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凛「士郎、 手がイカ臭いわよ」士郎「」桜「」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/01(土) 22:01:03.92 ID:DOH0ulmS0


凛「ちょっと洗ってきなさいよ。そんな手で触られたら臭い移っちゃうじゃない」

桜「・・・先輩?」

士郎「い、いや、ちがうぞ桜!イカをさばいたから!さっきイカをさばいたから!」

凛「?分かってるわよそんなこと。見てたし。何で2回言うのよ」

士郎「!! お、おう。だよな!そうだよな!!」

凛「当たり前じゃない。イカに触ったからイカ臭くなったに決まっているでしょ。他になんでイカ臭くなるのよ」

桜(姉さん・・・)


Fate/complete material III World material. (TECHGIAN STYLE)


3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/01(土) 22:05:27.02 ID:DOH0ulmS0

凛「ほら、いいからさっさと洗ってくる!」

士郎「わ、わかった」タタッ

凛「クンクン も~、カップにまで臭い移ってるじゃない。・・・ん?何よ桜」

桜「姉さん、あの・・・さっきの言葉なんですけど、なるべく人前では使わないほうがいいと思いますよ」

凛「え?イカ臭いってこと?なんで?」

桜「な、何でって・・・わ、私もよくは分かりませんが、あまり良い意味じゃないというか・・・」

桜「私もよく分からないんですけどね!」

凛「あんたも2回言わなくていいわよ」

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 22:30:30.51 ID:DOH0ulmS0

凛「それよりイカ臭いって悪い意味があるの?初めて聞いたわ。じゃあ、タコ臭いとかワカメ臭いとかもだめなの?」

桜「そういうのじゃなくて・・・え~と、どう言ったらいいか・・・」

凛「なんなの、じれったいわね。はっきり言いなさいよ、はっきり!」

桜「え、えと、えと・・・も、もう!とにかく!ダメったらダメなんです!分かりましたね!!」ツクエバンッ

凛「う・・・わ、分かった」

凛(なによ。そんな顔真っ赤にして怒らなくてもいいじゃない)

桜(まったく、姉さんたら。素で言うとか何アッピールですかそれは)ハーハー

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 22:58:22.64 ID:DOH0ulmS0

ガラッ

セイバー「リン、サクラ、お風呂次どうぞ」

凛「今日は長湯だったわねセイバー」

セイバー「まったく。シロウの手伝いをしたらイカ臭いのがとれなくて苦労しました」

桜「セイバーさんも!女の子がそういう事シラフで言わないのお!!」グワッ

セイバー「おおう!?」ビクッ

桜「ああんもう!同じヒロイン枠なのにどうしてこんなに差があるんです!私のほうが心は乙女なのに!それともなんですか!?私がヨゴレとでも言いたいんですか!?」

セイバー「どうしたんです?サクラは」ヒソヒソ

凛「いや、私にもよく分からないんだけど・・・」ヒソヒソ

桜「とりあえず姉さんもセイバーさんも、いくら処女キャラだからって自重してくださいね!!」オフロイク!

セイバー「・・・結局サクラは何が言いたかったのでしょう」

凛「さあ?」

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/01(土) 23:21:01.23 ID:DOH0ulmS0

翌日放課後

凛(あれから色々な文献で調べてみたけど、イカ臭いのどこかダメなのかやっぱり全然分からないわ)

凛(というより、どう考えても私は悪くないわよね。あんなに怒ることないじゃない桜)プンプン

三綴「よお遠坂。道の真ん中で怖い顔してど-したのさ」

凛「怖い顔は余計よ三綴さん。弓道部は走りこみ?」

三綴「今週は体力強化週間にしようと思ってね」

蒔寺「あ~なんだよ遠坂。帰るのかよ。いいね~帰宅部は」

氷室「こら蒔の字。自分から外周行くと言い出したんだろう。遠坂嬢に絡むな」

三枝「そうだよ、蒔ちゃん。あ、遠坂さん今お帰りですか?」

凛(あちゃー、うるさいのがそろってきちゃった・・・)

凛(あ!そうだ。ちょうどいいわ。昨日のアレ、ちょっと聞いてみようかしら)


アーチャー(ん?あれは凛か。道端で級友と雑談とはめずらしい)

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 00:29:40.29 ID:zOuGt7vb0

凛「あの、少しいいかしら?実はみんなに教えてほしいことがあるんだけど・・・」

三綴「どうしたのさ。アンタがそんなに改まるなんて」

氷室「ほお。優秀な遠坂嬢からそんなセリフとは興味深い」

蒔寺「意外だよな。いったい何だよ?」

三枝「わ、私でわかることかな?」アセアセ

凛「ええ。昨日の事なんだけど、士・・・衛宮君の手がね」


アーチャー(ふむ。しかしこうして見ると、我がマスターも普通の娘と何ら変わらず見えるな)

アーチャー(ふっ・・・陽の下で小鳥のようにさえずる乙女達か。なかなか微笑ましいものだ。どれ、一体何の話をしてい)


凛「衛宮君の手がすごくイカ臭かったのよ」

三綴・蒔寺・氷室・三枝「」「」「」「」


アーチャー「」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 01:05:05.48 ID:zOuGt7vb0

凛「だから洗ってくるように注意したら、逆に桜に『そんな事言っちゃだめです』ってすごく怒られちゃって・・・そういうものなの?」

凛「あら?どうしたの?みんな」

三綴「と、遠坂・・・今なんて・・・」

凛「え?衛宮君の手がイカ臭いってこと?」

蒔寺(うわっまた言った!)

三綴(き、聞き間違いじゃなかったか・・・)

氷室(・・・遠坂嬢もしや・・・)

三枝(すごいなぁ衛宮君。お料理得意なんだ)


アーチャー「」

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 01:32:58.05 ID:zOuGt7vb0

凛「でもどうしてかしら。昨日の衛宮君の手捌き、見たところ前にアーチャーがしてたのと同じような手際だったのに、向こうは全然臭いとか付いてなかったのよね。何がどう違うのかしら。不思議だわ」

三枝「終わった後にステンレス石鹸とか使われているんじゃないですか?匂い取りの」

氷室「ゆ、由紀香?」

凛「え?何それ?そんなのあるの?」

三枝「はい。100均でこれくらいの・・・」

蒔寺「いやいやいや、ちょっと待て!遠坂も由紀っちも普通に話してるけどちょっと待てって!!」

凛「何よ、蒔寺さん」

三枝「何?蒔ちゃん」

蒔寺「な、何ってお前ら・・・」

三綴「すごいね三枝。ナチュラルに話乗ってるよ」

蒔寺「・・・ゆ、由紀っちんトコは兄弟多いから」フルエコエ

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 02:05:38.31 ID:zOuGt7vb0

三綴「ていうか、アーチャーさんて遠坂ん家のあのムキムキのお手伝いさんだよね?なんでアンタが彼のそういう手際を知ってるのさ」

蒔寺「い、いやそれより衛宮と同じってどういうことだよ!まさか衛宮のしてるところ見たのか!?やっぱりお前らそういう関係だったのか!?」

凛「?処理してるところなら見てるわよ、昨日に限らず。二人とも日常的にするし」

三綴・蒔寺「」「」

氷室(こ、これはやはり・・・)

三枝(わ~あんな男の人でもお料理とかするんだ。お手伝いさんだから当然なんだろうけどなんだか不思議~)


アーチャー「」

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 02:35:41.39 ID:zOuGt7vb0

蒔寺「見てる・・・のか?遠坂」

凛「ええ。昨日は特に衛宮君の得意分野だったから、どんな風にするのか興味あったし」

三枝「衛宮君、得意分野とかあるんですね」

凛「彼、ああ見えてけっこうポテンシャル高めだから。後学のために普段から時々横で見学したりしてるのよ」

三綴「なにそれこわい」

凛「だって私もやっぱり女性として、そっち方面で負けたくないじゃない?」

蒔寺「どっち方面だよ!だいたい衛宮のやってるところ見てたって面白くないだろ!」

凛「けっこう面白いわよ。皮のむき方とか同じようで人それぞれだったし」

氷室「うぐっ!!」バッ

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 03:00:43.58 ID:zOuGt7vb0

蒔寺「え、そこ!?ピンポイントでそこ!?」

凛「アレって上から下へこんな風にしてやると意外と簡単にむけちゃうのよ。なかなかの新発見でしょ」

三綴「それは・・・確かに新発見だね」ゴクリ

三枝「そんな仕方私も知らなかったなぁ」

凛「前にアーチャーがするのを見て覚えていたから衛宮君にも教えてあげたのよね。悔しがりつつもすっごく感心していたわ」

蒔寺「そうか・・・衛宮ならまだしろレッドのにーちゃん、そうだったのか・・・」

三綴(実典は知らないよなぁ絶対。教えてや・・・いや、さすがに無理だわ)ブンブン

三枝(いいなぁ何作ったんだろ。イカってけっこう多用性あるし、大根と一緒に煮ると美味しいんだよね)ウンウン

三枝「あれ?どうしたの鐘ちゃん?口押さえて」

氷室「いや、なんでもない・・・」プルプル

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 03:30:09.27 ID:zOuGt7vb0

凛「でも見てるとたいてい二人とも『手が空いてるのなら手伝え』とかうるさく言ってくるから困ったものだわ」

蒔寺「なっ・・・!?そんな事言うのか衛宮の野郎。あいつ人畜無害な顔して~!レッドのにーちゃんまで見損なったぞ!」

三綴「そりゃ言わなかったら逆にやばいよ。どんなニッチ層だよ」

凛「まあ私もさすがにそこまでする気は無いし」

蒔寺「当たり前だろ!!なんであの衛宮のを遠坂が手伝ってやらなきゃ」

凛「ぬるぬるするのとかはちょっと苦手なのよね」

蒔寺「そこかよ!」

三枝「あの、ステンレス石鹸ならそういうのも・・・」

蒔寺「いいから!由紀っちも推してこなくていいから!」

18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 03:42:13.63 ID:zOuGt7vb0

三綴「そもそも遠坂もそういうのを真横でずっと見てるとかどうなのさ。気まずくないわけ?」

凛「え?別に気まずくないわよ?二人とも色々言っても内心好きでやってんだし。しいて言えば匂いが気になったくらいかしら」

蒔寺「しいてそれくらいなんだ!」

凛「それに精神的に手伝いはするのよ。『見守っててあげるからがんばってね!ニッコリ』って。向こうはすっごく嫌な顔するけどね」プププ

三綴「・・・あたしでもさすがにそれはないと思うぞ。かわいそすぎるだろう衛宮」

凛「そう?でも私だってたま~に手伝うときもあるのよ。も、もちろん気が向いたらだけど」テレッ

蒔寺「まじでか!?ちくしょう衛宮・・・コロス!」グスッ

三枝「鐘ちゃん大丈夫?すごく震えてるし顔真っ赤だよ?」

氷室「だ、大丈夫だ由紀香・・・問題ない・・・ごふっ・・・」ブルブル


21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 03:58:56.91 ID:zOuGt7vb0

蒔寺「そ、それで遠坂は昨日、衛宮にどこまでつきあったんだよ」ヒック

凛「昨日は一応最後までじっくりチェックしたわ」

蒔寺「最後までって・・・まさか出すとこまでなのか?」

凛「中を全部抜いているかは確認したわね。きちんと綺麗になっているか気になったし」

蒔寺「全部出そうが出すまいがいいだろ別に!もう衛宮のすきにさせてやれよ!!」ブワワッ

凛「え?だって一応口に入れるものじゃない。何か残っていたら嫌でしょう」

三綴「遠坂アンタ・・・口に入れるわけ?」

凛「普通入れるでしょう」


24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 04:18:49.98 ID:zOuGt7vb0

蒔寺「何のために遠坂がそこまであいつにつきあわなきゃならないんだー!!」ワーン!

凛「それはもちろん最終的に美味しくいただくためじゃない」

美綴「お、おいしいのか衛宮って・・・」カアア

凛「悔しいけどね、けっこううまいのよ衛宮君。さすがにアーチャーには後一歩ってところだけど、なかなかのものなんだから」

三枝「衛宮君って手先器用ですもんね」

凛「そうそう。だから私も目の前に出されたらつい夢中になって  アーチャー「そぉい!!」ダッシュ


美綴「ふっ・・・そうか。もういいよ。よく分かった。賭けはあたしの負けだね。完敗だよ・・・」

蒔寺「うえ~ん!遠坂のビッチー!!ヤリマンー!!お前なんか衛宮と死ぬまで乳繰り合ってろー!!!」ダダッ

美綴「ああっ、鐘ちゃん!?鐘ちゃんが息してないー!?」

氷室(いかん死ぬ・・・死んでしまう・・・)ピクピク

25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 04:39:31.55 ID:zOuGt7vb0

凛「食べちゃうのよね~。おかげで体重が・・・って、あら?アーチャー?」

アーチャー「凛・・・き、き、君な・・・」ゼーゼー

凛「え、何ここ?ビルの屋上?ちょっと何イキナリ拉致ってんのよ!!」

アーチャー「君は・・・君達は・・・」ヒクヒク

凛「どうしたの?顔色変よ。どこかおかしいんじゃない?大丈夫?」

アーチャー「それを訊きたいのは私だー!!気は確かか凛ー!?」

凛「何のことよ」

アーチャー「白昼の往来で何て事を話しているんだ君達は!」

凛「やだっ聞いてたの!?アーチャーのえっち!」

アーチャー「どの口でえっちとか言うか!家訓の優雅が大号泣するぞ!!」

アーチャー「というかオレの硝子の心がブロークン・ファンタズム直撃だ!あと人に勝手にオプション着けるな!!」

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 04:57:52.11 ID:zOuGt7vb0

凛「な、何よ。何なのよ一体。昨日から桜といいアンタといい、何でそんなに怒るのよー」

凛「だいたい私は手にイカの匂いが移っていたから、きちんと洗うように注意しただけじゃない。それを何よ、みんなして!」

アーチャー「イカから移った匂いだろうと、女性として言っていい事と悪いことが・・・待て凛。今何と言った」

凛「だから、士郎が昨日イカをさばいて、その匂いが手に残っていたから洗うように言ったんだけど」

アーチャー「・・・イカをさばいて手がイカ臭くなったのか?」

凛「そうよ、当然でしょ。そうしたら桜ったら急に怒り出したのよ。ねえ、イカ臭いってそんなに悪い言葉なの?」

アーチャー「え!?あ、ああ・・・うん。いや・・・まあ・・・」モゴモゴ

凛「何で?どこが悪いの?何か失礼な意味でもあるの?あ、諺とか?」

アーチャー「いや、諺では無いが・・・なんと言うか・・・」

凛「違うの?じゃあ何よ。知っているなら教えてアーチャー」

アーチャー「う、うむ・・・いいかね凛。いや、マスター?」ゴホン

凛「うん」シンケン

アーチャー(うっ・・・)

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 05:15:53.32 ID:zOuGt7vb0

アーチャー「イカ臭い、というのはだね。一般的にそのままの意味合いでなく、隠喩として用いられるようなもので・・・」

凛「隠喩?何の?」

アーチャー「だからその・・・イカの匂いが・・・生臭いだろう?」

凛「生臭いわね」

アーチャー「それが・・・あ~・・・人の体液の匂いと酷似していて」

凛「人の体液?どこの?生臭いというからには内臓系かしら?」

アーチャー「な、内臓系といえばいえるが・・・いや、直接的にはそれ自体では無く、そこから連想される行いというか・・・」ソワソワ

凛「悪いけどさっぱり分からないわ。もっと簡潔に話して」

アーチャー「む。つ、つまりだな・・・」

凛「つまり?」ジッ

アーチャー(くっ・・・、何の罰ゲームだこれは。なぜ私がこんな目に・・・)


アラヤ(集合体)『君、最近ちょっとはしゃぎすぎだから』


34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 23:38:43.44 ID:zOuGt7vb0

アーチャー「う、ぐ・・・わ、私の負けだ。もう許してくれ凛」

凛「?よく分からないけどとりあえず許すわ。いいからはっきり言ってちょうだい」

アーチャー「いやだから・・・本当に勘弁してくれ。この通りだ」

凛「何なのよ突然。何をしたか知らないけど許すったら。それよりイカ臭いの意味を教えて」

アーチャー「悪いが私にはとても・・・凛、お願いだから見逃してくれ」

凛「もう!今はそんな事どうでもいいからさっさと答えなさいよ!」

アーチャー「・・・」サメザメ

凛「やだちょっと、何泣いてるのよ。急にどうしたの?」アセアセ

アーチャー「いや・・・大丈夫だ。少し取り乱した」

凛「そう?ならいいけど・・・心配するじゃない」ハンカチ

アーチャー「ああ、すまない」

凛「いいわよこれくらい。で、イカ臭いの続きは?」

アーチャー(・・・・・・I am the bone of my sword -)

35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/02(日) 23:55:02.13 ID:zOuGt7vb0

衛宮家居間

凛(何なのよ、もう・・・)

凛(結局あれからうやむやのまま、アーチャーはどこか行っちゃうし)

凛(やっぱりここはひとつ、本腰を入れて調べてみる必要がありそうね)

凛(この私がみんなの知っている事を知らないなんてありえないもの)ヨーシ!

ガラッ

ライダー「ただいま帰りました。おや、リンだけですか」

凛「あら、お帰りライダー。桜ならまだよ。士郎とセイバーは夕飯の買い物に行ったわ」

ライダー「ああ、入れ違いになりましたか。せっかくランサーに新鮮なイカを貰いましたのに」

凛「・・・何か昨日からイカに縁があるわね」

ライダー「はい?」

36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/03(月) 00:11:18.23 ID:48QGKQ5i0

凛「あ、そうだわ。ねえライダー、あなたイカ臭いってどういう意味か知ってる?」

ライダー「男性の精液の乾いた匂いがするという事ですね。マスターベーションの事後を指摘する意味でよく使われます」

凛「え?」

ライダー「え?」

凛「・・・・・・」

ライダー「・・・・・・」

凛「・・・・・・」

ライダー「どうしました?凛」

凛「ごめんライダー。悪いけどもう一回言ってもらえる?」

ライダー「精液の匂いがするという事です。『イカ臭い』ならば『精液臭い』ひいては『精液が出るような行為を行なった』という揶揄で使用されると思います」

凛「」


39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/03(月) 00:34:54.63 ID:48QGKQ5i0

士郎「ただいまー」

セイバー「リン、頼まれたタイヤキ買って来ましたよ。チョコでよかったで・・・おや?」

ライダー「お帰りなさいシロウ。セイバー、リンなら先ほど急に帰ってしまいましたよ」

セイバー「ええ!?ならばこのタイヤキは・・・」

ライダー「いただいてもいいんじゃないですか?」

セイバー「いいんですか!あ、いや、しかし・・・」

ライダー「もしかしたら身体の具合が悪かったのかもしれません。話の最中に急に目が虚ろになり、ふらふらと出て行きましたから」

士郎「そうか。心配だな」

ライダー「どこかおぼつかない足取りでしたので送っていこうかと思いましたが、頑なに拒否されてしまいまして」

士郎「ちょっと電話してみるか」

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/03(月) 00:53:45.87 ID:48QGKQ5i0

士郎「・・・出ないな」

セイバー「シロウ、ついでにタイヤキをもらっていいか訊いてみてください」

士郎「あ、ああ。分かった」

アーチャー『もしもし』

士郎「お、出た・・・てお前かよ。遠坂はどうしたんだ?」

アーチャー『凛は・・・今はそっとしておいてやってくれ』

士郎「なんだ?本当に具合が悪くなったのか?大丈夫なのか?」


『ふあああ~~~~~~~!!!!』ドタンバタンガントガントガント


42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/03(月) 01:23:00.82 ID:48QGKQ5i0

士郎「ちょ・・・何だ今の!?遠坂か!?どうした、何かと戦っているのか!?」

アーチャー『覚えておけ小僧。最強の敵とは、常に自らだということを」

士郎「え、知ってるけど・・・」

アーチャー『エミヤシロウ。貴様、昨夜イカをさばいたな?』

士郎「は?なんで今そんなこと訊くんだよ」

アーチャー『凛は今日、その後のいきさつを級友達に話していた』

士郎「・・・・・・・・・・・・なるほどー」

アーチャー『しかもその後ライダーから真相を聞いたらしい』

士郎「せ、盛大だな」

アーチャー『とりあえず、死にたくなければ当分食卓にイカは出さないことだ』


『うにゃああ~~~~~~~!!!!』ゴロゴロゴロゴロ


士郎「えーと・・・遠坂に、自分にだけは負けられないんだよって」

アーチャー『伝えておこう』ガチャン

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/03(月) 01:46:29.78 ID:48QGKQ5i0

セイバー「シロウ、タイヤキは・・・」

士郎「もらっていいと思う。遠坂は今それどころじゃないみたいだから」

セイバー「そうですか!ならばいただいてしまいましょう」

ライダー「そういえばシロウ、ランサーからイカをいただいたきましたので冷蔵庫に入れておきました」

士郎「え?そうか、それで遠坂・・・。・・・えーと、ライダー?」

ライダー「何か?」

士郎「あ、いや、なんでもない。すまなかったな、ありがとう」

ライダー「いえ別に・・・ついででしたので」フイッ

士郎「よし。それじゃ俺はお茶でもいれるか。ライダーも飲むだろう?タイヤキ、皆の分も買ってきたぞ」

ライダー「すみません。いただきます」

セイバー「ふむ。これがチョコですか。む、私は粒餡派ですがこれもなかなか」モッキュモッキュ

ライダー「カスタードあります?」

ヘイワー

44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/03(月) 02:05:43.52 ID:48QGKQ5i0

教会

カレン「ランサーが死んだ!」

ランサー「いや、死んでねえよ?なんなんだいきなり。嫌なこと言うな」

カレン「今のは天の声です。オチーノ・オ・ヤク・ソクーという神が、回避不可能な絶対的未来を予言しているのです」

ランサー「どこの這い寄る混沌だよそいつは」

カレン「しかしあなた、哀れなほどイカ臭いですね」クンクン

ランサー「慈悲深いマスターが、なぜか突然イカ釣り漁船に放り込んでくれたおかげでな!」

カレン「イカ臭いサーヴァントにイカ臭い教会。ふふ、本当に私にふさわしい・・・」

ランサー「おまけにこんなに大量のイカを土産に貰っちまったからな。しょうがねぇだろ」

カレン「時に余ったそれ、どうする気ですか」

ランサー「そーだなー、顔見知りには一通り配ったしなー・・・」

ランサー「お、そうだ。魔術師の嬢ちゃんとこにでも持って行ってやるか」

カレン「このひとでなしっ」


終わり

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/12/03(月) 02:07:01.15 ID:48QGKQ5i0

終わった・・・ 以上です

支援ありがとうございます がんばりました

最後まで読んでくれた方にも感謝を

タイヤキ食って寝ます

46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 02:08:58.78 ID:TCJCLLA7o


面白かった

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 02:10:14.01 ID:k9YMZ5z0o

ああこれは死ぬなwww
ちゃんと落ちてて良かったよ乙



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