1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:39:24 ID:TkMEUmwc
現パロ、104期メンバーが高校に入ったばかりの設定
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン
エレン「あ~今日も終わった、終わった!」
ライナー「ようやくだな。やれやれ」
エレン「なんか、高校入ってから授業が急に難しくなってないか?」
ライナー「確かにそれはあるな…アルミンの奴は変わってないみたいだが」
エレン「あいつは別格だしな…」
ライナー「よし、じゃあ俺はアメフト部に行ってくるか…」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:40:20 ID:TkMEUmwc
エレン「おう、がんばれよ」
ライナー「お前は、なんか部活入らないのか?」
エレン「今のところは考えてないな」
ライナー「運動神経いいのにもったいないな…どうだ、アメフト部」
エレン「遠慮しとく…なんか男臭そうだ」
ライナー「なんか別の意味にしてないよな?」
エレン「はあ?」
アニ「…お疲れ」
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:41:59 ID:TkMEUmwc
ライナー「よう、アニ。お疲れ」
エレン「あれ、アニは部活入ってないんだっけ?」
アニ「そうだね、入ってないよ」
エレン「そうなのか…」
アニ「あんたも、まだ入ってないんだろ」
エレン「まあな」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:43:53 ID:TkMEUmwc
ガラ
アルミン「エレン、お待たせ。帰ろうか」
エレン「ようアルミン」
ライナー「よし、俺は行ってくるぜ」
アニ「私も帰るよ」
エレン「おう、じゃあ明日な」
アルミン「またね、アニ、ライナー」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:44:45 ID:TkMEUmwc
エレン「ミカサの奴は?」
アルミン「生徒会の仕事が忙しくなるから、先に帰ってほしいってさ」
エレン「そっか、じゃあ帰るか」
アルミン「うん」
帰り道 国道14号沿い
エレン「しかし、ミカサの奴が生徒会に入るなんてな」
アルミン「うん、ちょっと驚いたよ」
エレン「あいつ中学の時、帰宅部だったもんな。もったいないぜホント」
アルミン(それは、エレンが帰宅部だったからなんだけどね…)
6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:45:21 ID:TkMEUmwc
アルミン「君たち二人共、帰宅部だったのはもったいなさ過ぎるよ…」
アルミン「運動部に入ってたら、多分いいところまでいけたんじゃないかな~」
エレン「そんな簡単じゃないだろ」
アルミン「アニも中学の時、陸上部で全国に行ったんだからさ…」
エレン「あいつすごかったよな…もう高校ではしないのかな」
アルミン「どうだろうね…」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:47:18 ID:TkMEUmwc
エレン「そういやさ、俺バイト決まってよ」
アルミン「前に行ってたレストランだっけ。決まってよかったね」
エレン「ああ。まあ、喫茶店に近いんだけどさ」
アルミン「でも、バイトなんていきなりだね」
エレン「社会勉強になるしな」
アルミン「うん、いいことだと思うよ」
エレン「ただ、みんなには言わないでくれよ。恥ずかしいからな」
アルミン「うん、わかった。でも、いつか見に行ってみたいな~」
エレン「おいおい…」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:57:12 ID:TkMEUmwc
ユミル「よし、クリスタ。腕組んで帰ろうぜ」
クリスタ「女の子同士でそんなことしないの」
ユミル「ちぇ、つれねーなー」ブーブー
クリスタ「愛しの彼としたらいいのに…」
ユミル「そんな奴いねぇし」
クリスタ「この前、告白されたの知ってるよ」
ユミル「断ったしな」
クリスタ「そうなんだ」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 08:58:40 ID:TkMEUmwc
ユミル「クリスタなんて、入学してから何回されてんだ~?」
クリスタ「え、えっと…」
ユミル「忘れるほどされてるんだな」
クリスタ「もう、ユミル!」
ユミル「ははは、しかし断られた方はしばらく立ち直れないだろうな」
クリスタ「私は…恋愛とかまだよくわからないし…」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/06(火) 09:02:44 ID:TkMEUmwc
ユミル「ま、まだ私達15だしな…これからだな」
クリスタ「そうだよ、これからだよこれから!」
クリスタ「あれ、エレンとアルミンじゃない?」
ユミル「あ、マジだ」
アルミン「あ、クリスタ!……とユミル」
ユミル「おい、私はついでかよ」
エレン「よう、二人共。帰りか?」
クリスタ「うん、そうだよ」
ユミル「ミカサの奴がいねぇな」
エレン「あいつは生徒会だな」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 09:41:44 ID:.6Uof73Y
クリスタ「生徒会か~ミカサも頑張ってるんだね」
アルミン「うん、そうだと思うよ」
ユミル「で、お前らは特に何もせずにフラフラ帰宅部か?」
アルミン「あははは…まあ、そんなところかな」
エレン「なに言ってんだよ。アルミンはこれから勉強漬けなんだぜ」
クリスタ「勉強漬け?中間試験は終わったよ?」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 09:42:21 ID:.6Uof73Y
エレン「そうじゃなくてさ、アルミンは国家公務員一種目指してるからな」
アルミン「ちょ、エレン…!」
クリ ユミ「国家公務員一種~~~!?」
エレン「ああ、といっても俺はどのくらい凄いのかはわかんねぇけど」
クリスタ「私もあんまりわからないけど…公務員の中で一番難しいんじゃないの?」
アルミン「うん…そうなんだよね。でも大したことないよ」
ユミル「大したことないだ?はあ?」
22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 10:03:32 ID:.6Uof73Y
ユミル「確か一種て一流大学卒業じゃないとまずとってくれないんだろ?」
アルミン「うん…だから、まずそこから入る必要があるんだけどね…」
エレン「本当かよアルミン。大変だな…」
クリスタ「すご~い、アルミン…」
ユミル「まあ、凄いけどな…せっかくの青春を勉強漬けかよ…なんか悲しいな…」
アルミン「いやいや、まだ僕高校一年だしさ…まだ時間もあるし…そんなに勉強漬けにはならないよ」
エレン「なんだ、そうなのかよ。よかったじゃん」
アルミン「エレンが大げさなんだよ、まったく…」
ユミル「はあ~しかし、一度きりの人生なんだし、青春は謳歌したいよな」
クリスタ「うん、青春謳歌したいね」ワクワク
23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 10:05:49 ID:.6Uof73Y
アルミン「青春か~あんまり僕らの中でも浮いた話ってないもんね」
エレン「そういや、中学の頃からみんな一緒なんだよな。ジャンとかもみんな同じ高校に入ったし…その割に何も聞かないな…」
クリスタ「そうだっけ?中学の頃に噂はあったよね」
ユミル「ああ、あったな」ニヤニヤ
アルミン「あったっけ?」
エレン「どうだろうな」
ユミル「エレンとアニは付き合ってるっていうな」
エレン「げふっ!!」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 10:08:06 ID:.6Uof73Y
アルミン「え…?本当?それ…?」
クリスタ「う、うん…噂だけどさ…女子の一部では言われてたよ」
アルミン「僕はてっきり、エレンとミカサ、ライナーとベルトルトの疑惑が囁かれてたんだと思ってたけど…」
ユミル「あれは有名だからな…いつの間にかネタにしか使えなくなったじゃねぇか」
アルミン「だね…ははは」
エレン「そ、そんな噂があったのかよ……」
ユミル「お前のその動揺具合から見て、もしかして事実か?」
クリスタ「…」
エレン「それは……」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 10:27:08 ID:.6Uof73Y
回想
エレン「ほら、スポーツドリンク」
アニ「ありがと…」
エレン「大丈夫か?大分辛そうだけど」
アニ「これくらいの走り込みは楽だよ。ていうか、あんたも参加することないのに」
エレン「俺だけ、見てるだけだと暇だしな」
アニ「あんた、私の専属マネージャと思われてるかも」
エレン「陸上部エースの専属か…格好いいじゃん」
アニ「はあ、だから妙な噂も立つんだね…」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 10:27:55 ID:.6Uof73Y
エレン「なんか言った?」
アニ「なんでも…あ、そうだ」
エレン「ん?」
アニ「せっかく、マネージャーになってるんだし、いっその事付き合わない?」
エレン「え…お、俺とか…?」
アニ「いいじゃないか。中学のお付き合いなんて、遊びみたいなものだよ」
エレン「ま、まあ…そうかな…?」
アニ「じゃあ、いいんだね」
エレン「お、おう、よろしく…」
27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 10:36:28 ID:.6Uof73Y
エレン「まあ…事実かな…」
クリスタ「ええ~~~初めて聞いた…」
ユミル「ほう、案外やるじゃねぇか、てめぇ」
アルミン「僕も初めて聞いたよ」
エレン(しかし、あの後あんまりマネージャーみたいなことはしなくなったし)
エレン(アニも全国大会行ったしで忙しくなったし、自然消滅した感じなのかね…)
エレン「でも、今は何でもないからな…」
クリスタ「別れたんだ…」
ユミル「なんだよ、つまんねぇな」
エレン「おもしろそうにしてんじゃねぇよ」
ユミル「でも、付き合うまでの馴れ初めとかあるんだろ?聞かせろよ」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 10:52:11 ID:.6Uof73Y
エレン「ば、変なこと言うなよ…俺バイトあるから…もう行くな!」タタタ
ユミル「あ、行っちまいやがった…ん、バイト?」
クリスタ「アルバイト?」
アルミン「ああ…自分で言っちゃってるよ…エレン…」
エレンのバイト先
店長「えっと、今日からアルバイトとして働いてくれるエレン君だ」
エレン「あ、よ、よろしくお願いします」
29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 11:01:06 ID:.6Uof73Y
一同「よろしく~」
店長「このレストランは喫茶店のような気軽さもある。両方のいいところを兼ね備えてる店なんだよ。君もがんばってくれ」
エレン「は、はい…」
店長「で、君と同じ仕事をしてくれるのは…ヒッチさんかな」
ヒッチ「あ、私ですか?」
店長「だね、年齢はエレン君と同じ年かな?4月から来てくれてるから少し先輩だね。色々教えてやってほしい」
ヒッチ「わかりました」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 11:03:20 ID:.6Uof73Y
エレン「ヒッチ…さん?」
ヒッチ「呼び捨てでいいけど…エレン…よね?」
エレン「ああ」
ヒッチ「最初は皿洗いからだけど、すぐに接客の仕事させられるよ。できそう?」
エレン「別に人見知りはしないから…大丈夫だと思うけど…」
ヒッチ「ならいいじゃん、同じ年みたいだし。あんたも高1?よろしくね」
エレン「よろしくな」
夜
「お疲れ様でした~~」
エレン「あ~初日終わった……けっこう忙しかったな…」
ヒッチ「お疲れ~~じゃ、またね~」
エレン「おう、お疲れ様」
エレン「…俺も帰るかな…」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/05/07(水) 11:03:56 ID:.6Uof73Y
こんなところで、また書きますね。
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