1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/22(水) 00:22:12.44 ID:CJ9+I++Z0
真姫「いいでしょちょっとくらい」
にこ「駄目よ…ここ映画館よ?」
真姫「ちょっとだけだから」
にこ「もうすぐ予告始まっちゃうよ…?」
真姫「もう我慢できないの」
にこ「や…やめて…」
真姫「いいでしょ?」
真姫「スクフェスくらいやっても」
3: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/22(水) 00:39:22.48 ID:CJ9+I++Z0
にこ「画面暗くなってからだと迷惑になっちゃうでしょ」
真姫「じゃあ曲選択してすぐポーズするから、その代わり」
真姫「にこちゃんからキスして?」ニコッ
にこ「な、何よそれ…」カァ
真姫「たまにはいいでしょ?」
にこ「しょーがないわね…」
にこ「んっ…」チュッ
真姫「…ありがと」グッ
にこ「!?ちょ…ちょっと…んっ…ぁっ…何すんのよ」
真姫「誰も見てないし大丈夫よ」チュッ
4: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/22(水) 00:54:15.66 ID:CJ9+I++Z0
にこ「ぇっこら…ちょ…んぁ…ふぁ…んん…ぷはっ」
真姫「ん…ふぅ…にこちゃんって、本当キス下手よね」フフッ
にこ「はぁ…はぁ…真姫ちゃんが上手すぎるのよ…」
真姫「そう?…よし、これでLP漏らさなくて済むわ」
にこ「はぁ…いつの間に…」
真姫「暗くなったわ、もうすぐね…」
にこ「…ねぇ」
真姫「?」
にこ「まだ落ち着かないから…手握ってよ…」
真姫「!?」
真姫「しょうがないわね…」カァ
6: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/22(水) 01:07:06.13 ID:CJ9+I++Z0
〜映画終了〜
にこ「うっ…ぐすっ…いい映画だったわね…」グスグス
真姫「やっぱり歌の力ってすごいわね…あんな熱意…自然と涙が溢れたわ…」グス
にこ「真姫ちゃんがきになるって言うから見たけど…本当に見れてよかったわ…」
にこ「…タイトルなんだっけ」
真姫「ジャージーボーイズよ」
真姫「…流石にグループ名は忘れてないわよね?」
にこ「当たり前よ!フォーシーズンズでしょ!」
真姫「よし、えらいえらい」ポンポン
にこ「んなっ!」
7: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/22(水) 01:24:18.45 ID:CJ9+I++Z0
真姫「ちょっとお腹空いたわね」
にこ「お昼だから」
真姫「軽くでいいから…サブウェイにしましょ」
にこ「にこサブウェイで食べたこと全然ないわ」
真姫「私もそんなに食べたことないわ」
にこ「あれって色々カスタム出来るんでしょ?」
真姫「そこがいいところね」
8: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/22(水) 01:27:22.24 ID:CJ9+I++Z0
にこ「美味しい…」モグモグ
真姫「サブウェイは野菜が美味しく食べられるからいいわね」
真姫「にこちゃんが頼んだのって海老アボカドよね?」
にこ「何〜?食べたいの〜?」ニヤニヤ
真姫「一口ちょうだいよ」
にこ「んぅ…別にいいわよ…はい」スッ
真姫「ありがと」
真姫「美味しいわね…」モグモグ
にこ「でしょ?」
にこ「真姫ちゃんのも一口ちょうだい」
真姫「どうぞ」スッ
にこ「ありがと」
にこ「こっちもいいわね…なんだっけこれ」
真姫「確かターキーブレストよ、あっさりしてていいわよね」
38: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/24(金) 23:59:03.89 ID:mXDJIANg0
真姫「雑貨屋さん行きたい」
にこ「プレゼントでも買うの?」
真姫「エリーの誕生日プレゼントよ」
にこ「あ、まだ買ってなかったんだ」
真姫「次の火曜日よね?」
にこ「そうそう」
真姫「にこちゃんは何あげるの?」
にこ「ちょっと待って、写真あるから」スマホカチカチ
真姫「マトリョーシカのクリップね、かわいい」
にこ「何かと便利だよね」
真姫「エリーってクリップ持ってないの?」
にこ「あ、それはね…」
39: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 00:04:37.09 ID:VgzC7PYn0
〜〜〜〜
絵里「にこ、前から気になってたんだけどそのクリップ?って何に使うの?」
にこ「これ?ちょっと待って…」ゴソゴソ
にこ「教科書とかをこう留めると…」カチ
にこ「勝手にめくれちゃわないでしょ?」
絵里「ハラショー…」
にこ「しおり代わりにもなるし」パタン
絵里「なかなか便利ね」
にこ「絵里ってこういうの持ってないんだ」
絵里「必要最低限な物しか揃えてなくてね」
にこ「修正テープとかなくて平気なの?」
絵里「あまり誤字はしないから大丈夫よ」
にこ「でもでも、授業中に教科書がペラペラーってめくれて困ったことはあるわよね?」
絵里「結構あるわね」
にこ「ふふふ…」
〜〜〜〜
41: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 00:33:32.75 ID:VgzC7PYn0
にこ「ってことが少し前あったのよ」
真姫「…エリーって本当真面目よね…」
にこ「絵里らしいわ」
真姫「そうね…」スマホスライド
にこ「! 勝手に他の写真見ちゃダメでしょ」
真姫「にこちゃんのはいいのよ」
真姫「これもマトリョーシカ、可愛いマスコットね」フフ
にこ「これも絵里へのプレゼントよ」
真姫「もしかして手作り?」
にこ「そうなのよ」フフン
真姫「…」
真姫「にこちゃんの手作り…」
真姫「私にはくれないのに…」シュン
にこ「今度真姫ちゃんにも作るから!」アセアセ
にこ「これを作ったのにもちょっとだけ理由があってね…」
42: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 01:07:39.63 ID:VgzC7PYn0
〜〜〜〜〜
希「にこっち、お願いがあるんやけど」
にこ「何よ改まっちゃって、珍しい」
希「えりちの誕生日に、手編みのマフラー贈りたいんや」
にこ「なるほど、それでにこに教えてもらおうと」
希「話がわかっとるやん、よかったわ」
にこ「まだ協力するとは言ってないわよ!」
希「まあまあ、うちの力で完成させたいから、にこっちはやり方の説明と編み目の確認するだけでいいから…な?」
にこ「しょーがないわね…」
にこ「…ねえ、マフラーはちょっと早いんじゃない?」
希「細かいことは気にしない♪」
43: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 01:25:43.40 ID:VgzC7PYn0
手芸屋
にこ「色はどうする?」
希「ロシア国旗カラーの赤、青、白!」
にこ「3色…大変そうね」
希「うちは覚悟できとるよ」
にこ「希…」
にこ(ライブのときくらい真剣ね…)
にこ「ちゃんと私の指導についてきなさい!」
希「了解!」
44: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 01:35:28.46 ID:VgzC7PYn0
にこ(毛糸にもいろいろあるから迷うわね)ウーン
希「これどうやろ」スッ
にこ「ちょっと太いかも」
希「じゃあ…」
にこ(そういえば希が編んでる間は大体暇ね)
にこ(待ってる間フェルトで何か作ろ)
にこ(クリップは安かったし、プレゼントを追加してもいいわね)
にこ(よし、マトリョーシカ作ろ)
希「にこっち、この3つでいいかな?」スッ
にこ「いいと思うわ」
希「あれ、フェルトと綿なんて使うん?」
にこ「希が編んでる間暇だから、パパッとマスコットでも作っちゃおうと思って」
希「にこっちってこういうことだけは本当すごいなぁ…」
にこ「妹たちにたまに作ってあげるだけよ。って、その言い方酷いわよ!」
希「まぁまぁ」ニヤニヤ
〜〜〜〜〜
45: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 03:15:08.04 ID:VgzC7PYn0
にこ「こんな感じの理由よ」
真姫「そういうことね」
にこ「マスコットなんておまけみたいなものよ」
真姫「手間かかってるのに?」
にこ「慣れれば手間じゃないよ。あと手作りはいいわよ、安上がりでしかも自分の好きなようにできるし…」
真姫「ことりじゃなくてにこちゃんに頼んだのは意外ね」
にこ「無視しないでよ! …まあ、希とは付き合い長いし、にこが手芸出来ること知ってるから」
にこ「それとにこの方が頼むのに手っ取り早かったんじゃない?」
真姫「へぇ…」
にこ「なんか元気ない?大丈夫?」
真姫「大丈夫よ…」
にこ「もしかして希に嫉妬しちゃった?」
真姫「なっ!そんなわけないでしょ!」
にこ「ふふ〜ん♪」
46: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 03:21:41.95 ID:VgzC7PYn0
雑貨屋
にこ「で、何にするの?」
真姫「…ポーチとかパスケースとか?」
にこ「ざっくりね」
真姫「まあ時間もあるし適当に決めましょ」
にこ「そうね」
真姫「これにしよ」
にこ「早いわね」
にこ「…?これ何?」
真姫「ティッシュポーチよ」
にこ「香水ボトルのデザイン可愛いわね」
真姫「あと優雅で大人っぽい感じ。エリーに合いそう」
にこ「色もちょうどアイスブルーね」
真姫「だからこれにしたのよ」
47: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 03:26:43.12 ID:VgzC7PYn0
にこ「なんでティッシュポーチにしたの?」
真姫「デザインが良かった、というのもあるけど」
真姫「エリーってちゃんとティッシュ持ち歩いてそうだけど、さっきの話聞くかぎりティッシュポーチは持ってなさそうじゃない?」
にこ「わかるわ」
にこ(でも私も持ってない…)
真姫「ポケットティッシュってそのまま持ち歩くと形崩れちゃうし、あっても損はしないと思って」
にこ「いいと思うわ」
真姫「にこちゃんは何か買う?」
にこ「今日はいいわ」
真姫「じゃあささっとお会計済ませちゃいましょ」
48: ◆4wV3/4WornMb 2014/10/25(土) 03:30:58.43 ID:VgzC7PYn0
にこ「!?これ見て!」
真姫「どうしたの?」
にこ「マカロンクッションだって!かわいい〜」
真姫「しかもすごく柔らかいわ」モフ
にこ「気になるお値段は…3000円!高い…」
真姫「そうかしら?気に入ったから1個買うわ」
にこ「さ、流石真姫ちゃん…」
店員「お待たせしましたー」
真姫「ありがとう」
真姫「この包装いいわね」
にこ「確かに綺麗ね」
59: トリップどんなんかわからなくなりました。 2014/12/20(土) 15:39:20.73 ID:eBZc/Gy70
にこ「まだ時間あるわね」
真姫「カラオケ行きたい」
にこ「…真姫ちゃんからそんな言葉が聞けるなんて」
真姫「たまにはいいでしょ!」
にこ「はいはい…」
にこ「予約もせずに大丈夫かしら?」
真姫「大丈夫でしょ」
にこ「思ってたより空いてるわね」
真姫「J◯YS◯UNDかD◯Mだったらどっちがいい?」
にこ「D◯Mの方が個人的に曲揃えがいいと思うわ」
真姫「じゃあD◯Mで」
真姫「…タンバリンとかいるの?」
にこ「あって損はしないでしょ?」
真姫「しかしここドリンク飲み放題で3時間500円とか物凄い安いわね」
にこ「確かにワンコインは安いね」
60: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 15:40:57.60 ID:eBZc/Gy70
真姫「…μ'sの曲入ってる」
にこ「でしょ?だから曲揃えがいいってことよ」
真姫「愛してるばんざーい歌っていい?」
にこ「やっぱりそれ好きね、いいわよ」フフッ
真姫「さぁ大好きだ ばんざーい♪」
にこ(やっぱり上手いなぁ…)
にこ(この子みたいに上手かったら、私もさっきの映画の主人公みたいにみんなに守られて、みんなと一緒に夢を追いかけて、約束されたような未来へ進めたのかな)
にこ(…違うわ、今の私はμ'sのみんなと夢を追いかけてる)
にこ(しかも主人公だってたくさん努力して夢を叶えたんだし)
にこ(ますます頑張らなくちゃ)
にこ「にこもここから歌っていいー?」
真姫「ほら 前向いて〜♪」コク
にこ「ラララ ラララララララ♪」
真姫「ラララ ラララ ラララララララーラ♪」
61: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 15:53:07.13 ID:eBZc/Gy70
にこ「ちょっとトイレ行ってくる」
真姫「ん、いってらっしゃい」
真姫(あんまり歌いたい曲がないから暇ね)
真姫(デンモクいじるの楽しい)ピッピッ
真姫(…この曲もう入ってたんだ)
真姫(…隣の部屋の人音痴ね)イライラ
真姫(!、監視カメラ発見)
真姫(注意書きもあるわね)
真姫(不純異性交遊禁止ね…同性ならいいのからしら)フフッ
にこ「たっだいまー!」ガチャ
真姫「おかえり」
にこ「歌ってなかったの?」
真姫「レパートリー少ないから」
にこ「折角μ'sの歌たくさん入ってるんだから、練習すればいいのに」
真姫「カラオケに来てまで練習したくないわ」
にこ(あ…そういえば、真姫ちゃんの家、防音の部屋あったわね)
にこ「にこは学校くらいでしか歌えないしー、自主練とかカラオケでしか出来なーい」
真姫「あ、そう…」
にこ(冷たいなぁ)ムゥ
真姫「今度から私の家でする?」
にこ「えっ、本当に!?」キラキラ
真姫(あ、本当に自主練したかったのね)
63: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 18:57:24.72 ID:eBZc/Gy70
真姫「ちょっとドリンクとってくるわ」
にこ「ならにこのもやって〜」
真姫「はいはい…」
真姫「何がいいの?」
にこ「ファンタオレンジ!」
真姫「…にこちゃん、今はただのカラオケだからいいけど、ステージの前とかは炭酸飲まないでよね」
真姫「あと柑橘類も食べない方がいいわ、ジュースはいいかもしれないけど」
にこ「?何で?」
真姫「喉の調子が悪くなっちゃうのよ」
真姫「あとは辛い物や乳製品も避けた方がいいわ」
にこ「なるほど…真姫ちゃん、ありがと」
真姫「別に…」
64: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 18:58:15.51 ID:eBZc/Gy70
真姫「ただいま」ガチャ
にこ「おかえり」
真姫「はいファンタオレンジ」コトッ
にこ「ありがと」
真姫「トイレ行ってくるわ」ガチャ
にこ「また行っちゃうの!?」
バタッ
にこ(あっ、そうだ今のうちに…)
…
真姫「ただいま」ガチャ
にこ「〜♪」
真姫「あ、それA-RISEの新曲ね」
にこ「〜♪」グッ
65: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 18:59:40.90 ID:eBZc/Gy70
にこ「ミッドナイトキャッツっと…」ピッピッ
真姫(カメラの向きからしてここなら…)ススッ
にこ「真姫ちゃんどうしたの?」
真姫「にこちゃん…」ギュッ
にこ「えっ!?急にどうしたの?」ビクッ
にこ「こんなところで…」
真姫「いつもと違うシチュエーションって憧れない?」
にこ「憧れない!ここなんてカメラもあるかもしれないし…」
真姫「この位置なら角だし私の背中くらいしか見えてないわ」ニコッ
にこ(完全にスイッチ入っちゃったわ…)
にこ「でも〜にこは〜時間が勿体無いと思うな〜☆折角のカラオケなんだから歌わないと〜」アセリ
真姫「そんなにかからないわよ」
にこ「ひぃ〜〜」ブル
66: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 19:01:09.56 ID:eBZc/Gy70
ガチャ
店員「お待たせしました、イチゴパフェ2つになります」
真姫「!?」バッ
にこ「やっと来たぁ・・」
にこ(真姫ちゃんがいない間に注文しといて良かった〜)ホッ
にこ「真姫ちゃんの分もあるし、一緒に食べよ?」
真姫「…そうね、今はそうするわ」
真姫「お楽しみは家まで我慢しててあげる」ニコッ
にこ(あ、これは明日立てなくなるやつだわ)ビク
67: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 19:02:29.78 ID:eBZc/Gy70
にこ「いや〜たくさん歌ったわね〜」ノビノビ
真姫「にこちゃんってレパートリー多いのね」
にこ「勿論!全てのアイドルの歌を歌えるわよ!」ドヤ
真姫「ふふっ…作曲の参考にできそうな曲も多かったし」
にこ「でしょでしょ?良かったらもっとたくさん教えよっか?」
真姫「それは曲の方向性とか決めてからね」
にこ「は〜い」
68: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 19:03:09.78 ID:eBZc/Gy70
真姫「もう夕方ね」
真姫「ちゃんと今日は私の家に泊まることお家の人に伝えた?」
にこ「小学生じゃないんだから…ママに言ってあるわ」
真姫「なら良かったわ」
真姫「今日の夜…覚悟しといてね」
にこ「今日は疲れちゃったから、にこ早めに寝たいな〜」
真姫「じゃあ帰ってすぐにしましょ」
にこ「それはやだ〜〜」
69: ◆4wV3/4WornMb 2014/12/20(土) 19:04:10.01 ID:eBZc/Gy70
終わりです。
すみませんでした。
ラブライブ!μ’s広報部~にこりんぱな~Vol.1
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