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ココア「クソガキチノちゃんにお仕置きするね」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 10:45:57.71 ID:+SXgTJs7M.net

いつしか、チノを虐待する悦びに目覚めてしまったココア。
口では嫌がりながらも、チノの身体は徐々にそれを受け入れつつあった。
そんな二人の歪んだ情念が渦巻くラビットハウスに、今日も悲鳴が響き渡る。

ココア「チノちゃん。まずは>>5ね」

ご注文はうさぎですか? マウスパッド 3

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 10:48:01.27 ID:JUy/g8ix0.net

オナニー


8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 10:49:53.41 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「ほら。チノちゃん。早くオナニーしてよ」

チノ「そんな……。ココアさんが見てる前で……」

ココア「見てる前でするのは嫌?」

チノ「はい……」

ココア「ってことは、見てないところではしてるってことだよね?」

チノ「……」

ココア「あはは。チノちゃん隠れてオナニーしまくってるんだー」

チノ「しまくってはないです……」


9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 10:52:00.66 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「じゃあ服着たままでいいからやってよ。それなら恥ずかしくないでしょ?」

チノ「うう……。恥ずかしいですよ」

ココア「ほら」

チノ「……」

ココア「早く」

チノ「……はい」クチュクチュ

ココア「本当に始めちゃうんだー。チノちゃんはド変態だねぇ!」

チノ「ド変態なんかじゃ……。ん……っ」クチュクチュ


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 10:54:26.37 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「どう? 自分でするのって気持ちいい?」

チノ「あ……っ。ん……っ」クチュクチュ

ココア「ねぇねぇ。気持ちいいの?」

チノ「き、気持ちいいです」クチュクチュ

ココア「チノちゃんは人前でいきなりオナニー始めて、気持ちよくなっちゃう変態さんなんだねぇ」

チノ「う……っ。うあああ……っ!」ビクッビクッ

ココア「ん?」

チノ「はぁ……っ。はぁ……っ」

ココア「もしかしてもうイッちゃった?」


11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 10:58:00.98 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「はぁ……っ。はぁ……っ」ビクッビクッ

ココア「私に言葉攻めされて、普段より興奮しちゃったの?」

チノ「……」

ココア「ド変態でドMなんだねぇ、チノちゃんは」

チノ「……」

ココア「ほら。言ってごらんよ。『私はド変態です』って」

チノ「わ、私はド変態です……」

ココア「それから?」

チノ「ココアさんの前でオナニーして……、言葉攻めされてイッちゃうド淫乱の雌豚です……」

ココア「あははー。そこまで言えなんて言ってないのにー!」


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:00:18.91 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「チノちゃんは人目を気にせず汚いところをイジりまわしちゃう癖があるから、
   それを矯正するためにお仕置きしないとだね」

チノ「癖って……。今したのが初めてですよ」

ココア「じゃあ次は>>16ね」


16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:02:50.76 ID:JUy/g8ix0.net

放尿


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:05:43.83 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「チノちゃんどこ行くの? トイレじゃなくてここでするんだよ」

チノ「ええ……」

ココア「ほら。早くパンツ脱いで」

チノ「は、恥ずかしいです」

ココア「たまに一緒にお風呂入るでしょ? あれは平気なの?」

チノ「お風呂とは違います……」

ココア「じゃあそのままでもいいよ」

チノ「えっ」


19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:09:08.44 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「パンツ履いたままでいいから。そのまましなよ」

チノ「でも……」

ココア「どうせイヤラシイ液でパンツぐしょぐしょにしてるんでしょ?
   おしっこしても変わらないって」

チノ「……」

ココア「立ったまましてね」

チノ「……っ」チョロッ

ココア「早く。待ちくたびれちゃうよ」

チノ「うう……っ」チョロロロロロロ

ココア「なんかおしっこが太もも伝って来るのって卑猥だよねぇ」


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:11:19.41 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「ううう……っ」

ココア「もしかして我慢してたの? 随分量が多いみたいだけど」

チノ「……」

ココア「それとも普段からそんなに大量のおしっこ出るの? 足元に水溜りできてるよ」

チノ「ふう……っ。ふう……っ」

ココア「なんで息が荒いのかな? もしかしてお姉ちゃんの前でおしっこして興奮しちゃった?」

チノ「はぁ……っ。ふうう……っ」

ココア「チノちゃん本当にド変態なんだねぇ!」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:12:07.44 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「パンツぐしょぐしょで気持ち悪いでしょ?」

チノ「はい……」

ココア「別にチノちゃんのだから汚くはないけど……。
   かわいそうだから次は>>26してあげるよ」


26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:16:47.71 ID:hslad7/9a.net

そのパンツチノちゃんの口に入れる


29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:18:38.58 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「ほら。脱いで」

チノ「でも……」

ココア「早く。私を怒らせたいの?」

チノ「はい……」

ココア「うわぁ。びっちょびちょじゃん。これ何?」

チノ「これは……」

ココア「何?」

チノ「私のおしっこです……」

ココア「おしっこと?」

チノ「……愛液です」


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:20:41.17 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「それをこれから口に入れるんだよ?」

チノ「……」

ココア「びっちょびちょにしちゃってさぁ。恥ずかしくないの?」

チノ「……」

ココア「ほら。早く口に含みなよ」

チノ「……っ」

ココア「嫌なの?」

チノ「……」

ココア「じゃあ私が入れてあげるよぉ!」ガバッ

チノ「きゃああっ!」


31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:23:28.32 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「うぐぐぐぐぐ……っ!」

ココア「何抵抗してるのよ。そんなことしても無駄だって分かってるでしょ?」ググッ

チノ「ふうう……っ! ぉえええっ! げほっ! げほっ!」

ココア「チノちゃんの何だから汚くないって。……ねぇ!」グリグリ

チノ「うえっ! やだ……っ! やだあああっ!!!!」

ココア「それじゃあいつまでたってもいい子になれないよ!?
    クソガキのままでチノちゃんいいの!?」グッグッ

チノ「うえ……っ! ええええ……っ!」


32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:25:14.66 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「はい! よくできました!」

チノ「う……っ。ぅええ……っ!」モガモガ

ココア「じゃあそのまま次に行くからね」

チノ「ううう……っ! もががががが!」フルフル

ココア「ん? どうしたの首横に振って」

チノ「もがが! もががががが!」ブンブン

ココア「パンツ口に入れたままじゃ嫌?」

チノ「もが!」ウンウン


35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:27:16.95 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「あはは。チノちゃん、口の端から色々混ざった液体垂れてるよー」

チノ「もがが……」ゴキュッ

ココア「あっ、今飲んじゃったでしょ?」

チノ「ぐ……っ! ごえええ……っ!」ボタボタボタボタ

ココア「チノちゃんのだから汚くないってば」

チノ「ううう……っ」ボロボロ

ココア「泣かないでよぉ」


36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:30:47.96 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「パンツはいずれ取ってあげるから。このまま続行するよ」

チノ「もが……」モジモジ

ココア「足クネクネさせてどうしたの? 汚れた下半身がかゆいの?」

チノ「もが」ウンウン

ココア「そっかー! じゃあ次は>>40ね」

チノ「もがー!」モジモジ


40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:33:20.64 ID:5kfZ1gXCK.net

夜中にDQNが集まる公園で鉄棒とチノの腕を手錠にかけて放置


43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:35:49.64 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「これでよし、っと」ガシャン

チノ「もがが……っ!」ジタバタ

ココア「なぁに? チノちゃん」ズルッ

チノ「げほっ!? ごほごほ……っ! はぁ……っ、はぁ……っ!
  な、何のつもりですか! こんなところに手錠で繋いで!」

ココア「何のつもり? ここはねぇ。夜中になると、悪い男の人がたくさん来るんだよー」

チノ「な……っ」


45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:38:02.24 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「どういうことか分かる?」

チノ「やめ……っ。やめてください……っ」ガタガタ

ココア「もしかして想像しちゃった? やっぱりチノちゃんは淫乱だねぇ」

チノ「だっ……。こんなの違います……っ。私が求めてたのは……っ」

ココア「チノちゃんはエッチなことに興味があるんじゃないの?」

チノ「違います! そんなんじゃありません!」ガシャガシャ


47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:41:47.73 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「んー。……まぁいいや。その悪い人達が集まってくるまでまだ12時間くらいあるし。
    私はラビットハウスに帰ってるからね。明日の朝また来るから」

チノ「待ってください! これ外してください!」ガシャンガシャン

ココア「じゃあねー。チノちゃーん」スタスタ

チノ「やだ……っ! 行かないでください! 私はこんなの望んでません!」ガチャガチャ

ココア「……」スタスタ

チノ「やだぁ……っ! ココアさぁん……っ! 私は……、私はぁ……!
  こんなのじゃない……っ、私はココアさんと……! ココアさんとぉ……っ!」

ココア「……」ゾクッゾクッ


48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:45:51.83 ID:+SXgTJs7M.net

~ラビットハウス~

ココア「うふふ……。チノちゃん、何を言おうとしてたのかなぁ。
   『ココアさんと』ってぇ。うふっ……。うふふふふ……っ!
   今頃チノちゃん泣いてるのかなぁ、悲しんでるかなぁ。
   それとも怒ってる? うふふ……。様子見に行きたいけど、まだ我慢、我慢」ゾクゾクッ

~公園~

チノ「男の人になぶられるなんて……。そんなの嫌だ……。
  私はココアさんに……。うう……っ! うううう……っ!
  ココアさんは、私のことが嫌いだからいじめてるんでしょうか……。
  私は……、私はこんなに好きなのに……。うう……っ! ぐす……っ」ポロポロ


50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:48:30.51 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「あー! もう我慢できない!」ガバッ

そろそろあたりが暗くなり始めた頃、
チノの身を案じたココアは、公園へ向かい>>54


54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:50:00.21 ID:Ok0LV9Kk0.net

千夜ちゃんと濃厚なキスを見せ付ける


59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:54:40.81 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「ココアちゃん! それ本当なの!?」

ココア「うん! だから早く公園に行かないと!」

千夜「チノちゃんが悪いやつらに捕まってるって……。
   私たちが行くより、警察に行ったほうがいいんじゃないかしら……」

ココア「警察はダメだよ!」

千夜「どうして? 私たちが行くより確実だと思うけど」

ココア「だって右折禁止違反しただけで7000円も取られたんだよ!?
   なんなんだよ、マジで! ふざけんなよあの糞白バイ野郎!」

千夜「ど、どうしたのよ急に」


61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 11:56:49.33 ID:+SXgTJs7M.net

~公園~

ココア「ほら! あそこ!」

千夜「本当だわ! チノ……、ああ……っ!」コケッ

ココア「千夜ちゃん、危ない!」ズサァ!

千夜「いたた……。わっ、ココアちゃん!? 大丈夫!?」

ココア「あてて……。うん、平気だよぉ」

千夜「ごめんなさい……、私のせいで。……あ、ここすりむいちゃってるわ」

ココア「どこ?」


66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:02:03.20 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「ほら、ここよ」

ココア「あはは。このくらい平気だよ。
   ……そう言う千夜ちゃんも、髪の毛に砂ついちゃってる」グイッ

千夜「取ってくれるの? ありがとう」

ココア「うん。ちょっとじっとしててね。
   ……それにしても、千夜ちゃん髪の毛綺麗でうらやましいなぁ」

千夜「うふふ、ありがとう。ココアちゃんの髪も綺麗よ」ナデナデ

ココア「ちょっとー、くすぐったいよぉ」


67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:05:30.27 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「うう……っ。どうして……、ココアさん……」グスグス

ココア『ほら! あそこ!』

チノ「え……。あ、ココアさん! ……と、千夜さん?
  なんで二人一緒に……、ええっ……? どうして二人抱き合って……。
  え……。今、キスしてた……? 嘘……。嘘ですよね……?
  あ……。お互い髪の毛撫であって……、それで……。
  嘘……。嘘です……。嘘ですよ……。
  どうして……。そんな……」


68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:07:17.92 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「大丈夫!? チノちゃん!」ガシャン!

チノ「あ……」

ココア「運よく近くに鍵が落ちてて良かったね!」ニコッ

チノ「はい……」

千夜「誰に捕まったの!? 顔は見た!?」

ココア「見てないよね? チノちゃん」

千夜「ココアちゃん……?」

チノ「……はい。見てません」


70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:09:01.09 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「とりあえず警察に……」

チノ「警察には言わないでください」

千夜「……どうして?」

チノ「……千夜さんは、私にこれ以上恥をかけって言うんですか」

千夜「チノちゃん……。まさか……」

チノ「もういいんです。もういいんですよ」

千夜「ごめんなさい……。つらかったわよね、チノちゃん」ギュッ


72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:12:27.49 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「離してください!」ドンッ!

千夜「きゃっ! ……そ、そうよね! ごめんなさい。まだ、気持ちが落ち着いてないわよね」

チノ「そこじゃありません。……千夜さん、ついさっき、何してました?」

千夜「え……」

チノ「何してたんですか、ココアさんと」ジロリ

千夜「あ……、それは……。(もしかして、ココアちゃんと髪を褒め合ってたの見てたのかしら……。
   チノちゃんはつらい思いしてたのに、目の前で呑気なことをしてたから、きっと怒ってるんだわ……)」

チノ「何をしていたんでしょう」


75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:15:23.36 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「チノちゃん。本当にごめんね……?
  ココアちゃんがあまりにも綺麗で……」

チノ「……っ!」ゾワッ

千夜「きゃああっ!」ドサッ

ココア「チノちゃん! やめて!」

チノ「ふざけ……っ! ふざけないでくださいよ……っ!
  あんなに見せつけるような真似をして……!」ギリギリギリギリ

千夜「く、苦しい……っ! 苦しいわ、チノちゃん……」


77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:17:37.92 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「チノちゃん! 落ち着いて!」

チノ「……っ!」ギリッ

千夜「く……っ。あ……っ」ガクガク

チノ「ココアさんもココアさんですよ。私の気持ちも知らないで」

ココア「チノちゃん! いい加減にしないと怒るよ!?
   千夜ちゃんから降りて! その手を離して!」

千夜「あ……っ。あ……っ」ガクッガクッ


79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:19:56.05 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「げほっ! げほっ!」

ココア「大丈夫!? 千夜ちゃん!」

チノ「……」

千夜「はぁ……っ。はぁ……っ。だ、大丈夫よ。ココアちゃん。
  ……それと、チノちゃん」

チノ「……なんでしょう」ジトリ

ココア「チノちゃん!」

千夜「いいのよ、ココアちゃん。……チノちゃん、ごめんなさいね。
   私が悪かったわ。つい、ココアちゃんの綺麗さに目を奪われちゃって……」


81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:23:00.07 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「それは、宣戦布告と見なしていいんでしょうか」

千夜「……許して、なんて言わないわ。怒って当然のことを私はしたんだから」

チノ「なるほど。承知の上でやったわけですね。なおさら救いようがないです」

千夜「……そうね。ごめんなさい」

ココア「千夜ちゃんもこれだけ謝ってるんだから。許してあげなよ、チノちゃん」

千夜「ココアちゃん……」ウルウル

チノ「……っ! 到底、許せませんよ。もう>>85してやります」


85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:26:04.10 ID:YMkbozOQ0.net

千夜ちゃんの目の前でシャロちゃんの首を飛ばす


91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:29:26.39 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「……何を、言っているの」

チノ「聞こえませんでした? 大事な人を目の前で奪われる悲しみ、
  千夜さんにも味わわせてあげますよ」

千夜「お願いだから、やめて」

チノ「やめません。千夜さん、あなたの目の前で、シャロさんの首を飛ばして差し上げます。
  シャロさんには何の恨みもありませんが、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
  千夜さんの大事なものは、私の嫌悪する対象です」

千夜「チノちゃん。言っていいことと悪いことの区別もつかなくなっちゃった?」


93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:31:55.62 ID:+SXgTJs7M.net

シャロ「ふんふ、ふんふふーん。バイト代出たし、今日は豪華に食事ができるわよ。
    鰹節ご飯に、海苔でもまぶして食べてやろうかしら」

千夜『いい加減にしてッ!』

シャロ「ん……? あれは千夜……?
   と、ココアとチノちゃん。公園で何してるのかしら。
   ……なんかピリピリムードだし」


95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:34:23.66 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「シャロちゃんは何も悪くないじゃないの! やるなら私に……!」

シャロ「私がどうしたのよ? ケンカは良くないわよ」

ココア「シャロちゃん!?」

チノ「……風はこちらに向けて吹いているようですね」

千夜「シャロちゃん……? どうして……!」

チノ「覚悟してください。……別に恨みはありませんが」

シャロ「は? いったいなんなのよ」

千夜「シャロちゃん! 逃げて! 殺されるわ!」


98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:36:12.99 ID:+SXgTJs7M.net

シャロ「殺されるって……。話が見えないんだけど」

チノ「それならそれで構いません。知らないってことは、幸せなんです」

ココア「チノちゃん! お願いだからやめて!」

千夜「……っ!」ガシッ

チノ「何の真似ですか!? 離してください!」

千夜「シャロちゃん……! 今のうちに……!」

シャロ「ええ……。意味わかんない……」


100: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:39:11.41 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「ああっ!」ドサッ

チノ「非力な千夜さんが、私に勝てるわけないじゃないですか」

ココア「千夜ちゃん! 大丈夫!?」

シャロ「ちょっと。千夜に何してるのよ」

チノ「なんだっていいでしょう。シャロさんには関係ありません」

シャロ「関係大アリだってば」

果て無き暴走は止まらず、シャロの首を飛ばすため、チノは>>104を取り出した。


104: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:40:29.90 ID:ksPcqle40.net




110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:45:14.80 ID:+SXgTJs7M.net

シャロ「な……、何のつもりよ……、それ……!」

チノ「答える必要はありません。その身体で理解してください」ブゥン!

シャロ「ぎゃわっ! ……ま、マジじゃないのっ!? 死ぬわよ! そんなの!」ドタドタ

千夜「やめ……、やめてぇ……」ガタガタ

ココア「チノちゃんやめよう……? ね……? 一緒にラビットハウスに帰ろう……?」ガタガタ

チノ「……どうしてまた抱き合ってるんですかね。私に見せつけたいんですか。
  まったく、イライラします。……イライラします、ねッ」バグン!

シャロ「ぎゃあああっ!!!!! やめっ……! 死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ……」バタバタバタバタ

チノ「……逃げる姿っていうのは、どうしてこうも無様なんでしょうか」スタスタ


113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:48:25.05 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「追いかけっこは終わりにしませんか」スタスタ

シャロ「あ、あんたがそれ仕舞ったらね!」スタタタタッ

チノ「……? (どうして公園の外に逃げないんでしょう。何か理由が……)」チラッ

千夜「ひっ……」ビクッ

チノ「ふふっ。(なるほどね)」ニヤリ

ココア「チノ……、ちゃん……?」

シャロ「あ……! あんた! やめなさい!」バタバタ

チノ「ふ……、ふふふふふっ……」

千夜「え……?」


116: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:51:13.78 ID:+SXgTJs7M.net

シャロ「千夜! 逃げなさい!」

千夜「えっ、ええ……っ」ガクガク

チノ「簡単なことでした。こっちから先に潰すべきだったんですね」

ココア「や、やめようよ……。ねぇ……」

シャロ「お願いだから千夜! 逃げて!」

千夜「に、逃げたいけど……。立てないよ……」ガクガク

チノ「腰でも抜かしましたか。元気に走り回ってたシャロさんとは大違いですね。
   まぁ、こちらとしては好都合ですが」

ココア「チノちゃん!」

千夜「あっ……。あっ……」


121: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:53:18.38 ID:+SXgTJs7M.net

シャロ「千夜!」ダッ

チノ「それでは……」スッ

千夜「あっ……。あああ……っ」ジョワワワワァ

ココア「ダメ……。ダメだよ……」ガクガク

シャロ「千夜あああああ!!!!!!」ダダダッ

チノ「はい。いらっしゃいませ」ブゥン

シャロ「かへっ?」グジュンッ

千夜「ひっ……」


125: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:56:28.54 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「シャロ……、ちゃん……?」ペタペタ

シャロ「あぐ……っ。が……っ」ビクンッビクンッ

千夜「シャロちゃん……! シャロちゃんッ!!!
  あああああああ!!!! うああああああああああああっ!!!!!!」ギュウウウウ

チノ「一撃じゃ、首飛ばすどころか死にもしないんですね。
  意外と斧っていうものは扱いづらいものです」

ココア「チノちゃん……。何してるのよ……」

千夜「シャロちゃあああああん!!!!!!!
  お願いだから死なないでええええええっ!!!!!!」

シャロ「が……っ。ごぽ……っ」


131: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 12:59:16.83 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「千夜さん。どいてください。そのままだと、シャロさんの首を飛ばせないので」

千夜「……っ」ギュウウウウウウウッ

チノ「さすがに斧の一撃もらって息があるのはおかしいと思ってましたが、
  咄嗟に左腕を挟んでたんですね。ほら、腕千切れかけてますよ」

千夜「……」

チノ「その出血量ならそのうち死にますが。生きてるうちに首飛ばしたいんです。
  千夜さん。どいてください」


134: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:01:10.45 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「断るわ」

チノ「そうですか。それなら千夜さんにも叩き込むことになりますけど」

千夜「……っ」ギュウッ

ココア「チノちゃん……。ホントにやめて……?
   今だったら、まだやり直せるから……」

チノ「やり直せる?」クルリ

ココア「……っ!」ビクッ

チノ「何をやり直すって言うんですか」


138: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:04:30.11 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「ここから私の人生、どうやって挽回するって言うんでしょう。
  愛する人を目の前で奪われて、一生笑われながら生きていくんでしょうか」

シャロ「……」ピクッピクッ

千夜「シャロちゃん……」

チノ「友人に斧を振り下ろして、どう罪を償えばいいんですか。
  終わりなんですよ、もう。ココアさんと千夜さんが来た時点で。
  もう終わりなんです。私は……。もう、終わりです……」

ココア「チノちゃん! いい加減にしなよ! これ以上続けるっていうなら、>>143するよ!」


143: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:06:42.92 ID:YMkbozOQ0.net

私の手で千夜ちゃんを殺す


149: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:11:10.18 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「え……。ココアちゃん……?」

ココア「ねぇ、千夜ちゃん。チノちゃんの言ってたこと、ちゃんと聞いてた?」

千夜「何を言ってるの……?」

ココア「”ココアさんと千夜さんが来た時点で”。チノちゃんはこう言ったよね」

千夜「……」

ココア「つまり。千夜ちゃんさえここに来なければ、こんなことにはならなかったんだよ。
   シャロちゃんがそこで苦しんでるのも、チノちゃんが人殺しになりそうなのも。そして」

千夜「が……っ!? ココ……、ア、ちゃん……。くる……、っしいよ……」ガクッガクッ

ココア「千夜ちゃんが死ぬのも。全部千夜ちゃんのせいだよ」ギリギリギリギリ……


152: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:15:07.29 ID:+SXgTJs7M.net

千夜「だ……っ、て……。ココアちゃんが……」ガクガク

ココア「私が?」ミリミリミリミリ

千夜「ここに……。私を誘って……」

ココア「じゃあ千夜ちゃんは私が人を殺せって言ったら人を殺すの?
   こんなことになるんだから、千夜ちゃんはここに来るべきじゃなかったんだよ。
   恨むんなら、自分の運命力の無さを恨むんだね。
   勝手に人まで巻き込んで、あまつさえそれを人のせいにしようとする。
   そういう腐った根性が、この悲劇を招いてるんだよ。
   ちゃんと自覚して、今から死ぬまでの短い時間、せいぜい苦しみの中で悔い改めるといいよ」ゴキィッ

千夜「……!」ビクンッ!


154: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:17:14.29 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「……死にました?」

ココア「まだ息はあるみたいだね」

千夜「……」ビクッビクッ

ココア「そっちは?」

チノ「こっちもまだ生きてますよ」

シャロ「……」コヒューコヒュー

ココア「そっか。じゃあそこに二人並べて、私たちはお家に帰ろうね」

チノ「そうですね」

瀕死の二人を置いて、二人は>>158へと向かった。


158: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:19:52.13 ID:YMkbozOQ0.net

リゼちゃん宅


161: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:22:04.28 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「相変わらずリゼちゃんのお家はおっきぃねぇ!」

チノ「そうですね。胃がムカムカします」

ココア「リゼちゃーん! あそぼー!」

チノ「……出てきませんね。留守でしょうか」

ココア「そんなわけないよ。これだけ豪邸なんだから、使用人の一人くらいいるはずだよー」

チノ「それもそうですね」

ココア「リー! ゼー! ちゃーん! あー! そー! ぼー!」

チノ「小学生時代を思い出します」


162: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:23:33.99 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「おいおい……。どうしたんだ」ガチャ

ココア「あ、リゼちゃーん」

チノ「リゼさんこんにちは」

リゼ「おお……。インターフォンあるんだから鳴らせよ。
  私の部屋から玄関まで来るのに全力で走っても5分かかるんだ」

ココア「何それ。自慢?」

チノ「胃がムカムカしますね」


164: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:25:52.53 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「別に自慢じゃないが……」

ココア「あー、リゼちゃんにとっては普通のことだもんねぇ。
   一般庶民には自慢に聞こえちゃうんだよー。ごめんねぇ」

チノ「そうですね。自然に嫌味が口から出てくるのも、金持ちの特権ですよね」

リゼ「……すまなかったな。……それで、何の用だ? いきなり訪ねて来て」

ココア「>>169」


169: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:27:53.88 ID:ksPcqle40.net

私たちの奴隷にしてあげる


171: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:30:28.35 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「奴隷?」

ココア「うん。しょうがないから奴隷にしてあげるよ」

チノ「そうですね」

リゼ「いやいや……。言っている意味が分からんが」

ココア「奴隷なんだから敬語でしょ?」

チノ「敬語じゃないと質問には答えません」

リゼ「何を言い出すんだ急に」


173: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:31:33.94 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「なあ、どういうことだ」

ココア「つーん」

リゼ「おい」

チノ「無視」

リゼ「……いったいどういうことなんでしょうか」

ココア「しょうがないから奴隷にしてあげるんだよ」

チノ「そうですね。リゼさんあたしたちしか友達いませんからね」


174: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:34:42.79 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「友達いるぞ。他にも」

ココア「つーん」

リゼ「……友達たくさんいますよ」

ココア「嘘だよー! だってリゼちゃん、一般庶民と話が合うわけがないもん!」

チノ「そうですよね。一緒にいるだけで胃がムカムカします」

リゼ「うちの高校だと、別に普通だぞ。まぁちょっとばかし、金持ちか知らんけど」

ココア「……”普通”とか言ってるよ。どうする? チノちゃん」ヒソヒソ

チノ「口を開けばすぐ嫌味ですね。金持ちはこれだから嫌いなんです」ヒソヒソ


176: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:36:47.27 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「……それで。”奴隷”ってのは何をすればいいんですかね」

ココア「貢物」

リゼ「ん?」

チノ「金目のものをください。お金でもいいですよ」

リゼ「随分ストレートだな……」

ココア「私たちには今、お金が必要なんだよ!」

チノ「金持ちのリゼさんは金策なんてしたことないんでしょうね」


179: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:39:17.85 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「人にたかることが”金策”と呼べるのか……」

ココア「ほらほらほら! 喋ってる暇あったら、お・か・ね!」

チノ「さっさと持ってきてください。時は金なりです。
   無駄な時間を浪費してる場合じゃありません」

リゼ「なんなんだよ……。ところで、なんでそんなに金が必要なんだ?
   何か欲しいものでもあるのか?」

ココア「うん。使い道はもう決まってるよ」

チノ「>>183」


183: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:41:07.80 ID:ksPcqle40.net

リゼ用の調教道具を買うからです


187: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:45:19.43 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「なんで私が、自分を調教するための道具を用意してやらなくちゃならないんだ」

ココア「道具はこっちでそろえるからいいよ」

チノ「リゼさんはお金だけくれればいいです」

リゼ「同じことだろう……、それは……」

ココア「同じことじゃないでしょ!? 調教道具買うのって、意外と恥ずかしいんだよ!?」

リゼ「なんで私が説教くらわなくちゃならないんだ……」

チノ「ラビットハウスに、私用の調教道具たくさんありましたけど、
  ココアさんが買い揃えてたんですか」

ココア「うん。恥を忍んでね」


188: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:47:47.33 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「とにかく。そんな目的じゃ、金はやらん」

ココア「そう。じゃあいいよ」クルリ

チノ「そうですね。また来ます」スタスタ

リゼ「おお……? 随分あっさり引き下がったな……」

……

ココア「リゼちゃんも馬鹿だなー。自分の首を絞めるようなことして」

チノ「そうですね。私用の極太バイブで中を掻きまわしてやりましょう」

ココア「うんうん。いきなりのハードなプレイに、リゼちゃんは耐えられるかなぁ」


189: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:49:38.86 ID:+SXgTJs7M.net

~ラビットハウス~

ココア「リゼちゃーん。さっきはごめんねぇ」

チノ「すいませんでした」

リゼ「なんだ。冗談だったのか。目がマジだったから本気かと……」

ココア「あはは。そんなわけないじゃない。ねー? チノちゃん」

チノ「そうですよ。私たちがそんなことするわけないじゃないですか」

リゼ「あっははは。そうだな。すまない」


191: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:52:00.42 ID:+SXgTJs7M.net

チノ「お詫びのスペシャルブレンドです。是非飲んでください」

リゼ「別にいいって。じゃ、まぁ。遠慮なく」ズズッ

ココア「……」ニヤリ

リゼ「あー。確かにうまいな、これ。何と何をブレンドしたんだ?」

チノ「色々ですよ。それはもう、”スペシャル”な出来に仕上がってます」

リゼ「そうか。これなら店に出しても……? お……?
  なんか視界が……」ドサッ

ココア「うっふふふふ……」

チノ「まんまとかかりましたね」


192: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:54:43.43 ID:+SXgTJs7M.net

リゼ「……」スースー

ココア「リゼちゃんの寝顔かわいいねぇ。ずっと眺めてても飽きないよ」

チノ「そうですね」

ココア「スタイルもいいし、無防備に寝てるとムラムラするよね」

チノ「そうですね」ハァッ……ハァッ……

ココア「そう慌てないで。焦って起こしちゃうと面倒だから」

チノ「……承知してます」ハァハァ

ココア「まずは肩慣らしに>>196」


196: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:56:47.41 ID:YMkbozOQ0.net

私がリゼちゃんのお口にちゅー


199: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 13:59:47.83 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「ごめんね。私ちょっと我慢できないよ……」ハァハァ

チノ「あ……っ」

ココア「ん……っ。んん……っ」チュウウウッ

リゼ「ん……っ!」モソモソ

ココア「はぅ……。ん……っ」チュッチュチュッ

リゼ「ん……」モゾッ

チノ「ああ……、リゼさん素敵です……。
  (でも、ココアさんまた私に見せつけるように……。
   本当に私の気持ちに気付いてないんでしょうか……)」ムラムラ


201: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:02:21.29 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「リゼちゃんのくちびる柔らかいよぉ……」ハムッ

リゼ「……っ」ビクッ

ココア「はぁ……っ! リゼちゃん……っ!」レロレロチュッ

リゼ「んん……っ!」モゾモゾ

チノ「ちょっと、ココアさん。そろそろ起きてしまいますよ。
   (もう見ていられません……。
   なんでしょうか、この胸を締め付けられるような感覚は)」キュウウウウン


202: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:04:25.27 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「はぁ……っ! はぁ……っ!
   ダメだ……。私もう我慢できないよ……」ヌギッ

チノ「まだ早いです! 落ち着いてください!」

リゼ「ううん……」スースー

ココア「だって……! 私のここが熱く疼いて……」キュンキュン

チノ「まだまだ時間はあります。順序は守りましょう」ハァッ……ハァッ……

ココア「そ、そうよね。ごめんね、チノちゃん」

リゼ「ん……」スースー


203: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:06:17.85 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「ああ……。あの柔らかそうなおっぱい……」フラフラ

チノ「あれにうずもれて窒息したいですね」

リゼ「んん……っ」プルンッ

ココア「落ち着いて……、私……。
   つ、次は>>207しようかな……」ハァハァ

チノ「……」ムラムラ

リゼ「ぅん……っ!」スースー


207: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:08:54.98 ID:ksPcqle40.net

吊るしてから乳首舐め


209: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:13:02.04 ID:+SXgTJs7M.net

ココア「……そっちOK?」ギシギシ

チノ「……はい。大丈夫です」ギリッ

リゼ「んんん……っ!」

チノ「でも、この吊るし方でいいんですか?
  手首でロープ結んじゃうと、そこに全体重がかかって手首壊れちゃいそうですけど」

ココア「うん。壊すつもりでこうしたからね」

チノ「え……」

ココア「リゼちゃんのことだからここから逆転する可能性もあるでしょ?
   壊せるところはついでに壊しておいた方がいいんだよ」

リゼ「んんぃぅぅうう……っ」フゥフゥ


210: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:15:38.09 ID:umtFAnNnM.net

ココア「リゼちゃーん! 起きてー!バシャーン

リゼ「ぷわっ!? げほっ!? ごほっ……!
  な、なんだ……? うぐ……っ! いったぁ……!」ギシッギシッ

チノ「おはようございます。リゼさん」

リゼ「い……っ、ぐううう……っ!」バタバタ

ココア「あはは。暴れるともっと痛いよぉ。手首外れちゃってるかな?」

リゼ「あああ……っ!!!」ギシッギシッ


212: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:18:21.76 ID:umtFAnNnM.net

リゼ「ココア……! チノ……! 何のつもりだ……!」

ココア「リゼちゃん泣かないでよー。そんなに痛いの?」

チノ「もう色変わっちゃってますね、手首」

リゼ「ふぅ……ッ! ふぅ……ッ! さっさと……、降ろせぇ……っ!」

ココア「せっかく吊るしたのに嫌だよぉ」

チノ「私たちが満足したら降ろしてあげます」

リゼ「くそ……ッ! ふざけるな……ッ!」ギリギリ


213: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:21:01.59 ID:umtFAnNnM.net

ココア「これで準備完了。やっぱりリゼちゃんスタイルいいよねぇ」

チノ「裸にするとよく分かりますね」

リゼ「くう……っ」

ココア「私はこっち舐めるから」

チノ「じゃあ私は左側ですね」

リゼ「うく……っ!? やめろォ……」ジタバタ

ココア「あはは。だから暴れると余計痛いって」

リゼ「……っ! ……っ!」ビクッビクッ


214: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:23:58.70 ID:umtFAnNnM.net

ココア「そうそう。そうやってロープを手で握ってれば痛くないからね」ペロッチュパッ

リゼ「く……っ」ビクッ

チノ「大きすぎて両手じゃないと抱えきれません」チュッチュウウッ

リゼ「あぐ……っ!? す、吸うな……っ! くうう……っ!」ビクッビクッ

ココア「吸われるの弱いんだ? いいこと聞いちゃった」チュウウウウウウウッ

チノ「そうですね……。ん……っ」チュッチュッチュッチュッチュッチュパッ

リゼ「う……っ! ああ……っ! ああああ……っ!」


216: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:26:12.19 ID:umtFAnNnM.net

リゼ「い、痛い痛い痛い痛い……」ギュウウウウ

ココア「ん? 吸ってるだけなのに?」チュウウウウウッチュパッ

チノ「手首じゃないでしょうか」

リゼ「うあああ……っ! ああああ……っ!」ギシッギシッ

ココア「あ、そうか。気持ちいいから手に力入れてロープ持てないんだね」

チノ「そうみたいですね……。はむっ……」チュルルルルルッ

リゼ「ぅんっ……! ああ……っ! くううううううう……っ!」ギシギシ


218: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:29:30.63 ID:umtFAnNnM.net

リゼ「うあああ……っ! 痛いいいいいっ!!! あああああっ!!!!!」ジタバタ

ココア「あはは。チノちゃんいじめすぎだよぉ」

チノ「はむっ! むうう……っ!」チュルルルルルッチュパッチュバッ
   「(さっきココアさんとキスした罰です。
   苦しめて苦しめて、痛みに気が狂うまでやってやります。
   せいぜい私と同じ気持ちを味わったらいいんですよ。
   胸が張り裂けるような、身を切られるような痛み。
   失禁するまで苦しんだら、リゼさんにも少しは理解できるでしょうか)」

リゼ「くああああ……っ! んぎいいいいい……っ!」


219: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:32:13.07 ID:umtFAnNnM.net

リゼ「あが……っ。が……っ」ビクッビクッ

ココア「あー。だから言ったのにぃ! リゼちゃんまた失神しちゃったよ!?」プンスカ

チノ「すいません。少しやりすぎました。
  (どうしてココアさん、リゼさんのことでこんなに怒るんでしょうか。
   胃がムカムカしてきました)」

ココア「もう……! とりあえず降ろすからね!」

チノ「手伝います。
   (リゼさんが憎くて仕方有りません。
    ……でも、リゼさんを見てるとムラムラしてくるのはなぜでしょうか。
   無性に壊してやりたくなります)」


220: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:34:14.89 ID:umtFAnNnM.net

リゼ「……」ピクッピクッ

ココア「ちょっとやりすぎちゃったねぇ」

チノ「そうですね。すいません」

ココア「リゼちゃんの身体……、というより心が耐えられなさそうだし、もうやめておこうか?」

チノ「>>235」


235: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 14:52:34.54 ID:YMkbozOQ0.net

何言ってるんですかココアさん、心も体も壊すんですよ


253: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:12:41.78 ID:umtFAnNnM.net

チノ「何言ってるんですかココアさん、心も体も壊すんですよ」

ココア「チノちゃん?」

チノ「さぁ次はどうしましょうか。快楽を与えるならローター、
  延々と羽箒でくすぐるのもいいかもしれませんね。
  いきなり極太バイブで二穴攻めして完膚なきまでに壊してやるとか。
  拷問系なら爪剥ぎ、指折りあたりでしょうか。
  さすがに切り落としや関節破壊にはまだ早いですよね。
  たっぷり苦しめて、死を願うほどに追い詰めて、
  気が狂っていくさまを映像に残してやりましょう。
  それを縛り上げたリゼさんに繰り返し見せてやるんです。
  ストレスに耐えかねた脳が委縮し、何も考えられなくなったところで……」

ココア「ストップ。チノちゃん」


255: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:15:08.92 ID:umtFAnNnM.net

チノ「なんでしょう」

ココア「リゼちゃんにそこまでしちゃダメだよ。もっと大事にしないと」

チノ「……なんでですか。千夜さんとシャロさんはあんな扱いだったのに」イラッ

ココア「だってリゼちゃんはラビットハウスの一員でしょ?
   リゼちゃんがいなくなったら、いざという時に仕事を押し付ける人がいなくなるじゃない」

チノ「あ」

ココア「チノちゃんと二人で旅行行きたいときとかどうするのよ」

チノ「そこまで考えていませんでした」


257: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:17:40.18 ID:umtFAnNnM.net

ココア「破壊するのは手首までね」

チノ「……どうしてですか」

ココア「他の部分壊したら仕事に支障が出るでしょ?
   きついオーダーの時に敢えてリゼちゃんに任せて、
   手首の痛みに必死に耐えながら重たいトレイ持ってる姿にグッとくるんじゃないの。
   痛めつけるならのちのことまで考えないと。
   できる限り長い時間苦しむようにね」

チノ「さすがです。ココアさん」

ココア「分かってくれた?」

チノ「はい。……でも」

ココア「うん?」

チノ「やっぱり私、リゼさんを壊したいです」


258: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:19:20.47 ID:umtFAnNnM.net

ココア「どうして?」

チノ「だって、ココアさんさっきからリゼさんの話ばっかりですよ。
  なんというか、こう……」

ココア「ふーん? なるほどねぇ……」ニマニマ

チノ「……?」

ココア「つまりチノちゃんは、嫉妬しちゃってるわけだ。リゼちゃんに」

チノ「あ……」

ココア「そういうことだよね?」

チノ「これは嫉妬……。なんですか……」


260: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:21:43.33 ID:umtFAnNnM.net

ココア「それならちゃんとお願いすればいいのに。
    『ココアさん。もっと私をいじめてください』って」

チノ「……」

ココア「『リゼさんばかりにかまってないで、私を見てください』ってさぁ」

チノ「……」

ココア「あはは。チノちゃんかわいいねぇ。相変わらずのクソガキっぷりだよぉ」

チノ「……はい。私はクソガキで、変態で、淫乱で、どうしようもない雌豚です」


261: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:23:19.04 ID:umtFAnNnM.net

ココア「その上、痛めつけられて悦ぶ性的倒錯者だね」

チノ「はい。私はココアさんがいないと何もできない、ゴミクズです。
   どうか捨てないでください」

ココア「分かったわ。じゃあ>>265」


264: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:25:20.69 ID:u4/CVTjra.net

全裸で買い出し


265: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:25:50.89 ID:rNSyxYwa0.net




266: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:28:28.54 ID:umtFAnNnM.net

チノ「え……」

ココア「行けるよね? 私に口答えするなら見捨てるけど」

チノ「全裸で……、買い出し……」

ココア「あ、無理かぁ。じゃあリゼちゃんとイチャイチャしよっと」

チノ「……っ! ま、待ってください!」

ココア「ん? さよならの挨拶でもする?」

チノ「ち、違います。やりますよ……。私……」ハァー……ハァー……

ココア「やらせていただきます、でしょ?」

チノ「……はい。私、全裸で買い出しに行かせていただきます」フーッ……フーッ……


268: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:32:19.15 ID:YHBMst7CM.net

ココア「あはは! チノちゃんかわいいー」

チノ「うっ……。くぅ……っ」モジモジ

ココア「クソガキらしく体つきも子供みたいだし、これなら行けるんじゃない?」

チノ「は……、はい! 頑張ります!」

ココア「じゃあ私のお気に入りのパン屋さんで明太子フランスと、
   業務用スーパーで牛乳と卵をお願いね。
   あと公共料金の支払いもついでにしてきて」

チノ「え……」


272: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:36:52.51 ID:YHBMst7CM.net

ココア「何?」

チノ「パン屋さんと、スーパーと、郵便局……。三件も行かないといけないんですか……」

ココア「公共料金はコンビニでも支払えるよ?」

チノ「そ、それだけじゃありません! ココアさんの好きなパン屋さん、
   あそこはバスに乗らないと行けない距離でしょう!
   5kmは離れてますよ!」

ココア「ふーん。チノちゃん、お使いもできないんだ。がっかりだよ。
   じゃあ。私はなんでも万能にこなせるリゼちゃんと遊ぶから。じゃあね」

チノ「かひゅ……っ! ま、待って……! げほっ! げほっ……!
  ひゅぅ……っ! ひゅっ……! や、やります! 私! 行けますよ……っ!」

ココア「過呼吸になるくらいなら無理してやらなくてもいいよ?
   ただ、お使いもできないクソガキなんだなぁって、私が幻滅するだけなんだから」


274: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:39:50.86 ID:YHBMst7CM.net

~コンビニ~

チノ「(大丈夫……、大丈夫……。私は馬鹿には見えない服を着てる……。
   私が全裸に見える人は全員馬鹿なんだ……。
   だから大丈夫……。馬鹿にどんな目で見られても……。
   私は耐えられる……。だから平気……)」

店員「いらっしゃー……いい!?」

チノ「こ、これお願いします。
  (それに胸は髪の毛で、下半身は左手で押さえてるから……。
   他の部分は見られても……。水着と同じ……。水着と……)」


275: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:42:38.76 ID:YHBMst7CM.net

店員「お、お嬢ちゃん。それ、虐待とか……?」

チノ「早くしてください……!
  (コンビニの店員風情が、他人のプライベートに関わってこないでほしいです……。
   だから嫌いなんですよ……。こういう偽善の塊みたいなやつは……)」

店員「で、でも。おかしいよ、それ。上着……、上着だけでも貸してあげるから……」アタフタ

チノ「早くしてくださいって言ってるじゃないですか!?
   こっちの事情はあなたに関係ないでしょう!?
   セクハラで訴えますよ!!!」

店員「わ、分かりました……」ピッピッ


276: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:45:28.14 ID:YHBMst7CM.net

客「おい……、あれ……」

客「もう幼児って年齢でもないよな……。どうしたんだろ……」

ざわざわ……

チノ「早く! 早くしてください!」ドンッ!
  (くっ……。他の客まで増えてきました……っ!
   この店員がモタモタしてるから……っ!)」

店員「は、はい! すいません! ○○円になりますっ」

チノ「これで! お釣りはいりませんし、領収証も捨ててくれて結構です!」ダッ

店員「あ、ありがとうございましたー!」


279: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:49:21.81 ID:SWixpBr3M.net

~ラビットハウス~

チノ「かひゅ……っ! かひゅう……っ! おえっ! おえええっ!」

ココア「ちょっとー。まだー? 私は早く、
   目玉焼きを乗せた明太フランスを牛乳で流し込みたいんだよー」

チノ「ごべ……っ、ごべんなざい……っ! すぐ……っ! おえええっ!
  すぐ……っ、ひゅううう……っ! いってぎまずがらぁ……っ!」

ココア「もう吐かないでよ? 部屋に匂いがつくんだからね」

チノ「すいません……っ! すいませぇぇえん……」ポロポロ


280: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:51:57.61 ID:SWixpBr3M.net

チノ「(そうだ! どうせココアさんは見ていないし、途中で服着ちゃえばいいんだ!)」

~シャロ宅~

チノ「強化ガラスじゃないとかさすが貧乏人の家です。
   ……さて、この服でいいでしょうか」

~パン屋~

チノ「やっぱり服は着ないといけませんね。文明人ですから」ニコニコ


281: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:55:04.17 ID:SWixpBr3M.net

チノ「買ってきました!」

ココア「あれぇ? 思ったより早かったねぇ。てっきりバスに乗るのが恥ずかしいからって、
   歩いて往復10kmの道のりを行くのかと思ってたけど」

チノ「ココアさんのためですから! 全裸でバスに乗るのくらいへっちゃらです!」

ココア「そっかぁ」

チノ「はい! 明太フランスです! あとは卵と牛乳だけですね」

ココア「うん! ありがとう!」パングシャッ

チノ「え……っ」

ココア「私のためならへっちゃらなんだよね? 次は”ちゃんと全裸”でバスに乗ってきてね」


284: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 15:58:17.58 ID:SWixpBr3M.net

チノ「どうして……」

ココア「あはは。なんで私が買うもの指定したか分かってなかったの?
   さすがにクソガキっぷりだねぇ。
   ちゃんと全裸で買って来たのか確かめられるように、
   お店と、街中の要所要所にある監視カメラはジャック済みなんだよ。
   次ズルしたら……、分かるよね?」ニコッ

チノ「は、はいっ! わかりっ……、わかっ……っ! ……っ!
   かひゅっ……! ひゅうう……っ! か……っ! ……っ!」

ココア「あははー。買い物どころか呼吸もうまくできないみたいだねー」


286: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:01:14.17 ID:SWixpBr3M.net

~バス停~

チノ「(やっぱりダメです……。ひい、ふう、みい……。
   たくさん人がいます……。こんなの……、耐えられません……。
   10kmは長いですが、隠れる場所を見つけながら、歩いていきましょう……)」クルッ

ココア『次は”ちゃんと全裸”でバスに乗ってきてね』

チノ「……っ!」ピタッ

ココア『街中の要所要所にある監視カメラはジャック済みなんだよ』

チノ「ううううううう……っ!」ガタガタガタガタ


288: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:03:28.94 ID:SWixpBr3M.net

チノ「……っ!」ササッ

運転手「ちょ、ちょっと、キミ! なんだいその格好は……」

チノ「うるさいです! 話しかけないでください! お金は払ったでしょう!?」イライラ

運転手「しかし……」

チノ「早く出発してくださいよ! みんなを待たせるのが運転手の仕事なんですか!?
  (ああ……、みんなの視線が痛いです……。
   早く……、早く……! 早く出発してください……!)」


290: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:07:47.60 ID:SWixpBr3M.net

乗客「(いじめか何かだろうか……? 最近の子はひどいことをするよ、まったく……)
   お嬢ちゃん! ワケは聞かないよ!
   でも見ていられないから! これ羽織っときな!」ファサッ

チノ「……っ!」ビクゥッ!

ココア『監視カメラはジャック済みなんだよ……』

チノ「触らないでぇッ!!!」バシン!

乗客「わっ……!?」

チノ「私に触らないでくださいッ! 警察に通報しますよ!
  (どうしてこう人というのは他人に干渉したがるんでしょうか……!
   無関係なんですから……、ほっといてくれればいいのに……っ!)」


292: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:10:28.27 ID:SWixpBr3M.net

~パン屋~

チノ「(ようやく……、ようやくついた……)」フラフラ

店員「いらっしゃいま……! お、お嬢ちゃん! どうしたの……!?」

チノ「どうもしません。これをください。早く。
  (あまりイライラさせないでください……。
   買ったらすぐ出てきますから……、
   私はこれからまたバスに乗って帰らないといけないんです……)」

店員「で、でも……」


293: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:13:16.12 ID:SWixpBr3M.net

チノ「いいからッ! 早くしてくださいッ!」バンッ!

店員「だ、ダメよ!」

チノ「何がですか! ほら! お釣りはいりませんから!」グイグイ

店員「事情を話してくれなくちゃ売れません! どうしてこんな……。
   とりあえず裏に行きましょう……?
   服も貸してあげるし……、話だってゆっくりと聞くから。……ね?」

チノ「……っ!」バシッ

店員「あ……、ちょっと! 待ちなさいっ!」


294: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:15:32.14 ID:SWixpBr3M.net

~ラビットハウス~

チノ「かひゅ……っ! ひゅうう……っ!」

ココア「カメラで見てたよー。チノちゃんが全裸で5km走ってるとこ。
    あれなら日本代表にスカウトされるかもねぇ」

チノ「ひゅ……っ! く……っ! えええ……っ! ごええええっ!!!」

ココア「あーあー……。だから吐かないでってば」

チノ「ごべんなざい……っ! くひゅ……っ! うげえええええっ!!!」


297: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:18:55.53 ID:SWixpBr3M.net

チノ「すびば……っ! ずびばぜん……っ! ごぇ……っ!
   ごれぇぇぇええっ!!! これ……っ。ココアさんの……」

ココア「あー、明太フランスだー」

チノ「かひゅっ……、ひっ……、ひぐうう……っ! うううう……っ!
   あどっ……、あとは……っ! ひぐっ! あとは……、
   近所の業務スーパーだけです……っ、けほっ……、かふ……っ」

ココア「えー? チノちゃん何言ってんのー?」パングシャッ

チノ「ひっ……、ええ……っ! ひぐぐぐぐ……っ! なんで……、なんでぇ……っ!」

ココア「誰が”盗んで来い”って言ったのよ。私は”買ってきて”って言ったの。
    ちゃんとお金払ってやり直してきてね」


299: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:21:56.88 ID:SWixpBr3M.net

チノ「そんな……っ、けほっ……、けほっ……」

ココア「できないの?」

チノ「無理ですぅ……。ひぎい……っ! あそこは……っ!
  ……っく! 服着てないと……、買えないってえええ……っ!」

ココア「あっそ。じゃあいいわ。……リゼちゃーん」

チノ「ううううう……っ! ひどい……っ! ココアさん、ひどいです……っ!」

ココア「私は何回もチャンスあげてるよ? ひどいのは、
   満足に買い物もできないクソガキのチノちゃんでしょ?」

チノ「>>304」


304: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:24:50.49 ID:rNSyxYwa0.net

いぎます


307: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:29:36.53 ID:SWixpBr3M.net

チノ「いぎます」

ココア「いいよー? 無理しなくても」

チノ「無理してません」

ココア「じゃあちゃんとお願いして」

チノ「私に、全裸で買い出しに行くことをお許しください。
  指をさされようが、嘲笑されようが、心配されようが、
  蔑まれようが、視姦されようが、手を差し伸べられようが。
  どれも意に介さず、明太フランスと卵、牛乳を全裸で買いに行くことを、
  私に命令してください。ココアさんのお役に立てる喜びを、
  どうか私に与えてください。お願いします」

ココア「うんっ! よろしい。じゃあこれが最後のチャンスだよ」

チノ「はい」


308: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:30:51.34 ID:SWixpBr3M.net

チノ「行ってきます」

ココア「あ、ちょっと待って。チノちゃん」

チノ「? なんでしょ……」チュッ

ココア「えへへ。……頑張ってきてね」ニコッ

チノ「……はい。頑張ります」キュンキュン


309: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:34:17.81 ID:SWixpBr3M.net

~バス~

乗客「お前声かけろよ……」

乗客「お前がやれよ……。どうせあれ何かの罠だろ……」

~パン屋~

店員「またあなたなの? あなたに売るパンは……。
  ……。そう。分かったわ。……つらいだろうけど、頑張ってね。
  ……あなたがいいならそれでいいわ。
  さっきのパンのことはいいわよ。サービスで、つけておくから」

~バス~
運転手「な、なんだキミ……。その格好は……」

乗客「どうしたの!? ちょっとワケを話して御覧なさい!」


311: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:38:20.68 ID:SWixpBr3M.net

~業務スーパー~

店員「キミは……。ラビットハウス……、の子だよね?
  どうして……。うん……。うん……。そうなの……。
  でもそれは……。おかしい、……いや。
  ごめん、それは人それぞれだけど……。
  そうか。分かったよ。卵と牛乳の袋は、分けておいたからね」

~帰り道~

チノ「(ようやく終わりました……。
   長いこと続いたような気がしますが、まだ2時間もたっていません……。
   これも愛するココアさんのため……。
   ココアさんの笑顔のため……」フラフラ


312: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:40:23.34 ID:SWixpBr3M.net

ココア「おっかえりー! 早かったねぇ」

チノ「はい」

ココア「ちゃんと買えたんだー? どうやったの?」

チノ「全部説明しました」

ココア「全部?」

チノ「はい。私の愛を全部です。
  みなさん、話せば分かってくれる人たちばかりでした。
  心の中で悪態をついてたのが馬鹿らしいです」

ココア「へぇー。そっかー」


313: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:43:30.40 ID:SWixpBr3M.net

チノ「はい。これで全部そろいました。ココアさん、これ……」

ココア「ごめん。いらない」

チノ「え……」

ココア「だってチノちゃん遅いんだもん。それに買って来れるとも思ってなかったしさぁ。
   実は、さっきチノちゃんが家出る前にはもう、レトルトカレー食べちゃってたんだよね。
   急にやる気出されて焦っちゃったよー」

チノ「そんな……」


315: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:46:32.96 ID:SWixpBr3M.net

ココア「満腹だから、それチノちゃんにあげるよ。
    私はお風呂も入ったし、もう寝るから。じゃあね、おやすみ」

チノ「そんな……。ひどい……」ガクガク

ココア「あはは。全裸で外走り回る方がひどいよー。
    あっはははははははー」トントントントン

チノ「うあああ……っ! うあああああ……っ!」

ココア『えへへ。……頑張ってきてね』ニコッ

チノ「うああああああーーーー……っ!!!!!!
  (ココアさんの笑顔のために頑張ってきたのに……!
  あの笑顔は嘘だったんでしょうか……っ!」ブルブル


318: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:49:15.12 ID:SWixpBr3M.net

チノ「リゼさん……。ごめんなさい……」ギュッギュッパラッ

リゼ「いてて……。自由になったらぶん殴ってやろうと思ってたが……、
   そんな顔してるやつは殴れないなぁ……」

チノ「殴るなんて言わず、いっそ殺してください……」

リゼ「おいおい。どうしたんだよ、チノ」

チノ「私、どうかしてました。リゼさんにもひどいことを……」

リゼ「……私のことはいいよ。何かワケがあるなら話してみろ」


319: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:51:47.33 ID:SWixpBr3M.net

リゼ「……へぇ。ココアがねぇ……」

チノ「どうしましょう……。私……っ、取り返しのつかないことを……!
  千夜さんも、シャロさんも……。私が殺したようなものです……!」

リゼ「あの二人は死んでないよ」

チノ「え……」

リゼ「今、うちの病院に入院してる。重症だが……、命の別状はないらしい」

チノ「……! そうですか……! それは良かったです」


320: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 16:53:29.78 ID:SWixpBr3M.net

チノ「でも……。あの二人には顔向けできませんよ」

リゼ「……」

チノ「どう謝ったらいいか……。私には見当もつきません」

リゼ「……どうして私のところには来たんだ?」

チノ「このままだと殺されると思って……。
  それに……」

リゼ「……?」

チノ「私、リゼさんに殺してもらおうかと」


323: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:00:17.20 ID:SWixpBr3M.net

リゼ「何を言ってるんだ、お前は」

チノ「だって……、リゼさんは私に恨みを持っていますよね。
  それに、私生きる希望を失いました。
  ココアさんには捨てられて、近所の人には全裸でうろつく変態だと思われています。
  もう……。生きる気力が湧きません」

リゼ「それで、私を人殺しにしようとしてんのか。本当に最低な奴だな」

チノ「……そうです。私は最低の、クソガキなんです」

リゼ「そうか。分かった。>>326」


326: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:04:32.03 ID:YMkbozOQ0.net

殺してやる


328: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:07:16.06 ID:SWixpBr3M.net

チノ「……ありがとうございます」

リゼ「なるべく苦しまないようにしてやる。
   ……何か言い残すことは無いか?」

チノ「そうですね。リゼさんに対してもそうですが、
  千夜さん、シャロさんに、ごめんなさいと伝えておいてください」

リゼ「……それだけでいいのか」

チノ「あと……。ココアさんに」

リゼ「……」


329: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:10:12.75 ID:SWixpBr3M.net

チノ「ずっと好きでした、って……!
  うぐ……っ! チノがそう言ってたって……!
  伝えてください……っ! ぅぅううう……っ!」

リゼ「分かった」

チノ「ココアさん……っ! ずっと……!
  ずっと……! 好きでした……!
  うああ……っ! できることなら、ずっと一緒に……っ!」ゴキィッ!

リゼ「……伝えておく」

チノ「……」ガクッ


334: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:17:09.03 ID:SWixpBr3M.net

~とある霊園~

リゼ「ここか……」

『宇治松家之墓』
『桐間家之墓』

リゼ「言っておいたとおり、並べてもらえたのか……。
  まだ、お前らが死んだなんて信じられないよ。
  どうして……っ! お前らみたいないいやつらが……っ!」ブルブル

……

リゼ「あ、そうだった。今日は線香をあげに来ただけじゃなくて、伝言があるんだ。
  チノが『ごめんなさい』だって。
  別に、お前らだって、恨んじゃいないだろう?
  ……あいつは少し、おかしくなってただけなんだ。
  ……。……。
  いや、まぁこんな話は、しなくてもいいか。
  ……じゃあな。また、花でも添えに来るよ」


336: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:20:09.49 ID:SWixpBr3M.net

~ラビットハウス~

ココア「チノちゃーん! チノちゃーん! ……あっれぇ、おっかしいなぁ」

リゼ「チノを探してるのか?」

ココア「うわぁ!? リゼちゃんか……。びっくりしたぁ……。
   チノちゃんがいないんだよぉ。いつもは呼べばすぐ飛んでくるのに」

リゼ「そうか」

ココア「……あれ。そういえば。リゼちゃんって物置で縛り上げて」

リゼ「そうだったな」ザシュッ


339: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:22:26.09 ID:SWixpBr3M.net

ココア「あっ!!! ……っぶないなぁ! なんでナイフなんか振り回してるのよ!?」スタッ

リゼ「なっ……!?」

ココア「何? その顔?」

リゼ「あの距離で避けるなんて……」

ココア「あはは。まさか本気で殺すつもりだった?」

リゼ「そんな……」

ココア「あれだけ痛めつけてやった効果があったみたいだねぇ」


341: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:25:40.34 ID:SWixpBr3M.net

ココア「チノちゃん逃がしたのもリゼちゃんの仕業? というか、どうやって縄抜けしたの?
   自力じゃ外せないように、結び目と他二箇所にも縄をクロスさせて結んでおいたはずなんだけどな」

リゼ「チノが……」

ココア「チノちゃんが裏切ったんだ? へーえ、意外だねぇ。
   あの子私にべったりだと思ってたから。
   ……それで? そのクソガキはどこ行ったの?」

リゼ「……死んだよ」

ココア「リゼちゃんが殺したの?」

リゼ「……ああ」


344: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:27:49.38 ID:SWixpBr3M.net

ココア「なんで? どうして? 助けてくれたのに?
   まさか、ちょっといじめられたくらいの理由で殺してないよねぇ?
   あっははは。そうだったら面白いなぁ。リゼちゃんちっちゃすぎるよぉ!」

リゼ「お前の……」

ココア「ん?」

リゼ「ココア……、お前が殺したようなもんだ」

ココア「私がぁ?」

リゼ「チノも……! シャロも千夜も……!
   三人とも! お前が殺したようなもんなんだよ!」


347: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:30:28.07 ID:SWixpBr3M.net

ココア「ちょっとぉ、人聞きの悪いこと言わないでよぉ」

リゼ「……」

ココア「千夜ちゃんは私が殺したけど、シャロちゃんはチノちゃんが殺したんだし、
   そのチノちゃんはリゼちゃんが殺したんでしょ? 私じゃないじゃない」

リゼ「シャロはお前がチノに殺させたんだろ……。
   そしてチノは……。お前に深い絶望を与えられて死を選んだ……」

ココア「あはっ。あははははー。おっかしいなぁ。
   そんなの勝手じゃん。私のせいにしないでよ」

リゼ「お前は……」


349: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:33:59.37 ID:SWixpBr3M.net

リゼ「お前は……! 絶対に許さない! この手で殺して……、
   お前の首を三人の墓前に添えてやる……!」

ココア「……なに某お頭みたいなこと言ってるのよ。馬鹿みたい」

リゼ「お前の身体にナイフを突き刺し!
   醜く脈打つその鼓動を、完全に停止させてやる!」ダダッ

ココア「>>353」


353: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:35:45.87 ID:YMkbozOQ0.net

リゼちゃん好きだよ


355: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:40:27.91 ID:SWixpBr3M.net

ココア「リゼちゃん好きだよ」ニコッ

リゼ「な……っ」ビクッ

ココア「……そういう、馬鹿なところがね?」ニィィ

リゼ「しま……っ、がふうっ……!?」ズブッ

ココア「あははははははははははは!
    笑顔に騙されちゃった!? あははははははははは!!!!!
    ぬるい!ぬるい !ぬるい! ぬるいッ!!!!!!!
    ぬるすぎるよぉ! 命のやり取り中に、人の表情なんて窺ってる場合じゃないでしょお!?
    躊躇なくあと一歩踏み出せたら! その冷たい刃を突き刺せれば!
    それだけで! それだけで勝てたのにねぇ!
    簡単だったでしょ!? リゼちゃんだったら!
    甘い考えしてるから死ぬんだよ! リゼちゃんも! みんなもさぁ!」

リゼ「ぐ……っ! くそお……っ!」ボタボタ


357: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:43:17.41 ID:SWixpBr3M.net

ココア「刺すつもりが逆に刺されちゃったわけだけど。気分はどう?」

リゼ「ああ……。最低な気分だよ……」

ココア「そう。それは良かったわ」ズブッ

リゼ「ぐああ……っ!」

ココア「死ぬ前に、何か言い残すことはある?」

リゼ「そ、そうだな……。げほっ!」

ココア「時間稼ぎは良いからね」ズブブッ

リゼ「ぐぷ……っ!」


359: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:45:50.64 ID:SWixpBr3M.net

リゼ「チノの……」

ココア「ん?」

リゼ「チノの言葉を……」

ココア「あのクソガキがどうしたって?」

リゼ「伝え忘れてた……」

ココア「そう」

リゼ「ココア、お前に伝言だ……。チノからの……。
   言ってたよ……、チノは……。
   後悔の涙にまみれながらな……」

ココア「時間稼ぎはいいってば。なんて言ってたのよ」


360: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:47:44.58 ID:SWixpBr3M.net

リゼ「ずっと……、好きだったと……。
   チノは……、ココア、お前のことが……」

ココア「そう」ズシュッ

リゼ「くああ……っ」

ココア「知ってたわよ、それくらい」

リゼ「ぐ……っ。外道が……っ」

ココア「チノちゃんが、私のことを好きなことくらい。
   ずっと、知っていたわよ……」

リゼ「……?」


361: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:52:05.69 ID:SWixpBr3M.net

ココア「だから、何よ」カラン

リゼ「げほっ! ごほっ!」ドプッドプッ
  (ナイフが……)

ココア「だったらどうしたらよかったの!?
   私だってわからなかったよ!
   どうすればチノちゃんが喜ぶのか!
   どうしたら悲しむのか! 私はどうしたらよかったの!?
   どうすれば幸せになれたのよ! 教えてよ! ねえっ!!!」

リゼ「さぁ……。それは私には分からんが……」シュッ

ココア「……っ!」ザグッ

リゼ「これだけは分かる……。ココア……、お前は失敗した……」グググッ


362: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 17:55:17.90 ID:SWixpBr3M.net

ココア「はぁ……っ。はぁ……っ」ボタッボタタタッ

リゼ「お前も、チノのことが好きだったんだな……」ハァ……ハァ……

ココア「別に……・。そんなんじゃないよ……」ドサッ

リゼ「く……っ。げほっ! げほっ!」ハァ……ハァ……

ココア「でも、私も……、みんなと同じ……。
   甘い考えで……、死んでいくんだよ……。
   ゲボッ! ゴボボェッ!」ビチャビチャ


365: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 18:01:08.05 ID:SWixpBr3M.net

リゼ「違う」

ココア「え……」

リゼ「みんなと同じ? 馬鹿なことを抜かすな。
  人に死に理由付けなどしたくないが、チノ、シャロ、千夜……。
  あの三人とお前は違う。人間の彼女らと、
  怪物の、お前は違う。断じてな。お前が死ぬのは……。
  お前が人として死ねるのは……」ググググッ

ココア「ぐ……っ!」

リゼ「……チノの愛によってだよ」ズブッ

ココア「……っ!」ゴポッゴポッ


368: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 18:07:29.33 ID:SWixpBr3M.net

リゼ「こんな結末は……。お前らも望んでないと思うが……」

チノ……、シャロ……、千夜……、ココア……。

リゼ「すまない……。私は……、私の心は……。
   この重圧に耐えられそうにない」

四人の友人を……、自らの手で殺してしまった……。

リゼ「また……。向こうで会ったら……。お前らは、笑って許してくれるかな……」

天井から吊るしたロープの輪に首を通し、足元の台を蹴り倒す。
懺悔の時間は、少しも与えられなかった。


378: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 18:13:15.09 ID:SWixpBr3M.net

リゼ「……あれ」

ココア「もーう! リゼちゃん、また寝坊!? 先行ってるよ!」

チノ「いつも寝坊するのはココアさんじゃないですか」

シャロ「そうよ、ココア! リゼ先輩に謝りなさいよ!」

千夜「まぁまぁいいじゃないの。リゼちゃん、ゆっくり準備すればいいからね」

ココア「えー。待ちきれないよー」

チノ「ココアさん寝癖立ってますよ。ハンカチは持ちました?」

シャロ「ココアもできてないんじゃないの……」

千夜「うふふ。慌てんぼうね」


381: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 18:15:37.62 ID:SWixpBr3M.net

ココア「準備完了!」

チノ「そうですね」

ココア「じゃあ、リゼちゃん。先行ってるね」

待って。

チノ「そうですね。遅れちゃいますから」

行かないで。

シャロ「慌てなくてもいいですから」

私を。

千夜「じゃあね、リゼちゃん。先に向こうで待ってるわね」

置いていかないで。

リゼ「……」ギシギシ

暗闇でロープに揺られながら、そんな幻を見た気がした。

終わり


382: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 18:16:19.39 ID:wrPkz/Eya.net

おぅふ……
で続きは?


383: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 18:16:32.34 ID:Ok0LV9Kk0.net

どうしてこうなってしまったのか


385: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 18:20:08.84 ID:SWixpBr3M.net

読んでくれた方、レスくれた方、ありがとうございました。

>>360のココアちゃんの「~わよ」は痛恨のミスです。
ここまでずっと気を付けてたのに最後で気が抜けた……。

もっとぴょんぴょんした話が書きたいので、次はそうなることを祈ります。
やっぱり死んだりするのはダメだ。


386: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/15(土) 18:20:54.79 ID:Ok0LV9Kk0.net

ぴょんぴょんした話にしたいならスレタイにはならんだろwwww
でも乙


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