30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:19:03.58 ID:CxRvAVs00
サーラマ「急にどうしたのよ?」
コボリー「これを見てください!」
バンッ!
サーラマ「なにこれ?」
コボリー「人気投票の結果です!」
サーラマ「人気投票?」
コボリー「ちょっとちょっとネット依存症のサーラマさんが知らないなんてことあるはずないでしょ?」
サーラマ「いや実際知らないし……」
サーラマ「っていうかネット依存症じゃなくてつぶやいてるだけだから」
コボリー「スマホが! 手放せて! いないことにっ! 変わりはないでしょうっ!?」
サーラマ「なんか今日のコボリー元気だね……」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:20:54.50 ID:CxRvAVs00
サーラマ「で、これがその結果?」
コボリー「そうですっ」
サーラマ「えっと……一位がいすずさんで、二位がラティファ様」
サーラマ「へぇ~……まぁでも納得かな」
コボリー「で、三位は?」
サーラマ「三位は……シルフィー!?」
コボリー「当たり前でしょうっ!?」
サーラマ「えぇっ!?」
コボリー「ミュースさんだと思いました?」
コボリー「残念! シルフィーさんでしたぁっ!」
サーラマ「ちょっ、そんなこと思ってないし!」
サーラマ「っていうか今日のコボリーちょっとウザいよっ!」
コボリー「そりゃウザくもなるよ! キャラだって変わるよ!」
サーラマ「な、なんなのよ……今日のコボリーはなんか勢いあるね……いつもそれだったら良いのに」
コボリー「色々、模索中なんです……」
サーラマ「模索?」
コボリー「ともかく、どんどん見てください」
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:22:32.31 ID:CxRvAVs00
サーラマ「四位がミュースで、五位があたし……」
コボリー「あ、今順位が近くて嬉しいって思いましたね?」
サーラマ「そ、そんなこと思ってねぇし!」
サーラマ「それよりもっ! 四人の中で一番下だからそんな感じになってるの?」
サーラマ「気にすることないって。一つ上のあたしが言っても嫌味にしかなんないんだろうけど、六位でも十分じゃん」
コボリー「ふっ……」
サーラマ「?」
コボリー「そうだったらどれだけ良かったか……」
サーラマ「??」
コボリー「良いですから、次です次」
サーラマ「次ってそりゃコボ――」
サーラマ「――え?」
六位:ティラミー
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:33:41.04 ID:CxRvAVs00
サーラマ「…………」
コボリー「…………」
サーラマ「……あ、ま、まぁほら、メインマスコットだし」
サーラマ「マカロンさんとモッフルさんに負けるのは仕方ないって」
コボリー「……もう、見ましたよね? サーラマさん」
サーラマ「え……っと」
コボリー「ティラミーさんとモッフルさんの間の順位の人、見ちゃいましたよね」
サーラマ「いや……うん、まぁ、ね」
七位:中城椎菜
八位:モッフル
九位:コボリー
サーラマ「でも、ベスト十には入ってるし、気にすることないよ」
サーラマ「ほら、支配人代行には勝ってるし!」
サーラマ「それにほら、これ票数一緒でしょ?」
サーラマ「なんでこういう順番になってるのか分からないけど、これって同率で七位ってことだからね?」
コボリー「でもサーラマさん、普通に私を九位だと思いましたよね?」
サーラマ「……まぁ……」
コボリー「そのせいで私、いらない子って言われてるんですよっ!」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:35:40.16 ID:CxRvAVs00
サーラマ「そ、そんなことないって! いるに決まってんじゃん!」
コボリー「えぇ……皆さんならそう言ってくれるのは分かってるんです」
コボリー「でも……それでも私は!」
コボリー「四人の中で一番下でも良いから、四人で並んだ順位が見たかった!」
サーラマ「コボリー……」
コボリー「というわけで、人気を獲得したいと思いまして」
サーラマ「それでアレ……」
コボリー「それと、これからは純愛路線でいってみようかと」
サーラマ「……え? 今までのは全部前置き?」
コボリー「そうですよ?」
サーラマ(長い……)
サーラマ「っていうか、純愛路線?」
コボリー「はい」
サーラマ「じゃあ、腐るのを止めるの?」
コボリー「止めませんよ?」
サーラマ「あれ?」
コボリー「カップル厨になろうかと」
サーラマ「かっぷるちゅう?」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:41:57.19 ID:CxRvAVs00
コボリー「私、今まで男性の肉体の絡みばかり妄想してましたけど」
コボリー「そろそろシチュエーションとか踏まえて妄想していこうかと思いまして」
コボリー「上級者とも言える鉛筆×消しゴムとか、そういうのが出来るようになろうかと」
コボリー「その訓練のためにまずは純愛路線での妄想とかしていこうかな、と」
コボリー「まずは男女での恋愛模様を……ね、という訳でして」
コボリー「これです」
トン
コボリー「このノートに書いていこうかと」
コボリー「そしてその後他の男性キャストに変えたりしてシチュエーションを楽しむようにして、妄想逞しいキャラになろうと思います」
サーラマ「いや思いますって言われても……」
サーラマ(それで人気が上がるように思えないなぁ)
サーラマ「っていうか、なんでその話をあたしに?」
コボリー「…………」
サーラマ「……?」
コボリー「……その……こんなこと言っても、信じてもらえないかもしれないんですけど……」
サーラマ「なによ」
コボリー「もっと、サーラマさんとお話したいと思いまして」
サーラマ「え?」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:49:47.34 ID:CxRvAVs00
コボリー「私、かなり人見知りが激しいじゃないですか……」
コボリー「それでサーラマさんと二人きりで話したことないなぁ、と思いまして」
コボリー「もっと仲良くなりたいですし……」
コボリー「お話、したかったですし……」
サーラマ「それであんな話題?」
コボリー「だって……目を惹くのじゃないと、スマホから目を離してくれなさそうで……」
サーラマ「そんなこと……」
サーラマ(……ないとは言い切れないけど……)
コボリー「つい、テンパり過ぎてしまいましたけど……」
コボリー「それでも、こうしてお話できて、良かったです」
サーラマ「……はぁ……」
サーラマ「あのね、そういうことしなくても、話ぐらいちゃんとするから」
サーラマ「私達、仲間でしょ?」
コボリー「サーラマさん……!」
コボリー「はいっ。ありがとございます!」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:56:33.24 ID:CxRvAVs00
サーラマ「それじゃコボリー、着替えに行きましょ」
コボリー「はいっ」
ガチャ
ミュース「あれ? サーラマもコボリーも、まだ着替えて無かったの?」
コボリー「あ、はい。少し、お話してまして」
ミュース「なんだか、珍しい組み合わせ?」
サーラマ「そう言われないために仲良くなっていくのっ」
サーラマ「ね?」
コボリー「あ……」
コボリー「はいっ!」
ミュース「???」
ミュース(まぁ、仲が良いなら、それで良いよね)
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 22:57:46.29 ID:CxRvAVs00
ミュース「……ん?」
ミュース「これは……人気投票?」
その後、しばらくコボリーに対して優しくなりすぎるミュースがいたとかいないとか……
終わり
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/12/12(金) 23:05:43.37 ID:CxRvAVs00
オチが弱いのは思いつかないから
コボリーたそは誰とでも絡める能力があると思う
でも自分ではもう限界だ…
本当はミュースでも書きたいけど思いつかないよ…
原作読み終わってまたネタ思いついたらスレ立てします
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/12(金) 23:08:48.08 ID:eAnZ6WfCo
おつ!
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/12/13(土) 00:09:59.68 ID:jaaCDj0yo
乙です
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