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エレン「ミカサを嫉妬させたい」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 07:36:46 ID:Zw7n3SbE

エレン「だから協力してくれ」

エレン「アニ!」

アニ(何を言っているんだこいつは)


※エレミカ、アルアニ前提でエレアニとアルミカ要素あり

※キャラ大崩壊注意

進撃の巨人 ミカサ・アッカーマン (1/8スケール PVC製塗装済み完成品)

2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 07:37:28 ID:Zw7n3SbE

アニ「…断る」

アニ「ミカサの嫉妬なんて日常茶飯事じゃないか。今日だってライナーが降ってきた」

アニ「あれ以上、嫉妬なんかさせたら冗談じゃなく死人が出るよ」

エレン「…」

エレン「ああ、確かにそうかもしれねぇ。けど!」

アニ「…?」

エレン「それでも俺は!ミカサに嫉妬して貰いたい!」キリッ

アニ(こいつ…こんなに真剣な目で…)

3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 07:38:27 ID:Zw7n3SbE

アニ「…一つ聞いていい?」

エレン「何だ?」

アニ「何で私に頼む?」

エレン「え?そりゃアニが一番頼みやすそうだと思ったからだよ」

アニ「へぇ…」

アニ(嬉しい)

エレン「それに、お前アルミン好きだろ?」

アニ「えっ」

エレン「俺に協力すればアルミンとも近付けるし、悪い話じゃねぇだろ?」

アニ「えっ」

エレン「?」

アニ「えっ」

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 07:39:11 ID:Zw7n3SbE

アニ「…何で…」プル…

エレン「ん?」

アニ「何で…知ってるんだい…?」プルプル

エレン「それは…」

エレン(視線でバレバレ…とは言わない方がいいよな)

エレン「あー…何となくだよ」

アニ「そう…」

アニ(そんなに分かりやすかったかな。恥ずかしい)プルプルプルプル

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 07:40:09 ID:Zw7n3SbE

アニ「…分かったよ」

エレン「!」

アニ「協力すればいいんだろ?」

エレン「本当か!ありがとう!」

アニ(まあ、私にとっても悪い条件じゃないしね)

アニ「で、具体的に何をすればいい?面倒なのはごめんだよ」

エレン「ああ、簡単だよ。一緒に飯を食って、講義を受けてくれればいい」

アニ「それだけ?」

エレン「それだけだ。けど、ミカサならこれで充分のはずだ」

アニ(確かに)

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 07:40:45 ID:Zw7n3SbE

エレン「じゃあ早速、明日の朝から頼むな!」

アニ「はいはい…」

アニ(明日からエレンと一緒にご飯…)

アニ(ということは、アルミンも一緒に…)

アニ(楽しみ)フフッ


10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:17:29 ID:Zw7n3SbE

??翌朝

エレン「よう、アニ」

アニ「おはよ…アルミンは?」

エレン「誰かに用事があるとかで、先に行ってる」

アニ「そう」

アニ(そういえば今日はミカサも早かったな…)

エレン「お、向こうにいるみたいだぞ。ミカサも一緒だ。行こうぜ」

アニ「ま、まだ心の準備が」

エレン「何らしくもねぇこと言ってんだよ。行くぞ」

アニ(らしくもないって何だ)イラッ

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:18:08 ID:Zw7n3SbE

エレン「おう、アルミン、ミカサ」

アニ「お、おはよ…」ドキドキ

ミカサ「エレン、おはよう。アニも」

アルミン「おはよう、エレン、アニ。一緒に来るなんて珍しいね。どうしたの?」

エレン「ああ、さっきそこで会ったんだよ。対人格闘術で聞きたいことがあったし、ちょうどいいから一緒に食おうと思ったんだ。いいだろ?」

エレン(よし、この理由なら不自然じゃねぇだろ!どうだミカサ!)チラッ

ミカサ「…勉強熱心なのはいいこと」ヘイゼン

エレン(あれ?)

アルミン「そっか。じゃあ邪魔しちゃいけないね。二人じゃないと集中できないだろうし、ミカサ、僕らはあっちで食べようか」ガタッ

ミカサ「わかった」ガタッ

エレン「え、ちょっ」

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:19:08 ID:Zw7n3SbE

エレン「」ポツン

アニ「」ポツン

エレン「ど、どういうことだよ」ポツン

アニ「…こっちの台詞だよ」ゴゴ…

エレン「」ビクッ

アニ「話が違うじゃないか。近付くどころか離れてるんだけど?物理的に」ゴゴゴ…

エレン「ま、待て、アニ」ダラダラ

アニ「…はぁ…まあ最初だし、大目にみt」

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:19:49 ID:Zw7n3SbE

ミカサ「アルミン、パンの屑が頬に」

アルミン「え?ここ?」

ミカサ「違う、反対」ヒョイパクッ

アルミン「あっ!もう、口で言えば分かるよ!」プンプン

ミカサ「ごめんなさい、つい」フフッ


アニ「」

エレン「」


アニ「大目に見てやろうと思ったけど…」ゴゴゴゴゴ

エレン「」ダラダラダラ

アニ「今日の午後からの対人格闘術、覚悟しときな」

エレン(あ、俺死んだ)

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:20:47 ID:Zw7n3SbE

ーー午前、座学

アニ(結局、朝はエレンと二人だけで食べた。アルミンはミカサと二人で食べていた)

アニ(アルミンとの会話は挨拶だけ)

アニ(座学こそは、と思ったのに)


アルミン「あっ。ミカサ、今のところノートに取った?」

ミカサ「ええ。どうぞ」

アルミン「ありがとう、助かるよ」


アニ(座学も私とエレン、アルミンとミカサに別れて受けている)

アニ(そして肝心のミカサは、嫉妬する気配が一切感じられない…いつもならライナーが何度か宙を舞っているはずなのに)

アニ(それどころか…)チラッ

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:21:24 ID:Zw7n3SbE

エレン「おいさすがに近すぎだろ、ミカサ、アルミン。お前ら今までそんなに距離つめて座ったことねぇだろ、何考えてんだよ」ブツブツブツブツ

アニ(ミカサを嫉妬させたいと言っていたエレンの方が、逆に嫉妬する始末だ)

アニ(…ついでに私も)イライラ

アニ「ねぇ」

エレン「おい腕が当たってるぞ、何で嫌がらねぇんだよ二人とも」ブツブツ

アニ「ちょっと」

エレン「そりゃ幼なじみだけどよ、ちょっと気を許しすぎじゃ」ブツブツ

アニ「聞け」ゲシッ

エレン「痛いっ」

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:22:01 ID:Zw7n3SbE

エレン「急に蹴るなよ、アニ」

アニ「話しかけてるのに気付かなかっのはあんただろ。それより…」

アニ「何でまたあの二人と離れて座ってるんだい?」

エレン「そんなのこっちが聞きてぇよ…けどアルミンが」

アルミン『朝、二人とも楽しそうだったね。せっかくだし座学も一緒に受けてみれば?』

エレン「って言うから…」

アニ「…あまりアルミンを悪くは言いたくないんだけど…」

アニ「あいつの目は節穴か」

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:22:41 ID:Zw7n3SbE

アニ「楽しさとはかけ離れた空気だったじゃないか」

エレン「俺もそう思う。何でだよアルミン…ミカサァ…」

アニ(…アルミンには、人並みならぬ洞察力があるはず)

アニ(なのに、なぜあの最悪の空気を見て“楽しそう”なんて言ったんだ?)

アニ(何か理由があるのでは…?)

アニ「」ハッ

アニ(まさか)

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:23:53 ID:Zw7n3SbE

アルミン「ミカサのノートって初めて見たけど、分かりやすいね。無駄が全くなくまとまってる」

ミカサ「そんなことはない。ノートなら、アルミンの方が見易い」

アルミン「そ、そうかな」エヘヘ

ミカサ「そう。よかったら今度、じっくり見せてほしい」

アルミン「あ、それならミカサのも見せてよ」

ミカサ「もちろん、構わない」


アニ(まさか、ミカサと二人きりになりたかったんじゃ…)

アニ(…)

アニ(だったら、嫌だな…)

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:25:09 ID:Zw7n3SbE

エレン「おい、アニ?」

アニ「」ハッ

エレン「どうしたんだよ」

アニ「別に…」

エレン「そうか?気分が悪かったら言えよ」

アニ「そんなんじゃないから平気だよ」


バキッ

アルミン「ミカサ、ペンが折れてるよ!?」

ミカサ「…しまった、つい力が」

アルミン「仕方ないなぁ…僕の貸そうか?」

ミカサ「ありがとう、アルミン」


アニ(平気…)ズキッ

エレン「ペンなら俺が貸すのに…」

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:26:14 ID:Zw7n3SbE


ーー午後、対人格闘術

エレン「ミカサ」

ミカサ「!エレン!どうしたの?」

エレン「今日の対人格闘術、俺、アニと組むからな!」

ミカサ「…」

エレン(どうだ?今度こそ!)フフン

ミカサ「…ええ、分かっている」

エレン(あ、れ?)

21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:26:54 ID:Zw7n3SbE

ミカサ「朝、エレンはアニに対人格闘術について聞いていた。そして、それをここで活かそうとしている。違う?」

エレン「あ、おう」

ミカサ「頑張って。エレンなら、出来る」

エレン「あ、うん」

ミカサ「私はアルミンと組む約束をしている、ので、行く」クルッ

エレン「あ、はい…」

エレン(しまった!まさか自分で自分の首を絞めることになるとは…!くそっ)

エレン(つーか、またアルミンかよ!)

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:27:32 ID:Zw7n3SbE

エレン「はぁ…」

アニ「…ちょっと」

エレン「ああ、アニか」

アニ「組むんだろ?辛気臭い顔してないでさっさと構えな」

エレン「そうだな…やるか」

アニ「じゃあいくよ」

アニ(アルミンは…)チラッ

アニ(またミカサと…か…)

23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:28:36 ID:Zw7n3SbE

ーー

エレン「ちょっ、おい、アニ…!」ジタバタ

アニ「何だい?」ギリギリギリ

エレン「絞めすぎだろ…!」ジタバタ

アニ「…言っただろ、覚悟しときなって」ギリギリギリ

エレン「けど、さすがにこれは…!!」ジタバタ

アニ「…いいから黙って絞められときな」ボソッ

エレン「はあ!?」

アニ「分からないかい?この状況で、ミカサは黙ってないはずだ」ボソボソ

エレン「た、確かに!」

アニ「そろそろ来る頃じゃ…」チラッ

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:29:08 ID:Zw7n3SbE

アルミン「うわあ!」ドサッ

ミカサ「ご、ごめんなさい、アルミン。少し強すぎた。立てる?怪我はない?」オロオロ

アルミン「あはは、大丈夫だよ。やっぱりミカサは強いや」


アニ(あれ)

エレン(全然)

アニ(見てない)

エレン(だと…?)ガクッ

アニ「あっ」

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:30:13 ID:Zw7n3SbE

ーーー

ーー医務室

エレン「う…」

ミカサ「!エレン!気が付いたの?」

エレン「ミカサ…?ここは…」

ミカサ「医務室。それよりエレン、気分はどう?痛いところは?」

エレン「ああ、平気だ…って、何でお前がここにいるんだよ?」

ミカサ「エレンが心配だった、ので…。それに、対人格闘術はもう終わった。今は夕食の時間」

エレン「俺、そんなに寝てたのか…そういえば、アルミンは?」

ミカサ「今はアニと一緒にいるはず」

エレン「アニと?」

ミカサ「そう」

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:31:05 ID:Zw7n3SbE

ミカサ「…」

ミカサ「エレン。私はあなたに謝らないといけない」

エレン「は?何をだよ」

ミカサ「…アニに絞められている時、すぐに助けられなくてごめんなさい」

エレン「別に…つーかお前、気付いてなかっただろ。謝んなくても」

ミカサ「気付いていた」

エレン「は?」

ミカサ「気付いていた、のに、助けられなかった」

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:31:47 ID:Zw7n3SbE

エレン「え?気付いてたの?」

ミカサ「ええ」

ミカサ「ついでに言うと、エレンが私を嫉妬させようとしていることも知っていた」

エレン「え?」

ミカサ「…あの時、迷わず早く助けるべきだった。本当にごめんなさい」

エレン「あ、いや、それはもういい」

エレン「それより、知ってたってどういうことだよ!」

ミカサ「昨日、エレンとアニが話しているのを」

エレン「聞いてたのか?」

ミカサ「私じゃなく、アルミンが」

28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:32:27 ID:Zw7n3SbE

ミカサ「話を聞いたアルミンが持ちかけてきてくれた。逆にエレンを嫉妬させてみよう、と」

エレン「まさか、今日一日ずっとアルミンと一緒だったのは…」

ミカサ「そう。…ごめんなさい。エレンを嵌めるような真似をしてしまって」

エレン「いや、最初にしようとしてたのは俺だ。こっちこそ悪かった」

ミカサ「…今日、エレンとアニがずっと一緒にいるのを見ていて…私は冷静ではいられなかった」

ミカサ「座学ではペンを折ってしまった…。対人格闘術では、アルミンに力加減が出来なかった…」

エレン(そういえばそんなこともあったような)

29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:33:01 ID:Zw7n3SbE

ミカサ「私が嫉妬しない日なんて…ない」

エレン「ミカサ…」

エレン「俺もさ、お前とアルミンが一緒にいるのを見てて、ずっと嫉妬してた」

ミカサ「エレン…嫉妬してくれたの?」

エレン「あ」

エレン(しまった、つい言っちまった!恥ずかしい!)

ミカサ「嬉しい」フフ

エレン「」キュン

エレン(可愛いからいいか…)

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:33:52 ID:Zw7n3SbE

ーーー

ーー同時刻、医務室の外

アルミン「上手くいったみたいだね。エレンも元気そうだし」コソコソ

アニ「…そう」コソコソ

アルミン「さて、心配事もなくなったし、夕食に行こうか」スッ

アニ「うん」スッ

アルミン「そうだ。アニにも謝っておかないと。今日はごめんね」

アニ「何であんたが謝るのさ」

アルミン「色々と巻き込んでしまったし」

アニ「私は別に…というか、最初に言ってきたのはエレンだし…」ハッ!

アニ(そういえば、さっきミカサが昨夜のやり取りをアルミンが聞いていたって…)

アニ(と、いうことは…)

31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:34:27 ID:Zw7n3SbE

アニ「アルミン」

アルミン「ん?」

アニ「あんた、どこまで聞いた?」

アルミン「…」

アニ「正直に言って」

アルミン「…正直に言うと、全部かな。一部、聞き取れなかったところもあるけど」

アニ(やっぱり)

アニ(じゃあ、私がアルミンのことを…っていうのも、バレて…)

32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:35:02 ID:Zw7n3SbE

アルミン「アニ」

アニ「」ドキッ

アルミン「君は今日、嫉妬してくれたかな」

アニ「え?」

アルミン「実はさ、僕も…少し、気が気じゃなかったんだ」

アニ「そ、それって、どういう」

アルミン「…ふふっ。さて、お腹すいちゃったな~早く夕食にしよう」スタスタ

アニ「ま、待ちなよ、アルミン!」スタスタ

アニ(私も…私だって…)

アニ(嫉妬してたよ、ずっと)

33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 09:35:35 ID:Zw7n3SbE

おわり


35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/10/20(日) 10:05:15 ID:tfkHn97o

おわり





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