1: 名無しさん@おーぷん 2015/02/13(金)23:17:29 ID:vEM
やよい「はわっ!千早さん!大丈夫ですよー!ハイ、ターッチ……」フラッ
千早「危ない!……もう、大丈夫じゃないじゃない……」
やよい「すみません……」
千早「忙しいのは分かるけど、ちゃんと寝ないと……ソファで少し寝たらどうかしら?」
やよい「で、でも、美希さんもお昼寝するでしょうし……」
千早「大丈夫、美希には言っておくから」
やよい「あ、でもお仕事……」
千早「ちゃんと起こしてあげるわ」
やよい「そ、それなら……えへへっ、ありがとうございます、千早さん!」
千早「どういたしまして。さ、ゆっくり休んでね」
やよい「はい!」
千早「ふふっ」
春香「……」
4: 名無しさん@おーぷん 2015/02/13(金)23:23:04 ID:vEM
翌日
春香「ふぅー、昨日は全然寝てないなー」チラッ
千早「そうなのね」
春香「そうなの全然寝てないの!一時間くらいしか寝てない!」チラッチラッ
千早「春香、私達はプロなんだからちゃんと健康には気を使わないとダメよ」
春香「……はい」
ガチャリンコ
P「うぉっはょーん!」ピョコリ-ン
千早「おはようございます」
春香「……」
P「ん?なんか元気ないなぁはるるん」
春香「え?あ、あぁ、おはようございます……」
P「ふむ……ちょっと来なさい」
春香「は、はい?」
P「まぁ来いって」
5: 名無しさん@おーぷん 2015/02/13(金)23:29:00 ID:vEM
P「 はぁ?千早に優しくして欲しい?」
春香「はい……昨日睡眠不足のやよいに優しくしてる千早ちゃんを見たら私も……って」
P「なるほどなー……よし、協力してやろう!」
春香「えっ!本当ですか!」
P「あぁ!けど成功したら報酬として春香の脱ぎたて靴下くれよ!」
春香「うっ……く、靴下……!わ、わかりました!あげちゃいます!靴下!」
P「ヒャッホーイ!春香の靴下だー!」
春香「ちゃんと成功してからですからね」
P「俺が協力するんだから成功間違いなし。つまり春香の靴下ゲットも間違いなし!」
春香「は、はぁ……大丈夫かなぁ」
P「なぁに!心配するな!明日から早速行動だ!作戦はな  ̄ ̄」
6: 名無しさん@おーぷん 2015/02/13(金)23:39:41 ID:vEM
春香「……クァァ」
律子「ちょっと春香、目の隈凄いわよ?大丈夫?」
春香「大丈夫です……多分……」
P「おはよう!今日も張り切ってプロー!」
真美「デュース!」
律子「アホみたいな事しないの」
P「言われてるぞ真美」
真美「兄ちゃんの事でしょ」
律子「どっちもよ」
春香「あはは……二人共面白いナァ……」
真美「ねぇ律っちゃん」
律子「なに?」
真美「なんではるるんはゾンビになってるの?」
律子「知らないわよ」
P「はるるーん!なんでそんなにやつれたんですかー!」
春香「なんででしょうネェ……」
真美「真面目にやってきたからだよ!ね?」
春香「……ぐぅ」
P「寝てるな」
真美「オチを逃すなんではるるんらしくないね」
律子「春香はアイドルよ?芸人じゃないのよ?」
8: 名無しさん@おーぷん 2015/02/13(金)23:57:30 ID:vEM
千早「おはようございます」
P「おはよう!今日も可愛いぞ千早!」
千早「……今日はレッスンだけでしたよね?」
P「ああ!俺が付きっ切りだぞ!」
千早「律子じゃ駄目ですか?」
律子「別に構わないわよ」
P「うあうあー、酷いよ千早お姉ちゃーん」
真美「違う違う、うあうあ~」
P「うあうあ~~」
真美「違うってば、うあうあ~」
P「うあうあ~ー。こう?」
真美「違う違う……」
律子「はぁ……なんでこんな人がプロデューサーなのかしら……」
千早「それで、律子に来てもらえると嬉しんだけど……」
律子「任せて、このバカデューサーに千早は危険だしね」
P「うあうあ~!」
真美「それ!完璧だよ兄ちゃん!」
亜美「おめでとう!」
P「ありがとう……っていつの間に!」
亜美「実はお手本の『うあうあ~』は全部亜美がやっていたのだ!」
P「知ってたけどな」
亜美真美『うあうあ~!』
10: 名無しさん@おーぷん 2015/02/14(土)00:14:18 ID:Zs6
春香「ちょっとプロデューサーさん……」
P「ん?あぁ、そろそろだな」
千早「
11: >>10ミス 2015/02/14(土)00:21:03 ID:Zs6
春香「ちょっとプロデューサーさん……」
P「ん?あぁ、そろそろな」
春香「うっ……バタンキュー」パタリ
P「わー、春香が倒れたー」
亜美「えぇー!はるるん大丈夫??」
真美「律っちゃんなんとかしてー!」
律子「な、なんとかって……!」
P「千早!」
千早「は、はい!」
P「春香をソファに運んでくれ!」
千早「え、ですが私の力では春香は……」
P「ええい!亜美!真美!」
亜美真美『イエッサー!』
春香「きゅー……」
千早「わかりました……」
亜美「せーので上げるからね!」
真美「行くよ!」
千早「せーの!」ブゥン!
春香「きゅー……ガフッ!」ゴスッ
真美「あぁっ!はるるんが勢い余って天井に!」
亜美「はるるんの青いリボンが紫に!」
P「は、春香!春香ー!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄
16: 名無しさん@おーぷん 2015/02/14(土)00:36:47 ID:Zs6
春香「う、うーん……ここは……」
千早「……はるかぁ!」ガバッ
春香「うえぇ!?ち、千早ちゃんどうしたの!」
千早「わ、私のせいで春香のリボンが汚れて……」
春香「私じゃなくてリボンに対する謝罪なの……?」
千早「……ご、ごめんなさい……なんだか、は、恥じゅかしくて……」
春香(うわー、なんだ可愛いなぁあ!これはプロデューサーさんに靴下とハンカチもサービスしないとだね!)
千早「その、お、怒ってない……?」
春香「そんな、元はと言えばちゃんと寝てなかった私が悪いんだから、謝らないで……」
千早「優しいのね……春香……」ドキドキ
春香「千早ちゃん……」ドキドキ
ガララッ!
P「春香ー!お見舞いだぞー!」
春香「……はぁ」
P「春香!起きてたのか!うおーん、俺は猛烈に嬉しいぜ!」
千早「あの、少し静かに……」
律子「そうですよ、あなたがいては春香も休めないでしょうから」ガシッ
P「え?ちょっとどこに連れてくんだ……!」ズルズル
千早「……ね、春香」
春香「なぁに?」
千早「続きは私の部屋で……ね?」
春香「え、う、うん……///」
17: 名無しさん@おーぷん 2015/02/14(土)01:08:15 ID:Zs6
数日後
P「あー、なんか最近春香と千早が仲良いよなぁ」
真美「だねぇ」
亜美「付き合ってるんだよ多分」
P「突き合ってるのか……」
亜美「多分それ違うよ」
真美「律っちゃーん、兄ちゃんがセクハラだよー」
律子「はぁ、またですか……社長に報告しときますね」
P「ま、待て律子!今回報告されたら俺のクビが危険で危ない……!」
18: 名無しさん@おーぷん 2015/02/14(土)01:13:07 ID:Zs6
律子「知りませんよ」
真美「まぁセクハラ兄ちゃんよりイケメン兄ちゃんの方がいいよねー」
亜美「多分兄ちゃんよりイケメンが次は来るよねー」
P「んなこたぁねえ!俺はお前らのためなら何だってするぞ!」
真美「じゃあじゃあ、真美はケーキ食べたい!」
亜美「亜美はプリンが良いなー!」
律子「私は……エクレアで」
P「え、いやそれは……」
律子「社長……報告……」
P「行ってきます」
春香「ふふっ、プロデューサーさんも大変だね」
千早「そうみたいね。ねぇ春香」
春香「どうしたの?」
千早「クッキー、食べたいわ」
春香「……もう、甘えん坊なんだから」
 ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
P「財布が軽い……」グスッ
おわり
19: 名無しさん@おーぷん 2015/02/14(土)01:14:22 ID:Zs6
読んでくれた人ありがとう。
グダッてしまう癖はまだ治らない……
20: 名無しさん@おーぷん 2015/02/14(土)01:37:07 ID:P2X
面白かった
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