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凛「あんた何のサーヴァントよ」アーチャー「見てのとおりアーチャーだが?」ムキッ

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:31:40.52 ID:ddnUzdvU0.net

凛「嘘でしょ、そんな筋肉ダルマなくせにアーチャーなんてありえないわよ」

アーチャー「凛、君は何か誤解をしている。弓兵とは華奢では務まらない。弓を引くのは力がいるんだ」ムキッ

凛「だからってこんな巨漢になるまで筋肉つけなくてもいいでしょ!」

アーチャー「身長は骨格の問題で筋肉の問題ではない。それより、君はこんな問答をするために私を召喚したのか?」モリッ

凛「聖杯戦争に勝つために決まってるでしょうが!一瞬バーサーカー呼んだかと思ってドキドキしたわよ」

アーチャー「かの狂戦士ではいかに凛と言えど魔力が持つまい。私が凛に必ずや聖杯を届けよう」メキッ

凛「ま、まあ、その筋肉頼りにしてるわよアーチャー。あと一々ポージング取るのやめてちょうだい」

アーチャー「それは残念だ」

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3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:33:14.19 ID:ddnUzdvU0.net

凛「学校に張られてた結界壊してたらランサーに見つかったわ」

アーチャー「説明ありがとう凛」

ランサー「いいからとっとと構えやがれそこの筋肉。武器を用意するぐらいは待ってやらぁ」

アーチャー「武器なら既に用意しているとも。それとも槍兵にはこの筋肉が見えないかな?」

ランサー「ちっ、舐めやがって……後悔すんなよ!」シュッ!

アーチャー「パリィ!」ガキンッ!

ランサー「なっ……!?」

凛「サーヴァントの武器を素手で弾いた!?」


5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:34:59.76 ID:ddnUzdvU0.net

アーチャー「どうした槍兵、その程度か?」

ランサー「くそがっ!」シュッシュッシュッ!

アーチャー「パリィパリィパリィ!」ガキガキガキンッ!
                                      マーシャル
ランサー「お、俺の槍をさっきから……てめえ、何のクラスだ!武闘家とかそんなのか!」

アーチャー「見てのとおりアーチャーだが?」

ランサー「素手で戦っといて何言ってんだこいつ」


6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:36:20.53 ID:ddnUzdvU0.net

                                     ゲ イ ・ ボ ル グ
ランサー「こうなったら仕方ねえ、こいつをくらいやがれ……刺し穿つ死棘の槍!」

ガギンッ!

ランサー「はあ!?」

アーチャー「ふう、胸筋が無かったら即死だった。いい宝具だランサー」

ランサー「ふざけんな呪いの槍だぞ!心臓を貫く結果がなんで筋肉に阻害されんだよ!」

アーチャー「心臓とは筋肉や肋骨に厚く防護されている。君の時代では保健体育の授業は無かっただろうから知らなくとも無理はないがね」

凛「いやそういう問題じゃ」


7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:37:42.56 ID:ddnUzdvU0.net

ガサッ

ランサー「!ちっ、目撃者か!アーチャー、この場は見逃してやるぜあばよ!」ダッ

凛「アーチャー追って!」

アーチャー「ふむ、大方あの覗きの一般人を救いたいのだろうが……まあその必要はないだろうよ」

凛「一般人がサーヴァントに対抗できるわけないでしょ!いいから追いなさい!」

アーチャー「やれやれ、仕方ない。まあ折角だから凛も来るといい。恐らくそれほど焦る必要はない」


8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:38:48.64 ID:ddnUzdvU0.net

ランサー「くそ、足の速いやつめ……しかし土蔵に逃げ込んだところで俺から逃げられると思ったら大間違いだ」

ランサー「おら死ね小僧!」シュッ!

士郎「パリィ!」ガキンッ!

ランサー「ちくしょうまたかよ!!」

士郎「なんかヤバいのに見つかったから土蔵に逃げ込んだけどどうやら正解だったみたいだな、その長物はこの狭さでは不利だろう」

ランサー「あーもうなんで俺はさっきから素手の野郎とばかり戦ってるんだよ……聖杯戦争なんだからもっと剣とかそういうの使うやつ来いよ!」

ピカッ!

セイバー「サーヴァント・セイバー、召喚に従い参上した!」

セイバー「マスター……は……えっと……」

ランサー「迷うなよそっちの小僧だよ」


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:40:23.85 ID:ddnUzdvU0.net

セイバー「これは失礼したマスター。求めに応じて馳せ参じました。サーヴァントと戦闘とは危ないところでしたね」

士郎「いや、別に危なくはなかったけど」

セイバー「強がりは不要です。ランサーと戦って傷一つないなどあり得るわけ……」

士郎「別にどこも怪我してないぞ俺」

セイバー「……本当に?」

ランサー「不本意だがな。つーかこっちに聞くな」

セイバー「バカな、私は確かに剣士を求め召喚されたというのに……!」

ランサー「そこの筋肉バカみたいな小僧が剣士を求めるわけ……あ」


『聖杯戦争なんだからもっと剣とかそういうの使うやつ来いよ!』


ランサー「悪いなセイバー、お前を呼んだの俺かもしれねえ」

セイバー「なんですと」


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:42:20.68 ID:ddnUzdvU0.net

セイバー「いやしかしサーヴァントがサーヴァントを呼べるわけはありませんし、現にマスターとのパスはそちらの魔術師と繋がっています」

セイバー「ですが私を必要としたのはランサー……これではいったいどっちが私のマスターなのか」

ランサー「何故迷うセイバー。つーか俺はサーヴァントとかいらねえしそこの小僧につけよ。俺はもう疲れたから今日は帰るぞ」

士郎「ああ、さっきの一撃随分良かった。また手合せ頼むぞそこの人」

ランサー「なんで俺はただの小僧に褒められてんだよ……」テクテク

セイバー「いいのですかマスター、見逃してしまって」

士郎「いやその前に君とこの状況について教えてほしいんだけど」

アーチャー「そこは我々が説明しよう」

凛「御機嫌よう衛宮君。相変わらず人間やめてるわね」


16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:43:52.13 ID:ddnUzdvU0.net

凛「かくかくしかじか……ということなのよ」

士郎「なるほど、とりあえず教会に行けばいいんだな」

凛「そうね、私も一度あの神父に会いに行かなきゃならないし」

士郎「じゃあセイバーは目立つからこの黄色いカッパ来てくれ」

セイバー「シロウの方がよっぽど目立つと思うのですが」

凛「士郎はもうみんな見慣れちゃってるから」

アーチャー「ならば何故私は霊体にならなければいけないのかね」

凛「あんたはもう一回り大きいからダメ」


19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:45:33.71 ID:ddnUzdvU0.net

綺礼「かくかくしかじか……というわけだ」

士郎「なるほど、ありがとう神父」

綺礼「しかし君は父親と比べ随分と背が高いな。私より高いぞ」

士郎「実の息子じゃないけどな。切嗣が正義の味方になりたいって言ってたから、俺も正義の味方になりたくて鍛えてたらこうなった」

綺礼「ふむ、君の実の両親を一度見てみたいものだ」

綺礼「あと、喜べ少年。君の願いはようやく叶う」

士郎「えっ、力道山の試合が生で見られるのか!?」

綺礼「そんなのが願いだったのか」


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:47:40.39 ID:ddnUzdvU0.net

士郎「変な神父だったな。目力と威圧感が凄かった」

凛「威圧感で行ったらあなたの方が数倍上よ衛宮君」

アーチャー「……!気をつけろ凛。何かいる」

凛「なにあれ、子供と……巨大なサーヴァント!?バーサーカーね!」

アーチャー「断定するのは早いだろう。大きいだけでバーサーカーなら私もそれだ」

凛「あんたみたいなのが二人もいたら聖杯戦争は崩壊するわ」

イリヤ「こんばんわ、お兄ちゃ……でかい!?」

凛「二人目いたわね……アーチャーほどじゃないけど。まあいいわ出てきてアーチャー」

アーチャー「ふむ、これがバーサーカーか。思ったよりも小さいな」

イリヤ「こっちもでかい!?」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:49:44.99 ID:ddnUzdvU0.net

イリヤ「ま、まあいいわ!やっちゃえバーサーカー!」

バーサーカー「■■■■■■――――!!!」ブンッ

セイバー「なんという斧剣の振りのスピード……!下がってくださいシロウ、私が迎え撃って……」

アーチャー「白刃取り!」ガシッ

士郎「からのボディボディボディ!」ズガズガズガッッ

バーサーカー「■■■■…………」スゥ

イリヤ「バーサーカーが一撃で12回死んだ!!」

アーチャー「ボディの苦しみは長く続くというからな」

士郎「腹筋の鍛えが足りなかったんだな」

凛「なんで衛宮君が当たり前のように参加してんのよ」

セイバー「あれ……私の出番……」


25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:53:09.77 ID:ddnUzdvU0.net

士郎「たかいたかーい」

イリヤ「わーおにいちゃんすごーい!あははっ」キャッキャッ

セイバー「なぜ先ほどのマスターが普通にシロウの家に招かれているのですか」

士郎「こんな子供を夜道に放っておくわけにもいかないだろ」

アーチャー「どうやら彼女はバーサーカーがやられたショックで幼児退行しているようだし、危険はないだろう」

凛「とにかく、あと残りはキャスター、ランサー、アサシン、ライダーよ」

士郎「ああ、そういえば慎二から手紙が届いてたんだっけ、どれどれ」


『今夜新都のビルの屋上来いや  byライダーのマスター』


アーチャー「展開が速いな」

セイバー「今度こそ私の出番を!」

イリヤ「でばんをー!」キャッキャッ


29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:55:34.60 ID:ddnUzdvU0.net

凛「このドアの向こうが屋上ね」

セイバー「いいですか皆さん、敵は何を準備しているかわかりません。ここは対魔力も高い私を先頭にしてすすm」

アーチャー「どれどれ」ガチャッ

      ベルレフォーン
ライダー「騎英の手綱!」グワッ!

セイバー「ほらやはり開幕不意打ちです!皆さん下がって!」

アーチャー「よいしょお!」ガシィッ

ライダー「な、私のペガサスの一撃を正面から受け止めた!?」


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 20:59:00.64 ID:ddnUzdvU0.net

士郎「こっちも確保!」ガシッ

ライダー「え?え?誰ですこの筋肉人間、サーヴァントですらないのに」

士郎「屋上といえばこれしかないだろ!いくぞ必殺……」

   パイルドライバー
士郎「脳天杭打ち!」

慎二「うわああライダーと衛宮がビルの屋上から飛び降り心中だあああああ!!」

凛「違うわ慎二、衛宮君がこの高層ビルの屋上からライダーの脳天を叩きつけるために一緒に飛び降りたのよ!」

慎二「くそ、こんな高いところから落ちたら衛宮は無事だろうがライダーはひとたまりもないぞ!」

セイバー「ぎゃ、逆ではないのですか……?」


31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:01:03.47 ID:ddnUzdvU0.net

ゴスンッ!!!!

ライダー「桜……すみません……」スゥ

士郎「よし、一件落着!」

慎二「あああ……僕のライダー……」

凛「不幸だったわね。私もアーチャーじゃなければ即死だったかもしれないわ」

凛「あ、そういえばペガサスの姿が見えないけど、どうしたの?」

アーチャー「美味かったぞ」

凛「食べたの!?」

セイバー「私の出番が……」


35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:04:15.85 ID:ddnUzdvU0.net

慎二「くそぉ……なんで僕がこんな目に……」

凛「敗者に発言権はないのよ」

イリヤ「わかめー!」キャッキャッ

セイバー「今度はライダーのマスターまで招くとはどういうつもりですかシロウ」

士郎「いやまあ、こんなんでも友達だからな。それに昨日の敵は今日の友だろ?細かいことは無しだよ」

アーチャー「食事が出来たぞ」ドンッ

セイバー「素晴らしいです!」

慎二「何だよこの量、お前らいつもこんなに食べてんのかよ……」

凛「私とイリヤはそうでもないわよ、そこの筋肉二人とセイバーが規格外だけど」

士郎「慎二ももっと食わないからいつまでたってもそんなひょろひょろなんだよ、ほら食え食え」グイグイ

慎二「ちょ、やめ、詰め込むなむぐっむぐぐっ」


37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:07:10.63 ID:ddnUzdvU0.net

凛「さて、状況整理すると、残りはランサー、キャスター、アサシンだけど」

アーチャー「ランサーに負ける気はしないな。三騎士の名が泣くぞあれでは」

セイバー「私の対魔力があればキャスターの魔術など効きはしません」フフン

凛「アサシンは……衛宮君ならアサシンの攻撃でも死にそうにないわね」

慎二「キャスターってのはいい霊地を押さえたがるもんなんだろ?冬木でいえば柳洞寺だろうな」

セイバー「では次は柳洞寺へ行きましょう!キャスターとの戦いであれば私に任せてください!」

イリヤ「まかせてー!」キャッキャッ


42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:08:53.91 ID:ddnUzdvU0.net

セイバー「この階段を登れば柳洞寺です!さあはやく!」

凛「張り切ってるわねセイバー」

アーチャー「それだけ活躍の場に飢えているというのだろう。英霊としては真っ当な気持ちだ」

士郎「待ってくれセイバー、階段に誰かいる」

アサシン「やれやれ、美しき月と可憐な花を迎えたと思ったら、無粋な筋肉までついてくるとは」

アーチャー「ふ、細いばかりが美ではない。筋肉の美しさがわからんのであればその身に教え込んでやろう」

アサシン「叶うのであればそちらの剣士と手合せしたかったものだが、ままならぬのも世の常よ。そちらの剣士とはあとでじっくりと戦わせてもらおう」

アーチャー「次があればな!」


44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:11:31.70 ID:ddnUzdvU0.net

アーチャー「……くっ……」

アサシン「どうした筋肉、我が剣の前にその程度か?」

凛「アーチャーが押されてる……?」

セイバー「バカな、まさか劣勢になるなんてこのままでは……」

アーチャー負ける→筋肉が勝てなかったから多分士郎も勝てない→サーヴァントの出番!

セイバー「……頑張れアサシン」ボソッ

凛「あんた今なんつった」

セイバー「はっ、つい本音が」


46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:13:20.34 ID:ddnUzdvU0.net

アーチャー「くそ、刀が細くてパリィしづらい」

アサシン「弾こうとしても無駄だ、我が剣はそのまま両断するぞ」

アーチャー「こうなったら……」

アサシン「止めだ、燕返し!」ヒュヒュヒュンッ

凛「同時に三撃!?」

セイバー「あれでは私の剣でも一太刀受けている間に残りの二つで斬られてしまいます!私でも立ち向かえないのにアーチャーではいわずもがな……」


47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:14:52.79 ID:ddnUzdvU0.net

アーチャー「はっ!」パシパシパシッ

アサシン「なっ、指で白刃取りだと!?」

士郎「右手、左手、左足の指で全部受けた、か。流石だなアーチャー」

アーチャー「弾けないのであれば掴むまで。そしてまだ右足が残っている!はあっ!」ブンッ

アサシン「ぐああああっ!」ドガッスゥ

アーチャー「他愛もない」

凛「で、なんだっけ?私でも立ち向かえない……だっけ?」

セイバー「……次行きましょう!キャスターが本命です!」


50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:17:08.10 ID:ddnUzdvU0.net

キャスター「来たわね……」

セイバー「来ましたともキャスター!さあ!さあ早く私に魔術を!およそ現代の魔術師では到達しえないほどの魔術をぶつけてきなさい!」

キャスター「な、なんだか妙に張り切ってるわねセイバー……でも残念ながらあなたが戦うのは宗一郎様よ」

セイバー「なっ、ただの人間ではありませんか!」

キャスター「いいえ、この宗一郎さまは卓越した技術に加え、拳を私の魔術で強化してあります。並みのサーヴァントなら一撃で」

アーチャー「強化された人間だと?」

士郎「あ、先生だ」

キャスター「なにそこの超強化人間」ガクガクブルブル


52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:20:38.53 ID:ddnUzdvU0.net

アーチャー「あっけなかったな」

士郎「やっぱ魔術師は筋肉が足りてないな」

セイバー「……あ、あれ?何か不当に時間が飛ばされた気が……私の出番は?」

凛「そうね、最初はセイバーも頑張って対魔力で魔術の打ち消しやってたけど途中から必要なくなって手持無沙汰になってたわね」

士郎「キャスターっていうからどれほどの魔術かと思ったけど大したことなかったな」

アーチャー「鍛え上げた筋肉の前に魔術などという小手先の技は通用せんということだ」

凛「ホントあんたらなんで聖杯戦争に割り込んできたのよ」

セイバー「出番……」


54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:22:51.39 ID:ddnUzdvU0.net

凛「後はランサーだけか。もう負ける気がしないんだけど」

ギルガメッシュ「はーっはっはっは!我の嫁となれセイバー!」

セイバー「なっ、お前は前回の聖杯戦争のアーチャー!なぜここに!」

                ゲートオブバビロン
ギルガメッシュ「説明省略!王の財宝!」バシュバシュバシュバシュバシュ

アーチャー「パリィ!」ガキンッ

士郎「パリィ!」ガキンッ

ギルガメッシュ「なにこいつらこわい」


56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:25:17.67 ID:ddnUzdvU0.net

                              エ ヌ マ エ リ シ ュ 
ギルガメッシュ「ええい面倒だまとめて塵になれ!天地乖離す開闢の星!」

凛「なんて魔力の渦なの……!まるで次元を割くような魔力の暴風よ……!」

セイバー「くっ、あれでは私の聖剣をもってしても相打ちにできるかどうか……」

アーチャー「衛宮士郎、合体だ!」

士郎「よし、いくぞアーチャー!」

凛「え、合体?」

          ジャイアントスイング
アーチャー士郎「筋肉竜巻旋風!!!!」


59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:27:25.45 ID:ddnUzdvU0.net

凛「士郎の足を抱えたアーチャーが猛烈な勢いで回転してる!」

セイバー「その回転で生まれた渦が物凄い勢いで風と魔力を集めています!」

凛「そのまま大きくなった風が金ぴかの宝具を……」

セイバー「押し返したぁーーーー!!!」

ギルガメッシュ「ぐっ、まさかこの我が貴様のようなただの筋肉に……!!」スゥ

凛「なるほど、回す側の筋肉と回される側の筋肉、両者がいなければ成立しない技だったのね」

セイバー「あ、聖杯が出現してますよ。早いですね」


60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:30:17.81 ID:ddnUzdvU0.net

凛「あと残ったサーヴァントはアーチャーとセイバーとランサーだけか」

綺礼「ランサーなら色々嫌になって自害したぞ」

凛「じゃああとアーチャーとセイバーだけか。で、どうする?私は叶えたい望み特にないけど」

アーチャー「私は力道山の試合を生で見てみたいのだが」

士郎「あ、俺と一緒だ」

セイバー「じゃあ我々が頂くということでいいでしょうか」

聖杯「いいよー」ドロドロ


61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:32:29.14 ID:ddnUzdvU0.net

凛「うわなんかドロドロしてる。あれ真っ当な聖杯じゃないわよ絶対」

アーチャー「まるでコレステロールだらけの血液のようだな。運動が足りんぞ運動が」

士郎「しょうがないな、ちょっと聖杯と一緒に運動してくるか」

セイバー「は?あの、何を言って」

士郎「俺が編み出したシローズブートキャンプに参加すれば一ヶ月で50kg痩せられるんだ。これをやれば聖杯も綺麗な身体に戻るだろう」

凛「1000人参加して999人が脱落した幻の夏キャンプを思い出すわね」

アーチャー「私も参加しよう」

士郎「よし、じゃあ聖杯と俺とアーチャーで今年の冬は熱く燃えるぞ!」


63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:34:53.58 ID:ddnUzdvU0.net

一ヶ月後

聖杯「綺麗になったよ」キラキラキラ

セイバー「おお、純粋な魔力で満ちている……!」

士郎「よく頑張ったよ聖杯は」

アーチャー「私もより一層ビルドアップできたよ」

綺礼「私もなんだか心が軽くなったよ」キラキラ

凛「うわ、綺礼が綺麗になってる」

綺礼「人類に皆等しく神の愛を。ああ、世界は美しいもので溢れている」

士郎「これにて一件落着!」

アーチャー「ああそういえば凛、冬キャンプしてるうちにいつの間にか受肉していたからこれからもよろしく」

凛「もう何が起きても驚かないわよ」


64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:36:27.23 ID:ddnUzdvU0.net

セイバー「なんか、駄目ですこれでは!すごく納得いきません!」

士郎「なんでさ。聖杯も手に入れたしセイバーも自分の願い叶えたらいいじゃないか」

セイバー「今最も欲しいものは出番です!願わくば此度の聖杯戦争、最初からやり直したい!私が圧倒的に活躍するようなシナリオで!」

聖杯「いいよー」ピカッ

士郎「ということは、セイバーが筋肉になるってことかな」

聖杯「それもいいよー」ピカッ

セイバー「!?だ、駄目ですシロウ!私は筋肉ダルマにはなりたくありまs……!」


66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:38:07.22 ID:ddnUzdvU0.net

セイバー「……はっ!?ゆ、夢か……恐ろしい夢を見ました」

セイバー「ここは……シロウの家?そういえば、昨晩はアーチャーを撃退したようなしてないような……」

セイバー「しかし今はいつでしょうか……リアリティのある夢だったので時間があやふやになってしまいましたが」ムクッ

セイバー「おや、私はこんなに背が高かったでしょうか……こころなしか腕も脚も首も太く……なって……」

セイバー「……こ、この身体はまさか……!?」ムキッ






67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:38:41.88 ID:6Na9781r0.net

セイバーwwwwwwww


68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:41:08.91 ID:RnCCZdzU0.net

おつ

なんでさ


69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:41:31.86 ID:qtKerQvC0.net




70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/12/31(水) 21:42:49.71 ID:0FTeb70G0.net

乙でさ



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