1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:06:24.47 ID:gVJcuReR0
暦「いやー、まさか朝起きたら入れ替わってるとはなーはっはっは」
暦「って笑えねーよ!どうなってんだこれ!」
忍「おまえ様よこんな朝からどうしたのじゃ…ってツンデレ娘!なぜお前の影から儂が出てるのじゃ!」
暦「お、落ち着け!僕だよ!阿良々木暦だ!」
忍「どうみてもおぬしはツンデレ娘じゃ!」
暦「朝起きたら入れ替わってたんだよ!」
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:11:50.32 ID:gVJcuReR0
暦「だいたい僕の影からお前が出てるのが何よりの証拠だろ!」
忍「ふぅんむ、まぁ信じるとして怪異かの?」
暦「こんなTOLOVEるみたいな展開誰得だよ…」
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:12:44.73 ID:Xgrg2J7z0
しえん
http://amzn.to/Nf0wbP8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:15:44.30 ID:gVJcuReR0
忍「それにしても絵がないとわかり辛いのーちょっとツンデレ娘の喋り方を真似してみるのじゃ」
暦「えー、阿良々木くん…死にたいの?」
忍「なんかトーンが高くてケロロ軍曹の夏美みたいじゃ」
暦「そうかな…って僕が戦場ヶ原の身体ってことは戦場ヶ原は…」
忍「……多分想像の通りじゃろうな」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:22:17.13 ID:gVJcuReR0
戦場ヶ原「ふむ…朝起きたら阿良々木君の身体になってたわね…視点が低いわ…」
火憐「にぃちゃーん朝だぞ!…って珍しいな…兄ちゃんがちゃんと起きてるなんて」
戦場ヶ原「!!……」
火憐「どうしたんだよー黙りしちゃってさー」
戦場ヶ原「なにかしら…?」
火憐「うわぁぁぁぁ!兄ちゃんがおネェ言葉使い出したぁぁぁぉ」ドタドタ
戦場ヶ原「あ、ちょっ」
戦場ヶ原(しまった…このままでは…)
(私はおネェ言葉を使う男の彼女になってしまう!)
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:27:48.07 ID:gVJcuReR0
戦場ヶ原「ま、待つんだ!火憐ちゃん!」
火憐「ぅぁぁ…って、あ、元に戻ったのか!」
戦場ヶ原「そ、そうだぞ!僕はいつも通りの阿良々木暦だぞ!」
火憐「なんかティエリアっぽいぞ兄ちゃん」
戦場ヶ原「な、なんのことだい?兄を弄ったりするなんて万死に値するぞ…」
20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:32:14.83 ID:gVJcuReR0
ピンポーーン
火憐「ん、誰か来たみたいだな?」
ドタドタ
火憐「やたら激しく階段を登ってくるぞ!兄ちゃん!」
戦場ヶ原(まさか…)
暦「僕はいるかーーー!!!」バァン!
火憐「せ、戦場ヶ原さん!」
戦場ヶ原「」
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:36:05.97 ID:gVJcuReR0
暦「お、火憐ちゃん!今日も可愛いなぁ!」
火憐「なんかいきなり戦場ヶ原さんに褒められた!どうしたんだ!二人とも!」
戦場ヶ原「…ッ!ちょっと!来なさい!」
暦「ちょ…いきなり何処へ…!」ズルズル
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:45:45.32 ID:gVJcuReR0
浪白公園
戦場ヶ原「まったく…阿良々木君は馬鹿なのかしら自分の家に考えなしに突っ込んでくるなんて」
暦「しょ、しょうがないだろ!僕だって気が気じゃなかったんだよ」
戦場ヶ原「それにしても自分の身体を自分の目から見るって…変ねぇ」
暦「僕ってこんな背が低かったのか…」
33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:49:50.57 ID:gVJcuReR0
戦場ヶ原「それにしても阿良々木君、これは怪異の仕業なのかしら?」
暦「忍が言うにはそうらしい、けど情報が無いんだよ似たような怪異はいるらしいんだけどピッタリ当てはまる物が無い」
戦場ヶ原「まるで羽川さんの火虎みたいね」
暦「そう、新種の怪異ってことだ」
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 16:55:35.45 ID:gVJcuReR0
戦場ヶ原「そう、困ったわね…」プルル
「あら、電話…はい、戦g、阿良々木ですが」
撫子「あ、あ、ああ阿良々木先輩か!今何処に!」
戦場ヶ原「公園だけど…」
撫子「今行く!待っててくれ!」ブツッ
戦場ヶ原「今の声は千石さん…けど喋り方は…」
暦「神原だったな…」
36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:03:21.17 ID:gVJcuReR0
10分後
どたたたたたた
撫子「あら…ハァハァ…ら…ゼーゼーら、ぎっ……ハァハァハァハァせん…ゼーゼーゼーゼーゼーゼーぱいっ…」
戦場ヶ原「神原…」
暦「お前…どんだけ急いで来たんだ…」
撫子「いつもの調子でハァハァハァハァ走ったらゼーゼーゼーゼーこうなったのだ」
暦「他人の身体なのに無理するから…」
撫子「あと女子中学生の身体に興奮してるからな…」
暦「それは自重しろ」
40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:07:41.97 ID:gVJcuReR0
撫子「それにしても二人とも喋り方が違うような…まさか、先輩達もか!」
戦場ヶ原「お察しの通りよ…」
暦「あぁ…」
撫子「先輩方二人に言うのもアレだが…気持ち悪いな…」
暦「お前が言うな!」
戦場ヶ原「貴方が言わないで頂戴」
42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:13:04.64 ID:gVJcuReR0
暦「これからどうするか…忍も分からないんじゃ…」
撫子「それにしても私だけ入れ替わった後の身体の名前で気持ち悪いな、先輩方の表示も変えよう」
暦「あまりメタ発言をするものじゃなわよ神原」
戦場ヶ原「もっと気持ち悪くなったな」
45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:19:20.75 ID:gVJcuReR0
暦「……羽川さんはどうかしら?」
戦場ヶ原「そうか!何か知ってるかもな!」
撫子「そうと決まれば電話だな!」
プルルルル「ガチャ」
羽川「にゃんだにゃー?うるさいにゃーこの機械」
戦場ヶ原「おう!羽川か!」
羽川?「にゃんだにゃー人間」
戦場ヶ原「ってお前!ブラック羽川じゃねーか!」
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:21:39.10 ID:gVJcuReR0
戦場ヶ原「羽川はどうしたんだよ!」
黒羽川「それが…カクカクシカジカにゃー」
戦場ヶ原「なんだと!羽川まで!?、とりあえず公園に来るんだ!」
黒羽川「わかったにゃー」
50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:29:38.64 ID:gVJcuReR0
5分後
羽川「きたにゃー」
戦場ヶ原「おう、来たか…ってブラック羽川じゃあんま役に立たない…」
羽川「折角来てやったのになんにゃ!その言い方は!」
暦「ブラック羽川さんと入れ替われば普通の羽川さんになるのじゃないかしら?」
戦場ヶ原「そうか!早く入れ替われ!猫!」
羽川「猫使いが荒いにゃー」シュン
黒羽川「あ、アライブさんじゃないですか!失礼!かみました!」
戦場ヶ原「ややこしぃぃぃー!!」
52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:35:55.08 ID:gVJcuReR0
戦場ヶ原「どうすんだよ…これ収集つかねーぞ」
黒羽川「私も成長したらこんなボンッキュッボーンになってたんですかねー」ムニムニ
戦場ヶ原「あんま人の身体で好き勝手するんじゃありません!」
暦「まぁこう言う事になると八九寺さんを探せばいいのかしらね」
撫子「そう言う事になるな」
57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:41:40.57 ID:gVJcuReR0
八九寺「あららぎくーーん!」
撫子「お、あっちの方からやって来たぞ」
戦場ヶ原「なんてご都合展開なんだ…」
暦「それで、羽川さん何か分かるかしらこの一連の騒動について」
58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:46:37.95 ID:gVJcuReR0
八九寺(羽川)「そうだね、怪異っていうのは伝説とか信仰から生まれるものがある…って知ってるかな?」
戦場ヶ原(暦)「そうだな…その伝説が語り継がれて怪異になったりするんだっけか?」
八九寺(羽川)「そう、そして最近ラブコメが異常に流行ってたりするのよ」
暦(戦場ヶ原)「ラブコメ?」
八九寺(羽川)「そう、そしてラブコメには男と女の入れ替わりーとか入れ替わりネタが多数存在するわ」
59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:50:06.42 ID:gVJcuReR0
黒羽川(八九寺)「確かに、男の望むようなサービスシーンとかもいれやすいですしね」
戦場ヶ原(暦)「……ってことはまさか…」
八九寺(羽川)「そう、この怪異はラブコメをみて「俺もこんなんしてみたいなー」と思った中学生男子の信仰によって生まれた怪異…ってことになるわ」
戦場ヶ原(暦)「くだらねーー!!!」
60 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 17:55:52.32 ID:gVJcuReR0
暦(戦場ヶ原)「それで?羽川さん、どうしたらこのくだらない怪異は祓えるのかしら?」
八九寺(羽川)「そうだね…この怪異は非リア充の塊みたいなものだからリア充の行動…つまりキスでもすればいいと思うよ」
全員「キス……ねぇ…」
63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 18:01:18.46 ID:gVJcuReR0
戦場ヶ原(暦)「ここは…やっぱり僕と戦場ヶ原か」
暦(戦場ヶ原)「昨日ベロちゅーしたばかりなのにね」
戦場ヶ原(暦)「人前でベロチューとか言うなや!」
八九寺(羽川)「べ…ベロチュー///」
撫子(神原)「先輩方が私にしてくれても構わないぞ!」
66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 18:07:41.49 ID:gVJcuReR0
暦(戦場ヶ原)「いやよ、阿良々木君の唇は渡さないわ」ガッ ちゅ
戦場ヶ原(暦)「ん、んー!」
(なにが好きで男の自分の身体でキスされなきゃならないんだよーーーーー!!)
67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 18:10:16.28 ID:gVJcuReR0
いろいろあって今回のオチ
やっぱり覚めたら男の身体に戻っていた、けど…
暦「なんでアロハ着たチャラいおっさんの身体になってんだよおぉぉおぉ!」
おしまい
撫子は寝てました
68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 18:14:09.67 ID:6cm47Kho0
終わるなボケ
69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 18:15:08.40 ID:x8jntq+wO
投げたーーーーーーー
70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/29(木) 18:15:43.32 ID:SPOi7MR5i
おい
撫子を待ってた俺に詫びろ
[物語]シリーズ セカンドシーズン タペストリー 2 囮物語
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