1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 00:36:41.03 ID:yP3PiunLO
森夏「あんなのはとっとと治してあげた方が本人のためなのよ?」
勇太「うーん……そんな気張らなくても、自分で気付くまで生暖かく見守ってやるべきなんじゃないかな……」
森夏「だからそれが甘いって言ってるのよ!大体富樫君は――」
くみん「なんか娘の教育方針でもめる若夫婦みたいだね〜」
勇・森「!?」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 00:54:23.46 ID:xoRyWy8w0
森夏「ふ、夫婦ってなに言ってんのよあんた!!」
勇太「そ、そうですよくみん先輩、大体俺は六花と付き合ってるんですよ!」
くみん「二人とも動揺しすぎだよ〜、でもお似合いだと思うけどね〜」
森夏「ふん、誰がこんな中二病男・・・」
勇太「お れ は 卒業してるから!!それにお前こそ風水とかやってるって」
森夏「ちょ、あんたまさか言ったのね!?」
くみん「えーなんのこと〜?」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 01:06:50.71 ID:xoRyWy8w0
勇太「フッ、人のこと言う前にまずは自分を見直すことだな」
森夏「ぐ・・・ふ、風水は女の子のステータスよ!」
勇太「へ〜、風水だけじゃなくパワーストーン集めたり、色んな占い本集めるのがステータスねぇ〜〜?」
森夏「・・・・・・・・・あんた誰にも言うなって言ったでしょうがぁ!!!!」
くみん「zzzz」
森夏「このぶりっ子が・・・」
勇太「(勝ったな)」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 01:22:13.32 ID:xoRyWy8w0
森夏「な、なによ!私知ってるんだから富樫くんが私に投票したってこと!」
勇太「そ、それはもう昔のことだろ関係ない!」
森夏「私がちょっと良い子ぶってればすーぐ鼻の下伸ばしてたくせに!!」
勇太「ぐ・・・ぐぬぬ・・・・・・」
森夏「私が家に行った時も『きょ・・・今日はうち遅くまで誰もいないくぁら!』とか下心丸出しで・・・」
くみん「へ〜富樫くんもりさまちゃんのこと好きだったの?」
勇太「・・・・・・・・・・・・」
勇太「その・・・・・・本性知るまでは好みのタイプだったし・・・ま、まぁ・・・」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 01:30:42.30 ID:xoRyWy8w0
勇太「で・・・・・・でも!!!」
森夏&くみん「!?」
勇太「今は・・・いや、これからも六花一筋だから関係ない!」
くみん「おーかっこいい〜」
部室前
六花「勇太///」
森夏「ふん・・・どーだか」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 01:41:02.49 ID:xoRyWy8w0
森夏「富樫くんって胸の大きな子が好きなんでしょ?」
勇太「・・・・・・・・・べ、別に特別好きってわけじゃ」
森夏「マビノギオン探してる時にいっぱいあったけどなぁ〜大きな子の本ばかり」
勇太「」
森夏「負けを認めるならちょっとくらい触らせてあげてもいいわよ?」
くみん(そもそも勝ち負けっていつからこうなったの〜?)
部室前
六花(勇太はそんな無駄な脂肪に惑わされたりはしな・・・)
勇太「俺の負けです!」orz
39 :ビチグソ ◆9UlGNuCAWSPE : [] 2012/12/07 03:06:01.77 ID:Ehp1T6rz0
部室前
六花(ゆ勇太?!) ガダッ
部室
勇太(はっ!俺は何を…だけど)
勇太「少しだけ…」
森夏(ん?今の音は…?)ジィー
森夏(…!)ニャッ
森夏「分かったわ富樫君 少しだけなら触っても…」
43 :ビチグソ ◆9UlGNuCAWSPE : [] 2012/12/07 03:17:50.06 ID:Ehp1T6rz0
勇太「本当か!」ガバッ
森夏「な、何いきなり張り切ってんのよ」ビクッ
勇太(森夏の性格は少々アレだが…ルックスだけならクラス1だからな!)
勇太(もちろん六花の方が何倍も可愛いけど、胸は森夏の方が)ゴクッ
森夏(何なのこの目!さっきと全然違うし、何か少し気持ち悪い…)
部室前
六花「勇太ぁ…」ボソ
48 :ビチグソ ◆9UlGNuCAWSPE : [] 2012/12/07 03:26:56.88 ID:Ehp1T6rz0
勇太「森夏…早速で悪いが触らせてもらうぞ」
森夏「えぇ!? ちょっと待って!」
勇太「はぁ? 今更何言ってんだ 触って良いって言ったのはお前だろ?」
森夏「そ、そうだけどこっちにだって心の準備と言うものが…」ドキドキ
森夏(ってあれ?何で私こんなにドキドキしてるんだろう…ってこれから胸触られ用としてんのに当たり前か)ドキドキ
勇太(時間を置くと緊張して頭おかしくなりそうだからさっさとさわり)ドキドキ
森夏「ふぅーふぅー」ドキドキ
森夏(あ、あれ?全然収まらない)ドキドキ
勇太「い、いくぞ!」ドキドキ
森夏「えっ!」
もみん
51 :ビチグソ ◆9UlGNuCAWSPE : [] 2012/12/07 03:29:42.25 ID:Ehp1T6rz0
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54 :ビチグソ ◆9UlGNuCAWSPE : [] 2012/12/07 03:37:53.06 ID:Ehp1T6rz0
森夏「〜〜〜〜!!!」
勇太「……」モミモミ
森夏「いいいいいかげん」ググッ
勇太「…」モミモミ
部室前
???「あれ?こんな所で何をしているデスカ?マスター」
勇太「!?」
56 :ビチグソ ◆9UlGNuCAWSPE : [] 2012/12/07 03:45:08.87 ID:Ehp1T6rz0
勇太「なっ!六花いるのか!」サッ
森夏「あっ」
部室前
六花「…」ダッ
凸森「あっ!マスター!」
ダッダッダ
ガラガラ
勇太「六花は!?」
凸森「あっちにいったデスよ それよりマスターがもの凄くかなし」
勇太「くそっ!」
ダッダッダ
凸森「そうな…何なんデスか一体」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 04:27:28.59 ID:xoRyWy8w0
森夏「まったくさっきまでだらしない顔しながら胸揉んでたくせに・・・」
くみん「もりさまちゃん富樫くんのこと好きなの?」
森夏「なっ!?そんなわけないじゃない!あの二人は私がくっつけたようなものなのよ!」
くみん「でも好きでもない男の子に胸なんて触らせないよね」
森夏「あ、あれはアイツが生意気なこと言うから・・・・・・そもそもアンタがバラすのが・・・」
くみん「でももりさまちゃんちょっとだけって言ってたのにあんまり嫌そうじゃなかったよね」
森夏「・・・・・・・・・・・・・・・」
凸守「一体なにがあったデースか?」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 04:33:35.98 ID:xoRyWy8w0
下駄箱
勇太「六花!待て、待ってくれ!」ハァ…ハァ…
ぐっ
六花「離して!!!勇太なんてもう知らない!」グスッ
勇太「ごめん、本当にごめん・・・言い訳はしない・・・・・・」
六花「」グスン…
六花「勇太は私と恋人の契約をしている・・・」
勇太「あぁ・・・」
六花「なのに丹生谷の・・・胸を揉んでた」
六花「勇太はやっぱり丹生谷のことが好きなの?」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 04:44:16.37 ID:xoRyWy8w0
勇太「前は好きだった・・・かもしれない・・・・・・でも今は違う」
勇太「今は本当に・・・・・・六花が好きだ」
勇太「さっきのは・・・その・・・・・・俺も男だから・・・き、気の迷いで・・・」
六花「気の迷いで浮気するの・・・?」グスッ
勇太「う、浮気じゃない!約束する、もう二度と六花以外の女の子と誤解されるようなことしないよ」
六花「本当・・・?」
勇太「本当だ」
六花「・・・・・・・・・・・・」
六花「信じる・・・けど・・・」
勇太「けど・・・?」
六花「次は・・・許さないからっ」ダキッ
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 04:51:57.07 ID:xoRyWy8w0
凸守「ほほう、つまりDFMに胸を揉まれてニセサマーが喘いでいたと・・・」
森夏「喘いでないわよ!」
くみん「でも気持ちよさそうだったよ〜」
森夏「・・・///」
森夏「と・・・とにかく!」
森夏「このことは部外者には秘密よ、もちろん一色にもね」
くみん「どうして〜?」
森夏「アンタ彼女がいるのに他の女の胸揉んでたなんて噂になったらどうなると思ってるのよ!」
凸守「ニセサマー声が大きいデス・・・」
森夏「ハッ・・・」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 04:57:51.65 ID:xoRyWy8w0
森夏「」キョロキョロ
森夏「人影はなさそうね・・・」
凸守「まったく危なかっしい奴デス」
森夏「あ、富樫くんと小鳥遊さん帰ってきたわ!」
勇太「ふぅ・・・ただいま」
六花「・・・・・・」
くみん「おかえり〜富樫くん、六花ちゃん」
凸守「大丈夫デスか?マスター」
森夏「小鳥遊さんごめんなさい!!」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 05:05:08.81 ID:xoRyWy8w0
森夏「い、いくら悪ふざけとはいえ・・・富樫くんを誘ったのは悪かったと・・・思います・・・・・・」
森夏「本当にごめんなさい!」
凸守「あのニセサマーが本気で頭を下げているデス!」
くみん「もりさまちゃん根はいい子だからね〜」
六花「・・・・・・」
勇太「誘いに乗った俺の方が悪かったよ・・・だからもう丹生・・・」
六花「丹生谷」
森夏「は、はい!」
六花「二人だけで話がしたい、他の部屋に・・・・・・付いてきて」
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 05:15:09.96 ID:xoRyWy8w0
適当な部屋
六花「単刀直入に言う」
六花「丹生谷は勇太のことが・・・好き・・・なの・・・・・・?」
森夏「・・・・・・・・・」
六花「む・・・胸を触らせるなんて・・・ふ、普通じゃない・・・わわわわたしだってまだ・・・」ボソ
森夏「しょ・・・正直に言うわね・・・・・・」
六花「うん・・・」
森夏「他の男子より特別な感情がないわけじゃないわ・・・」
森夏「で・・・でも、それは恋仲になりたいとかじゃなくて・・・あくまでもいい友達としてす・・・好きというか・・・・・・」
森夏(そう・・・別に異性として好きってわけじゃ・・・ない・・・・・・ないのよね森夏!)
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 05:23:39.73 ID:xoRyWy8w0
森夏「だ・・・だから・・・・・・胸くらいちょっと触らせたっていいかなって・・・・・・」
森夏「ちょ、ちょっとよ!まさかあんながっつり揉んでくるなんて思ってなかったの!!」
六花「うむ・・・その件については後で勇太にお仕置きする」
森夏(お仕置き・・・!?)
森夏「と・・・とりあえず小鳥遊さんが心配する様なことはないわ!」
六花「・・・・・・」
六花「わかった・・・」
六花「・・・・・・丹生谷には感謝している・・・丹生谷のおかげで私と勇太は恋人の契約を結べた」
森夏「」グサッ
六花「だから丹生谷のことは信頼している・・・」
森夏「」ザクッ
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 05:33:57.70 ID:xoRyWy8w0
六花「だから・・・もうこんなことはしないで欲しい」
森夏「ええ・・・約束するわ」
六花「」ピッ
森夏「小指?」
六花「ユビキリ」
森夏「あ、あぁ」スッ
六花「ゆーびきーりげんまーんーうーそついたーら邪王真眼の裁きが下るーゆーびきった」
森夏(邪王真眼の裁き!?)
六花「これでもう今回のことは終わり」
森夏「うん・・・戻りましょうか」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 05:42:53.65 ID:xoRyWy8w0
森夏(ふぅ・・・なんとか丸く収まってよかったわ・・・)スタスタ
森夏(それにしても私・・・富樫くんのこと好きなのかしら・・・)スタスタ
森夏(ないない!!ありえないわそんなこと!)ブンブン
森夏(大体人のことくっつけておいて好きになって奪いとるなんて最低じゃない!)スタスタ
森夏(そう・・・私は愛を広める魔術師モリサマーなのよ!そんな不純な愛の形なんて・・・)キリッ
六花「」ガラララ ピシャッ
六花「次はないから」ボソッ
H A P P Y E N D
77 :ビチグソ ◆9UlGNuCAWSPE : [] 2012/12/07 05:46:15.71 ID:Ehp1T6rz0
良い話だなー
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2012/12/07 05:46:22.12 ID:xoRyWy8w0
どうしてすぐ六花ちゃんヤンデレになってしまうん?
中二病でも恋がしたい! (2)
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