1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:07:48.01 ID:7w3oq9pN0
思えば、
この分校帰りの雨----が
事の始まりだった
雨やどりのつもりで
思わず入った駄菓子屋
小鞠「ふーひどいめにあったね」
蛍「そうですね。いきなり降り出すなんて」
私と小鞠は分校の帰りいきなり
降り出した雨をさけるために
駄菓子屋に入った。
楓「おーお前らか、雨が止むまで
そっちの部屋でテレビでも見たらどうだ」
蛍「すみません、いろいろと」
3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:08:38.05 ID:7w3oq9pN0
楓「いいって、あっそうだ、ちょっと留守番しててくれないか
町の方に用事があってね。客なんてくるわけないから
雨止んだら帰っていいから」
小鞠「やっぱり、やさしいね駄菓子屋」
楓「からかうなよ、じゃあ、いってくる」
小鞠「蛍、テレビ見よっか」
テレビに映し出された番組は
外国もののハードコアな恋愛ドラマだった(悪くない)
4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:09:14.92 ID:7w3oq9pN0
男優「オー」
蛍「へーかっこいいですね」
しかし私にとって
男など興味のないものだった
あるのは恋愛ドラマの脇役でしかない女優
そう、私は女の子なのに女の子が好きな女の子
今だってつまらないシーンの間に
小鞠先輩を観察してしまう
小鞠先輩は小さい背、長い髪
何もかも私の好みの女の子だった
5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:09:50.14 ID:7w3oq9pN0
小鞠「ああいうシーン憧れるな」
ピク
小鞠先輩、もしかしてあなたも、
いやそうに違いなかった
小鞠先輩が、ああいうシーンに憧れるなと
言ったとき、
テレビには女の子同士が抱きあってる
シーンが映し出されていた
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:10:23.00 ID:7w3oq9pN0
小鞠「ああいう事っていいよね、ねえ蛍」
小鞠先輩は
これみよがしに上目遣いで
私を見た
私はどうしようもない衝撃にかられた
ああ先輩と抱き合いたい
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:10:59.56 ID:7w3oq9pN0
小鞠「私たちも真似してみない」
ハア
小鞠「昔から、憧れてたんだよああいうこと
(アメリカンな感じでかっこいいし大人っぽくて
英語でなんていったけああいうスキンシップ)」
↑アメリカ的な行為に憧れる健全な女の子
蛍「は、はあ」
8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:11:34.43 ID:7w3oq9pN0
小鞠「じゃあ蛍きて」
両手を広げる小鞠
私はもう限界にきていた
そして、ふるえる手を
先輩の背中に回し
思いっきり抱きしめた
小鞠「キャー痛いよ蛍」
9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:12:06.18 ID:7w3oq9pN0
先輩の力一杯抱きしめられて苦しむ先輩の姿が
私の中の何かを壊した。
その瞬間、先輩にキスしてしまった
私は、先輩の熱い唇を夢中に愛撫した
事件はその時起きた
小鞠「やめてよ蛍。
こんなことするなんて
ちょっと気持ち悪いよ蛍」
蛍「な、何」
10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:12:38.07 ID:7w3oq9pN0
小鞠「いまの蛍、ちょっとおかしいよ
女の子とキスするなんて
蛍よりも大人な私からしてもおかしいと思うよ」
小鞠先輩が立ち上がった
蛍「ど、どこへ?」
小鞠「帰る」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:13:11.42 ID:7w3oq9pN0
自分のほうから誘っておいてーーーー
と言いたかった
しかし結果として
先輩にキスしたのは私だという
事実は否定できなかった
それからも小鞠先輩は
私をののしり続けた
まるで女の子が女の子を好きになるなんて
変態だと言わんばかりに
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:13:44.97 ID:7w3oq9pN0
そうなのだーーー
小鞠先輩は女の子好きになる女の子を
ののしることで自分が正常だと優越感を味わっていた
蛍「いいかげんにしてください」
ボカッ
小鞠「痛い蛍、なにするの蛍」
バキッ
小鞠「痛い痛い」
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:14:19.40 ID:7w3oq9pN0
弱い
小鞠先輩は大人ぶりたいが
結局、体の小さな女の子なんだ
私が何やってもやり返す事もできない
女の子なんだ
そう思った
とたんに私はさきほどの欲望が
頭をもたげてきた
蛍「先輩、こっちきて」
小鞠「蛍、なにしようとしてるの」
蛍「わかってるくせに」
14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:14:54.46 ID:7w3oq9pN0
カチャカチャ
先輩を犯すという興奮が
私に理性を失わせていた
ザー
蛍「この指を先輩に」
小鞠「まさか」
蛍「心配しなくて大丈夫です。
うまく入れますので」
小鞠「無理だって」
蛍「うしろを向いて」
小鞠「いやーーー」
蛍「力を抜いてでないと怪我しちゃうよ」
小鞠「やめてーーー」
あああ!!
蛍「どう、先輩、気持ちいいよね」
小鞠「くううーーー」
蛍「締めてくる!!」
15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:15:24.50 ID:7w3oq9pN0
目もくらむような快感が全身を貫いた
しかしその一方で
私の頭のかたすみでは
さめた考えがよぎっていた
先輩は、女の子を好きな私を
ののしることにより優越感をみたそうとした
いわゆる先輩という優位な立場を
利用して弱いものいじめをしたのだ
とすると
今の私のしている行為も先輩と
同じ弱いものいじめではないのか
先輩という、畏敬の人物が
体も小さい弱い人間として反撃もできないやわな女の子と知り
先輩を犯すことで優越感をみたしているのではないのか
16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:15:59.93 ID:7w3oq9pN0
たぶんそうだろう
だがそんな考えもしびれるような快感がしだいに
うすれさせていった
今はただ
このすばらしいエクスタシーに
ひたりきるのみだ
原作 山川純一 「刑事を犯れ」
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:20:12.20 ID:JyA7naNu0
唐突なヤマジュンで草生えそう
19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/12/15(日) 19:25:39.75 ID:5KztnVob0
元ネタが気になっても検索してはいけない(戒め)
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