コイツも入れるか……」

49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 20:45:08.03 ID:FA5+xX1S0

ーーーお風呂ーーー


レディリー「あ〝~~…生き返る~」

天龍「お前なぁ……まるでおっさんみたいだぞ?」

レディリー「せめて男性ホルモンが増えすぎたアラサーにしなさい」

足柄「誰っ!?今私の事を生き遅れとか言った人は!!」

天龍「言ってない」

レディリー「お帰り下さい」

足柄「そう、ごめんなさい」ガチャ

天龍「……お前…今思い切りお帰り下さいっつっただろ?」

レディリー「そうよ?」

天龍「アイツを怒らせると色々面倒くせぇんだよ…お前も怒らせないようにしろ」

レディリー「努力するわ」

天龍「努力じゃなくてそうして欲しいんだがなぁ…」

レディリー「……そう言えば、あなた達って何なの?」

天龍「あ?ああ…オレ達は……」


ーーーまたもや説明中なので、視点を一旦響と電に切り替えますーーー

電「……」ムスッ

響「ねえ……本当にゴメンてば」

電「本当に反省してる?」

響「…うん」

電「はい、良い子良い子なのです!」ナデナデ

響「わひゃっ!?」

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 21:26:19.73 ID:FA5+xX1S0

響「…私…今日は、暴走気味だったね、本当にごめん」

電「ううん、別に気にしてないよ?」

雷「昨日はあんな事が有ったものね……お疲れさま!」

暁「あううう…」

響「……やっぱり鍛えてもらう相手間違えたかなぁ…?」

雷「なに悩んでんの?」

響「…いや、何でも無いよ」

<タダイマー

響「あ、戻って来た」

天龍「おーっす、大人しくしてたか?」

響「電に説教されてた」

レディリー「どうして?」

響「ちょっと今日は暴走気味だったよ…」

島風「よ……洋服は乾いたの?」

響「これだね?」

島風「ありがとう///」

51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 21:59:18.80 ID:FA5+xX1S0

響「……龍田さんは?」

天龍「大丈夫だ、ごらんの通り眠ってるよ」

龍田「天龍ちゃんのお背中が幸せ~…♪」

天龍「オレも大丈夫だ、体の血を吸われたのに意外と大丈夫なもんなんだな」

響「良かった…」

レディリー「思ったんだけどさ……お風呂に入っただけで回復するなんて尋常じゃないわよね」

天龍「そうか?」

レディリー「なんかそういうものをどっかで見たような……なんだっけ?」

響「たしか羽を着けたコスプレイヤーだったような…」

レディリー「あ!それよ!『ヤラレチャッタ』の人よ!」

天龍(羽を着けたコスプレイヤーってだけでどうして『ヤラレチャッタの人』って分かるんだよ…)

電話「prrrrrr」

レディリー「あ、私の電話だわ」

響「電話持って来てたんだ」

レディリー「そうよ、何時仕事の電話が有るか分からないもの」

響「いや…でもここに居座ってるから…」

レディリー「はいもしもし?…ああ、アウラさんね…何?その呼び方で呼ぶなって?仕方ないじゃない、響に遷されたんだもの」

響「おい、責任転嫁するな」

レディリー「何々…?へぇ…ここに……分かったわ、じゃあね」ピッ

52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 22:22:17.50 ID:FA5+xX1S0

響「なんだって?」

レディリー「アリサさん達、此所に来るって」

響「ふーん…え?」

レディリー「アリサさん達が此処に来るって」

響「……なんですとぉ!?」

レディリー「なんでも今日はハロウィンだからって言うから来るらしいのよ、面識のあるあなた達に白羽の矢立ったって訳よ」

雷「それは聞き捨てなら無いわね!今すぐお菓子の準備をしなくちゃ!」

響「寝る」

電「お菓子作り手伝って欲しいな……」

響「なんかもうめんどくさい」

雷「精神的に疲れたのは分かったけど、お菓子ぐらいきちんと作りましょ?」

響「嫌、疲れたよ」

雷「ん、一緒に作るのね?分かったわ」

響「違うから!」

雷「響も作ってくれるって!」

暁「起きたら何やら面白い事になってたからレディーとして参加しなくちゃって思ったのよ!」

電「響ちゃん!よろしくね!」

響(……済し崩しにしちゃって……)

ちょいと休憩します

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 00:07:41.74 ID:aheBC6l80

ーーー数時間後ーーー

長門「提督、この鎮守府に客人が来たみたいだぞ」

提督「ああ、学園都市の方から来てくれたんだ、持て成してやってくれ。あと乳首いじるな」

長門「了解した…この長門、如何なる客人にも文句は言わせまい!」

提督「そういう事は俺の体をいじるのをやめてから言ってくれるか??」



アリサ「響ちゃん達、遊びに来たよ!」

シャットアウラ「今日はお前達に紹介したい奴が居る」

???「あのー此所って本当に鎮守府なんでしょうか…?」

シャットアウラ「ああそうだが?此所にはエンデュミオンを倒壊させる程の底力を発揮する奴が居るからな」

上条「…上条さんには美少女が集まってる場所にしか見えませんけど」

???「とうま?今日はハロウィンなんだよ!おいしいお菓子をいっぱい貰いに来たんだよ!目的を忘れないで欲しいな!」

上条「インデックスの食べ物目的は置いといて……お菓子が貰えるのはこっちとしても魅力的ですからなぁ…」

雷「はーい!ここ横須賀鎮守府にようこそー!」

アリサ「雷ちゃん、久しぶりだね!響ちゃんはどうしたの?」

雷「響?お菓子を作ったらそのまま部屋に直行しちゃったけど…」

アリサ「響ちゃん…恥ずかしかったんだね」

雷「?そこの人は初めての人ね?」

上条「ん?ああ、俺は上条当麻だ、よろしくな!」

雷「…ちょっとカッコいいかも…」

上条「え?何だって?」

雷「ううん、何でも無いわ!」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 00:46:50.98 ID:aheBC6l80

雷(まずいまずい、司令官以外の男の人って初めてだから…)

シャットアウラ「雷、こんな所で立ったままで話しては足が疲れる、リビングに案内してくれるか?」

雷「あ!分かったわ!」


クロウ7「こちらクロウ7、隊長は横須賀鎮守府に潜入した」

クロウ6「…よし、我々も侵入するぞ!」

クロウ7「ですが…!」

クロウ6「我々は何としてでも写真に写さねばならない……!」




クロウ6「隊長のハロウィン仮装写真を!」


ーーーリビングーーー


シャットアウラ「入るぞ」

レディリー「あら、久しぶり」

シャットアウラ「…どうなんだ?ここの生活は」

レディリー「楽しいわよ」ウン

シャットアウラ「…そうか」

アリサ「えーっと…この人は…?」

レディリー「いちいち名乗るのも飽きたわ」

シャットアウラ「そこはちゃんと名乗れ…」

レディリー「嫌」

電「はわわわ…レディリーさん、響ちゃんが遷ってるのです!」

シャットアウラ「どういう事だ?」

電「響ちゃん、今日はなんだか精神的に疲れたみたいで…」

暁「お菓子を作った後、部屋に引きこもっちゃったのよ!?まったく…」

シャットアウラ「…トリックorトリートとやらで叩き出そうじゃないか」

電「え!?ダメなのです!無理矢理叩き出すような事をしちゃ!」

シャットアウラ「何れ埒はあかなくなる、そうなる前に行動をするのが良いのでは無いか?」


クロウ7「こちらクロウ7!隊長が動き出します!」

クロウ6「よし、各自カメラの準備を!」

アリサ「……レディリーさん、でいいのかな?」

レディリー「気さくにレディリーと呼んでいいわよ」

アリサ「う、うん」

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 01:15:35.72 ID:aheBC6l80

シャットアウラ「どうだ?」

雷「……これは酷い」

レディリー「手抜きにも程が有るわね……いつもの全身タイツに黒いマント着けただけってアンタ…」

シャットアウラ「う、うるさい!他のが思いつかなかっただけだ!」


クロウ7「こちらクロウ7、隊長は仮装を始めましたが……どうでしょうか?一応写真に収めたのですが」

クロウ6「いや、こういう仮装写真を取る事自体百年に一度だからな、存分にカメラテクを振るうが良い!」

クロウ7「了解。しかし照れている隊長も中々…」

クロウ6「ああ、ああいう可愛い所も発見できただけでも十分な収穫だ」


シャットアウラ「それに、ほら!吸血鬼っぽいだろう!?」

雷「言われてみれば確かに…」

シャットアウラ「ほら、お前達も仮装しろ!」

ーーー仮装中

雷「できたわ!」E小悪魔

電「…恥ずかしいよぉ///」Eミイラ

暁「ほ、本当にこれ、レディーの仮装なの?」E淫魔

レディリー「あら、可愛いじゃない」

アリサ「頑張ってね!」

シャットアウラ「よし、まずは私が手本を見せてやろう…」コンコン

雷「…」ゴクリ

響「…」ガチャ

シャットアウラ「トリックorトリーtうわっ!?」タァン!

響「失せろ化け物」

シャットアウラ(どうしてそうなる……!)

響「ってなんだ、アウラさんか」

シャットアウラ「その呼び方やめろ!」

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 01:32:54.62 ID:aheBC6l80

雷「響?いくらなんでもお客様にそんな態度はいけないんじゃない?」

シャットアウラ「お前はハロウィンと言う物も知らないのか?」

響「いや、知っているさ」

シャットアウラ「だったら何故!」

響「いやね、ハロウィンって仮装した子供達がお菓子をねだる行事じゃない?」

シャットアウラ「何と人聞きの悪い…」

響「でもさ、たまに入ってくる強盗と子供の見分けは付かない」

シャットアウラ「まあ確かに?」

響「だからやって来た奴を片っ端から殺っていけば問題ないって思ったんだ」

シャットアウラ「普通そう言う結論に至るか?ていうかただ接客がめんどくさいだけだろう!?」

暁「響!はしたないわね!」

響「と言う訳で……アウラさん…ここで倒れてもらいます」ジャキッ!

シャットアウラ(しゅ、手段が目的になっている!?)

電「響ちゃん!やめて!」



クロウ7「た、隊長と駆逐艦響が戦闘を開始しました!如何致しましょう!?」

クロウ6「…隙を見て特攻だ!」

クロウ7「了解!」



シャットアウラ(落ち着け……何かコイツを黙らせる方法……そうだ!)

シャットアウラ「必殺!晩飯ガード!」つ====カボチャ

響「って晩飯いいいいいい!!!?」



57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 02:05:19.59 ID:aheBC6l80

シャットアウラ「くっ……煮カボチャが犠牲に…」

響「そりゃ砕けるでしょ、当たれば」

シャットアウラ「分からないのか響!凶弾にやられたカボチャの無念の思いが……」オノレヒビキ

響「いや投げてガードしたのあなたでしょ…」

シャットアウラ「この恨み……同族ジャック・ヲ・ランタンが晴らす!」ドロロン!

黒鴉部隊s「おおおおおおおっ!!!??」パシャパシャ

シャットアウラ「お、お前らっ!?こんな所で何をやっているっ!」

電「み、見ないでぇぇぇ////」

響「……カボチャのぬいぐるみ……?良く分からないけど……戦いは避けられないようだね…」

シャットアウラ「ああ……」ガチャ…


睨み合う両者。


「さあ、始めようかーーーーーーーー。」


ーーー数10分後ーーー

上条「…んで、喧嘩しちまったって訳だ」

雷「そうなのよ…」

アリサ「当麻くん、シャットアウラちゃん達を止めて欲しいの!」

上条「ああ、出来るだけの事はやってみる」



58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 02:15:32.65 ID:aheBC6l80

上条「おい!戦いをやめろっ!」

シャットアウラ「……」

響「……」

アリサ「シャットアウラちゃん、もうやめて!」

電「響ちゃんもやめて!」

響「……」ガクッ

シャットアウラ「……」ガクッ


精神的に疲労が見られた響。
その響に悪乗りしてしまったシャットアウラ。
響がその時発した言葉はこうだった……


「これ……何の行事……?」

その時、場に居た全員が凍り付いたという。


レディリー「…良いわね、なんか下らない小説のネタになりそう」

インデックス「書いちゃダメだからね?」

レディリー「はいはい」



59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 02:40:43.79 ID:aheBC6l80

響「……」正座

シャットアウラ「本当にすまない……」正座

クロウ7「あの……なんで俺達まで?」

雷「不法侵入を働いたからよ」

レディリー「そこで反省してる事ね」

響「…本当にごめんなさい」

電「まあ、響ちゃんはもう叱ったから良いとして…」

雷「叱ってもどうにもならないわ…もう寝て来なさい…?」

響「……ごめん」

アリサ「問題は…シャットアウラちゃん……なんであそこで悪乗りしちゃったの?」

シャットアウラ「……」

アリサ「シャットアウラちゃん…私ね、怒ってるんだよ?」

レディリー「ただの少女が黒鴉部隊のリーダーに怒ってもどうにもならないと思うのだけど」

アリサ「ちょっと黙ってて…ねえ、どうしてなの?」

シャットアウラ「すまない……血の気が推して…」

アリサ「…シャットアウラちゃんがそう言う事でカッとなるのも分かってる、でもだからと言って他の人の迷惑になるような事をして良い訳じゃないでしょ?」

アリサ「今回は何ともなかったけど……もし皆が迷惑してたらどうするつもりだったの?」

シャットアウラ「……」

アリサ「シャットアウラちゃんは、後先考えないで行動するのをやめる事!良い?」

シャットアウラ「…すいませんでした」ドゲザァ

黒鴉部隊s「すんまっせんっしたー!」ドゲザァ

アリサ「ふあぁぁ……眠くなって来た…」

雷「そうね…今日は泊まって行きなさい」

アリサ「え?そんな、悪いよ…」

レディリー「歓迎するわ、盛大にね!」

シャットアウラ「……ここはお言葉に甘えよう」

アリサ「うう…ごめんなさい…」

雷「ふふ…じゃあ、皆お休み!」

一同「お休みなさ~い!」


おやすみなさい、続きは明日で勘弁してくんろ

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 09:59:42.56 ID:aheBC6l80

ーーーその夜ーーー


レディリー「…すぴー…」

シャットアウラ(……私と有ろう者が、情けない……)

レディリー「………すぴー…んっ…」

シャットアウラ(響達に迷惑をかけるばかりか、黒鴉部隊の奴らにも巻き添え喰わせてしまった…)

レディリー「うっ……あっ…ああ…あう…」

シャットアウラ(どうして私はこうも悪乗りしやすいのだろうか……誰か教えてくれ、直すから)

レディリー「はぁっ…あっ…はぁっ…」

シャットアウラ「ってレディリーがうなされてる!大丈夫か!?」

レディリー「あっ……やめてぇ……」

シャットアウラ「喘ぐのやめろ!こっちが誤解されるじゃないか!」

レディリー「怖いよ……怖いよぉ……」ギュウッ

シャットアウラ「れ、レディリー?私を抱き枕にしないでくれるか?」

レディリー「助けてぇ……」

シャットアウラ(な……何なんだこの気持ちは////)

シャットアウラ「やはり1000年以上生きてると言っても、中身は普通の女の子だな……よしよし、大丈夫だ」

レディリー「えへへ………ありがとう……」

シャットアウラ「!?」ドッキーン

シャットアウラ(ま、まずい……不覚にも萌えてしまった////)

レディリー「……ふぇ?……なんだ、夢か……」

シャットアウラ「あっ……」

レディリー「よかった……私が他の人間に抱きついているって知られたら大変な事になるから…」

シャットアウラ「あの……私に抱きついてたぞ?思いっきり」

レディリー「」

シャットアウラ「助けて……と言っていたが……」

レディリー「ひゃあああ////忘れなさいよ////」

61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 10:25:55.99 ID:aheBC6l80

シャットアウラ「ぷすっ、なんだその情けない声は」

レディリー「………ぷん」

シャットアウラ「お前にもそういう女の子らしい事が有るなんて思っても見なかったよ」

レディリー「いい加減にしてよっ……私ね、とても怖い夢を見たの」

シャットアウラ「なんだ?」

レディリー「あのね、巨大な黒い鳥が私の事を排除しようと火を吐いたり粉塵爆発を起こしたりするのよ」

シャットアウラ「…それは私の事を言ってるんじゃないだろうな?」

レディリー「違うわ、なんだか生きてる間に体験した物をそのまま夢に持って来たような感じだったのよ…」

シャットアウラ「ん?…お前が生きてる間に何か有ったのか?例えば世界が滅びかけるとか」

レディリー「…そうかもしれない…」

シャットアウラ(何!?冗談のつもりが……これは何か嫌な予感しかしないな)

レディリー「…っ…怖いわ……思い出したくも無い……」

シャットアウラ「一体何が起きたんだ?話してくれ」

レディリー「……もう大丈夫だって信じたいのよ…あの夢の事は忘れさせて…」

シャットアウラ「……ああ、お前がそう言う以上は手出ししない」

レディリー「……ありがとう」

チュンチュン

レディリー「ああ……朝チュンね…」

シャットアウラ「そうだな……」

62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 12:28:21.87 ID:aheBC6l80


ーーーリビングーーー

アリサ「おはよっ!昨日は良く眠れた?」

レディリー「……ちょっと悪夢を見てしまったわ」

シャットアウラ「そのまま私に抱きついて来たのだぞ?」

レディリー「ちょ!忘れなさいって言ってるでしょ!?」

アリサ「へ~……レディリーちゃんも可愛い所あるね!」

レディリー「だ~か~ら~もぉ~!!」

響「おはよう、皆!」テカテカ

電「おはよっ!」

島風「おはよ~」

暁「ごきげんようです」

雷「みんな、その様子だときちんと眠れたようね!」

響「そりゃあもう!」

電「張り切ってるね~」

響「やっぱり私には睡眠が必要だったみたいだね」

天龍「お~い!提督が出撃準備しろってよ~!」

響「えぇっ!?もう!?」

天龍「悪い、どうやら一刻を争うってよ、今度は某国の船が日本海側に侵入して来たらしい」

響「そうか…それは急がねばならないね」

アリサ「え!?もう行っちゃうの?」

響「ごめんなさい、急ぎの任務だから」

雷「ごめんね?ろくに送り向かえもできなくて」

アリサ「ううん、気にしてないよ!それより急がないとまずいんじゃないの?」

電「そうだ、早く行かないと!」

暁「全くもう!レディーを咳かすなんて!」

雷「じゃあ、行ってくるわね!」

アリサ「行ってらっしゃい!」

シャットアウラ「気をつけろよ」

レディリー「…気を着けてね?」

響「大丈夫だ、そんなに苦戦する事は無いよ」


63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 16:26:56.73 ID:aheBC6l80

ーーー日本海ーーー

某国国民A「ヒャッハー!!お宝は強奪だー!」

響「…コイツらか、全く飽きもせずに良く来るよ」

天龍「その執着心を別の事に生かせないのかねぇ」

龍田「無理ね」

暁「は、はっきり言うんだ……」

雷「とにかくここから追い出さなくちゃ…」

響「ああ…我が祖国を蹂躙するが如く、舐め腐った挑発行為は……私個人に対する宣戦布告と判断する」

電「理不尽過ぎる…」

某国国民A「ヒャッハー!!幼女は誘拐じゃーっ!!」

天龍「うげっ!ロリコンかよっ!」

龍田「沈みたい船は何処かしら♪」

某国国民B「怖っ!このおばさん怖っ!」

龍田「…貴方みたいね?」ギラン

響「あ、終わり?んじゃまそう言う事で」

暁「早かったわねー」

雷「帰りにどっかよってこっかー」

某国国民B「ヴァカめ!油断したな!」

電「!危ないっ!」

某国国民B「沈めてやる!」

天龍「危ないっ!」

龍田「天龍ちゃんっ!!」

某国国民達が乗った船は響達に特攻した。


64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 16:56:17.15 ID:aheBC6l80

響「うわぁっ!!!」

電「っ!」

雷・暁「きゃぁぁっ!!」

ーーーーーーーーーー






一体あれからどのくらいの時が経っただろうか。

私達はいつものように某国からやって来た侵略者を追い払おうと出撃した。

キレた龍田さんが奴らをやっつけてくれるって思って、

…油断をしてしまった、一瞬の隙を付かれて私達に特攻して来たのだ。

それからが分からない、龍田さんと天龍さんは無事なのだろうか?


響「ん……」

雷「響!大丈夫!?」

響「……なんとか」

雷「良かった……」

電「私達、何処かの島に流れ着いちゃったみたい……」

暁「全くあいつら!不意打ちなんて卑怯よ!」

響「…油断していたこちらの負けだ、認めるのは些か不本意だけどね」

雷「……ところでさ、ここってちょっと怖くない?」

響「怖い……?」

辺りを見渡すと何かの船のような物体がと骸骨のような物が転がっている。
終いには地球上に存在しない材質で出来た所謂UFOのような物まで転がってた。
空を見渡すと異次元への穴と見紛う程の超常現象が発生しており、誰がどう見てもヤバい所である事が分かる。

響「…ここに居てもどうにもならない、もう少し進もうか。」

電「…うん」

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 18:00:07.22 ID:aheBC6l80

暫く進むと、広い場所に出た。
そこにはテーブルやティーカップ。シャンデリアなどが散乱していた。
そして傍らにはスイッチが付いた物体や大砲と弾がある、恐らくUFOのに装備されてた迎撃設備だろう。

響「…荒れ果ててるね」

電「酷い……一体誰が……?」

雷「…!あれって墓場!?」

雷の言葉に釣られて前を向くと、そこには教会をモチーフにした門をくぐった後にある所は確かに墓地があった。
大量の墓が並んでいるもう少し奥には一際大きな三つの墓がある。


響「…奥に進んでみようか」

『クルナ……』

響「っ!?」ズキッ

電「大丈夫!?」

響「ああ…大丈夫さ…」

しかし、先程の声は一体なんだったのだろうか。
自分の心から聞こえて来た様にも感じられるのだが…?

『クルナ……クルナ……!!』

響「あうっ!!」ズキッ

暁「大丈夫!?何処かで休ませましょう!」

雷「そうね、無理しちゃダメよ!」

響「…ああ」

なんなんだ、この声は。
私の本能がここに来ては行けないと注意しているのか?
しかし、声の正体は次の瞬間確信した。

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 18:27:23.72 ID:aheBC6l80
BGM:http://www.youtube.com/watch?v=Fs34Itbu7KQ


廃墟の影から、謎の巨大な黒い鳥が姿を現わしたからである。

電「な…何これ!?」

雷「黒い鳥!?」

黒い鳥は私達に向かって接近し、そのまま足と思っていた腕を持ち上げて立ち上がる。

響「……コイツか、ずっと近づくなって言ってたのは……!」

暁「何よこれ、これじゃあドラゴン+黒い鳥じゃない!」

暁の言う通り、ドラゴンを連想して思い浮かべる姿をそのまま鳥に置き換えたような姿をしている。
翼は鳥の翼、前足は羽毛のような物が生えた足。後ろ足はそのまま鳥の足、頭は不死鳥のような頭
しかしよく見ると羽と呼べるような羽毛が存在せず、全身はほぼ鱗で覆われている事が分かる。
舌舐めずりしている事からそもそも普通の鳥とは根本的な何かが違うのだろう。
そう考えているうちに、かの黒い鳥は咆哮を上げる。

電「……怖いよ……」

響「コイツは十中八九墓場の守護者だろう」

雷「……何だろう、もの凄くヤバい感じしかしないわ…!」

響「多分、今の姉さん達じゃ絶対に敵わない…!」

電「だったら逃げようよ!」

響「言われなくても逃げるさ!」

黒い鳥は口から火球を吐き出す、吐き出されてから僅か1秒足らずで着弾する。

暁「危なっ!?」

響「避けないと粉微塵にされるよ!」

黒い鳥は前足で薙ぎ払う、やる気の無さそうな動きに反して地面を吹き飛ばす。

雷「きゃあっ!!」

響「大丈夫か!?」

雷「……っ…痛い…やっぱり嫌な感じはしてたけどね…」

響「今は逃げる事だけ考えろ!」


67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 18:57:46.26 ID:aheBC6l80

黒い鳥は腕の鱗を擦り合わせて粉塵を生成し、それを前方に向けて振りまく。

暁「っ……!そんな攻撃当たんないわよ!」

雷「…!危ない!」

暁「へ?」

刹那、振りまかれた粉塵が爆発を起こす。
爆風が暁の小さな体を吹き飛ばす。

暁「きゃあぁっ!!」

響「姉さーんっ!!?」

電が暁の体を寸での所で受け止める。

暁「うぅ……」

電「…雷ちゃん、暁ちゃんをお願い」

雷「電!?何をする気なの!?」

電は傍ら落ちていた単発式拘束バリスタ弾を拾い、そのままバリスタに装填する。

電(これで決める……!)

電は装填したバリスタ弾を黒い鳥に向けて発射する。

電「ってー!!」

黒い鳥は、発射されたバリスタ弾に拘束される。




68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 20:23:01.26 ID:aheBC6l80

電「皆!今のうちだよ!」

響「…ああ!」

雷「分かったわ!」

黒い鳥が拘束されている隙に逃走する第六駆逐隊。
黒い鳥は拘束を無理矢理引き剥がすがその時には第六駆逐隊の姿は無かった

黒い鳥「……」

黒い鳥は相手が居ない事を確認するとそのまま立ち去る。

ーーーー

電「あ、危なかった~」

響(一体なんだったんだ……アイツは……?)

雷「また電に助けられちゃったわね……」

暁「早いとこ戻らなくちゃ!」

響「…そうしたいのはやまやまなんだが、そうも簡単に行かないみたい」

電「なんで?」

響「第一ここは地図には記録されてない島だ、歩いて戻るだけでも数日間掛かる」

響「明確な居場所が把握されるまで、待機した方が…」

「おーい!誰か居るかー?」

響「……どうやら待機する必要は無さそうだ」

天龍「おーい!」

電「天龍さん!こっちこっちー!」

69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 21:01:05.33 ID:aheBC6l80

その後、天龍と龍田に救出されどうにかこうにか鎮守府に戻った響達は、天龍達が探している間に起こった事をありのままに話した…

天龍「成る程……そいつは災難だったな…」

響「うん……もう少しで『ざんねん!わたしのじんせいはおわってしまった!』になる所だった…」

レディリー「……ねえ、冗談にしてはちょっとリアルすぎない?」

響「冗談じゃないさ」

レディリー「…えー…」

響「…どうしたんだい?」

レディリー「……もうダメだ、お終いだぁ……」ガクッ

電「ええ!?本当にどうしちゃったの!?」

レディリー「…まさか正夢になるなんて……」

響「話してごらんよ…?」

レディリー「うん…実はね?」

レディリーは昨日見た夢の内容を響達に話した。

響「そうなのか……でも、それと私たちが出会った黒い鳥と何の関係があるんだい?」

レディリー「これね……実際に体験した出来事を夢で見たのよ」

暁「…そうなの………それで、あの黒い鳥の事をレディリーさんはどれぐらい知っているの?」

レディリー「……知りたい?」

電「……教えてください」

暁「うん…教えてくれる?」

響「お願いするよ」

雷「どんな奴だか事前にリサーチしとかないと!」

シャットアウラ「私にも吐いてもらうぞ」

レディリー「っ…シャットアウラ!?貴方帰ってなかったの!?」

アリサ「ごめん、戻って来ちゃった」

レディリー「アリサまで…まあいいわ、この際隠していても仕方ないし……洗いざらい吐き出すわ」



70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 22:38:58.31 ID:aheBC6l80

レディリーが話した黒い鳥に付いての話、それは黒い鳥の過去だった……

注意*これはフィクションであり、実際の出来事、団体などとは関係ございません。

時は第二次世界大戦に遡る…………

現代の歴史に置いては、第二次世界大戦はなんやかんや有って収束したと語られている(その辺はググれ)

しかし、本来の歴史では……ある化け物によって半日で世界を世紀末状態にされたとある。

それは………世界の一時的な滅亡に至るまでの話である……


ある所に艦隊の魂を集め、少女の体に封じ込めて新たなる兵器として誕生させると言う技術を持つが故に日本国から離れた海軍があった…

その鎮守府の環境は酷い物で、ある艦娘は休ませてもらえず、またある艦娘は装備をはがされて近代化の餌にされる物も居た…

所謂ブラック鎮守府である。そこに、第二次世界大戦中の第六駆逐隊(現代の響達とは別人)も所属していた。


過去の響「ふう……司令官、帰投したよ」

過去の提督「そうか、続いて出撃だ、休む暇など無い」

過去の響「……もうちょっと休ませてもらっても良いんじゃないかな?私は構わないけど、他の皆が過労死してしまう」

過去の提督「知った事では無い」

過去の響「……そうかい」

過去の提督「…それだけか?ならばさっさと戻れ」

過去の響「……チッ」


ーーー

過去の電「ねえ……響ちゃん、私達何時休ませてもらえるの?」

過去の響「……分からない」

過去の雷「大丈夫よ!きっと休ませてもらえるもの!」

過去の暁「でも……レディーにこの扱いは酷いわよね…」

過去の響「ああ…休息を貰えるときまで、私が皆を守るからね」





71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 23:09:10.64 ID:aheBC6l80

しかし、その約束は果たせなかった……

ある日、過酷な環境に耐えかねた艦娘が過去の電や雷、暁を殺してしまったのだ。

それを知った響は怒りと悲しみに満ち溢れてしまう、しかしそれでも冷静に考え、根本的な原因は提督にあると考えた響は……

過去の提督「…どうした」

過去の響「もう良いんですよ、こんな辛い事しなくたって」

過去の提督「どういう事だ………うっ!?」ザシュッ

過去の響「安心してください…平和は私が手に入れて魅せます」

過去の提督を暗殺してしまう、提督暗殺のニュースはすぐに艦娘達に伝わる。

響は海を歩いていた所に待ち伏せしていた艦娘達に轟沈させられてしまう。

響は沈み行く中、考えた。

あの世に逝ってしまった家族と出会えるなら、仲間に殺されても良いか…と。

潔く終るつもりだった…しかし、自分の深層心理の恨みをなどが収まりきらずに……

艦娘A「ごめんなさい……貴方は悪くないのに…私は貴方を沈めるような馬鹿な事をしてしまった……本当にごめんなさいっ…」

『許さない』

艦娘A「そうだよね……私が犯した罪は……って響…!?」

『許さない、こんな世界』

艦娘A「な……何言ってるの?」

艦娘B「どうしたの!?」

艦娘A「響が……!」

艦娘B「響……?」




『世界よ、貴様は打ち首だ』


そして、平和を導く不死鳥と謳われた響は、この世に終焉を齎す黒の不死鳥と化してしまった。

その黒の不死鳥の名は黒滅ミ級、名の通り深海棲艦の祖なる者でもある。

かの不死鳥怒り狂い、自分の仲間だった艦娘全員を自分の体温で溶かし、自らの外殻と成してしまう。

その後は世界を飛び回り、僅か半日で世界を壊滅にまで追いつめた。

そして……我に返り、鎮守府跡地に戻ったミ級は…

『……ああ、私は本当に大馬鹿者だよ…仲間を殺したってどうにもならないのにさ』

鎮守府跡地に広場を作って、そこに自分が殺してしまった仲間達の墓場を作っていた。

『突然現れて、八つ当たりした奴の供養なんて皆は要らないよね…』

狂ってしまった艦娘に殺された電達の墓もある、その墓だけは入念に作られていた。

『はっ……何やってんだろうな、私……ねえ、どうすれば良いかな?』

72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 23:31:25.25 ID:aheBC6l80

『こんな自分の家族の墓だけ入念に作るような私ってさ、本当にどうしようもないね。』

しかし、せめて自分が作った墓だけでも守ろう。

それが、せめてものの弔いのつもりだから…

『……さてと』







『…ここに来るな』


ーーーー

レディリー「その後は…宇宙人から危険生物扱いされ、何度か襲来を受けているけど悉く殲滅しているわ」

電「……昔の響ちゃんだったんだ……」

響(成る程……道理であの声が私に響いた訳だ)

レディリー「…自分の家族を殺された所為で、宇宙人から自分以外の存在を認めない存在と称されるのは、皮肉なものね」

シャットアウラ「……」

アリサ「こんなのってないよ……あんまりだよ……」

レディリー「私は……あの不死鳥に一度殺されかけたわ…」

響「まさかとは思うが…それでもう死のうとするのは止めようって思った訳?」

レディリー「ご名答!何回も殺されるのはたまったもんじゃないから」

シャットアウラ「……おいおい」

響「でも……その黒の不死鳥が世界初の深海棲艦とはね…」

暁「いまいち信じられないけど…不死身のレディリーさんがそう言うんだもん、ホントの事なのよね?」


73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 00:14:08.39 ID:P8rX6T610

レディリー「そうよ……世紀末状態の世界を必死に復興したっけ……きっつかったな~アレは…」

シャットアウラ「その………お疲れさまだな」

レディリー「そうね……でも滅ぼされたばかりの世界にただ一人佇んでた女の人の呟いていた事が気になったわね…」

響「どんな事を呟いていたんだい?」

レディリー「たしか…童歌の様だった気がするけど……う~ん」

レディリー「…あんまり覚えていないわね……」

響「そりゃそうだ……」

レディリー「…後、私自身は見た事がないけど…黒の不死鳥は自分以外の命を産み落とす時に黒い体が白く輝くと言われているわ」

電「…深海棲艦を生み出す時かな…?」

レディリー「そうね…もっとも彼女達はその事を知らないようだけど」

響「…いまのミ級はどうしているんだい?」

レディリー「自分の縄張りに侵入した生物の駆逐よ……自分を討伐しようとした宇宙人を追い払っているようだけど…」

響「…そうか」

レディリー「貴方達が流れ着いた鎮守府跡地に点在して居たUFOの残骸は、黒の不死鳥を討伐しようとして返り討ちにあった宇宙人達の遺産なのよ」

電「そっか…だからバリスタとか置いてあったんだ…」

レディリー「…まだ聞きたい事は?」

暁「……もう無いわ」

レディリー「ごめんなさい、こんな事を聞かせてしまって」

雷「別に大丈夫よ?気にしてないわ!」


75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 18:19:51.98 ID:P8rX6T610

遅くなってすんません

天龍「しっかし……そんな事があったとはな…」

電「……」

響「…自分の家族を殺されるのは、やはり辛すぎるよね」

電「…ねえ、あの黒い鳥ってどうにか元に戻せないかな」

響「…恐らく無理だ、恨みが奴の体を循環している」

電「…倒すしか無いのかな」

天龍「不死鳥って言うぐらいだ、倒してもそのうち復活すんじゃねぇの?」

暁「…だったらどうすれば良いのよ」

天龍「…今は実力を付けるしかねえだろ」

龍田「そうね~天龍ちゃんの言う通りよ~」

響「……お腹がすいた」

電「私も」

雷「お腹すいたわね…」

天龍「いややめろよ!唐突に話し変えるのを!」

暁「……レディーはこれぐらいへっちゃらだし」グギュルルルルル

天龍「はぁ……じゃあ何か食うか?」

暁「…ハンバーグを……」ゴニョゴニョ

天龍「ん?今何つった?」

響「ハンバーグをお願いするよ、勿論姉さん達皆の分もね」

暁「あっ……」

天龍「ん、すぐに出来る保証はねえぞ?」

響「構わないさ、ね?姉さん」

暁「……ありがと」ボソッ

76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 18:47:11.04 ID:P8rX6T610

ーーーキッチンーーー

インデックス「ご飯を一杯食べさせてくれると、嬉しいかむぐぅ!?」

響「な・ん・でこんな所に居るだァァァァァ!?」グリグリ

インデックス「だ、だって!ここはお腹いっぱいご飯食べれそうだし!とうまは迷子だし…痛い痛い!」ギュウウウ

響「長い、手短かに頼む」グリグリ

インデックス「ごはん食べたい、とうまいない、ごはん作って」

響「よし龍田さん撮み出してください」

龍田「ウイムッシュ」

インデックス「ま、まって!話を最後まで聞いて!」

響「鎖でしばって先端に錘を付けるのも忘れずに」

龍田「元々そうするつもりよ~?」

インデックス「シスターを海に沈めようとするなんて、それは神に対する反逆と受け取っていいのかな!?」

響「あのさぁ……」ポン

インデックス「?」

響「食ってばっかで迷える子羊を導かず目の前の食べ物ばかり自分の腹に導くようなシスターが何処の世に居るんだ!!」ボグシャ

インデックス「ふぐぅ!!」

電「お、女の子に腹パンはダメだよ!」

響「あっ……ごめん…じゃなくて!お前が何か代償を払おうと言う気が無いのなら!貴様に飯を食う資格など無いッ!」

インデックス「えぇ!?もの凄い無理難題を押し付けられたんだよ!?」

響「±0にするのは当然でしょうが!」

インデックス「わたしに餓死しろと言っているのかな!?」

響「あ、ダメだコイツ」

77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 19:07:30.37 ID:P8rX6T610

響「とにかく掃除でも何でも、後片付けを手伝いもすらしない奴に飯は食わせんッ!」

インデックス「ひ、ひどいんだよ!おうぼうなんだよ!」

響「そんなんだからシスター(笑)って言われるんだよ!」

インデックス「言われてないかも!ていうか私と話す時だけは態度がデカいのかな!?」

響「……さあ?」

電「分からないかな……」

アリサ「う、う~ん…」

インデックス「…あんまりなんだよ…」

島風「とりあえず、ご飯食べるなら何でも良いからお手伝いした方が…」

インデックス「…なんでいきなりしゃしゃり出てきて正論を述べてるのかな?」

島風「だって!一仕事終えた後のご飯て美味しいんだよ!?あなたも一度お手伝いしようよ!!」

インデックス「……おいしいのかな?一仕事終えた後のごはんって」

島風「おいしいよ!」

インデックス「…うん…わかったんだよ!だったら私、出来る事だけでも手伝うよ!」

島風「そうだよ!その意気だよ!」

響「…島風……」

電「えへへ、良い子で良かったね!」

響「…うん」


78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 19:47:45.24 ID:P8rX6T610

インデックスは自らが出来る事を自分から行った、そのお陰かインデックスの目は何時もよりキラキラしていた。

インデックス「…これで良いのかな……?」

響「ああ、良くやってくれたよ」

インデックス「ほんと!?」

響「うん…それでは…」

「いっただっきまーす!」

インデックス「もぐもぐ………美味しい!」

島風「でしょ!?私のいった通りだよね!」

インデックス「うん!」

響「ほっほっほ、そうかね」

シャットアウラ「お許し下さい!」

レディリー「何よそれ……でも確かに美味しいわね、何を使ってるの?」

響「んー…大トロとフカヒレと、トリュフと国産黒毛和牛と…色々使ってるよ」

アリサ「さらっと豪華な食材が出てるのは何でかな…?」

響「後、タラバガニの甲羅焼きもあるからね」

電「もう豪華ってレベルじゃないような…」

響「今日は奮発してるからね、遠慮せずに食べなよ」

レディリー「ああ、このまろみ!このまろみ!」

インデックス「まろみって何?」

響「…気にするな、ただの作者の一方的なリスペクトだから」

79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 20:15:25.81 ID:P8rX6T610

インデックス「んむんむ、おいひいんだよ、あむっ!」

電「あ……それ……」

インデックス「?……電のごはん?」

電「あわわわわ…!」

インデックス「どうしたのかな?」

天龍「志村ぁーっ!!後ろっ後ろォーーーー!!!」

響「グルルルルルル……」

インデックス「ど…どうしたのかな?なんかこわいんだよ!?」

響「グルルルルル……」ズルズルズル

インデックス「えっ!?ちょっとまって!お願いだから!謝るから!せめて優しく殺してぇぇぇぇぇ…」バタン

天龍「…」

島風「」

アリサ「どうなっちゃうの……?」

レディリー「たぶん、無事では済まないでしょうね…」

インデックス『や、やめて!歯は抜かないで欲しいんだよ!』

響『ならばドリルで徹底的に穿る!』

インデックス『えぇ!?嘘ぉ!?』

響『ギガ!ドリルブレイク!!』

インデックス『ぎぃぃやぁあああぁぁー!!!!』


レディリー「…うわぁ」

アリサ「」

80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 20:59:00.26 ID:P8rX6T610

インデックス「あ、あぅぅ……」ガクッ

島風「だ、大丈夫!?」

インデックス「こ、怖かったんだよ……でも、歯を抜かれずに済んだんだよ…」

島風「何処の歯を抜かれそうになったの?」

インデックス「大人の歯全部」

レディリー「ぴぃっ!!!」

シャットアウラ「おいやめろ!!レディリーが怯えてるじゃないか!」

響「アウラさんは何時からレディリーさんの保護者ポジションになったんですか!」

アリサ「昨日の夜からだって」

レディリー「アンタはなんでいちいち昔の事ばかり覚えてるのよ!」

インデックス「ふ~ん…生きてるって楽しい?」

レディリー「え、そりゃあまぁ…ってだから何言わせんのよ!」

暁「大人の歯って抜く時筆舌に尽くしがたい痛みなんでしょ?どんだけ鬼畜になったのよ…」

響「…制作者の所為だね、うん」

暁「メタ発言やめて、ツッコミきれないから!」



81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 21:23:08.32 ID:P8rX6T610

インデックス「ふぃ…なんだかんだあったけど楽しかったんだよ!と私は話のネタが思い浮かばないから出来るだけキリが良く終えようとする」

響「前のレスからそんなに世界の時間は経ってないけどね」

暁「もうやめて……」

上条「インデックス!こんな所に居たのかよ!?」

アリサ「あ!当麻くん!」

シャットアウラ「…?」

上条「って…アリサ達まで居たのかよ……何やってたんだ?」

アリサ「ご飯を御馳走になってたんだ!」

インデックス「なんだよ!」

上条「まったく……すいません、うちの者が」

響「いや、気にしてないさ」

インデックス「とうま!私、これからは当麻の事を手伝うんだよ!」

上条「…なんだって?」

インデックス「だって、一仕事終えた後のごはんはとってもおいしいんだよ!」

上条「インデックスさん……」ホロリ

島風「よかったね!」

インデックス「じゃあね!次に会う時は多分一皮剥けてるんだよ!」

暁「断言しないのね」

インデックス「ちゃんと出来るか不安だから…」エヘヘ

上条「いやいや、やってくれるだけでも上条さんは感涙ものですよ」


82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 21:54:48.77 ID:P8rX6T610

上条「では、これで失礼します」

インデックス「こんどは私達の所に来るんだよ!」

島風「うん!何時になるか分からないけど……まっててね!」

アリサ「皆、ありがとう!」

レディリー「そういえば、歌の方はどうかしら?」

シャットアウラ「私がネタを提供してアリサがそれを歌う、と言う感じだが…」

アリサ「シャットアウラちゃん…話さないでよ////」

シャットアウラ「話したって減るものでは無いだろう?」

レディリー「本当にどうしてあなたって人の知られたくない事をべらべら喋るのかしらね?」

シャットアウラ「確かに……どうしてか?」

レディリー(自覚がないんだもんなぁ…)

アリサ「ところで、お仕事大丈夫なの?」

レディリー「お仕事?何の事かしら?」

アリサ「問題になってるんだよ?オービットポータル社の社長が突然行方不明になったとかで」

レディリー「……?」

シャットアウラ「美少女ゴスロリ社長として有名だったからな、男共がこれに悔やんでいるよ」

レディリー「……ああああああ!!!!そうだったぁぁぁ!!」

シャットアウラ「いくらなんでも気づくのが遅すぎるだろう!」

上条「はあ、じゃあ社長さんも連れて行きますか」

響「また帰ってくるよね?」

レディリー「ええ、そのうち仕事をほっぽり出してやるんだから」

アリサ「仮にも社長がそんな発言しちゃダメだよ…」

上条「はは……では、今度こそ」

響「ああ、また会おう」

インデックス「バイバーイ!」

島風「またねー!」


83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 12:15:00.60 ID:yw8WRXcK0

ーーー数日後ーーー

提督「……またか…」

雷「どうしたの司令官?元気ないわねー…そんなんじゃダメよ!」

提督「実はな……また学園都市の方から客が来るらしいんだ」

雷「ふーん、それがどうしたの?」

提督「また客人が来るのかと思ってな、こんなにも連続で来られたらこっちがへとへとになっちまうよ」

雷「そんな事言っちゃダメよ!大事なお客さんが来るんだから」

提督「んな事言われてもなぁ」

雷「だらしないわねー…私が元気づけてあげる!」

提督「うぉ!?雷、何やってるんだ!?」ムニッ

雷「司令官に抱きついてるのよ!」ギュゥ

提督「いや…そう言う事では無くてだな……胸が顔に当たってるぞ!?」ムニムニ

雷「当ててんのよっ!」ギュゥゥ

提督「うおおお////」

雷「どう?元気がついた?」

提督「は…はい」

雷「ん、よろしい!」

提督(やばい、一瞬何かに目覚めそうだった)

提督「…そんな事やってる間にも、もう客人がきたみたいだ




84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 13:06:06.91 ID:yw8WRXcK0

響「で、この四人姉妹が来客者と」

「誰が四姉妹だコラ!」

「そうですよ!それに私達超苗字違いますもん!」

電「えと、取り敢えず名前を教えて欲しいのです!」

麦野「私は麦野沈利よ、学園都市では第四位って呼ばれてるのよ」

電「凄い人なのです!」

麦野「そ、そう?」

電「はい!あと……おっぱいも」ボソッ

麦野「ん?今私のおっぱいが大きいとか言わなかった?」

電「え…?は、はい」

麦野「……まあ、小学生なら胸の大きさぐらい気にするか……頑張ってね」ナデナデ

電「ぷぁっ!?」

「あーあー…そんな小学生ばっかりナデナデするなんてズルい訳よー」

麦野「テメェは自重しなさすぎなんだよ!」

響「…そこの金髪さんは?」

フレンダ「金髪言うな!私にはフレンダ=セイヴェルンっていう立派な名前がある訳よ!」

絹旗「あ、超申し遅れました、私は絹旗最愛です」

暁「暁よ!一人前のレディとして扱ってよね!」

滝壺「…滝壺里后、よろしくお願いします」

雷「よろしくね!私は雷よ!」


87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 20:01:07.78 ID:yw8WRXcK0


フレンダ(麦野、麦野!)

麦野(んだよ、胸触らせろとか言うんじゃねぇだろうな?)

フレンダ(違う違う、この子達っててホントに兵器なの?結局普通の女の子にしか見えない訳よ)

麦野(ああ、んなもんただのガセネタだよガセネタ)

フレンダ(ガセネタかなぁ……話によるとエンデュミオンを倒壊させた奴がここに居るんだって)

麦野(ガ・セ・ネ・タ・か・く・て・い・ね)

フレンダ(……何時も思うんだけどさぁ……それ系統の台詞言ってる間に攻撃されないのが不思議だよね)

響「…なんだい?ジロジロ見て////」

電(初対面だから緊張してるのかな?)

麦野「…君、可愛いね」

響「……そう?」

フレンダ「むきぃぃぃぃ!!!!!私にだって言われた事無いのに!!」

麦野「だからテメェは自重しなさすぎなんだよ!!」

絹旗「ごめんなさい、麦野がここでも相変わらず超うるさくて」

響「…」スパンッ!

絹旗「あ痛っ!?な、なんでチョップするんですか!?」

響「…実の姉に向かってそんな発言は無いだろう」

絹旗「す、すいません……あと姉妹じゃありませんから」

88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 20:19:43.65 ID:yw8WRXcK0

麦野「うんうん、アンタは良い子だねぇ」ナデナデ

響「ひゃわっ!む、胸がっ////」

麦野「ホント可愛いっ!」ギュゥ

電「…」ツルペタ

暁「…」ツルペッターン

響「大丈夫だよ、そのうち大きくなるから…多分」

フレンダ「……そんな事より、さっさと中に入れなさいって訳よ」

響「あ…はいはい、麦野さんごめんなさい…」

麦野「フレンダテメェ後でお仕置きな?」

フレンダ「な、なんで!?」

ーーーリビングーーー

麦野「ん、ここがリビングね?」

暁「はい、司令官が暇つぶしに作ったものです」

麦野「暇つぶし…?それにしてはテレビとかそう言うのが揃ってるけど?」

雷「司令官は暇つぶしにも全力を尽くす人だもの!」

麦野「そ、そう…」

カサカサ…

響「ん?かさかさ?」

麦野「どしたのかさかさ!」

89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 20:43:16.28 ID:yw8WRXcK0

フレンダ「あ、あれは……!」

G「やあ!」

麦野「きゃぁぁぁぁぁっ!!?」

暁「いやああああああ!!!!」

絹旗「出たああああああ!!!」

滝壺「何かな?」

響「なんだい?アレは」

雷「ゴキブリよ!司令官の為にも退治しなくちゃ!」

フレンダ「ま、まだ出てきてる!」

G×6「オッス!オラゴキブリ!」

メタルG×2「大量に経験値手に入らないから、勘違いすんなよ!?」

暁「なんかテカテカしたのも出てきたぁぁぁぁ!!気持ち悪いぃぃ!!」

麦野「おらぁ!!」ボシュ

G×6「ぬわーーーーっ!!」ティウンティウン…

電「すごい……かっこいいのです!」

麦野「フフン…」(あれ、能力使って素直にお礼を言われたのって何気に初めてじゃない?)

フレンダ「…一匹残らず駆逐してやる!!」

ーーーー



90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 21:05:09.17 ID:yw8WRXcK0

麦野「ふぅ…大体片付いたかしら?」

電「いえ、まだあそこに一匹居るのです!」

麦野「へぇ……」


ゴキブリA「怖いよ……怖くて堪らないよ!」

ゴキブリB「こうなったら最後の手段だ、アレやるぞ!」

ゴキブリA「アレ?なんだよアレって!」

ゴキブリB「馬鹿野郎!アレっつったら決まってるだろ!?」



ゴキブリB「合体だぁ!!」

大きい方のゴキブリは自分の頭に小さい方のゴキブリを突き刺した!

麦野「は?」

響「ひ?」

フレンダ「ふ?」

電「へ?」

雷「ほ?」

絹旗「いやお前らばいきんまんですか…」

ゴキブリB「見たか!これでこっちも顔が二つだ!」

麦野「へぇ……でも弱い事には変わりないわよねぇ………散れぇぇ!!」

ゴキブリの眼前に八角形のバリアが現れる!

麦野「ば、馬鹿な!?」

二人のゴキブリ達は、ガチャガチャと体の仕組みを変質させ、身長は電と変わらないぐらいのロボットと化した!
そして、ロボットは電と睨み合う

ゴキブリ「どうだ人間!これで身長も同じだぜ!」

電「くっ…うあああああああ!!!!」

ゴキブリ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!!!!」

ドガァァァン!!!

フレンダ「おぉ!?」

絹旗「クロスカウンター……!!」

91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 21:26:57.07 ID:yw8WRXcK0

ゴキブリ「覚えておけ……人間!!」

電「…?」

ゴキブリ「合体ってのは……気合いと気合いのぶつかり合いなんだよォォォォォ!!!!!」

電「うあぁぁぁっ!!」バキィッ

フレンダ(女の子の顔にパンチは酷い!!)

雷「あ…これヤバいかも」

麦野「いやヤバいわよ!」

雷「いや、そう言う事を言ってるんじゃないけどな…」

麦野「?」

ゴキブリ「漢の魂燃え上がる……度胸合体!!!」

ゴキブリ「俺を誰だと思っていやがる!!これよりこのメカの名はァァァァッ!!!」

響「……」

ゴキブリ「限界突破ッ!クローチラガンッ!!」

響「……クカッ」

麦野「ひ、響!?」

響「クキッ……L+PSR<殺s][]-p@;!!!!」

ゴキブリ「ん!?ぐわぁ!?」グシャアアア!!

響「abmoオeam殺@]@l,死la」

麦野「」

フレンダ「…噂は本当だったって訳よ」



92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 22:22:17.59 ID:yw8WRXcK0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=DqRfTL_CjSA

…ただいまどえらい事になってます、この曲で和みながら暫くおまち下さい。

麦野「」

暁「」

絹旗「なんてスプラッターな光景を…」

響「aie次t-:殺nr番nervevartb」

フレンダ「しかも何かこっちを睨んで来てる訳よ!」

麦野「…響…電は殺されてないから、大丈夫だよ?」ダキッ

響「…」

麦野「ね?大丈夫だから…」

フレンダ(電、起きてぇぇぇ!!)

電「……」

響「ap@[嘘meab 殺epiakeo!!!」ドガァァ

麦野「がはっ!」

フレンダ「ああ!麦野が吹き飛ばされた!」

麦野「っ…」

雷「もうやめてっ!そんな事をしても電は目を覚まさないわ!」

電「」イナイ

雷(あるぇーー!!?)

響「…?」

電「なのです!」ガヅン!!

響「ギャウ!?」ドサッ

雷「ちょ、不意打ち!?」


93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 22:56:15.63 ID:yw8WRXcK0

電「…ごめん」

響「」

麦野「……響、大丈夫だから…」ダキ

フレンダ(幾ら子供が相手でも心が広すぎる、その心の広さを私にも分けて欲しいって訳よ)

絹旗(無茶言わないでくださいよ…)

響「…ん?なんだいこの惨状は…」

麦野「…テメェがやったんだろうがよ…」ボソッ

響「はは……そいつはごめん」

電「ふぅ……良かった…」

雷「てか大丈夫なの?顔殴られたのに…」

電「大丈夫なのです!」

雷「そ、そう……」

暁「…」

滝壺「よいしょ、大丈夫かな」

ーーー数十分後ーーー

麦野「…こいつがエンデュミオンを倒壊させたっていうの、何か理解できた気がする」

フレンダ「あの光景見せられちゃぁねぇ…」

絹旗「たぶん第一位にも勝てるんじゃないんですか?」

響「第一位?」

絹旗「一方通行ですよ」

響「あ、その人と知り合い」

絹旗「マジですか!」

ちょっち休みますね

94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 00:44:50.32 ID:pjpv/78N0

フレンダ「ところでさ、ここって結構つかみ所無くない?」

響「どうしてさ?」

フレンダ「なんか、あんまりここに触れられてないような気が…」

電「そういえばここを案内した事って無いのです」

暁「決まりね!私達の鎮守府を案内してあげる!」

滝壺「がんばってね、あかつき」ニコッ

雷「麦野さん!最初は何処が良いとか無い?」

麦野「え?えーと……そう言えば司令官に会った事無いわね」

雷「じゃあ、まずは司令官のお部屋に行きましょう!」

ーーーーー

提督「……」

雷「雷、入ります」

提督「……」

雷「司令官?どうしたの?」

提督「……」

雷「元気無いわねー?そんなんじゃダメよ!」

麦野「子供に元気づけられる大人って…」

雷「ねえ!ねえ!何か言いなさいよ!」

提督「…」

フレンダ「ホントに提督?な~んか怪しい訳よ…」

提督「……」




提督「フゥォアアアアアアアアア!!!!!!!!」

麦野「ひぃっ!?」

雷「ぴっ!?」

電「いやあああああ!!!!」

フレンダ「にゃああああああ!!!!」

95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 01:00:15.54 ID:pjpv/78N0

提督「歓迎するなっしィーーーー!!!!!!ヒャッハァーー!!!!!!」ブォンブォン

麦野「何か気持ち悪い動きしてるッ!!!」

フレンダ「にゃああああ!!!」

雷「司令官!?どうしたのよ!!」

提督「梨汁ブシャー」ブシャー

雷「」ベチャ

暁「いやああああ!!!」

響「…どうしたんだよ、司令官」

提督「歓迎しているんだなっし!」ブンブn

響「これで?」

提督「提督なりの歓迎なしよ!」ブンブン

響「…そンなに死にたいのならもっと早く言ってくださっても良いンですよ?」

提督「こ、殺されるなっしィーーーー!!!!!」

響「うン、[ピーーー]よ?」

電「落ち着いて!碇でガンするから!」

響「チッ……運が良かったなァ?」

絹旗「響さん、口調が完全に一方通行になってますってば!」





96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 01:20:29.24 ID:pjpv/78N0

響「…なんでかなぁ…私はキレるとキャラが狂うのって」

麦野「視聴者のアンタ、文句は作者に言いなさい」

フレンダ「メタ発言禁止を破る漢、それが作者って訳よ!」

響「……ところで問おう…何故あんな事をした?」

提督「スマン、ふなっしーの物まねをしてみたかったんだ」

響「二度とするな」

提督「はい」

雷「何よもう…びっくりしたじゃない…」

電「響ちゃんのキャラが壊れちゃったのです!」

提督「分かった分かった」

麦野「…次は工房に連れてってくれるかしら…?」

暁「ん、了解!」

ーーー工房ーーー


麦野「ここが工房ね?」

暁「そうよ!私達が使う武器などを制作している所よ!」

麦野「お、ちゃんと言えたね?偉い偉い」ナデナデ

暁「ちょ、頭をナデナデしないでよ!もう子供じゃないって言ってるでしょ!?」

麦野「言ってたっけ?」

暁「もう!ちゃんと一人前のレディーとして扱ってよ!」


97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 01:36:11.20 ID:pjpv/78N0

麦野「ここは特に特徴もないわよね?」

雷「…残念ながら」

響「次は?」

フレンダ「次は演習場に行きたい訳よ!」

響「演習場か…嫌な予感しかしないけど」

ーーー演習場ーーー

響「ここが演習場だよ」

麦野「…演習場というより闘技場じゃない?」

響「提督がまた改造を施してしまった所為なんだ、済まない」

麦野「いや、別に良いけど…」


99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 14:07:02.20 ID:pjpv/78N0

麦野「具体的に、戦いのシミュレーションをする訳ね」

響「そうそう、色んな生物がここに放り込まれるからね」

フレンダ「…ねえ、その演習を見せてもらうってことは出来る?」

電「演習の見学?」

フレンダ「そ、結局電達のコンビネーションを見せてもらわないと、麦野が心配ばかりする訳よ」

麦野「フレンダぁ?」

フレンダ「だいじょぶよ!戦いを見せてもらえば、ここに居る皆が兵器でもあるって事が分かる訳よ!」

麦野「いや別に分かりたくねぇよ!」

天龍「おう、演習なら俺に任せろよな!」

暁「あ、天龍さん!」

電「一緒に演習で戦うのですか?」

天龍「いんや、今回はオレが演習相手だ!」

響「…天龍さんが直々に相手するのかい?」

天龍「ああ、演習する前にちょっと深海棲艦のヤロー共にチューニングさせっからよ、少しまってな?」

雷「いやまって!なんかとんでもなく嫌な予感が!」

天龍「めんどくさい方面のだろ?気にすんなって!そん時はオレをぶっ倒せば良いからよ」

響「そう言う問題じゃなくて!」

天龍「んじゃ、ちょっとチューニングしてくっから、待ってろよ?」

響「ああ……行ってもうた」

100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 14:44:05.26 ID:pjpv/78N0

提督「よう、今日は演習か?」

電「はい!今日は天龍さんが演習の相手なのです!」

北上「ひっさしぶりぃ!元気してた?」

電「はい!」

提督「でも待てよ…?天龍が相手ってことは……?」

響「天龍さん…深海棲艦のとこにチューニングしてもらいに行っちゃった…」

提督「っておぃぃぃ!?」

ピーッピーッ!

雷「あ、戻ってくるみたいよ!」

麦野「一体どんな風になってるのかしら?」

北上「楽しみだねぇ!」

扉から出てきた天龍は完璧に深海棲艦と化していた、まず第一印象から言うと天龍に忍者の格好をさせたような感じである。
紳士の諸君ならばくノ一天龍を真っ先に想像するかもしれないがそうでは無い、男物の忍装束を天龍に着せたような外見である。
目もキリッと引き締まり、健在である眼帯からは赤いオーラが漏れて居るためエリート級である事が窺い知れる。
マフラーも舌であるような様子は無く、刀や手裏剣などが装備されており。
龍田の深海棲艦形態とは打って変わってスタイリッシュな外見である。

電「…わお」

麦野「やだ……カッコいい……」

フレンダ「かっこ良すぎる…!」

北上「アイエエエ!!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」

響「言うと思ったよ!」


101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 15:02:25.90 ID:pjpv/78N0

南方棲鬼「はーいみんなー!完成したわよ!」

響「…南方棲鬼さん、天龍さんのチューニングに本気出し過ぎじゃないですかね?」

南方棲鬼「えー?ちょっと強いぐらいでお願いしますって言ってたよ?」

響「アレの何処がちょっとだよ!?なんか赤いオーラ出してるし!」

南方棲鬼「ま、演習がんばってねん」

響「貴様ァァァァ!!!」

電「…逃げちゃったのです」

響「…今度あった時は八つ裂きにしてやる、異論は認めない!」

麦野「おう!」

風魔・級「……」

提督「ところで、コイツどうするんだ?なんか戦って欲しそうだけど…」

響「…仕方ない、先ずはコイツから血祭りに上げてやろうか」

電「キャラ!キャラ!!」

響「あ、ごめん」

龍田「話は聞かせてもらったわ~!」

響「また面倒臭いのがきたよ!」

龍田「演習に私も付き合ってあげるわ~♪」

風魔・級「…」ウズウズ

提督「まあいいか…それでは、演習始めッ!!」

102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 15:23:37.47 ID:pjpv/78N0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=8sR4fZu1pdk

提督の一声で演習場に居た全員が臨戦態勢に入る。
先手を取るは・級、刀を抜刀して刀に付着していた結晶を散蒔く。

響「なんだこれ!?」

電「あれに触れないで!」

北上「了解!」

北上は強化した魚雷で・級を撃ち抜こうとするが、躱されてしまう。
尚も北上は・級に向けて砲撃の手を緩めない。

北上「っく!ちょこまか動くな!」

響「ちっ!」

響は・級の動きを止めようと・の周りを動き回る。

風魔・級「…!」

・級は手裏剣を放つ、投擲された手裏剣は結晶を散蒔きながら先行する。

北上「うおっ!?危ないってば!」

隙を見た龍田は・級の後ろに存在していた。

龍田「後ろががら空きよ~?」

龍田は・級を長刀で切り裂く。

・級「…!」

龍田「…?どうしたのかな~?」

103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 15:45:46.80 ID:pjpv/78N0

響「危ない!」

龍田「え?」

・級は居合切りで龍田を吹き飛ばす、吹き飛ばされた龍田は壁に叩き付けられる。

龍田「うあっ!」

電「龍田さん!」

北上「…何アイツ、なんか黄色いオーラを纏ってるんだけど…!」

響「なんだって!?」

北上の言う通り・級はオーラが赤から黄色へと変色していた。
・級の体から結晶が所々生えており、マフラーにも結晶が生成されている。

暁「…フラグシップ級になるなんてね…!」

響「これまでよりキツくなりそうだ、早期決着を!」

北上「了解!」

・級は巨大な水手裏剣を生成し、それを投擲する。

電「きゃあっ!」

雷「何これ!?さっきよりデカい!」

響「クソっ!」

・級は刀を振るい、付着している結晶を散蒔く。

龍田「またそのパターンかしら~?」

響「バカ!油断するな!」

龍田「え?」

・級は忍術を発動させると、巨大な竜巻が巻き起こる。
・級はそれを刀で両断し、竜巻を分裂させる。
散蒔かれた結晶が竜巻によって巻き上げられる。

響「っ……コイツはヤバいな…」

電「どうしたら…!」

104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 16:27:40.80 ID:pjpv/78N0

暁「…バルス!!」

響「危ないっ!」

・級「!?」

暁の投げた閃光玉から発する強烈な光が・級の目をくらます。

麦野「うおっまぶしっ!」

フレンダ「目が…目がぁぁぁぁぁぁ!!!!」

暁「今の内よ!」

響「よし!フルボッコだ!」

北上「オーライ!」

龍田「うふふ~天龍ちゃん…手も足もでないかしら~?」

一気に畳み掛ける第六駆逐隊と北上&龍田。
六人からフルボッコにされてはさすがのフラグシップも耐えられない筈だろう。
しかし……

・級「……」

・級は体から紫色のオーラを発していた。
マフラーに生えている結晶は完全に武器として使えるレベルの鋭さになっており、現に・級が武器として手に持っている。
棚引くマフラーには紫色の残光が走る、それどころか・級の目や眼帯は愚か露出した口からも紫色のオーラの残光を引いていた。

龍田「…何あれ?」

響「まさかとは思うが…フラグシップの上を行ってるとかないよね?」

・級は刀を勢い良く抜刀する、たったそれだけで海を両断してしまったため、その幻想はぶち殺されてしまう

龍田「」

響「ところがどっこい、これが現実です」

105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 16:58:31.87 ID:pjpv/78N0

電「あわわわ……どうしようどうしよう!」

暁「フラグシップの上!?そんなの勝てる訳ないわよ!」

響「フラグシップの上……名付けるならばハイエンド級だね!」

雷「名付けてないで逃げるわよっ!」

・級はマフラーを振るって攻撃する、鋭利な刃と化したマフラーは龍田の長刀を切断するのに苦労はしなかった。

龍田「きゃあっ!!」

響「龍田さんっ!」

電「ってー!」ボォン

電は砲撃する、被弾するが・級が怯む様子は無い。

・級「…!!」

・級は一瞬で暁に間合いを付け、刀で攻撃する。

暁「きゃあっ!」

電「あ、暁ちゃん!」


麦野「くそぅ……眩しい…」

フレンダ「あぁぁ…目が、目がぁぁぁぁぁ!!」


106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 18:41:20.95 ID:pjpv/78N0

電「だ、大丈夫!?」

暁「…これで……」

電「え?」

響「よくも姉さんを…」

暁「こんな時こそ、キレた響の出番って訳よ」

・級「…?!」ボグシャ

激昂した響は・級にもの凄い勢いで接近し、顔面に拳を突き刺した。

・級「っ…!」

・級は体勢を立て直し、巨大な水手裏剣を響に向けて投擲する。
響はそれを上に弾き返す。

電「…凄い」

響は・級に再び接近し、何処からかもって来たチェーンソーで・級を切り裂こうとするが。
・級に躱されてしまう、

・級「ーー!!」

チャンスと見た・級はマフラーを振り下ろし、響の首を切断してしまう。

電「いやああああ!!!響ちゃぁん!!」

そのまま命を落としてしまう……と思いきや、響は胴体の頭があった所をひん掴んで引っ張る。
何と言う事でしょう、そこからもう一つの頭が出て来たのです。


電「えぇっ!?」

暁「」

・級「!?」

・級は目の前の光景に驚愕してしまう。

響「…うぉぉぉぉっ!!」

・級の動きが止まった所に響が再び・級にパンチをぶち込む。

・級「っ……!!」

響「まだまだぁっ!」

今度はみぞおちに回し蹴りを食らわせる。

・級「…っ」

響「……とどめだぁぁぁぁぁ!!!」

そしてとどめの一撃として、強力な右ストレートを顔面にぶち込む。

・級「…ー…」ドサッ

・級は倒され、元の天龍に戻る。

107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 18:51:49.85 ID:pjpv/78N0

提督「…そこまでッ!!」

提督から演習の終を告げる合図が発せられる。

暁「…キツかった」

雷「色んな意味でね……」

電「よかった~…」

龍田「…つつ、ちょっと先に天龍ちゃん連れて入渠してくるわね~…」

響「…麦野さんは?」



麦野「うぉぉぉ…眩しぃぃぃ…」

フレンダ「目が……直って来たよ…」


響「」

電「一体どうしたのかしらね…?」

暁「いや、なんでもないわよ!?」アセアセ


108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 19:19:02.29 ID:pjpv/78N0

その後、なんやかんやあってアイテムの人たちと一緒にご飯にする事になりました。

麦野「…おいひい」ハムハム

響「食べながら喋るのは行儀悪いですよ?」

麦野「ごくん……ごめん」

フレンダ「むー…私が注意するといつもキレるくせに」

麦野「ほっとけよ……」

響「…?」

暁「絹旗、一人前のレディーってどうやったらなれるの?」

絹旗「…超気長に待ちましょう、以上」

暁「それじゃ答えになってないわよ!」

響「………」

滝壺「どうしたの?おさかな食べないの?」

響「…この魚、きちんと調理されてない」

フレンダ「好き嫌いはダメって訳よ、お姉さんが食べさせてやるから口開けなさい」

麦野「フレンダ!そう言うのはやめろっつってんだろ!?」

響「…これ食べる?」

滝壺「ありがとう」ニコッ

響「…ふふっ」

フレンダ「隙有りぃ!」

109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 19:49:27.88 ID:pjpv/78N0

響「むぐっ」

麦野「あ!テメェ!」

フレンダ「魚も食べないと!」

響「……」ゴゴゴゴゴ

電「…響ちゃん?お客さんにキレるのは御門違いだよ?」

響「……」ペッ

麦野「こらこら、吐かないの」

響「…ごめんなさい」

フレンダ「…むぎぃぃぃ!!!なんで麦野はそんなに甘い訳!?」

麦野「またそれかよ…」

滝壺「だいじょうぶだよ、わたしはそんなフレンダを応援してる」

暁(…この子もでっかい)

フレンダ「ああもう!食え!食えったらよ!」

響「むぐっ!」

電「何で魚を食べさせる事に執着するのかな!?」

フレンダ「好き嫌いはダメって訳よ!」

響「……」ガシッ

フレンダ「なによ?私の頭を掴んで……へぶっ!?」ガヅ

麦野「…うわぁぉ」

絹旗「テーブルに思い切り顔を叩き付けられたフレンダは超痛そうです」

110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 20:00:05.13 ID:pjpv/78N0

響「…」ブン

フレンダ「」ベチャ

電「響ちゃん!お客さんに迷惑かけちゃダメでしょ!」

響「クーン…」

電「もうあんな事しない?」

響「ワゥゥゥ」

電「なになに?フレンダさん次第?」

響「ワン!」

麦野「あー…今日はコイツにたっぷりお仕置きしてやるから、気にすんなよ」

響「クゥーン…」

電「もうあんな事しちゃダメだよ?」

響「ワンッ!」

電「よーしよしよしよしよし!良い子だ良い子だ」

響「ワン♪」

絹旗「…もしかしなくても犬の泣き真似ですか?」

響「ワン!」

絹旗「あ、そう…」

111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 20:13:07.54 ID:pjpv/78N0

麦野「…今日は急に押し掛けて来て悪かったわね」

響「いいえ!とても楽しかったですよ!」

暁「途中ドタバタはあったけどね…」

絹旗「ここ結構良い所ですね…艦娘と言うのに成り済ましてここに着任しちゃいましょうか?」

麦野「良いね!」

響「いやでも、海の上立てるの?」

麦野「えっ?」

滝壺「…さすがのむぎのでもむりの」

麦野「…ダメ?」

響「遊びにくるぐらいは良いけど…着任するとなるとなぁ…」

電(ていうかそもそも艦娘に成り済ますって考えに突っ込まないの?)

麦野「チックショォォォォォ!!!!」

絹旗「麦野…そうとうここに居たかったんですね…」

滝壺「だいじょうぶだよ、わたしはそんなむぎのを応援してる」

麦野「くそぅ……また来るからね!?」

響「はい、その時もよろしくお願いします!」

麦野「絶対だからね!?」

絹旗「超子供ですか」

麦野「うるさい!」

響「…ふふ」

アイテムが鎮守府に来客しました編、終了。
雷「書くのちょっと遅くなっちゃうかも、ごめんね!」


113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/04(月) 12:40:39.23 ID:fGdEXFvj0

提督「……」

響「どうしたんだい?何時にも増して深刻な…」

提督「…」

雷「私達に相談して見なさい!」

提督「ああ、実はだな…日本に向かって巨大な深海棲艦のような物体が接近しているとの情報が入って来た」

雷「なんですって!?」

電「な、なんだってー!」

響「……現在何処に向かっている?」

提督「…このまま直進してしまえば、学園都市が滅茶苦茶になる可能性が高い」

暁「いつも狙われるわねその街…」

提督「既に私の艦娘達には出撃翌要請を出してある、承知もしてくれたぞ」

電(私の艦娘達って…)

響「…私達にも出撃して欲しいと言う事…か」

提督「非常に申し訳ない…」

雷「そうそう!もーっと私に頼っていいのよ!」

提督「おーそうかそうか!よしよし、雷は良い子だねー!」ナデナデ

雷「ぷぁっ!本気で頼って欲しいのに!」

暁「ナデナデして貰えるなんて羨ましいわ!」

響「えっ?」

暁「あっ」


114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/04(月) 13:14:03.95 ID:fGdEXFvj0


響「姉さん…気を確かにしなよ」

暁「…レディーとして扱って欲しいって言ってたのに…なんで自分から……私の馬鹿!」

提督「お前もわっしわっし」

暁「ぷぁっ…突然頭をナデナデしないでよ!」

響「よかったね、姉さん」

雷「とにかく、その謎の深海棲艦ってのをぶっ飛ばせば良い訳でしょ?」

提督「済まないね、一刻を争うんだ」

電「あの…その深海棲艦の所には、どうやって行けば?」

提督「とあるギルドからレンタルした大型の船を用意してある、勿論艦娘とは違う奴だ」

響「…装備は?」

提督「大銅鑼一つにバリスタ二つ、大砲二つに撃翌龍槍が装備してある」

響「十分だ」

提督「もしもの時を想定して拘束用バリスタ弾や対巨龍爆弾、支給大型爆弾も用意してある」

雷「なんか今までに無い迎撃態勢ね……?」

提督「これは国の存続にも関わる問題だからな」


115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/04(月) 13:45:17.76 ID:fGdEXFvj0

ーーー海上仕様撃翌龍船ーーー

響「…じゃあ、行きますか」

提督「ああ、帰って来たら美味いメシでも食おう」

雷「…ええ!」

電「司令官さんが居るからなんだか心強いのです!」

暁「一人前のレディーである事を証明してみせるんだから!」

提督「…作戦開始ッ!!」

第六駆逐隊は支給品を確認する。

響「拘束用バリスタ弾は誰が持つ?」

電「…私に持たせて」

響「了解、巨龍爆弾は私が敵の上に乗って設置する」

雷「砲撃や射撃とかは私に任せなさい!」

暁「…私はどうすれば良いの?」

提督「序盤は自分の装備での攻撃に専念してくれ、奴がこの船に突撃して来たら撃翌龍槍をかませ」

暁「分かったわ!司令官はその時の合図をお願い!」

提督「了解……さあ、遠方に見やるは海の山か?」


117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/04(月) 14:14:56.11 ID:fGdEXFvj0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=LgHgHcNWL-4&list=SPldNgdLVBzhL8-7ERNhSh_1odiAfvX6PI

海の中から巨大な戦艦が浮かび上がる。
その外見は巨大なクジラの頭にドリルのような巨大な角があり、背中には山の様に背びれが連なっている。
座頭鯨のような胸びれも当然あるが、何を間違えたのかナガスクジラのような腹びれも存在している。
尾びれは鮫とクジラのものを融合させたような形になっており、早い話尾びれが十字架状になっている。
色は海に同化しやすい水色。

暁「これが報告にあった深海棲艦!?」

雷「なんて大きさなの…!」

提督「戦闘は熾烈を極めるかもしれない、出来る限り奴の体に傷を付けろ!」

響「了解!」

雷「うんしょ、うんしょ……ってー!!」

雷は大砲で砲撃する、移動戦艦レ級に被弾するがレ級は怯む様子は無い。

暁「続いて、第二砲撃!」

暁も続いて砲撃をする、もの凄い音を立ててレ級に被弾する。


戦闘描写って毎回キツすぎる…


118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/04(月) 16:22:00.21 ID:fGdEXFvj0

レ級「…!」

レ級は船に向かって突進し、船を傾けさせる。

暁「きゃぁっ!」

響「皆!船にしがみつけ!!」

電「~~っ!」

提督「……」

雷「…危なかった…」

電「あの深海棲艦、結構頭がいいかも…!」

暁「感心してる暇があったら、ちゃっちゃと攻撃する!」

電「あ、うん!」

電は予め持参して来たバリスタ弾を発射する。

レ級「…」

レ級は噴気孔から巨大な岩を射出し、大砲を使えなくしてしまう。

雷「えっ!ひどーい!!」

響「いや深海棲艦に酷いとかそう言う問題!?」


119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/04(月) 16:50:32.33 ID:fGdEXFvj0

しかし、何処からかやって来た砲弾にその岩は破壊される

金剛「HEY!!!これでOK?」

響「YES!!」

電「金剛さん!」

陸奥「私達を忘れてもらっちゃ困るわ、バックアップとかは任せてね?」

長門「ビッグ7の力、侮るなよ」

響「むっちゃん!なっちゃん!」

長門「んなジュースみたく言うな!」

雷「この隙に攻め立てるわよ!ってー!」

第六駆逐隊達の猛攻がレ級を襲う。

レ級「~~~~~~!!」

レ級は鳴き声を上げながら大ジャンプで船を飛び越える。

電「…凄い…!」

金剛「WOW!!!ベリーストロングネー!」

長門「あの巨体でどうやってあんなジャンプが出来るんだ!?」


120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/04(月) 17:46:25.39 ID:fGdEXFvj0

レ級は再び海を穿つ様に回転しながら出現する。

響「しかし、あの特徴的な角と言い、回転する仕草と言い」バシュ!

雷「まるでドリルね……」ドドドド

暁「漢のロマンっていうのかしら?」ドォン!

長門「こんど提督に付けてもらうよう頼むか…」ボーボボ

金剛「イイネー!」ドーン!

レ級は船に向かって突撃して来た。

電「でぇいっ!!」

電は拘束用バリスタ弾でレ級を拘束する。

レ級「~~~~!!!!」

長門「よし、今だ!」

「まぁぁぁぁってえぇぇぇぇぇ!!!!」

電「!?」

響「この声は……!」

島風「置いてくなんて酷いよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」



121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [age]:2013/11/04(月) 19:34:35.69 ID:fGdEXFvj0


響「島風……わざわざこんな所まで走って来たのかい…」

島風「島風も頑張るんだから!」

響「…とにかく島風は攻撃に専念してくれ、砲撃などは私達がやる」

島風「オッケー!」

島風は連れて来た連装砲ちゃんで砲撃、その後自分の背中に付いてる砲台で砲撃する。

響「っく…」

響はレ級に乗り込み、角に対巨龍爆弾を仕掛ける。

電「響ちゃん!振り落とされる前に降りて!」

響「分かった!」

長門「…!来るぞ!」

レ級は体を屈伸させて響を振り落とそうとする、しかし響は既にレ級から降りている。
角に設置された対巨龍爆弾が爆ぜる。

レ級「~~~~~!!!」

爆発の衝撃で角が折れてしまう、レ級もこれには耐えられず?き苦しむ。

響「やったっ!」

長門「海に潜って行くぞ!油断するな!」


122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [age]:2013/11/04(月) 19:48:49.97 ID:fGdEXFvj0

レ級「……」

レ級は船の正面に出る。

提督「暁!」

暁「はいっ!」

暁は撃翌龍槍発射ボタンの近くに寄る。

提督「一発で決めるぞ」

暁「…うん!」

レ級は体を回転させ、船に向かって突進してくる。

提督「……今だ!」

暁「やぁっ!!」

暁は碇をボタンに叩き付ける、尚もレ級は突進してくる。
船が撃翌龍槍を発射するのが先か、レ級が船を穿つのが先か。

レ級「!?~~~~!!!!!」

その勝負は撃翌龍槍が勝り、レ級の体を貫く。
レ級は苦しみの声を上げ、海に沈んで行く。

暁「やった……倒した!」

提督「いや、奴の潜航速度が下がっただけで倒した訳では無い」

長門「どうする?先回りして学園都市を防衛するか?」

島風「あれだけ痛い攻撃を食らったんだもん、そのまま目的地に真っすぐ進む筈」

響「となると…奴と直接対決するしか無さそうだね…!」

123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [age]:2013/11/04(月) 20:17:21.50 ID:fGdEXFvj0

長門「取り敢えずこれで良いだろう」

長門が提唱した作戦は、学園都市近くの浅瀬に撃翌龍船を停泊させて遠方からにじり寄るレ級を迎え撃つ。
遠くに居る場合はバリスタでの攻撃を優先し、隣接した場合は撃翌龍槍を打ち込んでその後は大砲などの攻撃をぶつけて撃退すると言う物だ。
残りの部隊はレ級に直接攻撃する。

長門「何か質問はあるか?」

響「特にないさ」

長門「ダメ」

響「えっ?」

電「…もしも敵が伸し掛かって来たらどうすれば良いですか?」

長門「大銅鑼を鳴らせ、恐らく奴は思い切り転ぶだろう」

電「その隙に攻撃を叩き込むと…」

陸奥「岩を飛ばしてくる攻撃などには十分気を付けた方が良いわよ」

提督「…作戦の大体は固まったな」

雷「…!」

水面が大きく波打つ、レ級が現れた証拠だ。

長門「ふっ……噂をすれば影とやら!」

響「…作戦開始!」

124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [age]:2013/11/04(月) 20:51:30.48 ID:fGdEXFvj0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=CkFXQ3aeYn8&list=SPldNgdLVBzhL8-7ERNhSh_1odiAfvX6PI

雷「喰らいなさいっ!」バシュ

雷の射撃にもレ級は怯まずにじり寄ってくる。
レ級の足下では暁や長門、島風が足を攻撃している。

島風「…」ドドドド

長門「島風、どうした?」ズガァン

島風「…このお腹、もの凄く柔らかそう」プニプニ

長門「余りそこばかり狙いすぎると、押しつぶされるぞ?」

島風「分かってる」ドドド

暁「……倒せるのかしら?」

長門「さあな、しかし今はそんな事を呟いてる場合では無い」

ーーーーーー

???「…やっぱりここに来ましたか」

???「ここでようやくウチ等の出番かー…長かったなぁ」

隼鷹「アイツを撃退しなきゃここは終わる…行くぜ、龍嬢、赤城!」

赤城「赤城、行きます!」

龍嬢「さぁ仕切るで!攻撃隊、発進!」


125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [age]:2013/11/04(月) 21:21:56.08 ID:fGdEXFvj0

長門「…!?あれは空母の艦載機!?」

暁「え!?」

島風「まさか…!」

長門「……空母達には後で何か奢るとして……今はコイツの撃退に集中しろ!」

暁「了解!」

響「くっ……船にだいぶ接近して来たね…!」

電「…きっと倒せるよ!」

雷「…撃翌龍槍さえ当てれば…!」


レ級「~~~~~~!!!!!!」

レ級は身を持ち上げ、耳を劈く咆哮を上げる。

暁「っ…鼓膜が破れる……!」

長門「っく!」

島風「うるさい~~~!!!」

レ級は岩を飛ばし、動けなくなった暁達を攻撃する。

暁「きゃあっ!」

長門「くっ!」

島風「おうっ!」

響「皆っ!」

暁「っ……私達に構わないで!」

島風「だいじょうぶだから!」

尚もレ級は撃翌龍船に接近する。


130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 09:20:41.48 ID:7d/Y6cJo0

響「…電、撃龍槍の準備を」

電「うん!」

電は撃龍槍発射ボタンに駆け寄る。

レ級「…」

それと同時にレ級は上半身を持ち上げ、船を破壊しようとする。

響「っ……撃てぇ!」

電「えぇいっ!」

電は碇で発射ボタンを勢い良く叩く。
撃龍槍がからからと音を立てながら回転し始める。

レ級「~~~~~!?!」

数秒後、撃龍槍がレ級の体を回転しながら穿つ。
レ級にとてつもないダメージを与えた。

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=CkFXQ3aeYn8&list=SPldNgdLVBzhL8-7ERNhSh_1odiAfvX6PI

響「よし!そのまま畳み掛けろ!」

雷「よっし!」

弱り目に祟り目と言わんばかりに雷が大砲を発射する。

暁「こっちも追いかけるわよ!」

長門「ああ!」

131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 09:40:09.01 ID:7d/Y6cJo0

金剛「siht!!1mowrが来るネ! 」

レ級は再び身を持ち上げる。

電「えーとえーと!こういう時は…?」

響「大銅鑼だ!もたもたすると押しつぶされるぞ!」

電「わ、分かった!」

電は大銅鑼を鳴らすスイッチを押す、もの凄い音が鳴り響きレ級も怯んでしまう。

レ級「…~~~~」ゴロン

電「やったぁ!転ばしたよ!」

響「よし!続いて…」

島風「さっきの仕返しなんだから!島風出ます!」

島風は転倒したレ級の口の中に入る。

島風「…連装砲ちゃん、思い切りやっちゃって!」

耳を閉じながら連装砲ちゃんに一斉砲撃を命令する島風、それに答える様に砲撃する連装砲ちゃん。

島風「……どうなったかなぁ…?」チラッ

レ級の口はぼろぼろになっていた・

島風「……」グッ!

連装砲ちゃん「♪」ヤッター

132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 09:54:18.63 ID:7d/Y6cJo0


長門「…恐らく奴も弱っている筈だ、このまま押すぞ!」

響「了解!もう一押しだ!」

電「よーし!電の本気を見るのですっ!」

各々はそれぞれ自分の武器でレ級を攻撃し続ける。

レ級「ーー…」

長門「よし!あと一撃だ!」

暁「最後はいっせーのっで決めて…!」

響「あ、そうだ」

金剛「what?」






響「これ、餞別ね」ポイッ

響はレ級に向かって手榴弾を投擲する。

長門「おい!ちょっと待て…っ!」





手榴弾が爆発し、レ級に止めを刺す。

133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 10:10:16.27 ID:7d/Y6cJo0

暁「……せっかく息を合わせてとどめを刺そうって時に、あなたって人は…」

響「反省はしている」

長門「…はははっ!まあいい…何にせよ脅威は退ける事が出来たのだ、大金星だ」

響「大金星ってなんだい?」

長門「自分で調べよう!」

そうこう話しているうちにも、レ級の亡骸が光と化す。
おそらく艦娘に戻るのだろう。

長門「お、艦娘に戻るようだな?」

響「島風以来かな?」

そして光は、艦娘に変わって行く。


>>134
ここで突然の安価タイム、誰が出てきた?


134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/05(火) 10:30:59.14 ID:HWGJa5QC0

面白味も無く大和



135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 11:07:58.40 ID:7d/Y6cJo0

大和「戦艦大和です、どうぞ宜しくお願いします」

長門「おお、大和か!」

電「大和さん?」

響「たしか、日本最強の超弩級戦艦だったらしいよ」

電「そんな凄い人が!?」

大和「それほどでも…」

響「もっと自信を持ってくださいよー」

暁「皆、こんな所で話していては目立っちゃうわ、早いとこ鎮守府に戻りましょ!」

提督「よし!長門、頼めるか?」

長門「任せろ!」

こうして、移動戦艦レ級を討伐した艦娘達は、大和と言う新しい仲間を迎え入れ。
鎮守府に帰るのであった、めでたしめでたし。


大和「ちょっと待ってください、さすがにこれじゃあ短すぎですよ!」

響「制作者は早起きしたのに謎の睡魔に襲われている中書いているんだ!妥協しても構わないでしょう!」

大和「えー…」

136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 13:22:38.01 ID:7d/Y6cJo0

ーーー数日後ーーー

響「それでですね、やって来た悪人どもを木っ端微塵にしたんですよ!?」

電「ひえええ…!」

長門「…お前の師匠はどこか狂っているな」

陸奥「あらやだ、怖いわ…」

大和「ねえねえ響ちゃん?」

響「なんですか?」

大和「ちょっと気になる事があるんだけど…」

電「大和さんの気になる事、ですか?」

大和「ええ…最近もの凄くおいしいクッキーがあるって聞いた事ある?」

響「ああ…あるね…それがどうかしましたか?」

大和「……何か嫌な予感しかしないのよね………あとタメ口で良いからね」

響「……例えば?」

大和「世界が触手に包まれて滅びの道を歩むとか…」

長門「そんな大層な終焉が有ってたまるか、気のせいだ気のせい」

雷「…触手に締め付けられて殺されるの?そんな終わり嫌よ…」

響「お前は一体何を言ってるんだ」

雷「え?違うの?」

137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 13:42:08.06 ID:7d/Y6cJo0

響「まあ、そんな事はどうでも良くてですね…問題は」

ヲ級「むぐーむぐー!」

南方棲鬼「んー!んー!」

響「天龍さんを大袈裟に改造した輩をどうやってお仕置きするかで悩んでましてね」

天龍「オイオイ……ヲ級完全に巻き添え食らってんじゃん…」

電「…はぁ」

響「南方棲鬼さん、天龍さんを何であそこまで大袈裟に改造したんですか?」

南方棲鬼「ぷはっ……ちょっと本気出し過ぎちゃっただけよ!」

響「どうやったら本気出し過ぎるんですか!あれはちょっとの域超えてますがな!」

天龍「オイオイ…その辺でやめてやれよ……」

響「…次はありませんから」

南方棲鬼「ふぃー……解放された…」

電「……すぴー…」

暁「こらこら、寝ないの」

138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 14:07:07.34 ID:7d/Y6cJo0

南方棲鬼「じゃあそろそろ帰らせてもらうから」

響「待て」

ヲ級「ヲ?」

南方棲鬼「何よ、もう良いんでしょ?」

響「まだお仕置きが済んでない」

南方棲鬼「……えぇー?」

響「言ったじゃないか…どうやってお仕置きするかで悩んでいる、と」

南方棲鬼「その件に関してはもう終わりでしょ?」

響「……皆、何か良いお仕置きは無いかな?」

南方棲鬼「ちょ、無視しないで!」

暁「えっ?良いお仕置き?」

天龍「だから……もうやめてやれよ…」

響「と言う訳で…何にしようかな…」

>>139
響は南方棲鬼に対する何のお仕置きを思いついたか?
1:聡明な響は天才的なお仕置きを思いつく(何のお仕置きをするか書いてね)
2:他の誰かがお仕置きを提案する(これも何のお仕置きを(ry)
3:全く思いつかない、現実は非常である


安価が出てもすぐに書けないかも、ゴメン…


139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/05(火) 16:12:41.31 ID:vTsti6GQ0

3…3…答えは3…



142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 16:46:35.58 ID:7d/Y6cJo0

響「……」

暁「…どうしたの?」

響「全く思いつかない」

暁「良かったじゃない」

南方棲鬼「…結局どうなるの?」

響「……ゴメン、この話は無し」

南方棲鬼「マジ?」

響「マジ」

南方棲鬼「……失礼したわ」

響「ホンットにごめんなさい…」

南方棲鬼「あ、後さ」

響「?」









南方棲鬼「かの命を消す黒い鳥が、命を生む白い鳥に変異したわよ?」

響「ッ!?」ガタッ

南方棲鬼「戦うかどうかは貴方次第よ、じゃあね」

143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 16:59:33.96 ID:7d/Y6cJo0

響「……どういう事だ…?」

電「…あの時鎮守府跡地で出会った黒い鳥じゃないかな?」

暁「電…今起きたのね」

響「命を生み出す白い鳥か……」

長門「…どうする?戦うのか?」

響「……戦うにしても、正直かなり厳しい」

長門「だろうな…」

暁「…」

響「…」

電「う~ん…」

大和(く、空気が重々しい…)

雷「元気無いわねー…そんなんじゃダメよ!」

響「それにしたってさ、相手は世界を半日で世紀末状態にした奴だよ?どうやって勝つって言うのさ」

雷「戦うときまでに、腕を磨いとけば良いんじゃない!」

響「…演習でもしろってことかい?」

雷「そうよ、強い相手と戦えば腕も上がる筈よ」

ヲ級「ヲッ!」ガチャ

響「なんだい?話は聞かせてもらった!見たいな顔をして」

南方棲鬼「なんか協力してくれるってさ」

響「…あなたもどうしてヲ級に逆さ吊りにされているんですか」

144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 17:32:54.51 ID:7d/Y6cJo0

ヲ級「ヲッヲッ!」

響「なになに?電波を受信したから?何の電波を受信したんだい?」

ヲ級「ヲ」

響「ヲだけじゃ分からないよ」

電「大丈夫なの?頭に血が上らないの?」

南方棲鬼「と、ともかくとっても強い私達との戦いを経てればきっとそいつに対抗できる気がするわ!」

長門「…強い貴様等との戦いか?」

南方棲鬼「そうよ、フラグシップやエリート級など様々な脅威を退けて自分のレベルを上げるのよ!」

長門「…いささか急展開だな」

南方棲鬼「もうそろそろこのssもクライマックスに近いからね、長々としてたら視聴者も飽きるだろうから」

電「…私達の周りにはどうしてこうもメタ発言する人が多いのかなぁ…」

南方棲鬼「だから場合によっては訓練の様子を省くかもしれないわ、それでも良い?」

響「…構わないさ」

南方棲鬼「ん、了解!……あのさ、どうでもいいけど頭に血が上るから降ろしてって頼んでくれない?」

電「やっぱり大丈夫じゃなかったのです!」


そんなこんなで第六駆逐隊達は、白い鳥を打倒するために四日間ハイレベルな訓練を行なった…
そして…!

長門「やはり便利だな、テロップと言う物は」←lv89

大和「ですねー」←lv90

暁「疲れたけど……改造までしてもらったのは嬉しいな」←lv89の改

電「…どうでも良いけど、何か前よりレベルが違いすぎるような…」←lv91の改

雷「ここまでレベリングしないと勝てないの?」←lv91の改

南方棲鬼「勝てない」

響「いや断言しなくても…」←lv93の改

145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 18:13:18.20 ID:7d/Y6cJo0

天龍「んだよ~……何事かときてみたらキツすぎる特訓に付き合わされて…」←lv92の改

龍田「挙げ句の果てに響ちゃん達を襲った鳥が居る所~?」←lv92の改

南方棲鬼「そろそろ視聴者が飽き飽きしてる頃だから」

響「ていうか……ここ本当に鎮守府跡地なのかい?ただの森がある島にしか見えないけど…」

南方棲鬼「あの白い鳥は、命を生み出す時に出す生命力が強すぎてこんな風に環境を一変させてしまうのよ」

暁「…そんな事より、アイツが何処に居るのか探さなくちゃ」

響「多分墓場があった所に居るんじゃないかな?」

電「単純に考えればそうだよね……暁ちゃん、墓場の場所覚えてる?」

暁「ええ、大丈夫よ」

雷「よし、それじゃ早速行きましょ!」

ーーーーー

暁「…多分ここが墓場のあった所だと思う」

響「どうでも良いけど面影無さ過ぎ……」

電「まさか生き物の気配すら感じられなかった廃墟がこんなに変貌するなど夢にも思わないかも」

雷「墓場の正面広場だった所は泉が出来てるし…もうなんなの」

響「……どこに居る…?」

暁「隠れてないで出てきなさい!」

その声に呼応するかの様に、泉が揺らぐ。

天龍「…来るぞ」

長門「今回は八人だからな、少し余裕を持てるな」

響「ていうか陸奥さんは?」

大和「寝落ちしてしまったそうです……」

電「あらら……」

146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 19:03:51.93 ID:7d/Y6cJo0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=nf9iEVgc4B0
そして、生命の泉の底から出ずるは祖なる者。

粗白ミ級「…」

泉から体現せし者は、まさに不死鳥と呼ぶのにふさわしい外見であった。
鱗で覆われていた体はもふもふな羽が生え乱れ、翼も大天使の羽のような神々しさを放っている。
また、しなやかな尾羽も生えているが、丁度いい固さと太さの所為で尻尾の様になっている。

暁「…美しい……!」

長門「これが世界を半日で壊滅させるとは……にわかには信じ難い」

しかし長門の言葉を否定するかの様にミ級は咆哮を上げ、天から赤い稲妻を落とす。


響「……行くよ!」

長門「ああ!長門、出るぞ!」

暁「コイツを倒してハッピーエンドにするんだから!」

ミ級は前足を振り下ろして薙ぎ払おうとする。

雷「そんなの当たらないわ!」ボボボ

雷は魚雷と連装砲で同時に攻撃する。

天龍「オラオラ!ビビってんじゃねぇぞ!」

龍田「久しぶりの出番~嬉しいな~♪」

天龍と龍田は二人でミ級を翻弄しつつ攻撃を当てている。

147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 20:19:20.16 ID:7d/Y6cJo0

ミ級は目を赤く煌めかせると、同じ様にあちこちが煌めく。
刹那、煌めいた箇所がほぼ同時に爆発する。

天龍「うぉっ!?」

龍田「う~ん、爆発ねぇ……」

響「…油断だけはするな!」

長門「食らえっ!」

長門が主砲でミ級の翼を攻撃する、翼が少し焦げる。

大和「いっきますよ!」

続いて大和も攻撃する。

ミ級「ーーー!」

ミ級は口から赤い雷のブレスを吐く、ブレスは僅か十秒足らずで着弾する。

長門「っく!」

大和「ガチガチに固めてもこの威力……やはり伊達じゃありませんね」

電「と、ここで忘れた頃の電なのです!」

ミ級「ーーーー!!!」

電は魚雷を大量に射出するがミ級はそれを全て撃ち落とす。

電「…やっぱり全部撃ち落とされちゃうか」

ミ級は赤い稲妻を落とし、電を翻弄する。

電「っ…どうやってアレを落としてるの!?」

響「気にする暇があったら隙を見て攻撃するんだ!」


149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 21:08:07.45 ID:7d/Y6cJo0

電「……そうは言っても!」

ミ級は前足を持ち上げ、前方に倒れ込む。

暁「ひゃあっ!」

雷「大丈夫!?」

電「…なんとか大丈夫!」

響「まだ来るぞ!」

電「えぇ!?」

ミ級は倒れ込んだ姿勢から四つん這いになり、そのまま地面を這いずる。

天龍「うわぁぁ!?何だこの範囲の広さは!?」

龍田「ちょっとこれは酷いかな~…」

長門「大丈夫か!?轢かれてないか!?」

暁「きゅぅぅ……」

雷「あうぅぅ…」

響「くっ……私以外全員轢かれてしまった…!」

大和「いいえ…電が無事なようです!」

電「ふぅ…ふぅ…」

ミ級「………」

天龍「…でも大木が背中に……!」

響(大木……?)

150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 21:52:26.97 ID:7d/Y6cJo0

ミ級は電に向かって這いずる。

天龍「クソッ!」

響「そうか!電、躱せっ!!」

電「!」シュッ

電はミ級の這いずりを躱す、電に躱されたミ級はそのまま大木に頭をぶつけてしまう。
ゴヅンと良い音がする、とても痛そうだ…現にミ級は気絶してしまう。

ミ級「~☆~☆」ピヨピヨ

長門「痛そうだ…」

大和「うう…」

響「とにかく、この隙に攻撃だ!」

暁「てて…あ!気絶してる!」

雷「この隙に攻めるわよ!」

響「それ私がもう言ったから!」

天龍「うっしゃあ!この隙に体力減らすぞ!」

第六駆逐隊達がミ級を攻撃している時に電は大木によじ上り、そこから魚雷やら何やら落としていた。

電「よいしょ……それっ!」ポイッ

『……タノシイカ?アンゼンナトコロカライッポウテキニコウゲキスルトイウノハ』

電「…」ポイポイッ

151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 22:04:29.30 ID:7d/Y6cJo0

電(やっぱり完全には気絶していないか…)

『ソウダ、ワタシガコレゴトキデイキタエルハズガアルマイ』

電「…」

ミ級は気絶から目を覚まし、立ち上がる。

響「起き上がったか…」

龍田「あらあらあら~?」

天龍「けっ!ボーナスタイムは終了ってかぁ?」

電「延長はダメですか~?」ピョ~ン!

天龍「えっ?」

電は大木から飛び降り、そのままミ級の頭部に着地する。

ミ級「!?~~!!!」

ミ級は電を振り落とそうと巨体を振るい、翼を振り回す。

響「…危なっかしい事するなぁ…」

天龍「こりゃぁおったまげたな!」


152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/05(火) 23:55:23.96 ID:7d/Y6cJo0

電「えいっ!えいっ!」バキッ ガスッ ガドッ

ミ級「……」

響「奴が怯んだら…爆弾を設置するよ」

天龍「おう!」

暁「沢山の爆弾でアイツを倒すのよ!」

雷「倒れるかなぁ…?」

長門「大ダメージを与えられるのは確かだ」

大和「物は試し、取り敢えずやってみましょう♪」

ミ級が電の猛攻に耐えきれず、転倒してしまう。

響「よし、今だ!」

次々と爆弾を設置して行く艦娘達。
電も遅れて爆弾を設置する。

長門「よし、誰が起爆をする?」

天龍「俺に任せな!」

龍田「頑張って~♪」


天龍「ヒャッハー!汚物は消毒だー!」

天龍は爆弾に向かって砲撃する、爆弾は起爆する。
その誘爆で他の設置された爆弾も爆発を起こす。


153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/06(水) 13:58:50.94 ID:SDONh3Bb0

凄まじい轟音と共に爆煙が発生する。

天龍「さあ…どうだ?」

暁「倒れてると良いんだけど…!」

しかし暁の言葉を否定するかの様に爆煙は吹き飛ばされる。
爆煙を翼で吹き飛ばした祖白ミ級は激昂していた、胴体や顔が血の様に赤く染まり。
翼に至っては赤い目玉模様が現れている様は、正に鉄槌を下さんとする神。

暁「っ……怖い…!」

天龍「…ああ」

響「…奴が本気を出したよ、気を抜くな!」

ミ級「~~~~~~!!!!!」

ミ級は一声を上げると大量の赤い稲妻を落とす、次第に空も赤い輪が膨張するかの様に赤く染まって行く。

電「きゃぁっ!これどうやって躱せば良いの!?」

暁「そんなの知らないわよ!」

響「…とにかくあまり動くな!焼き鳥にされるよ!」

龍田「竜田揚げになるのはやだな~…」

天龍「片栗粉を塗して無いから大丈夫だ!」

龍田「よかった~♪」

響「……チキン龍田」ボソッ

長門「ぷっ……だからそう言う事を言って土気を掻き消すのはやめろ!」

154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/06(水) 14:40:16.99 ID:SDONh3Bb0

ミ級「ブフォ」

電「…?今この子笑ったのです」

暁「…まさか響のギャグに笑ったとかじゃないよね?私達を嘲笑ってるのよね?」

雷「いいえ!コイツは確かに響のギャグで笑ったわ!」

暁「えぇー…」

響「…この際、倒す時に説得してみようか」

長門「……奴に説得が伝わるのか?」

響「大丈夫…私のギャグが伝わったんだ、説得が伝わらなくて何が伝わる!」

大和「熱意?」

長門「誰が上手い事を言えと…」

響「先ずは体力を削るのが先決だ…皆!」

電「了解なのです!」

長門「仕方あるまい……付き合ってやろうじゃないか!」

雷「コイツから恨みを取り除かなくちゃね!」

ミ級「~~~~!!!!!」

155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/06(水) 15:35:56.64 ID:SDONh3Bb0

暁「てぇい!」ドォン

響「ほいさっ!」ドドド

暁と響が砲撃する合間に、大和は砲に力を溜めていた。

大和(……後もう少し…)

長門「…力を限界まで込めて、説得できる所まで体力を削るつもりか?」

大和「…ええ」

長門「あまり無茶はするなよ……?」

大和「…大丈夫です」

長門「フッ…そうか…ならばお前は私が守る、存分に集中してくれ」

大和「はい!」

電「魚雷、一斉発射!」

ミ級「~~~!!!!」

電はミ級に向けて魚雷を大量に発射するが、ミ級に再び撃ち落とされてしまう。
撃ち落とされた魚雷から、煙が出る。

電「残念!本命は碇でした!」

電は跳躍し、ミ級の頭に碇の一撃を叩き込む。

響「持ってけドロボー!」ポイッ

雷「いや何で泥棒…?」ドォン!!

響がミ級に向けて投げた手榴弾を雷が射撃し、爆発でミ級にダメージを与える。


156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/06(水) 16:12:25.33 ID:SDONh3Bb0

ミ級「…っ!」

ミ級の赤く染まった胴体に白い傷が刻まれる。

大和「…よし!」

大和は主砲を抱え、ミ級に向ける

大和「撃てぇーッ!!!」

大和は限界まで溜めた力を放出する、祖なる者に向けて。

ミ級「~~~!~!!!」

その力は彼の不死鳥ですら瀕死にする、幾らミ級でもlv90まで上げた大和の一撃を食らって平気である筈が無い。

電「ひゃぁ……やっぱり大和さんは凄いのです!」

天龍「ああ……結構ダメージ与えたと思うぞ?」

暁「響……そろそろ良い頃なんじゃないの?」

響「うん……」

そして…過去の不死鳥に、現代の不死鳥は説く。

157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/06(水) 16:58:54.05 ID:SDONh3Bb0

響「君は……ただ家族を守りたかったんだろ?」

電「!?」

暁「え…?なんで説教調なの…?」

長門「ここは黙って聞こう…」

響「ただただ…好きな家族と一緒の時を過ごしたかっただけだろ!?」

『黙れ!!』

ミ級は説得……もとい説教する響に向けてブレスを放つ。

響「くっ…!だったらなんで、世界を壊すような真似をしたんだよ!?」

『私は……愛する家族を失った!…あいつの所為で!』

響「たしかに家族を殺されるのは辛い……けどそれでも世界を壊していい理由にはならないだろ…!」

響「君達を酷使した提督が悪いのかもしれない…それでも!戦争を起こした人達を殺していい理由にはならないだろ!?」

響「たとえ戦争を終結させても!君が恨みで人を殺した所で、先に逝ってしまった家族達や自分が殺してしまった仲間が喜ぶ訳無いだろ!?」

『分かっている!!それだけで人を殺していい理由にならない事も分かっている!』

響「だったら……どうしてあんな事をしたんだよ!?」

『どうしてって……』

響「ただ家族を守りたかったんなら、人を殺す必要なんか無いだろ!?」

響「君達が笑って、多くの人が羨むような平和な世界!!それが君の目指したハッピーエンドじゃないのか!?」

『っ…!』

電(かっこいい…!?)

響「良いよ……君が世界を壊すような怪物だってんなら………!」








響「まずはそのふざけた運命を…この碇で…ぶち壊すッ!!」

ミ級「っ……」バキッ

暁(そ、それがやりたかっただけ!?)


158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/06(水) 18:48:49.14 ID:SDONh3Bb0

その運命を破壊された不死鳥は、響と似た存在に戻る。
空模様も従来の青空に戻る。

響「ねえ……仲間ってのは、良いもんだよ…?」

暁「……ねえ、何処で覚えたの?その台詞」

響「インデックスから聞いたんだ、インデックスが上条さんを自慢している時にね」

暁「そう……随分とカッコいいと思ったら…」

電「この子…大丈夫かな……」

響「大丈夫……ここは命溢れる場所だから……」

雷「…帰りましょっか!」

響「うん、島風が心配してる」

南方棲鬼「そうだ、響の台詞バッチリ録画したわよ?」

大和「あら、南方棲鬼さんいつの間に」

響「」

電「え?」

南方棲鬼「皆に見せようって思って取ったの、ダメ?」

響「……」ゴゴゴゴ

電「み、見せない方が…」

南方棲鬼「ダメ…だよね、やっぱり」

響「…ほっ」


159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/06(水) 19:21:40.15 ID:SDONh3Bb0

ーーー

ーー




「……ここは」

私は綺麗な泉に横たわっている、澄んだ空気が辺りを包んでいるのが分かる。

「…ああ、戻されたのか」

私を説き伏せ、過去の私の運命を壊した現代の私。
あの子は何処に居るんだろう、また戦いたいな。
……同じ艦娘として。

「……待っててよ」

私は、あの子と再び戦う為に過去の仲間を取り戻しに歩く。
信頼出来る、という意味の名に賭けて。



ーー

ーーー

160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/07(木) 12:19:31.83 ID:hsnAJWS30

ーーー数日後ーーー

響「すー…すー……」

電「くー…くー」

島風「……」ソロ~リ

響「……すー…すー」

島風「すぅ…おっきろー!!」

電「…あ、おはよう……」

響「…ん……?」

島風「もー!早く起きてよ!」

響「分かった分かった……一体何をそんなに急いでいるんだい?」

島風「深海棲艦から挑戦状が届いているの!」

響「挑戦状……?なになに?」

響「貴方達はミ級の恨みを浄化して艦娘に戻したからそろそろ強い海域でも大丈夫だと思うの、アイアンボトムサウンドにて待つわ!」

響「…飛行場姫より?聞いた事無いな」

島風「ねえねえ!アイアンボトムサウンドに行ってみようよ!」

響「……サーモン海域の奥にある場所なんだろう?今までに多くの提督が挑み、散って行ったと言う…」

電「そんな所に挑んで大丈夫なのかな…?」

161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/07(木) 12:41:10.48 ID:hsnAJWS30

提督「おう、何の話をしているんだ?」

電「あ、司令官さん!」

島風「実はね、かくかくしかじかで…」

提督「ダニィ!?深海棲艦から挑戦状が届いただとぉ!?」デデーン!

響「うん、しかもサーモン海域のアイアンボトムサウンドと言う所で待つって」

提督「……」

島風「ねえねえてーとく!私アイアンボトムサウンドに行っても良い?」

響「…世界を半日で破壊した深海棲艦を浄化したんだ、大丈夫だとは思うけど…」

提督「……ダメだ」キッパリ

島風「えー!なんで!?」

電「し、島風ちゃん…」オロオロ

提督「そんな危険な所に赴いて大怪我でもしたらどうするんだ?」

島風「うう…」

響「…まあ、これが普通だね」

提督「もしも轟沈したらどうするんだ?」

島風「っ……それでも!行かなきゃダメだと思う!こんな所で立ち止まってちゃダメだと思う!」

提督「はぁ………生きて帰って来れるのか?」

島風「ふぇ……?」

提督「また、笑ってここに戻れるのか?」

響「……」


162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/07(木) 16:53:34.73 ID:hsnAJWS30

北上「だったら、このスーパー北上様にまっかせなさい!」

大井「!?」ガタッ

島風「北上さん……」

大和「私も付いて行きます!」

長門「私も居るぞ」

天龍「オレの事を忘れてないか?」

龍田「私も居るよ~?」

提督「お前達……」

島風「みんな……!」

雷「そうよ、皆が居るじゃない!」

暁「可愛い妹を守るのは姉の役目ってだけよ」

響「…どうだい?これでもダメだと言うつもりかい?」

陸奥「ま、待って~……」←lv95

響「あ、居たんですか」

陸奥「はぁ…はぁ…走ってここまで来たのよ……?」

響「分かりました分かりました、陸奥さんも来てください……」

提督「……分かった、許可を出そう」

島風「ホント!?」

提督「ただし、拙いと感じた場合はすぐに撤退させる、良いな?」

島風「…はい!」

提督「…よし、サーモン海域に出発だ!」

『オーッ!!!』


163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/07(木) 18:54:59.18 ID:hsnAJWS30

ーーーサーモン諸島海域ーーー

提督「ここがアイアンボトムサウンドに繋がる最初の扉か…」

響「…ここはそんなに難しく無さそうだね」

「ハーィ!!皆集まったねー!」

提督「…誰だ!」

響「…もしかして?」

飛行場姫「その通り!貴方達に挑戦状を送ったのは他でもないこの私、航空戦艦の飛行場姫でーす!!」

天龍「……何の為にオレ達をここに寄越した?」

飛行場姫「何でかって?それは貴方達の実力を確かめたいから!」

北上「…アンタも深海棲艦の一種?」

飛行場姫「イグザクトリィ!…そんな事よりこのチャレンジの説明させてくださーい!」

電「説明?ただアイアンボトムサウンドに居る強そうな敵を叩くとかじゃなくて?」

飛行場姫「ノンノン!そんなスイートな話じゃないよ!」

龍田(…随分変な話し方をするわね~)

飛行場姫「基本的にこのチャレンジは各海域の奥の方に居る深海棲艦からビクトリーをゲットすればクリアよ!」

響「…ここは恐らく合計四海域…つまり四天王って訳だ…」

飛行場姫「その解釈で合ってます!基本的にストロングな奴らばかりだから気をつけるんだよ!」

島風「…どうでも良いけど、何でそんな変な話し方をする訳?」

飛行場姫「ノーノー!これはグローバルでクールな話し方でーす!」

島風「…良く分かんないな……」

飛行場姫「…では、準備はオーケー?」

雷「大丈夫よ!」

暁「何時でも行けるわ!」

飛行場「チャレンジ、スターート!!!」

164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/07(木) 20:27:35.58 ID:hsnAJWS30

ーーーー数十分後ーーー


響「…さて、最初の四天王は誰かな?」

電「強いって言ってたから……注意しないと」

北上「なに、私に掛かっちゃえば楽勝よ!」

暁「……それにしても、何か霧が凄くない?」

雷「確かに…さっきから這いずり回るような音も聞こえてくるし…」

電「…?今何か見えたような…」

雷「ちょっと……怖いからやめてよ…」

突然、電の足下に弾のような物が刺さる。

電「!?」

暁「な、何よコレ…」

続いて矢継ぎ早にガシャガシャと言う感じの何かを打つけ合わせるような音が聞こえる。
すると、刺さった弾は音を耳を刺激する謎の音波を出しながら砕ける。

電「~っ!耳がっ!」

暁「うぅぅぅぅ!」

そして、長い蛇のような物が電達を巻き付く様に周回する。

電「え?え?」

暁「え?え?」

響「飛び越えろ!!」

電「わ、分かった!」

電は響の言う通りに暁を抱えて蛇のような物を飛び越える、飛び越える直前に何かが噛み付いて来た。
電にはぎりぎり当たらなかった。

165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/07(木) 21:51:32.79 ID:hsnAJWS30

暁「なんだったの…今の?」

北上「……隠れてないで出てこいっ!」

その声に答えるかの様に上げられた咆哮が霧を吹き飛ばす。

電「!?」

雷「あれが……?」

飛行場姫『まずはお手並み拝見!絞趣ガ級(こうしゅがきゅう)!』

響「絞趣ガ級……一体どんな攻撃をしてくるんだい?」

飛行場姫『トリッキーな攻撃の他、長い体躯で締め上げようとしてくる、ホラーな奴です!』

電「…なんだか、私に似てるのです」

絞趣ガ級は電をラミアにしたような姿をしていた。
尻尾の先には先程の弾のような物体が連なっており、どういう訳か鋏のような形状になっている。

飛行場姫『イグザクトリィ!!その深海棲艦は沢山活躍している電をモデルにクリエイトされました!』

電「…嬉しいような、そうじゃないような」

響「…随分と悪趣味な奴だね」

飛行場姫『私だって好きでアレをクリエイトした訳じゃないから!』

雷「…まあ、要するに倒せば良いんでしょ?」

飛行場姫『イエス!スピーディーにやっちゃって下さい!』

響「そうか…行くよ!」

電「偽物なんてやっつけてやるのです!」

166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/07(木) 23:12:36.31 ID:hsnAJWS30

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=Fot2BXVmeVI&list=SPldNgdLVBzhL8-7ERNhSh_1odiAfvX6PI

ガ級は長い体躯で電を取り囲む。

電「えっ!?えっとえっと……隙間は…?」

暁「電!助けるから待ってて!」

電「あ!あった!」

電はガ級の長い体躯の隙間に駆け込む、しかしガ級に噛み付かれて体が麻痺してしまう。

電「!?」ガクッ

暁「電っ!」

暁が倒れそうになる電を抱き寄せて救出する。

暁「もう!無茶しちゃダメじゃない!」

暁は念のために持って来た薬を電に投与する。

電「……ぷあっ!…ありがとう暁ちゃん!」

響「ていっ!」ボォン

響はガ級に向けて砲撃するが、ガ級は蛇行して躱す。

響「くっ!」

北上「はいは~い!スーパー北上様の出番だよ~!」

北上は砲撃でガ級の弾のような甲殻を破壊する。

ガ級「!!」

響「…相変わらず凄いね」

北上「へへ、まあね」

167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/08(金) 00:35:24.28 ID:io7Fsawq0

油断している北上に向けて、ガ級は尻尾の甲殻を飛ばす。

北上「うわっ!?危ないなぁ…!」

響「油断するな!」

ガ級「~~~!!!!」ガシャガシャガシャ

ガ級は自分の背中に付いている甲殻を打つけ合わせる。
飛ばした甲殻も音を発しながら爆散する。

北上「う、うるさ~い!!」

響「…っく!!」

響は強烈な音に耐え、北上を安置に移動させる。

北上「っ……だ、大丈夫?」

響「…コレくらい平気さ」

北上「ん、もう少し行けるね!」

響「しかし、コイツは本当に卑怯な戦法が目立つな……」

龍田「ズルい戦い方なら、私の方が上手よ~?」

響「!?」

突如、龍田が上空からガ級を長刀で切り払う。ガ級は突然の衝撃に転倒してしまう。

雷「た、龍田さん!?」

龍田「電ちゃん?この後どうすれば良い~?」

電「えっと、そのまま背中に乗ってください!」

龍田「ありがとね~♪」

龍田は電の言う通りにガ級の背中に乗る。

168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/08(金) 01:39:54.68 ID:io7Fsawq0

龍田「電ちゃん、次はどうすれば良い~?」

電「暴れている時にはしがみついて、暴れなくなったら武器で攻撃しまくってください!」

龍田「オッケ~♪」

ガ級は龍田を振り落とそうと長い体躯をくねらせ暴れ回る。

龍田「さっくさく~のさっくさく~♪」ザクザクザクザクザク

龍田は暴れなくなったガ級の背中を切り刻む。

ガ級「!?!?!?!!」

猛攻に耐えきれないガ級は大ダウンしてしまう。

電「よしっ!ここで攻めまくるのです!」

ーーー省略します、ごめんなさいーーー

ガ級「……」キュ~~


電「た、倒したのです……」

響「あそこからなんかもう苛めみたいだったからね……」

島風「うう……私の活躍が…」

響「次は貰えるから大丈夫だって」

飛行場姫「エブリバディ、コングラッチュレイショ~~~ン!!!第一ステージクリアよー!」

響「はいはい……うるさいなぁもう」

飛行場姫「冗談キツいなー!……で?今回はどうだった?」

電「…割とキツかったのです」

飛行場姫「ノンノン、そんなんでキツい言ってたらこの先の二つもの凄いキツいよ!?」

電「えー…」

169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/08(金) 02:04:27.01 ID:io7Fsawq0

響「次は何処に行けば?」

飛行場姫「…ルンバ沖海域です!」

島風「また変な名前の海だねー…」

飛行場姫「ルンバ沖海域の最深部に鎮座する四天王のセカンドを撃破するのです!」

響「…その二人目はどんな深海棲艦なんだい?」

飛行場姫「…とてつもない覇気があり、正面から見ると思わずスケアリーで立ちすくむ……そんな奴です」

響「…結局百聞は一見に如かずってことか」

飛行場姫「ザッツライト!」

島風「今度はイグザグトリィじゃないんだ…」

飛行場姫「ワールドは常にグローバルの道を歩んでますからねー!今のうちに追いかけないと!」

雷「……さあ、次に行くわよ!」

響「……ああ!」

ーーーー次回予告ーーーー

深海棲艦からの挑戦状を受け、鉄底海峡に赴いたとある海軍代表の艦娘達。

最初の四天王、絞趣ガ級の狡猾な戦法に翻弄されつつも勝利を収めた艦娘達。

果たして、ルンバ沖海域の最深部にて待つ深海棲艦に勝てるのだろうか?

次回予告を突然入れた作者の意図とは……!

そして、この挑戦の果てに待つ物とは……!?

次回『王道覇道深海棲艦』

暁「さぁーて!次回もサービスするんだから!」


170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/08(金) 18:50:56.69 ID:io7Fsawq0

響「そう言えば次の編成はどうする?」

雷「次は戦艦の皆さんに出てもらうとかは?」

響「すると……私と長門さんと、陸奥さんと大和さん後二人はどうする?」

島風「私が良いなー!」

北上「やっぱりあたしは外せないでしょ!」

響「よし…この編成で行くか、皆は休んでて良いから」

雷「ええ、後から追いかけるからね!」

響「…行ってくるよ」

ーーールンバ沖海域 最深部ーーー

響「…ここか……」

大和「四天王さんは何処に居るんですか?」

長門「うーん……何かあるぞ?」

響「?あれは……ドリンクバー?どうしてこんな所に?」

飛行場姫「ナイスな質問だね!何でこんな所にドリンクバーがあるかって?それは休憩用だからです!」

島風「どういう事?」

飛行場姫「さっきのバトルはキツい言ってたしょ?その疲れをグッドバーイする為の休憩場を設けました!」

長門「おお!それは有り難い!」ゴクゴク

響「……コーラは美味しいね」チューー

大和「このラムネも中々……」ゴクゴク

陸奥「あらあら、コレも行けるわよ?」ゴクゴク

北上「…ん」ゴクゴク

飛行場姫「ンー!のスパイシーなテイストも最高!」ヂューー!

響「待て、何で貴方まで飲んでるんですか?」

飛行場姫「自分が飲みたいからです!」

響「没収」

飛行場姫「ノォー!!私のドリンクをカムバックしてください!!」

響「また変な英語になってるよ!」

飛行場姫「また変って言ったな!?コレは私のアイデンティティーなんです!!」

響「そんな変なアイデンティティー要らないと思うけどなぁ…」

171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/08(金) 20:09:06.31 ID:io7Fsawq0

飛行場姫「……もうダメです、私をアングリーにしましたね?」

響「だからと言って私達に手出しが出来る訳じゃないよ、貴方はあくまでも司会者なんですから」

飛行場姫「…ユー達はベリーベリーラッキーだったね、私が本気出したらここいら木っ端微塵だよ?」

響「…」

長門「恐ろしいな、今私達が立っている小島どころか鉄底海峡すら破壊しえるのか……」

飛行場姫「…さて…休憩タイムは終了ね、四天王のセカンドがお目見えだよ!」

響「四天王の二人目か……覇気がもの凄いと聞いてるけど」

直後、例の二人目が小島の地面を砕いて出ずる。
黒光りとした甲殻と背中に連なる大棘や、体を支える前足は正に覇足る者。
しかし、それだけでは覇足る者とはまだ言えない。

響「…コイツは?」

飛行場姫「イエス!コイツの名は焔覇シ級!その力はぶっちゃけアイドントノウ!!」

北上「えぇー…?」

長門「つまり何も分からんとな」

飛行場姫「ま、頑張ってねー!…スピードワゴンはクールに去るぜ…」

響「…逃げた」

島風「こ、怖いよ…!」

長門「安心しろ、私達が居るから大丈夫だ、問題ない」

島風「いや今の言葉で何か安心できなくなったんだけど!?」

172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/08(金) 22:28:45.06 ID:io7Fsawq0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=eHfkjWd_ZEk&list=SPldNgdLVBzhL8-7ERNhSh_1odiAfvX6PI

シ級は上半身を持ち上げ、咆哮を上げる。
それを合図に響達は臨戦態勢に入る。

シ級「~~~!!」ズン、ズン!

シ級は響達に向かって突進する。

響「散れっ!」

長門「分かっている!」バッ

響達はその突進を散り散りに離れて躱す、しかしシ級はドリフトして再度突進して来た。

島風「まだ来るよ!?」

長門「何!?」

大和「そ、そんな~!?」

北上「ど……どうすりゃ良いのよ~!」

不幸にもシ級の突進は島風達全員に命中してしまう。

島風「うう……」ボロ…

長門「轢かれてしまった……無念」ボロ…

北上「…ガクッ」ガクッ

響「くそっ……そうだ、生命の粉塵を…」シャララ

響は何処からかもって来た生命の粉塵を振り撒いた。

長門「…おお?みるみる傷が癒えて行くぞ!?」

島風「うわあ……ホントだ!お姉ちゃん、何したの?」

響「生命の粉塵を振り撒いたのさ、触るだけで体中の傷が癒えるよ」

島風「す、すごーい!」

173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 00:29:26.09 ID:XXCddTT70

長門「挟み撃ちにするぞ!」

陸奥「私達は後ろから攻めるから、貴方達は頭を狙いなさい!」

大和「行きます!」


北上「んー…島風、念の為に何時でも避けに入れる様にしときなよ?」

島風「?何で?」

北上「なんか、不吉な予感が……」

島風「…分かった」

響「…」

北上の予感は的中した、シ級が後ろに回り込んだ大和と長門と陸奥を地面ごと噛み付き、そのまま周りを鎌状の尻尾で一気に薙ぎ払う。

北上「!避けろッ!!」

島風「ッ!!」

響「!?」

島風は持ち前の早さで北上と響を担いだまま安置に逃げ込むが、長門達の救出が間に合わなかった。

長門「うわぁっ!!」ガスッ

陸奥「いやぁ~ん!」ドガッ

大和「きゃぁぁ!!」ガズッ

長門達は噛み付きを食らって吹き飛ばされた挙げ句、倒れた所をそのまま薙ぎ払われてしまう。

174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 01:20:18.25 ID:XXCddTT70

北上「うぅ……やっぱりこうなるか……!」

島風「長門さんっ!!」

長門「グッ……ガードが間に合っていなかったら即死だった…」

大和「きゅ、九死に一生を得た気持ちです……」

陸奥「あんなの聞いてないわよ……」

響「くっ……よくもこんなキチガイハメ技を!」

島風「仕返しだー!撃てー!」

北上「え!?ちょ、それ戦艦専用の奴じゃ!?」

島風は軍の格納庫からくすねて来た戦艦専用と書かれた主砲を手動で発射する。
その砲弾がシ級の頭部に命中するが、反動で島風も少し吹き飛ばされてしまう。

北上「…あちゃー…言わんこっちゃ無い」

島風「いてて……けどコレで大ダメージを与えた筈…!」

しかし、爆煙からシ級がもの凄いスピードの跳躍を放ち、島風を大顎で咥える。

島風「ッ!?」

北上「島風ッ!!」

シ級は島風を噛み砕こうと顎に力を入れる。

シ級「…」グググググ

島風「ぐっ……うぐぅっ!」

長門「ちぃっ!!」

長門は閃光手榴弾をシ級の目の前に投擲する、強烈な閃光直視したシ級は島風を離してしまう。

島風「けほっけほっ……ありがとう……」

長門「……無茶はするなよ?」

島風「…はい!」

175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 02:32:40.33 ID:XXCddTT70

シ級「~~~~~~~!!!!!!!!」

激昂したシ級は黒光りする甲殻の隙間の随所から赤い光を光らせ、重い咆哮を上げる。

長門「……いつも思うが、何か咆哮ばかり聞いているような気がするな…」

響「…仕方ないさ」

島風「マンネリ化しないかがもの凄い心配だね…」

大和「皆は一体何の話をしているの?」

島風「…こっちの話……くるよ!」

シ級は自信が持つ桁違いの肺活量でブレスを吐き出す。

響「っ!」

長門「うおっ!!」

島風「うわぁ……アレ当たったら死んじゃうかも」

響「いや確実に死ぬよあれ…!」

長門「特にお前のような柔な装甲ではな」

島風「む、私には早さがあるから良いもん!」

響「さて……そろそろ攻撃させてもらいますよ!」

響はシ級の前足に向けて徹甲榴弾を射出する。

島風「ひゃっ……相変わらず凄い威力だよね、それ」

響「…そうか、まだ深海棲艦だったと気の記憶が少し残っているのか」

島風「そうなんだよ!?アレ結構痛かったんだから!」

長門「何の話をしている?」

響「…こっちの話さ」


176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 15:35:49.23 ID:XXCddTT70

長門「発射ぁ!!」

長門は41cm連装砲でシ級の頭部を砲撃する。

北上「こっちも行くからねー!」

北上も続いて砲撃する、シ級は続け様に襲い来る攻撃に怯む

響「ほいさっ!」

響は碇の衝撃波で尻尾を無理矢理叩き切る。

シ級「!?~~~~!!!」

シ級は盛大にずっこけてしまう

大和「おぉ…!」

陸奥「すんごぉい…!」

響「…はっはっは、切断大成功…コレで薙ぎ払いの脅威は一切無くなる」

島風「やったね!」

響「幾らあの深海棲艦と言えども尻尾が無ければ赤ん坊同然さ!」

シ級「カチーンッ」

177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 15:52:56.63 ID:XXCddTT70

シ級は響の言葉に苛ついたのか、再びブレスを吐き出そうとする。

響「させないよ!」

響は閃光手榴弾を投擲すると、鋭い閃光が溢れてシ級の目を眩ます

北上「…なんか可哀想になってきた、尻尾切られて馬鹿にされた挙げ句目を眩まされるなんて…」

響「だが慈悲は与えない、それが私達です!」

大和「一斉攻撃です!撃てーっ!!」ドォン!!

島風「ってーい!!」ドォン!!

陸奥「余り活躍できなかったから、ここで挽回するわ!」

響達は動けないシ級を攻撃しまくる、哀れシ級はそのまま動けずに倒されてしまう。

シ級「…」ズズン……

北上「あ」

響「やった……倒したぞ!!」

北上「最後はちょっとアレだったけどね…」

響「勢いで攻めてしまった、反省はしている」

北上「そうですかい……ん?」

???「……」

響「……見ていたのかい?」

???「…はい、あの覇気がむんむんの深海棲艦を討ち果たす所を見ました。貴方達は強いのですね!」

島風「あなたは誰?」

伊8「あ、申し遅れました……皆さん、グーテンターク。伊8と言う者です。はちでもはっちゃんでも良いですよ?」

178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 16:44:31.63 ID:XXCddTT70

響「アハトか……よろしく頼むよ」

伊8「いや、はっちゃんって呼んで欲しいんですけど…」

島風「そうだよお姉ちゃん!はっちゃんって呼んであげなよ!」

響「冗談だって!…はっちゃん、よろしく頼むよ」

飛行場姫「オーウ!!貴方達は試練をクリアしてニューカマーも増えて正にウハウハ!」

響「どっから出てきた!」

飛行場姫「何処からです!そんな事より今回の四天王はどうだった?」

響「…まあ最初よりは楽だったかな」

長門「ああ、威力はデカかったがな…」

飛行場姫「そりゃ当たり前!なんてたってストレートな動きしかしませんもの!」

響「…そうなんだ…」

飛行場姫「さて、四天王も残り半分!ここを耐え切ればチャレンジクリアよ!」

島風「次はどこに行けばいいの?」

飛行場姫「…サンタクロース諸島海域、そこのまたまた奥に居る四天王を討伐せよ!」

響「…次の四天王の機種は?」

飛行場姫「潜水艦、即ちサブマリン!!巡洋艦と駆逐艦で挑めばイージーッスよ!」

響「…そうかい、じゃあ長門さん達は休んでいて下さい」

長門「分かった、大和。陸奥。休むぞ」

大和「はーい、皆頑張って下さいね…」

北上「ちぇっ!結局あたしは休めないのか」

響「帰ったら、美味しい料理御馳走するからさ、頑張ろうよ!」

北上「美味しい料理………」ゴクリ

飛行場姫「オー!フレンドはどんなときでもナイスな存在だねー!」

179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 17:05:10.76 ID:XXCddTT70
>>178
間違えた、潜水艦に有利なのって軽巡洋艦で良かったよ…

飛行場姫「では、また次の海域でアディオス、アミーゴ!!」

響「…」


雷「どうだった?」

響「単調な動きしかしなかったからね、手こずらずに攻略出来たよ」

暁「次はどんな編成で行けば良いの?」

響「相手は戦艦だから、駆逐艦と軽巡洋艦の編成で行こう」

電「…と言う事は、遂に電達の出番なのです!」

天龍「オレ達が主役って事か!燃えるじゃねえか!!」

龍田「…楽にクリアできそうだね~♪」

北上「…ん、折角だからあたしも行くよ。挑戦の皆勤賞を狙いたいしね」

響「私は確定的だけどね」

北上「言っちゃあかん事を…」

ーーー次回予告ーーー

二人目の四天王、焔覇シ級を討ち果たした響達。

それを影から見ていた伊8が仲間に加わる(鎮守府に帰るまで戦闘には参加しない)。

次の四天王に挑む為に、駆逐艦と軽巡洋艦の編成で挑む響達。

果たして、その編成で楽勝と言えるのだろうか!

そして、三人目の四天王とは!?

次回『絶零の暗殺者』

飛行場姫「次回もまた、お楽しみに~☆ジャン…ケン…ポン!……うふふふ!」


180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 19:31:13.06 ID:XXCddTT70

ーーーサンタクロース諸島海域 深部ーーー

響「……潜水艦となると、索敵しないといけないんじゃないのかい?」

天龍「ん、ちょっと待ってろよ…」

電「…ねえ、北上さんはどこに行ったの?」

響「?言われてみれば……どこに居る?」

雷「…もしかしたら、すでに戦ってるかも、探してみよう?」

暁「天龍さん、電探に反応があったら教えて下さい」

天龍「おう、こっちも龍田と探してみるよ」

龍田「あんまり離れないでね~?」


ーーーーーー

北上「えーと?どこに居るんだ……」

飛行場姫(…軽巡洋艦、北上。奴はスケアリー過ぎる。私がプレパレーションした深海棲艦も悉く倒されてしまう……ならば)

北上「あーもう!潜水艦は索敵するときが一番苛つくんだよー!」

飛行場姫(一時的にだけど、コイツにはデリートしてもらわなくちゃ)

北上「ん!?なんか寒気が……」キョロ

北上は後ろを向くが、誰もいない。

北上「…気の所為か……」












飛行場姫「さぁ、捕まえた☆」ガシッ

北上「…ッ!?」ゾクッ

181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 20:01:18.33 ID:XXCddTT70

『ぎぃゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

響「!?北上さんの声!?」

電「やっぱり何かあったのです!」

暁「くっ…待ってて北上さん、すぐ助けるからッ!」

北上を助けに行こうとした矢先、雷が魚雷に被弾する。

雷「きゃっ!……どこから!?」ボォン!

暁「雷っ!?…きゃあっ!!」ボォン!!

電「雷ちゃん!?暁ちゃん!?」

天龍「オイ!?どうしたっ!?」

龍田「…敵襲ね」

龍田が見つめる先には、潜航しながら雷達に魚雷を発射する白い影が居た。

龍田「あらあら。私から逃げられるとでも思ってるのかしら?」

龍田は白い影に向けて砲撃する。

???「…」ザァァァァ


182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 20:24:21.23 ID:XXCddTT70

白い影は放たれた砲弾を躱しながら魚雷を放つ。

龍田「くっ…!」

龍田は魚雷を長刀で全て撃ち落とす。

天龍「龍田!大丈夫か!?」

龍田「大丈夫よ~♪……それより電ちゃん達は~?」

電「私達なら、なんとか…」

雷「も~~~!!!奇襲とか信じられない!」

そんな事を話しているうちに、その白い影の正体が海から出ずる。

暁「…コイツが私達の攻撃したのね!」

飛行場姫「イエス!!コイツは三人目の四天王、嶺崩ヰ級(れいほうゐきゅう)です!」

天龍「飛行場姫!?」

龍田「…北上さんがどこに行ったか知らな~い?」

飛行場姫「そんなのアイドントノウ、どっかで倒れてんじゃないですか?」

響「…まさか、君が北上さんの動きを何らかの手段で封じたとか?」

飛行場姫「チッ…コレだから無駄に察しのいい奴は嫌いだよ」

暁「なっ……どうしてそんな事を!?」

飛行場姫「楽にクリアされたら私達の顔が立ちません、なので北上さんには一時的にデリートしてもらいました」

響「…コイツを倒すまで北上さんは出て来れない、と…」

飛行場姫「んじゃま、後は適当に頑張っといて下さい。あたしゃ知らん」

天龍「待てよっ!!!」

183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/09(土) 23:56:22.15 ID:XXCddTT70

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=DyTxmOQW3Pw

ヰ級は咆哮を上げる、その衝撃で周辺の水が波打つ。

天龍「ぐっ…今はコイツを何とかする方が先か!」

響「そうだね……あの野郎、絶対猫被りの顔削いでやる…」

電「響ちゃん、怖い事言わないで…」

ヰ級は砲を構えた白い巨躯を海に沈める。

雷「!魚雷で攻撃するつもりよ!」

暁「気をつけて!」

そして、何発か魚雷が発射される。

龍田「魚雷は私が撃ち落とすよ~、皆はどうにかして敵を炙り出してね~」

電「はいっ!」

懸命に奮闘する響達、暫くすると機雷の様な物が浮かび上がって来た。

響「……機雷まであるのかい、こりゃキツいな」

電「!…ねえ、この機雷を使ってどうにか叩き出せないかな?」

雷「そうね!ダメージも与えれるし…」

暁「…敵が近付いて来たら機雷を起爆するのね、分かったわ!」

噂をすれば影とやら、海の中から響達に向かって泳ぐ白い影が映る。

響「!今だっ!!」

電「ていっ!」コツンッ

電が機雷を起爆させ、その衝撃でヰ級を炙り出す。


184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/10(日) 00:29:26.21 ID:uMYIVgaX0

ヰ級「!?」

ヰ級は機雷の衝撃で海に出てしまう。

電「よーし!電の本気を見るのです!」バボン!!

響「速攻で倒すよ!良い?」ドドドドド

雷「響……いくら飛行場姫さんの顔削ぎたいからって…」ドォン!

龍田「……」ザクザク

天龍(…何だろう、もの凄く単調な作業をしている気がする)ザクザク

龍田(気にしたら負けよ~♪)ザクザク

ヰ級「!!」ザバァン!!

ヰ級は自らの体を叩き付け、水飛沫を撒き散らす。

天龍「うわっぷ!」

電「っ!」

ヰ級はもの凄い跳躍をして、電達を押しつぶそうとする。

電「ひゃあ…!あんなに高く飛べるのですか!?」

響「ぼやぼやするな!押しつぶされるぞ!!」ガシッ

響は電を連れてそそくさと退避する。

暁「早く早く!」

ヰ級は海に勢い良くぶつかり、周りにもの凄い水飛沫を撒き散らす。

雷「うひゃー…あんなのに潰されたら轟沈では済まないわね…」

185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/10(日) 01:29:04.50 ID:uMYIVgaX0

そのまま海に身を潜めるヰ級。

天龍「またかよ!?」

暁「焦らない焦らない…出てくるのを待つだけよ…」

しかし、ヰ級は海の中から暁達を突き飛ばす様に強襲する。

暁「きゃああぁ!?」ドガッ

電「ふにゃぁぁぁ!!」ドガッ

天龍「ぬわーーーっ!!」ドガッ

響「っぐ!」ドガッ

雷「きゃぁぁ!」ドガッ

龍田以外の全員が海に叩き付けられる。

龍田「みんなっ!」

龍田は海に叩き付けられた暁達をどうにかして救出しようとする。

響「…まさかこんなに苦戦するとは思っても居なかったよ」

電「一撃一撃が重いだけじゃなく、技のレパートリーも沢山あってキツいのです…」

ヰ級は息を大きく吸うと、口からレーザーのようなブレスを射出する。
海をも切り裂く勢いで射出されるそれは、響達を薙ぎ払うのに苦労はしなかった。

響「うわぁっ!!」

電「っ!」

天龍「くそっ……やっぱ北上の野郎が居ねぇと…!」

186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/10(日) 02:02:19.58 ID:uMYIVgaX0

そんな事お構い無しにヰ級は魚雷や機雷を射出して攻め立てる。

天龍「っぐ!」ガキン!

響「っ…ならばこちらも魚雷装填!」ボッ

電「こっちも行くのです!魚雷の数で押し切る!」ボッ

響と電も大量の魚雷を射出し、ヰ級の魚雷を次々と撃ち落とす。

龍田「…よし、私も行こうかな~♪」ジャキ

調子をなんとか取り戻した響達を見て、龍田も防壁が脆くなったヰ級を切り刻む。

暁「妹達に負けてられないわね……ね、雷!」ジャキッ…

雷「そうね!」スッ……

雷は碇を持ち、暁は砲撃体制に入る。

天龍「……そうだよ、オレ達のような弱い者だって…努力を積み重ねれば…目の前のデケェ壁だってブッ壊せる!!」

天龍は再び刀を抜き、目の前に立ちはだかる壁を崩さんと構える。

飛行場姫(そうそう……こういう結束をルックしたかったのよさ)

遠くの方から飛行場姫は北上を抱えながら、調子を取り戻す天龍達を見て思う。

飛行場姫(目の前の高い壁を突き崩さんとする矛…超えられないのなら突き崩せば良い)

飛行場姫(その勢いは止まる事を知らない、これから先の大きな困難さえ突き崩すだろう)

187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/10(日) 02:33:14.39 ID:uMYIVgaX0

天龍「まずはその厄介な砲台からブッ壊す!!」

天龍は刀でヰ級の砲台を両断する。

龍田「魚雷を出せなくするね~♪…ほら…天龍ちゃんよりは上手でしょ~?」

その間に龍田はヰ級の魚雷射出口を破壊する。

響「魚雷とか射出できない潜水艦なんてただの的!」ドォン!

電「この隙に形勢逆転なのです!」ドドド

雷「私達に勝とうなんて……百万年早いわ!」ドガッ

暁「絶対に……貴方を打ち崩す!」

第六駆逐隊もヰ級を一斉に攻撃する。

ヰ級「グォァァァァ!!!」

ヰ級は悪足掻きとして水飛沫を振り撒く。

雷「またそれ?いい加減飽きたわ!」ガスッ

雷は碇で思い切りヰ級の眉間を殴打する。

響「これも持って行ってよ!」ヒュッ

響は餞別とばかりにヰ級に手榴弾を投擲する。

電「後もう一押しなのです!」

暁「私のも持って行きなさい!」

電と暁はありったけの火力でヰ級を攻撃する。

天龍「これでっ……止めだぁぁぁぁぁ!!!!」

天龍は刀でヰ級を一閃する。

ヰ級「…」ザバァァン……

遂に崩された壁は、その巨躯を海に浮かばせる。

188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/10(日) 02:59:50.55 ID:uMYIVgaX0

天龍「や……やった…!」

響「遂に……!」

『倒したぞーっ!!』

飛行場姫「やーやー!コングラッチュレイショーン!!中々のバトルだったよ!」

響「…何処から涌いて出てきた!この猫被り女!」

飛行場姫「そんなに怒んなくたって良いじゃん、北上はバックしますよ。ホレ」

天龍「き、北上!」

北上「……すー……」

電「…ただ気を失ってるだけみたいです…」

響「…何が目的だ、言え!」

飛行場姫「…アイドントトーキング…即ち今は話せません…」

飛行場姫「ただ、貴方達の力をウォッチしたいのは事実です」

響「……で、四天王も後一人だけだね」

飛行場姫「イエス!そいつは一体誰なのか?それは自分の目で確かめて下さい!」

雷「……こうなったら、そいつを倒して挑戦をクリアするしか無いわね!」

龍田「そうだよね~♪」

響「そうか…皆、行くよ!」

天龍「おう!」

暁「絶対そいつを倒して帰るわよ!」

電「いざ!アイアンボトムサウンドへ!」

ーーーーー

飛行場姫(確かに貴方達は最強の矛足りえる、現にあの壁を突き崩してしまったからね)

飛行場姫(でも………そこに最強の盾が立ちはだかったらどうなる?)

飛行場姫(矛は、時間をかけてでもその盾を突き崩そうとするだろう……しかし、次の壁は…)






矛と盾……相反する者を同時に制御する壁だ……


次回『燃ユルハ矛、凍テルハ盾』

飛行場姫「さぁて……次回もまたウォッチングして下さいねー!」



189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/10(日) 23:59:38.48 ID:uMYIVgaX0

「ま、待ってなのね~…」

響「今度は誰だい?」

「私はさっき貴方達が倒した深海棲艦だった者なのね、元に戻ったから仲間になろうって思ったのね」

電「え!?じゃあさっきの深海棲艦は艦娘無しで作られた物じゃなかったんだ」

暁「どうでも良いけどアンタおっぱいでかいわねー…」

伊19「私、伊19なの!そう、イクって呼んでも良いの!」

響「…もう狙ってるとしか思えないね、これ」

雷「エロい格好と言い、ね」

伊19「えへへ」

響「褒めてないから」

電「じゃあ、先に鎮守府に戻っててね」

伊19「はーいなの!」ジャバジャバ

響「…では改めて、いざアイアンボトムサウンドへ!」

電「おー!」


190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 01:00:36.12 ID:lnGp3kEZ0

ーーーアイアンボトムサウンド 中間地点ーーー

飛行場姫「さー!いよいよチャレンジもクライマックス!ラストの四天王を倒せばチャレンジはクリアです!」

雷「…今回も何か編成縛りとかあったりするの?」

飛行場姫「ノー、ラストの四天王はベリーストロング故、チャレンジしに来た貴方達全員でフルボッコするのを許す!」

電「えっ!?じゃあ、北上さんや大和さんや長門さんも参加しても良いの!?」

天龍「オレと龍田も良いのかよ!?」

響「私達も…?」

飛行場姫「イエス!フルパワーで行っちゃって下さい!」

長門「フッ……すぐに終わっても知らないぞ?」

飛行場姫「……すぐに終わると良いね」ボソッ

長門「ん?」

飛行場姫「…さあ、ドリンクバーでパワーを満タンにするのです!」

暁「そうね!」

各自ドリンクバーから自分の好きな飲み物を出して飲み干す響達。

<ゴクッ…ゴクッ…ニャー!

響「…うん、これなら十分に戦える!」

電「これできっと勝てるのです!」

天龍「…しゃあ!さっさと四天王の所に案内しろ!」

飛行場姫「…ん、こっちですよー」

191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 01:43:16.62 ID:lnGp3kEZ0

飛行場姫に着いて行った先には、円形状の小島があった。

天龍「…誰も居ねえじゃねえか」

飛行場姫「いいえ、もうそろそろカミングする頃でしょう…!」

突如、上空から小島に着地する深海棲艦の姿があった。
その深海棲艦は、意外にも見覚えのある者だった

響「ヲ…ヲ級!?」

ヲ級「…ヲ」

飛行場姫「イエス!最後の四天王はヲ級よ!」

長門「相手は空母だろ!?すぐに終わってしまうでは無いか!!」

響「敵に塩でもを送ってるつもりか!?」

飛行場姫「まあまあ、戦わない事には始まらんって!」

天龍「…ま、張り合いねえけどすぐに終わるってんなら目付けモンだ、有り難く戦わせて頂こうぜ!」

電「よし!後一息!皆、頑張ろう!」

響「…仕方あるまい、その代わり万が一の為の警戒は怠るな!」

暁「はいはい、分かってるわよ」


飛行場姫(うぷぷぷ……調子こいて攻めまくった後に泣を見るんだろうなぁ……)プククク

飛行場姫は、ヲ級に挑もうとする響達を見て笑いを必死に隠していた。

192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 02:43:05.89 ID:lnGp3kEZ0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=j9D5KkHGlFw

ヲ級「ヲッ!」シュバッ

ヲ級は帽子から艦載機を五つ射出した、艦載機は散り散りに離れる。

長門「そんな艦載機など撃ち落とすさ!」ドォン!

ヲ級「ヲ……」アタフタ

ヲ級は射出した艦載機を長門に撃ち落とされてしまう。

大和「てぇい!」ドォン!!

大和はヲ級に向けて主砲を発射する。

ヲ級「ヲッ!!」ボォン

雷「ゴメンね、ちょっと倒させてもらうわ!」ゴンッ!

雷が碇でヲ級の帽子を殴打する。

ヲ級「ヲ~!!」ジンジン

陸奥「ちょっとまって、誰か忘れてないかな~?」ドォン!

陸奥は影からヲ級に向けて砲撃する。

ヲ級「ヲッ!?」

天龍「隙有りっ!」

龍田「痛いかもしれないけど我慢してね~?」

天龍と龍田がヲ級に対して合体攻撃を行なう。
龍田がヲ級の帽子をを横に一閃し、天龍が縦に刀を振り下ろす。

ヲ級「ヲゥッ!!!」ザシュッ

ヲ級は十字に切り刻まれ、膝をつく。

電「…なんだかあっけないような…」

響(…おかしい、こんなにあっさり終わる筈が無い……まだ何かある筈だ…!)

この時響はこの先にある凄まじい脅威の存在を既に察知していたのかもしれない。


193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 14:10:55.90 ID:lnGp3kEZ0

ヲ級「ヲッ……!」シュバッ!!

ヲ級も負けじと艦載機を大量に射出する。

暁「っ!さっきより数が多い!」

雷「…数で挟み撃ちとかズルいわよ!」

しかし、暁と雷に襲いかかる艦載機は消滅する。

長門「数で押してくるか……だが!」

大和「主砲で全部薙ぎ払えてしまうんですよね!」ドォン!!

電「えーい!」ドォン!

艦載機の奮闘空しく、ほとんどが撃墜されてしまう。

ヲ級「ヲッ…」


島風「やっほう!真打登場!」

北上「あたしらの攻撃に耐えれる?」

島風と北上がヲ級に向けて一斉に砲撃する。
ヲ級は発射された全ての弾に被弾してしまう。

ヲ級「ヲ……」

天龍「オイオイ……オレは空母を虐める為にここに来たんじゃないんだぞ!?」

飛行場姫「…もしかして、今の自分たちならコイツなんてスライムクラスだと思った?」

天龍「は?」

飛行場姫「こんな空母如きに私達がルースする筈が無いって…思ってた?」

島風「何を言って……」











飛行場姫『甘めぇんだよ、バァカ』

194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 15:04:31.85 ID:lnGp3kEZ0

天龍「ッ!?」

天龍達はすぐにヲ級の方を見る、すると上の帽子を捨てて唸り声を上げるヲ級の姿があった。

ヲ級「ヲ〝ヲ〝ヲ〝ヲ〝ヲ〝ヲ〝……」

周囲の空模様が血の様に赤く染まると辺りの星がラメの様に輝く、その空の天辺には巨大な月が見える。
水平線近くには太陽が昇り、果てにはその反対側には土星が観測できる。
土星の輪の中に居る形なのか周囲の空には輪を構成する隕石が大量に海に落ちている様は、まるで何処か別の星で戦っているような。
正に『矛盾』した光景が広がる。

響「…これは……!」

電「嘘……!?」

島風「」ポカン

天龍「どういう事だよオイ……!」

長門「こんな芸当、空母には到底出来ない代物だ!お前さては謀ったな!?」

飛行場姫「私、『空母ヲ級』なんて言ってないよ?…ヲ級って言っただけ」

天龍「…コイツが真のラスボスか…!」

飛行場姫『そう…その名も『矛盾ヲ級』、自らの持つ矛と盾の力が激突した時、矛盾した現象が発生する…』

ヲ級「ヲヲヲ…」

雷「何…?なんだか暑くて、それでいて寒い……!?」

飛行場姫『そう、コイツは矛の力を燃え盛る焔として体現させ、盾の力を凍てつける氷として体現させている』

たしかにヲ級の体には燃え盛るような暑さが漂い、羽織っているマントには凍えてしまいそうな寒さを漂わせている。

飛行場姫『さあ、この矛と盾にどう対抗する?見せてもらおうかな』

電「はわわ…!」

響「…私達が巻いた種だ、私達で片付けないと!」

長門「……ああ」

島風「絶対に生きて帰るんだから!」

195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 15:34:59.93 ID:lnGp3kEZ0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=7WNITtbwUgM

ヲ級は小島の彼方此方の地面から巨大な氷塊を隆起させる。

天龍「うおっ!?デカすぎだろこれ!」

響「さすが、最後の四天王は伊達じゃないって事かな」ドォン!

雷「関心してないで!来るわよ!」

続け様にヲ級は冷気を纏う強烈な炎の光線を放ち、それを薙ぎ払う。

長門「うわっ!!」

大和「きゃぁっ!!」

電「長門さんっ!大和さんっ!」

北上「はいはーい!北上様にまっかせなさい!」ドォン!!

北上はヲ級に向けて砲撃するが、ヲ級が自分の眼前に巨大な氷の鏡を生成し打ち出された弾を反射する。

北上「うわぁっ!危ないって!」

電「…えいっ!」

電は魚雷を力任せに投擲する、奇跡的にヲ級に被弾する。

ヲ級「ヲ…!」

ヲ級はマントを扇ぎ、正面に居る電を巨大な氷で拘束する。

電「えっ!?あ…冷たい…!」

刹那、ヲ級は業火を纏い瞬時に電ごと氷を手刀で強引に叩き切る。

電「うあっ!!」

暁「電っ!」

響「ちぃっ!」ボッ!

響はヲ級に対して魚雷を発射する、ヲ級はすぐに対応できず魚雷に被弾してしまう。

196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 16:36:02.11 ID:lnGp3kEZ0

ヲ級「ヲヲヲヲヲ!!!」ボォォォ!

ヲ級は熱気と冷気を纏いながら飛び跳ね、そのまま着地して周囲に爆発を起こす。

天龍「うわっ!これ明らかに初見殺しじゃねえか!」

龍田「そうね~…でもちょっと隙があるから、その時に攻撃したら良いかもね~♪」ザシュッ!

響「それっ!」ポイッ

響はヲ級に手榴弾を投擲するが、ヲ級に撃ち落とされる。

雷「ってー!!」

暁「えいっ!」

電と暁が協力して魚雷を射出する、続け様の攻撃にヲ級は少し対応が間に合わなかった。

ヲ級「ヲヲヲォォォォォ!!」

ヲ級は地面から天を貫く勢いで超巨大な氷塊を無尽蔵に隆起させながら、故意に周辺の流星を雨の様に落下させる。

北上「壊れちゃう!壊れちゃうから!」

響「これそういうゲームじゃないから!」

電「ひゃぁぁ!!ごめん、ちょっと逃げる!」バヒューン!

長門「大丈夫か?逃げられそうか!?」

電は流星が降り注ぐ中、必死に逃走する。流星は着弾した場所から炎の大嵐吹き上がらせる様な状況では逃げるのも困難だろう。
恐らく一歩間違えたら漏れ無く上手に焼かれてしまうだろう。


197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 18:41:44.21 ID:lnGp3kEZ0

天龍「後ろががら空きだ!」

龍田「電ちゃんをこんがり肉にはさせないわ~!」

天龍と龍田が素早くヲ級の後ろに立つ、そしてヲ級のマントを切り刻もうとするが…。

天龍「おかし!全然切れねえじゃねえか!」

龍田「…あらあら、もしかして凍ってるから固いのかな~?」

ヲ級「ヲォォォォォ」

ヲ級は大旋回してマントを扇ぎ、天龍と龍田の周囲の地面を凍結させる。

天龍「っち…退避するぞ!」

龍田「分かってるよ~♪」

ヲ級「ヲォォォォォ!!!」

ヲ級はすかさず周囲の流星を天龍と龍田の避難経路に落として足止めする。

天龍「うおっ!?足止めする気か!?」

龍田「天龍ちゃん♪慌てない、慌てない♪」ガキィン!

龍田は振ってくる流星をヲ級に打ち返す。

天龍「おぉ!」

響「ハラショー!」

電「かっこいいのです!」

龍田「ふふっ♪さて、逃げよっか♪」

天龍「おう!」

ヲ級「ヲォォォォォォォ!!!!」

ヲ級は天龍達の近くに小さな氷山を作り出し、それを叩き割る勢いで天龍達を手刀で攻撃する。

龍田「っ!!」ガキィン!!

龍田はヲ級の手刀を長刀の柄で受け止める。

天龍「鍔迫り合いだ!」

電「どっちが勝つんだろう…!」

198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 20:34:59.61 ID:lnGp3kEZ0

龍田「えーい!」ドォン!

ヲ級「ヲッ!?」

鍔迫り合いは、龍田が競り勝つ。
ヲ級は大きく吹き飛ばされる。

天龍「うっしゃあ!お前等、この隙に攻撃するぞ!」

響「…やるさ!」

長門「総勢十一人に襲いかかられたら流石のお前も無事では済むまい!」

電「さっきの仕返しなのです!」

響達は、ヲ級に総攻撃する。

ヲ級「ヲォォォォォォ…!!」

大きく体力を削られたヲ級は、辺りに炎で赤く染まった氷を隆起させ、炎でそのまま爆発させる。

響「くっ……結構追いつめたんじゃないのかい?」

電「かなあ…」

飛行場姫「ンー、もう少しと言った所?」

雷「えぇー…そろそろ辛くなって来たんだけど…」エー

飛行場姫「ま、この人数ならすぐ終わるんじゃないの?」

長門「よし、後一息だ!」フンス

北上「あー…やっぱ戦艦になりたいわぁ…」

島風「だよねー…」ネー



199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 21:46:19.54 ID:lnGp3kEZ0

ヲ級「ヲァァァァァァ!!!!」

ヲ級は腕を前方に振るって炎の竜巻を二つ放出する。

陸奥「あらあら。これ避けるの大変そう…」

北上「って思うじゃん?」

大和「そうでは無いんですよ~」

電「私の碇が輝くのです!」

響「こっちも」

雷「まあ、分かってはいたよね」

暁「ここで痛手を与えたいわよね」

しかし、ヲ級はマントを後ろ側に扇いで氷の竜巻を二つ放つ。
その両方の竜巻が合わさり、氷と炎を秘めた大竜巻へと変貌する。
その大竜巻は北上や長門、陸奥を吹き飛ばしてしまう。

長門「うわーっ!!」

陸奥「いやぁーん!!」

北上「ぬわーっ!!」

響「あ!皆!!」

雷「か、紙の様に吹き飛んでった…!」

島風「きたかみーっ!!」

長門「ぐはっ……私達に構うな!」

陸奥「貴方達は、ヲ級を倒して…っ!」

電「…分かったのです!」

暁「電…?」

200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/11(月) 23:30:51.66 ID:lnGp3kEZ0

電「…第六駆逐隊、これより矛盾ヲ級を討伐しアイアンボトムサウンドを攻略するのです!!」

響「…分かっているさ!」

暁「ええ、司令官に一人前のレディーとして認めてもらうんだから!!」

雷「……久しぶりかな、こうやって四人で戦うのって」

島風「ちょっと待った!私も居るんだから!五人だよ!」

天龍「オイオイ水臭ぇな~、オレ達も居るだろ?」

龍田「…ふふ、来るよ~」

ヲ級「ヲヲヲヲヲ…」

ヲ級は空中に浮遊させていた巨大な氷の塊をバラバラに砕く。
大小様々なな破片が小島一帯に飛び散る。

天龍「うおっ!無茶苦茶じゃねぇか…!」

雷「…ていうかこの小島、今までの猛攻によく耐えて来たわね……」

響「一番凄いのはこの小島なのかもしれないね」

島風「でもそんなの関係ねぇ!!そんなの関係ねぇ!!そんなの関係ねぇ!!」

暁「…はい!」

電「おっはっよー!」

ヲ級「……」ヒューーー

響「あ、動きが固まってる!今だ!」

ヲ級「ヲッ!?ヲォォォォォォ!!!!!!」

ヲ級は寸での所で意識を取り戻し、上空にある月を落下させようとする。

天龍「はぁぁぁ!?月を落としに掛かってくるとかヤバいだろ!?」

響「っ…だったら落とされる前にその首を取る!」

島風「そうそう!さっさと倒そ!」

201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 01:05:35.70 ID:NZgH7J730

天龍「オラァ!もう一度食らえ!」ズバッ!

龍田「うふふ♪今度はお顔に十字の傷が出来るかも♪」ザン!!

天龍は再度龍田との合体攻撃を試みた結果、ヲ級の体に十字の傷が刻まれる。

ヲ級「ヲォァァァァァ!!!!」

ヲ級は言葉にできない叫びを上げると、炎と氷を融合させた巨大な玉が生成される。

雷「またそれね……相当焦っていると見たわ!」

天龍「もうネタ切れなんじゃねえの?オラァ!!」ザシュッ!!

天龍は巨大な玉を両断して消滅させる。

ヲ級「ヲ……」タジッ

電「…隙有りっ!!」ボグッ!

隙を見た電が碇でヲ級を思い切りぶん殴る。

雷「ふふっ!形勢逆転ね!」ドォン!

雷が連装砲でヲ級のマントを撃ち抜く。

暁「お子様……言うなぁー!!!」バシュッ!

暁がヲ級の足に向けて魚雷を掃射する、ヲ級は転倒してしまう。

響「寝るのはまだ早いよ!」ヒュッ!

響は転倒したヲ級に向けて手榴弾を投擲する。

島風「これで………止めだぁぁぁ!!」

最後に島風は連装砲ちゃんでヲ級を仕留める。

ヲ級「ヲ……ヲォォォォォ……」

ヲ級は力付きる、マントから溢れ出す盾の力がヲ級の足を凍り付かせる。
…文字通り立ち往生する。

202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 03:09:33.01 ID:NZgH7J730

天龍「倒した……!」

響「倒した…!」

「倒したぞぉぉぉ!!!」

電「やった、やったよ…!」

暁「…倒したのね……?」

飛行場姫「いえーす!これで私が出したチャレンジはクリアよ!」

長門「そうか……良かった…」

北上「ぐふっ……やっぱり駆逐艦ってウザいわ」

響「…それは褒め言葉敵な意味で捉えとくよ、ありがとう」

北上「はいはい……勝手にしてよ…」

島風「……ふふっ!」

暁「ふぅ……これで司令官に一人前レディーとして認めてもらえるわ……」

飛行場姫「司令官?誰ですか?」

暁「知らないの?ここに来た時に一緒について行った私達の司令官よ!」

飛行場姫「…ああ!アレね!アレならさ……」

暁「アレ呼ばわりしないでよ……」









飛行場姫『どっかで輪っかと羽生やして無様にフライトしてんじゃないの?』

暁「!?司令官っ!!」ダッ

飛行場姫「あっはっはっは!ライアーだよ!ホラだよ!全くユーはピュアだねー!」




204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 15:23:43.48 ID:NZgH7J730

暁「何よ!嘘はいけないのよ!?」

飛行場姫「wwwwごめんwwwこれぐらい許容範囲だと思ってたからwwwww」

暁「…次から気をつけて」

響(草を生やしてる事には突っ込まないのか…)

北上(いやそもそも反応できるのかって話だよ)

電「じゃあ、司令官さんは何処に居るの?」

飛行場姫「ま、ユー達にあれこれ言いそうだから鎮守府に強制送還させたのは事実だけどね」

飛行場姫「過保護も程々にして欲しいわー」

響「…君に司令官の何が分かるんだい」

飛行場姫「分かるよ?ユー達の事をとても大切にしている、だからこそこっちとしては邪魔だったのよ」

天龍「…どういう意味だ」

飛行場姫「過保護なモンペが五月蝿く言って来たらイライラしない?つまりそう言う事よ」

龍田「…」

北上「あのさぁ…何であたし達の力を確かめようと思った訳?アンタは一体何者なの?」

飛行場姫『…ご想像にお任せするよ』

長門「……」

飛行場姫「ま、チャレンジクリアご褒美として特別に新しい仲間をプレゼント・フォー・ユーするから許してちょーよ」

大和「新しい仲間……?あ、なんか予想がつきました」

島風「えっ!誰が来るの?」

飛行場姫「やっぱりヤマト=サンは察しがナイス!ではご紹介しましょう……武蔵!君に決めた!」

武蔵「君に決めたってなんだ……武蔵だ、今後とも宜しく頼むよ」

205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 16:05:04.44 ID:NZgH7J730

大和「武蔵さん、お久しぶりです」

武蔵「おお!大和か……ここの艦隊は歴戦の艦隊だな?」

電「はい!」

武蔵「ほう、これまた随分と勇敢な駆逐艦だな……ほらほら」ナデナデ

電「えへへ///」

大和「あっ……ズルい」ボソッ

武蔵「はっはっは、姉のくせに甘えん坊だな、ほらほら」ナデナデ

大和「わっ」

北上「…なんだろうね、この威風堂々としたこの雰囲気……」

響「戦艦のみが発する事が出来るオーラだね」

飛行場姫「んじゃ、今日はこれでシーユー・アゲイン!」

雷「えー……鎮守府まで送ってってよ…」

飛行場姫「んもう!しょうがない子ね!デリバリーするよもう!」

天龍「物扱いすんなよ!」


こうして、とある海軍代表艦娘達は、無事にアイアンボトムサウンドを攻略し。
武蔵や伊19、伊8という新たな仲間を迎え入れ、帰るべき場所へと帰投した……


『燃え盛る矛と凍れる盾の勲章を手に入れました』

『鉄底海峡全面海図の勲章を手に入れました』


206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 17:04:31.61 ID:NZgH7J730

ーーー数日後ーーー

提督「はぁ……」

雷「元気無いわね?そんなんじゃダメよ!」

提督「ああ……少しな……」

ーーー少し早いが回想タイムーーー

提督(数日前、鉄底海峡に赴いたとき、電達はどうなんだと飛行場姫問いただした所彼女は鎮守府に逃げ帰ったんじゃないの?と言った)

提督(その時の俺は駆逐艦の皆が危険な海域から脱出したんだと思い、気がつけばそのまま鎮守府に向かって走りだしていた…だが…)

伊19(以下イク)「貴方がここの提督さんね!私、伊19!イクってよんでもいいの!」

伊8(以下ハチ)「伊8です、よろしくね」

提督「おい、響達はどうしたんだ?」

イク「え?私を元に戻した駆逐艦の皆?あの子達なら最後の四天王を倒しに行ったみたいなの」

提督「……は?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


提督(飛行場姫に騙されたのだと、追い出されたのだと、その時の俺は確信した……)

提督(敵の策略のさの字も無いただの挑戦だったから良かったものの、普通に出撃しているときだったら間違いなく雷に励まされていないだろう……)

雷「ほらほら、私の胸を貸してあげるから!」ギュッ

提督「うわっぷ!」

雷「大丈夫だからね?司令官、私は居なくならないからね…」

提督(俺はロリコンじゃない!俺はロリコンじゃなぁぁぁい!!!!)

207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 18:01:04.35 ID:NZgH7J730

電「司令官さん、失礼します!」

提督「おお、電か!どうした?」

電「お客さんが来ているのですが……開けても良いんですか?」

提督「ん?ああ、良いんじゃないか?」

雷「私も行くわよ!」

電「あの、なんだか私とお話ししたいみたいで……」

提督「…監視の艦娘を(自分の艦隊から)手配する、安心しろ」

電「いえ、なんだか聞き覚えのある声だったので大丈夫だと思うのです」

提督「…そうか、しかし危ない時になったら透かさず大声を上げて助けを呼べ。すぐに駆けつけるよ」

電「…ありがとうございます、じゃあ接客してくるのです!」

雷「気をつけるのよ!」

ーーーーーー

電「あの、どうぞ!」

レディリー「あら、久しぶりね!」

シャットアウラ「久しぶりだな、元気にしていたか?」

電「はい!レディリーさん達も久しぶりなのです!」

レディリー「ふふっ……さて、本題に入るわよ」

電「はい、何ですか?」

レディリー「貴方、ちょっとプロレスみたいなのに出る気は無い?」

電「ぷろれす?」

208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 18:15:13.65 ID:NZgH7J730

レディリー「これなんだけど……」


『コスプレバトルチャンピオンシップ』

電「コスプレ?チャンピオンシップ?」

レディリー「ええ、これは全世界からアニメのキャラクターのコスプレをした能力者たちが強さを競う…」

レディリー「言ってみればコスプレバトルの世界王者決定戦ね!」

電「ほえ~…」

レディリー「コスプレと言っても紙切れのような衣装じゃなくて現代科学の粋を結集させた戦闘用に新調された服を着て戦うの」

レディリー「現代科学の粋を結集させたと言う事であのNASAや国連、各国首脳人達も大注目の大会なのよ!」

電「…それは結構盛り上がりそうで良いのですが、国連まで注目するようなインターナショナルな大会の事をどうして私に話したんですか?」

レディリー「…実はね……日本代表に私の会社が選ばれちゃったのよ」

電「えぇぇぇぇ!?」

シャットアウラ「そこで、戦闘力もありレディリーと面識もあるお前に白羽の矢が立った訳だ」

電「…そんなの聞いてないです!大体ここにはそんな能力者が居るような場所じゃ……」

1:数々の深海棲艦を倒している。

2:訓練を積まれている。

3:そもそも人間より強い。

電「……心当たりが多すぎる」

シャットアウラ「…だろうな」

レディリー「今日私達が来たのも、貴方に私の会社代表として出て欲しいからよ」

209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 18:36:14.16 ID:NZgH7J730

電「…あ、でも私のコスプレは……?」

レディリー「それは大丈夫よ、私の知り合いにとある大手会社の会長さんが居るから。ちょっと待っててね…はいもしもし?」

電「知り合い?」

シャットアウラ「…株式会社ネルフと言ったら分かるかな?」

電「…聞いた事はあります」

シャットアウラ「元々特務機関だった組織だ、今は膨大な資金を活用して色々な産業に手を出しているよ」

電「あ、そう言えばその会社の物品を取り寄せるデリバリーシステムを近々提督室に作るって言ってました」

レディリー「オッケーみたいよ、今夜の8時に来てちょうだい」

電「早っ!コスプレは?」

レディリー「ふふん、ネルフのとある兵器を模したアーマーよ、これで貴方も戦えるわよ!」

電「そうですか……分かりました、場所は何処ですか?」

レディリー「学園都市にあるジャイアントコロシアムよ、ここからはそんなに遠くない筈よ?」

電「分かりました、じゃあ7時くらいに行きます」

シャットアウラ「夜道に気をつけろよ、一応黒鴉部隊の奴を手配して入るから大丈夫だろうが……」

電「はい、ではまた8時に…」

レディリー「じゃ、またね♪」ガチャ

シャットアウラ「ジャイアントコロシアムへの道のりを記した紙も置いておくぞ、迷わぬようにな」

電「…ふう……ちゃんと時間見とかないと…」

210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 18:58:19.73 ID:NZgH7J730

ーーー午後6時57分ーーー

提督「今日は8時からプロレスの中継があるのか、折角だから見ないか?」

暁「いやよ!殴り合うだけのスポーツなんてそんなのレディーじゃない!」

雷「司令官が見るなら私も見るわ!」

響「私も見るよ」

暁「何よ皆して……電はどうするのよ?」

電「……あ、そろそろ行かなきゃ」スクッ

暁「ちょ、どこに行くのよ!?」

雷「こんな夜更けに出かけるなんて危ないわ!私も着いて行くわ!」

提督「電、どこに行くつもりだ?」

電「…ん、大丈夫だから…じゃあ出かけてくるね」ガチャ

提督「おい、待て!!」

バタン

暁「…どこに行くのかしら?」

提督「何のつもりだ……」


211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 19:25:35.30 ID:NZgH7J730

ーーー午後7時55分 学園都市ジャイアントコロシアムーーー

電「レディリーさん!」

レディリー「よく来たわね!早速で悪いけど、来てもらうコスプレはこれよ」

電「…!おお……このボディは………!!」


ーーージャイアントコロシアム 観客室ーーー

クロ「やって参りましたミャ!コスプレバトルチャンピオンシップーー!!!!」

トロ「テンション高いニャ……もうすぐ一回戦だからしっかりするのニャ!」

クロ「大丈夫大丈夫!ちょっと二次元に触れられると言う事でハイになってるだけだミャ!」

トロ「お願いしますニャ?…あ、暗くなって来たニャ、そろそろ始まるのニャ!」

クロ「おねえさーん!!ビールちょうだーーい!!」

トロ「…こんな所まで来て飲まないで欲しいのニャ……」

ーーー午後7時59分 横須賀鎮守府ーーー

雷「司令官、そろそろ始まるわ!」

提督「…ああ」

暁「…」ソワソワ

提督「ははっ!なんだかんだ言って暁もそわそわしてるんだな!」

暁「ほ……放っといてよ////」



213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 23:01:08.47 ID:NZgH7J730

ーーー同時刻 上条宅ーーー

インデックス「とうま、もうすぐプロレス始まる?」

上条「おう、後一分だぞ」

インデックス「今日は料理美味しく作れたと思うし……」

上条「いやー…まさか本当にインデックスさんが家事を手伝ったりしてくれるなんて夢のようですよ」

インデックス「えへへ、そう言われると頑張った甲斐があるんだよ!」

ーーー同時刻 アイテムのアジトーーー

フレンダ「浜面、なにチャンネル変えてるの!」

浜面「なんでだよ!俺が見たいの見ちゃいけないってのか!?」

滝壺「…そうじゃない、なんでコスプレバトルチャンピオンシップなんてみるのって聞いてるの」

浜面「だってさ、色んなキャラクターとかに扮して戦う訳だろ?その色んなキャラクターとかを見たいんだよ!」

絹旗「そんな事言って、超エロいコスプレの女が見たいだけでしょう?」

滝壺「…」

浜面「なんだよ……分かったよ、チャンネル戻s」

麦野「まあまあ、コイツだって雑用頑張ってんじゃん、少しは報われても良いんじゃない?」

絹旗「!?麦野、超どういうつもりですか!?」

麦野「うるせぇな…私が見たいのが9割だよ、これなら文句ねぇだろ?」

浜面「麦野……」

フレンダ「はあ……仕方ない訳よ」

滝壺「…むぎのがみたいなら私もみる」

214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/12(火) 23:34:35.06 ID:NZgH7J730

ーーー午後8時0分 学園都市ジャイアントコロシアム 放送席ーーー

優しい声の人「全国のプロレスファンの皆さん」

低い声の人「そしてコスプレイヤーの皆さん、こんばんは!」

優しい声の人「本日はここ、学園都市のジャイアントコロシアムで行なわれる世界的なイベントの会場でございます!」

ユイ「この大会の実況は私碇ユイ、解説は息子と仲良くしたいからさり気ないキャラ崩壊や気遣いで息子の好感度アップを狙う、夫の碇ゲンドウです!」

ユイ「あなた、今日はどんな戦いが見られるのかしら」

ゲンドウ「そうだな、今日はいつも以上に白熱した戦いが見れるかもしれないな」

ユイ「そうね……それでは早速ルールの説明に参りましょう!」

『ルール』

1:基本何してもOK!

2:試合の決着はフォール、ノックアウト、ギブアップの何れか


ユイ「本日のコスプレバトルチャンピオンシップですが、何時ものとあまり大差ありません」

ゲンドウ「主催がWBC(世界ボクシング評議会)だからな」

ユイ「優勝商品は800万円と、旅行券20万円分と、ネルフのスポンサーのハウス食品様から送られるうまかっちゃん1年分です!」

ーーー観客席ーーー


トロ「クロ、もうすぐトロ達のロボットが入場してくるのに何まだ飲んでるのニャ!」

クロ「大丈夫だっへ!アイツはなミャんだかんだで天才だかりゃ見とくだけで優勝だっへ!」

トロ「ホントに大丈夫?トロじゃメンテできないよ?」

ユイ『お待たせいたしました!先ずは第一回戦第一試合、先ずは急遽出場枠を開けて参加したどこいつ学校の選手が入場です!』

トロ「あ~…始まっちゃったニャ…」

215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 00:09:01.14 ID:Am87PX+U0

ユイ『エントリーNo.1!チームどこいつ学校!』


暁「は、始まったわ!」

ユイ『ガァァァンダァァァム!!!!』

リッキー「オッス!オラがガンダムダス!!」

堂々と出てきたカエルは、ガンダムとは似ても似つかない金色の装甲を着ていた。

麦野「え」

暁「え」

ユイ「…………………え?」

テレビ『ピーーーーーー』


トロ「ねえ…あれ……ガンダムだよね?」

クロ「…………違うの?」

トロ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

クロ「いやさ、作っておいてなんだけどオレっちガンダムのガの字も知らないんだよね」

ジュン「そりゃそうでしょうよ!!知っててあれ作ったならアンタ殺されてるよ!?」

クロ「でもさ、そんなオレっちでもガンダムと言う存在は知ってる訳だし、やっぱり知名度が高いんだなって思ってミャ?」

クロ「この間ワイドショーでやってたガンダムをまねて作ったんだけど……」

ジュン「ワイドショー?……ってアレはガンダムがどっかの国にパクられたってニュースじゃん!!」

クロ「そ、そうなの?」

ジュン「あの劣化版ガンダムを更にパクってどうすんの!?幾らなんでもフリーダム過ぎるって!」

トロ「そうだよ~!ほら~…お客さんも怒って……」

観客全員『うおおおおおおお!!!!!』

トロ「………ない?」

216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 00:32:27.76 ID:Am87PX+U0

ユイ「どうやら学園都市の学生達はアレをガンダムのコスプレと認めたようです!」

ゲンドウ「あまりにも滅茶苦茶過ぎる…」

ユイ「能力者産出の未来が危ぶまれる昨今、なんだか怪しいバーゲンに次いでガンダムでの町おこしを企んでいるのかもしれません」

トロ「あり得ないニャ……」

ユイ「さあ、リングへと軽快な歩きで歩を進めるリッキー選手、あのような重たい装甲を装着しながらあんな風に軽快に歩けるのは正に驚嘆の域です」

クロ「ほら見ろミャ!観客達はアレをガンダムと認めてくれたミャ!」

トロ「よ……良かったね…」

クロ「なんてたって、どっかの鎮守府から鋼材をくすねて来ただけの事はあるミャ」

トロ「どろぼうはいけないんだよ!?」

クロ「はいはい、分かってるミャよ……」

ーーー横須賀鎮守府ーーー

提督「……まさかパクリをパクるとはな、声も出ないよ」

暁「ねえ司令官、アレってパクリなの?」

提督「…まあそんな所だ」

天龍「はあ……そんな姑息な手段使わないでガツンと行けよなー」

雷(電……どこに行ったのよ…)

島風「あ!次の人が来るよ!」

ユイ『続いては!あのオービットポータル社の代表として出場が決まりました兵器なのか女の子なのか良く分からない物の入場です!』

龍田「オービットポータル社ってレディリーちゃんが社長の会社よね?」

雷「そうよ?」

217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 01:28:34.29 ID:Am87PX+U0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=yeQwAz8SwH0

残酷な天使の様に………



少年よ、神話になれ……!



ユイ『エントリーNo.不明!!オービットポータル社代表!!駆逐艦、電ぁぁぁぁ!!!!』



エヴァンゲリオン初号機を模した戦闘服を着用した電は、盛り上がる観客に対して笑顔で答える。

提督と暁姉妹・天龍と龍田・インデックス・アイテム(浜面除く)「何ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!??」

島風「お姉ちゃん!?」

長門「おい!!テレビ見てるか!?」

雷「今見てるわ!!」

長門「電……かっこいいじゃないか……!」

提督「もしかしたら……これに出場する為に出かけたのか……」

暁「…お客さんって、レディリーさんだったのかな……?」


麦野「ねえねえ!!電が、電が出てるわよ!!??」

絹旗「そうですよね!?私超驚きを隠せませぬ!!」

浜面「電って……お前らが横須賀鎮守府に遊びに行った時に会ったって言う奴?」

麦野「…やっぱり…可愛い……!!」

滝壺「いなずま、すごい!」

フレンダ「…むぅ」


ユイ『まさかのまさか!!リッキー選手に続き、あのとある海軍に所属している第六駆逐隊の一人の電までもが学園都市上陸!!!』

ユイ『しかもあの、あの最強のエヴァンゲリオン初号機を模したコスプレで来てくれましたッ!!』

観客全員『わあああああああああ!!!!』

ユイ『学生達大歓喜ィィィィィィ!!!!』

ゲンドウ『ユイ、アレはなんだか初号機ぽく無いな、補正掛かっているだけで実は弱いんじy』

ゲンドウがそう言おうとした所で、テレビに暫くお待ち下さいのテロップが流れる。


218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 02:08:23.13 ID:Am87PX+U0

ユイ『さあ本物の電の登場で会場内がボルテージが一気に上がる!それもそのはず、何しろ電がこんなに可愛い格好をしてやって来たのですから!』

電「はーい!今日は頑張りまーす!!」

うおおおおお!!!!電ー!俺だー!結婚してくれー!!

憲兵さん俺です!!

電は会場の観客全員の声援に対して小さな体で応えながらリングに向かう。

ユイ『観客達の声援に応えながらリングに向かうその姿は正に天真爛漫と言う言葉が正しい!』

ユイ『ではここで電のデータを見てみましょう!!』

『暁型駆逐艦 電』

ーーーーーー
彼女のような歴戦の船の魂を少女の体に移すと言う造女技術はロストテクノロジーと化しているが、今はその真実を知るものは誰もいない。
一番の恥ずかしがり屋の電は、長身の美人目指して毎朝牛乳を飲んでいるらしいが、この努力が報われるときは来るのだろうか…
また、他の姉妹達と高度な連係プレイを見せる事もある。

ーーーーーー

ユイ『ここまで有名になった電に関して語る事はありませんが、この子を更に知りたいと言う方はとある電を愛する人の実況動画を見ると良いでしょう!』


長門「電がテレビに出る事になろうとはな……帰って来たらお祝いしようでは無いか」

響「…そうだね、舌が腐る程美味しい料理を作ってやるさ」

ユイ『エヴァのコスプレをした電選手とガンダムのコスプレをしたリッキー選手がリングインしました!』

ユイ『こんな豪華なカードが生で見られるなんて、今日会場に来ている学生達は幸運者です!NASAの職員や国連幹部の面々も大興奮しているようです!!』

ユイ『さて、世紀の試合は一旦CMを挟んでお届けします!皆さんお見逃し無く!チャンネルはそのまま!』


ーーーCMーーー

ミサト「艦長は~歯~が命~!」

ミサト「み~ん~な~もこ~れ~で!プ~ラチ~ナトゥースをゲットよ~!」


ご覧の番組は、バルバレギルド、オービットポータル社、株式会社ネルフの提供でお届けします。


221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 12:59:31.21 ID:Am87PX+U0

ユイ『さて、両者凄まじい睨み合い!さっきまで歓声に小さな体で答えていた電選手は今ではこんなにもキリッとしています!』

ユイ『一方リッキー選手は我関せずと言った様子で、譫言の様にオラがガンダムだ…オラがガンダムだ…と呟いていました』

ユイ『お待たせいたしました!いよいよゴングです!!あなた、始まるわよ?』

ゲンドウ『ユイ……私のメガネが……』

ユイ『新しいのを買えば良いじゃない』

ゲンドウ『そうだな…では………』


ゲンドウ『レディィィィィィィファァァァイト!!!!!!!』

ゲンドウの声を合図にゴングが鳴る。

リッキー「行くダスよ!!」

電「っ!」

ユイ『さあ始まりました第1試合!放送席は碇ユイ、解説は碇ゲンドウがお送りします!あなた、よろしくね!』

ゲンドウ『ああ、よろしくたのむよ』

リッキー「ふんっ!!持ち上げて投げるダスよ!!」

電「あわわわわ!?」

リッキーは電を持ち上げようとするが……

ユイ『さあ、先ずファーストコンタクトはリッキー選手が電選手を力任せに持ち上げーーー』

リッキー「お、重い……」

電「へ?」

ユイ『られない!!』

電の服の重さに持ち上げる事が出来なかった、リッキーは腰に手を当てよた歩きをする。

ゲンドウ『腰に手をあててさながら老人の様なよた歩き、格闘家を目指しているとは思えないな』

222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 13:05:29.36 ID:Am87PX+U0


リッキー「隙有りっ!!」ゴスッ

電「わっ!?」

リッキーは電の腹部に膝を一撃当てるが、電の服が固すぎてあまりダメージは入らなかった。

リッキー「ならばまた持ち上げるだけダス!!」

電「ちょ、そこ触らないで/////」

ユイ『リッキー選手、股に手を入れ持ち上げーーーーーーー』

リッキー「うおおおおおお!!!!」

電「???」

ユイ『持ち上げーーーーーーー』

リッキー「ふんぬーーーー!!!!!」

電「あ、あの……」

リッキー「重いダス!!こんなの持てないダスよ!!!」

ユイ『られなぁぁぁぁい!!!』

会場内に観客の笑いの声が響き渡る。

ユイ『リッキー選手腰が辛そうです!』

ゲンドウ『腰が痛い格闘家とか聞いた事無いな』

ユイ『高齢化社会ですから』

ゲンドウ『あれは本当に格闘家なんだな?』

ユイ『そうですよ?(すっとぼけ)』

リッキー「もう投げるのは諦めるダスよ!!これでも喰らうダス!!」ドボッ

電「うぐっ!?」

ユイ『おっと!ここで渾身のラリアットを決めました!!』

リッキー「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!」ガスッガスッ!!

電「あがっ!ぐっ!」

リッキーは倒れた電の顔面にパンチを連続で入れる。

ユイ『そして追撃でえげつない顔面連続パンチ!!』

ゲンドウ『これはえげつないな、しかしえげつなさもさる事ながら電選手は何故A.T.フィールドを展開しない?』

ユイ『あなた、あれはエヴァじゃないのよ?』

ゲンドウ『そうだった、すまん』

223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 13:16:33.42 ID:Am87PX+U0

ユイ『さて電選手はここで挽回したい所!』

電「くっ…電の本気を見るのです!!」ガスッ!

リッキー「おうっ!?」

ユイ『立ち上がり際からの蹴り二発!!』

電「…ほいっ!」ガシッ

リッキー「うわっ!?離せダス!!」

ユイ『そして搦め捕る様に腕を取りました!』

電「ぐるぐるして……えいっ!」グルグル

リッキー「グッ!」

ユイ『そしてそこから一回転!リッキー選手を転ばせました!』

ゲンドウ『電選手はテクニックを見せてくるな…』

電「…えいっ!!」ズン!!

リッキー「ぎゃあああああ!?」

電はリッキーの腕に伸し掛かる。

ユイ『痛ぁぁぁぁぁい!!!電選手、リッキー選手の腕を叩き折りに来ました!!』

電「ほぁぁぁぁっ……!食らえっ!!」

ゲンドウ『そ、そしてこの体勢は!?』

電はリッキーの股間目がけて手刀を叩き込む。

リッキー「アッーーーーーーーー!!!!!!」

ユイ『ぎゃーーー!!!電選手の強烈な手刀がリッキー選手の息子さんを的確に強襲ーーーー!!!!』

ゲンドウ『エグいな』

ユイ『ちなみに今の電選手の力では補正が掛かっているので鉄バット三本折るくらい朝飯前となっております』

ゲンドウ『酷い!!』

224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 13:29:31.66 ID:Am87PX+U0

ユイ『さあ、序盤から流れる様な怒濤の展開が続いておりますこのコスプレバトル第1戦、第1試合!!』

ゲンドウ『これは非常に面白い!!』

電「リッキーさん……力比べ、しましょう」スッ

ユイ『おーっと!電選手ここでリッキー選手に力比べを要求!』

ゲンドウ『おお、これは中々に燃える展開じゃないか?』

リッキー「フッ……望む所ダスよ!!」スッ

ユイ『そしてリッキー選手これを受けます!!』

ゲンドウ『これはもう何処かの少年漫画だな!!』

しかし………

電「どぉりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

リッキー「おわぁっ!?」

電は隙を付いてリッキーに顔面砕きを浴びせる。

ユイ『電選手まさかのフェイント!!ヒールレスラーも真っ青の深刻な掟破りだああああああ!!!!』

ゲンドウ『これは酷い、しかも顔面砕きを浴びせるとか…』

リッキー「ぐっ……まだだ、まだオラの方の力比べは終了してないダスよ!!」

ユイ『しかしリッキー選手、アレを力比べと誤解しているのか、あちらも力比べをしようとしています!』

電「武器……?使っちゃって良いのかな」ヒョイ

ゲンドウ『この間に電選手は我が社製のブログレッシブハンマーを装備する、この凶器を如何に使うかがこの戦いの鍵となりそうだ!』

リッキー「くっ……ならばこっちだって!」

ユイ『さあこうなったらリッキー選手も素手なんかじゃ戦えないとハンマーを装備!』

ユイ『ハンマーしばき合い対決ーーーーー!!!!』

ゲンドウ『…なんだそれは』

225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 13:45:39.39 ID:Am87PX+U0

電「えいっ!」

リッキー「そんな素振り当たらないダスよ!!」

ユイ『こうして見るとなんだかガキの使いのモリマン対決シリーズみたいですね!』

ゲンドウ『知っている人はいるのか?』

電「えいっ!!」ガスッ

リッキー「おうっ!?」

ユイ『電選手、華麗に入った!そして……』

電「どぉん!!」

リッキー「グワッ!」

電は兜割りの要領でリッキーの頭にハンマーを叩き込む。

ユイ・ゲンドウ『強烈ーーーーー!!!』

ユイ『えげつない!これはえげつない!』

ゲンドウ『電というよりはぷらずまだな』

電「んっ……あわわわ」

電はリッキーの足を取ろうとするが、決まらない。

ユイ『電選手、ここでリッキーの足を取ろうとします!』

ゲンドウ『決まらんな、しかしリッキー選手この回避は上手いが、頭部へのダメージが気になる所だ』

リッキー「オラァッ!!」ガスッ

電「うあっ!!」

ユイ・ゲンドウ『やったぁぁぁぁぁぁ!!!!』

ユイ『リッキー反撃に出ました!電選手の顔面にハンマー一閃!』

226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 14:10:05.71 ID:Am87PX+U0

ユイ『しかしこの反撃を食らって流石の電選手も黙っては居られないでしょう!』

電「むぎぎぎ!」

リッキー「ぐぐぐぐ!」

ユイ『リング下での工房が続いていますがぁぁっと!!ここで電選手、リッキー選手をリング内に投げ入れました!!』

電「ていっ!」

リッキー「甘いダスよ!」

ユイ『ここでハンマーを拾ってハンマーゴリ押し作戦で行くかと思いきやあっさり奪われてしまう!』

ユイ『そして再びリング下へ!床に落ちているハンマーを拾います!』

電「ほいっ!ほいっ!ほいっ!ほいっ!!」

電は四回連続でハンマーをリッキーの頭部に叩き込む。

ゲンドウ『ワン、ツー、スリー、フォーーーー!!!!』

ユイ『四発では少し弱いか、リッキー選手然程ダメージを受けている様には見えません』

ゲンドウ『ハンマーはぶっ壊れてしまったがな…』

ユイ『ここまでの勝負はまだ五分と言った所です、電選手が積極的に攻めていると言った印象があります、リッキー選手も余裕がある動きをしています!』

ゲンドウ『両者十分に体は温まっているからな、そろそろ試合に大きな動きが会っても良い頃だな』

電「えっと……何かないかな…」ゴソゴソ

ユイ『おっと、電選手はリングの下から何やら四角い物を取り出しましたがアレは?』

電「これは?」つ裏死海文書

ユイ『あーっと!!電選手、世界の未来が記されていると言う裏死海文書を取り出しましたーっ!!』

ゲンドウ『アイエエエエ!?シカイモンジョ!?シカイモンジョナンデ!?しかも速攻で捨ててんじゃねえか!?』

ユイ『あなた…慌てすぎよ、キャラが崩壊しているわ!』

ゲンドウ『ああ…すまない……ってそうじゃなくて!捨てて大丈夫なのか!?』

ユイ『大丈夫、後で拾います!』

ゲンドウ『先ずあんな物を武器として扱うな…』

227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 14:39:59.12 ID:Am87PX+U0

ユイ『ですが、あれが今回の試合の運命を握る鍵となるかもしれませんよ?』

ゲンドウ『なる訳無いだろう!?あれがどれだけ貴重なのか分かって言っているのか!?』

電「ちょ、返してよ!」

リッキー「な、何ダスか…」

ユイ『あーっと、電選手、リッキー選手が拾った裏死海文書を奪い返しました!』

ゲンドウ『じゃあ、最初から捨てるなよ…』

ユイ『武器を失ったリッキー選手、一体どう対抗するのだろうか!』

リッキー「ん?何ダスか?」つチェーンソー

ゲンドウ『あ、アカン!!チェーンソーだけはアカン!』

ユイ『何言っているの?アレはチェーンソーじゃないわ』

ゲンドウ『お前こそ何を言っている!ならばアレは一体なんだ!?』

ユイ『あれはチェーンソー(偽物)です!』

ゲンドウ『なんだ、偽物か…良かった良かった』

ユイ『ですが電選手は偽物とは気付かずに逃げています!』

ゲンドウ『そりゃ誰だって逃げるだろう…』

ユイ『恐らく、凶器を調達する為にリングの外に降りました!』

電「くっ……てぇぇい!!」

ゲンドウ『あっと!電選手果敢にもチェーンソーを奪いに掛かる!』

電「そりゃ!」スカッ

ユイ『そして奪ったバットで殴れない!!』

ゲンドウ『空母の甲板背負った駆逐艦らしき少女がそんなバッティングじゃあタイガースどころか大阪党員にも勝てへんでと野次が飛んでいる!!』

リッキー「ウラッ!!」

電「っっ!!」ガスッ!!

ユイ『痛ーい!!リッキー選手チェーンソーを渾身の力で電選手の腹部に振り下ろし、そこから顔面連続パンチーー!!!』

ゲンドウ『エグいな、一般人なら恐らく五回程死んでいる!』

228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/13(水) 14:50:13.22 ID:Am87PX+U0

リッキー「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」ドカドカドカドカッ!!

電「っ!」

ユイ『しかしリッキー選手止まらない!!更に顔面連続パンチ!!』

ゲンドウ『い、電選手大丈夫なのか!?』

ユイ『これは重大なダメージでしょう!リングサイドのドクターもそう言っています!』

リッキー「無駄ァッ!!!」

電「うあっ!?」

ユイ・ゲンドウ『ぎゃあああああああ!!!!』

ユイ『リッキー選手、電選手の腹部でチェーンソーを叩き折りましたっ!!』

ゲンドウ『これはひどい』

電「痛たたた……もう頭に来たのです!!」

ユイ『おっと!電選手も何か道具を調達するようですっ!!』

ゲンドウ『おお!あちらもチェーンソーだな?さすがにあそこまでやられてやり返さない訳には行かないだろう!!』

電「やられたらやり返す、倍返しだ!!」つロンギヌスの槍のレプリカ(ネルフ製のおもちゃ、税込み2000円)

ユイ『ああっと!ロンギヌスの槍!ロンギヌスの槍のレプリカです!!』

ゲンドウ『何故あんな物まで……リングの下は四次元ポケットか!!』

リッキー「くっ…これでは不利ダスな……こちらも武器を調達するケロ!」

ユイ『リッキー選手も電選手がロンギヌスの槍で本気を出すのならとチェーンソーを調達するようです!』


231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/13(水) 18:55:25.99 ID:Am87PX+U0

リッキー「あ、あったあった」

ユイ『お!リッキー選手チェーンソーの調達が終わったようです!』

ユイ『調達するまでの間、性欲を抑えきれなかったK国人の男が電選手を強姦しようとしていましたが、アンチスキルに拘束されました』

ゲンドウ『やはり無難にエヴァンゲリオンの着ぐるみで出場させた方が良かったんじゃ…』

電「てぇいっ!」

リッキー「ゲロッ!!」ギギギギ

ユイ『その電選手、ロンギヌスの槍の二叉になっている矛の間でリッキー選手の首を締め上げる!ギチギチと嫌な音が聞こえてきます!』

リッキー「ゲロ…」ドサッ

ユイ『ああっと!リッキー選手大丈夫でしょうか!?』

ゲンドウ『あれだけ頸動脈を締め上げられたんだ、失神の可能性も否めない』

リッキー「まだだ……まだ終わらんよ!!」

ユイ『リッキー選手なんとか立ち上がりますが、やや足下がふらついていますね……』

ゲンドウ『踏み込みが浅い為、いまいちダメージを与えられていないな、相当体力を削れている様だ』

ユイ『そうですね、決着は近いと見て間違いないでしょうね!』

ゲンドウ『間違いないな、リッキー選手がこうなった以上電選手も勝利を急ぐと思うし、逆にリッキー選手は一発KOを狙いにくるだろう』

電「そぉい!!」

リッキー「ゲロッ!!」

電はリッキーにネックブリーカーを食らわせる。

ユイ・ゲンドウ『いったぁぁぁぁぁ!!!!』

ユイ『電選手、見事な大技!』

ゲンドウ『素晴らしいネックブリーカーだったな!素人目には分からないフェイント二、三度入れていた!』

ユイ『この一撃は間違いなく大きいでしょう!リッキー選手思わずリング外に避難します!』

リッキー「ゲロ……オラを嘗めるなぁぁぁ!!」つ裏死海文書2册目

232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/13(水) 19:21:01.69 ID:Am87PX+U0

ユイ『ああ!そしてまさかの裏死海文書2冊目を取り出したっ!!』

ゲンドウ『あれどう考えても2冊あっちゃいけない物だろ!!』

電「え?え?」

ユイ『さすがに電選手も動揺している!』

ゲンドウ『そりゃそうだよ!!』

ユイ『さーて!チェーンソーとロンギヌスの槍が無くなった今!この裏死海文書が勝敗の鍵を握ってる事になります!!』

ゲンドウ『どうなる事やら…』

ユイ『盛り上がりは最高潮!!』




電「これで終わりなのですっ!!」

ユイ『ああ!!しかしここで処刑用BGM!!!』


電は渾身の力でリッキーの頭部に裏死海文書を思い切り叩き付ける。

ユイ『いったぁぁぁぁぁ!!!これは文句なぁぁぁぁぁし!!!!!』

ゲンドウ『フォールを取りに行くぞ、勝利に貪欲だな……』

レフェリーがスリーカウントの合図を送る。

ユイ『フォーーーーーール!!!!』

苦戦の末、電が勝利をもぎ取る。

233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/13(水) 19:35:16.61 ID:Am87PX+U0

ユイ『電選手やりましたっ!!リッキー選手を完膚なきまでに叩きのめしましたぁぁぁぁぁぁ!!!』

ゲンドウ『それにしても最後の一撃は強烈だったな、リッキー選手は大丈夫なのか?』

ユイ『大丈夫です!唯今我が社の者が医務室に搬送しましたから』

ゲンドウ『そうか……』

ユイ『さ、第2試合が始まりますよ!』

ゲンドウ『なんだか誰が優勝するのか丸見えなんだがそれでもやるのか?』

ユイ『やりましょう』

ーーーー横須賀鎮守府ーーーー

暁「ねえねえ見た!?電が勝ったわよ!?」

雷「分かってるわよ、暁ったら凄い興奮してるわよね」

響「…こりゃ、絶対に舌腐らせる程うまい料理を作らざるを得なくなったね」

提督「はっはっは!お前ら子供だなぁ!」

暁「お子様言うなぁー!!」

ーーー学園都市 アイテムのアジトーーー

浜面「すげぇな……電って奴」

絹旗「ですよね!?」

麦野「あはっ!今度からかいに行ってやろ!」

滝壺「だめだよむぎの、ひびきにたおされる」

麦野「分かってるっての……ただ祝いに行くだけよ」

絹旗「それにまだ超優勝したって決まった訳じゃないんですよ?」

麦野「そうよね……」シュン

234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/13(水) 20:15:25.84 ID:Am87PX+U0

ーーー数時間後(勿論電が優勝しました)ーーー


電「ただいまー…って何この料理!?」

響「さあ、腕によりをかけて作ったからね。いっぱい食べて明日の為の力を付けるんだよ」

電「響ちゃん、ありがとう!うひゃー…どれもこれも美味しそう…」

レディリー「電、お疲れさま。打っ千切りの優勝だったわねー」

電「いやー…さっき賞金の半分をネルフに渡したら私達の為の強い兵器を作ってくれたんですよー…まだ完成していませんけど」

レディリー「あら、良かったじゃない?」

提督「電、今日の話を聞かせてくれ」

電「はい!」

その後、電は今日起こった出来事を提督に話しました……

ーーー???ーーー


???「…電が勝利したようだよ?そろそろ良い頃合いじゃないの?」

「…そうだね、エラー娘…私も彼女達と戦うのに良い頃合いだと思う」

エラー娘「…君は、どうして電と戦いたいの?」

「……今度は、きちんと一人の艦娘として戦いたい…それだけさ……」

エラー娘「……ふーん……まあ良いけどさ、アイツらと戦う時には気をつけなよ?ヴェールヌイ少佐…」

ヴェールヌイ「…分かっているよ……」


そして、とある場所で何かを話している二人……

何かが起こる予感が、電にはする。

果たして、その何かとは……?


237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/13(水) 23:09:16.02 ID:Am87PX+U0

ーーー数日後ーーー

提督「…海上で襲撃を受けた?」

雷「ええ、多分国籍不明の艦娘だと思うわ」

暁「…あの時は死を覚悟したわ…」

天龍「クッソー…アイツめ、今に見てろよ!」

島風「ねえねえ、襲撃して来たのって誰?」

提督「ああ、聞かせてくれるか?」

雷「…あの時の私達は、散歩の帰りだったのね……」


ーーー数時間前 とある海上ーーー
天龍「んー…たまには散歩するのも良いもんだな!」

暁「そうよね~…早めに帰る事になっちゃったけど…」

天龍「最近、国籍不明の艦娘が色々問題起こしてんだろ?どんな奴かは知らねぇけどさ」

雷「そうなのよねー…でもそんな事をする様な輩が居るんなら許しては置けないわね!!」

暁「そんな事言ってると、その国籍不明の艦娘に襲撃されるわよ?」

雷「大丈夫よ!そんな都合良く襲撃される訳が…」

雷達の近くに、黒いスクール水着の上に黒い学ランを羽織り、ロングソックスとブーツを履いた小学生ぐらいの少女が居た。

雷「……あった」

暁「何ぼさっとしてるのよ!逃げるわよっ!」

天龍「コイツが噂の艦娘か!?」

???「待ってよ、大人しく私に首を撥ね飛ばされてよ」

天龍「やなこった!これでも食らえ!」ピュンッ!

天龍は響から借りた手榴弾を投擲する。

雷「うわっ…容赦ないわねー」

天龍「いいや、まだだ………おい…テメェ、まだやられてねぇんだろ?」

???「すごい、煙に紛れて奇襲しようと思ったのに。どうして分かったの?」

天龍「こういうときは大体仕留めてないんだよな……」

238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/13(水) 23:39:02.31 ID:Am87PX+U0

???「あなたすごいから、とくべつに私の名前を教えちゃうね」

天龍(…コイツの機種は潜水艦か…?)

アルバコア「私ね、アルバコアって言うの。よろしくね」

天龍「…最近問題起こしている国籍不明の奴ってのは…」

アルバコア「そ、色んな船を沈めたり、輸送途中の資源をごうだつしたのも私だよ」

雷「へー……アンタが犯人って訳ね」

アルバコア「うん」

天龍「即答かよ……こういう時はもっと誤摩化すとかするもんじゃないのかよ?」

アルバコア「でも、少佐がもしアレだったらぶっちゃけちゃっていいって言ってたよ?」

暁「少佐って誰よ?」

アルバコア「それは言えない、ごめんね」

天龍「…」

アルバコア「じゃあ早速で悪いけど、私に首撥ね飛ばされてよね」

天龍「…戦うしかねぇって事かよ…」

アルバコア「…えいっ!!」ガスッ!!

天龍「ぐあっ!?」

アルバコアは天龍に凄まじいアッパーカットをぶち込む。

天龍「っく……こいつ、チビの癖に力がつえぇじゃねぇか!?」

アルバコア「私は色んな状況にたいおうできる様に改造が施されてるんだ」

雷「くらいなさいっ!!」ボシュッ!

暁「やぁっ!」ボシュッ!

アルバコア「わっ!」

雷と暁は追尾型の魚雷を発射する。

239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 00:10:08.08 ID:LyCEHBSW0

アルバコア「なにこれ?ずっと私を追いかけてくるよ?」

雷「ふっふっふ…追尾式の魚雷よ!」

アルバコア「あわわ、こっちにくるよ~!」

暁「どう?沢山の魚雷に翻弄される気持ちは……」

アルバコア「ねえ、代わりに受けてよ」

暁「えっ?」

アルバコアは暁を盾にして魚雷を防ごうとする。

天龍「ちぃっ!」

寸での所で天龍が魚雷を全て一閃する。

アルバコア「ほー…やっぱりすごいやー」

天龍「テメェ……どういうつもりだ!」

アルバコア「んー…どういうつもりって言われてもなー」

天龍「…?」

アルバコア「まあ、あえて言うなら……こういうつもり?」ポイッ

アルバコアは天龍に向かって何かを投擲する。

天龍「?んだよこれは」

アルバコア「つうしんぼうじゅそうち、これで7時くらいにつうしんをぼうじゅしてみてよ」

天龍「……テメェらの軍の会議かなにかを傍受させるつもりかよ?」

アルバコア「かいぎじゃ無いけど、それであってるとおもう」

雷「敵に塩を送ってるつもり!?」

暁「さっき私を盾にしていた奴のやることじゃないわね……」

アルバコア「ごめん、少佐からこれをわたしてこいって子と同じだったからわたそうって思っただけ、さっきは熱くなっちゃったの」

暁「…言葉と外見に似合わず戦闘狂ねー……」

240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 01:19:43.21 ID:LyCEHBSW0

アルバコア「うん、今の私の仕事はこれで終わりかな。またね」

天龍「待てよ…!」

アルバコア「何?」

天龍「…少佐ってのは一体誰なんだよ!」

アルバコア「…んー……教えるとしたら、あなたがよく知ってる子にそっくりな人だよ、あの人も私と同じで戦いが大好きみたいだから」

天龍「オレがよく知ってる奴……?」

アルバコア「あとはじぶんで考えてね、じゃあね」

アルバコアはてちてちと海の上を歩きながら去って行く。

ーーー回想終了ーーー

提督「成る程、それが襲撃された時に敵が置いて行った物だな?」

暁「ええ、口調がいつも大人しいから熱くなってるのかそうじゃないのかの判別が付かなかったわよ」

島風「ねえねえ、アルバコアの上の人は何が目的なのかな?アルバコアはここにまた襲撃してくるのかな?」

天龍「…何かしらのアプローチを取ってくる事は間違いねえだろ…」

響「……」

電「でも、天龍さんの良く知ってる子って、一体誰なんでしょうか…」

天龍「んー…子って言う位だからな、提督じゃないだろ」

提督「まあそうだよな」

龍田「私かなー?」

響「…現時点では分からないね」

提督「まあ……6時に通信を傍受するか……」

天龍「敵の毒電波の可能性もあるがな…」

提督「その時は装置を破壊すれば良いさ」

241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 02:13:00.79 ID:LyCEHBSW0
ーーーーーー

電「…響ちゃん」

響「なんだい?」

電「…なんだか、変な事に巻き込まれちゃってるよね………ごめん」

響「…私は、不死鳥の名に賭けて家族達を守るって決めたんだ、これ位喜んで受けるよ」

電「…でも」

響「…大丈夫だから、電は何時もの様に笑ってくれよ」

電「…うん、分かったよ……でも響ちゃんも死なないでよ?」

響「大丈夫さ、私は主人公だもの。死ぬ筈が無い」

電「それ言っちゃダメだよ…」

ーーー午後6時ーーー

天龍「…そろそろか?」

響「…みたいだ」

提督「よし……行くぞ!」

提督は通信傍受装置のスイッチをオンにする。
すると、どういう訳かホログラム映像が現れる。

電「え、映像が流れているのです!」

天龍「通信傍受装置というよりかは…なんだろ、生放送用のアレ?」

そこには、大量の艦娘を前に演説を始めようとする少女の姿があった。
あの時ミ級から元に戻した筈の第二次大戦時代の響だった。

天龍「おい……アイツは浄化したんじゃねえのかよ!」

暁「え……?」

響「……」

電「響ちゃん……?」

映像の中の少女は、演説を始める。




ヴェールヌイ『諸君、私は戦闘が好きだ』

ヴェールヌイ『諸君、私は戦闘が好きだ…』


ヴェールヌイ『諸君!!私は戦闘が大好きだ……!』

ヴェールヌイ『昼戦が好きだ、夜戦が好きだ、反抗戦が好きだ、雷撃戦が好きだ、決戦が好きだ、突破戦が好きだ』

ヴェールヌイ『水中戦が好きだ、退却戦が好きだ、掃討戦が好きだ、撤退戦が好きだ!!』

ヴェールヌイ『平原で、樹海で、塹壕で、草原で、凍土で、砂漠で、海上で、空中で、泥中で、湿原で』

ヴェールヌイ『この地上で行なわれるありとあらゆる戦闘行動が大好きだ…!』


243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 02:48:04.07 ID:LyCEHBSW0

ヴェールヌイ『戦列を並べた戦艦の一斉発射が、轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ!』

ヴェールヌイ『大破して何も出来ない艦隊達が、雷撃でバラバラになった時など心が踊るッ!!!』

ヴェールヌイ『パイロット達の操る流星が、敵艦隊を撃破するのが好きだ…』

ヴェールヌイ『…悲鳴を上げて、沈む事を必死に拒む艦を主砲で薙ぎ倒した時など、胸がすくような気持ちだった…ッ』


響「…?」

電「響ちゃん……」

天龍「…どういう事だよ…」


ヴェールヌイ『魚雷管を揃えた雷巡のコンビが、大勢の艦隊を蹂躙するのが好きだ…』

ヴェールヌイ『恐慌状態の新艦が、既に息絶えた艦を何度も何度も射撃する様など感動すら覚える…』

ヴェールヌイ『……深海棲艦を街灯上に吊るし上げて行く様などはもう堪らない……!』

ヴェールヌイ『…泣き叫ぶ空母達が、私の振り下ろした手のひらと共に金切り声を上げる潜水艦にバタバタと薙ぎ倒されるのも最高だ……ッ!』

ヴェールヌイはそう言った後、一拍を置いて再び語り出す。


ヴェールヌイ『…哀れな軽巡洋艦達が、遠征中の雑多な駆逐艦を守ろうと健気に立ちはだかって来た所を…』

ヴェールヌイ『ドーラの4.8t榴爆弾が、都市区画ごと木っ端微塵に爆砕した時など、絶頂すら覚えるッ!!』

ヴェールヌイ『…ミリツィアの連中を滅茶苦茶にするのが好きだ‥』

ヴェールヌイ『必死に守る筈だった仲間が蹂躙され、家族が犯され殺されて行く様はとてもとても哀しいものだ……』

ヴェールヌイ『英米を物量で押しつぶして殲滅するのが好きだ……ヤーボに追い回され、害虫の様に地べたに這い回るのは屈辱の極みだ…!』

清聴している艦娘達に向かって右腕を上げ、ヴェールヌイは問う。

ヴェールヌイ『諸君、私は戦闘を……悔いの無い戦闘を望んでいる…』

ヴェールヌイ『諸君……私に付き従う大隊戦友諸君。君たちは一体何を望んでいる?』

ヴェールヌイ『争い無き世界を望むか?』

ヴェールヌイ『情け容赦の無い、糞の様な戦争を望むか?』



ヴェールヌイ『鉄風雷火の限りを尽くし、三千世界の命を散らす、嵐の様な闘争を望むか……?!』

244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 03:11:14.75 ID:LyCEHBSW0

それに答える様に、戦争を望む艦娘の声が響き渡る。
駆逐艦から、潜水母艦。戦艦や正式空母まで、ヴェールヌイの問いかけに答える。
その答えに、ヴェールヌイはこう返す。


ヴェールヌイ『宜しい、ならば戦争(クリーク)だ。』

ヴェールヌイ『我々は満身の力を込めて、今正に振り下ろさんとする握り拳だ…!』

ヴェールヌイ『だが、この暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けて来た我々に、只の戦争では最早足りない…!』



ヴェールヌイ『大戦争を!!一心不乱の大戦争をッッ!!!!』


ヴェールヌイ『…君たちは私の甲殻から復元し、補強パーツで取り戻した…他の奴からすれば只の劣化品だ…』

ヴェールヌイ『だが諸君の心は、一騎当千の古強者だと私は信仰している!!』

ヴェールヌイ『ならば我等は、諸君と私で強大な甲殻を成す不死鳥と成る!』

ヴェールヌイ『我々を道具の様に扱い、膨らむばかりの豚の腹を叩き切ろう!!』

ヴェールヌイ『情けない尻尾を掴んで引き摺り下ろし、眼を開けさせ思い出させよう……!』

ヴェールヌイ『豚共にに我々の恐怖の味を思い出させてやる……豚共に、我々の瘴煙の香りを思い出させてやる……!!』




木曾「…?」

木曾が見上げる空には、飛翔する飛行船が多数こちらに向かって来た。


ヴェールヌイ『天と地の狭間には、科学と魔術だけでは思いもよらない事がある事を思い出させてやる……!』

艦娘達『ヨーロッパだ!!ヨーロッパの灯だっ!!』

ヴェールヌイ『…一千人の艦娘のカンプグルッペで、世界を燃やし尽くしてやる…ッ!』

『全フラッペン 発動開始 旗艦 始動』

電「……」

ヴェールヌイ『そうだ…あれが我々の待ちに望んだ暁の水平線だ……!』

『離床!! 全ワイヤー 全索引線 解除! 』

ヴェールヌイ『現代の私よ、見ているのだろう?』

響「ッ!?」

天龍「こいつら…まさか最初からオレ達に聞かせるつもりで!?」

ヴェールヌイ『私は貴様と再び相見える為に連れて帰って来たぞ……?』

ヴェールヌイ『あの懐かしの仲間を!あの懐かしの鎮守府をッ!!!』

艦娘達『少佐殿!少佐!代行!代行殿!大隊指揮官殿!』

245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 03:23:21.78 ID:LyCEHBSW0

ヴェールヌイ『そして、ゼーレヴェーは遂に大洋を亘り、陸へと上る……!』


提督「…!全艦隊、戦闘態勢に入れ!」

天龍「…了解!!」

電「はいっ!!」


ヴェールヌイ『フェニックス大隊各員に伝達、大隊長命令である!!』

『フェニックス大隊 大隊指揮官より 全空中艦隊へ 目標 日本本土 学園都市上空!! 』

ヴェールヌイ『第二次ゼーレヴェー作戦、状況を開始せよ………』

ヴェールヌイ『さあ、諸君……』




『地獄を造りに征くぞ………』




天龍「チッ……学園都市でやり合おうってか!」

電「響ちゃん…絶対に勝とう!」

暁「負けてられないわ!」

雷「大丈夫、私が居るじゃない!!」

響「…」コクッ…

今の私と相見えるは、大隊を引き連れし不死鳥だ……


響「さあ……成そうか…私達の役目を、全力で」







246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 03:31:19.09 ID:LyCEHBSW0

最後に次回予告をちょっと…

ーーー次回予告ーーー

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=cBHkF-zYeCw

現代の響と相見える為に、大隊を引き連れて出陣するヴェールヌイ。

ヴェールヌイが、戦いの末に見えたものとは…?

遂に始まるヴェールヌイとの最終決戦。

突如発動したグランマアポカリプスを防ぐ為に、最後の任務に挑むとある海軍。

海を裂くアルバコア。紅き大地を疾走する第六駆逐隊。

次回『戦火の焔盛んにして不死鳥未だ死せず』

飛行場姫「次回も、またルックして下さーい!…じゃん、けん、ぽん!うぷぷぷぷぷっ!」グー



248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 17:10:11.56 ID:LyCEHBSW0

ーーー7時0分 学園都市ーーー

2014年、学園都市は不死鳥の焔に包まれた。
人々は逃げ惑い、艦隊達は人々の遺産を破壊する。
たった一千人とは思えないスピードで侵攻されて行く学園都市に、最後の希望が舞い降りた…

天龍「クソッ!もう始まってやがんのかよ!」

響「…この際は仕方あるまい、せめて死傷者を出すな!!」

電「了解なのです!」

武蔵「フフ…只のおまけでは無い事を思い知らせてやる!」

イク「イクも行くの!!」

ハチ「皆の大事な街を壊される訳にはいかない!」

暁「レディーとして頑張るんだから!」

雷「いよいよ大詰めね!用意は良い?」

島風「いつでもオッケーだよ!」


提督「…さあ……出陣だ!!」



アルバコア「…少佐、あの人達が来たみたいだよ」

ヴェールヌイ「…やはり演説で煽った後にここを侵攻した方が誘き寄せ易かったか…直ちにターゲットを奴らに変更しろ!」

アルバコア「でも……それだとみんなが死んじゃう!」

ヴェールヌイ「なに、変更すると言っても、私を現代の私と戦う様に手配すれば良いだけさ……」

アルバコア「…分かった、みんな!何としてでも少佐のそっくりさんを少佐に戦わせる様に色々やってみて!」

『了解!少佐と響を合理的に交戦させる様にしてみます!』

アルバコア「ありがとう……じゃあ、わたしも行ってくる」

ヴェールヌイ「ああ、私も戦いの準備を進めるよ」

エラー娘「あの子だけじゃ心配なんでー、私も付いて行きまーす!」

ヴェールヌイ「………さあ来い!現代の私よ!!その矛で我々を突き崩して見せろ!」

249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 18:06:47.80 ID:LyCEHBSW0

響「…相手は一千人だ、落ち着いて対応しよう!」

天龍「おう!コイツらをぶっ倒さなきゃな!」

電「いや…千人もの群衆を相手にするなんて結構キツいと思うんだけど……」

アルバコア「いいや!それはちがうよ!!」

天龍「!テメェは……!」

アルバコア「そ、アルバコアだよ」

龍田「どういう事なのかな~?」

アルバコア「…どういう事かって?…それは私と戦ってくれたら教えるよっ!!」

アルバコアはミサイルを大量に射出する。

天龍「な、なんだよアレ!?」

アルバコア「空中特化型の魚雷、すなわちミサイルだよ!」

響「…ちぃっ!」

響は地面から岩盤を引きずり出し、そのままミサイルに向けて投擲する。

アルバコア「わぁっ!?」

天龍「…相変わらず化け物じみたパワーだな…」

響「…ロシアのウサギの兄弟のお陰さ」

アルバコア「たた……ミサイルはダメか……」

電「ていうかあまり効果が無いと思うんだけど…」

アルバコア「………はぁっ!!」

アルバコアはもの凄いスピードで響に接近し、アッパーを叩き込もうとするが一瞬の紙一重で躱されてしまう。

響「…甘いよ」

アルバコア「くっ……!」

電「おお……!」

エラー娘「んー…凄いですねー!少佐が戦ったらきっと満足すると思うのですよ!」

電「………で、出たぁぁぁ!?」

エラー娘「私は幽霊じゃありませんので、ご安心を」

250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 19:48:28.33 ID:LyCEHBSW0

電「…じゃあ、誰なの?」

エラー娘「アタシはエラー娘と呼ばれているわ、どっかの国ではシュレディンガーと呼ばれて恐れられていたけどね」

響「シュレディンガー……君はどこにでも居て、どこにも居ない……そんな奴だな?」

エラー娘「そんなとこよ、私自体この世の者じゃないし」

天龍「はぁ?幽霊じゃなくてこの世の者でも無い?言ってる事が矛盾してるぞ?」

エラー娘「あくまでも可能性よ、幽霊であるかもしれないし、そうでは無いのかもしれない」

天龍「…良く分かんねぇけど、取り敢えずお前は倒す事が出来ない事か?」

エラー娘「そうよ、今のアタシを殺してもアタシが死んだと思わなければ死んだ事にはならないわ」

響「生きるも死ぬも、自分次第と言う事かい?」

エラー娘「そう…今は貴方とアルバコアの戦いを見物させてもらうわ、私自体に戦闘力は無いから安心して」

アルバコア「そう言う事、少佐のもくてきを聞きたかったら私を倒してよ!」

雷「響!大丈夫!?」

響「大丈夫、今コイツを倒そうと思っている所だよ」

雷「私も手伝うわ!」

響「大丈夫、雷は生存者達を救出して!」

雷「でも……響はどうするのよ!?」

響「私はコイツを倒して、私に似た奴の目的を聞き出すだけさ」

雷「…」

天龍「大丈夫だよ、こっちにはオレが居る。ガキを二人守る位どうって事ねえよ!」

響「いざと言う時には私が居るしね」

電「わ、私は大丈夫だから!雷ちゃんは生存者を救出して!」

雷「…分かったわ、すぐに戻ってくるから!」タッタッタ…


アルバコア「…仲良しって、いいね」

響「…?」

アルバコア「私にはそんな人がいなかったもん…」

251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 20:16:46.73 ID:LyCEHBSW0

アルバコア「生まれた時から、せんそうの為に色々訓練をつまされて、その結果を戦いで出せば殺し屋と呼ばれる…そんな毎日ばっかだった」

アルバコア「…少佐に拾われてからそんな毎日は変わって来たかな、私を私として見てくれるし、怪我した時はすぐに直してくれたもん!」

天龍「…オレに情を移そうってか?そうは行かね…」

響「待て、話を聞いてからでも遅くはないと思う」

天龍「…どうしてだよ」

響「……アルバコアの話は、嘘には聞こえない」

アルバコア「私にも貴方達にじょうを移そうって思ってない、ただちょっと口が滑っちゃっただけだから」

電「…本当に口調が変わらないね、感情が…無かったりする?」

アルバコア「……わかんない、でもこれだけは言えるかな」

天龍「あぁ?」


アルバコア「殺し屋は汗をかかないもん」

響「汗をかかない…?」

アルバコア「うん、どうしてかはわかんないけどそれだけは覚えてた」

電「汗をかかないってことは……慌てもしないって事?」

アルバコア「うん、どんな殺し屋でもいつも冷静にあるべきだって誰かが言ってた」

天龍「…」

アルバコア「だから、よほどの事が無いかぎりは驚かないかな」

天龍(……海上で襲撃した時、暁達が撃った魚雷に驚いていたのは演技だったって事か……)

アルバコア「…長くなっちゃったね、そろそろ初めよっか」

響「…ああ」

252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 21:26:56.28 ID:LyCEHBSW0

アルバコア「それっ」ヒュッ

アルバコアはミサイルを再び掃射する。

天龍「オラッ!」ギャギャギャギャギャ

しかし天龍は刀でミサイルを両断しながらアルバコアに接近する。

アルバコア「…」

天龍「どうだ?オレだってこれぐらい出来るぞ?」

アルバコア「…やっぱりすごいね」

天龍「感心してる暇があったら、後ろを見てみな!」

アルバコア「?」

アルバコアが後ろを向くと、響がアルバコアを殴りに掛かっていた。

アルバコア「えいっ」ガシッ

響「…!」

アルバコアは響の拳を受け止め、そのまま離す。

響「…本当に落ち着いているね」

アルバコア「殺し屋だもの、汗はかかなくてとうぜんだよ」ビュッ!

響「っ!」

アルバコアは響に高速で接近し、ラリアットを叩き込みに掛かる。

響「ちっ!」カチッ

響は手榴弾をを設置してその場から離れる。
アルバコアはそのまま軌道を変えて響に向かう。

響「くっ…」

電「そうはいかないのです!」

電は移動するアルバコアの眼前に碇を突き出す。
刹那、アルバコアは碇に直撃してしまう。

アルバコア「…痛い」ジンジン

253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 22:36:31.86 ID:LyCEHBSW0

響「隙有りっ!」

響がアルバコアに向かって魚雷を発射する。

アルバコア「っ!」

電「えっ?」

アルバコアは咄嗟に電の碇を魚雷に投げる。
碇に当たった魚雷は爆発する。

アルバコア「…」

電「ああ……また新しいの買わなきゃ…」

刹那、魚雷で直接攻撃する為に爆煙から飛び出す響。
アルバコアはその魚雷を上に搗ち上げる。

響「っ……そらっ!」タァン!!

アルバコア「わあ、危ないよ」

響はアルバコアに向けて拳銃の引き金を放つが、アルバコアに躱されてしまう。

アルバコア「…ていっ」

響「ぐっ!」

アルバコアは響に向かって拳を突き出す。
寸での所で響は攻撃を防ぐが、やる気の無さそうな声に反して衝撃が体に響く。

アルバコア「まだまだいきゅよ」ガジッ

響「……」

電「…噛んだ?」

アルバコア「おほん……まだまだ行くよ」ガスッ!

響「ぐあっ!?」

響はアルバコアのアッパーをモロに喰らってしまう。

電「ひ、響ちゃーーん!!」

響「っく!!」

響は反撃に出るが、アルバコアに悉く躱されてしまう。


254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/14(木) 23:37:47.64 ID:LyCEHBSW0

響は暫くアルバコアと交戦するが、如何せん攻撃が与えられない。

天龍「…目が追い付けねぇ…」

電「」

アルバコア「…」ヒュッ

響(くそ……殆ど攻撃が当たってっていない…)スカッ

響(どうすればいいか……?奴に攻撃を与える方法は……?)スカッ

アルバコア「ねえ、落ち着いて考えてみたら?」ドォン!

響「?」

アルバコア「なんどもいうけど、これは殺し屋のじょうけんだから」

響(そうか……落ち着いて考えるか……)

アルバコア「じゃ、このじょうきょうの中どうするのかな?」

響(先ず、今の状況は私が繰り出す攻撃をアルバコアは躱し続けている。そして周りには燃え盛る建物……)

響(傍らには天龍さんと電、シュレディンガーが居る………こんな事考えていても仕方ないか)

響(……アルバコアの回避には何かしらの法則性がある筈、先ずはそれを確かめるか……)

アルバコア「また突っ込んで来たの?いいよ、かわすだけだもん」

響はアルバコアに向かって碇を振り回す、当然アルバコアは躱してしまう。

響(先ず私が碇を上に振り上げると、彼女は体を縦にして避ける)

アルバコア「ほいっ」シュッ

響(続いて、追撃として碇を振り回すと、彼女は跳躍して躱す)

アルバコア「さっ」ヒュッ

響(最後に、跳躍した彼女に向かって碇を振り上げると、彼女はその碇を踏みつけて……!)

アルバコア「?」

響「そうか、ここだね!!」ジャキッ!

響は砲を構え、出されている碇を踏みつけているアルバコアに向けて射撃する。

アルバコア「っ……」ドサッ

響(…今のは決まったか)

255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 00:29:56.15 ID:XJ7Mv6z70

アルバコア「…すごい、ちゃんと落ち着いて考えたんだね、えらいよ」ナデナデ

響「わひゃっ!…急にナデナデしてくるなんてどういう事だい?」

アルバコア「ん、何でかって言われても…ね?」

エラー娘「いや私に振らないでよ」

電「…??」

アルバコア「…少佐と戦ってくれたら、少佐もよろこぶと思う」

響「…?」

天龍「…どういう事だよ」

アルバコア「ねえ、お願いがあるの………少佐と戦ってくれないかな?」

天龍「少佐?」

響「……第二次大戦中の私か?」

エラー娘「今はヴェールヌイと名乗っているから、ヴェールヌイと呼んだら?」

響「ヴェールヌイ……そいつと戦えばいいんだね?」

アルバコア「うん、少佐はあなたと戦いたい一心でここを壊しちゃったの、ごめんね」

電「でも……戦うだけだったら、直接挑めばいいだけじゃ…?」

アルバコア「ううん、少佐はあなた達に大して軍として挑まなきゃダメだって言ってた」

天龍「…変なプライドを持ってんなー」

龍田「……へ?変な空模様見てて話聞いてなかった……何?」

電「龍田さん…」

アルバコア「…とにかく少佐と戦ってくれれば、ここにはもう手を出さないから」

響「…ヴェールヌイはどこに居る?」

アルバコア「んー…そうだね……近くの海の浜辺で待ってる」

響「…分かった、直ぐに向かうよ」

アルバコア「ところで紫色のかみのけの人、どうして空なんかみてたの?」

龍田「え?なんでって……なんか赤く染まり始めてたから~」

アルバコア「あかく?……どういうことなのかな?」

256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 02:02:58.22 ID:XJ7Mv6z70

ーーー学園都市近隣海岸ーーー

ヴェールヌイ「…まだか…」

響「すまないね、たった今来た所だよ」

ヴェールヌイ「おお……ようやく来てくれたか、…仲間の方は?」

響「……多分もう少ししたら来ると思うけど」

ヴェールヌイ「そうか……私はこの時をずっと待っていた、今すぐにでも貴様と戦いたいよ」

響「なら……決闘でもするかい?」

ヴェールヌイ「良いねぇ良いねぇ!私としては決闘は大賛成だ!」

響「そうかい……なら始めますか」

イク「ちょっと待つのね!」

雷「ちょっと待ちなさい!!」

ヴェールヌイ「黙れ」ドギューン!!

イク「ひゃわっ!?いきなり撃つなんてひどいのね!」

ヴェールヌイ「私は今から大事な戦いをする、邪魔をするつもりなら心臓を撃ち抜くぞ」

イク「今はそれどころじゃないのね!」

雷「周りを見なさい!」

響「…?」

ヴェールヌイ「なんだと…?」

そこには、今まで海だった場所がクッキーの生地と萎びた肉で包まれていた。

響「これは……!?」

ヴェールヌイ「…ほう」

雷「突然海がこんな風になっちゃったのよ!?」

イク「戦うんだったらこのまず状況を何とかするのね!」


258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 17:16:04.58 ID:XJ7Mv6z70

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=SJMUvIPClLk

クッキーの生地や肉で覆われた海の中から、おぞましい異形の者が立ち上がる。
その異形の者は人型の肉壁の様なものから所々触手が飛び出している姿をしている。

『グルルルル……』

ヴェールヌイ「…邪魔をするのはアイツと言う訳か」

響「…コイツは一体?」

雷「分からないわよ!」

電「響ちゃん、大丈夫?…って何これぇぇぇぇ!?」

龍田「あら~♪なんかすごい事になってるね♪」

天龍「…最近はなんでこんなすっげぇキモいデザインの奴ばっか居るんだよ……」

アルバコア「…おおきいね」

武蔵「…気色悪いな……!」

暁「かぁっ…気持ち悪い…やだアンタ……」

『グルルル………グォアアアアアアアアア!!!!』

異形の者が一声上げると、クッキー生地の海の一部を噴水の様に噴射して上空から生地の塊を火山弾の様に海岸に落とす。

武蔵「ぐっ……これは!?」

暁「ぺろ………これ、クッキーの生地よ!」

イク「へ?……あ、ほんとなのね。意外と美味しいのね」

アルバコア「そう?じゃあ私もなめてみようかな…?」

エラー娘「舐めるなっ!!そいつは人々を魅了するクッキーを永遠に生成し、世界を滅ぼそうとする意思集合体だ!!」

アルバコア「やっぱりなめるのはやめるよ」

暁「そんなヤバい物だったらどうして早く言ってくれないの!?」

イク「そうなの!」

エラー娘「いや話を聞こうとしないお前らが悪いんだろうが!?」

響「どうでもいいけど、口調が変わってるよね…」

エラー娘「ええ変わってるとも!!変わって当然!」

259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 18:20:54.22 ID:XJ7Mv6z70

エラー娘「なんてたって私はシュレディンガーと呼ばれていましたから!」

響「…まあいい、今は奴を倒そう」

ヴェールヌイ「ああ、まさか戦う前に共闘する事になろうとはな……」

天龍「中々燃える展開で良いじゃねえか!」

電「よーし!張り切って行くよっ!!」

提督『話は聞かせてもらった、突如出現した異形体を討伐するんだな?』

暁「司令官!そうよ!」

電「でもなんだか強そうなのです…」

提督『たった今他の艦隊全員をそちらに派遣した、今は持ちこたえてくれ!』

電「了解しました!みんな!司令官さんが他の艦隊を派遣したから、到着するまで持ちこたえて!出来たら私達だけで討伐するのですっ!」

武蔵「承知した、可能なら討伐するぞ!」

ヴェールヌイ「行くぞ、アルバコア」

アルバコア「はい!少佐!」

エラー娘「こっちはどうすればいい?」

ヴェールヌイ「奴を引きつけろ、その隙にダメージを与える」

エラー娘「囮ね?了解!」

『ウゥゥゥゥ…………ッ!!!』

異形の物は何かの物質で構成されたブレスを吐き出す。
ブレスが着弾し、異形の者に向かってくる響達を吹き飛ばす。

響「うわっ!!」

電「っ……響ちゃん!!」

ヴェールヌイ「…大丈夫なのか?」

響「…大丈夫さ、まだやれる」

ヴェールヌイ「そうか……それでこそ私と相見えるのに相応しい!!」

アルバコア「ていっ」

アルバコアは魚雷を異形の者に向けて発射する、魚雷は猛スピードで突き進んで異形の者に衝突する。

アルバコア「…あんまり傷ついていないみたい…」

電「てことは、動きが遅い分防御は固いって事かな?」

響「長期戦を覚悟した方が良さそうだね…」

260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 19:04:03.76 ID:XJ7Mv6z70

アルバコア「だったら……えい」

アルバコアはミサイルを射出する。

暁「うわぁ…アンタなんでも有りね」

ミサイルは異形の者に直撃するが、このミサイルの一撃で漸く擦り傷が出来る程度だった。

雷「えー……あれを叩き込んでもまだ擦り傷…?」

龍田「これは……ちょっとキツいかなー…」


ヴェールヌイ「…」ピッピッピッ prrrrr

ヴェールヌイは電話を取り出し、何者かと通話する。

ヴェールヌイ「………ああ、ヴェールヌイだ…突如出現した異形生物に痛手を負わす事が出来る兵器を持ってこい」

アルバコア「少佐?誰とはなしてるの?」

ヴェールヌイ「ああ、撃翌龍槍を頼むよ……なに?30分掛かる?いいやダメだ、5分で持ってこい」

響「?」

ヴェールヌイ「ついでに雷巡も持ってこい、注文が多くても気にするな!」

電「あのー…一体誰と話を…」

ヴェールヌイ「貴様の早さならそれ位余裕だろう?今すぐ持ってこい」ピッ

響「…誰と話をしていたんだい?」

ヴェールヌイ「貴様の妹だ、コイツに対抗する為の兵器と雷巡を持って来させる」

響「待った、どうして島風の電話番号を知っているんだい!」

ヴェールヌイ「簡単な事だ、貴様のポケットから少しばかり電話を借りさせてもらった」ポイッ

ヴェールヌイは響の電話を響に投げ渡す。

響「わっ……」パシッ

ヴェールヌイ「…自分の持ち物はこまめに確認を」

響「アッハイ」

ヴェールヌイ「何故棒読みなのか?」

電「そんな事気にしないであげた方が……てぇい!」

電は魚雷を発射する、他の艦達も続け様に魚雷を掃射する。

『ヴヴ………』

異形の者は多数の魚雷が自らに被弾しても物ともせず、じわじわと陸上に向かって行く。

261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 20:01:44.08 ID:XJ7Mv6z70

アルバコア「むむ、こっちに向かってくるよ」

電「どうしよう…」

ヴェールヌイ「怯まずに魚雷を発射しろ、反撃して来ない隙に体力を削れ」

イク「沢山の魚雷を撃つならイクに任せるのね!」

ハチ「すいません…!遅れました!」

響「はっちゃん!」

ハチ「こちらも沢山の魚雷を発射しますっ!撃てーっ!」

イク「行くのね!」

イクが普通に魚雷を大量に発射する中、ハチは手元の本から魚雷を召還してそのまま発射していた。

ヴェールヌイ「…あの本は一体どのような仕組みなのか…?」

響「本人に聞いてみなよ」

アルバコア「あ、上ってくるよ」

異形の者は、陸上にて立ち上がる。
今まで肩から上しか見えなかったのが陸上に上がった為全体像を見る事が出来る、一言で言えば巨大と言うべき大きさを誇る。

天龍「で、でけぇ……」

暁「…今にも踏み潰されそうね……」

電「はわわ……本当に倒せるの?」

ヴェールヌイ「…倒せる倒せないじゃなくて…戦うんだ」

アルバコア「うん、それに私達が討伐しろって訳じゃないし」

雷「アイツに巨大な尻尾が生えてた事にはノーコメントなのね」

ヴェールヌイ「何、気にする事は無い」


262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 21:51:24.70 ID:XJ7Mv6z70


『グルルルルルルル…………』ズシーン!!

異形の者は腕を持ち上げて力を溜める様な音を出すと、そのまま倒れ込む。その衝撃で地面が大きく揺れる。

天龍「うおっ!?」

響「くっ……!」

アルバコア「ぐらぐらゆれるよー」

ヴェールヌイ「…恨みに駆られていた時の私の行動に酷似しているとはな…」

電「あ…!そう言えば同じだ!」

龍田「へえ……大きさに騙されちゃったけど、固い事以外には体した事無いのね♪」

アルバコア「じゃあ、こういう時は主砲でこうげきするね」

天龍「んー…遠くからぽちぽちやるのは気に食わないんだよなー…」

雷「わがまま言わないの!」

暁「そうよ!少なくとも増援が車での辛抱よ!」

各々が砲で異形の者を射撃している最中、ヴェールヌイが声を荒げて注意喚起する。

ヴェールヌイ「あまり離れすぎるな!狙撃されるぞ!?」

暁「わ、分かってる!」

武蔵「フッフッフ………地上に立たれて魚雷も撃てない様な状況では、私の様な戦艦が役に立つぞ?」

響「武蔵さん!」

武蔵「主砲、発射ぁ!!」ドォン!!

アルバコア「あ、それ私のミサイル…」

あろう事か武蔵が主砲から発射したミサイルは、高速で異形の者の頭部に直撃し、異形の者に大ダメージを与える。

天龍「うわぉ……良い音するじゃねえか…!」

響「結構ダメージ与えたね」

武蔵「私を誰だと思っている?」

269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 01:54:03.35 ID:PJ8l5/+H0

島風「ぜぇっ…ぜぇっ……おまっ…おまっ…お待たせ……持って来たよ……」

ヴェールヌイ「うむ、さすがに時間掛かると思っていたが、随分と早く持って来たな?」

島風「ぜぇっ…きたかみも…おおいも…連れて来たんだから…」

大井「へぇ……コイツですね?噂の異形生物って」

北上「まぁ、あたしと大井っちが組めば最強だよね?」

島風「ぜぇっ……ちょっと隠れてる…」

ヴェールヌイ「何を言っている、お前も戦え」

島風「…お願いだから休ませてよ……」

ヴェールヌイ「はぁ……ならば後で必ず戻ってこい……逃げるのは許さないからな?」

島風「にへ……私が逃げると思う……?」

ヴェールヌイ「…戻ってこいよ?」

島風「はーい」タッタッタ……

響「…」

アルバコア「…来るよ」

異形の者は唸り声を上げながら身を丸め、背中に二つ穴を開けて力を溜める。

武蔵「?背中に二つ穴をあけてどうするつもりだ?」

アルバコア「あ、多分最初にくりだして来た大噴火みたいなものを起こすんじゃないかな?」

暁「えぇ!?それって拙いじゃない!」

ヴェールヌイ「ならば……撃龍槍で奴の体に穴を開けてやろうでは無いか」

響「島風が持って来た物かい?」

ヴェールヌイ「ああ……エラー娘、やっちゃっていいぞ」

エラー娘「え?あ、了解!」

響「え?なんでシュレディンガーを指名したんだい?」

ヴェールヌイ「まあ見てろ……」

エラー娘は島風が運んで来た撃龍槍発射ボタンに駆け寄る。

270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 02:07:13.13 ID:PJ8l5/+H0
>>267
北上「ありがとね☆」

大井「北上さん、どうしたんですか?」


エラー娘「はーい!じゃあそいつを引きつけて…」

ヴェールヌイ「その必要はあるまい」

エラー娘「えっ!?なんで!?」

ヴェールヌイ「…自分の性質を忘れたのか?」

エラー娘「え…?でも、操る物に適用されるかどうか……」

ヴェールヌイ「物は試し、やってみろ…当たると思ってな」

エラー娘「…了解しました……撃てーっ!!」

エラー娘は異形の者に撃龍槍が突き刺さると思い込んで、撃龍槍の発射ボタンを押す。
するとどうだろう、異形の者のすぐ近くに撃龍槍が現れて異形の者を貫いたでは無いか。

エラー娘「や……やった!出来た!」

雷「え、えぇ!?今のどうやったの!?」

ヴェールヌイ「簡単な事さ、アイツは自分の体が滅茶苦茶にされた時にアイツが死んだと思わなければ当然死なない…」

天龍「は?」

ヴェールヌイ「つまりだ、奴が当たったと思えばどんなこうげきでも当たる可能性が高い訳だ」

イク「何それ怖い」

アルバコア「へー…じゃあシュレディンガーも一緒にぜんせんに出れるんだね!」

ヴェールヌイ「……奴の能力が別の物質にも適用されればと思って指名したのは間違いではなかったか…」

電「…もしかして、死んでしまった仲間も生き返らせる事も出来ますか?」

ヴェールヌイ「ああ、たった今それが証明された」

電「じゃあ、貴方の殺された家族を生き返らせる事も出来るんじゃあ……」

ヴェールヌイ「……私は、もう過去に捕われるのは辞めた。今を生きるしか無いと思っているからね」

電「本当に……大丈夫なんですか?」

ヴェールヌイ「ああ、心配は無用だ……好敵手も出来そうだしな……」

電「……」

271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 02:28:06.18 ID:PJ8l5/+H0


天龍「……コイツ、なんだかんだでオレ達が話をしている時には待ってくれてるよな」

『……』

アルバコア「あ、話は終わった?って顔してる」

暁「随分と律儀ね……」

島風「じゃじゃーん!遅れてごめんねっ!」

天龍「早っ!?もう疲れは取れたのかよ!?」

島風「うんっ!私も行けるよっ!」

響「島風……」

武蔵「…さあ、改めて行くぞ!!」

「待たせたな!」

雷「その声は…?」

長門「待たせたな、増援の時間だ」

陸奥「皆……お待たせ!」

大和「謎の異形生物が居ると聞いてはぜ参じました!」

金剛「私も居マース!!」

電「皆……!」

ヴェールヌイ「ほう……良い仲間だな」

アルバコア「そうだね」

『………』ドウゾ

イク「あ、体から作ったクッキーを渡そうとしてるのね」

響「辞めさせて!悪気は無いんだろうけど辞めさせて!」

長門「おお、有り難い」

響「そして躊躇無く受け取るなっ!」

暁「それを食べると心も体もクッキーにされちゃうのよっ!!」

長門「でも一口位食べても問題がある訳では無いぞ?」モグモグ

大和「…美味しいですねー」

龍田「なにかな~?この状況……」

272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 02:45:11.89 ID:PJ8l5/+H0

ヴェールヌイ「…どういう事だ…?」

エラー娘「あ、私があの異形の本質を根底から改変しちゃいました」

ヴェールヌイ「は?」

エラー娘「もともとクッキーを焼くおばちゃんだったみたいで、只単に自分の焼いたクッキーを食べて欲しかったみたいです」

ヴェールヌイ「…ほう」

エラー娘「何を間違えたのか意思集合体として世界を改変しようとするのを、自分が作ったクッキーを食べて欲しいと言う目的に改変しちゃいました!」

ヴェールヌイ「…お前……早速能力を使ったのか……」

エラー娘「なんだか強そうだし、倒せそうにも無いし、どうせなら平和に済ませちゃおうと」

ヴェールヌイ「…そうか」

エラー娘「あれ?少佐、どこに行くんですか?」

ヴェールヌイ「私も、ちょっとクッキーを食べてくるよ」

エラー娘「あー!ズルいですよー!私にも下さーい!!」

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=V1wA3Z7xrq0

暁「…」

島風「取り敢えず、一口だけでも良いから食べてみよ?」

電「…本当に大丈夫なのですか?」

『……』ダイジョウブ

電「じゃあ……」サクッ

暁「ど、どう?」

電「…美味しい!」

イク「ホントなのね!?イクも食べてみるのね!」サクッ

ハチ「私も食べてみます」サクッ

アルバコア「私も食べてみよ」サクッ

273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 02:55:56.94 ID:PJ8l5/+H0

武蔵「では、私も……」サクッ

響「……なんだろう、すごく食べてみたい気がする……」

金剛「やっぱりクッキーとあわせたティータイムは最高ネー!響も一度くらい食べてみなヨー!」

北上「ん、響も食べなよ」モグモグ

大井「そうですよ、北上さんのお願い断っちゃダメですよ?」モグモグ

天龍「お、意外と行けるな」サクッ

龍田「美味しいね~♪」モグモグ

ヴェールヌイ「うん……あ!エラー娘!私のクッキーを自分の口の中に転送したな!?」モグモ……

エラー娘「だって!美味しそうだったんですもの!」……グモグ

ヴェールヌイ「そう言う事では無くてだな!その……私の唾液が……////」カァァ

エラー娘「大丈夫です!無かった事にしますから!」

ヴェールヌイ「…末恐ろしいな」

雷「ふむふむ……美味しいわね!響も食べてみなさいって!」サクッ

響「う、うん……」

響(ど、どうしてこうなった……?)

響「それでは……」サクッ

電「……」ドキドキ

雷「……」ドキドキ

暁「……」ドキドキ

島風「……」ドキドキ

響「……美味しい」

雷「でしょ!?」パァッ

『……』ヨカッタ

274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 03:47:23.45 ID:PJ8l5/+H0

『!』パァァァ

雷「あ!姿が消えてくわ!」

電「ホントだ……!」

ヴェールヌイ「意思集合体が目的を果たしたからな、消えてしまうのか…」

響「…?」

『……』

島風「ねえ……消えちゃうの?」

『……』コクコク

島風「そんなぁ……」

『…アタシャネ……ジブンノツクッタクッキーヲオイシソウニタベテクレルコドモタチガミタカッタ…』

島風「…ふぇ?」

『アンタタチハアタシノツクッタクッキーヲオイシソウニタベテクレタ……ソレデマンゾクダヨ…』

エラー娘「おばちゃん……」

『サテ、オイボレハトットトサルコトニシヨウカネ……ゲンキデネ……』

エラー娘「おばちゃーーーん!!!」

異形の者は目的を果たし、消え去ってしまう。
同時にクッキーや萎びた肉で覆われていた海が普通の海に戻り、赤く染まっていた空も元に戻る。

島風「おばちゃん……」

雷「…また会えると良いな……」

武蔵「ああ……」

響(本当に何なんだこの状況は………)

275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 04:05:22.90 ID:PJ8l5/+H0

天龍「……」

龍田「…」

ヴェールヌイ「…さて、壮大な休憩も終わった事だし……」

響「…?」

電「へ?」

ヴェールヌイ「決闘を、始めようか」

電「決闘!?」

響「あ、忘れてた」

アルバコア「そうだった、私達の目的は少佐を響に戦わせるんだった」

雷「…響と戦いたいの?」

ヴェールヌイ「…ああ戦いたいさ、多少邪魔が入ってしまったがね……」

響「…分かった、受けて立とう」

天龍「!?」

ヴェールヌイ「フッ……そうこなくてはな……」

電「一体どうなっちゃうんだろう……」

ーーー次回予告ーーー

グランマアポカリプスを阻止し、どうにかこうにか決闘する事となったヴェールヌイ。

その決闘を見守る電達。

そして、それを監視するとある深海棲艦……

果たして、渦巻く欲望の中心には何が在るのだろうか?

最終話『不響和音を宣う魔女』




277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 19:21:57.60 ID:PJ8l5/+H0

天龍「待てよ、決闘つってもルールとかは決めてねーのかよ?」

ヴェールヌイ「決めてない」キリッ

島風「そんなに誇って言う事でもないと思うけど……」

龍田「ん~…じゃあ無難に一対一で戦おうよ~?」

響「そうだね、何か思いつかない時には無難な物で良いよね」

ヴェールヌイ「では始めるとしようか……」ポイッ

ヴェールヌイは懐中電灯の様な物を投げ渡す。

響「?なんだいこれは?」パシッ

ヴェールヌイ「そのボタンを押してみろ」

響が言われた通りに懐中電灯の様な物のボタンを押すと、懐中電灯の様な物からビーム状の刃が出る。

響「こ、これは!?」

ヴェールヌイ「ライトセイバーさ…ちゃっちい鈍器なんかよりこっちの方が決闘に向いているだろう」

響「う……この碇はね?ボーキサイトを採掘するピッケル代わりにもなるんだよ!?」

電「前にそんな事あったよね」

ヴェールヌイ「そんな事はどうでも良い、このライトセイバーを受け取れ」

響「…まあ、受け取ったし…有り難く貰います?」

ヴェールヌイ「そうだ……それで良い……戦いの基本は剣だ」ヴン

ヴェールヌイもビーム状の刃を展開する。

電「……」ゴクリ

島風「……」ゴクリ

龍田「あ……あの雲さん、天龍ちゃんにそっくりだな……」

アルバコア「少佐も、響もがんばれー」

暁「皆……緊張感と言う物は無いの?」

278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 20:15:04.65 ID:PJ8l5/+H0

響とヴェールヌイ、二羽の不死鳥は矛を構え、睨み合う。



響「いざ……」

ヴェールヌイ「勝負ッ!!!」

先手を取るは響、光の矛をヴェールヌイに当てに掛かるが軽く去なされてしまう。

ヴェールヌイ「どうした?それで終わりではないのだろう?」バッ!

響「くっ……」バッ!

電「頑張って!」

天龍「負けんなっ!」

響「分かっているさ……でやっ!!」バッ!

ヴェールヌイ「気迫は十分だ……だが、まだ成っていない!!」ガキンッ!

ヴェールヌイは響の攻撃を去なしながら、響を攻め立てる。

響(くっ……ヴェールヌイは剣の扱いが優れている……私は天龍さんに少し教えられたくらいだし……)

ヴェールヌイ「フフッ……どうした?遊んで欲しいのかい?」ガギッ!

響「…そんな挑発には乗らないよ……」ギギギギ……

ヴェールヌイ「乗らないだけでは強者とは言えないぞ…?」ギギギ……

金剛「……」

アルバコア「まだまだ始まったばっかりだからね」

暁「分かっちゃ居るけど……」


ヴェールヌイ「来ないのならば此方から行くぞ!バッ」

響(っ……こうなったら一瞬の隙を付くしかないか……)

ヴェールヌイ「…ほら、どうした?まだ始まってすら居ないぞ?」ガキッ!

響「……」

279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 21:19:38.89 ID:PJ8l5/+H0

ヴェールヌイはまだ余裕のある動きで響を翻弄する。

響(………もう少し…もう少し…)

ヴェールヌイ「フッ……貰った!!」

響(ここだっ!)

響はヴェールヌイの渾身の一撃を躱す。

ヴェールヌイ「しまっ……!?」

響「隙有りっ!!」ヴンッ!!

響はヴェールヌイの隙を付いて光の矛を一閃する。

響「…逃げてばっかじゃあ無いよ?」

ヴェールヌイ「そう来ると思った………それでこそ我がライバルだ!」

電「良いよっ!その調子だよっ!」

???「……」

その後の戦闘は、流れる様な展開が続いていた。(なんだか展開が思いつかなかった……ごめん)


ヴェールヌイ「良いぞ、流れに乗って来ている!!」

響「そいやっ!!」ゴスッ!!

ヴェールヌイ「うぐっ!?」

響はヴェールヌイに向かって頭突きをする、予測不能な出来事にヴェールヌイは対応できない。

ヴェールヌイ「痛たたた……」

響「…武器はライトセイバーだけじゃないさ、体の一部も武器になり得るよ」

ヴェールヌイ「っ……まだこっちだって終わっちゃい無いさっ!!」

ヴェールヌイは足払いを賭けるが、響に躱されてしまう。

響「遅いよ」

響はライトセイバーをヴェールヌイの眼前に突きつける。

ヴェールヌイ「っ…」

響「勝負有り……のようだね」

ヴェールヌイ「……次は負けないさ」

280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 21:58:46.21 ID:PJ8l5/+H0

雷「やったぁっ!!」

電「響ちゃんが……勝った……!」

暁「白熱した戦いだったわね……」

武蔵「8割方カットされていたがな……」

響「皆……」

ヴェールヌイ「…良い仲間を持っているな」

アルバコア「少佐、響と戦えてどんな感じだった?」

エラー娘「どんな感じでしたかっ?」

ヴェールヌイ「ああ……久しぶりに楽しく戦えたよ……」

エラー娘「それは良かったです!」

アルバコア「よかったね、少佐」ニコッ

響「…約束通り、学園都市には手を出さないでくれるかい?」

ヴェールヌイ「ああ……」

天龍「…さてっ!じゃあ大団円って事で帰るとすっか!!」

「そうは行かんざき!!」

天龍「…って訳にはいかないよな……やっぱり」

長門「…飛行場姫か、一体何の用だ?」

ヴェールヌイ「飛行場姫?」

陸奥「結構前に私達にアイアンボトムサウンドと言う海域への挑戦状を送りつけて来た奴よ」

飛行場姫「用ですか……そこの恥ずかしがり屋さんに用があります!」

電「へっ?私ですか?」

島風「お姉ちゃんをどうする気!?」

飛行場姫「どうもしませんのでご安心下さい!」

島風「……」

飛行場姫「さあ、私の元へとカミングして下さい…『電』!」

電は飛行場姫の元へと歩む。
突然、電の様子がおかしくなる。

電「あ……あレ?体ガ勝手ニ……」

281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 22:41:16.89 ID:PJ8l5/+H0

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=5ejhfwfLbvE

電「ナーノーデース!!!……飛行場姫サマ……ナンナリトゴメイレイヲ……」

暁「ッ!?アンタ電に何をしたのよっ!?」

飛行場姫『何もしてない、ただあの時のヲ級に挑む前の電のドリンクに細工をしただけさ…』

飛行場姫は玉の様な物体を取り出す、下部が針状になっており上部は何かの突起が生えている謎の物体だ。

飛行場姫『電…見せてあげなさい、ユーの本当の強さを!!』

飛行場姫は取り出した物体を電の胸に突き立てる。


飛行場姫『さあ……サイコーのショーの始まりだ!!』

電に突き立てられた物体から何かのエネルギーが漏れ出して電を包み込む。
包む様にして溢れ出したエネルギーから異空間と共に出現したのは、魔女の格好をした電だった。
しかし下半身から先は電に突き立てられた物体と同じ物が有り、電の顔も仮面の様な冷たい笑みを浮かべていた。
周囲の空間も電の顔と同じ様な冷たい笑みを浮かべた何かが点在している。

電?「プラプラプラァァァァァァ!!!」

暁「電っ!!!」

雷「何よ……一体なんなのよ……!!」

飛行場姫『んっふっふっふ……『魔女』って知っているかい?普通の人間には視認できない厄災の様な存在さ』

響「…電を魔女にしたのかい……!?」

飛行場姫『そ、まだ不完全みたいだけど……私が彼女と一つになれば……』

ヴェールヌイ「させるか……エラー娘!!彼女の魔女化を無かった事にしろ!!」

エラー娘「はいっ!!」

飛行場姫『邪魔だよ』パチンッ…

飛行場姫は指パッチンをすると、エラー娘の姿が薄れる。

エラー娘「ッ!?…私の存在が……この空間から追い出される……!?」

ヴェールヌイ「エラー娘ッ!?」

エラー娘「少佐ッ!!逃げてっ………」

エラー娘の姿が完全に消えてしまう

飛行場姫『…コイツはちいとばかし厄介なんでね、ここからご退場願いますよ……』

282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/16(土) 23:23:24.15 ID:PJ8l5/+H0

武蔵「どういう事だ!!>>236の作者の回答ではヴェールヌイがラスボスだった筈…!」

天龍「こんな所まで来てまだメタ発言するか!?」

飛行場姫『ああ……アレね…そいつが第二次大戦中の響がヴェールヌイと名乗っていると言っただけであって…』


飛行場姫『そこの哀れな不死鳥さんの片割れがラスボスだとは一言も言ってないよ~?』

響「っ…!」

ヴェールヌイ「……貴様ぁ……!」

アルバコア「少佐をひどく言うのは私がゆるさない!!」

飛行場姫「はいはーい!か弱いキッズはお外で待ってましょうね~!」

飛行場姫は異空間からヴェールヌイとアルバコアを退出させる。


飛行場姫『フフ……改めてコイツの下半身を代理している物質……『グリーフシード』の中に入りましょうかね~!』

飛行場姫は、魔女化した電の下半身を代理しているグリーフシードと言う物質に入り込む。

飛行場姫『これで魔女化したこの子の力は私の物!…まだ不完全だけど、新しい世界に作り替えるのには申し分無いからね…』

暁「…そんな事の為に電を魔女にしたのね!!最ッ底!!!」

北上「コイツは臭ェーッ!!ゲロ以下の匂いがプンプンするぜェーッ!!」

飛行場姫『さあ……始めようか…私がすべてを手に入れ、新世界を作る為の戦いを!!』

島風「…許さない、貴方だけは絶対に許さないっ!!」ドォンッ!!

島風は怒りに任せて飛行場姫に向かって魚雷を発射するが、グリーフシードに傷を付けた形跡は見られない。

天龍「チッ……テメェだけは絶対倒す!!」

龍田「その首、?いじゃっても知らないよぉ~?」

同じく天龍と龍田が魔女化した電の下半身を切り刻むが、それも下半身に傷はつかない。

長門「ならば……戦艦四隻の主砲には堪えられるかな!?」

武蔵「……撃てぇっ!!!」ドォン!

陸奥「発射ぁ!!」ドォン!!

大和「私の一撃は、ちょっと重いですよ?」ドォン!!

金剛「oh!金剛を忘れてもらっては困りマース!!」ドォン!!

五隻の戦艦が主砲を飛行場姫目がけて一斉発射する、それでも傷は一つもついていない。

飛行場姫『ぶっひゃっひゃっ!!今の私は無敵なんだよ!?何をしたって無駄~!』

暁「くっ……電の顔でそんなウザい言葉吐くなっ!!」

飛行場姫『もうすぐ全てが終わる…世界どころかたった一人の家族すら救う事も出来ない無力な自分を噛み締めながら、ここで消えるが良い!!!』

島風「くそぉっ!!どうにか出来ないのっ…!?」


287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 00:42:45.80 ID:1VBJidce0

ーーー結界外ーーー

アルバコア「このままじゃ…!何とかして響達を助けないと!」

ヴェールヌイ「…でもどうするんだ?あの空間に侵入する手段など無い……もう、諦めるしか無いのか…」

アルバコア「なに言ってるの!あの時言ってたでしょ!?もう絶対に大事な物は諦めないって……それともあれは嘘だったの!?」

ヴェールヌイ「…嘘なんかじゃない、でも助ける手段が無い以上は……」

アルバコア「…ううん!大丈夫だよ!」

「そうなんだよ!」

ヴェールヌイ「誰だ…?」

インデックス「私はインデックスなんだよ、ここに閉じ込められている島風って子の友達!」

上条「ああ!インデックスの友達が閉じ込められているってんなら助けねぇ訳にはいかねぇだろ!?」

麦野「ふっふん、この結界に私の友達操りやがったクソ野郎が居るのかにゃーん?」

御坂「麦野さんの友達なら、私も助けるわ!」

食峰「役に立てるかどうか分からないけどぉ……来ちゃったんだゾ☆」

ヴェールヌイ「…君たちは?」

麦野「麦野沈利よ、能力名は原子崩し」

御坂「あたしは御坂美琴よ!」

食峰「私ぃ、食蜂操祈って言うのぉ、宜しくよぉ」

ヴェールヌイ「皆…先に私を殺さなくていいのか?私はここを破壊しようと…」

上条「んなもん関係ねーよ、そりゃお前のした事は許せねーけど…だからと言ってお前が報われない理由にはならないだろうが!」

ヴェールヌイ「…お前達…」

上条「インデックス、結果ってとこの扉は開けるか?」

インデックス「うん、魔術のルーンと酷似しているから開ける事は出来ると思う!」

アルバコア「少佐、諦めなければ絶対にむくわれるんだよ!!」

ヴェールヌイ「……ああ、私らしくなかったな……すまない」


289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 01:05:48.26 ID:1VBJidce0

ーーー結界内ーーー

雷「どうしようってのよ…!もう電を助ける事は出来ないの!?」

暁「皆…諦めちゃダメよ!!必ず方法はある筈!!」

飛行場姫『あっはっは!良いねぇ良いねぇ!そんな小粋な奴の心を砕くのが私は大好きなのよ!』

響「この性悪が……!!」

飛行場姫『んじゃ、時間も押し迫ってる事だし?そこの可愛いレディーちゃんのお顔をぐちゃぐちゃに噛み砕いちゃいましょうかねー!』

飛行場姫は、音速で魔女化した電の頭部を暁の眼前に接近させる。
そしてそのまま鋭い牙をぎらつかせながら電の口を開き、そのまま暁を食い殺そうとする。
暁は逃げようにも魔女化した電の手で覆う様に拘束され、逃げ場を失ってしまっている。

暁「あ…いや……」

島風(救出が…間に合わないッ!?)



飛行場姫『暁ちゃん……オ・ルヴォワ~ル☆』





刹那、どこからか水流が発生し、大口を開いた魔女の口の注ぎ込まれる。

飛行場姫「がぼぼががぼごがっ!?……一体なんなんだ?」

メアリエ「一体何なんだと言われたら!」

マリーベート「答えてあげるが世の情け!!」

ジェーン「世界の破壊を防ぐ為!」

ステイル「僕達の世界を守る為!」

麦野「愛と正義が悪を貫く!!」

御坂「ラブリーチャーミーなトラウマブレイカー!!」

食峰「それが私達!!」

ヴェールヌイ「…フッ」

アルバコア「やっほー、大勢の軍をひきいてがいせんしてきたよー!」

上条「え、えーと?そ…その幻想をぶち殺して!」

インデックス「初日の出、白い未来が待ってるぜ!」

麦野「な~んてにゃ!」


飛行場姫「……は?」

290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 01:17:31.34 ID:1VBJidce0



暁「あ……」ガクッ

雷「大丈夫!?」

暁「こ……腰が抜けただけだから…」

島風「い……インデックス!!」パァァ

インデックス「みんな!私が来たからにはもう大丈夫なんだよ!」

ステイル「インデックスから君たちを助けて欲しいと言うお願いがあったからね、仕方なく付いて来たのさ」

メアリエ「皆さん!久しぶりです!」

響「!…貴方達は、あの時の!?」

マリーベート「はい!昨日の敵は今日の友!私達もお手伝いします!」

飛行場姫『ぷっ……だれが掛かって来ても無駄だよ、私は無敵なのよ?』

インデックス「それはどうかな……とうま!!」

上条「おう!任せろ!!」

上条は魔女化した電に向かって殴り掛かる。

飛行場姫『はっ!たかが素手如きで何が出来る!』

上条「なあ……俺の最弱は、ちょっとばかし響くぜ!?」

飛行場姫「はあ?」

上条「良いぜ、お前が電を使って世界ぶち壊そうってんなら……!!」



上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺すッ!!!」

飛行場姫「ぐはっ!?」

上条は魔女化した電を右手でぶん殴る。

飛行場姫「……バカな!?無敵のパワーが消えて行く……!?」

インデックス「みんな!これで大丈夫だよ!!」

島風「インデックス…!」

雷「ええ!皆、行くわよ!!」

響「ああ……飛行場姫!今すぐ電を解放するか、63文払うかどっちかにしろ!」

飛行場姫『クソッ……君たちをここで滅ぼす!!』

291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 01:37:21.74 ID:1VBJidce0

飛行場姫『無敵のパワーなんざ無くとも!!こっちには手下召還がある!!』

上条「…インデックス、あの魔女の名前とかは?」

インデックス「…出たよ!表示するね!」

名前:不響和音を宣う魔女 プリズム・ディスメーン
その性質は不完全。
魔女化薬を飲ませた電にグリーフシードを差し込んで生み出しただけの存在。
舞台装置の魔女に匹敵しうる力を持つが、性質が示す通り如何せん不安定。
彼女を制御する者を倒せば電は解放されるだろう。

インデックス「皆!いなづまじゃなくて下の方の奴を狙うんだよ!!」

雷「了解!!」

響「あの性悪を微塵も残さず駆逐してやる!!」

飛行場姫『出来るもんならやってごらんよ?…手下召還!!』

ディスメーン「…メルメルメルメルメル、レルレルレルレルレル、タルタルタルタル…」

麦野「…なに騒いでんだよ」

『メルメルメルメルメル…』

『レルレルレルレルレル…』

『タルタルタルタルタル…』

御坂「麦野さん!!アイツが唱えた呪文?と同じ事言ってる奴が増えてる!!」

麦野「はぁっ!?」

すると、麦野と御坂と食峰を模した手下が三体召還される。
麦野を模した手下は魔女と同じ様な笑みを浮かべており、御坂を模している方は起こっている様な表情をしており。
食峰を模した方は魔女と同じ表情だ。

天龍「な、何じゃこりゃぁぁぁ!?」

飛行場姫『これがコイツの真骨頂!相手の性質を完全にコピーして手下にする力さ!』

インデックス「…この手下にも名前があるんだよ!」

不響和音を宣う魔女の手下、獅子奮迅を謳歌するレンド。
その役割は護衛。
魔女化した電の記憶と実物を照らし合わされて生み出された手下。
艦娘以外のタイプは全体的に上記の様な名前で区別される。

麦野「へぇ……電のみならず、アタシまでパクりやがるとは……相当ブチコロされたいようね?」

御坂「手下はあたし達に任せて!」

響「任せた!」
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 02:03:34.75 ID:1VBJidce0

ディスメーン『プラプラプラプラァァァ!!!!』

ディスメーンは体を回転させながら飛翔し、そのまま下半身をドリルに見立てて着地する。

雷「うわっ!あんなの食らったら即死じゃない…!」

響「ていやっ!!」

響はヴェールヌイから貰ったライトセイバーでディスメーンの下半身を切り裂く。

飛行場姫『チッ…!』

響「おー!良く切れる良く切れる!」

ヴェールヌイ「だろう?私の言った通りだな」

ディスメーン『ナーノーデース!!』ガリッ!!

ディスメーンは鋭い爪で結界の地面を抉り取る。

長門「うわっ!?」

陸奥「きゃー!」

武蔵「長門っ!!」

大和「あわわ……どうしましょう…!」

アルバコア「…えーい」

アルバコアはミサイルをディスメーンに向けて発射する。

ディスメーン『プ、プラッ!?』

ディスメーンはどうにかミサイルを回避する。

アルバコア「…よし、みんな攻撃して!」

飛行場姫「はぁ!?」

響「…よしっ!!一斉攻撃だっ!!」

ディスメーン『プッ……プラァァァァァ!!!!!』

ディスメーンは頭上にワープ口を形成すると、そこに入り込む。

響「クソッ…逃げるなっ!!」

293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 02:22:00.79 ID:1VBJidce0

ディスメーン『プラァッ!!』

しかし、間を響達の敷く様にワープ口が開かれ、ディスメーンはそこから飛び出す。

麦野「!危ない!!伏せてっ!!」

島風「きゃっ!?」

間一髪突進に巻き込まれずに済んだ島風達、ディスメーンは再び響達の近くに出現する。

飛行場姫『……ホントに助ける気あんの?』

響「何…?」

飛行場姫『大切にしてる割には助けるのに時間掛かってるようだけど、それはどうなのかな?』

暁「そ、それは……!」

ヴェールヌイ「惑わされるな!!」

飛行場姫『あっはっは、電ちゃんも助けを呼んでるよ?ほらほら~!』

一時的に体の主導権を渡された電はは目に涙を溜め、響達に助けを求める。

電「み、みんな……助け……!」

飛行場姫『はいはいここまでね!余り土気を上げんのも可笑しいし?そもそも主導権返したらこっちが大人しく引き下がる事になるじゃん!』

飛行場姫『こっちとしてもそれだけは嫌なんだよn』

そう言おうとした所で飛行場姫の眼前にライトセイバーが現れる。

飛行場姫「…ね?」

響「……」

響の顔は飛行場姫に対する殺意に満ちていた。

飛行場姫『……どうしたのよさ?何か言いたい事でもあんの?』



響「……テメェだけは……ぜってェぶっ殺す……!!」

暁「アンタだけは絶対許さないから」

雷「…ああもうダメね、コイツはダルマにしないと」

島風「……さあ、貴方の罪を数えて」

飛行場姫『あっはは……良いよ、掛かって来いよ三下ァ!!!』

294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 02:47:13.37 ID:1VBJidce0

BGM:http://nicoviewer.net/sm12052325 (つべじゃ無くてゴメンね)

ディスメーン『プラプラプラプラ!!』

ディスメーンは結界を月面の様な場所に変動させる、しかし結界の痕跡は所々残っており遠くで見える惑星などはよく見るとリンゴだったりする。
所々に鎮守府の窓が有り、地球には勿論ディスメーンの顔……では無くディスメーンの魔女の口づけのマークが刻まれている。

インデックス「結界が変動した!?」

麦野「月の地表の様な場所ね……!」

響「……」

飛行場姫『さあさあ、この月面で哀れに痕跡残して行ったらどうかな!?』

天龍「それはこっちの台詞だ!」

島風「貴方なんかケチョンケチョンにしてやるんだから!!」

ディスメーン『…イカイカイカイカイカイカ、ウラウラウラウラウラウラ、ツキツキツキツキツキツキ、シマシマシマシマシマ……』

『イカイカイカイカイカ』

『ウラウラウラウラウラ』

『ツキツキツキツキツキ』

『シマシマシマシマシマ』

響「今度は私達に似た手下が現れたぞ!」

インデックス「さっきのとは区別されてる扱いだよ!」

不響和音を宣う魔女の手下、忘我混沌を興すアミリ
その役割は護衛。
魔女化した電の最も親しい人物(艦娘タイプ)をこう区別する。
それ以外はレンドと同じ。

島風「ど、どうしよう……!」

麦野「退いてろやオラァ!!」ボシュッ

哀れ手下達は麦野が能力で全て薙ぎ払ってしまう。

島風「ほぁぁ…!かっこいい!!」

麦野「ふふん、どよ!」

飛行場姫『……だったら、姑息な手何か使わずにねじ伏せてやるよ!!』


295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 09:02:54.35 ID:1VBJidce0

飛行場姫『さぁ……潰れろッ!!』

ディスメーン『プラプラプラァッ!!!』

ディスメーンは自分の正面に魔方陣を展開し、そこから極太の破壊光線を放つ。
麦野と御坂は響達の前に飛び出し、自信の能力で防ごうとするも失敗に終わってしまう。


麦野「ぐっ!?」

御坂「ぐっ……抑えきれないっ……きゃぁっ!!」

響「麦野さんっ!!」

島風「大丈夫っ!?」

ステイル「無理はするなよ?」

麦野「ちっ……悪ぃ、余り手伝えねぇ!」

暁「…いいえ、ありがとう」

雷「格好良かったわよ!」

ディスメーン『プラプラプラプラ…』

ディスメーンは自らの頭上に氷で出来た巨大な碇を出現させると、その巨大な碇で地面を殴りつけて空中から氷塊を落としまくる。

天龍「うおっ!地面がツルツルしてて避けづらいっ!」

飛行場姫『そのまま貫かれちゃいなよ!!』

ヴェールヌイ「私達を忘れていないか?行け!」

アルバコア「はい、少佐!…えいっ!ほいやっ!そいやっ!」

アルバコアは落ちてくる氷塊を全て魔女に打ち返す。

飛行場姫『うぐぅっ!?中々やるね…』

響「助太刀感謝するよ!」

響はディスメーンの下半身目がけて魚雷を発射する。

飛行場姫『っ……本当の魚雷と言う物を教えてやろうじゃないの!』

ディスメーン『ナーノーデース!!!』

ディスメーンは結界の横から魚雷を二つずつ発射する。

雷「ひゃあっ!ヤバいわね…!」

飛行場姫『まだまだフィニッシュじゃないよ!!』

今度は上下から二つ魚雷が同時に発射される。

暁「っ……まだよ!まだやれるわ!!」

飛行場姫『結構結構!そういう健気な奴をぶちのめすのが大好きなんだよ!!』

296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 09:51:10.44 ID:1VBJidce0

ディスメーン『プラプラッ!!』

ディスメーンは長刀と刀を召還し、長刀を右手で持ち、刀を左手で持つ。

天龍「お、おい!あれオレと龍田の武器じゃねぇか!」

龍田「電ちゃんの方には私達の記憶が残ってるようね……!」

ディスメーンは両手の武器で周囲に切り掛かる。

響「ってコイツ今まで気付かなかったけどかなりの大きさじゃないか!?」

雷「ちょ、攻撃範囲広過ぎっ…!」

飛行場姫『さあさあそのまま輪切りになっちゃいなよ!!』

マリーベート「させませんっ!!」

マリーベートは土の壁を作り、響達を匿う。

飛行場姫『チッ…邪魔なんだよクソ野郎がぁぁぁ!!!』

龍田「後ろががら空きよ~?」

天龍「殴ってくれって言ってんのか?オラオラ!!」

飛行場姫『チッ……そうとう愉快なスクラップになりてぇみてぇだな!!』

ディスメーン『プラァァ!!』

ディスメーンはブラックホールに酷似した物体を生成し、周囲に居る響達を吸い込んでしまう。

雷「えっ!?きゃぁぁぁぁ!!!」

暁「きゃぁぁぁっ!!!」

島風「うぁぁっ!」

響「っ!!」

麦野「あーれーっ!」

そして謎の空間に閉じ込められ、その空間で何かのダメージを受けてしまう。

雷「あう……」

響「がはっ……」

暁「ううっ…」

アルバコア「みんな!」

ヴェールヌイ「っ……響!!そこで諦めるな!!」

響「……?」

ヴェールヌイ「貴様の大切にしている物を諦めず、その性悪から削ぎ取れ!!」

297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 10:29:18.59 ID:1VBJidce0

響「ああ………分かっているさ」

暁「絶対に……電を取り返すのよっ!!」

雷「ええ!!」

島風「貴方にお姉ちゃんは…渡さないんだからっ!!」

飛行場姫『良いねぇ良いねぇ…最ッ高だねェ!!』

ディスメーン『プラァァァ!!!!』

ディスメーンは自らの周囲にパワーを収束させる。

響「デカいのが来るぞ!気をつけろ!!」

島風「うん!!」

ディスメーンは収束させたエネルギーを使い、二つのエネルギー弾を生成する。
あろうことか片方の弾は自分がエネルギー弾の代わりとなっている。

暁「うひゃあっ!あれはすごいわよ!?」

島風「くっ……どうしよう…」

響「…直進して来た所で一斉に躱すよ」

ディスメーン『ナーノーデース!!!』

ディスメーンはエネルギーを伴い、そのまま響達に向かって突進する。

響「躱せっ!!」

島風「了解っ!」

暁「っ!」

一斉に躱した事により、一つの弾は避ける事が出来た。
しかしもう一つの弾が襲いかかる。

響「…試みてみるか」

暁「響!何をするつもりなの!?」

響はライトセイバーを構える。

響「…これで両断できるかなっ!?」

響はエネルギー弾に向かってライトセイバーを振り下ろし、そのまま鍔迫り合いに発展する。

響「くっ……!」

アルバコア「ど、どうなるのかな…?」


響は力任せにエネルギー弾を両断する。


飛行場姫『くっくっく!良いねぇ良いねぇ!そうでなくちゃ張り合いが無い!!』

298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 10:54:14.95 ID:1VBJidce0

ディスメーン『プラァァァァァ!!!!』

ディスメーンは巨大な剣を生成し、それを構える。

響「…!」

暁「響っ!」

響「大丈夫さ、これで決める……負けてられないさ!!」

響がディスメーンに対してライトセイバーを振り下ろし、ディスメーンも切り払う様に剣を振るう。

飛行場姫『アンタ!電の事を大切にしてんなら!こんな私のようなクソッタレの悪党から削ぎ落として見せろよ!!』

響「…分かっているっ!!!」

再び鍔迫り合いが勃発し、互いに一歩を譲らない様子が見える。

暁(お願い……響、勝って!!)

島風(お姉ちゃんを……助けて!)

飛行場姫『うおおおおおおおおお!!!!!』ギギギギギ

響「うああああああああ!!!!」ギギギギギ

お互い自らが持つ矛に力を込めて、相手を両断しようとする。
鍔迫り合いに勝つは、果たして………?






ディスメーン『プ……プラァァァァ……』ブシャァァァァ…

響「待たせたね……電」

結果は響が勝利を収めた、僅かの差で響が飛行場姫ごとディスメーンを両断したのだ。
そして、魔女化した電の救出に成功する。

電「すぅ…すぅ…」

飛行場姫『が……はっ………あと一歩の違いだったのかねぇ……』

響「……いや、ほぼ互角だった」

飛行場姫『なら、何故……?』

響「貴方も強かった……だけど…それだけだった」





響「私には、守るべき物が有るから」

299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 11:09:21.52 ID:1VBJidce0

飛行場姫『そういう……事……だったのか……』

飛行場姫(なんだろなぁ……なんかあんまり悔しくないな…)

ディスメーン『ァァァァァァ………』

響との戦いに敗れた飛行場姫は、ディスメーンと共に消滅する。


飛行場姫「結構……だよ……」

結界が消失し、響達はいつも見ている光景に戻る。


暁「やった……のね……」

響「…ああ……」

島風「お姉ちゃん…っ…ありがとう……!」

麦野「……ま、一件落着?」

御坂「そうみたいね…」

ヴェールヌイ「響…」

響「なんだい…?」




ヴェールヌイ「家族を、大切にしろよ…」

響「…言われなくても」


その時に見た水平線は、柔らかな朝日を照らしていた…

ーーーー数日後ーーーー

島風(あれからは、電お姉ちゃんもすっかり元気になったし、他の皆と一緒に出陣したりしてる)

島風(私もいつか、お姉ちゃん達と一緒にお出かけしたりしたいけど、やっぱり難しいかも…)

島風(響お姉ちゃんのそっくりさんは、どこかの海軍として活躍してるみたい?また響お姉ちゃんと戦ったりするときが有るかも…ライバルだし)

島風(ちょっと忙しい事もあるけど、そんなここを……)


電「島風ちゃん!行くよっ!」

島風「うんっ!!」

島風(私は大好きだよ……)


かっはぁ……なんやかんやあったけど取り敢えず本編は完結できた……ッ!
じゃあ、おまけを投下するんで、もう暫くお付き合い下さいな……


300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 11:10:55.70 ID:1VBJidce0

ここで問題です

Q.潜水艦と軽巡洋艦、強いのはどっち?

301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/17(日) 11:12:30.19 ID:FrP7rDDF0

へ…?
け、軽巡洋艦?



302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 11:40:20.79 ID:1VBJidce0

正解はこちら。

ーーーおまけーーー


アリサ『さあ、今シーズン最大で最後のイベントがやって参りました!』

アリサ『常日頃から共に戦い合う艦娘達が真っ正面からガチンコでやり合うその名もバトルシップカップ!』

アリサ『今シーズンの締めくくりとなりますこの大会もいよいよ残すは後一試合!否が応でも会場内のボルテージが上がってくのが分かります!』


アルバコア「わあ…すごい…人だらけだよ…」

アリサ『さあまず姿を現したのは潜水艦アルバコア!やはり何度見ても小さい!その身長はなんと今大会の出場者の中でも一二位を争う小ささです!』

アリサ『しかしその恵まれた才能と鍛え上げられた肉体から放たれる打撃術は殴って良し蹴って良しの超攻撃特化型!』

アリサ『先日行なわれたアルティメット・サブマリンでは三年間王者の名を守り続けていたイムヤと対決!開始十五秒でレフェリーストップに追い込む快挙を達成しました!』


アリサ『試合後の記者会見で放った『殺し屋は汗をかかない』という名言がネットを中心に大流行、動画サイトなどで話題となり一躍名を広げました!』



アルバコア「うん、今日はがんばるからね」

アリサ『さあアルバコアちゃん!割れんばかりの歓声を浴びつつ、今にも飛び立ちそうな体の軽さを見せつけながらリングイン!緊張は皆無と言った所!非常に期待できそうです!』


アルバコア「…ん?」

アリサ『おっと?画面が切り替わりましたが?』

天龍「オレの名は天龍、フフ……怖いか?」

アリサ『あぁっと!とある海軍の軽巡洋艦、天龍が妹の龍田を伴って入場!天龍のファイトと言えば、スピーディーな動きとそこから放たれる多彩な立ち技の数々が魅力でしょう!』

アリサ『先日行なわれましたモンスターズチャンピオンシップでは海竜と砕竜の戦いに突如乱入し、多彩な立ち技の威力だけでそのまま優勝を?ぎ取った事は記憶に新しい!』

アリサ『妹の龍田さんは今回の天龍さんの出場のおり、怪我さえなければそれで良い、轟沈して深海棲艦にならないで欲しいと語っていました』

アリサ『しかし一方の天龍さんはここまで付き合ってくれたアイツには感謝してる、アイツの為に新しい兵器が作りたいから賞金が必要だ、と美しい姉妹愛を見せていました』

天龍「へぇ…アルバコアとここで戦う事になるなんてな、今日はゲスト枠なんだってな?」

アルバコア「うん、そうだよ」

天龍「ま、今日は宜しくな!」ギュッ

アルバコア「よろしく」ギュッ

303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 12:14:46.59 ID:1VBJidce0

アリサ『それでは両者リングインしましたので、ここでルールの確認に参りましょう!』

1:基本何をしてもOK!

2:試合の決着はプロレスのフォール、ノックアウト、ギブアップの何れか。

アリサ『ルールは毎度の如く基本何をしてもOK!フォールやノックアウト、ギブアップの何れかでの決着となります!』

『賞金』

団体優勝;1億円

個人勝利:1000万円


アリサ『そして賞金は優勝したチームに1億円!勝利した選手には更に追加で1000万円が送られます!』


                      『試合表』

              潜水・駆逐艦チーム VS 戦艦・巡洋艦チーム
                    ○響  KO  霧島×
                   ×伊8  KO  北上○      
                  ×伊19  強姦  足柄○
                    ○電 フォール 長門×
             ゲスト:アルバコア      天龍


アリサ『そして今ご覧頂いておりますのが!本日ここまでの対戦成績です!』

アリサ『先鋒戦の島風対霧島ですが、試合前の取材で『これから毎日マイクチェックしようぜ?』と意気込みを見せていた霧島さんが僅か開始1秒でキレた響ちゃんにパワーで粉砕されてまさかの敗北、波乱の幕開けとなりました』

アリサ『次鋒戦では先日響ちゃんからライ麦パンを貰って上の空だったはっちゃんを北上ちゃんが一蹴』

アリサ『中堅のイクちゃん対足柄さんでは、途中で性欲を抑えきれなくなった足柄さんが残酷にもイクちゃんを強姦してしまうと言う事態が発生』

アリサ『これぞ正に弱肉強食、餓えた狼の名を改めて広げる事となりました…』

アリサ『そして先程終了しました副将戦の電対長門では電が見事にフォール勝ち』

アリサ『長門の凶悪なパワーに苦しみつつも終止綺麗な戦い方で勝利を収めた電ちゃんに会場中は惜しみない拍手を送り続けました!』

アリサ『そして残すはこの最後の一試合のみとなりましたバトルシップカップ!潜水艦きってのホープアルバコアちゃんと!』

アリサ『最近ベテランの風格を漂わせて来た天龍さん!今シーズンの最後を飾るのに相応しい素晴らしいビッグカードとなりました!』

アリサ『過去23戦の対戦成績では潜水・駆逐艦チームが9勝、戦艦・巡洋艦チームが13勝引き分け2回で戦艦・巡洋艦チームがややリード』

アリサ『ここ近年も戦艦・巡洋艦チームが勝ち越しており、リーチをかけながら中々手の届かない二桁に思いを焦がす潜水・駆逐艦チームはこの戦い絶対に負ける訳にはまいりません!』

アリサ『潜水・駆逐艦チームの大将アルバコアちゃん、戦艦・巡洋艦チームの大将天龍さん!!果たして栄光を掴むのは何方なのでしょうか!!』



どっちが勝つ?数字や名前でコメントしてね!

1:アルバコア

2:天龍

304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/17(日) 12:18:57.82 ID:FrP7rDDF0

アルバコアに一票!




おいおいwwww足柄さんイクを強姦してもうたのかwwww

305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 13:09:41.76 ID:1VBJidce0



アルバコア:1票

天龍:0票

よくよく考えたら昼間にネット見てる人なんておらんかったわ……ごめんごめん

じゃ。そろそろゴングと行きましょうかね





      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
               提供
               N天堂
             株式会社ネルフ
             バルバレギルド
             秘密結社鷹の爪団
      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー       


シャットアウラ『レディー……ファイト!!』

アリサ『さあ始まりました!バトルシップカップ大将戦アルバコア…』

アルバコア「えいっ」

アルバコアは強烈なラリアットを見舞う。

天龍「ぐふっ!?」

アリサ『あーっと!?アルバコアちゃん試合早々ラリアットを天龍さんにお見舞い!さらにストンピングでダメージを与えて…』

アルバコア「えいっ!」

天龍「がはっ!!」

アルバコアは追撃として天龍にアッパーカットを見舞う。

アリサ『アッパーーーーーーッ!』

シャットアウラ『これは良いアッパーカットが入ったな、天龍はスピーディな動きなので頭に攻撃を当てるのは至難の業なのだが、網の目をくぐる様に強烈な一撃を当てたな』

アリサ『本日の実況は私、鳴護アリサと解説は妹のアウラちゃんがお届けします!』

シャットアウラ『ああ、宜しく頼むよ……ってだからその呼び方で呼ぶなっ!!』

アリサ『アウラちゃん!序盤からのこのアルバコアちゃんの猛攻、どう捉えているの?』

シャットアウラ『そうだな、本来ならばアルバコアは天龍の足を狙って行くのが望ましいが、いきなり大技であるラリアットや足へのストンピングを放った…』

シャットアウラ『恐らくアルバコアは天龍の洞察力と反射神経を確かめに行ったようだな』

天龍「オラッ!仕返しだ!!」

アルバコア「あうっ!!」

天龍はアルバコアの腕を捕まえて、そのまま後ろへと倒れ込んで腕を圧し折ろうとする。

アリサ『腕ぇぇぇぇぇぇ!!!!』

シャットアウラ『アルバコア今のは危なかったな、一歩間違えていたら折れていただろう』

テレビに先程の天龍の攻撃をリプレイされる。

シャットアウラ『ここで天龍は一度フェイントを入れているな、最近よく見る柔道のは払い巻き込みに行く振りをして、ここで自らの倒れ込み』

シャットアウラ『柔道の経験者だったら確実に引っかかっていただろう、アルバコアが天龍を超える判断力を持っていた事が幸いしたな』

306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 13:28:35.81 ID:1VBJidce0

アルバコア「いたた……」ジンジン


アリサ『あ~……でも冷静に対処で来たは良いけどかなり痛そうだよ!?』

シャットアウラ『中々厳しいな、ひょっとしたら筋を痛めているかもしれないな』

アリサ『さあしかし試合は続行!天龍さんはここでアルバコアちゃんの体力を削っておきたい所だよね!』

シャットアウラ『アルバコアはこの間合いには気をつけなくてはならないな』

天龍「オラよっ!!」ブゥン!!

アルバコア「きゃぁっ!!」

アリサ『あっと!出ました天龍さんの技のレパートリーの一種、剛力任せの片手投げ!』

シャットアウラ『こちらは最近あまり見なくなった技だが、あまり見なくなったと言う事は対策もそんなにされていない証拠だ』

シャットアウラ『それに受け身も取れない為決まれば非常に協力n……』

アルバコア「てぇいっ!!」ガスッ

武蔵「ぐはっ」

天龍「え?」

アルバコアは間違えて武蔵をキックしてしまう。




戦艦 武蔵
    武蔵「明日は島風達と一緒にからおけとやらに挑戦してみるぞ」


アリサ『ああああ!!!こ、これは大変です!レフェリーを快く引き受けてくれた戦艦武蔵さんがピクリとも、ピクリとも動いていませんっ!!』

シャットアウラ『武蔵さんっ!武蔵さあああああん!!!!!』

アルバコア「てい!」ガスッ!!

天龍「がっ!!」

アルバコアは天龍に再びアッパーを叩き込む。

アリサ『そしてレフェリーがいなくなったリング上ではまだ試合が続いております!それもそのはず、止める人がいないからです!!』

シャットアウラ『何ともエグい戦いになって来たな……』

武蔵「…いたた……メガネは割れてない…良かった……」

アリサ『ああっと!武蔵さん復活!武蔵さん復活ですっ!!』

天龍「てめぇレフェリーを攻撃するとかどういう了見だゴラァ!!」ブゥン!

アルバコア「きゃー!」

アリサ『片手投げーーーーっ!!』

307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 13:47:36.81 ID:1VBJidce0

シャットアウラ『天龍上手いな、片手投げと言うのは非常に使いどころが難しい技なのだがここまでスムーズに入るのはやはり天龍のファイトスt…』

アルバコア「てぇい!!」

武蔵「ぬわーっ!!」

天龍「は?」

アルバコアまたもや武蔵をキックしてしまう。


戦艦 武蔵
  武蔵「最近流行っている…はんばあがあ?と言う物も食べてみたいな」

アリサ『む、武蔵さあああああん!?』

シャットアウラ『ひ、酷い!アルバコア酷い!最近リングの外でもあまり良い噂は聞かないが…』

天龍「おいコラまたレフェリーに攻撃しやがったな!?今度と言う今度は許さないぞ!!」

アルバコア「あうっ!!」

天龍は再びアルバコアの腕を捕まえて後ろに倒れ込む。

アリサ『腕ーーーーっ!!!』

シャットアウラ『天龍またもやフェイント成功!上手く腕にダメージを蓄積してアルバコアの攻撃の要であるパンチ力を削ごうと言う算段なのだろう!』

シャットアウラ『アグレッシブなファイティングスタイルに隠れがちだがやはり死地を何度も駆けているだけの事は有る!』

アリサ『さてその巧妙な試合運びに流されたアルバコアちゃん荒ぶっている!!』

シャットアウラ『天龍に向かって突進して来たぞ!?』

天龍「甘い!」

アルバコア「おうっ!?」

天龍は突進するアルバコアに対して上手く肘鉄を食らわせる。

アリサ・シャットアウラ『ボンバーーーーーッ!!!!』

シャットアウラ『天龍、上手く突進している所に肘鉄を当てた!」

龍田「天龍ちゃ~ん!」

天龍「た、龍田!?」

アリサ『あぁっと!あれは天龍さんの妹の龍田さんです!』

シャットアウラ『何やってるんだアイツは!?』

308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 14:12:22.15 ID:1VBJidce0

龍田「えいっ♪」ペチッ

アルバコア「へ?」

アリサ『そしてこのパンチ!』

シャットアウラ『弱っ!』

アルバコア「?」

アリサ『呆気にとられるアルバコアちゃん!』

シャットアウラ『天龍突進してくるぞ!?』

天龍「隙有り!!」

天龍は呆気にとられるアルバコアに向かって突進をする。

アリサ・シャットアウラ『行ったぁぁぁぁぁ!!!!』

アリサ『天龍さん妹の龍田さんとまさかの連係プレイを見せました!』

シャットアウラ『非常に上手かったな、最初の龍田の一撃が強烈であればアルバコアも切って落としていただろうが、あまりにも弱々しいパンチだったから一瞬アルバコアは思考停止してしまった』

シャットアウラ『そこに天龍が突進して来たと言う訳だ』

アリサ『成る程!さあ天龍サイドの企てた計略にまんまと掛かってしまったアルバコアちゃん!』

アリサ『腕へのダメージの蓄積が懸念される中、次はどのように戦いを組み立てれば良いでしょうか!?』

シャットアウラ『そうだな、天龍相手にグラウンドではあまり勝負したくないだろうから…』

シャットアウラ『ここは先ずジャブで牽制を伺いつつ投げやキックなどの大技で早期決着をするのが望ましいだろう』

ヴェールヌイ「話は聞かせてもらった!私も協力するぞ!!」

天龍「ヴェ、ヴェールヌイ!?」

アリサ『あぁっと!ここでアルバコアの師匠にして育て親のヴェールヌイちゃん?が乱入してきました!』

シャットアウラ『響と似ているな、まさか姉妹関係だったりするのか?』

アリサ『オイオイそっちが二人で来るならこっちも二人で来るぞといw…』

アルバコア「少佐!邪魔しないでよ!これは私の戦いなんだから!!」

ヴェールヌイ「ぐわぁぁぁぁーーッ!?」

アリサ『あああああ!?アルバコアちゃん、助太刀に来た上司さんをまさかのマジパンチ!!』

シャットアウラ『オレの獲物に手を出すなと言わんばかりの一撃だったな』

ヴェールヌイ「ご、ごめん…」

アリサ『そして弟子にガチギレされてしまった師匠、すごすごと立ち去って行きます!』

309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 14:47:51.76 ID:1VBJidce0

シャットアウラ『あの一撃では、明後日あたりに痛みが来るのでは無いだろうか?』

天龍「オラッ!!」ゴスッ!

アルバコア「あうっ!!」

天龍はアルバコアにドロップキックをぶち込む。

アリサ・シャットアウラ『行ったぁぁぁぁ!!』

アリサ『天龍さん必殺技のフライングドラゴンキックを放ちました!かの砕けないと噂されていた黒曜石もこれで打ち砕いたとか!』

アルバコア「ぐぬぬ…しかえしするんだからっ!!」

アリサ『あぁっとしかしアルバコアちゃん、この体勢はっ!?』

アルバコア「ぶん♪ぶん♪ぶん♪蜂が飛ぶ♪」ピョーン!

天龍「は?」

アルバコア「よっ!!」バキッ!

アルバコアはジャンプからの兜割りの要領で魚雷を天龍に叩き込む。

アリサ『大ダメージ!!!!』

シャットアウラ『コーナー技もここで出してくるか、しかしミサイルキックで来ると思ったんだがまさかの固い物を叩き付けるとは……』

アリサ『只今手元に入った情報によると、公式戦であの様な技を使ったのは2011年、豪山龍が峯山龍に放った時と同じ物だって』

シャットアウラ『懐かしいな…』

アリサ『さてリングの上では非常に凄まじい打ち合いとなっております!』

シャットアウラ『アルバコアもそろそろスタミナが消えてくる頃だから、ここで如何に体力を削れるかが鍵となってくるな』

天龍「オラッ!」

アルバコア「よっと」

アリサ『アルバコアちゃん上手い!軽いパンチで鮮やかなカウンター!』

シャットアウラ『ヴェールヌイと龍田が外で応援しているn……』

ヴェールヌイ「ほいよっ!」ガスッ!

龍田「あいたっ!」

アリサ『ヴェ、ヴェールヌイちゃぁぁぁぁん!?』

シャットアウラ『何と言う事だ!噂では軍人であるとの情報もあるヴェールヌイが龍田にまさかの全力キック!?場外とは言えさs…』

龍田「えーい!」ブゥン!!

ヴェールヌイ「うわーっ!?」

アルバコア「しょ、少佐ぁぁぁぁ!?」

アリサ『た、龍田さんヴェールヌイちゃんをぶん投げたぁぁぁぁ!?』

シャットアウラ『それどころかガチンコでやり合ってるぞ!?』

310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 15:15:45.89 ID:1VBJidce0

龍田「ほいっ!」

ヴェールヌイ「おうっ!」

アリサ『ああ!ヴェールヌイちゃんをリングに投げ入れましたっ!!』

シャットアウラ『…何者なんだ、アイツは』

アリサ『ヤンデレ……かな?』

シャットアウラ『納得』

アリサ『しかし!ヴェールヌイちゃんを投げ入れた事により2対1になってしまいました!!これでは天龍さんが不利です!』

シャットアウラ『そりゃこうなるに決まってるだろ!?何やってんだアイツは!!』

ヴェールヌイ「ほいっ!」

天龍「あどあっ!?」

ヴェールヌイは天龍を思い切り自分の膝に打ち付ける。

アリサ『一方のヴェールヌイちゃんは一発お見舞いできてほっこりした顔になってる模様です!』

アルバコア「まったく……少佐ったら……」ガシッ!

天龍「っ……離せぇっ……!」

アリサ『あーっ!アルバコアちゃん天龍さんを持ち上げた!?』

シャットアウラ『立ち上がり際を狙われたため簡単に持ち上がってしまっているぞ…!』

アルバコアはそのまま天龍を投げ捨てる。

アリサ『行ったぁぁぁぁぁ!!天龍さんこれは痛い!』

シャットアウラ『今のは体に響いているだろう、意識が朦朧としているかもしれない…』

アリサ『ですがここで猛攻を耐えきれなければ勝つ事は難しいでしょう!』

アルバコア「…えいっ!」

天龍「がはっ……!」

アルバコアは天龍を思い切り後ろに倒す。

アリサ『あぁぁっ!!今のは痛い!』

シャットアウラ『思い切り後頭部を強打したじゃないか!?一旦試合を辞めさせろ!』

アリサ『ドクターからも試合中止の宣告が出ています!』

武蔵「おい!もう辞めろ!」

アルバコア「あ…」

武蔵「頼む、ここはフォールで我慢してくれ…!」

アルバコア「うん、わかった」

311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/11/17(日) 15:41:31.73 ID:1VBJidce0

アリサ『おっと?アルバコアちゃん、レフェリーに注意されたのかフォールを取りに行ったよ?』

シャットアウラ『良かった……血みどろの試合なんて誰得だって話だよな……』

アルバコア「ごめんね、痛かったよね」ナデナデ

天龍「…危うく死んじまうとこだったよ…」

武蔵「ワンッ!ツーッ!スリーッ!!」

武蔵がリングを三回叩くと、試合終了のゴングが鳴り響く。

アリサ『フォーーーーール!!!』

ーーーーーーーー

アリサ『アルバコアちゃんやりました!バトルシップカップのゲスト枠として出場して潜水・駆逐艦チームに勝利を齎しましたーっ!!』

シャットアウラ『なんだかんだ有ったが、潜水艦娘に新たな期待の超新星がやって来たな、初めて実装されたイムヤの体調不良が囁かれる中…』

シャットアウラ『こうしてインパクトの有る選手が生まれたのは本当に嬉しいかぎりだ…』

シャットアウラ『クリーンファイトを中心に成長し続ける電と、見かけによらず殺し屋の基本のダーティなファイトをするアルバコア』

シャットアウラ『この二選手が今後の話題を攫って行くだろう、派閥も電派とアルバコア派に二極化して行きそうだ』

アリサ『なるほど!そして今回は破れてしまった天龍さん、延いては戦艦・巡洋艦チームに関してはいかがですか?』

シャットアウラ『そうだな、昨年から艦娘と言うロストテクノロジーだった物が格闘業界に平然と参加する中…』

シャットアウラ『艦娘を中心としたトーナメントが行なわれる事となったが、やはり他のプロレスを掻く結果となってしまったな』

アリサ『確か似そうですよね、特に駆逐艦が戦艦に対して勝利を?ぎ取っているという結果にはかなり疑問を持った方も多い筈です』

シャットアウラ『こういう不透明な部分や一部選手と業界幹部との確執こそが今回の敗北の遠因となった可能性は否めません』

シャットアウラ『業界は選手の為に表に立って全力でサポートする義務が有る…業界がそれをしなかったため選手も試合に集中できなかったのかもしれない』

アリサ『…そうですか……それでは時間も押し迫っている事ですしこの辺で中継は終了させていただきたいと思います!』

アリサ『このあと11時30分からは、ドラマ『臆病ハンターと突っ張りオトモアイルー 久方ぶりの共闘』をお届けいたします!』

アリサ『今回の解説は、黒鴉部隊隊長、シャットアウラ=セクウェンツィアと実況は私鳴護アリサがお届けしました!!』

アリサ『アウラちゃん、今日はありがとうね!』

シャットアウラ『ああ、ありがとう』

アリサ『では失礼いたします!また何処かでお会いいたしましょう!』

シャットアウラ『皆さん、さようなら!』

ーーーーーーーーーーーー

A.潜水艦の方が強い、でした。

おまけ終了…

さて、このssを終わらせていただきます、また続きを書くときは宜しくお願いいたします。
ではでは…

313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/17(日) 15:47:23.93 ID:e9VYgnO60

おつ!

314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/17(日) 16:53:24.56 ID:fvPBnxhro

おつかれー




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