1: 助 2014/11/24(月) 21:13:13.15 ID:bvMt41lz0
※最新話のネタバレを含みます
2: 助 2014/11/24(月) 21:17:22.58 ID:bvMt41lz0
ロッド「え?」
ヒストリア「フリーザですって!?」
エレン「・・・・・・!!」
※エレンは猿轡をされています
ロッド「いや、違うフリーザじゃなくてフリーd」
ヒストリア「まさか!私のお姉さんが宇宙最強のフリーザ様だなんて!」
ヒストリア「どないやねんこれ!」
エレン「~~~ーーーーーッ!!」
ロッド「えっと・・・」
ヒストリア「あー、なんも言わんでええ!言わんでええで親父!わしには分かるんや!」
ヒストリア「わしは・・・わしはフリーザの兄弟であるクウラってことやな?」
ロッド「いやなに言ってんのこの子」
3: 助 2014/11/24(月) 21:22:20.85 ID:bvMt41lz0
ヒストリア「びっくりやでえ・・・びっくりやでほんまに・・・」
ヒストリア「ってことは、わてもデスボール!キエッ!できるってことやな!?」
ロッド「ちょっと落ち着けヒストリア」
ヒストリア「落ち着けやあれへん!わての姉御がフリーザなら、こないテンション上がることありまへんがな!」
エレン「・・・・・・!」
ロッド「いや、とりあえずびっくりしたのはわかるけど、なんで関西弁?いや関西弁もちょっと微妙だし」
ヒストリア「じゃあ、ドドリアさんは!?ザーボンさんは!?どこにおるんや親父ィ!」
ロッド「いや誰だよ」
ヒストリア「こりゃえらいこっちゃあ・・・はよ、はよおドラゴンボール探さな!」
ロッド「ないから。7つ集めると願い叶えてくれるボールとかないから」
4: 助 2014/11/24(月) 21:27:24.09 ID:bvMt41lz0
エレン「~~~ーーーーーーッ!」
ロッド「さっきからこのエレンって子ちょいちょいうざいな」
ヒストリア「ちょお待てや、ほんだらわしの姉貴は・・・姉貴はクリリンはんを爆殺したってことかいな!」
ロッド「え・・・?」
ヒストリア「クリリンだよ!頭がキラキラ光る地球人最強の男だろーが!」
ロッド「頭がキラキラ光る地球人・・・??な、何を言ってるんだお前さっきから!」
ヒストリア「頭がキラキラ光る地球人・・・?・・・・・・クリリンのことか・・・・・・」
ヒストリア「クリリンのことかーーーーーーーーーーーーッッ!!!」
ロッド「お前が言うたんやないかい」
エレン「・・・・・・ッ!」
ヒストリア「オレは怒ったぞ!!フリイイイーーーザーーー!!!」
ロッド「待て待て」
5: 助 2014/11/24(月) 21:35:43.94 ID:bvMt41lz0
ヒストリア「・・・・・・なに?」
ロッド「いや、なにじゃなくて、とりあえず落ち着きなさい」
ヒストリア「・・・初めてですよ・・・ここまで私をコケにしたおバカ親父は」
ロッド「確かにコケにはしているけど、お前が落ち着けばいい話であって」
ヒストリア「私の戦闘力は530000です。」
ロッド「いや知らねえよ」
ヒストリア「ですが、もちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配なく・・・」
ロッド「戦うの前提だったの!?」
エレン「やめろおおおおーーーーーっ!!クリーーーザーーーーッ!」
ロッド「いやなんでお前猿轡取れた。しかも娘を前の名前で呼ぶな、混ぜるな」
ヒストリア「・・・ほっほっほっ」
ヒストリア「まったく人をイライラさせるのがうまい奴らだ・・・」
エレン「クリーザ!オラが気を分けてやる!だから星を破壊すんのはやめてくれ!」
ロッド「え、ちょっと待って、ツッコミ役オレだけ?」
6: 助 2014/11/24(月) 21:43:29.43 ID:bvMt41lz0
ヒストリア「たいした自信だねエレータ。それとも恐怖のあまりアタマがおかしくなったのかな?」
エレン「おい、オレベジータやだよ。悟空がいい」
ヒストリア「あ、ごめん。」
ヒストリア「たいした自信だねエレロット。それとも恐怖のあまりアタマがおかしくなったのかな?」
ロッド「エレロットて」
エレン「みんな・・・オラに力を分けてくれ・・・!」
ヒストリア「願いを叶えるのはこのクリーザさまだ!貴様ら下等生物なんかではなーーーい!!!!!」
ビュンッ バキッ
エレン「ぐ・・・・・お・・・・・!」
ロッド「な、なにーーーーーっ!ヒストリアが一瞬で、鎖に拘束されているエレンに殴りかかっただとおおーーーっ!」
ヒストリア「・・・ふふっ、いい気味ね、エレロット」
エレン「く・・・あと少しなんだ・・・・・・!あと少し・・・・・・!」
ロッド「ちなみにエレロットって定着してるけど、フリーザは悟空のことカカロットって呼ぶシーンないです」
7: 助 2014/11/24(月) 21:50:29.75 ID:bvMt41lz0
ケニー「・・・レイスの旦那、なにやってんの・・・」
ロッド「おお!ケニー、いいところにきてくれた、こいつら・・・いや、ヒストリアがおかしくなったんだ!」
ケニー「なんだと?」
ヒストリア「・・・ほっほっほ・・・まさかこのわたしに闘いを挑もうとするおろか者がいたとは。まさに身の程知らずもはなはだしいというやつですね・・・」
エレン「く・・・!ちくしょう・・・・・・!」
ヒストリア「・・・・・・?」
ヒストリア「なんだ、この光は」
エレン「気、気づかれた!?」
ヒストリア「な・・・!なんだあれは・・・・・・!」
ヒストリアの頭上には、エレンが集めた元気のエネルギーが集まっていた
ヒストリア「こんなものを作っていたのか・・・!」
エレン「くっ・・・!」
ヒストリア「だが終わりだ、貴様の努力は水の泡と消えるのだ!ほーーーっほっほっ」
8: 助 2014/11/24(月) 21:56:28.05 ID:bvMt41lz0
ケニー「おい、レイスの旦那、手を出せ」
ロッド「え?」
ケニー「いいから!ありったけの気をオレによこすんだッ!」
ロッド「いやお前もかい」
ヒストリア「ほっほっほっ!死ぬがいい!」
エレン「くそーーーーッ!!」ビュッ
ヒストリア「ふん」
エレン「か、かわされた・・・!」
ヒストリア「終わりだ!」
ケニー「おりゃああああああああ!!!」ドオーーン
エレン「なッ!ヒ、ヒストリアが訳のわからんオッサンに蹴られた!?」
ケニー「おいおい、ナイスな解説だがオレのこたぁケッコロと呼んでくれ」
ケニー「いや、ネイルと合体したからネッコロか?」
ロッド「どっちも語呂が悪すぎるわ」
9: 助 2014/11/24(月) 22:03:46.44 ID:bvMt41lz0
エレン「す、すまねえケッコロ・・・!」
ケニー「いいからお前は早く元気玉とやらを完成させやがれえっ!やつはすぐに復活するぞ!」
ロッド「・・・お、おい、大丈夫なのかヒストリアは・・・」
ヒストリア「うわ、ちょ、マジ痛い・・・」
ロッド「めっちゃ傷ついてる!!」
ケニー「案外効いたようだな」
エレン「お、おう」
ヒストリア「この・・・この・・・!!」
ヒストリア「ぜったいに許さんぞ、虫けらども!!!!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!!」
ロッド「こ、怖いセリフなのに容姿はかわいい!」
ケニー「まずいぞエクウ!!奴あ怒りまくってるぜ!!」
エレン「くそ・・・!もうちょっとなのに・・・もうちょっとなのに・・・!」
10: 助 2014/11/24(月) 22:10:44.30 ID:bvMt41lz0
ヒストリア「ほっほっほっ」
ヒストリア「いちおう最後に聞いておこう…どうかな、僕の下で働いてみる気はないか?」
ロッド「あ、完コピではないんだ」
エレン「えー?どうするピッコロ」
ケニー「いやー、どうするかなー。でもオレ故郷の星ボコボコにされてるしなあ。あ、おい、オレはケッコロだぞ」
エレン「あ、ごめん☆テヘペロ」
ロッド「なんでここで和んでんだよ!ピンチなんだろうが!」
ヒストリア「で、どうなんだい?仲間になるのかい?」
エレン「・・・いやー、無理っしょ」
ケニー「ああ。無理だな」
ヒストリア「ほっほっほっ」
ヒストリア「いちいち勘にさわるヤローーーだッ!!」バビュン
11: 助 2014/11/24(月) 22:17:46.68 ID:bvMt41lz0
「待てーーーーーーッ!!」
ロッド「えっ」
ミカサ「くらえええーーーーーッ!!」ドン
リヴァイ「お父さーーーーんッ!!」ドン
ヒストリア「ぐあああっ!な、なんだ!」
ミカサ「残りの気で・・・エネルギー波を撃った・・・」
リヴァイ「お父さん!フリーザなんてやっつけて!」
ケニー「ミカリン・・・リヴァン・・・あいつら、残り少ねえ気で無茶しやがって・・・」
ロッド「いや誰だよ!!どっから来たの!!」
ケニー「今だ!エクウ!!」
エレン「おおおおおおっ!!くらえええ!!元気玉ッ!!」
ズァオッ
ヒストリア「バ、バカな・・・!」
ヒストリア「こんなもの・・・!こんな・・・・・・!!」
ヒストリア「ぐああああああーーーーーーーーーーッ!!」
12: 助 2014/11/24(月) 22:23:55.61 ID:bvMt41lz0
ロッド「・・・・・・」
ケニー「・・・・・・終わったな」
エレン「ああ。とんでもねえ奴だった・・・」
ミカサ「エクウーーーーーーーッ!」
リヴァイ「おとうさーーーん!!」
ロッド「だ、大丈夫かヒストリア」
ヒストリア(・・・お父さん、銃貸して)
ロッド「え?」
ヒストリア(ほら、早く!空気読んで!)
ロッド「お、おう」サッ
13: 助 2014/11/24(月) 22:27:43.45 ID:bvMt41lz0
エレン「・・・今回だけは本当ダメかと思ったぜ」
ミカサ「ああ、だがお前のおかげでクリーダは倒せた!」
リヴァイ「さすがお父さんだ!」
ケニー「ああ、だがさっさとこの星を脱出する準備をしないとな」
ミカサ「・・・・・・あ・・・・・・!」
リヴァイ「ん・・・?どうしたの?ミカリンさん」
ミカサ「まさか・・・そんな・・・」
エレン「え・・・・・・」
ケニー「なんだよ」
ミカサ「クリーザだーーーーーーーっ!!」
ヒストリア「・・・・はあ・・・・はあ・・・・」
14: 助 2014/11/24(月) 22:32:50.12 ID:bvMt41lz0
ヒストリア「デスビーム!」バキュン
ケニー「がっ・・・・・・!」
リヴァイ「ケ、ケッコロさあああん!!」
ミカサ「ケッコロが撃たれた・・・!」
ヒストリア「さ…さすがの俺も今のは死ぬかと思った…このフリーザ様が死にかけたんだぞ…」
ロッド「え・・・ちょっと待って」
ケニー「」
ロッド「ケニー、ほんまに死んでるやん」
ハンジ「やあやあやあ。ロッドさん」
ロッド「え、あんた誰」
ハンジ「ここに乗り込もうとしたら、ちょうどヒストリアがフリーザに成りきってたんで・・・その流れで邪魔なケニーを撃ち殺しました」
ロッド「え・・・?はあ・・・?」
15: 助 2014/11/24(月) 22:36:12.74 ID:bvMt41lz0
ハンジ「というわけで、ヒストリアは返してもらいまっせ」
ロッド「なん・・・だと・・・!」
ヒストリア「・・・ていっ!」
ミカサ「うっ!」
リヴァイ「ああ!ミ、ミカリンさん!」
エレン「や、やめろ・・・!」
エレン「やめろーーーッ!クリーザアーーーーッ!!」
ヒストリア「・・・ほっほっほっ」
ミカサ「エクウウーーーーーーッ!!」
ロッド「あの・・・まだ続けてますけど・・・」
ハンジ「・・・・・・」
16: 助 2014/11/24(月) 22:40:41.44 ID:bvMt41lz0
なんやかんやあったが、調査兵団で流行っていたドラゴンボールがこんなところで活躍するとは誰も思っていなかった
とりま、ロッドレイスを捕獲した調査兵団
ヒストリアは無事女王となり、そのおかげでライナーは人類側につき、巨人にも勝利
平和な世界になったとさ
ちなみに、ミカサはどうしてもこの配役が嫌だったらしく、後日エレンと共に天下一武道会を開き、結婚の約束をして筋斗雲で飛んでいったのは、また別のお話
完
17: 助 2014/11/24(月) 22:41:56.74 ID:bvMt41lz0
ご愛読ありがとうございました。
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/24(月) 22:45:49.57 ID:xWYLYzFro
息子と親友が強すぎる
BRUTUS (ブルータス) 2014年 12/1号 [雑誌]
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