1 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/05(水) 10:46:26.04 ID:5qOjALxW0
やはり俺の幼馴染みが彼女なのは間違っている。雪乃「何を言っているのかしら?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390178994/
これの陽乃ルートです
前作を読んでからお読みください
糖分注意
2 :1 ◆otNZqYYssM [saga]:2014/03/05(水) 10:49:12.12 ID:5qOjALxW0
陽乃「八幡ー」
八幡「はい」カキカキ
陽乃「遊んでー」
八幡「勉強終わってから」
陽乃「えー!それ二時間前も聞いたよー」ダキッ
八幡「ちょ……文字が書けませんから」
陽乃「とほほ……八幡が冷たいよー」?
八幡「……はぁ。わかりました」
陽乃「?」
八幡「……何します?」
陽乃「八幡……」
八幡「……」ポリポリ
陽乃「それじゃ、エッチなことでも」
八幡「却下」
陽乃「ちぇー」
八幡「……何かゲームあったかなぁ」
陽乃「私が勝ったら八幡にイタズラするね♪」
八幡「勘弁してください……」
陽乃「そして、八幡が勝ったら私にイタズラしてね♪」
八幡「しませんから」
陽乃「えー。こーんな美人が誘ってるのにぃー」
八幡「はいはい。レースと格ゲーとパズル何します?」
陽乃「それじゃ、このギャルゲーで」
八幡「……ソンナノモッテナイデスヨ?」
陽乃「……PCの中の厳重に隠されてたゲームにする?」ニコッ
八幡「すいませんでした」
3 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 10:49:52.38 ID:5qOjALxW0
陽乃「ほほぉー。八幡はこんなキャラが好きなんだ」
八幡(何で陽乃さんに見られながらギャルゲしてるんだ俺は……)
女【私にはもう決められた相手が……】
男【関係ない……必ず奪いにいくよ】
陽乃「うっわーこんな台詞八幡は絶対言わないのにゲームだと選ぶんだ」
八幡(ルート入るためには仕方ないんだ……てか、何で膝の上に乗ってるんすか陽乃さん……)
陽乃「ほらほらー続き続き」
八幡「恥ずかしいかもう許してください……」
陽乃「だーめ♪」
4 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 10:50:31.37 ID:5qOjALxW0
八幡(……眠い。昨日結局徹夜だよ……)
結衣「ヒッキー!」
八幡「……どうした?由比ヶ浜」
結衣「一緒に生徒会行こっ!」
八幡「まぁ、別に良いけど」
結衣「えへへ」
八幡「随分とご機嫌だな」
結衣「だって楽しいんだもん」
八幡「?」
結衣「ゆきのんやいろはちゃん。それにヒッキーとの部活だよ」
八幡「……そうですか」
八幡(まぁ俺は雑用の多さで死にそうなんですがね……でも)
八幡「……」ジー
結衣「……♪」ニコニコ
八幡(……悪くもないか)
5 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 10:51:25.62 ID:5qOjALxW0
結衣「やっはろー!」ガラガラ
いろは「あ、こんにちは。結衣先輩」
雪乃「こんにちは」
八幡「うす」
雪乃「……遅いわよ比企谷くん」
いろは「先輩遅いです」
八幡「俺、由比ヶ浜と一緒にきたよね?何でこうなるかなぁ……」
結衣「あはは」
いろは「先輩ー!お茶が飲みたいです」
八幡「調子に乗るな」
6 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 10:53:38.24 ID:5qOjALxW0
陽乃「おかえりー」
八幡「……俺の部屋で何を……」
陽乃「んー?八幡のパソコンで遊ぼうかなぁって」
八幡(……ふっ。パスワードは変更済みだ。問題ない)
陽乃「八幡はこんなプレイが好きなの?」
八幡「ごめんなさい。何でもするから許してください」
陽乃「え?なんでも?」
八幡「……イッテマセン」
陽乃「……んふふー。じゃあこのプレイを私と」
八幡「め、飯作ってきます」バタンッ
7 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 10:54:06.72 ID:5qOjALxW0
雪乃「あら?別に部屋で待ってても良かったのよ?」
八幡「いや、無理。つーか飯の量一人分追加な」
雪乃「姉さんかしら?」
八幡「ああ」
雪乃「そう。わかったわ」
8 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 10:55:24.47 ID:5qOjALxW0
八幡「ご飯出来ましたよー」ガチャ
陽乃「……」スヤスヤ
八幡「……この人は……」
八幡(何で人のベットでこんなに寝るかなぁ)ナデナデ
陽乃「……ん」
八幡「……」ナデナデ
陽乃「……」
八幡(起こすのも可哀想なんだけど……)
陽乃「……はち……まん」ギュ
八幡「……ここにいますよ……ん?」
八幡(……何か息づかいが変わってないか)
陽乃「もっと……激しく」
八幡「……起きてるでしょ……陽乃さん」
陽乃「バレちゃった?」テヘッ
八幡「……はぁ。ご飯いきますよ」
陽乃「ラジャー♪」
19 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 19:25:10.50 ID:5qOjALxW0
陽乃「ねー八幡」
八幡「何ですか?」
陽乃「約束したよねー?」
八幡「約束?」
陽乃「デートしてくれるって」
八幡「あ」
陽乃「ああー!もしかして忘れてたなー!?」
八幡「い、いや、そんなことはないですよ」
八幡(忘れてはいなかったんだけど、デートとか何すればいいのかわからないんだよなぁ……)
陽乃「あはは。大丈夫だよー。今回は私に付き合ってくれればいいから!」
八幡「……海外は勘弁してくださいよ?」
陽乃「……」
陽乃「……もちろん!」
八幡「……え、なに今の間は……」
20 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 19:27:20.17 ID:5qOjALxW0
陽乃「いやー天気よくてよかったよー」
八幡「そーっすね」
陽乃「よいしょ」ギュ
八幡「え、あの何で」
陽乃「今日は恋人っぽくデートしよう!」
八幡「……やり方知りませんよ」
陽乃「大丈夫大丈夫♪私が引っ張るから」
八幡「……で、何処に行くんですか?」
陽乃「え?もっちろん国内だよ!」
八幡「の、何処ですか?」
陽乃「内緒♪」
21 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/05(水) 19:27:53.33 ID:5qOjALxW0
八幡「あの……ここって……」
陽乃「北海道だよ!」
八幡「……もう何があっても驚かない」
陽乃「あ、ちなみに泊まりだからね」
八幡「金足りるかなぁ……」
陽乃「私が出すよ?」
八幡「いや、払える分は払います。少しは持ってきてますし」
八幡(初デートだっていったら親父が珍しく奮発してくれたし)
陽乃「そう?でも多分八幡の手持ちじゃ桁がひとつ足りないよ?」
八幡「は?」
陽乃「だから気持ちだけでいーよ?」
八幡(やっぱ、金銭感覚がおかしいよ……陽乃さん)
八幡「本当すいません」
陽乃「ううんー。未来の旦那様だかんね♪サービスしなくちゃ」ニコッ
八幡「……」カァァァ
陽乃「お、顔真っ赤だ。珍しい」
八幡「べ、別に」
八幡(何だ……何か顔がまともに見れないぞ……)
陽乃「さー!とりあえず行こっか」
八幡「……」ポリポリ
27 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/06(木) 14:56:31.15 ID:TmOZiRrU0
陽乃「いやっほーー!」ズザァァァ
八幡「やべ」コテッ
陽乃「あははは。大丈夫?」
八幡「は、はぁ。何とか」
陽乃「スキーは初めてだっけ?」
八幡「そうっすね。でも陽乃さんも初めてじゃ?」
陽乃「んー。初めてだけど、ほら、周りの上手そうな人の滑りかた真似てたら出来るよ?」
八幡「それがすぐに出来るのがおかしいんですよ」
陽乃「そうかな?」
八幡「ええ」
陽乃「えへへ、八幡に褒められちゃった」ニコッ
八幡「……さ、先にいきます」
陽乃「へ?」
八幡(ヤバイ……顔赤い……バレてないよな?)
28 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/06(木) 14:57:00.76 ID:TmOZiRrU0
陽乃「そーれー!」ポイッ
八幡「つめた!?」
陽乃「ふっふっふー。お姉さんから逃げるとはいい度胸だー。そんな悪い子にはお仕置きが必要だね」ポイッポイッ
八幡「雪を……投げる……な!!」ヒョイヒョイ
陽乃「お、生意気なー!」ポイッ
八幡「ぶっ」ベチャ
陽乃「あははは!」
八幡「こ、この!」ポイッ
陽乃「あんっ♪ひっどーい!」ポイッポイッ
八幡「ちょっと!雪玉の中に石入れるのは洒落になりませんよ!」
陽乃「んー。じゃあー!」タタタッ
八幡「ちょ、ちょっと」
陽乃「ドーン!」ガバッ
八幡「うわっ!」バタンッ
陽乃「あはははは」
八幡「……プッ。ククク」
43 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/07(金) 20:40:37.60 ID:KVITu1RL0
ホテル
陽乃「休憩ー」ダキッ
八幡「汗くさいですよ?」
陽乃「八幡のならいいよー」
八幡「何か変態チックですね」
陽乃「んふふー。欲情した?」
八幡「いいえ」
陽乃「つれないなー」
八幡「そんなに簡単に自分を売っちゃ駄目ですよ?」
陽乃「八幡だけだよ?」
八幡「……そうすか」カァァァ
陽乃「あはは。八幡は可愛いなぁ……」ナデナデ
八幡「……何かありした?」
陽乃「んー?何で?」
八幡「……いえ、気のせいならいいんです」
陽乃「……そっか。よし。ご飯行こっか♪」
八幡「……ええ」
44 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/07(金) 20:41:05.89 ID:KVITu1RL0
八幡「ラーメンでよかったんですか?」
陽乃「うん。だって八幡レストランとか嫌でしょ?」
八幡「……ごもっともです」
陽乃「それに、私もラーメン好きだし」
八幡「あれ?そうでしたっけ?」
陽乃「うん。八幡が昔作ってくれた時から好きだよー」
八幡「……インスタントですけどね」
陽乃「それでもだよー。一生懸命作ってくれたじゃん。それだけで嬉しかったよ」
八幡「……」ポリポリ
「醤油二丁お待ち」
陽乃「お、きたきた」
陽乃「うん。おいしい♪」
45 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/07(金) 20:42:30.50 ID:KVITu1RL0
陽乃「いやー。おいしかったね」
八幡「そうっすね」
陽乃「お、卓球あるね」
八幡「やりません」
陽乃「まだ何もいってないよー」ブーブー
八幡「言わなくてもわかりますもん」
陽乃「え?それって通じあってるってこと?」
八幡「何でそうなるんですか……」
陽乃「よーし」ジー
八幡「え……なんですか」
陽乃「……」
八幡「……」
陽乃「……」
八幡「……ぅ」プイッ
陽乃「……通じた?」
八幡「なにがですか」
陽乃「好きって♪」
八幡「……」カァ
46 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/07(金) 20:43:38.36 ID:KVITu1RL0
陽乃「さぁ、勝負!」
八幡「結局やるんすね……」
陽乃「ただやるだけじゃつまらないからー」
八幡「凄く嫌な予感がするんですが……」
陽乃「私が勝ったらご褒美として八幡にキスね」
八幡「やっぱり……拒否します」
陽乃「ちなみに八幡が勝てば私に何でも命令してOK」
八幡「……」
陽乃「ハンデとして八幡は二点とれば勝ち。私は普通通り。これでどう?」
八幡「……俺が勝ったときの命令に拒否権は?」
陽乃「もちろんないよ♪」
八幡「……やります」
陽乃「へ?」
八幡「やりますよ」
陽乃「あ、うん」
57 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/09(日) 20:21:52.29 ID:xHH+kOy30
陽乃「よっ!」パシッ
八幡「げ」
陽乃「やった♪まずは先制」
八幡「……やっぱつえぇ……」
陽乃「ふふふー八幡が条件付きの勝負を受けるなんて滅多にないからね……このチャンスを生かすためにも本気だよ!」
八幡「やれやれ……」
58 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/09(日) 20:22:34.54 ID:xHH+kOy30
八幡「よ」パシッ
カツンッ
陽乃「あちゃーイレギュラーかー」
八幡「俺は後一点ですね」
陽乃「ノリノリだねぇ……そーんなに私にエッチなことしたいのかなぁ?」
八幡「違います……よっと!」パシッ
陽乃「もらいっ!」パシンッ
八幡「うおっ!」
陽乃「後三点♪」
八幡「あ、UFO」
陽乃「えいっ♪」バシッ
八幡「げ」
陽乃「あはは。ここ室内だよー?」
八幡「……ふぅ」
八幡(後ニ点か……)
八幡「陽乃さん……俺が勝ったら」
陽乃「……んー?」
八幡「キス……しましょうね」
陽乃「え」カァァァ
八幡(すきあり!)
陽乃「……」プシュー
八幡「俺の勝ちですね」
59 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/09(日) 20:24:26.00 ID:xHH+kOy30
八幡「……さて、勝利の得点ですけど」
陽乃「い……いいよ?何時でも」ドキドキ
八幡「あ、キスのあれは嘘ですから」
陽乃「ええ!?」
八幡「すいませんね。勝つために俺も本気だったので」
陽乃「ずるいぞー!」
八幡「この埋め合わせは別の時にしますよ?」
陽乃「え?埋め合わせ?性的な意味で?」
八幡「ちょっと黙ってて下さいね」チョップ
陽乃「えへっ♪」
60 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/09(日) 20:24:55.29 ID:xHH+kOy30
部屋
八幡「……さて、正直に話してくださいよ?何があったんです?」
陽乃「……なにかって?」
八幡「……」
陽乃「……」
八幡「……」
陽乃「何でもないよ。本当に」
八幡「……」
陽乃「……はぁ。何でわかったの?」
八幡「……何ででしょうね?」
陽乃「本当……ずるいなぁ……」
八幡「……陽乃さん」
陽乃「……お見合いの話が来てね」
八幡「お見合い……?」
陽乃「そう。嫌になるよー?お母さんが勝手に決めててねー」
八幡「叔母さんが……」
陽乃「……それがちょっと嫌でね。でも断れないしね……」
八幡「……」
陽乃「まぁ、適当にはぐらかして無かったことにするよ。お姉さんそういうの得意だから♪」ニコッ
八幡「……」ポンッ
陽乃「……ちょっとだけ……肩借りるね?」
八幡「……はい」ナデナデ
61 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [saga]:2014/03/09(日) 20:26:15.81 ID:xHH+kOy30
お久しぶりです
ここまでになります
乙でした
62 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします :2014/03/09(日) 21:00:42.96 ID:5vnPzcXw0
おつ
63 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします [sage]:2014/03/09(日) 22:02:48.33 ID:zI3lk46Io
そういえば春のんのお見合いの八幡とそのハーレムたちが乗り込んで騒ぐのあったなぁ(遠い目)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第1巻 (通常版) [Blu-ray]
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