1 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 21:59:50 ID:3otlX.6g0
エレン「一緒にご飯食べよ!」
ジャン「うん、いいよ!」
エレン「また俺に立体機動のコツ教えてくれよ!」
ジャン「もちろん!」
エレン「ジャンは頼りになるなあ!」キラキラ
ジャン「やめろよ、照れるだろ//」
ミカサ「……」ジー
エレン「ミカサ?」
エレン(今日も可愛いな//)
ジャン「ハァ……」
2 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 22:04:26 ID:3otlX.6g0
ミカサ「エレン、ジャンから離れて。ジャンは私のもの」
ジャン「はぁ? いつ俺がお前のものになったんだよ? 気持ち悪ぃから失せろストーカー女」
ミカサ「!!」ガーン
エレン「おっおい! そんな言い方……」
ジャン「ほっとけよ。行こうぜエレン」スタスタ
ミカサ「……」シュン
ミカサ「ジャン……ジャン……」グスグス
アニ「ミカサ! どうしたの?」ダッ
ミカサ「ジャン……ジャン……」グスグス
アニ「こんなか弱い女の子を泣かせるなんて、あいつは大馬鹿野郎だね」
ミカサ「アニ……」
アニ「私はあんたの親友。何でも相談してくれよ」ニコッ
ミカサ「アニ、ありがとう//」ダキッ
3 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 22:10:50 ID:3otlX.6g0
ジャン「――そんな時は強めに吹かして惰性で移動するんだ。そのほうがガスの消費が少なくて済む」ペラペラ
エレン「くぅ~! 簡単に言ってくれるぜ!」
ジャン「まぁ、誰にでもできることじゃねえだろうな」ドヤァ
エレン「やっぱりジャンは凄いなあ!」キラキラ
ジャン「俺だって対人格闘じゃお前に敵わねえよ//」
クリスタ「あはは! あいつらホント仲いいなww ユミルもそう思わねえ?」バシバシ
ユミル「う、うん……そうだね」
ライナー(ユミル可愛ぃ……結婚しょ)ポッ
クリスタ「あぁ? 脳筋ゴリラに私のユミルを渡すわけねーだろうが」ギロッ
ライナー「ふぇぇ……クリスタ怖いよぉ」ガクブル
ベルトルト「ライナー、僕の胸で泣けよ」キリッ
ライナー「ふぇ~ん」ダキッ
クリスタ「きもっ」
4 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 22:13:30 ID:3otlX.6g0
アルミン「ブボッwwwwwwwwwライナーwwwwwwwwwwww」
アルミン「くやしいのうwwwwwwwwwwくやしいのうwwwwwwwww」
サシャ「はぁ……」
アルミン「なんじゃwwwwww辛気臭い顔しよってからにwwwwwwww」
サシャ「ええ……あんまり食欲が無くて……」ゲッソリ
アルミン「んじゃワシが貰ったるでwwwwwwwええのんかwwwwww」
アルミン「パンうめえwwwwwwwwwwwwwwww」ムシャムシャ
サシャ「アルミン、少しは慎みを覚えましょうよ……」
5 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 22:18:45 ID:3otlX.6g0
エレン「対人格闘のコツはだな~、まずこうやって足払いを……」
ジャン「バカ、人前でやめろよ//」
エレン「ごっめぇ~ん☆」テヘッ
ジャン「謝る気あんのかよww」
エレン「俺、もっとジャンの話聞きたいなぁ//」キラキラ
ジャン「しょうがねぇなぁ// それじゃ――」ペラペラ
マルコ「うるっせえなぁ……」
コニー「どうしたんだ?」
マルコ「いや、何でもないよ。それよりコニー、また勉強教えてくれよ」
コニー「ああ、いつでもいいぞ」キリッ
マルコ「さすが座学トップは頼りになるなぁ//」
コニー「ははっ、よしてくれよ」
6 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 22:24:40 ID:3otlX.6g0
ジャン「――ってわけだ。憲兵団に入りたいなら覚えておいて損はないぜ」
エレン「ああ……王のそばで働けるなんて光栄だなぁ……」
ジャン「とか言って、内地で快適に暮らしたいだけなんだろ~?」ツンツン
エレン「へへっ、バレちったか☆」テヘペロ
マルコ「内地が快適だと……?」
ジャン「は? 何か言ったかソバカス野郎」
マルコ「お前の脳内のほうがよっぽど快適だろ、クズ野郎が」ペッ
ジャン「何だとテメェ……!」ガタッ
アルミン「おっ? 喧嘩か? やってまえwwwwwww」
エレン「や、やめなよ~二人とも」オロオロ
コニー「そうだぞ。皆の迷惑も考えるべきだ」
マルコ「……あぁ、そうだな……」スッ
ジャン「けっ! 命拾いしたな、腰抜けが!」
アルミン「何じゃ、やらんのか……つまらんのう」
7 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 22:33:11 ID:3otlX.6g0
翌日
ジャン「おーいエレン! 今日も一緒に飯食おうぜ!」
エレン「は? 何でお前なんかと」
ジャン「何言ってんだよ! 俺たち親友だろ?」キラキラ
エレン「はぁ……? よせよ気色悪ぃ」
ミカサ「ジャン、エレンが嫌がってる」キッ
ジャン「あー、お前はうっとうしいからついてくんな」シッシッ
コニー「え? お前ミカサが好きなんじゃなかったっけ?」
アルミン「コニー! 本人の前でそんなこと……!」
ジャン「は? 好きなわけねぇだろこんな根暗女」ナイナイ
ミカサ「私もあなたが嫌い。なので、特に問題はない」ギロッ
コニー「何だ、好きじゃねえのか。だったらいいや」
クリスタ「そういう問題じゃないと思うけど……」オロオロ
ユミル「何だ? またコイツらもめてんのか。 バカはほっといて行こうぜクリスタ」
8 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 22:38:34 ID:3otlX.6g0
ジャン「ハハッwwwやっぱ嫌いだったのかwww」
ジャン「毎日嫌がらせみたいに俺をつけ回してたもんなお前wwww」
エレン「こいつ頭でも打ったのか?」
アルミン「分からない……」
マルコ「ジャン、今日のお前なんか変だぞ?」
ジャン「うっせえな! 話しかけんじゃねえよソバカス」ドンッ
マルコ「うわっ!」ドサッ
エレン「!? マルコはお前の友達だろ!? 何やってんだ!」
ジャン「はぁ? この腰抜けが俺の友達? 冗談じゃねえよwww」
マルコ「ぼ、僕のことをそんなふうに思ってたのか! もう絶交だ!」
ライナー「ジャン! もうやめろ!」ガシッ
ジャン「メンヘラは黙ってろ!」
ライナー「ぐぬぬ」
ベルトルト(当たってる……)
サシャ「皆さんご飯が冷めちゃいますよ~?」モグモグ
9 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 22:52:56 ID:3otlX.6g0
翌日
ジャン「な、なぁマルコ! 何で口きいてくれねーんだよ!」
マルコ「……」プイッ
ジャン「俺が何したって言うんだよ……」
エレン「ジャ~~~~~~~ン///」タタタタッ
ジャン「何だよ死に急ぎ野郎、お前なんかに構ってる暇――」
エレン「今日は俺がお前に対人格闘のコツ教えてやるよ//」デレデレ
ジャン「はああ? 引っ付くなよ気持ち悪い……」
エレン「な、何でそんなこと言うんだよ! 俺たち親友だろ!?」ウルウル
ジャン「何言ってんだお前……頭でも打ったのか?」
ミカサ「……」ジー
10 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 23:02:34 ID:3otlX.6g0
ミカサ「ジャン、エレンから離れて」
エレン(ミカサだ// 今日も可愛い)
ジャン「ミッミカサ// 言われなくても離れてやるよ」パッ
ミカサ「あなたは人として最低。二度とエレンに近づかないで」ギロッ
ジャン「えっ……」ガーン
エレン「俺の親友になんてこと言うんだよ! いくらミカサでも許さないぞ!?」
エレン「行こうぜ、ジャン!」
ミカサ「エレン、そんな……」シュン
ジャン(な、何なんだよ一体!?)
11 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 23:14:07 ID:3otlX.6g0
翌日
マルコ「ジャン、おめーの席ねぇがら」
エレン「何見てんだよ馬面」
ミカサ「私の視界に入らないで」
ジャン「うぅ……」
サシャ「あなたも一人ですか……?」
ジャン「ああ……お前本当にサシャか? 元気ねえな……」
サシャ「ええ……パン食べます?」
ジャン「なっ……! 今度はお前が頭打ったのか!?」
サシャ「ごめんなさい……」
ジャン(昨日のエレンといい……何か変だぞ……?)
12 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 23:20:55 ID:3otlX.6g0
翌日
コニー「ジャン、ちょっといいか? 大事な話がある」
ジャン(今日はこいつがおかしくなってる日だなきっと)
ジャン「ああ、いいぜ」
コニー「おそらく今日は俺がおかしくなってる日だ」
ジャン「なっ! 自覚があんのかよ!?」
コニー「悪いが俺は天才だからな」
ジャン(すげえ頼りがいがある)
コニー「ある日、俺たちの性格がすっかり反転しちまった」
コニー「翌日みんなは元に戻ったが、お前だけはそのままだった」
ジャン「ああ、それでマルコに嫌われてるのか……」
コニー「おかしくなってる時の感覚で会話したんだろうな」
コニー「その次の日はエレン、次の日はサシャ、そして今日は俺……」
コニー「というように、一日に一人ずつ性格が反転していき、次の日には元に戻る」
13 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 23:30:56 ID:3otlX.6g0
ジャン「そうか……で、どうすればいいんだ?」
コニー「一巡したら元に戻るんじゃないか?」
コニー「それまでにマルコと仲直りしておけよ」
ジャン「ありがとう……お前、イイ奴だな」
コニー「やめてくれ。明日にはただのバカに戻ってる」
ジャン「ずっとそのままでいてくれよ、もう……」
ジャン「マルコ! すまなかった! 許してくれ!!」ドゲザ
マルコ「わ、わかったよ……ジャンにも何か事情があったんだよね? 僕もやりすぎたよ……」
ジャン「マルコぉ……」
ジャン(とか言いつつ、あと一日マルコに嫌われなくちゃならないんだよな……)
ジャン(ミカサやほかの連中にはもともと好かれてないし、マルコの誤解が解けりゃそれでいいや……)
ジャン(ミカサ……?)
14 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 23:43:16 ID:3otlX.6g0
ジャン(そうだ! 性格が反転したらミカサは俺のことを好きになってるはず!)
ジャン(自分で考えて悲しくなってきたけど)
ジャン(その日を楽しみに待つとするぜ!)
翌日
ミカサ「ジャン……私……あなたのことが……好き」ポッ
ジャン(来たあああああ! 今日はミカサの日だああああ!)ヒャッホイ
ジャン「お、俺もお前のことが好きだ!!」
ミカサ「ジャン……//」カァァ
ジャン(やべええええ幸せすぎる/// この日が一生続けばいいのに)
ミカサ「ジャン……私のお願い、聞いてくれる……?」
ジャン「お、おう// 何でも言ってくれ」
ミカサ「そう……じゃあ……」
ドスッ
ジャン「え……?」フラッ
15 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 23:48:25 ID:3otlX.6g0
ジャン「うっ……」
ジャン「何だここ……? 倉庫……?」
ミカサ「今はもう使われていない。 人が来る心配もない」
ジャン「ミカサ……!? 何だよこれ、縄ほどいてくれよ!」
ミカサ「駄目。ジャンは私のもの」
ミカサ「誰にも渡さない。触れさせたくない」
ミカサ「だから」
ミカサ「ずっと、私の傍にいてくれる?」
ジャン「な……」
駄目だ、そんなの、
だって、
明日になったら、おまえは、
おれを―――――――――――――
ジャン「うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
おしまい
16 :名無し訓練兵:2014/12/17(水) 23:52:46 ID:3otlX.6g0
書きながら話を考えるもんじゃないですね
案の定グダグダになりました
BRAVE-ACT 1/8 進撃の巨人 エレン・イェーガー
- 関連記事
-
Powered By 画RSS