1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 10:39:58.69 ID:3Vt9GsHxi
桐乃「兄貴・・人生相談、あるんだけど・・・」
京介「なんだよ?言ってみろ」
桐乃「あの・・ね、その・・・」
京介「どうした?さっさと言ってみろって」
桐乃「・・・んしちゃった・・」
京介「なんだって?もっとおっきな声でいえよ」
桐乃「妊娠しちゃったって言ってんのよ!!」
京介「に、妊娠て、な!?おまっ、ちょまてよ!?」
京介「じゃああれか?そういう行為をしたってことだよな!?」
京介「相手は誰なんだよ?」
桐乃「わからない・・」
7 :>>1だよ: [] 2011/04/06 10:49:50.63 ID:HPaYIzgO0
京介「わからないって・・お前なにいってんだ」
京介「その・・妊娠したってことは、行為に及んだんだろ?心当たりはあるはずだろ」
桐乃「・・・」
京介「なんか言えって」
京介「そんなんじゃ相談にも乗れないだろ」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 10:55:45.25 ID:HPaYIzgO0
桐乃「実は・・レイプされたの・・・」
京介「れっ、レイプ・・・だと?」
桐乃「そう、なの」
京介(なんてことだ)
京介(強姦ものは好きだが・・)
京介(まさか、まさか自分の妹がこんな目にあうとは)
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 11:10:51.41 ID:HPaYIzgO0
〜〜数週間前〜〜
桐乃(あ〜遅くなっちゃったな〜)
桐乃(早く帰らないと怒られちゃうな〜)
男A「ぎゃははWWWなにそれまじかよWWWW」
男B「いやいやWWこれがまじなんだってWWW」
男A「まじなのかよWWWお前ひどすぎWWWWW鬼じゃんWWWW」
ドンッ
桐乃「いっつ〜〜」
男A「いって!」
桐乃「ちょっとあんた!どこみてあるいてんのよ!!」
男A「あぁん!?ぶつかったのはテメーのほうだろ!!」
男A「てめなめてんのか!?ゴォラ!」
ゴスッ
桐乃「か、かはっ」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 11:21:49.25 ID:HPaYIzgO0
男A「礼儀ってもんがなってねーな」
男A「ぶつかったらゴメンなさいだろうが!?あァ!?」
桐乃「ご、ゴメンなさい・・」
男B「いまさらおせーよ!!」ドゴッ
桐乃「ウッッ」ゲロゲロ
男A「おいおい、きったねーなー」ニヤニヤ
男A「おい男B、この女なかなかよくね?」
男B「確かに。なぁ、やっちまわね?」
男A「やっちまうか」
男A「おい、ちょっと付き合えよ」
桐乃「い、いやよ」ジンジン
男B「まだわかってねーよーだな?テメーに拒否権なんざあるわけねーだろーがよー!!」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 11:27:17.36 ID:HPaYIzgO0
桐乃「ヒッ!」ビク
男A「おら!!こいや!!」
桐乃「い、いや!離して!」
男B「さっさとあるけや!!」ドカツ
桐乃(どうして)
桐乃(どうしてこうなったんだろう)
桐乃(助けて)
桐乃(助けて、お兄ちゃん・・・)
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 11:33:07.66 ID:HPaYIzgO0
母「桐乃遅いわねー」
大介「帰ったらきつく叱らなければ」
京介「まぁまぁ親父、桐乃も年頃なんだし少しくらい遅くなるのはしゃーないって」
大介「年頃だからこそだ」
大介「こんな時間までほっつき歩いているとなにがあるかわからないだろ」
京介(それにしてもアイツおせーな)
京介(もしかしてなにかあったのか?)
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 11:37:06.24 ID:HPaYIzgO0
ピロリロリン♩
母「あら、桐乃からだわ」
大介「どうした」
母「もう遅いからあやせちゃんの家に泊まるそうよ」
大介「そうか、今度御礼を言わなきゃいけんな」
京介(なんだ、あやせん家に泊まるのか)
京介(まぁなんにせよよかった)
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 11:42:34.07 ID:HPaYIzgO0
〜〜現在〜〜
桐乃「ってわけなの・・・」
京介「・・・」
京介「てっきりあの日はあやせん家に泊まったとおもったのに・・・」
桐乃「そいつらに言われたの」
桐乃「友達の家に泊まる事にしろって」
桐乃「じゃないと、友達にも、あやせや加奈子にまで手を出すって・・」
桐乃「それだけは、それだけは嫌だったから・・・」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 11:47:50.81 ID:HPaYIzgO0
京介「そうだったのか・・・」
桐乃「ねぇ、わたしどうすればいいかな?」
桐乃「わたしあんな知らない奴らの子供でも、堕したくない!」
桐乃「せっかくこの身に宿った命を、望まれなかったとしても」
桐乃「お腹の赤ちゃんには関係ない、罪はないの!」
桐乃「けど・・まだ中学生のわたしには・・・」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 11:52:26.96 ID:HPaYIzgO0
京介「そうだな」
京介「お前の体のこと、うちの世間体のこと」
京介「とくにうちの親父は警察官だ」
京介「余計に風当たりも厳しくなるだろうな」
桐乃「でも!!」
京介「あぁ、でもだ!」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 12:00:52.58 ID:HPaYIzgO0
京介「お前がこんなにもお腹の子供を想っているお前に」
京介「俺は産むななんて、堕せなんて言えない」
京介「大丈夫、親父やお袋には俺も一緒に話してやる」
京介「いつでも俺がお前の事を守ってやる」
京介「だからお前は安心して産んでくれ!」
桐乃「兄貴・・・」
桐乃「ありがとう!!」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 12:07:36.06 ID:HPaYIzgO0
〜〜1年後〜〜
大介「こっちでしゅよ〜」ニヤニヤ
赤ん坊「あぶぅ」トコトコ
大介「ほ〜ら、だいしゅけおじいちゃんでしゅよ〜」ニヤニヤ
京介「しっかし親父も顔がにやけっぱなしだな〜」
京介「あのころの威厳が全くないな」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 12:16:55.55 ID:HPaYIzgO0
あの後、俺と桐乃は親父とお袋にお腹の子の事を話した
最初は2人とも反対したが、俺の懇願と桐乃の子を想う気持ちには勝てず、了承した
それからは、世間からの冷たい目にも負けず、家族で乗り越えてきた
桐乃の友達のあやせや加奈子、黒猫や沙織達の協力も大きかった
赤ん坊が産まれてからというもの、親父は顔が崩れっぱなしだ
エロゲが見つかった時のあの威圧感はどこへいった
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 12:26:20.70 ID:HPaYIzgO0
桐乃はモデルをやめ、パートを始めた
俺も学校を卒業後就職し、子育てを手伝っている
桐乃の負担を少しでも減らしてやりたい
だって約束したのだから
いつでも桐乃を守ると
京介「しかしお前に似て可愛い赤ん坊だな〜」
桐乃「あったりまえでしょ!?私の子が可愛くないわけがないじゃない!」
京介「しかしよかったのか?」
桐乃「なにが?」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 12:31:31.14 ID:HPaYIzgO0
京介「この子を産んだ事でお前の人生は大きく変わった」
京介「陸上をやめ、モデルもやめ、まだやりたい事や夢だってあったはずだ」
京介「それでもこの道をえらんで本当に良かったのか?
桐乃「何度も言ってるじゃない」
桐乃「この子を産んだ事に後悔なんてない」
桐乃「それに今のわたしの夢はこの子が元気に育つことよ」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 12:33:12.90 ID:HPaYIzgO0
京介「そ、か」
京介「ならいいんだ」
桐乃「ねえ」
京介「なんだ?」
桐乃「ありがとう、そしてこれからもよろしくね、お兄ちゃん!!」
終
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [] 2011/04/06 12:35:17.22 ID:HPaYIzgO0
バイト夜勤あけのへんなテンションで書いた
後悔はしてない
これが初SSだったんだがやっぱり文章考えんのはむずかしいな
こんな稚拙で童貞チックなSSにお付き合いいただきありがとうございました
俺の妹がこんなに可愛いわけがない キャラキュートfeat.八雲剣豪 高坂桐乃 / 黒猫 / 沙織・バジーナ 全3種セット
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産みました
これじゃお話として何の体もなしてない、駄文もいいところだった。
せめて後悔して、見つめ直せ。